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雨の日も風の日もいつも可愛い♡崩れにくい巻き髪の作り方
春は髪型を悩ませる風や雨が多い季節。朝、せっかくコテで巻いたヘアスタイルも、夕方にはダレてしまっていること、ありますよね?実は、コテで巻いた後、ハードスプレーをかけるだけでは、手ごわい春の天候には勝てません!
今回は、雨の日も風の日も、巻き髪が崩れにくくなる、簡単なテクニックをいくつかお伝えしましょう。
なぜ崩れるのか??
傷んだ部分から水分が入ってしまうから
髪が傷んでキューティクルが剥がれていたり、開いていると、その部分から空気中の湿気が髪の内部に入り、髪が元の状態(まっすぐ)に戻ろうとします。そのため、普段からしっかりとトリートメントをしたり、髪を傷めないようなシャンプーやブローを心がけましょう。
全ての髪にコテの熱が伝わりきっていないから
髪を巻くときに、一本一本全てに熱が伝わっていないと、徐々にカールがだれてきてしまいます。一度に巻く髪の束が多すぎるのが一因です。
そのため、少し面倒かもしれませんが、巻く前にブロッキングをして、ひと束は少なめに取るようにしましょう。慣れれば簡単にできます。
クセで髪をいじってしまっている可能性も…
髪を触るクセがある女性は多いですが、そのクセがカールを落としてしまっているかもしれません。日中は一つにまとめておいたりして、なるべくカールを触らないように注意しましょう。
同じように、風でなびいた髪はカールが落ちやすいので、通勤時や外出するときは、なるべくまとめておくと良いです。結んだ跡が付きにくい柔らかい素材のシュシュを使ってまとめておくのも、ポイントです。
これで完璧!崩れない巻き方♡
1.スタイリング剤で髪を保護
何も付けずに、素の髪にコテを当てると、キューティクルが剥がれてしまったり、水分が蒸発してパサつきがひどくなり、髪が火傷した状態になってしまいます。そのため、熱から髪を守るために、シリコンを配合したスタイリング剤を使い髪をコーティングすることから始めましょう。
ここで注意したいのが、表面だけではなく、内側もまんべんなくスタイリング剤を付けること。また、なるべく均等に付けるようにしましょう。
プレミアムスリーク ニュアンスアレンジ トリートメント(巻き髪用)(スティーブンノル)
ゆる巻きをキープしたいならコレ。アウトバストリートメントとコテ前のスタイリング剤としての2役をこなすからコスパも◎です。
詳しくみる2.ブローをして髪をニュートラルな状態に
先ほど述べたように、髪は水を含むと元の状態に戻ろうとしてしまいます。そのため、髪はしっかり乾いた状態から巻くことが大切です。そのため、スタイリング剤を付けたらブローをしましょう。
特に、朝シャンプーをする場合は、時間がないと、ドライヤーをおろそかにしがちですが、しっかりと乾かすことが重要です。キューティクルを閉じて、流れを整えることで、コテの熱による髪の傷みも軽減されます。
また、夜シャンプーする場合も、根元から寝ぐせを直すことで、すべて同じ方向に巻くことができるので、お互いのカールがカールをつぶすことなく、キープすることができます。
ブローをして、髪をニュートラルな状態にすることが、非常に大切なポイントなのです。
3.コテは高温&短時間でさっと
いつまでもコテを当てていると髪を傷める原因になりますし、何度も当てたからと言ってカールがキープするわけではありません。そのため、なるべく短時間でさっとカールを付けることが重要です。短時間でカールを付けるにはなるべく高温でするのがおすすめです。健康な髪なら120~150℃、太い髪なら160℃で5秒くらいが目安です。
ヘアビューロン L-type 34.0mm(リュミエリーナ)
使えば使う程髪質が良くなるという噂のコテ。特殊セラミック搭載のバイオプログラミング技術によって、巻くほどにしっとりとした髪に。また、高温で巻いても髪が傷みにくいのも嬉しい特徴です。
詳しくみる4.ほぐすのはまだ我慢
カールを付けたら、手で下からカールを支えて冷えるのを待ちましょう。髪は、冷えるとその形状をキープする性質があるので、温かいままほぐしてしまうと、せっかく付けたカールはすぐにだれてしまいます。
時間がない時は、ドライヤーの冷風を15~20cm離してあてて冷やすと早く冷えます。この時、強風であてては崩れてしまうので遠くから、弱風であてましょう。
5.ハードスプレーとワックスのW使い
髪が冷めたら、ほぐしながらハードスプレーをかけます。これも毛先だけではなく、しっかりまんべんなく全体へかけるようにしましょう。
そして、束感を出したい所にはワックスを付けます。ワックスは付けすぎると重くなり、逆にカールが取れやすくなるので注意してください。
裏ワザ♡こんな方法も…
夕方まではお団子ヘアでもそれをほぐすとゆるふわカールになってる!
今話題の「ソックスカール」をご存知ですか?
寝ている間にカールができちゃうと忙しい女性に人気ですが、これは朝、ソックスを巻いて、夕方ほぐしても良いんです!靴下で巻いている間はお団子ヘア、ほぐせばゆるふわカールと2つのヘアスタイルが楽しめるのも魅力ですね。
ソックスカールの作り方
会社帰りにメイクルームに寄って巻き巻き♪
最近ではヘアケア、メイク、スキンケアなどが手ぶらでできるメイクルームが増えてきています。一時間300円程度からで利用できるので、朝から巻き髪が取れないか心配したくない人にはこんな裏ワザもおすすめです♪
CLUXTA
300円/1時間。パナソニックの最新美容家電も試せる!店舗によっては専門スタッフへの相談もできる。
Dressing Table
800円/30分。資生堂の化粧品、ヘアアイロンなど使い放題。予約も可能です。
VIP LOUNGE TOKYO
300円/1時間フリードリンク付き。化粧品、美容家電、パウダールームが使い放題。
アンジェルブ
300円/1時間。駅にあるから便利。月替りのアロマの香りで癒されながらスタイリングができます♪
30代・40代でこなれ感のあるのはこんなスタイル
カールが取れないことを意識すると、どうしてもしっかり目のカールを付けがちですが、こなれ感を出したいなら、とにかく巻きすぎないことを意識しましょう。先述したポイントさえ押さえれば、ゆる巻きもしっかりキープできるので安心です。
大人かきあげウエーブ
ゆるふわエアリーウェーブ
くせ毛風ワンカールボブ
いかがでしょうか?とっても簡単なポイントを押さえるだけで、一日中巻き髪はキープできます!どんな天候でも常にキレイなヘアスタイルをキープして、余裕のある大人の女性を目指しましょう♡
傷んだ髪や頭皮の汚れをスッキリ癒す!ヘッドスパで極上のリラックス
ドラッグストアのシャンプーコーナーなどで「ヘッドスパ」の文字を見かけることがあります。ヘッドは頭部、スパとは温泉のこと。
「ヘッドの温泉のことね」と、なんとなく見過ごしてしまいますが、英語ではありません。
インドの医学・アーユルヴェーダをヒントに、日本の美容業界で生まれた造語です。
温泉でじっくりカラダを癒すように、頭皮もしっかりリラックスさせれば、育毛や髪質改善に役立ちます。
そのことをヘッドスパと言うのです。
ヘッドスパは種類が豊富!
家庭でできるヘッドスパから、海外へ出かける豪華なヘッドスパまで、存分に楽しみましょう!
1. 炭酸ヘッドスパ 〜炭酸水で髪を洗うと?
炭酸ヘッドスパは、美容院などで行っています。髪と頭皮を炭酸水で洗うものです。
洗髪する時のお湯を炭酸水に変えるだけで、特別な薬剤などは使いません。
いつものお湯のお風呂の代わりに、温泉に行くのと同じようなものです。
なぜ炭酸水なの?
炭酸水で洗髪すると、お湯だけの洗髪では落としにくい髪や頭皮の汚れが落ちます。
スタイリング剤やワックス、シャンプーのシリコンなどには、髪に残留する成分が意外と多く含まれているのです。
炭酸水には、髪に残っている残留物をキレイに取り除く効果があります。髪はサラサラになり、コンディショナーいらずです。
アルカリ分を中和できる!
炭酸水には、ヘアカラーやパーマの薬剤でアルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻す効果もあります。
旅館で美味しいごちそうを食べてから温泉につかると、私たちはリラックスします。
それと同じようなもので、炭酸水で洗髪すると、頭皮も日ごろの疲れを癒せるのです。
2. 頭皮クレンジング 〜いつものヘアオイルでクレンジング!
一日の終わりにクレンジングオイルでメイクオフすると、さっぱりして気分がいいし、気持ちの疲れまで取れる気がします。
実は頭皮も、クレンジングオイルですっきりさせる方法があります。
いつもヘアケアに使っている椿油やあんず油は、頭皮クレンジングに使えるのです。
自宅できる頭皮クレンジングのやり方
- 最初に、お湯で頭皮と髪を充分に濡らします。
- 次に、両手の指先にオイルをなじませ、オイルが体温で温まったら、頭皮のマッサージをします。
- 頭全体を一気にごしごしするのではなく、指を頭皮に密着させ、小さな円を描きながら、少しずつ場所を変えてマッサージを進めていきます。
- 頭皮全体にオイルが行き渡ったら、そのまま数分放置して、オイルと汚れがなじむのを待ちます。
- それからお湯でオイルをすすぎ、普段と同じシャンプーやトリートメントを行います。
いつもと同じシャンプーなのに、頭がすっきりして気持ちいい。そういう仕上がりになっているはずです。
3. クリームバス 〜王妃の髪のお手入れに学ぶ
クリームバスは、インドネシアのジャワ王室を起源とするヘッドスパです。
クリームバスによる癒しを目的にインドネシアへ向かう観光客が多いし、日本の美容室でも行われています。
どんな風にお手入れするの?
ハーブや果実由来のクリームを、たっぷりと贅沢に髪に塗りこみ、ヘッドマッサージ。
花々や果実が香りたつクリームでのお手入れですから、贅沢な気分も味わえます。
髪や頭皮の状態によって、好きなクリームを選べるのもポイント。
髪の細い人は高麗人参、頭皮の乾燥にはアボカドなど、あらゆる素材が揃っています。
誰もが好きな素材で、好みの髪質を目指してお手入れできるというわけです。
クリームバスは、王妃の髪のお手入れ
ジャワ王室では美しい髪の女性が好まれ、美髪は「王妃の王冠」と呼ばれていました。
美髪が王妃への最短距離なのですから、高貴な女性たちとしては、日々のヘアケアに力が入ります。
そうして生まれたのが、インドネシアならではのヘッドスパ・クリームバスでした。
インドネシアの豊かな自然は、美髪に効果的なハーブや果実でいっぱい。
王妃になりたい女性たちは、髪に良いハーブや果実・オイルを配合してクリームを作り、それでヘアケアを行ったのです。
現在では、とくに王妃を目指してない普通の人も、クリームバスを体験できます。
インドネシアの自然の恵みで、リラックスとヘアケアが楽しめるのです。
4. 頭蓋骨矯正 〜痛くない、怖くない
頭蓋骨矯正とヘッドスパを組み合わせた「頭蓋骨矯正ヘッドスパ」が注目されています。
一日中スマホを見下ろしたり、パソコンに向かったり、脚を組むクセがあったり。
日常生活は、頭蓋骨がゆがみそうな動作でいっぱいです。
無理な姿勢だけでなく、過労やストレスでも頭蓋骨は歪んでしまうと言われます。
そのままにしておくと、顔が左右どちらかに傾いて見えたり、頭蓋骨を保護している頭皮も一緒に歪んだり。頭の形が悪くなることもあります。
見かけの問題だけでなく、頭蓋骨が歪むと、周囲にある神経やリンパも歪みます。
不眠や頭痛が起きたり、体調不良につながりかねないのです。
頭蓋骨矯正といっても、頭をつかまれたり、痛くて怖いことをするのではありません。
専門知識のあるスタッフが、頭のツボを優しく押すことで、頭蓋骨の歪みをとっていきます。
頭のツボを押しただけなのに、顔つき全体の歪みがとれていき、明るい表情に変わるそうです。
5. アーユルヴェーダ 〜全身を癒せば、頭皮も元気!
アーユルヴェーダはインド伝統の医学です。
で、すませてしまう解説が多いのですが、
本来のアーユルヴェーダは、より良い生命のあり方を目指す広大な学問です。
医学・健康・美容・人生の知恵、倖せとはなにかを追及する思想や哲学も、アーユルヴェーダの守備範囲。
アーユルヴェーダは、頭の中の人生哲学も、頭の外側のヘアケアも追求できる、なんだかステキな学術分野なのです。
アーユルヴェーダの考え方はこちらのサイトも参考になります。
→ アーユルヴェーダ ライフ|アーユルヴェーダの基本理論
アーユルヴェーダにおけるヘッドスパとは
アーユルヴェーダでヘッドスパを極める場合、「心身を健康にすることで、頭皮を健康にする」という考えからスタートします。
体調や体質に合ったオイルを選び、ヘッドマッサージはもちろん、首や肩など広い範囲をマッサージしていきます。
カラダにたまった毒素を追い出すことで、カラダの自然治癒力を高め、そのチカラで頭皮や髪が健康になるのです。
心地よいオイルの香りに包まれて、じっくりと時間をかけて全身のお手入れをする。
そういうリラックスタイムも、全身と頭皮を癒してくれます。
6. シーロダーラ 〜最高のヘッドスパ?!
究極のヘッドスパ。至高のヘッドスパ。と言われるものは数多くありますが、おそらくこれが最高のヘッドスパであろう!と思われるのが、シーロダーラです。
シーロダーラは、アーユルヴェーダで行うヘッドスパの一種で、もっとも代表的なもの。
多くのアーユルヴェーダ専門店が、公式サイトのトップページなど、目立つところにシーロダーラの写真を掲げています。
日本にも専門店がありますし、多くの観光客がシーロダーラの本場・スリランカまで出かけます。
あえてそのために飛行機に乗るほど、極上の時間が待っているのです。
癒しすぎるヘッドスパ?!寝てしまう人が多い
やってる途中で寝てしまう。
という人がきわめて多いのが、シーロダーラの特徴。
髪や頭皮の汚れを取り去るだけでなく、脳の疲れも取り払ってデトックスします。
表現する言葉がないくらい、心地よいリラックスが味わえるのです。
どんな風に行うの?
シーロダーラを行う前に、心身をリラックスさせるため、全身マッサージを行います。
次に顔を天井に向けて、仰向けで横になった状態で、シーロダーラが行われます。
専用の道具を使い、額の中央、眉間に当たるように、ゆっくりとオイルを流し続けるのです。
オイルはゴマ油か、ゴマ油をメインとしたブレンドオイルが使われます。
目に当たらない位置に、ほんの少しずつたらしますから、オイルが目に入る心配はありません。
額にゴマ油の細い糸が当たり続けるという感触は、シーロダーラならではのもの。
脳に極上のリラックスを与え、ほとんどの人が瞑想状態になるそうです。
シーロダーラのやり方
カラダは温泉に入れますが、アタマは温泉に入れません。
炭酸水やクリームバス、思いきってスリランカへシーロダーラの旅。
たまにはアタマにも、温泉気分のリラックスを与えてみてはいかがでしょう。
自然乾燥は逆効果!?正しいドライヤーの使い方で美髪になろう!
天使の輪とも形容されるツヤツヤの美髪は女性の憧れ。反対に枝毛や切れ毛、クシクシ・パサパサの痛んだ髪はとてもげんなりしてしまいますよね。
ノンシリコンのシャンプーを選んでみたり、トリートメントのダメージケア成分を気にしてみたり、という努力もあるかと思います。
しかし、ドライヤーの使い方を見直すことが、美髪へと近づくヘアケアになることを知っていますか?
正しいドライヤーで、ツヤツヤの美しいキレイ髪を手に入れましょう!
ドライヤーのメリット!自然乾燥NGの理由とは
きちんとドライヤーを使っていますか?面倒がってドライヤーで乾かさず、ついつい自然乾燥にまかせてしまっているという人も実際にいます。
ドライヤーの熱が髪にダメージを与える可能性があるのは周知のことですが、だからといって乾かさないのはさらに大きなリスクが伴います。正しく使えばドライヤー乾燥は安全です。
美髪を目指すのであれば自然乾燥は絶対にNG!ダメージ髪の危険信号と言える理由について説明します。
濡れ髪は頭皮を冷やして血行不良を起こす
髪を濡れたまま放置すると、頭皮の温度がどんどん冷やされて、血行不良になり髪が栄養不足になります。
濡れた肌に風があたるとヒンヤリするのは誰しも経験したことがあるかと思います。
これは汗で体温調節する仕組みと同じなのですが、水が水蒸気に変わるときに熱を奪っていく現象(気化熱)によるものです。
つまり、水に濡れていると冷えていくこと、これはどんな場合についても起こるということです。
海やプールから上がったときに、身体が冷えてガチガチに寒くなったりすることもありますよね。
それと同じことが、お風呂上りの頭皮にも起こっているのです。
極度に冷えることで血行が阻害され、その結果、毛根に十分に栄養が行きわたらなくなり、髪の栄養不足状態が起こります。
十分な栄養がないことで、髪質はどんどん悪くなり、パサつき・カサつき、それどころか抜け毛・薄毛の原因にもなります。
濡れているとキューティクルが剥がれやすい
髪の毛は濡れていると、キューティクルが開いていて、剥がれやすい状態となっています。
その状態で放置するのは、ダメージの危険性が高いです。
髪が濡れているとき、髪の内部のたんぱく質が水分を含んで膨らんでいる状態になっています。
この膨らんだタンパク質が内側からキューティクル層を押し上げて、結果としてキューティクルが開いている・めくれ上がっている状況ができます。
濡れた髪のクシクシ・ギシギシとした手触りでも、キューティクルが開いているのがわかりますよね。
キューティクルは髪のバリアとなっていますので、剥がれてしまうと枝毛・切れ毛の原因になります。
湿気は雑菌の温床になる
頭皮が湿気でジメジメした状態のまま放置すると、菌が繁殖し、抜け毛・湿疹を引き起こす要因になります。
雑菌は高温多湿を好んで繁殖し、逆に乾燥にはとても弱いものです。実際、服などは特別な薬剤を使用しなくても、乾燥させるだけで99%除菌できるとも言われています。
髪と頭皮を乾かさずに放置すると、雑菌にとってはありがたい温床となってしまいます。
これらの雑菌は髪のダメージの原因となるだけでなく、フケ・カユミ・ニオイも引き起こしますので、女性にとっては大敵ですね。
美髪になる正しいドライヤーの使い方!実践編
髪と頭皮を濡れたままにすることの恐ろしさについて説明しましたが、そう考えるとお風呂上りは一刻も早く乾かしたいですよね。
次は実践編として、プロも実践している正しいドライヤーの使い方を紹介していきます。
といっても、難しい技術は必要ありません。きちんとポイントを押さえて手順を進めることで、誰でもできる方法です。
まず、髪を乾かすときは、洗面所などの湿った場所よりも、お部屋など乾いた場所で行うのがよいです。
そして、手順は以下の5つの工程です。
- しっかりタオルドライ
- 20cmの距離をキープして温風乾燥
- 頭皮から毛先にかけて乾かす
- 冷風でキューティクルを引き締める
- 髪が乾いたらブラッシング
それでは、それぞれのポイントを詳しく紹介していきます。
しっかりタオルドライ
入浴終わりにまず行うのはタオルドライです。
早く乾かしたいからとすぐにドライヤーをしても逆効果、しっかりタオルで水分をとることが重要です。
髪を乾かすのは、このタオルドライが8割と言われています。
どういうことかと言うと、濡れた髪の80%の水分はタオルで吸収でき、タオルで取りきれない残り20%をドライヤーで乾燥させる、ということです。
いきなりドライヤーだと、単純計算で5倍近くの時間がかかることになり、その分、髪に与える熱ダメージが大きくなります。
まずはタオルでしっかり水気を取ることが髪にとって最良の選択肢となる訳ですね。
前述の通り、濡れた髪はキューティクルが開いていますので、強くゴシゴシ拭かないように。
髪にタオルを押し当てるように、やさしくしっかり水気をとっていきましょう。
タオルドライの後に、ティッシュペーパーを使った「ティッシュドライ」をすると、この後のドライヤーの時間を短縮できます。
20cmの距離をキープして温風乾燥
タオルドライの次はいよいよドライヤー乾燥です。
このとき、ドライヤーと髪・頭皮の距離を20cmにキープすることを心掛けてください。
ドライヤーが近すぎると、熱により髪が変性してしまう可能性があるからです。
髪を暖めるとキューティクルが開いてきますが、髪の温度が60度未満の範囲内であれば、冷ますことでキューティクルを閉じさせることができます。
ただし、70度を超えるとタンパク質が固まってしまい、キューティクルが開いたまま閉じなくなってしまいます。
その温度をちょうど良く維持するのが、20cmの距離ということになります。
また、一部分に熱風があたらないよう、ドライヤーの首を振って乾かすようにしましょう。
頭皮から毛先にかけて乾かす
ドライヤー乾燥の手順ですが、乾きにくいところから乾かすというのが原則です。
頭の中で乾きにくい部分はまず頭皮と髪の根元、特に襟足部分は湿気が残りやすい部分ですので、ここから乾かしていきましょう。
その後に、髪全体、そして毛先という順番で乾かしていけば、効率がよく時短にもなります。
このとき気をつけたいのが、毛先が乾き過ぎないようにすることです。
根元を乾かすときには、毛先に風が当たらないように気をつけなければいけません。
また、鏡に向かって自分でドライヤーをかけるとき、どうしても目に見えない頭の後ろの髪に、乾燥残しが起こりがちです。
全体的に満遍無く乾かすように心掛けましょう。
ただし、乾かしすぎて髪の水分量が必要以上失われるのも避けましょう。
髪を触ってみて、程よく健康的な水気を感じる程度まで乾燥させればオーケーです。
冷風でキューティクルを引き締める
美髪になるためのドライヤーの使い方で一番大きいのは、温風乾燥のあとに、冷風をあてるということです。
ドライヤーの冷風機能って、よくわからなくて使っていないという人も多いですよね。
実はこの冷風というのは、キューティクルを引き締めるためにあります。
前述しましたが、濡れた髪はキューティクルが開いた状態です。また、ドライヤーで温風乾燥したあとの温まった髪も、やはり温度でキューティクルが開いた状態です。
このドライヤーの熱で開いたキューティクルを、冷風で冷ましてきちんと閉めることが重要なのです。
髪が乾いたらブラッシング
乾かしたままの上体ではボサボサですので、最後にブラッシングをしましょう。
ちゃんとキューティクルが閉じた状態で行うのがポイントですね。
ブラッシングには、絡まった髪をほぐすという効果と、髪の水分と油分を程よく調整する効果があります。
ツヤのある美髪には、ドライヤー後のブラッシングも大事な工程です。
また、髪をブラッシングすることによって、適度に頭皮が刺激されて、血行が良くなるという利点もあります。
このマッサージ効果によって、ハリのあるしなやかな髪に育てる効果も期待できます。
毎日のドライヤーでハリツヤ美髪をゲット!
美髪を手に入れるための正しいドライヤーの使い方を紹介してきましたが、読んで分かって頂けた通り、難しいことは特にありません。
強いて言うなれば、髪の温度が上がり過ぎないように保つのが難しいと感じるかも知れません。
どうしても心配というときは、風温が60度以下に保たれるように作られた、低温ドライヤーという商品もあります。
ドライヤーもいろいろな商品がありますが、まずは正しい使い方を見直して、毎日きちんと実践することが一番大切なことです。
切れ毛・枝毛をどうにかしたい…正しいヘアケア方法とおすすめシャンプー
年齢とともに増えてくるのが髪の悩み。
そのうちの一つに髪の毛のダメージがあります。
髪の毛のダメージが進むと、枝毛や切れ毛が目立つように。
切れ毛や枝毛は、できてしまうともう修復できません。
ですから、そうなる前の予防策が大切なのです。
そこで今回は、切れ毛や枝毛ができる原因と、その予防法について詳しくお伝えしていきましょう。
切れ毛と枝毛、症状は違うけど起こるときの髪の状態は同じ
髪のダメージとともに増える切れ毛や枝毛。
では切れ毛や枝毛ができるとき、髪の毛はどのような状態になっているのでしょうか?
まず切れ毛とは、髪の毛が途中でプツリと切れてしまうことを言います。
普通であれば髪の毛が簡単に切れてしまうことは無いのですが、髪の毛が弱っていると、少し力を加えただけで切れてしまうのです。
一方枝毛は、髪が弱っているという状態には変わりはないのですが、髪の毛が縦に避けてしまうという点が、切れ毛とは違います。
切れ毛も枝毛も起こり得る
しかしダメージの出方が違うというだけで、この二つの髪の状態は共通しています。
枝毛や切れ毛ができるとき、髪の毛はキューティクルがはがれ、内部のタンパク質や水分が抜けやすい状態になっているのです。
水分やタンパク質が抜けた髪の毛は弱くなり、切れやすくなったり、さけやすくなったりするのです。ですから枝毛が多い方は当然切れ毛も多くなります。
そして、この二つを引き起こす原因も共通しています。
ではそれはいったいどのようなことなのでしょうか?
その習慣が、ダメージの原因かも!?
枝毛や切れ毛を引き起こす原因にはさまざまなものがあります。
しかも毎日の積み重ねが、原因となってしまうことも…
では枝毛や切れ毛を引き起こす習慣には、どのようなものがあるのでしょうか?
髪のお手入れの習慣でダメージが
髪のダメージと聞いてまず思い浮かぶのが、髪への直接の刺激。
毎日何気なく髪に行っていることが、実はNG行為だったということも。
髪の毛に対するNG行為を具体的に挙げると、
- ドライヤーやヘアアイロンのかけすぎ
- 髪の毛を濡れたまま放置する
- 間違ったシャンプー選びや、シャンプーの仕方
- 乱暴なブラッシング
などがあります。
ついやってしまいがちなことばかりですよね。
しかしこれらはほぼ毎日行うことなので、気をつけないとどんどん髪のダメージが進んでしまいます。気がついたら枝毛や切れ毛ばかり…なんてことは避けたいですよね。
生活習慣に潜む、髪の毛を傷める原因
髪の毛が傷むと聞くと、外的な要因にばかり目が行きがちですが、実は髪の毛が傷む原因はそれだけではありません。髪の毛に直接関わらないような生活習慣のなかにも、実は髪の毛を傷める原因は潜んでいます。
その生活習慣とは、
- ストレスをためる
- 睡眠不足
- 食生活の乱れ
- 喫煙
などがあります。
これらが直接髪の毛にダメージを与えるわけではありませんが、悪い生活習慣によって、頭皮がダメージを受けてしまうのです。
健康な髪の毛は、頭皮が健康でなければ作ることができません。
頭皮の健康のためには、毎日の生活習慣が大切です。
このように、日常の中に髪の毛を傷める原因はたくさん潜んでいるのです。
では、枝毛や切れ毛から髪を守るにはどうしたらよいのでしょうか?
毎日のちょっとした積み重ねで、ダメージ予防
髪の毛のダメージを防ぎ、髪を傷みから守るためには、外側からのケアによって髪の毛への刺激を減らすことと、体の内側からケアして頭皮の健康を守ることの二つの観点からのケアが重要です。
では、おすすめのケア方法をご紹介しましょう。
髪の毛の正しいケアの仕方がポイント
まず一番大切なことが、毎日の髪の毛のケアを正しく行うということです。
特別なケアを行うことよりも、毎日の積み重ねがとっても大切です。
では、正しいケアの仕方をお伝えしましょう。
ドライヤーやヘアアイロンは、設定温度とかける時間に気をつける
髪の毛の成分であるタンパク質は、熱によって変性します。
60℃ほどで変性しはじめるので、それ以上の熱を長時間当て続けると、髪の毛のタンパク質が固まってしまうのです。
これが、枝毛や切れ毛の原因に。
温度設定やあてる時間に気をつけて使うことで、傷みを防ぐことができます。
タオルドライをしっかりと行ってからドライヤーをかけると、少ない時間で乾かすことができますよ。
髪の毛は直ぐに乾かす
ドライヤーが髪を傷めるのなら、ドライヤーをかけなければいいのでは?
と思った方もいますよね?
でも、髪の毛を濡らしたままにしておくことも髪を傷める原因に。
ですから、髪を洗った後は直ぐに乾かしましょう。
ただし濡れた髪の毛はキューティクルがはがれやすい状態です。
タオルドライの時にゴシゴシこすりすぎたり、くしでとかしてしまうとキューティクルがはがれ、傷みの原因になります。
優しく丁寧にシャンプーする
「髪の毛を洗う」といっても、シャンプーで大切なのは髪の毛ではなく頭皮の汚れを落とすこと。
ですから頭皮を丁寧に洗う必要があります。
だからといって爪を立ててゴシゴシ洗うのは、頭皮を傷つけてしまうためNGです。
優しく丁寧に、マッサージするように洗いましょう。
正しいシャンプーの仕方は、コチラを参考にしてみてくださいね。
正しいシャンプーの仕方
シャンプーは成分を確かめて選ぶ
皆さんは、シャンプーを選ぶとき、どのような点を重視して選びますか?
価格や香りのみで選んではいませんか?
実は、シャンプーに入っている化学物質の刺激が枝毛や切れ毛の原因となることがあるのです。
また、汚れを落とす力が強すぎるシャンプーも要注意です。
必要以上に油分を落としてしまい、キューティクルがはがれやすくなってしまいます。
成分に気をつけて、髪に優しいものを選ぶことが大切ですね。
でもどのようなものが良いのか、シャンプーの種類はたくさんありすぎて迷ってしまいますよね。
そこで、髪に優しいおすすめのシャンプーをいくつかご紹介します。
ハーブガーデン(さくらの森)
市販のシャンプーに入っている石油系の界面活性剤は、ダメージの元。でもこちらのシャンプーは、なんと天然成分100%。 化学物質によるダメージの心配がありません。 さらに、髪や頭皮の健康を考えた7種のオーガニックニックハーブが配合されています。天然成分で髪をいたわり、修復してくれるシャンプーです。
詳しくみるmogans トライアルキット
19種類のアミノ酸成分と、5種類のエモリエントオイルが配合されたシャンプーです。 天然成分にこだわって作られているため、髪にとっても優しいシャンプーです。 こだわりの天然成分が髪の毛の傷みを修復し、潤いのある髪の毛へと導いてくれます。
詳しくみる毛先から丁寧にブラッシング
ブラッシングの際、ブラシの通りが悪いからと無理矢理引っ張ってはいませんか?
これも髪を傷める原因に。
ブラッシングをするときは、毛先の絡まりを少しずつほぐしてから全体にするようにしましょう。またブラシの材質を動物の毛にすると、静電気が起きにくくなり、髪の毛が傷みにくくなります。
トリートメントで刺激から保護する
気をつけていても、髪の毛への刺激をすべて避けることはできません。
そこで大切なのが、髪の毛を外側から保護するということです。
外側からの保護に役立つのが、「トリートメント」。
しかも、洗い流さないタイプのトリートメントがより効果的です。
ただしトリートメントも何でも良いというわけではなく、成分にこだわって作られているものがおすすめです。
おすすめトリートメントを一つご紹介します。
Rishirich利尻ヘアクリーム
髪に優しいノンシリコーン。また、パラベン、香料、鉱物油なども無添加。 さらに髪に良いとされる天然の成分を50種類も配合。 髪を刺激から守り、同時に補修もしてくれるトリートメントです。
詳しくみる髪の毛だけでなく、頭皮もいたわって健康な髪に
良い頭皮のためには、規則正しい生活が必要不可欠。
しかし、すぐにすべて改めることは大変です。
できることから少しずつはじめていきましょう。
頭皮マッサージ
睡眠不足やストレスによって滞りがちな血流は、マッサージで
促してあげましょう。
マッサージのやり方は、こちらの動画を参考にしてみてくださいね。
バランスの良い食事
頭皮を健やかにするために必要な栄養素は様々。
そして栄養素によってその効果も変わります。
ですからバランス良く、さまざまな食材をとることが大切です。
バランス良く栄養をとって頭皮に栄養分を行き渡らせることで、健康な髪の毛が作られます。
頭皮を健康にする栄養素についてはこちらをご覧ください
ドライヤーおすすめ.com|知って得する!髪と頭皮に良い食べ物ランキング
ケア用品を使って頭皮に直接働きかける
良い頭皮のためには、体の中からのアプローチが大切ですが、それプラスケア用品を使って頭皮に直接働きかけると、より効果が実感できます。
また、頭皮も肌と一緒で年齢とともに老化が進みます。
その頭皮の老化に効果的な商品も開発されています。
年齢とともに髪の衰えを感じるといった方は、エイジングケアを意識したケア用品を選ぶと良いでしょう。
シャンプーのみでケアしてくれる商品と、シリーズトータルでケアする商品がありますので、使い勝手や自分の頭皮のタイプを考慮し、選択してくださいね。
スカルプフォーカスシリーズ(アスタリフト)
年齢による髪のダメージが気になる方におすすめなのがこのシリーズです。
頭皮をいたわり、健康な髪の毛を育ててくれます。
シャンプーは、もちろん頭皮に優しいアミノ酸系の洗浄料が使われています。
さらにノンシリコーンなのに、ごわつかず、気持ちよく洗うことができます。
そしてシリーズの中でおすすめなのが、頭皮用美容液。
頭皮用美容液には通常有効成分を浸透させるためアルコールが含まれており、このアルコールが刺激となる場合が多いのですが、この商品はアルコールフリー。
そしてアスタリフトといえばナノアスタキサンチン。
その他にも3種のコラーゲンが配合されており、これらが様々なダメージから頭皮を守り、エイジングケアに有効に働きます。
シャンプー、コンディショナー、頭皮用美容液すべて含まれている「美髪トライアルキット」という、一人1点限定のセットで試してみるのがおすすめです。
CA101シリーズ
CA101シリーズには、シャンプー、トリートメント、スカルプエッセンスがあります。
すべてあわせて使うとより効果が実感できるでしょう。
このシリーズは髪の衰えを改善させるために、髪と頭皮の両方からケアしてくれます。
シャンプーは、有効成分が頭皮の角質を優しく落とし、毛髪サイクルを整えてくれます。
それによりスカルプエッセンスの浸透を良くし、髪にコシやはりを与えてくれます。
スカルプエッセンスは、頭皮に潤いを与え、栄養を補給してくれます。
年齢によって老化してしまった頭皮をよみがえらせます。
もちろん、すべて自然の成分にこだわって作られているから髪や頭皮に優しく働きかけてくれます。
こちらもシャンプー、トリートメント、スカルプエッセンスの3本セットがあります。
patron (Beyond Shampoo)
頭皮や髪に有効な成分を配合したシャンプーです。
頭皮の汚れを落としながら、老化によって潤いが失われた頭皮に潤いと柔軟性を与えます。
トリートメントはタイプ別に2種類から選べます。
頭皮ケアには黒いラベルのノンシリコンタイプがよりおすすめです。
haru 黒髪スカルプ・プロ
100%天然由来で、しかもノンシリコンの髪に優しいシャンプーです。
リンスやコンディショナーがいらないから、忙しい方におすすめです。
頭皮を優しくしっかりと洗浄し、頭皮に有効な成分である、植物性ヒアルロン酸・コラーゲンタンパク質・キャピキシル・ミネラルを頭皮に浸透させます。
毎日の良い習慣でダメージ知らずの髪に
毎日の生活の中で少しずつ髪によい習慣を積み重ねてゆくことで、枝毛や切れ毛といったダメージを防ぐことができるのですね。
また、今回ご紹介したようなケア用品を合わせて使うことで、より効果が実感できますよ。
ケア用品を上手に利用しながら、毎日の習慣を見直して健康な髪をはぐくみましょう。
肌の3倍ダメージ?!髪と頭皮のUVケア(紫外線対策)も忘れないで!
女性にとって紫外線は大敵!
日焼けやシミ予防のために、お肌の紫外線対策は万全!という方がほとんどです。
でも、お肌は万全でも髪の毛はいかがでしょうか?
実は、お肌よりも髪の毛の方が多くの紫外線を浴びているって知ってましたか?
髪の毛も紫外線によって相当なダメージを受けています。
そこで、髪の毛の紫外線対策はどのようにするとよいのかをお伝えしていきましょう。
紫外線が髪に及ぼす悪影響はこんなに!
紫外線という言葉はよく耳にしますが、どのようなものなのか、よくわかっていないという方も実は多いのでは?
そこでまずは、簡単に紫外線について説明します。
紫外線の種類は3種類
画像元:slism.net
太陽の光には、赤外線、可視光線、紫外線の3種類があります。
人体に影響があるかどうかは、それぞれの光の波長の長さが関係しています。
波長が短いほど、人体への影響が大きくなります。
この3種類の光の中で紫外線が問題視されるのは、波長が短く人体への影響が大きいからなのです。
また一口に「紫外線」といっても、紫外線にも3種類あります。
その波長の長さによって、A 波、B 波、C波と分かれています。
C波は、オゾン層によって遮られるためほとんど地上に届いてはいませんが、A波とB波は、地上に降り注いでいます。
しみ、しわ、皮膚がんの原因に・・・
皆さんもご存じの通り、これらの紫外線を浴び続けると、シミ、しわの原因になったり、ひどいときには皮膚がんなどの病気の原因になってしまうことも。
紫外線の対策を怠ると、大変なことになってしまうのですね。
紫外線が人体に悪影響を及ぼすということはわかりましたが、
では髪の毛に与える影響にはどのようなものがあるのでしょうか?
髪の毛が傷んでパサパサに
髪の毛の主成分は、タンパク質。
このタンパク質の結合が、紫外線を浴び続けると分解してしまいます。
その結果、きれいな髪には欠かせない大事なキューティクルがはがれてしまいます。
また、髪の毛を構成しているアミノ酸が酸化することでもダメージが進みます。
これらにより髪の乾燥が進み、枝毛や切れ毛が増えたり、髪の毛の色が抜け赤茶色っぽくなったりするのです。
年齢とともに髪の毛は乾燥しがちになりますが、紫外線によってさらに乾燥がひどくなり、パサパサした印象になってしまうのです。
頭皮にもダメージが
紫外線が影響を及ぼすのは毛髪だけではありません。頭皮にも重大な影響を及ぼします。
頭皮が紫外線を浴びると、毛母細胞がダメージを受けます。
毛母細胞がダメージを受けて、その働きが弱まると、抜け毛や白髪の原因に…。
パサパサしたダメージヘアや抜け毛や白髪は、言うまでもなく見た目を老けた印象にしてしまいます。見た目の若々しさを保つには、肌だけではなく髪の毛の紫外線対策も大切だったのですね。
でも髪の毛の紫外線対策って、いったいどのようにすれば良いのでしょうか?
紫外線対策で最も重要なのは、「浴びない」こと
当たり前だと思われるかもしれませんが、紫外線対策で最も重要なのは、紫外線を浴びないようにすることです。頭は、顔とは違い完全に隠してしまうことが可能なので、紫外線対策がしやすい場所でもあります。
帽子や日傘で紫外線をシャットアウト
紫外線を浴びないために最も有効なのが、日傘や帽子。
でも、普通の帽子や日傘を使っただけでは紫外線を完全に防ぐことは難しいのです。
そこで活用して欲しいのが、紫外線対策を施してある帽子や日傘です。紫外線対策用の商品は、種類も豊富。きっとお気に入りのものがみつかるはずです。そのようなものを使えば、紫外線対策はバッチリですね。
また、色によっても紫外線への効果は変わります。
日差しが気になる季節には、涼しげな薄い色を選びたくなりますが、紫外線対策にはNG。
紫外線対策に一番向いている色は「黒」なのです。
ただし、黒は熱を吸収しやすい色でもあります。
そのため黒い帽子をかぶると、頭皮が蒸れてしまうおそれがあります。
帽子は薄い色にして、黒い日傘を差すと、頭は蒸れずに紫外線も防ぐことができます。
長い髪の毛はまとめる
髪の毛が長い方は、なるべく髪の毛が紫外線に当たる面積を少なくしましょう。
そのためには髪は下ろすのではなく、まとめておくほうが良いでしょう。
特に三つ編みやシニョンなどは、髪の毛がほとんど紫外線に当たらずにすむためおすすめです。
UVカット剤で紫外線をカット
帽子や日傘を使うのは難しい、という日もありますよね。
そんなときに活躍するのが、頭髪用のUVカット剤です。
髪にも頭皮にも両方使えるものを選ぶと、使いやすいですね。
さらに、最近は髪や頭皮だけではなく、全身に使えるものもあります。
1本で全身のUVケアができるのは、手軽でうれしいですよね。
UV剤には主にクリームタイプとスプレータイプがありますが、スプレータイプのほうがより使いやすいようです。
紫外線を浴びてしまったときは、その後のケアが大切
状況により紫外線対策が難しく、紫外線を防ぐことができなかったときは、帰宅してからのケアを入念に行いましょう。
紫外線を浴びてしまったときのおすすめケア方法をご紹介します。
ドライヤーでケア
ドライヤーは髪を傷めてしまうものというイメージが強いですよね。
でも最新のドライヤーのなかには、髪をケアしながら乾かしてくれるものがあります。
しかも、紫外線の対策までしてくれる商品もあるようです。
ドライヤーならたいていの方は毎日使いますので、手軽にケアすることができますね。
ヘアードライヤー ナノケア EH-NA96 (パナソニック)
髪のダメージを修復してくれるドライヤーの中でも特におすすめなのがこれです。 「ナノイー」&ダブルミネラルが、紫外線によるダメージを防いでくれます。紫外線対策にはぴったりの商品です。
詳しくみるトリートメントでケア
紫外線を浴びてしまった髪は、トリートメントでケアしましょう。
洗い流さないタイプのトリートメントなら、髪を紫外線から守る働きも期待でき、一石二鳥です。
その中から、UVケアに効果的な商品をご紹介します。
R&A ヘアミルク(ジョンマスターオーガニック)
モリンガマイクロプロテインが、紫外線や熱から髪を守ってくれます。 傷みを修復する効果もあるため、紫外線対策にはぴったりのトリートメントです。
詳しくみるプロフェッショナルケア サン プロテクションクリーム (ウエラ)
アプリコットオイルが、髪の毛を包んでくれ、つやつやに。 またヒートプロテクション効果があるため、日差しやドライヤーの熱から髪の毛を守ってくれます。
詳しくみるGARDEN イデアルシリーズ Angee (イデアルズ)
紫外線を浴びると増え、髪にも悪影響を及ぼすと言われる活性酸素。 この活性酸素を、プラチナシルクが分解してくれます。 紫外線で傷んだ髪の修復に効果を発揮してくれます。
詳しくみる紫外線対策をしっかり行って、若々しくきれいな髪に
髪の毛の健康のためには、紫外線対策は欠かせません。
最近は、紫外線対策のための商品も数多くありますので、
それらを上手に利用して、あなたにあった紫外線対策を立ててくださいね。
紫外線対策をしっかり行って、いつまでも若々しくきれいな髪を維持しましょう。
美容のスーパーアイテム「オイル」のすごい効果と使い方!
ここ数年、オーガニックオイルをはじめとした「オイル美容」のブームに火がつき、年々その種類が豊富になってきました。しかし、増えてきた分、どれが自分に合っているのか、どのように取り入れたら効果的なのか、正しく理解し、選べている女子は多くありません。美容オイルを買ってみたものの、効果がなく、やめてしまったあなたも、正しく使えていなかっただけかもしれません。
しっかり理解して使えば、美容オイルは頭の先から足の先まで全身の美容に使えるスーパーアイテムですので、これを機にオイルに詳しくなっちゃいましょう♪
どうしてオイルがいいの?
肌には必ず「皮脂」が必要
「皮脂」と聞くとテカテカの悪いモノというイメージですが、肌には絶対に必要な成分です。皮脂は、肌の水分の蒸発を防いでくれるだけではなく、角質に入り込み、肌内部の水分キープもしてくれます。また、肌に薄い膜を張り、外部刺激(紫外線やほこりなど)から肌を守ってくれるバリアの役割をします。さらに、皮脂が肌の表面にいる常在菌のエサとなり、肌のpHを一定に保つことで細菌の繁殖を防いで肌トラブルを予防します。皮脂は美肌を保つためには必ず一定量、必要な成分なのです。
しかし、残念ながら30代以降、急激に皮脂分泌量が減ります。また、皮脂の質が変わり、バランスが崩れていくことが分かっています。そのため、本来の皮脂のはたらきに支障が出て、様々なトラブルに見舞われます。
オイルが皮脂の代わりになってくれる
もうお気づきの通り、こういった女性の皮脂の代わりになってくれるのがオイルです。しかし、ここからが重要です。ただオイルを塗ればいいというものではありません。美容オイルはできるだけ本来の皮脂に近い成分にすることで、肌に負担なく効果を発揮することができます。そのため、少し難しいですが、まずは肌と皮脂の構造を理解することが重要です。
皮脂の構造をカンタンに知りたい!
三大構成成分とはたらき
本当は、様々な成分で構成されていますが、まずはこの三大成分、とだいたいの構成割合を知っておけば大丈夫です。
- 脂肪酸系成分(約60%)
→保湿、肌に柔軟性を持たせる、紫外線の吸収などのはたらきを持つ。 - ロウ(ワックスエステル)(約20%)
→肌表面を滑らかにして、外部刺激から保護する。 - スクアレン(約10%)
→保湿成分。非常に酸化されやすい性質。 - その他(約10%)
→コレステロールやミネラル、有機物など
脂肪酸は2種類に分けられる
皮脂の半分以上を占める脂肪酸は、さらに飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類に分けられます。年齢と共に少しずつ不飽和脂肪酸の比率が減るため、この補てんが大切になってきます。
- 飽和脂肪酸
- 常温では固体。酸化されにくい。バターの様な動物性油脂に多い。
パルミチン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸など
- 不飽和脂肪酸
- 常温では液体。酸化されやすい。オリーブオイルや魚の脂に多い。
オレイン酸、パルミトレイン酸、リノール酸など
では、ざっくりと皮脂について理解したところで、どんなオイルを使えば、皮脂の補填ができるのか、肌悩み別に見ていきましょう。
肌悩み別!おすすめ美容オイルと正しい使い方
保湿にホホバオイル
ホホバオイルは、皮脂の構成成分の中で言う、ロウ(ワックスエステル)が主成分なので、セラミドを守り、乾燥した肌を修復させるはたらきがあります。また、紫外線から肌を守る役割も持ち、SPF値は5あると言われています。
朝晩のスキンケアの最後にホホバオイルを追加するのがおすすめです。
柔軟性UPにスイートアンモンドオイル
適度な粘度を持ちながらも、肌への浸透率が非常に早く、化粧水の前にブースター(導入剤)代わりに使うのがおすすめです。肌を柔らかくして、化粧水や美容液の浸透をよりUPさせてくれます。面倒な場合は化粧水に1~2滴混ぜて一緒に付けてもOKです。
シミ・シワのケアにローズヒップオイル
赤いオイルでこの色は抗酸化力を示すカロチノイド由来。不飽和脂肪酸のリノール酸やαリノレン酸を豊富に含んでいるので、潤いを与えるのはもちろん、ターンオーバーを活性化するのでシワやシミの予防・改善が期待できます。
独特の香りと粘度があるので、キャリアオイルで伸ばすか、クリームなどに数滴混ぜて使うのがおすすめです。
総合的なアンチエイジングには低温圧搾オイル
オイルの種類ももちろんですが、オイルの精製工程が大切です。
アンチエイジングには「抗酸化力」のあるオイルが必須ですが、オイルを圧搾する際に、熱を加えているとその効果は激減してしまいます。できるだけ低温圧搾(30℃以下)されているオイルを選ぶようにしましょう。
髪と頭皮のケアにもオイルがイイ!
髪の乾燥ケアに
パサパサ・広がる髪にもオイルは効果的です。
シャンプーをした後、タオルドライをして、オイルを毛先から揉みこみます。その後ドライヤーで乾かすだけで纏まりのある、艶やかな髪になります。
頭皮の皮脂も減っている
頭皮は顔の皮脂よりも早く10代後半から皮脂量は減少しています。そのため、オイルで皮脂を補うことで、頭皮を健康な状態に保ち、健やかな髪を作り出すことができます。
オイルを直接付けるのがおすすめですが、正直面倒ですよね…。そういう場合には、オイルインシャンプーがおすすめ。最近ではドラックストアでも買えるようになったので、ぜひ試してみてください。
週に1回の頭皮クレンジングですっきり!
毛穴に詰まった酸化した脂は、メイクを落とすのと同じように、オイルで落とせます。
*方法
- 頭皮を軽くマッサージしながらブラッシング
- 髪は濡らさずに、オイルをたっぷり手に取って、頭頂部の頭皮に付ける
- 指の腹でマッサージしながら頭皮全体にオイルを揉み込む(1~3分)
- お湯ですすいだ後、いつも通りシャンプーをする
ボディにも効果的にオイルを使いたい
マッサージオイルですべすべ!
皮膚は顔だけではありませんので、全身の皮膚にオイルは使えます。マッサージ専用のオイルもありますが、もちろん顔用のものでもOK。
腕や脚は顔よりも皮脂腺が少ないので乾燥しやすい部分です。オイルでマッサージすることで、血流が良くなるのと同時に、しっとり感が長続きし、すべすべのお肌に導いてくれます。
また、お風呂上がりの濡れたままの肌にオイルを馴染ませることで、すっと浸透して内側からしっとりします。ぜひ試してみてください。
お風呂に数滴垂らして全身しっとり
バスオイルを湯船に数滴垂らして入ることにより、肌の乾燥を防ぎ、また柔らかな肌にしてくれます。香りのあるオイルを使うことで、リラックス効果も得られるのでおすすめです。
オイル美容でよくある勘違い
オイリー肌・ニキビ肌には向かない
頭皮クレンジングでも述べましたが、脂は脂で良く落ちます。オイリー肌の方におすすめなのが、オイルクレンジングです。酸化した余分な皮脂は肌トラブルの原因になります。しっかりと汚れを落として常にキレイな皮脂状態を保つことが大切です。
ただし、ニキビの原因であるアクネ菌は、オレイン酸が好物です。炎症を起こしやすくなるので、成分には注意をしてください。
油焼けするから日中使えない
これも勘違いです。純度の高い美容オイルなら大丈夫です。昔はオイルの精製技術が低かったので、オイルの中の不純物が紫外線で酸化し、油焼けすると言われていたのが名残です。現在の美容オイルのほとんどは高純度なので心配ありません。むしろオイルは紫外線防止にも一役買ってくれますので、日中も使うのがおすすめです。
オイルはスキンケアの最後に付ける
オイルの種類によっては、洗顔後すぐに付けた方がいいものもあります。最初に説明した、皮脂の構成成分のどの役割をするオイルなのかによって、使う順番を決めることができます。
食用オイルなら肌につけても安心
これは間違いです。食用のほうが安全そうに感じますが、実は逆。化粧品に使われているオイルのほうが純度は高く、不純物が少ない状態です。また、化粧品の基準は厳しいので、肌専用の美容オイルを使用するようにしましょう。
もちろん、内側からの美容として、オイルを食事に取り入れることも方法の一つです。この件はまた別の機会に紹介しましょう。
オイルがあれば万全!ハリツヤのある女性に♡
いかがでしょうか?オイルを理解すると、「こういう時にはあのオイル!」と選んで使うことができるので女性として美容知識がワンランクアップした感じですよね。とっても便利なオイルを味方につけて、ハリツヤのある素敵な女性になりましょう!
髪の毛の潤いを毎日守る!パサパサからつや髪を取り戻す乾燥ケア
シャンプーの宣伝みたいな髪になりたい!と思ったことはありませんか?
つやつやでさらさらで、輝くみたいなキレイな髪!
でも、現実の自分の髪はパサパサ。
キラキラの艶髪は、テレビだけの話なのかしら・・・
ご安心ください。
艶髪はテレビや映画だけの話ではありません!
毎日のお手入れをちょっと変えるだけで、あなたも女優なみの艶髪を目指せるのです!
シャンプーの成分に注目!
ツヤのある、潤った髪…
コシのある、太い髪…
憧れの髪の毛を実現するために、最も基本的な対策はやはり“シャンプー”です。
今使っているシャンプーは、どんな洗浄成分か分かりますか?
もし分からなければ、シャンプーそのものを見直すのがベストです。
これらの記事を参考にしてください。
艶髪の決め手は「植物油」?!
艶髪がキラキラしてるのは皮脂分のおかげ。適度な油分を与えると、髪は艶髪になるのです。
ヘアケアコーナーで椿油やあんず油が売っているのは、植物油を髪に伸ばすとつやつやになるから。
スーパーで売っている植物油も、髪に使えるものがあります。
髪に使える油の中で、不動の人気を誇るのが大島椿。
使い勝手や品質、仕上がりの良さがバツグンなのです。@cosmeで史上最高の賞「特別総合大賞」を受賞しました。
大島椿 40mL
椿の種子から作られた100%天然の椿オイルです。髪を乾かした後、適量をかみに塗ることで潤いを保ち、艶髪へと仕上げてくれます。頭皮のマッサージやスキンケアにも使える最高品質の椿オイルです。
詳しくみるつげ櫛の専門店でも、高品質の椿油を販売しています。
続日本紀には「西暦777年、外国の人に椿油欲しいなと言われたから、プレゼントしました」という内容の記述があります。
1000年以上の歴史を持つ、超ロングセラーのヘアケア用品なのです。
パサパサ髪は水分量が足りない
一方、パサパサ髪の原因は乾燥。要するに水分不足です。
手を洗いすぎると乾燥してカサカサします。髪も洗いすぎると乾燥でパサパサになるのです。湿度が低い季節には、空気の乾燥の影響を受けることもあります。
パサパサ髪の乾燥は、椿油などの油分が解決してくれます。
超ロングヘアで有名な平安美人は、椿油で髪のお手入れをして、洗髪の回数を減らしていました。
髪に油分が欠かせないこと。シャンプーをやりすぎると髪にダメージを与えること。
この2つが知られているというより、すっかり定着していたのです。
平成の現代でも、椿油などで油分を補い、シャンプーを丁寧に行うだけで、平安美人を超える艶髪になれます。
シャンプーはブラッシング・タイムでスタート!
艶髪への近道は、毎日のシャンプーを丁寧に行うこと。
ではさっそくシャンプーを。
と、シャンプーボトルを手に取りたくなりますが、シャンプーする前に、ブラッシングする時間を取りましょう。
ほどいただけ、もつれたままの髪をシャンプーすると、髪に負担をかけてしまいます。
ブラッシングで頭皮マッサージ
ヘアブラシの毛先を頭皮にしっかり届けながらブラッシングすると、心地良い頭皮マッサージになります。
ブラッシングの回数は好みですが、50回から100回、人によっては200回行う人もいます。
強くゴシゴシこするのは、髪や頭皮によくありません。
あくまでも優しく、大切な誰かの髪をブラッシングしてあげる気持ちで行うと、うまくいきます。
ヘアブラシによる頭皮マッサージって、心地良いというほど、心地良いの?
そう思われる方は、ヘアブラシの種類をチェックしてください。
老舗のヘアブラシメーカーや、ヘアサロンが提案するスペシャルなヘアブラシは、想像以上に使い心地が違います。
品質の良いヘアブラシを使うと、それだけで艶髪に近づくのです。
さらに、設計の優れたヘアブラシは、誰が持っても髪や頭皮に加わる力がちょうど良くなるようにできています。
何も考えずにブラッシングするだけで、頭部の血行が良くなり、ほんわか温まってきます。
上手な洗髪は、シャンプーひかえめ
ブラッシングが終わったらシャンプーです。
-
最初に「予洗い」。37度前後のお湯だけで、頭皮と髪をすすぎます。
このとき、まだシャンプーはつけません。
髪と頭が温まるまで、しっかりお湯を通しましょう。 -
シャンプーを少量だけ泡立てて、一回目のシャンプーをします。
ほんっとの少量です。500円玉くらいが目安と言われています。
そんな少量では泡立たないし、髪がキレイにならないのでは?と思われるかもしれませんが、もし泡立てがうまくいかなかったら、洗顔用の泡立てネットを試してみてください。
泡立てネットでシャンプーを泡立てると、たくさん泡ができます。髪に均一になめらかに泡が伸びていきますし、髪への負担も最低限。汚れ落ちが良くなって、髪はふんわり。シャンプー後の仕上がりが一味違うのです。
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一回目のシャンプーをすすぎ、二回目のシャンプーも同じくらいの使用量で行います。
可能であれば、一回目のシャンプーより少なめの量、半分くらいにしてください。
予洗いでほとんどの汚れが落ちているので、どっさりシャンプーを使う必要はありません。
トリートメントは、艶髪を左右する?!
トリートメントの段取りは、艶髪になるかどうかを左右する大切な場面。
さっとつけて、さっと流してもなんとかなりますが、ひと手間かければ、艶髪への大きな前進です。
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手で髪をまとめて軽くしぼり、シャンプー後の水分を取ります。
濡れた髪はいたみやすいので、力を入れすぎないように。
タオルドライするとより丁寧です。 -
トリートメントは、髪を包み込むくらいの充分な量をつけていきます。
毛先を中心に、髪だけにつけます。頭皮につかないように気をつけましょう。
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ホットタオルで髪を覆い、5分放置してから、よくすすぎます。
しっかりすすいでも充分にうるおいが残るようになっていますから、きちんとすすぎましょう。
トリートメントが髪や頭皮に残っていると、皮膚トラブルの原因となります。
タオルドライは必須。それからドライヤー
シャンプーが終わったら、ドライヤーです。
濡れた髪にいきなりドライヤーを当てるのではなく、タオルドライをします。
髪(頭部)を乾いたタオルで包んで、8秒待つ。
これだけです。
8秒が10秒でも良いのですが、ともかく髪を包むだけ。
タオルを動かさず、髪をこすらず、タオルに水分が吸収されるのを待つのです。
タオルドライ一回で足りない時は、いったんタオルを外します。
タオルの向きを変えるか、二枚目のタオルを使って、もう一度「髪を包んで8秒」を行います。
これで髪へのダメージは最低限。
タオルで直接、髪や頭皮をこするのは、どうしても気になる場所だけにします。
ドライヤーの時もトリートメントをつける
ドライヤーは、洗い流さないタイプのトリートメントをつけてから。
ドライヤーを髪に近づけすぎないこと、髪の一ヶ所に長時間当て続けないのがコツです。
髪が完全に乾くまで温風を当て続けたり、温風だけでドライヤーをするのは、パサパサ髪の原因となります。
髪全体がだいたい乾いたら、冷風で仕上げましょう。
艶髪に見えるヘアカラーがある!
毎日のヘアケアを丁寧に行うだけで、誰でも艶髪が手に入ります。
もっと確実に艶髪を獲得する方法が、艶髪タイプのヘアカラーをすることです。
ただし、ヘアカラーの中でも、艶髪に見える色、見えない色があります。
艶髪なのに、艶髪じゃない?!
艶髪なのに、見た人から「艶髪じゃない」とカン違いされやすい色があります。
ライトなハイトーンカラーです。
日本人は黒髪を見慣れているので、明るい髪色を見かけると、とっさに「いたんで色あせた髪?」と思いそうになるのです。
美容院などでは「ハイトーン&ツヤツヤ」のヘアカラーを選びましょう。
「ハイトーン&つや無し」だと、「髪がいたんでいる」「艶髪じゃない」の印象だけが残ってしまいます。
艶髪に見えやすい色は?
艶髪に見えやすい髪色は、ブラウン系だと言われています。
ピンクブラウン、ショコラブラウンなど暗めの落ち着いた色、トーンでいえば7〜8くらいです。
人によって似合う色が違いますし、その時々の流行色もあります。
美容院で、艶髪に見えるカラーをたずねてみましょう。
髪は丈夫に見えますが、一本一本は細くて繊細、表面もデリケートです。
毎日の優しいお手入れと、キラキラのヘアカラーで、艶髪をめざしましょう!