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美肌の敵は紫外線だけじゃない!有害物質から肌を守るスキンケア術
紫外線の強い季節になって、日焼け止めをしっかり塗り始めた女性が多いと思いますが、紫外線以外の「有害物質」から、お肌は保護できていますか?
そもそも有害物質ってなに?というところからかと思いますが、現代には、肌に悪影響を及ぼす多くの物質が存在します。それだけ聞くと怖いですが、しっかりと対策をすれば、健やかなお肌を保つことができます。
では、どのような対策をすればいいのか、見ていきましょう。
有害物質はシミ・シワ・たるみの原因に
PM2.5などの大気汚染物質
PM2.5などの、PM10(10㎛)以下の大気汚染物質は、私たちの毛穴よりはるかに小さいため、肌に浸透し肌内部のたんぱく質や、バリア機能の低下をまねきます。すると、肌のコラーゲンネットが破壊されシワになったり、ひどい乾燥肌になったり、ターンオーバーが遅くなるので頑固なシミになってしまうのです。
しかも、紫外線との相乗効果でよりそれを深刻化させるので、非常に厄介です。
また、大気汚染物質ではありませんが、黄砂も、PM10以下の大きさなので、肌のキメや毛穴に入り込むことがあります。しかも、風に乗ってやってくる間に、他の汚染物質と結合してくる場合がほとんどですので、これにも注意が必要です。
一年中飛んでいる花粉
花粉も肌に付着して、肌トラブルの原因になります。花粉の大きさは30~40㎛なのでPM2.5のように浸透してしまうことはめったにありませんが、肌表面の角質に刺激を与え、かゆみや発疹、乾燥を引き起こします。
しかも、春だけではなく一年中、なにかしらの植物が花粉を飛ばしています。そのため、肌のバリア機能が弱まってしまった時などに、花粉の刺激を受け、炎症を起こしてしまうのです。
まさに今浴びているブルーライトも肌老化の原因に
現代人は、PCやスマホのブルーライトを浴びない日はないんじゃないでしょうか。実はブルーライトは、紫外線以上に肌に深く入りこみ、シミを作ることが最近の研究で分かってきました。引きこもってネットサーフィンをしているだけでも顔が黄色くなってきたり、色素沈着が進んでしまうのです。
では、どうしたらこのような有害物質の脅威から肌を守ることができるのでしょうか?
メイクの前に専用のプロテクターを使って!
ここまでお伝えして着たように、紫外線対策や保湿だけでは肌の保護は不十分です。やはり、専用のプロテクターなどを使って肌を守ることが重要です。そこで、おすすめのプロテクターをいくつかご紹介しますので、化粧下地や日焼け止めを見直してみましょう。
プロテクター センシティブ(イプサ)
肌のバリア機能が弱まって、敏感肌になっている人におすすめ。乱れた角質整えて、紫外線、大気汚染物質、たばこの煙、ほこりなどから肌を保護してくれます。
詳しくみるピュアミネラル BB スーパー カバー(メイベリン)
PM2.5や花粉などの環境ストレスから守ってくれるBB(ビューティー・バリア)クリーム。カバー力も文句なしなのでこれ一本で簡単に肌を保護できます。
詳しくみる肌を守るには洗顔が大切
外から帰ったら手洗い・うがい → 即洗顔!
肌表面に付着した大気汚染物質をすぐに洗い流すことが大切です。長時間、肌の上に大気汚染物質が付いたままにしておくと、たとえ専用プロテクターを使っていたとしても、皮脂や汗と混ざって酸化し、肌に悪影響を及ぼします。
そのため、なるべく外から帰ってきたらクレンジングと洗顔をして、お肌を清潔な状態にしておきましょう。もちろん洗顔後の保湿も忘れずに!
泡は毛穴に入らないから…
毛穴に入り込んでしまった微細な汚染物質、実は、洗顔の泡では取りきれません。どんなにきめ細かく泡立てたとしても、毛穴以下の泡にはならないのです。
そのため、クレンジングオイルやジェルでしっかり汚れを浮かせる事が大切です。
また、週に1~2回は、蒸しタオルで毛穴を開かせてから洗顔をすると毛穴の詰まりを洗うことができて効果的です。そして、洗顔後は冷水や冷たいタオルで引き締めることを忘れずにしましょう!
肌本来のバリア機能を高めよう
バリア機能が低下しているお肌は、有害物質の刺激を受けやすく、その刺激によってさらにバリア機能は低くなり、悪循環に陥ります。そのため、肌が本来持っている正しいバリア機能を高めることが重要になってきます。
第1・2のバリア!皮膚常在菌と皮脂膜
肌の表面には常に約1兆個もの菌が存在していて、肌表面を弱酸性に保ってくれています。弱酸性に保つことで、雑菌の繁殖を防ぎ、健やかな状態を維持しています。
また、常在菌は皮脂や汗を餌にして、皮脂膜を形成してくれます。この皮脂膜は雑菌や有害物質、紫外線の侵入を防ぎ、お肌の潤いが蒸発するのを防いでくれる、大切な役割をしています。
常在菌と皮脂膜は、なんと薄さ0.5㎛。洗顔のしすぎや、殺菌効果の高い化粧品の使い過ぎは、これらのバリアを破壊してしまいます。そのため、普段から優しく洗顔するように心がけましょう。また、皮脂膜は、美容オイルなどで補てんできます。皮脂が少なくなり始める30代以降は、こういったアイテムを使ってバリア機能を高めることも必要になってきます。
美容オイルについてはコチラ
→ どこまで理解していますか?美容のスーパーアイテム「オイル」のすごい効果と使い方!
最後の砦!角質層
角質層も同じく、雑菌や有害物質の侵入を防ぎ、お肌の潤いを保つ働きをします。このバリア機能は角質細胞と細胞間脂質で構成されていて、規則正しくギュッと並んでいることが大切です。細胞がふっくらとして、キメが整っている肌がこの状態です。
角質細胞と角質細胞の間を埋めているのが細胞間脂質ですが、主な成分はセラミドです。このセラミドは水分を保持して、さらに雑菌や有害物質の侵入を防ぎますが、これが少ないと、有害物質がコラーゲンネットやメラノサイトを刺激し、シワやシミの原因になってしまいます。
そのため、化粧水やクリームでセラミドの補てんがおすすめです。また血行が悪いとこの細胞間脂質の産生が遅くなってしまうので、化粧水は手でしっかり温めてから使ったり、スチーマーやお風呂で肌を温めたりすると、より効果的です。
ブルーライトは保護フィルムを使ってカット!
ブルーライトから肌や眼を守るためには、PCやスマホにブルーライトカットの保護フィルムを貼りましょう。もちろん先述したクリームなどを付けるのも良いですが、すっぴんでスマホをみることだってありますし、子供がパソコンを操作することだってありますよね。
それならば、画面からブルーライトが出ないようにしてしまいましょう。フィルムは家電量販店などで簡単に手に入りますので、ぜひ取り入れてみてください。
現代女性の宿命!有害物質から肌を守らずして美肌は得られない
現代にはお肌にダメージを与える物質がまだまだあふれています。でも大丈夫です。スキンケアアイテムやエステ技術は日々進化しています。ここであきらめず、10年後、20年後のお肌の美しさのために、今できる最高のケアをしていきましょう!
東洋医学で肌荒れ改善!安心して使える美肌効果のある漢方まとめ
漢方というとどういうイメージを持たれるでしょうか?
風を引いたときに薬としてや、花粉症の症状を和らげるためなど、病気を治すために服用するものと思われている方が多いと思います。
もしくは冷え性改善、肩こり解消など、病気になる手前の不調にも漢方が効果的と言うのも有名ですよね。
しかし、なんと漢方は美肌維持にも効果があるのです。
どうして美肌に「漢方」?効果はあるの?
美容のために漢方の効果を意識している人は多くないかもしれません。
前述の通り、身体の不調を改善するために漢方があると思うのがほとんどですが、肌荒れや出来物など、肌の不調も立派な身体の不調であることを忘れてはいけません。
「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
これはもともと漢方の考え方で、五臓とは肺・心臓・肝臓・ひ臓・腎臓、六腑とは胃・胆のう・小腸・大腸・膀胱 (ぼうこう) ・リンパ管を差しています。
このような言葉がある通り、漢方では内臓の働きを正常化することに重きを置いています。
そして美肌と内臓は切っても切れない密接な関係にあります。身体を健康にすることで、肌トラブルは改善することができます。
漢方でも、肌は五臓六腑の映し鏡であると考えられており、身体の働きを最大限に引き出すことで肌不調を改善する「美容漢方」という言葉があるほどです。
肌タイプ別のオススメ漢方はこちら
漢方では、不調の症状によってその人の体質をいくつかの分類に分けて、それぞれの体質にあった生薬・漢方薬を処方します。
ですので、自分の気になる肌荒れ状況から、タイプにあった漢方を選ぶのが良いでしょう。
漢方では、おおまかに言えば、気・血・水のバランスが崩れることで不調が生じると考えられています。
気とは、エネルギー、活力、気力などを指します。
血とは、血液やホルモン、そして血液によって運ばれる栄養のことを指します。
水とは、リンパや潤いなど、血液以外の水分のことを指し、「津液」という呼び方もあります。
自分の不調が気血水のどの部分の不調からくるのか、また、それが足りないのか、多すぎるのか、状態が悪いからなのか、などにも意識してみると、より漢方を深く理解できると思います。
乾燥肌の人は『血虚タイプ』
乾燥肌の人は、血が不足している「血虚(けっきょ)タイプ」に分類されます。
特に女性はこの血虚タイプが多く、出産や生理などで血が足りなくなりがちであることも考えると、乾燥肌に悩む女性が多いというのも頷けます。
血虚タイプにおすすめの漢方は、以下があります。
- 四物湯(しもつとう)
- 当帰飲子(とうきいんし)
- 婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)
- 四物湯(しもつとう)
- 貧血改善のための代表的な漢方薬で、ホルモンバランスを正常化したり、肌を潤したりする効果が期待できます。
- 当帰飲子(とうきいんし)
- 乾燥肌改善に特化した漢方とも言われ、クチコミでの評判も良く、じわじわと人気を高めている漢方です。
- 婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)
- 乾燥肌に限らず女性の不調を幅広くケアする、その名の通り女性の為の漢方。今や美容漢方の代名詞的存在です。
オイリー肌・脂性肌の人は『血熱タイプ』
皮脂が過剰に出ていたり、肌に赤みがあるという人は、「熱」が多すぎる「血熱(けつねつ)タイプ」に分類されます。
ニキビなどの肌の炎症も熱が原因とされていますので、過剰な熱を抑えてあげる漢方を選ぶと良いでしょう。
血熱タイプにおすすめの漢方は、以下があります。
- 清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
- 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
- 半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
- 清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)・黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
- 過剰な皮脂分泌を正常にするのに用いられるもので、顔の熱や炎症を抑える作用があり、ニキビ治療にも処方されるものです。
- 半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
- 吐き気や胃のつかえをとるのに主に用いられるものですが、炎症を抑え熱を取り除く効果のある生薬が含まれています。胃腸の働きを正常化し、身体の熱を取り、油っぽい肌を抑えるための漢方です。
しみ・くすみが気になる人は『淤血タイプ』
シミやクスミ、ソバカスなどが気になる人は、血の巡り、つまり血流が悪い「淤血(おけつ)タイプ」に分類されます。
お血タイプの人はアザができやすい、アザが治りにくいという症状もあります。また血行不良からくるクマ、いわゆる青クマができやすい人も要注意です。
お血タイプにおすすめの漢方は、以下があります。
- 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
- 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
- 冠元顆粒(かんげんかりゅう)
- 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
- 血行障害に対して古くから用いられてきた、お血改善の代表的な漢方薬です。
- 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
- お血タイプ用の漢方の代表ですが、こちらは便通を良くする効果もあり、体力が十分にある人向けとされています。
- 冠元顆粒(かんげんかりゅう)
- 漢方薬としては比較的新しいものですが、中国では古来から使われている丹参(たんじん)という血行改善の生薬を含んでおり、お血改善に大きな効果が期待できます。
顔がむくみやすい人は『陽虚タイプ』
顔がよく“むくむ”という人は身体を温める力が弱くなってしまっている「陽虚(ようきょ)タイプ」の可能性があります。
このタイプの人は身体が過度に冷えてしまう為、ひどい冷え症を感じている人が多く、また身体全体の機能が下がっているために、色々なところにも不調を感じている人も多いです。
陽虚タイプにおすすめの漢方は、以下があります。
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
- 参茸補血丸(さんじょうほけつがん)
- 八味地黄丸(はちみじおうがん)
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
- 血行を改善して身体を温める効果があり、冷え性や生理不調など女性ならではの症状改善によく使用される漢方薬です。特に、やせ型で虚弱体質の人のむくみに向いています。
- 参茸補血丸(さんじょうほけつがん)
- 中国では有名な滋養強壮薬で、まだ日本で馴染みのないものですが、気力と血液を補充し、体を芯からポカポカにする力をサポートするものです。
- 八味地黄丸(はちみじおうがん)
- 身体が弱く体力が衰えている人、手足が冷えやすいという人におすすめで、弱った身体機能を元気にする効果があります。
ストレスからくる肌荒れは『気滞タイプ』
ストレスを溜め込んでいる、イライラが落ち着かない、その結果、生活リズムが乱れたり、肌荒れを起こしたり、という人は、「気滞(きたい)タイプ」かも知れません。
気滞とは、気力・気のエネルギーの循環が滞っている状態であり、西洋医学で言うと自律神経のコントロール機能が低下している状態を指します。
気滞タイプにおすすめの漢方は、以下があります。
- 加味逍遥散(かみしょうようさん)
- 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
- 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
- 加味逍遥散(かみしょうようさん)
- 血行改善により倦怠感や不眠などを解消するのに用いられる漢方で、血虚による乾燥肌や、お血によるしみ・くすみにも効果が期待できます。女性のイライラにおすすめです。
- 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
- 神経を鎮めて精神を落ち着かせるのに役立つものです。呪文のように長い名前ですが、主成分である柴胡(さいこ)、竜骨(りゅうこつ)、牡蛎(ぼれい)に分けてみると覚えやすいかと思います。(「さいこ・か・りゅうこつ・ぼれい・とう」というワケですね。)
- 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
- 鎮静作用によりイライラを鎮めるもので、不安感や緊張感の緩和、抑うつ状態の改善に用いられます。
漢方薬で美肌ゲット!正しく使うには医師の診断を
肌トラブルのタイプ別に美肌効果の期待できる漢方薬を紹介してきましたが、ここで一点気をつけたいのが、複数の漢方薬を使うときには注意が必要という点です。それぞれの漢方が影響しあって、効果が出すぎたり、逆に効果がなくなったりすることもあります。
西洋薬との併用や、複数の漢方薬を使う場合には、漢方に詳しい医師に相談したほうが良いです。
よく「漢方には副作用が無い」というようなことも聞きますが、それは誤った考え方です。たしかに西洋医学での薬に比べると、漢方の副作用は比較的穏やかと言われています。
西洋薬、いわゆる細菌やウイルスを駆除したり、熱を下げたり痛みをとったり、というピンポイントな効果を期待する薬と違い、漢方薬は様々な種類の生薬により身体全体に働きかけるものなので、主作用と副作用の線引きが難しいという点もあります。
ですが、漢方薬にも副作用というものはありますので、なにか予期しない不調や変な感じがしたら、医師の診断を仰ぐのが良いでしょう。
春と共に増える紫外線!身体の内外からUVケアをしよう
少し早く感じますが、3月から紫外線が徐々に強くなる季節です。もう日焼け止めや日焼け対策グッツは揃えましたか?まだというそこのあなた!すぐに準備することをおすすめします。
もうご存知かとは思いますが、紫外線はシミ、シワ、たるみ、毛穴など全ての肌悩みの原因になるといっても過言ではありません。また、日焼け止めさえ塗っていれば良いというものでもありません。改めて、正しい紫外線対策を確認して、本格的な紫外線の季節に向けて準備をしましょう!
紫外線の特徴を知って適切な対策を!
紫外線には3種類、UV-A、UV-B 、UV-Cがあります。その中でも、地表に届くのはUV-AとUV-Bの2つです。それぞれ特徴と肌への影響が異なります。
UV-Aは室内でも浴びている?!
UV-Aは通年照射していて、地上に届く紫外線の95%を占めます。また、曇っていても地表まで届き、さらには窓ガラスでさえも通過してしまう紫外線です。
また、表面だけではなく、真皮まで通過し、コラーゲンやエラスチンなどの組織産生する繊維芽細胞にダメージを与えます。そのため、肌は弾力を失い、シワやたるみへとつながっていきます。
さらに、肌表面のメラニンを酸化させることで日焼け後すぐに肌を黒くしてしまうこともあります。
UV-Bは少ないけれど要注意!
UV-Bは夏場に多く、曇りの日は比較的少なくなります。ガラスも通過できません。
UB-Bを浴びると、肌表面に炎症を起こし、赤くなったりヒリヒリしたり、いわゆる火傷の様な状態にしてしまいます。そのため、水分が蒸発し、カサカサ、ごわごわの肌になります。放っておくと乾燥が進み、シワの原因になります。また、メラノサイトを活性化させるので、後々シミの原因にもなります。
地上に届く紫外線の割合はたったの5%ですが、それでも肌に深刻なダメージを与えるので注意が必要です。
普段の生活を送っていると、日中の紫外線を100%浴びないということはほぼ不可能です。そのため、肌へのダメージを軽減させたり、ダメージを受けた場合もすぐに回復できるように、内外からのケアが非常に重要なのです。では、具体的にどのようなケアをするのが良いのでしょうか。
紫外線を外からのケア!日焼け止めとUVカットを正しく理解してますか?
日焼け止めを正しく選ぼう!
日焼け止めに表記されているSPFとPA、正しく理解して使えていますか?
- SPFとは?
- UV-Bの防止効果を示しています。人の肌は、紫外線に当たりだしてから平均15~20分ほどで日焼けしてしまいますが、日焼け止めを塗ることによって「日焼けする速度をどれくらい遅らせることができるのか」という数値なのです。
SPF10なら10倍、つまり、日焼けしてしまう時間15分を150分にできます。15分間完全に焼けないのではなく、焼け方が10倍ゆっくりになるだけなので、実際には少しずつ焼けている状態なのです。
日常使いであればSPF30~35くらいで十分ですが、長時間外にいる場合はSPF50~50+がおすすめです。
- PAとは?
- UV-Aを防止し、最大4つの+で示されます。多ければ多いほど効果が高いです。
最初に述べたように、UV-Aは比較的一年中強く、窓ガラスも通過して室内に入ってきます。また皮膚の奥、真皮にダメージを与え、エイジングの原因となるので、PAはできるだけ高いものがおすすめです。
日焼け止めを正しく塗ろう!
日焼け止めはムラなく、適量を塗ることが重要です。メーカーが定める量を守って塗りましょう。また、朝塗っても、汗や摩擦で日焼け止めは落ちてしまいます。2~3時間おきに塗り直すことがポイントです。デコルテも忘れずに塗りましょう!
日焼け止めを塗って、その上からファンデーションやフェイスパウダーを重ねている場合は、UVカット機能のあるフェイスパウダーやパウダーファンデーションを重ねることで、日焼け止めを塗りなおしているのと同じ効果を得ることができます。
UVカット衣類・日傘は「黒」&「UVカット素材」
もう有名な話になりましたが、紫外線は白よりも黒の素材のほうが通過しづらく、カット効果も高いので、衣服や日傘は「黒」がおすすめです。
また、お手持ちのUVカット効果のある衣服や日傘は「UVカット素材」なのか「UVカット加工」なのか、一度確認してみましょう。
「UVカット加工」の場合、紫外線吸収剤を表面に塗っているものなので、日焼けが原因で、紫外線吸収剤の効果は低下していきます。UVカットスプレーをすると効果が長持ちします。
スプレー以外にも、持っている衣服をUVカット仕様にしてくれる洗剤もあります。毎日この洗剤で洗うだけで、97%UVカットしてくれるので、かなり効果が期待できます。
UV CUT LAUNDRY DETERGENT(NSファーファ・ジャパン)
紫外線カット率97%の液体洗剤です。洗濯を繰り返す度にカット率がさらにUPします。香りが気になるという方にもおすすめのベビーフローラルで、優しい香りです。
詳しくみるサングラスはファッションだけじゃない!
サングラスは「夏のファッション小物」と考えている人も多いかもしれませんが、立派な紫外線カットアイテムです。正しく選びましょう。
人間は目からも紫外線ダメージを受けます。目自体にダメージを受けると白内障などのリスクになりますが、目から入った紫外線が体内で認識され、メラノサイトが活性することで、メラニン生成をしてシミの原因にもなります。日焼け止めや日傘で紫外線をシャットアウトできていると思いきや、実はできていないこともあるのです。
そのため、サングラスもUVカット効果があるものを選びましょう。
その効果の書き方は様々なので注意が必要です。良く確認しましょう。
サングラスのUVカット効果の表記
- 紫外線カット率: たとえば「99%」なら1%しか通過しません。
- 紫外線透過率: たとえば「1%」なら、99%の紫外線は入ってきません。
- UV400: 波長が400以下の紫外線をカットするという意味で、基本的にUV-A、UV-Bともにカットできます。
99%カットのサングラスをかけていても、横から紫外線は入るので、なるべくつばの広い帽子や日傘も併用することをおすすめします。
肌の保湿を忘れないで!!
ここまで、全部やったら完壁!と思っていませんか?もうひとつ重要な事があります。
そう、とにかく「保湿」が基本であり、非常に重要です!
保湿が十分でない肌は、肌のバリア機能が低下している状態なので、紫外線ダメージを深刻に受けやすくなります。ダメージを受けるとさらにバリア機能は低下し、どんどん悪循環に…。そうならない為にも、スキンケアで保湿をしっかりとしたうえで、保湿効果もある日焼け止めを選ぶなど、保湿対策もしましょう。
身体の内側からのケア!紫外線で増えた活性酸素の対処方
紫外線は肌の活性酸素も増やしてしまいます。活性酸素が増えると、シミやシワの深刻化や肌荒れにつながります。そのため、常に内側からサビない体づくりをすることが大切です。
食事やサプリメントで抗酸化
抗酸化物質を、普段から意識して摂取するようにしましょう。抗酸化物質とは、ビタミンCやポリフェノール、ビタミンB、ビタミンE、βカロテン、DHA、EPA、CoQ10などです。緑黄色野菜や青魚に多く含まれる成分です。
食事からバランス良く摂れることが望ましいですが、毎日抗酸化物質を意識して献立を作るのは非常に大変ですので、サプリメントで補うのが手軽です。
サプリントでは1種類の成分しか取れないこともあるので、このようなドリンクタイプもおすすめです。
ヒッポファン エリキシール(ヴェレダ)
ヒッポファンという果実の濃縮タイプの健康補助飲料です。「ビタミンと栄養素の宝庫」と言われるヒッポファンには、カロチノイド、ビタミンE・A・B1・B2・B3・B9、フラボノイドなどが豊富に含まれ、抗酸化力が高いのでくすみが一掃されます。
詳しくみる美容点滴で即効ケア
ビタミンCなどの抗酸化物質を血液から全身へ届けることができるので素早く摂取できます。また、一つの成分だけではなく、複数の種類の成分を一度に摂取することも可能です。ただし、一度ではなく、定期的な点滴が効果的なので、経済的にはサプリメントよりは高いかもしれません。
それでもうっかり日焼けをしてしまったら…3日以内のケアが勝負
日焼け当日
まずは冷やし、たっぷりと保湿をしましょう。化粧水を冷蔵庫で冷やして使うと気持ちよく使えます。
日焼け後の肌は非常にデリケートな状態なので、擦ったりするのは絶対に避けましょう。そのため、化粧水はコットンなどを使わず手のひらで優しくつけるようにするのがおすすめです。また、シートマスクでの保湿も、肌に負担がかかるので、日焼け当日は避けましょう。
化粧水のあとは、水分が蒸発しないように、乳液でしっかりと蓋をします。一刻も早く美白美容液などをつけたいところですが我慢です。まずは負担のない保湿が大切です。
肌のターンオーバーが活性化させるためにも、睡眠は良く摂る様にしましょう。
翌日以降・赤みが引いたら
数日経つと産生されたメラニンが肌表面にシミとなって現れます。そうなる前に、美白美容液でケアをしましょう。スクラブやピーリングで不要な角質のケアをすることも、くすみ予防に効果的です。もちろん、保湿は引き続き行うことをお忘れなく。
いかがでしょうか。まだ早いかも、と思っていても準備することはたくさんあります。日焼け止めの他にもアイテムをそろえて、透明感のある素肌を守っていきましょう。
顔にできたシミ・そばかすをキレイにするための洗顔術
髪型や服装に気をつかって若々しく見せようとしても、顔にできたシミのせいで老けた印象になってしまうのが悩みどころ。女性ならやっぱり、綺麗なたまご肌を目指したいですよね。そんなシミやそばかすが、実は毎日の洗顔で解消できるってご存じでしたか?今回は、シミやそばかすに効く洗顔術をお伝えしましょう。
シミの原因は、誤った洗顔法によるものってホントなの?
シミの原因にはいくつかありますが、誤った洗顔法のせいでシミができることもあるのです。
洗顔は毎日行うものです。そのため、当たり前のことすぎて正しい洗顔法を知らない方も実は多いのです。
でも、毎日当たり前に行っていることがシミの原因かもしれないなんて、ショックですよね。
では誤った洗顔法ってどんなものなのでしょうか?
皆さんの洗顔法は大丈夫か、思い起こしながら見てみてくださいね。
誤った洗顔法その1 汚れを落としきれていない
洗顔で大切なのは、特に夜の洗顔です。肌は、夜寝ている間にターンオーバーします。そのため寝る前に、一日のメイク汚れや皮脂汚れを完全に落としきることが大切なのです。
しかし、疲れていると夜の洗顔はおろそかになりがち。
洗わずにそのまま寝てしまうということも、ときにはあるかもしれません。
でも、実はその残った汚れがシミの原因に…。
肌に残った汚れは酸化し、くすみの元に。そしてそれがやがてシミへと変化してしまうのです。
汚れを落としきることは、洗顔において重要なポイントの一つなのです。
誤った洗顔法その2 ゴシゴシこする
洗顔で、汚れを落としきることは大切なことなのですが、そのためにゴシゴシこすって洗っている方はいませんか?実はこれも、シミの原因になります。
ゴシゴシとこすることで肌を刺激してしまい、それがシミの原因になってしまうことがあるのです。でも、こすらずに汚れを落としきるってどうしたらいいの?…と思った方、ご安心ください。
これからシミを防ぐ正しい洗顔術をお教えしましょう。
基本的な正しい洗い方はこれ!
まずは、基本的な正しい洗顔法をマスターしましょう。
先ほどもお伝えしたように、洗顔によってシミができてしまうのは、汚れが落とし切れていないことと、こすりすぎることが原因でした。このことからもわかるとおり、正しい洗顔の基本は、「汚れをしっかり落とすこと」「優しく洗うこと」この2つです。
では実際の手順をお伝えしていきましょう。
1. クレンジングで油性汚れをしっかり落とす
まずは、クレンジングでしっかりと油性汚れを落としきりましょう。
油性汚れとは、メイクや、酸化した皮脂のことです。
メイクも落とせるタイプの洗顔料を使っている方も多いと思いますが、実はこれではしっかりと汚れが落とし切れていないのです。
汚れには、水性のタイプと油性のタイプがあります。その両方を一つの洗顔料で落とすことは大変難しいことなのです。
汚れをしっかり落とすためには通常の洗顔の前にクレンジングを行って、油性の汚れをしっかり落とすことが必要不可欠です。メイクをしていない場合でも油性の汚れはありますので、洗顔前のクレンジングはできるだけ行った方が良いでしょう。
シミ・そばかす対策には、しっかりメイク汚れを落とすことができる、オイルクレンジングがおすすめです。
クレンジングの量は少し多めで。
これを、顔につける前に手のひらで温めましょう。
こうすることでより汚れが落としやすくなります。
顔にクレンジング剤をつけたら、丁寧に、こすらずに優しくマッサージします。
円を描くようにくるくると。
メイクが浮いたらぬるま湯で優しく洗い流しましょう。
2. 洗顔料で水性汚れを落とす
次に洗顔料で水性汚れを落としましょう。洗顔料は、合成界面活性剤や防腐剤など、余計な成分がなるべく含まれていないものを選びましょう。
30代からの肌のトラブルも同時に考えるのであれば、↓のような石鹸もおすすめです。固形石鹸としては少々高いですが、初回は60%引きで買える上に全額返金保証も付いています。
洗顔をする前に重要なのが、洗顔料をしっかりと泡立てること。しっかりと泡立てることで、洗浄効果も上がりますし、泡が肌への刺激を減らしてくれるためです。
指で肌をこすると言うより、泡で肌をなでるというイメージで洗うと良いでしょう。
すすぎはぬるま湯でしっかりと行います。
洗顔後はキレイなタオルで優しく水分を拭き取ります。
この基本の洗い方をマスターするだけでも、かなり肌の状態は良くなるはずです。
でも、普段からこのように洗顔しているけどなかなか効果が出ないという方もいますよね?
次に、そんな方のためのわざありな洗顔法をお伝えしていきましょう。
美白や老化防止も期待できる!?はちみつ洗顔
はちみつで洗顔?なんだかべたべたしそう…と思われた方もいることでしょう。
でも、このはちみつの成分がしみに絶大な効果を発揮するというのです。
なぜはちみつが効果的なのでしょうか?
はちみつが美肌に効果的なわけ
はちみつに含まれている成分に、その秘密は隠されています。
はちみつにはビタミンCが豊富に含まれているのです。
ビタミンC といえば、美白にも高い効果があることで有名ですよね。また、ビタミンが豊富に含まれていることで、美白だけではなく、肌の老化防止にも一役買ってくれるのです。
さらに、はちみつには再生能力が備わっており、それがお肌の再生も促してくれるのです。
はちみつ洗顔のやり方
はちみつ洗顔には二通りのやり方があります。
洗顔フォームにはちみつをまぜて洗う方法
やり方はとっても簡単。
基本の洗顔の際、洗顔フォームにはちみつを小さじ1杯混ぜて泡立てるだけ。
顔に直接はちみつを塗る方法
クレンジングを行った後、はちみつを大さじ1杯顔に塗り、10分間そのままおいておきます。
そして、その後は基本の洗顔どおり洗い流しましょう。
どちらもお家にはちみつがあれば簡単にできますので、お試しください。
ピーリング効果が期待できる?重曹洗顔
お掃除の時に使う重曹。これ、実はお肌の汚れ落としにも効果的なんです。
重曹洗顔の効果とは?
重曹は、お掃除でも使われることからもわかるとおり、高い洗浄効果があります。
ですからお肌に使うと、美白効果やピーリング効果が期待できるのです。
お肌に付着した皮脂などが原因で、肌がくすんでいたりシミができてしまっている方に特に効果的ですね。
ただし刺激も強いので使いすぎには要注意。
週に1度のスペシャルケアにとどめておきましょう。
重曹洗顔のやり方
まず、重曹はかならず食用で、粒の細かいのものを使用してください。あまり大きい粒はお肌を傷つける場合がるので注意しましょう。
これもやり方はとっても簡単。洗顔フォームに重曹を5gまぜて、基本通りに洗顔するのみです。
肌に刺激を感じたり、何か異常を感じた場合はすぐに中止してください。
特に、敏感肌の方は注意が必要です。
ターンオーバーを促す!呼吸洗顔法
これは、呼吸を意識するだけでシミに効果があるといわれている洗顔法です。
呼吸洗顔法の効果とは?
私たちは普段顔を洗うとき、ついつい息を止めてしまいがちです。
しかし、意識的に深い呼吸をしながら洗顔することで、自律神経のバランスが整い顔の筋肉がほぐれた状態になります。
そうすると、新陳代謝が活発になり、肌のターンオーバーが促され、シミやそばかすにも効果が期待できるのです。
でも、洗顔しながら呼吸って、難しそうですよね。
呼吸洗顔法のやり方
やり方は、洗顔の際、深くゆっくりと呼吸することを心がけるだけです。
あとは、基本の洗顔通りに優しく洗いましょう。
とくに用意するものもないので、今日からすぐに実行できますね。
自分のお肌の状態を見極めることが大切
いかがでしたか?
シミやソバカスに効果的な洗顔方法をお伝えしましたが、シミやソバカスの原因は人によって様々です。また、お肌の状態も様々です。
効果的な方法も人によって当然変わってきます。シミやソバカスを改善するためには、まずは自分の肌の状態をチェックすることがとても大切です。
その上で、自分に一番最適な洗顔法を試してみてくださいね。
もちろん、洗顔フォームやクレンジング剤を選ぶ際も、お肌に合ったものを選ぶことが重要です。
自分のお肌の状態を知り毎日の洗顔に手を抜かず、シミのない、たまご美肌を目指しましょう。