2017.02.01更新 Emina AdachiEmina Adachi

雪焼けを防ぐUV対策&ケア方法!冬こそ日焼けに注意しよう

雪焼けを防ぐUV対策&ケア方法!冬こそ日焼けに注意しよう

冬ならではのお楽しみといえば、スキーやスノボといったウインタースポーツ。ウエアやボードの準備と同じくらい大切なのが、雪に反射した日光で肌が焼ける「雪焼け」対策です。冬の雪山にひそむ紫外線のリスクと、知っておきたい対策&ケア方法をご紹介します。

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新雪はビーチよりも紫外線を反射する?!

夏と冬、どちらの紫外線量が多いか?と聞かれたら、多くの人が夏!と答えるのではないでしょうか?

上空から降り注ぐ紫外線量に関して言えば、冬の紫外線は夏よりも格段に少ないとされています。

一方、地面からの紫外線反射率は、砂浜で10~25%であるのに対して、新雪ではなんと80%にも達すると言われています!

紫外線の反射率

じりじりと日差しが降り注ぐ夏と違って、冬は紫外線に対する意識が低くなりがちですが、こうしてみると、雪山ではビーチに比べ、かなり多くの紫外線を浴びることが分かります。

ウインタースポーツ中の紫外線を侮るな!

リフトで山頂に向かうスキーヤー

紫外線量の変化は、標高とも関係があることが分かっています。

標高が1000m上昇するごとにUV-Bが約10%上昇することから、標高の高い山では当然、紫外線への注意が必要となります。
引用元:ウインタースポーツの皮膚トラブルに要注意|ヒフノコトサイト 田辺三菱製薬

UV-B波は肌の炎症や、シミやそばかすといった肌老化の原因になります。

ウインタースポーツを行うゲレンデは、標高が高い場所に位置しているので、その分、肌が浴びる紫外線量も多くなります。

雪山における紫外線リスクは私たちの想像以上に大きく、肌にとって非常に過酷な環境だと言えます。
紫外線は目に見えないだけに油断しがちですが、ゲレンデに行く時には、しっかりとUV対策をすることが大切です!

冬の乾燥がダメージを助長?!

冬は空気中の湿度が低く、肌も乾燥しがちです。

2016年2月16日に公開された調査結果※によると、乾燥した肌は水分量が多い肌に比べ、日焼けしやすいのだそう。

肌は乾燥することでバリア機能が低下するので、外的ダメージを受けやすく、またターンオーバーの周期が乱れて、なかなか日焼けが治りにくいことも。
冬の雪焼けは、夏の日焼けよりも悪化、長期化しやすいものだと言えます。

唇の日焼けも注意!

唇も冬場に乾燥しやすく、また紫外線によるダメージを受けやすいパーツです。

デリケートな部分なので、うっかり日焼けをすると、ひどい炎症を起こしてしまうので注意しましょう。

雪焼け対策①日焼け止め

日焼け止め

画像元:stylecraze.com

雪焼けの恐ろしさが分かったところで、一体どんな対策を取ればいいでしょうか?

冬も日焼け止めを

雪焼け対策の基本は、ずばり日焼け止めです。
日焼け止めを選ぶ時は、紫外線のUV-A波とUV-B波ともに高い数値で防げるものを選びましょう。

生活シーンに合わせた日焼け防止化粧品の選び方

PA値
UV-A波を防ぐには、PAの数値を目安にします。
この数値は、UV-A波に対してどれくらいの効果があるかを+の数で示しています。
雪山での使用には、PA+++からPA++++のものを選びましょう。
SPF値
UV-B波を防ぐには、SPFの数値を目安にします。
この数値は、「約20分前後で日焼けが開始する素肌状態に比べ、その時間を何倍に伸ばせるか」を意味します。
雪山での使用には、最低でもSPF40以上、できればSPF50、50+といった高い数値を選びましょう。

塗り直しはこまめに

日焼け止めを塗る時にな大切なのは、

  • ケチらずたっぷりな量を塗ること
  • こまめに塗りなおすこと

塗る量が少ないと、日焼け止めに表示されている数値本来の効果が発揮されません。

また日焼け止めは時間が経つにつれて摩擦や汗で落ちてしまい、効果が減ってしまいます。こまめに塗りなおすことで、塗り忘れによるうっかり日焼けも防ぐことができます。

飲む日焼け止めも効果的

最近注目されているのが、サプリメントタイプの飲む日焼け止めです。

紫外線を防止する成分に加え、各種ビタミンや美肌成分が配合されており、飲むだけでUV&美肌ケアができる手軽さが話題になっています。

これまでは美容皮膚科で処方してもらう必要がありましたが、オンラインで手軽に買える商品も登場しています。

ホワイトヴェール(キラ★リズム)

ホワイトヴェール(キラ★リズム)

7,560円(税込価格)※初回注文は980円

シトラスやローズマリーから抽出した、紫外線予防に効果があるポリフェノール「ニュートロックスサン」を配合。目から入る紫外線に効果がある「ルテイン」や、美肌をつくるビタミン&ミネラルまで贅沢に配合した日焼け止めサプリです。

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従来の塗るタイプの日焼け止めは、肌へのダメージが気になったり、塗り直しが面倒だったりとデメリットも…。
ライフスタイルに合わせて、上手に組み合わせて使ってみてください!

飲む日焼け止めの関連記事はこちらをどうぞ。

飲む日焼け止めって効果あるの?肌の衰え防止、夏のレジャーにおすすめ!
紫外線が厳しくなり、日焼けが気になる季節になりましたね。 日焼け対策は万全ですか?日焼け…
キレイママ kirei-mama.net

雪焼け対策②リップクリームはこまめに

リップクリーム

画像元:weheartit.com

デリケートな唇を雪焼けから守るには、どんな対策を取ればいいでしょうか?

リップクリームもこまめに塗り直す

唇の雪焼け対策には、やはりリップクリームが最適です!

唇は食事や会話などで摩擦を受けやすく、一度塗っただけでは、十分な効果が得られません。
肌に塗る日焼け止めと同様に、こまめに塗り直すのがポイントです。

紫外線カット機能付きを選ぼう

リップクリームはUVカット機能が高いものを選びましょう。

SPF20程度、PA+からPA++のものだと、紫外線が強い雪山でも安心して使うことができます。

効果が高い分、唇への刺激が強いものもあるので、普段使いするものは別に揃えるのがおすすめです!

ママラボ UVリップクリーム(コスメプランニング)

ママラボ UVリップクリーム(コスメプランニング)

864円(税込価格)

SPF20、PA++の高い機能性と保湿力を実現したUVリップです。ハチミツやローヤルゼリーなど、口に入れても安心な素材を使用し、低刺激処方なので普段使いもOK!3才以上のお子さんなら親子で一緒に使うことができます。

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雪焼け対策③サングラス・ゴーグルを着用

ゴーグルとマスクで紫外線から目と肌を守る

画像元:weheartit.com

紫外線は肌のみならず、目にもダメージを与えます。

目は紫外線を浴び続けると炎症を引き起こし、特に雪焼けによって起きる角膜炎は「雪目」と呼ばれています。

雪目とは、 スキー場や海水浴場で強い太陽光を浴びたり、電気溶接を行ったことによって、目が長時間直接紫外線にさらされ、角膜の表面が傷つく病気です。強い紫外線にさらされてから6~10時間程度で、「結膜の充血」、「目がゴロゴロする」、「涙が出る」、「目が痛くてまぶしい」などの症状があらわれます。
引用元:雪目[電気性眼炎]|千寿製薬株式会社

紫外線ダメージによる目の老化が進むと、白内障や加齢黄斑変性症(かれいおうはんへんせいしょう=モノが歪んで見える/視界の中心が暗くなる・欠ける)といった眼病の原因にも。

また、目から入った紫外線は肌の老化にも影響します。

こうしたダメージを防ぐために、ウインタースポーツを楽しむ時はサングラスやゴーグルをしっかり着けるようにしましょう。

万が一焼けてしまったら

肌のチェックをする女性

画像元:stylecraze.com

対策をしていたにもかかわらず、うっかり日焼けはなかなか防げないものです。

万が一雪焼けをしてしまった場合は、どのような対策を取るのがいいでしょうか?

早めにたっぷりの保湿を!

雪焼けした肌はひどく乾燥して、水分不足に陥っています。

日焼け後と同様に、化粧水や保湿アイテムをたっぷりと塗りましょう。

また、紫外線を浴びた肌がメラニンの生成を始めるのは、約3日後だと言われています。

早めのケアで、少しでも紫外線ダメージを軽減させましょう。

強い痛みやほてり、ひどい赤みや水ぶくれがある場合は、すぐにお医者さんに相談してください。

水分補給をしっかり

日焼け後は肌のみならず、体全体も水分不足に陥っています。

水分をこまめに摂って、体の内側からも潤いを与えてあげましょう。

水分補給をしっかりすることで代謝が促進されるので、日焼け肌の回復にも効果があると言えます。

目の炎症には目薬を

「雪目」による目の炎症には、角膜のダメージを修復、保護する目薬が効果的です。

炎症があまりにもひどい場合は、お医者さんに相談することをおすすめします。

ロートUVキュア(ロート製薬)

ロートUVキュア(ロート製薬)

950円(税込価格)

角膜ダメージをケアする硫酸亜鉛水和物や新陳代謝を高めるビタミンを配合し、紫外線による目の炎症や充血に効果的です。

詳しくみる

日焼けのアフターケアはこちらの記事も参考にどうぞ。

日焼けの正しいアフターケア!シミ・くすみを最小限に食い止めよう!
夏は外でのレジャーが楽しい季節ですね。でもそんな時に気になるのが「日焼け」。どんなに対策…
キレイママ kirei-mama.net

まとめ・雪山では小まめに日焼け止めを塗りなおそう!

スキーを滑る女性

画像元:weheartit.com

雪山での日焼けは、肌や身体に大きなダメージを与えてしまいます。
ゲレンデに行くと、ついつい滑るのに夢中になってしまいますが、日焼け止めをこまめに塗り直して、しっかりと肌をいたわってあげてください!

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