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その順番合ってる?メイクの順序とキレイに仕上げるポイント完全解説
たくさんのメイクアイテムを使いこなすのって、結構大変ですよね。どんなアイテムを使うのかも重要ですが、肌をキレイに仕上げるには、メイクの順序が非常に大切です。順番に正解はありませんが、大人のメイクに最適な順番やそのポイントを解説します。
メイクの順番を見直すとこんなにイイことが♡
自己流になりがちなメイクの順番を改めて見直すことによって、たくさんのメリットがあります。
断然キレイに仕上がる!
メイクの順序を変えるだけで、そのメイクアイテムが持っている質感や発色を最大限に発揮できるため、キレイな仕上がりになります。
それだけではなく、小じわやシミ、たるみなどを目立たなくしたり、テカリを抑えたりする効果を最大限に発揮することもできるのです。
化粧崩れしにくくなる
メイクの順番を見直すことで、今まで悩んでいた、下記の様なメイク崩れを防ぐこともできます。
- ファンデーションの皮脂崩れ
- リップの色落ち
- マスカラやアイラインによるパンダ目
- 眉毛が消える
など
メイクアイテムの持つ、保湿効果や皮脂吸着効果、発色などを長持ちさせるためのポイントは、この後、各アイテムの部分で説明して行きますね。
結果、メイクの時短にもなる!
メイクの順番を見直すと、キレイに仕上がり、メイク崩れも防げます。
「上手くいかないからやり直し!」
「メイク直しに行かなきゃ!」
なんてことがなく、時間に余裕が生まれるのです。
一度、順番を理解してしまえば、毎日実践するだけですから、とっても簡単。
時間にも美容にも余裕のある大人の女性になれます。
大人のためのベースメイクの基本順序
ベースメイクの順番は大きく2種類あります。
それは、ファンデーションの種類によって異なります。
リキッドまたはクリームファンデーションの場合
- 化粧下地・日焼け止め
- リキッドファンデーション・クリームファンデーション
- コンシーラー
- フェイスパウダー(おしろい)
パウダーファンデーションの場合
- 化粧下地・日焼け止め
- コンシーラー
- パウダーファンデーション
この順番は、多くの女性がご存じかもしれません。
では、ここからは各アイテムの細かい使用順番と、キレイに仕上がるポイントを紹介していきます。
ベースメイク①下地と日焼け止め
大人の肌は下地優先!
化粧下地と言っても、多くの種類があります。
それは、化粧下地が下記のような、様々な働きをしてくれるからです。
- 色補正
- 凹凸補正
- ファンデーションとの密着度アップ
- 保湿
- 皮脂吸着
- 紫外線カット
- カバー力アップ
特に、紫外線カットを重視して、化粧下地と日焼け止めを併用している女性も多いかと思いますが、あなたはどちらを先に塗っていますか?
ベースメイクで日焼け止めを塗る場合、大人の肌におすすめなのは、
- 化粧下地
- 日焼け止め
の順番。
化粧下地の種類によりますが、ほとんどのものに保湿成分が含まれているため、日中のスキンケア効果を高めてくれます。
すると、乾燥によるシワや、過剰な皮脂分泌を抑え、長時間キレイなメイクを保つことができます。
また、先に化粧下地で肌の凹凸を均一にすることで、日焼け止めの塗りムラが抑えることもできるのです。
コントロールカラーはいつ使うの?
化粧下地や日焼け止めと共に、コントロールカラーを使用する場合もあるかと思います。
その場合は、
- 化粧下地
- 日焼け止め
- コントロールカラー
という順番で使用しましょう。
コントロールカラーはその名の通り、肌色を調整してファンデーションの色味をキレイに魅せてくれるアイテムです。
多くの場合が部分使いですし、コントロールカラーの効果を十分に発揮させるためには、ファンデーションの直前に使用するのがおすすめです。
ベースメイク②コンシーラー
コンシーラーっていつ使うの?
先ほど、お伝えした通り、ファンデーションのタイプによってコンシーラーの順番が異なります。
リキッドまたはクロームファンデーションの場合
- コンシーラー
- リキッドまたはクリームファンデーション
パウダーファンデーションの場合
- パウダーファンデーション
- コンシーラー
どちらも、順番を間違えると、十分にカバーできないどころか、厚塗りやヨレの原因になるので、注意しましょう。
詳しいコンシーラーの使い方はコチラも参考に
BBクリームを使う時のコンシーラーの順番は?
BBクリームは、下地の効果も兼ね備えているため、基本的にスキンケアの直後に使用しますよね。
そんな便利アイテムに、コンシーラーはいつ使えば良いのか悩みどころ。
- BBクリーム
- コンシーラー
の順番で使いましょう。
もし、コンシーラーとBBクリームの質感が合わない場合は、キレイなスポンジか、指の腹でポンポンとなじませてあげればナチュラルに仕上がります。
ベースメイク③ファンデーション、顔のどこから塗るの?
ファンデーションは頬の中心から外に向かって
どんなタイプのファンデーションでも、顔のどこから塗るのか、基本的には順番は同じです。
毛穴やシミ、クマなどの「隠したい部分から塗り始める」と覚えておくと迷いません。
ただし、シワは厚塗りになると余計に目立ってしまうため、なるべく最後に、薄くつけるようにしましょう。
リキッド・クリームファンデーション、BBクリームの場合の順番
- 手の甲にパール粒大出し、両頬(各2~3か所)、おでこ、あご、鼻に乗せる
- 頬の中心から、放射線状に広げる
- おでこは生え際に向かって放射線状に伸ばした後、薄く鼻筋にのばす
- あごも外側に向かって伸ばす。フェイスラインはぼかすように。
- 指やスポンジに残ったファンデーションで、目元、小鼻、口元の崩れやすい部分を薄く塗る。たたき込むようにすると、密着しより崩れにくくなる。
- 最後に手のひらで顔全体を包み込み、なじませる
※ブラシ、スポンジを使う場合にも基本的には同じ順番です。
動画でもチェック♪
パウダーファンデーションの場合の順番
- スポンジの半分くらいにファンデーションを取る
- 頬の中心から、滑らせるように外側に向かってなじませる
- おでこも中心から放射線状に滑らせていく。
- 鼻、あごも薄く塗る
- 小鼻、目元はファンデーションをつけたさずに、軽く、とんとんとなじませていく
- フェイスラインや生え際を、外に向かってスポンジを滑らせ、ぼかす
※フェイスブラシやパフを使う時も基本的には同じ順番です。
動画でもチェック♪
2色使いたい場合はどっちが先?
上級者になると、ファンデーションの色を、部分によって使い分けて、立体的なベースメイクを作る場合もありますよね。
その場合、明るい色と暗い色、どちらを先に塗れば良いのでしょうか?
2色使いで小顔になるメイク順番
- 顔の中心部分に明るい色(普段使っている色)を塗る
- フェイスラインに暗い色を少量取り、のばす。
- 小鼻やあごの下、鼻筋の脇などにも暗い色をなじませる。
- 色の境目を指の腹かスポンジでなじませる
ベースメイク④おしろい・パウダー
パウダーは顔のどこからつけるの?
フェイスパウダーやおしろいの役目は、水分・油分の多いリキッドファンデーションなどの崩れを防いだり、肌の質感を整えます。
また、紫外線カットの機能も高めてくれます。
そんなフェイスパウダーは、崩れやすい所からつけるのが鉄則。
マットになりすぎるのが嫌だったり、乾燥しがちな場合には、顔全体ではなく、崩れやすいTゾーンや小鼻にだけ乗せるのもOKです。
ルースパウダーとプレストパウダーどっちが良いの?
フェイスパウダーの形状には大きく2種類、さらさらの状態のルースパウダーと固形になったプレストパウダーあります。
実は、あまり違いはありません。
ブランドによって、プレストでもルースでも、それぞれツヤっぽい仕上がりやマットな仕上がりなどの違いがあり、結局のところ「何(道具)を使ってつけるか」で、大きく質感は変わります。
- ブラシ
- 薄好きでナチュラルな質感
- 厚みのあるパフ・毛足の長いパフ
- ふんわりとした質感
- 薄いパフ
- マットな質感でカバー力が出る
好きな質感を探してみるのも面白いですよ。
携帯するならプレストパウダーがおすすめ
私の場合、朝自宅でメイクする時は、ルースパウダーをブラシで付け、持ち歩くポーチの中にはプレストパウダーと付属の薄めのパフを携帯しています。
外出先での化粧直しの時には、崩れた小鼻やテカったTゾーンを、パフでさっと抑えるだけで簡単です。
また、ルースパウダーとブラシを持ち歩くより、ポーチの中にコンパクトに収まるのでおすすめです。
クッションファンデーションに下地やおしろいは必要?
基本的にクッションファンデーションは、スキンケア後、ぽんぽんするだけで、下地もおしろいも不要です。
保湿、紫外線カット、カバー力、崩れにくさの実力は、既にその人気から証明されていますよね。
ただし、シミを隠したい、くすみを隠したい、テカリが気になる、など、特別な効果を求めるなら、下地やコンシーラー、フェイスパウダーを使うのがおすすめです。
詳しい使い方やおすすめクッションファンデはこちらを参考に♪
ポイントメイクの基本順序
ベースメイクが終わったら、いよいよポイントメイク。
ポイントメイクの順番は、顔のバランスを取るために、とても重要です。
- アイブロウ
- アイシャドウ
- アイライン
- ビューラー
- マスカラ
- リップ
- チーク・ハイライト・シェーディング
この順番に正解はありません。
リップから塗っても問題はありません。
しかし、大人メイクらしい顔全体のバランスと崩れにくさを重視して、この順番をおすすめしてます。
細かく見ていきましょう。
ポイントメイク①アイブロウ
眉を書く順番
- スクリューブラシで毛の流れを整える
- フェイスパウダーを軽くのせ、眉についた水分や油分をオフ
- 眉の形を決め、ペンシルでしるしをつける(眉尻、眉頭、眉の太さ)
- アイブロウペンシルやパウダーで埋めていく
- スクリューブラシで毛の流れを整える
トレンド眉の詳しい書き方は下記もチェック♪
眉マスカラはいつするの?
眉の色を変えたり、眉のボリュームを調整するために、眉マスカラを使用する場合には、最後に使用します。
眉マスカラを使用すると、時間が経って汗や皮脂で眉が消えてしまう心配も少なくなるので、おすすめです。
眉マスカラの使い方
- ブラシの先端に着いた余分なマスカラ液をオフする
- 黒目の上あたりから眉頭に向かって、毛流れに逆らってつける
- 眉全体を毛流れに沿ってひと撫でする
- ダマになっている部分はスクリューブラシや綿棒で整える
眉ティントをしたい場合いつするの?
最近流行の眉ティント。
これは、眉毛を染めるのではなく、皮膚の角層を染めるため、全てのメイクの前に行います。
おすすめは、前日の夜の洗顔後。
商品にもよりますが、ティントして2~3時間は色が落ちやすいので、メイクも洗顔もしない方が良いのです。
前日の夜に眉ティントすることで、寝ている間に色が角層に定着し、落ちにくくもなるのでおすすめです。
ポイントメイク②アイシャドウ
広い範囲&明るい色から
アイシャドウにも、様々なアイテムがありますが、ここでは3色のパウダーまたはクリームタイプのアイシャドウの例です。
グラデーションの方法もたくさんありますが、とにかく「広い範囲&明るい色」から。
また、チップを最初に置いた所が一番濃くなるのも覚えておくと、失敗しづらくなりますよ。
- ベースカラー(ハイライトカラー)をアイホール全体に広げる
- メインカラーを二重の幅にのせ、ベースカラーとの境界をぼかす
- 締め色(最も濃い色)を細いチップまたはブラシに取り、目の際に乗せる
- 綿棒でなぞり、馴染ませる
- 下まぶたのアイシャドウや、涙袋メイクをするならここで!
詳しい涙袋メイクはコチラを参考に
ポイントメイク③アイライン
アイライナーの種類によって注意したい順番がある
アイライナーには、リキッド、ジェル、ペンシルなど様々。
アイラインで一番多い悩みがにじむこと。
特にペンシルライナーは柔らかくて使いやすいのですが、にじみやすく化粧崩れが多いのが特徴です。
そんなペンシルアイライナーを使い場合には、先ほどのアイシャドウの締め色をアイラインを引いた後にひきましょう。
上からなぞるように締め色のアイシャドウをつけることでコーティングされ、崩れにくくなります。
リキッドやジェルで崩れる場合は、アイラインをひく前に目の際の涙や皮脂を綿棒などでオフしてからのせるようにしましょう。
ラインが皮膚にしっかり密着して落ちづらくなりますよ。
アイラインの詳しいメイク方法は下記を参考に♪
ポイントメイク④マスカラ
まつげメイクの基本順序
- 上まつげをビューラーでカールをつける
- マスカラ下地を塗る(ボリュームUPやカールキープなどをしてくれる)
- 下地が乾いたらマスカラを根元からジグザグに塗る
- 上からもひと塗りすることで、しっかりコーティングされカールキープできる
- 金属コームでとかし、ダマをとる
- 上まつげのマスカラが乾いたら下まつげもぬる
つけまつげをつけるならこのタイミング
つけまつげをしたい場合には、アイシャドウとアイラインの後につけましょう。
つけまつげをしてからでは、アイシャドウの粉がつけまつげについてしまったり、アイラインをうまくひくことができませんので注意しましょう。
まつげメイクのヒントにこちらもどうぞ♪
ポイントメイク⑤リップメイク
リップメイクの基本順序
- リップクリームで保湿・紫外線カットをする
- リップコンシーラーで唇の色を消す
- リップライナーで唇の輪郭を書く
- 口紅(リップカラー)で中を塗りつぶす
- 軽くティッシュオフをする
- もう一度、口紅(リップカラー)で中を塗りつぶすことで色落ちしにくくなる
- リップグロスをのせる
大人は使って当たり前!リップライナー
リップライナーを使うのは難しそう、面倒くさいと使わない女性も多いかもしれませんが、大人のキチンと感を演出するためにはリップライナーの使用をおすすめします。
色落ちも防ぐことができるので、忙しい人にもぜひ使っていただきたいアイテムです。
口紅の塗り方でこんなに変わる
口紅の塗り方にも様々な方法があり、1本の口紅でも色や質感を変えて楽しむことができます。
-
- 直塗り
- 一番簡単なのに口紅の色をしっかりつけることができます
-
- ブラシで
- シワにもしっかり色が入り、発色、色モチが最も良いです。
-
- 指でポンポン
- 自然な血色感が出せたり、グラデーションを作りやすい。この場合はリップライナーは不要です。
-
- チップで
- ツヤ系の口紅をマットな質感にしたい時に。
口紅の塗り方の選択肢を増やして大人メイクにも幅を持つともっとメイクが楽しくなりますよ。
ポイントメイク⑥チーク・ハイライト・シェーディング
3つの色で顔のバランスを整える
最後に重要なチーク、ハイライト、シェーディングを入れて、顔全体のバランスを整えます。
チークだけは使う、という女性が多いかもしれませんが、ハイライトとシェーディングを使うことによって、顔に自然な立体感が生まれ、肌の質感を高め、ポイントメイクを際立たせてくれるのです。
順番はあるの?
順番は
- チーク
- ハイライト
- シェーディング
の順番がおすすめ。
コレがやりすぎない順番です。
大人のメイクでチーク・ハイライト・シェーディング、がっつり入っていると、ただの厚化粧な印象に。
あくまでも、バランス調整のメイク行程ですので、ちょっと薄すぎるかな?くらいに留めておきましょう。
顔の形別、チーク・ハイライト・シェーディングの位置
また、これらは顔の形によって入れる位置が微妙に異なります。
入れる位置やトレンドのチークはこちらを参考に♪
おまけ・アイプチはいつするのが正解?
一つのメイクアイテムとして定着したアイプチ。
もし、ナチュラルに仕上げたいなら、ベースメイクが終わったあとすぐにアイプチをするのがおすすめです。
二重の幅は顔のバランスに影響しますので、ポイントメイクをする前にアイプチをすることで、眉もアイシャドウもアイラインも、こんなはずじゃなかったのに…という失敗を防げます。
まとめ・順番だけでメイクは変わる!
いかがでしたでしょうか。
多くのアイテム、使い方を細かく説明したので長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回紹介した全部のアイテムを使う必要はありません。
また、もちろんアイテムによっては例外もあります。
今回は、大人メイクをするうえで、アイテムの力を最大限に発揮させるための、テクニックとして紹介しました。
メイクの順番をちょっと変えるだけで、メイクの仕上がりもモチも変わってきますので、ぜひ試してみてください♪”
雪焼けを防ぐUV対策&ケア方法!冬こそ日焼けに注意しよう
冬ならではのお楽しみといえば、スキーやスノボといったウインタースポーツ。ウエアやボードの準備と同じくらい大切なのが、雪に反射した日光で肌が焼ける「雪焼け」対策です。冬の雪山にひそむ紫外線のリスクと、知っておきたい対策&ケア方法をご紹介します。
新雪はビーチよりも紫外線を反射する?!
夏と冬、どちらの紫外線量が多いか?と聞かれたら、多くの人が夏!と答えるのではないでしょうか?
上空から降り注ぐ紫外線量に関して言えば、冬の紫外線は夏よりも格段に少ないとされています。
一方、地面からの紫外線反射率は、砂浜で10~25%であるのに対して、新雪ではなんと80%にも達すると言われています!
じりじりと日差しが降り注ぐ夏と違って、冬は紫外線に対する意識が低くなりがちですが、こうしてみると、雪山ではビーチに比べ、かなり多くの紫外線を浴びることが分かります。
ウインタースポーツ中の紫外線を侮るな!
紫外線量の変化は、標高とも関係があることが分かっています。
標高が1000m上昇するごとにUV-Bが約10%上昇することから、標高の高い山では当然、紫外線への注意が必要となります。
引用元:ウインタースポーツの皮膚トラブルに要注意|ヒフノコトサイト 田辺三菱製薬
※UV-B波は肌の炎症や、シミやそばかすといった肌老化の原因になります。
ウインタースポーツを行うゲレンデは、標高が高い場所に位置しているので、その分、肌が浴びる紫外線量も多くなります。
雪山における紫外線リスクは私たちの想像以上に大きく、肌にとって非常に過酷な環境だと言えます。
紫外線は目に見えないだけに油断しがちですが、ゲレンデに行く時には、しっかりとUV対策をすることが大切です!
冬の乾燥がダメージを助長?!
冬は空気中の湿度が低く、肌も乾燥しがちです。
2016年2月16日に公開された調査結果※によると、乾燥した肌は水分量が多い肌に比べ、日焼けしやすいのだそう。
肌は乾燥することでバリア機能が低下するので、外的ダメージを受けやすく、またターンオーバーの周期が乱れて、なかなか日焼けが治りにくいことも。
冬の雪焼けは、夏の日焼けよりも悪化、長期化しやすいものだと言えます。
唇の日焼けも注意!
唇も冬場に乾燥しやすく、また紫外線によるダメージを受けやすいパーツです。
デリケートな部分なので、うっかり日焼けをすると、ひどい炎症を起こしてしまうので注意しましょう。
雪焼け対策①日焼け止め
雪焼けの恐ろしさが分かったところで、一体どんな対策を取ればいいでしょうか?
冬も日焼け止めを
雪焼け対策の基本は、ずばり日焼け止めです。
日焼け止めを選ぶ時は、紫外線のUV-A波とUV-B波ともに高い数値で防げるものを選びましょう。
- PA値
- UV-A波を防ぐには、PAの数値を目安にします。
この数値は、UV-A波に対してどれくらいの効果があるかを+の数で示しています。
雪山での使用には、PA+++からPA++++のものを選びましょう。
- SPF値
- UV-B波を防ぐには、SPFの数値を目安にします。
この数値は、「約20分前後で日焼けが開始する素肌状態に比べ、その時間を何倍に伸ばせるか」を意味します。
雪山での使用には、最低でもSPF40以上、できればSPF50、50+といった高い数値を選びましょう。
塗り直しはこまめに
日焼け止めを塗る時にな大切なのは、
- ケチらずたっぷりな量を塗ること
- こまめに塗りなおすこと
塗る量が少ないと、日焼け止めに表示されている数値本来の効果が発揮されません。
また日焼け止めは時間が経つにつれて摩擦や汗で落ちてしまい、効果が減ってしまいます。こまめに塗りなおすことで、塗り忘れによるうっかり日焼けも防ぐことができます。
飲む日焼け止めも効果的
最近注目されているのが、サプリメントタイプの飲む日焼け止めです。
紫外線を防止する成分に加え、各種ビタミンや美肌成分が配合されており、飲むだけでUV&美肌ケアができる手軽さが話題になっています。
これまでは美容皮膚科で処方してもらう必要がありましたが、オンラインで手軽に買える商品も登場しています。
ホワイトヴェール(キラ★リズム)
シトラスやローズマリーから抽出した、紫外線予防に効果があるポリフェノール「ニュートロックスサン」を配合。目から入る紫外線に効果がある「ルテイン」や、美肌をつくるビタミン&ミネラルまで贅沢に配合した日焼け止めサプリです。
詳しくみる従来の塗るタイプの日焼け止めは、肌へのダメージが気になったり、塗り直しが面倒だったりとデメリットも…。
ライフスタイルに合わせて、上手に組み合わせて使ってみてください!
飲む日焼け止めの関連記事はこちらをどうぞ。
雪焼け対策②リップクリームはこまめに
デリケートな唇を雪焼けから守るには、どんな対策を取ればいいでしょうか?
リップクリームもこまめに塗り直す
唇の雪焼け対策には、やはりリップクリームが最適です!
唇は食事や会話などで摩擦を受けやすく、一度塗っただけでは、十分な効果が得られません。
肌に塗る日焼け止めと同様に、こまめに塗り直すのがポイントです。
紫外線カット機能付きを選ぼう
リップクリームはUVカット機能が高いものを選びましょう。
SPF20程度、PA+からPA++のものだと、紫外線が強い雪山でも安心して使うことができます。
効果が高い分、唇への刺激が強いものもあるので、普段使いするものは別に揃えるのがおすすめです!
ママラボ UVリップクリーム(コスメプランニング)
SPF20、PA++の高い機能性と保湿力を実現したUVリップです。ハチミツやローヤルゼリーなど、口に入れても安心な素材を使用し、低刺激処方なので普段使いもOK!3才以上のお子さんなら親子で一緒に使うことができます。
詳しくみる雪焼け対策③サングラス・ゴーグルを着用
紫外線は肌のみならず、目にもダメージを与えます。
目は紫外線を浴び続けると炎症を引き起こし、特に雪焼けによって起きる角膜炎は「雪目」と呼ばれています。
雪目とは、 スキー場や海水浴場で強い太陽光を浴びたり、電気溶接を行ったことによって、目が長時間直接紫外線にさらされ、角膜の表面が傷つく病気です。強い紫外線にさらされてから6~10時間程度で、「結膜の充血」、「目がゴロゴロする」、「涙が出る」、「目が痛くてまぶしい」などの症状があらわれます。
引用元:雪目[電気性眼炎]|千寿製薬株式会社
紫外線ダメージによる目の老化が進むと、白内障や加齢黄斑変性症(かれいおうはんへんせいしょう=モノが歪んで見える/視界の中心が暗くなる・欠ける)といった眼病の原因にも。
また、目から入った紫外線は肌の老化にも影響します。
こうしたダメージを防ぐために、ウインタースポーツを楽しむ時はサングラスやゴーグルをしっかり着けるようにしましょう。
万が一焼けてしまったら
対策をしていたにもかかわらず、うっかり日焼けはなかなか防げないものです。
万が一雪焼けをしてしまった場合は、どのような対策を取るのがいいでしょうか?
早めにたっぷりの保湿を!
雪焼けした肌はひどく乾燥して、水分不足に陥っています。
日焼け後と同様に、化粧水や保湿アイテムをたっぷりと塗りましょう。
また、紫外線を浴びた肌がメラニンの生成を始めるのは、約3日後だと言われています。
早めのケアで、少しでも紫外線ダメージを軽減させましょう。
アフターケアのコツ
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- 化粧水はコットンを使わず、手を使ってなじませる
- デリケートな状態の肌への刺激を減らします
-
- 化粧水は冷蔵庫で冷やしておく
- 冷えた化粧水を使うことで、肌のほてりを鎮静化させます
-
- 化粧水とコットンを使った、5分程度のコットンパックが効果的
- 長く置きすぎると、逆に肌の乾燥を招いてしまうので要注意です
-
- すぐに美白系アイテムを使うのはNG
- 美白系化粧品は刺激が強いので、肌が落ち着いてから使用しましょう
-
- しみる時には軟膏系アイテムでケア
- 炎症がひどい場合は、ワセリンなどの軟膏を使用しましょう
-
- ホホバオイルでスペシャルケア
- 保湿力が高く、低刺激なので、肌に負担をかけずにケアができます
強い痛みやほてり、ひどい赤みや水ぶくれがある場合は、すぐにお医者さんに相談してください。
水分補給をしっかり
日焼け後は肌のみならず、体全体も水分不足に陥っています。
水分をこまめに摂って、体の内側からも潤いを与えてあげましょう。
水分補給をしっかりすることで代謝が促進されるので、日焼け肌の回復にも効果があると言えます。
目の炎症には目薬を
「雪目」による目の炎症には、角膜のダメージを修復、保護する目薬が効果的です。
炎症があまりにもひどい場合は、お医者さんに相談することをおすすめします。
日焼けのアフターケアはこちらの記事も参考にどうぞ。
まとめ・雪山では小まめに日焼け止めを塗りなおそう!
雪山での日焼けは、肌や身体に大きなダメージを与えてしまいます。
ゲレンデに行くと、ついつい滑るのに夢中になってしまいますが、日焼け止めをこまめに塗り直して、しっかりと肌をいたわってあげてください!
日焼けの正しいアフターケア!シミ・くすみを最小限に食い止めよう!
夏は外でのレジャーが楽しい季節ですね。でもそんな時に気になるのが「日焼け」。どんなに対策をしても日焼けしてしまったり、時には日焼け対策自体を忘れてしまうなんてことも。これからご紹介する日焼けのアフターケアを実践すれば、日焼け後のダメージを食い止めることができますよ。
紫外線は肌トラブルの元
「日焼けが肌に良くない」ということは皆さん知っていますよね?
でも、なぜよくないか詳しく説明できるという方は意外と少ないかもしれないですね。
そこでまずは紫外線が肌に与える影響についてご紹介します。
紫外線は3種類
皆さんは、紫外線にはUV-A波、UV-B波、UV-C波の3種類があることはご存知でしたか?
その中で、UV-C波は地上には到達しないため気にしなくても大丈夫です。
気にするべきはUV-A波とUV-B波です。そしてこの二つはそれぞれに肌に与える影響も異なります。
UV-B波は日焼けの元
UV-B波は、いわゆる「日焼け」の状態を引き起こす紫外線です。
皮膚の角層の部分にダメージを起こすことで肌を黒くします。これはほおっておくと乾燥やシミなどのトラブルを引き起こします。
UV-A波は要注意!じわじわと皮膚の奥深くまで到達する
一方UV-A波ですが、目に見える急激な変化は起こさないため油断しがちです。
しかしUV-A波は皮膚の奥にある真皮層まで到達します。そしてダメージが積み重なったときに肌に様々なトラブル(しわやたるみなど)を引き起こすのです。
目に見える日焼けがないからと言って安心はできないのですね。
室内でも油断は禁物
日焼けというと肌を黒くする日焼けにばかり注目しがちですが、本当に怖いのはダメージがわかりにくいUV-A波による日焼けなのです。
しかもUV-A波は天気が悪い日も降り注いでいますし、室内にいるときもガラスをすり抜けて入ってくるため油断は禁物です。
肌をいつまでもキレイに保つためには天気の悪い日や室内にいるときも、紫外線対策を怠らないことが大切なのですね。
日焼けをしてしまった時の緊急処置!
きれいな肌のためには紫外線対策が重要なのは皆さんもよくわかっていますよね。
でもそうはいっても、ついつい日焼け対策を忘れてしまったり、日焼け対策はしていたけど不十分で日焼けをしてしまった時どうすれば良いのでしょうか?
日焼けをしてしまい「どうしよう」と不安に思わなくても大丈夫。すぐにアフターケアすることで肌のダメージを最小限に食い止めることができます。
まずは冷却 + 保湿
日焼けをしたとき、実は肌はやけどをした時と同じ状態になっています。そこでまずはとにかく冷やすことが大切です。
- 全身日焼けの場合
- 水風呂や水のシャワーを浴びると効率よく冷やすことができます。
- 顔など部分的な日焼けの場合
- 保冷剤や冷たいタオルで冷やしましょう。
十分に肌を冷やした後は保湿をします。
化粧水は刺激が無いものを使う
化粧水は、なるべく刺激になるようなものを含んでいないものを選んでくださいね。
日焼け直後の肌は敏感になっているため、少しの刺激でもヒリヒリしてしまうことがあります。
冷却作用のあるメンソール入りのローションなどは特にNGです。
消炎作用の化粧水を使いましょう
消炎作用のある化粧水だとなお効果的です。また、あらかじめ化粧水を冷やしておくと冷却効果も得られるためおすすめです。
化粧水をつけた後はワセリンなどを塗っておくと水分が閉じ込められより保湿効果が持続します。
化粧水をつけるときは手のひらで優しくつけるようにしてくださいね。
日焼けのアフターケアにおすすめの化粧水
アベンヌ ウオーター (Avène))
敏感肌にも使える低刺激性の化粧水なので、日焼け後の敏感な肌の保湿にはぴったりです。
詳しくみるアセモン 薬用桃の葉ローション (ベルサンテ)
桃の葉エキスがお肌の潤いを保ってくれます。 また消炎効果のあるグリチルリチン酸ジカリウムなどが配合されており、日焼け後の肌のほてりを鎮めてくれます。
詳しくみるカーマインローション N (資生堂)
昔ながらの化粧水ですが、コスパが良く日焼け後の肌のほてりを鎮める効果があります。 値段が手ごろなので、けちらずたっぷり使える点もうれしいですね。
詳しくみる日焼けがひどいときのスペシャルケア
冷やしてもなかなかおさまらないひどい日焼けの時には、スペシャルケアをお試しください。
- 重曹でケア
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昔からやけどの応急処置として使われていたのが「重曹」です。ひどい日焼けにも重曹が効果を発揮してくれます。
ぬれタオルで冷やす際に少量の重曹を混ぜた水を含ませて冷やします。
水風呂に入るときにも、200Lの浴槽に対して大さじ2〜3杯ほどの重曹を混ぜてから入ってみてください。
重曹風呂は長くつかると肌が乾燥してしまうので、20分以内で上がりましょう。重曹を入れた水につかった後は、洗い流さずにふき取る程度もしくは自然乾燥にしておいてくださいね。
- ホホバオイルでケア
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ホホバオイルは抗酸化作用が高いことで有名です。この抗酸化作用が、日焼け後の傷んだ肌の修復に力を発揮します。
また化粧水で保湿した後にホホバオイルを塗ると水分の蒸発も防いでくれますよ。
美白は炎症が治まってから
美白ケアは、炎症が静まってからするようにして下さい。
美白成分が肌を刺激することがあるためです。
美白化粧品には、「できてしまったシミをケアする」タイプのものと、「これからできるシミを防ぐ」タイプのものがあります。
日焼けのアフターケアには、「これからできるシミを防ぐ」タイプのものを選ぶと効果的です。
日焼けのアフターケアにおすすめ美白化粧品
アクアレーベル リセットホワイトマスク (資生堂)
紫外線を浴びた肌を集中ケアできるのがこの商品です。 メラニンの生成を抑え、お肌に潤いも与えてくれます。 パックタイプなのでお肌に有効成分をしっかりと浸透させることができますね。
詳しくみるしわ・たるみ防止にコラーゲンの補充も忘れずに
UV-A波がしわやたるみを引き起こすと先ほどもお伝えしましたが、これは紫外線によりコラーゲンが壊れることによるものです。
これを放置しておくと、どんどん老化が進んでしまいます。そうならないためにもコラーゲンを補うことが大切です
美容液など外側から補うタイプもありますが、サプリメントやドリンクなど内側から取り入れてケアする方法がより効果がありおすすめです。
コラーゲンの生成に欠かせないビタミンCを一緒に取り入れると、さらに効果的ですね。
日焼けのアフターケアにおすすめのコラーゲンサプリ
天使のララ (エミネット)
ミクロフィルタリング精製法により、純度の高いコラーゲンを抽出しています。 通常豚や牛から抽出されたコラーゲンが使用されることが多いのですが、この天使のララのコラーゲンは魚から抽出されています。 魚のコラーゲンは脂肪分が少なく水に溶けやすい性質があります。 またコラーゲン特有の飲みにくさがなく、さらにシロップ状になっているため飲み物に入れたりヨーグルトにかけたりして手軽に取り入れることができます。
詳しくみる日焼けアフターケアの仕方は年齢によっても変わる
年齢によって肌の状態が変化し、トラブルの内容も変わります。
個人差はありますが、若いころはどちらかというとお肌のべたつきが気になりがちですが、年齢とともに肌の水分量や油分の量は減り乾燥しがちになります。
そのため年齢が進めば進むほど、日焼け後の保湿をしっかりと行う必要があります。
今40代以降の方は、保湿後の油分補給をしっかりと行うようにしてくださいね。逆に今20代の方は油分は十分にあることが多いため、水分補給を中心に行うようにしてください。
年齢だけでなく、肌の状態には個人差もあるためご自分の肌の状態を見極めたうえでケアをすることが大切です。
日焼け後の生活に気を付けて肌トラブルを防ぐ
日焼けをしてしまった後は、その後の生活の仕方に気を付けることで肌トラブルを防ぐことができますよ。
新たな日焼けをしない
日焼けをしてしまった後は、さらなる日焼けをしないように気を付けることが大切です。せっかくケアをして肌の状態が元に戻ってもまた日焼けをしてしまっては台無しです。
日焼け止めを忘れずに塗り新たな日焼けを防ぐようにしてくださいね。日焼け止めは、一度にたくさん塗るのではなく、薄くのばして塗りこまめに塗りなおすようにしてください。
また最近は「飲む日焼け止め」というものもあります。
こういったものも日焼け止めとともに利用すると手軽に日焼けを防止することができます。
飲む日焼け止めについては以下を参考にしてみてくださいね。
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食事に気を付ける
日焼けを外側からケアした後は、内側からのアフターケアも大切です。
そうするとさらに肌の状態がもとに戻りやすくなります。
- ビタミンA
- ビタミンAは抗酸化作用があり老化を予防する働きがあります。
そのためシミやしわができるのを防いでくれます。ビタミンAは、かぼちゃ・にんじん・トマトなどの緑黄色野菜に多く含まれています。
- ビタミンC
- 美白に効果的だといわれることの多いビタミンCですが、ビタミンCを多く摂取するとメラニン色素の生成を防いでくれます。
日焼け直後の化粧品による美白は避けたほうが良いのですが、ビタミンCの含まれているものを食べるという美白の方法なら取り入れることができますね。ビタミンCは、ブロッコリー・ピーマンなどの緑黄色野菜、柑橘系のフルーツ、キウイフルーツ、イチゴなどに多く含まれています。
- ビタミンE
- ビタミンEには血流を促し新陳代謝を高める働きがあります。
新陳代謝が高まると肌のターンオーバーが促されるため肌トラブルが解消されますよ。ビタミンEは、アボカド・大豆・ゴマ・ナッツなどに多く含まれています。
日焼のアフターケアを万全にして、いつまでもキレイな肌で
いかがでしたか?うっかり日焼けしてしまっても、慌てずその後の対処をしっかりと行うことでお肌の状態をもとに戻すことが可能です。
また毎日しっかりと日焼け対策を行っていたとしても、見えないダメージが積み重なっている可能性もあります。
夏の間のお肌のケアを万全にすることで、いつまでもキレイな肌をキープできます。
日焼けを防ぐ対策と、日焼け後のケアの2段構えで夏を乗り切ってくださいね。
飲む日焼け止めって効果あるの?肌の衰え防止、夏のレジャーにおすすめ!
紫外線が厳しくなり、日焼けが気になる季節になりましたね。
日焼け対策は万全ですか?日焼け対策を何もしていないという方はさすがにいないと思いますが、ついつい忘れてしまうことはありませんか?
また、日焼け止めは塗ってきたけど塗り直しがめんどくさくて…。ということはありませんか?
そんな方たちにおすすめしたいのが、「飲む日焼け止め」です。
「え、日焼け止めを飲むってどういうこと?」と思われた方もいることでしょう。
そこで今回は、今話題沸騰中の「飲む日焼け止め」について詳しくご紹介しましょう。
肌を老化させる原因は主に4つ
肌を老化させる原因には、主に以下の4つあります。
細胞の酸化
私たちが生きていくためには酸素が必要不可欠ですが、この酸素が実は老化を引き起こす原因にもなってしまうのです。
体の中に取り入れられた酸素は一部が変化して「活性酸素」になります。この活性酸素が細胞を酸化させる原因になるのです。
細胞が酸化すると皮膚の弾力が失われ、肌の老化が進んでしまいます。
皮膚の乾燥
もともと私たちの肌には天然の保湿成分が備わっているのですが、年齢とともに減少していきます。
そのため対策を怠っていると、どんどん水分が失われ肌の弾力不足や小じわの原因に。
皮膚が薄くなる
年齢とともに女性ホルモンの量が減少していきます。
女性ホルモンは、皮膚のコラーゲンを生成するために重要な物質です。また女性ホルモンが減ると、新陳代謝も悪くなってしまいます。
これらのことから皮膚が薄くなってしまうのです。薄くなった皮膚は、弾力がなく血管が浮き出てくるなどエイジングダメージが表れやすくなり、老けて見える原因になってしまいます。
また薄い肌は傷つきやすく、傷がつくとさらに皮膚が薄くなるという悪循環に陥ってしまうことに。
光老化
光老化とは、肌が太陽の光にさらされることによって起こるダメージのことを言います。
普段光に当たらない部分の皮膚と、光に当たっている部分の皮膚を見比べてみてください。その違いは歴然ですよね。
それだけ光による肌へのダメージは大きいのです。
光老化は紫外線が強い時期にだけ起こるわけではなく、弱い紫外線でも積み重なることでダメージを引き起こします。日焼け対策は夏だけのものと思われがちですが、実は1年中の対策が必要だったのです。
このように、肌を老化させる要因はたくさんあります。
すべてに対策を取るのはなかなか大変ですが、光老化は太陽の光に対して対策を行えばいいので他の原因に比べると対策を取りやすいですよね。
肌を老化させる原因を一つでも減らすことができれば、肌の老化のスピードを緩めることができますね。
飲む日焼け止めは、体の中から紫外線対策をしてくれる
最近新しい紫外線対策として話題を集める「飲む日焼け止め」
では、この飲む日焼け止めの効果の全貌はいったいどのようなものなのでしょうか?
現在さまざまなメーカーから飲む日焼け止めが出ています。メーカーにより入っている成分はさまざまですが、どのメーカーにも共通しているのが紫外線から肌を守る成分が入っている点と、肌を美しく保ってくれる美容成分が含まれている点です。
光老化だけではなく、そのほかの肌の老化の原因にも対応してくれるのが、飲む日焼け止めのすごいところなのです。
しかもどのメーカーのものも天然由来成分が使われていることが多いので、体に優しい点もうれしいですね。
飲む日焼けどめ、ここがおすすめ
実際の紫外線対策として一番多いのは、「日焼け止めを塗る」という対策ではないでしょうか?
最近は長時間効果が持続するタイプや強い紫外線も跳ね返すタイプのものなどなどさまざまなものが出ており、年々効果の高い商品が出てきています。
でも塗る日焼け止めには、塗り方を間違うと効果が半減してしまうなどのデメリットもあります。
そのデメリットを補ってくれるのが、「飲む日焼け止め」なのです。
飲む日焼け止めは塗り直し不要
塗る日焼け止めの面倒な点といえば塗り直しが必要な点。
最近は効果が長時間持続するものや、水や汗に強いタイプも出ており以前よりは頻繁に塗りなおさなくてもよくなりました。
とはいえ、塗り直しをしたほうが効果が出ることに変わりはありません。
遮断効果の高いものを使っていても、塗る量が少なすぎたり、塗り直すのを忘れると十分な効果が得られません。
塗り方のコツは塗りムラをなくすこと、2〜3時間おきに塗りなおすことです。
引用元:ほりき皮膚科クリニック
顔の日焼け止めを塗りなおすのは、メイクをしていると大変ですよね。
その点飲む日焼け止めなら効果が4〜5時間ほど持続するので安心です。
外にいる時間がそれより長くなるとしても、さらに追加して飲みなおせばいいだけなので塗りなおすよりは手軽ですね。
飲む日焼け止めはすべての部位の紫外線をカット!
塗る日焼け止めは塗りむらができてしまったり、塗ることができない場所があったりします。
例えば耳の後ろや首などはついつい塗りわすれてしまいますし、頭皮や唇、目の中などは塗ることができませんよね?
でも、唇や頭皮も紫外線が当たるとダメージを受けてしまいますし、目から入る紫外線は知らないうちに積み重なりシミの原因になることも。
でも、飲む日焼け止めの効果は飲むだけで全身くまなく発揮されます。
飲む日焼け止めは体に優しい
塗る日焼け止めは効果が高いものほど肌への負担も大きく、肌が弱い方はアレルギーの原因になることも。
先ほどもお伝えしたように、紫外線対策は夏だけではなく1年中必要です。
1年中日焼け止めを欠かさず塗ることは、肌にとって大きな負担になります。
でも飲む日焼け止めなら、天然由来成分で体に優しくしかも飲むことでさらにお肌をきれいにするというおまけつき。
毎日必要な紫外線対策だからこそ、なるべく体に負担がかからないものを使いたいですよね。
飲む日焼け止め、特におすすめなのはこんな方
このようにメリットいっぱいな飲む日焼け止めですが、以下のような方には特におすすめです。
夏のレジャーに出かける方に
夏、レジャーに出かけると長時間外にいることが多くなりますし、汗や水などですぐに日焼け止めが落ちてしまいます。
そんな時は飲む日焼け止めの出番です。
外にいる時間が長くなりそうなときは、追加で飲む分の飲む日焼け止めを持っていくとさらに安心ですね。
ズボラな方や時間のない方に
日焼け止めは、正しい塗り方をしないと効果が半減してしまいます。でも、しっかりと塗ろうとすると結構時間がかかります。
朝時間がないときや忙しいときに、時間をかけて日焼け止めを塗るのはなかなか大変ですよね。
でも飲む日焼け止めなら飲むだけでいいので時間の短縮になりますよ。
また、時間はあってもズボラな方だとどうしても塗り方が雑になってしまい塗りむらができてしまいます。
そんなズボラさんでも、飲む日焼け止めなら飲むだけでしっかりと効果があらわれるのでおすすめです。
肌が弱い方に
ただでさえ肌への負担が大きな塗る日焼け止め。肌が弱ければなおさら肌あれの原因になってしまいます。
中にはアレルギー症状が起こってしまう場合も。
でも飲む日焼け止めなら肌に塗らなくてもよいので肌への負担がなくなります。
肌の衰えが気になる方
飲む日焼け止めは、日焼けにだけ効くわけではありません。
日焼け止め効果以外にも、肌に良い成分が入っているものが多いので、最近肌の衰えが気になっているという方にも、ぜひおすすめです。
これがおすすめ!飲む日焼け止め
さまざまな飲む日焼け止めが店頭に並んでいますが、どれを購入したらよいのか迷ってしまう。
そんな方のために、おすすめの飲む日焼け止めをご紹介します。
おすすめ1 ホワイトヴェール
さまざまな雑誌などでもその効果が取り上げられている商品が、ホワイトヴェールです。美容の専門家がプロデュースをしているという点からも効果が期待できそうです。
この商品には、紫外線に対して高い効果を発揮する天然ポリフェノール、ニュートロックスサンが配合されています。
この成分はローズマリーから抽出された成分で、スペインの大学の10年にも及ぶ研究の成果により生み出されました。
スペインといえば「太陽の国」。日差しの強い国で作られた成分ということは、効果も高そうですね。
さらに果物などから抽出された美容成分が配合されており、紫外線に対する効果だけではなく美肌効果も発揮します。
おすすめ2 ヘリオケアウルトラDカプセル
フジテレビの「ホンマでっかTV」でも紹介されたのが、この商品。飲む日焼け止めの中でも有名な商品の一つです。
シダ植物から抽出した成分が、活性酸素をやっつけてくれることで、紫外線の影響から肌を守ってくれます。
しかも、活性酸素をやっつけることで体の自己免疫力も高めてくれるのです。
この商品は、医療品を開発しているグループによって開発されており、皮膚科医にも推奨されています。その点も安心感がありますよね。
おすすめ3 noUV
この商品は日本の皮膚科医が日本人の肌のために監修した商品です。
ヘリオケアウルトラDカプセル同様、シダ植物から抽出した成分により肌を守ります。
それ以外にもビタミンC、ビタミンE、ビタミンB12、ルテイン、クロセチン、ビタミンD、リコピンほか、全8種のお肌に良い成分が配合されており、飲むたびに肌をきれいにしてくれます。
おすすめ4 マスターホワイト
こちらは、紫外線のダメージを受けてしまった肌によく効くサプリです。
飲む日焼け止めとは少し違いますが、合わせて飲むとさらに美肌のために効果的です。肌のシミやくすみに悩んでいるというかたは特におすすめです。
このサプリには、美容に良いとされる成分がギュッと凝縮されています。そのすべてが天然由来成分。
中でもアスタキサンチンは、美容成分として名高いコエンザイムQ10のおよそ1000倍ものパワーがあるとされています。
毎日飲むことで、体の中から肌をケアしてくれて透明感のある肌へと導いてくれますよ。
飲む日焼け止めで、夏を楽しんで
夏を思いっきり楽しみたいけど、紫外線が気になって。という方も、飲む日焼け止めがあればもう紫外線なんて怖くありませんね。
飲む日焼け止めで紫外線対策を完ぺきにして、思いっきり夏のレジャーを楽しんでくださいね。