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育児は楽しいことも辛いこともたくさん。赤ちゃんの肌荒れから受験時の子供とのコミュニケーションなど、トラブルや悩みの解決方法はもちろん、温泉やアロマ、ネイルなどを子供と一緒に楽しむ方法なども紹介します。今しかない育児の時間を楽しみましょう!
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赤ちゃんがシャンプーを嫌がるときの対処法!試してみたい6つの方法
赤ちゃんのお風呂タイムは、スキンシップも取れる楽しい時間。でも、赤ちゃんがシャンプーを嫌がって大泣きしてしまうと、疲れてストレスに感じることもありますよね。そこでここでは、嫌がる赤ちゃんに上手にシャンプーするポイントを紹介します。
そもそも赤ちゃんにシャンプーって必要なの?
あまり汚れが気にならない赤ちゃんに、わざわざ嫌がるシャンプーをする必要ってあるの?
と、疑問に感じるママも多いかもしれません。
ベビーシャンプーではなく、頭も洗える全身用のベビーソープを愛用している人も多いのではないでしょうか。
ここではまず、赤ちゃんにシャンプーが必要な理由を紹介します。
全身用ベビーソープでも大丈夫?
赤ちゃんのお風呂のとき、頭と体を分けて洗うのが大変だし、全身用ベビーソープでも特に洗い上がりに違和感がないので、シャンプーではなく全身用ベビーソープを使っているママは少なくありません。
赤ちゃんは、まだ髪が生えそろっていなかったり、大人のようにスタイリング剤などを付けたりするわけでもないので、全身用ベビーソープでも十分洗える気がしますよね。
ですが、いつまでも全身用ベビーソープを使っているわけにもいきません。
全身用ベビーソープからシャンプーに切り替える、ベストなタイミングは一体いつなのでしょうか。
匂いや髪の絡まりが気になりだしたらベビーシャンプーを!
赤ちゃんにベビーシャンプーを使い始めたきっかけとして、よく聞かれるものには、
- 髪が増えてベビーソープでは髪の絡まりや軋みが気になるようになった
- お風呂の後なのに、皮脂やフケが出るようになった
- 頭皮の汗の量が増えて、ベビーソープで落としきれなくなった
- 頭に湿疹などができて、病院でシャンプーの使用を勧められた
- 頭皮の匂いが気になるようになってきた
などの理由が挙げられます。
確かに、ベビーソープでは髪が長くなってくると、乾いた後にパサつきや絡みが出ることも多くなりますし、フケや皮脂が気になりだすことも多いです。
赤ちゃんの髪の洗い上がりに対し、「あれ?今までとちょっと違うな」と感じることがあったら、ベビーシャンプーへの切り替えを検討していきましょう!
赤ちゃんがシャンプーを嫌がる原因をチェック!対処法は?
それではここから、赤ちゃんがシャンプーを嫌がる原因とその対処法について、紹介していきます!
大人の目線からではなんでもないことでも、赤ちゃんの目線で見ると大泣きするほど嫌なことって意外と多いものです。
赤ちゃんをシャンプーするときは、ぜひここで紹介するポイントに注意してみてくださいね。
赤ちゃんが苦しい体勢になってない?
まだ椅子に座ってシャンプーするのが難しい赤ちゃんの場合、頭を手で支えて仰向けの状態でシャンプーしたり、膝に乗せて向かい合わせてシャンプーすることが多いですよね。
ですが、シャンプーを洗い流すとき、そのままの体勢では水が目に入ってしまいやすいため、赤ちゃんの体を前に倒して前髪などを洗い流していないでしょうか。
この姿勢を苦しく不快に感じる赤ちゃんは少なくないので、もし思い当たるようであれば一度やめてみましょう。
赤ちゃんが辛くない体勢のコツ
- ベビーバスを卒業した頃
膝の上に仰向けに寝かせ、片手で頭を支え、片手でシャワーを使う - つかまり立ちができるようになったら
湯船の縁につかまり立ちさせ、天井を向かせて顔に水がかからないようにシャワーする - 立ち姿勢or座り姿勢が安定してきたら
立った状態または座った状態で、下を向かせてタオルで顔を押さえる
赤ちゃんの成長状態や好みにより工夫が必要ですが、体勢次第でかなりシャンプーがやりやすくなります。
色々試して、ベストな体勢を見つけましょう!
洗うときに力を入れすぎていない?
赤ちゃんの頭を洗うとき、自分の頭を洗うように指先や指の腹で頭皮をこすると、痛みを感じて泣いてしまうことがあります。
赤ちゃんのシャンプーを早く済ませようと力が入ってしまうことも多いのですが、一度痛みを感じてシャワーに嫌なイメージがつくと、その後もしばらく苦労することになるので注意しましょう。
赤ちゃんを優しくシャンプーするコツ
赤ちゃんの場合はゴシゴシ頭皮をこするのではなく、手のひらに水をためて髪を受けながらすすぎ洗いをすると、刺激なくシャンプーすることができます。
また、爪を立てていないつもりでも爪が少し当たるだけで痛がることもありますので、赤ちゃんをシャンプーするときはできるだけ爪を短く切っておきましょう。
どうしても爪を切りたくない場合は、シャワーブラシなどを利用してみてください。
目に水が入ってしまっていない?
赤ちゃんは、目や鼻に水が入ったり、顔に水がかかったりすると嫌がって泣いてしまいます。
これは、鼻や口が水に浸かって呼吸できなくなることに対して不安を感じるためで、生命を守るという観点からすると正常な反応です。
とはいえ、これではシャンプーできませんし、赤ちゃんに慣れろというのも酷なので、できるだけ水がかからない工夫をしましょう。
使えるものはなんでも使う!顔に水をかけないコツ
顔に水がかかるのは嫌でも、濡れたタオルで顔を押さえるのは平気という子は多いです。
シャンプーの間、子供にタオルを持たせて水が目や鼻に入らないようにガードできるようにするだけで、シャンプーがラクにできるようになることは少なくありません。
また、タオルを自分で持てない赤ちゃんの場合は、顔にガーゼをかぶせてあげて水が直接顔にかからないようにしてみましょう。
シャンプーハットを使うのもおすすめですが、シャンプーハットはサイズが合わないと隙間が空いて意味がありませんので、購入の際によくサイズをチェックするようにしてくださいね。
お湯が熱すぎない?
季節にもよりますが、大人の適温であるシャワー温度38〜40℃のお湯は、赤ちゃんや幼児には熱く感じがちです。
特に、シャワーヘッドと頭までの距離が近い場合、特に熱く感じて嫌がる原因になります。
温度調整はしっかり!少し温めがポイント
赤ちゃんにシャワーする際は、「少しぬるめかな?」と感じる温度に調節しましょう。
風邪を引いてしまうのではないかと不安に感じますが、大人の皮膚には適温でも赤ちゃんの薄い皮膚には熱めのお湯はかなり刺激になります。
こちらの言葉が理解できるようなったら、頭にシャワーをかける前に子供の手や足にシャワーをかけて、お湯の温度がちょうど良いか確認してからシャワーすると大泣きのリスクを減らすことができます。
シャワーの水圧が強すぎない?
大人に心地良いシャワーの水圧は、赤ちゃんや幼児には強すぎる場合も。
また強めの水圧だと、水しぶきが跳ねて顔にかかるリスクもあります。
少し弱めかな?が水圧調節のポイント!
少し弱くて物足りなく感じる程度の水圧が、赤ちゃんや幼児にはぴったり!
そもそも赤ちゃんは髪の量が少ないので、シャワーの水圧が弱めでも十分洗い流すことができます。
シャワーの水圧を緩め、温度をぬるめに設定し、赤ちゃんの頭にシャワーヘッドを近づけてお湯をかけると、赤ちゃんの頭の形に沿って緩やかに水が落ちるため、赤ちゃんに刺激を与えることなくシャワーを終えられます。
この方法なら、シャワーによる刺激を極力抑えられますし、シャワー時の水音が頭に響いて泣いてしまう赤ちゃんにも負担なくシャワーできます。
赤ちゃんがシャワーのタイミングで泣いてしまうようなら、ぜひ試してみてくださいね。
シャンプーが目に染みているのかも?
なかなか気づきにくいことなのですが、シャンプーが目に染みて泣いてしまっている可能性があります。
まだ話すことのできない赤ちゃんの場合は判断基準が難しいですが、顔に水がかかっても平気なのにシャンプーを流す時だけ目を固く閉じて泣いてしまう、という状態であれば、シャンプーが目に染みている可能性を考えましょう。
目に染みにくいシャンプーの利用を検討しよう
ベビーシャンプーの中には、目に染みない・染みにくい成分で作られているものがあります。
いつもシャンプーを流すときだけ泣いてしまう場合は、一度これらのシャンプーを試してみましょう。
ただ、目に染みないシャンプーは目に入っても気がつかないことが多く、そのまま目に残ってしまうと角膜を傷つけてしまうリスクもあります。
これらのシャンプーを利用する際は、普段よりも念入りに流すようにして洗い残しがないよう気をつけてくださいね。
雰囲気作りも大切!赤ちゃんのシャンプーを楽しい時間にしよう♪
赤ちゃんが嫌がらずにシャンプーするためには、雰囲気作りも大切!
ママが「また今日も大泣きするのかな」とナーバスな気持ちになっていると、赤ちゃんもその空気を読み取って機嫌が悪くなってしまいがち。
赤ちゃんが好きなおもちゃを用意したり、泣いてしまっても優しい声かけでなだめたりできるようになると、赤ちゃんの気持ちも落ち着いてシャンプーしやすくなるはずですよ。
また、赤ちゃんのシャンプーは使用するシャンプーも大切!
せっかくシャンプーできても、大人用のシャンプーでは刺激が強すぎて肌荒れや頭皮トラブルの原因になりがちです。
こちらの記事で赤ちゃんにオススメのベビーシャンプーを紹介していますので、シャンプー選びに悩んでいるママはぜひ参考にしてみてくださいね。
お風呂の時間のストレスを減らして、赤ちゃんとのスキンシップ時間を楽しみましょう♪
デリケートな赤ちゃんの肌におすすめのオーガニックシャンプー3選♡
赤ちゃんの髪質や肌質は、とてもデリケート。そのため、シャンプー選びに悩んでしまうことも少なくないですよね。そんなときに使いたいのが、赤ちゃんにも安心して使えるオーガニックシャンプー!ここでは、選び方のポイントやおすすめ製品を紹介します。
髪質の繊細な赤ちゃんにはオーガニックシャンプーがおすすめ!
赤ちゃんにオーガニックシャンプーがおすすめな理由は、何と言っても赤ちゃんの肌や髪がとても繊細だから!
特に髪質は、3歳を過ぎるまでは大人に比べてとても細く産毛のような細さであることもしばしば。
また肌のバリア機能も未発達のため、着色料や防腐剤によるちょっとした刺激で、頭皮などに肌トラブルを起こしてしまうこともあります。
オーガニックシャンプーの原料は基本的に植物由来で洗浄力もマイルド、無添加製品を選べば肌への余計な刺激を避けることができます。
シャンプーによる刺激で肌がカサカサになり、そこを掻きむしってしまって傷だらけに…という事態を避けるためにも、赤ちゃんの肌に優しいオーガニックシャンプーを活用していきましょう!
赤ちゃん用のオーガニックシャンプーの選び方
「オーガニック」と記載されていれば、オーガニック原料が配合されているのは間違いありません。
しかし、それだけで安全と判断してしまうのはとても危険なんです!
ここではまず、赤ちゃん用のオーガニックシャンプーの選び方を紹介します。
配合成分をしっかりチェック!「オーガニック」表記に騙されない
「オーガニック」と記載があれば、オーガニック原料100%で化学合成成分が入っていないと思っている人も多いかもしれませんが、実はこれは大きな間違い。
日本には、オーガニックコスメ認定団体はありますが、オーガニックや認証マークに関する規定が未だ存在していません。
そのため、オーガニック原料がほんの少しでも配合されていれば、添加物などの化学成分がたっぷり入っていても「オーガニック」を謳うことができるのです。
赤ちゃんの肌を守るために購入したシャンプーの主な成分が、刺激の強い化学合成成分では逆効果になってしまいますよね。
そのため、オーガニックシャンプーを買う際は、パッケージの「オーガニック」表記だけに注目するのではなく、配合成分までしっかり確認することが大切です。
低刺激な洗浄成分が配合されているものを選ぶ
赤ちゃんの肌を守るためには、どの成分が低刺激なのか把握しておくことも大切です。
低刺激なオーガニックシャンプーによく配合されている成分を紹介していきますので、オーガニックシャンプーを選ぶ際はこれらの成分が配合されているかどうか確認してみてくださいね。
アミノ酸系
赤ちゃん用のシャンプーとして最もおすすめの洗浄成分は、アミノ酸系。
洗浄力がマイルドなため、肌のバリア機能を維持する皮脂を取り過ぎることなくシャンプーすることができます。
シャンプーにより頭皮がカサカサになりがちな赤ちゃんには、まずこのアミノ酸系の洗浄成分が配合されているシャンプーを選びましょう。
具体的なアミノ酸系の洗浄成分としては、
- アラニン系(例:ココイルアラニンTEA など)
- グルタミン酸系(例:ココイルグルタミン酸Na など)
- サルコシン系(例:ラウロイルサルコシンNa など)
- グリシン系(例:ココイルグリシンK など)
などが、挙げられます。
このうち、サルコシン系とグリシン系はアミノ酸にしては洗浄力が高め、アラニン系は泡立ちが良好、という特徴があります。
赤ちゃんの肌質に合わせて、洗浄成分を選びましょう。
ベタイン系
ベタイン系は、アミノ酸系と同様に洗浄力がマイルドで肌への刺激も弱い成分で、赤ちゃん・子供用のシャンプーやボディソープなどにもよく使用されています。
また、植物由来の成分であるため、オーガニックシャンプーにはよく配合されている代表的な成分です。
ベタイン系の具体的な成分名としては、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン、ココアンホ酢酸Naなどが挙げられます。
石けん系
石けん系は、配合成分がシンプルで洗い落ちも良好、肌への刺激も少なめという特徴があります。
ただ、皮脂を落としすぎてしまう可能性があるため、肌が乾燥していたりデリケートな状態になっていたりするときは、使用を避けるようにしましょう。
石けん系の具体的な成分名としては、「石けん」とそのまま名前が付いているものや、脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムなどが代表的です。
刺激が強めな高級アルコール系は避ける
安価なシャンプーによく配合されている高級アルコール系の洗浄成分は、洗浄力が高い分、肌への刺激もかなり強めです。
大人でも乾燥肌や敏感肌の人なら、頭皮の乾燥やフケなどのトラブルを招きやすい成分ですので、赤ちゃんに使用するシャンプーに使われていないかしっかり確認しましょう。
- 硫酸系
- スルホン酸系
- スルホコハク酸系
- カルボン酸系
特に、「ラウリル硫酸〜」「〜スルホン酸」と成分名が表記されているものは、刺激がかなり強めです。
大切な赤ちゃんの肌を守るためにも、洗浄成分はしっかり確認するようにしてくださいね。
ノンシリコン+無添加で安心♪
シリコンは、髪の表面に付着して髪同士の摩擦を防いだり、指通りを滑らかにしてくれる成分。
シャンプー後のキシキシ感を防ぐためによく配合されている成分ではあるのですが、ごく稀にアレルギー反応としてかゆみやかぶれを生じることがあります。
赤ちゃんの肌はとても敏感なので、できればシリコンが配合されていない製品を選びましょう。
また、オーガニックシャンプーでも防腐剤や合成香料などが配合されていることがありますが、こちらもアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
防腐剤や合成香料自体は、製品の品質を維持したり使い心地を良くしたりするために配合されているもので、体への悪影響はほぼ心配ありません。
とはいえ、まだまだ未発達な赤ちゃんのためにはできるだけ無添加の製品を選ぶと安心です。
シリコン成分の代表的な具体名としては、
- 〜メチコン
- 〜シロキ〜
- 〜シリル
- 〜シラン
また、防腐剤の代表的な具体名としては、
- 〜パラベン
- パラオキシ〜
などが挙げられます。
ポンプ式+泡タイプが便利!
こちらは絶対条件ではありませんが、赤ちゃんにシャンプーするときの容器の形状は、ポンプ式がおすすめ。
ポンプ式なら片手で使えるため、赤ちゃんを抱っこした状態でも使いやすいです。
また、泡タイプのものは泡立てる必要もないため、さらに便利!
ふわふわの泡で優しく洗うことができるので、赤ちゃんの髪や頭皮への刺激を抑えることもできます。
赤ちゃんにぴったりのオーガニックシャンプー3選
それでは早速、赤ちゃんにぴったりのオーガニックシャンプーを紹介していきます。
どれも口コミなどで評価が高く、安心な成分を配合したおすすめの製品ばかり!
赤ちゃんのオーガニックシャンプー選びに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
きめ細かい泡でしっとり洗いあげる♪「ベビーブーバ ヘア&ボディシャンプー」
植物由来の界面活性剤、ベタイン系洗浄剤、ノンシリコン&無添加、ポンプ式の泡タイプと、赤ちゃんにぴったり!ベビーブーバは、子供向けのスキンケア商品を開発しているブランドで、世界規模のオーガニック認証機関ECOCERTのナチュラルコスメティック認証を取得しています。オーガニックラベンダー花水をベースにした天然由来成分を99%以上(オーガニック成分:5.38%)配合した弱酸性シャンプーで、赤ちゃんを優しく洗ってあげましょう♪
詳しくみる泡立ち・泡切れに定評あり!「アロベビー オーガニックベビーソープ」
植物由来の界面活性剤、ベタイン系洗浄剤、ノンシリコン&無添加、ポンプ式の泡タイプ、純国産と、こちらも赤ちゃんに安心して使えるオーガニックシャンプーです。子供向けのオーガニックスキンケアブランドであるアロベビーの商品で、ECOCERTのナチュラルコスメティック認証を取得しています。また、開発から生産まで日本で行われている純国産なので、日本人の肌にぴったりなのも嬉しいですね。便利な詰め替え用も販売されているので、経済的なのもおすすめのポイントです。
詳しくみるこれ1本で頭の先からつま先まで!目にしみにくい「WELDA カレンドラ ベビーウオッシュ&シャンプー」
アミノ酸系洗浄剤を配合した、肌に優しいオーガニックシャンプーです。ポンプ式の泡タイプではありませんが、無添加、ノンシリコンと肌に優しい処方のため、新生児から使用可能!また、キープラントとなるカレンドラは、古代エジプト時代から肌荒れ予防や敏感な肌のケアに使用されてきた植物で、保湿・保護・肌荒れ防止効果が高いのが特徴。ヨーロッパでは敏感肌のケアにも使用されており、大人の敏感肌に悩む人にもおすすめの製品です。ナチュラル・オーガニック化粧品に関する厳格な審査基準の維持を目的とする国際非営利団体ネイトゥルーの認証を受けているので、安心して使うことができますよ。
詳しくみる赤ちゃんを上手にシャンプーする4つのポイント!
せっかくオーガニックシャンプーを使用しても、上手にシャンプー出来なければそのメリットを最大限に引き出せません。
ここでは、デリケートな赤ちゃんの肌を守るシャンプーのポイントを紹介します。
事前にブラッシングしておく
赤ちゃんをお風呂に入れる前に、まずブラッシングをして髪表面の汚れを浮かし、髪の絡まりをほどいておきましょう。
このひと手間を加えるだけで、シャンプーやすすぎがぐっと楽になります。
シャンプーの前にぬるま湯で汚れを洗い流す
シャンプーは、汚れがあるほど泡立ちが悪くなります。
泡立っていない状態でシャンプーをゴシゴシ擦ると、頭皮に余計な刺激を与えてしまい、肌トラブルの原因になってしまいます。
特に赤ちゃん用のオーガニックシャンプーは泡立ちが弱めですので、シャンプーを使用する前にぬるま湯またはお湯で汚れを洗い流しておきましょう。
シャンプーは泡立ててから髪に乗せよう
ポンプ式の泡タイプの製品であれば、そのまま頭に乗せればOKですが、そうではない製品を使用するときは、髪に乗せる前にしっかり泡立ててから使用しましょう。
手の平だけで泡立てるのが難しい場合は、洗顔用の泡立てネットなどを使用すると便利です。
赤ちゃんの髪の毛はかなり細く、髪の上でシャンプーを泡立てようとシャカシャカ洗ってしまうと、すぐにもつれて切れてしまうこともあります。
赤ちゃんの髪の毛を洗うときは、優しく頭全体をなでるようにモミモミとマッサージするイメージで行うのがポイントです。
すすぎ残しが肌トラブルの原因に!しっかりすすごう
デリケートな赤ちゃんの肌には、シャンプーのすすぎ残しが大きなダメージとなってしまいます。
しっかりとシャワーで流す、洗面器などにお湯をためてゆっくりかけ流すなどして、念入りにすすぐようにしてください。
また、首(特にあごの裏部分)や耳の裏などは汚れやすすぎ残しに気付きにくいですので、シャワー後にお風呂の中でタオルなどで優しく洗ってあげると安心です。
赤ちゃんの肌はとてもデリケート!オーガニックシャンプーで肌トラブル予防
1歳半を過ぎると赤ちゃんの肌も大分強くなりますし、3歳を超える頃になると髪質も変わって大人用のシャンプーでも問題なく使えるようになっていきます。
ですが、それまでは肌質も髪質もとてもデリケート!
できるだけ刺激の少ないオーガニックシャンプーなどを活用して、赤ちゃんの肌や髪を守りましょう。
今回は、おすすめの赤ちゃん用オーガニックシャンプーとして、
- ベビーブーバ ヘア&ボディシャンプー
- アロベビー オーガニックベビーソープ
- WELDA カレンドラ ベビーウオッシュ&シャンプー
の、3点を紹介しました。
どれもデリケートな赤ちゃんの肌でも安心して使える高品質な製品ばかり!
赤ちゃんのシャンプー選びに悩んでいるときは、ぜひ一度試してみてくださいね。
ワーキングママ必見!育児休業給付金のもらい方まとめ
待望の妊娠!うれしいと思う半面不安を感じることも。特に現在働いている方は、「育休中の生活費はどうしよう?」と不安に思っている方も多いのでは?そんなママたちのために、「育児休業給付金」について詳しくご紹介します。
働くママをサポートする、育児休業給付金ってどんな制度なの?
仕事を続けるママは、赤ちゃんが1歳になるまで会社に育児休業を申し出ることができます。でも困ったことにこの期間、給料が出ないことがほとんど。
そんな時にママの生活をサポートしてくれるのが、「育児休業給付金」です。
申請条件さえ満たしていれば、契約社員やパートでももらえる!
育児休業給付金は、
「雇用保険に加入しており、育休前の2年間のうち、1か月に11日以上働いた月が12か月以上ある人」
であれば、正社員・パートなど雇用形態に関わらずもらう資格があります。
育児休業をパパがとる場合は、パパももらうことが可能です!
上記の条件のほかに、以下の二つの条件もクリアしていればOKです。
1. 育児休業期間中の各1か月ごとに、休業開始前の1か月当たりの賃金の8割以上の賃金が支払われていないこと。
2. 就業している日数が各支給単位期間(1か月ごとの期間。下図参照)ごとに10日(10日を超える場合にあっては、就業している時間が80時間)以下であること。(休業終了日が含まれる支給単位期間は、就業している日数が10日(10日を超える場合にあっては、就業している時間が80時間)以下であるとともに、休業日が1日以上あること。
引用元:hellowork.go.jp
ただし期間雇用者の場合は、育児休業開始時に同じ会社で1年以上雇用が継続していて、さらに子どもが1歳を超えたときにも引き続き雇用される見込みがあることが必要です。
もらえないのはこんな人
雇用保険に入っていない方は、育児休業給付金をもらえません。
また以下の方は、雇用保険に加入をしていても、育児休業給付金はもらえない可能性が高いのでよく確認をしてくださいね。
- 育休を取らずに仕事復帰する方
- 妊娠中に勤務先を退職する方
- 育児休業開始時点で、育休後の仕事を辞める予定の方
月給の半分以上が休んだ日数分もらえる
では、どのくらいの期間、どのくらいの金額がもらえるのでしょうか?
どれくらいの期間もらえるの?
上の図は、育児休業給付金の支給期間のイメージです。オレンジの丸の期間支給されます。
育休開始から、子どもの1歳の誕生日の前々日までが給付期間になります。
ただし保育園の入所待ちなどの理由があり、育児休業の延長が認められた場合は1歳6か月になる前日まで給付期間を延長できます。
公務員など、勤務先によっては独自の育休制度があるところもあります。公務員の場合は育休を3年まで延長することができ、共済制度により給料の3割が支給されます。
どれくらいもらえるの?
育児休業給付金の支給額は、
- 育児休業開始から180日目までは月給の67%
- 育児休業開始から181日目からは月給の50%
を休んだ月数分もらうことができます。
例えば、
-
- 180日目まで
- 25万円 × 0.67 = 16万7500円
-
- 181日目以降
- 25万円 × 0.5 = 12万5000円
になるので、月給25万円の方で、〈 支給総額は150万500円/約1年 〉となります。
会社から給料が出る場合は、給付対象にならないことも
ただし育休中も会社から給料が支給される場合は、育休中に支払われる給料と給付金の合計額が育休前の月給の8割を超えないよう調整されます。
月給の8割以上会社から支給される場合は、育児休業給付金の対象にはなりません。
育児休業給付金の限度額
また、育児休業給付金には、もらえる限度額があります。
- 支給が67%の時は28万4415円
- 支給が50%の時は21万2250円
月額の上限は、開始から180日以内の月給の67%の額の時と、181日以降の50%の時で変わります。
給料が高い方は、限度額を超えた分はもらうことができないため注意が必要です。
支払いは2か月ごと
育児休業給付金の支払いは2か月ごとです。ただし初回の支払いは、育休が開始してから4~5か月後になることもあります。
空白期間の家計のやりくりに注意が必要ですね。
申請手続きはいつ、どうやってするの?
育児休業給付金がどういった制度なのかわかりましたか?
ではどのように申請するともらえるのでしょうか?
手続きのタイミングや、申請方法をご紹介します。
産休前に勤務先から用紙を入手
育児休業給付金の手続き自体は、基本的に勤務先が本人に代わってやってくれることがほとんどです。
産休前に、育児休業を取る期間を勤務先の上司と相談し、手続きを行ってくれる窓口の方に意思を伝えておきましょう。
手続きに必要な
などの書類を、産休前に受け取っておきます。
育休前に用紙を記入し提出
もらった書類は、勤務先で指定された期日までに記入し、「 育児休業申出書.pdf」とあわせて提出します。
このとき、振込先に指定する金融機関の確認書、または通帳のコピーも必要です。
育休中に追加申請が必要な場合も
勤務先から、産休明けにハローワークに各種書類が提出されます。
2か月ごとに追加申請が必要ですが、ほとんどの場合会社が申請してくれます。
本人が申請する場合は、期限に注意してくださいね。
支給期間を延長したいときは
保育園が決まらないなどの理由で支給期間を延長したい場合は、以下の書類をそろえて申請し、認められると最大6か月の延長が可能です。
- 育児休業基本給付金支給申請書
- 保育所に入ることができない事実を証明する書類。ただし認可外保育所は含まれません。
- 保育所以外の理由で延長したい場合は、それぞれの事情ごとに別の書類が必要になります。
その場合は確認をしてみてください。
パパも育休を取りたい時に!パパ・ママ育休プラスって?
パパも育児参加をしやすいようにと、H21年に育児・介護休業法が改正になりました。それにともない「パパ・ママ育休プラス」という制度ができました。
この制度は、両親ともに育児休業を取った場合、休業可能な期間を、子どもが1歳2か月に達する日まで延長できるというものです。
「両親ともに」というのは、パパとママが同時に育児休業をとった場合だけではなく、交代でとった場合も含みます。
先ほど育児休業給付金でもらえる額の例をあげましたが、この制度を利用しパパとママ、交代で育休をとるほうが、支給額が多くなることも。
例えば、
25万円 × 0.67 × 6カ月
+
30万円 × 0.67 × 6カ月
= 221万1千円
となります。
先ほどママが1人で育休を取得した場合は、約一年で150万5百円でしたので、夫婦で利用した場合、半年でなんと70万円ほどもお得になるのです。
もしパパの育休の取得が可能であれば、交代で休むのがおすすめです。
パパ・ママ育休プラスは、取得パターンや条件などが少し複雑です。
こちらのホームページは動画等でわかりやすく説明していますので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
よくある疑問・質問:こんなときはどうするの?
育児休業給付金について、一般的なことをご紹介しました。でも、「こんな場合はどうするの?」という疑問がまだまだたくさんあるのでは?
そこで、育児休業給付金についてのよくある質問をまとめてみました。
月給が定額でない場合はどうなるの?
毎月の給料の額が決まっていない場合は、育児休業が始まる前の、11日以上働いた一番最近の6か月分の給料の平均額に、最初の6か月は0.67をかけた額、それ以降は0.5をかけた額が月にもらえる金額となります。
育児休業給付金をもらっている間パパの扶養にはなれる?
本人が被保険者のままなので、パパの扶養家族として健康保険に加入することはできませんが、年収が103万以下であれば配偶者控除は受けることができます。
育休中に2人目を妊娠したらどうなるの?
育休の取得条件に、「育休前の2年間のうち、1か月に11日以上働いた月が12か月以上ある人」というものがありましたが、2人目の育休開始前2年間に、産前産後の休業期間や1人目の育休期間がある場合、その期間を含めることができます。(最大4年間)
1人目の育休中に2人目を妊娠し、育児休業を取得するときは、2人目の産前休業が始まる前日までで1人目の育児休業は終了しますが、受給の条件さえ満たしていれば、2人目の育児休業給付金は支給されます。
育児休業給付金で、安心の育休ライフを!
育児休業給付金は、育休中の生活を安心して送るためのサポートをしてくれる制度です。
しっかりと確認して、利用ができそうな方は、忘れずに会社に相談してみてくださいね。
仕事に復帰するまでの間、赤ちゃんとの生活を楽しんでくださいね。
関連コラム
私立と公立学校どっちがいいの?違いやメリット・デメリットを徹底調査!
最近私立中学校を受験する子どもが増えてきています。関東などでは小学校を受験する子どもも多いようですね。
でも、「ぶっちゃけ私立と公立、どっちがいいの?」と悩んでいるママも多いのではないでしょうか?
そこで、私立と公立、それぞれのメリット、デメリットを私の経験を交えて考えてみました。
これから幼稚園入園や小学校・中学校入学を控えている方の参考になるとうれしいです。
子どもに少しでもいい環境を与えたい!
子育てには不安がつきものですよね。
特に幼稚園に上がり、子どもが自分の目の届かないところに行くと、さらに不安は増します。
「けがをしないかしら」
「お友達と上手くやっていけるかしら」など、不安は尽きません。
しかも今は少子化の時代です。
昔であれば、きょうだいが多い家庭が多く、親が些細なことまで気にしている余裕はありませんでした。
しかし今は一人っ子や二人きょうだいということも多く、細かいところにまで目が行き届きやすいですし、1人にかけられる教育費の額も多くなります。
少しでも不安を解消できるように、また子どもが少しでも良い幼稚園・学校生活が送れるようにと、幼稚園選びや学校選びに熱が入る方が増えているのもうなずけます。
私立と公立の違いは「学費」だけではない
まずは、私立と公立の大きな違いをご紹介します。地域の差や幼稚園・学校ごとの差もありますので、ここでは一般的に言われている違いをまとめました。
学費は圧倒的に公立が安い
学費に関しては、公立が圧倒的に安いです。公立の場合授業料は実質ほぼ無料。(高校の場合、収入等により変わります。)給食費や教材費などの諸経費のみとなっています。
しかし私立の場合、授業料等にもお金がかかります。以下は文科省の調査による、私立幼稚園や小・中・高等学校の年間の納付金の平均額です。
平成27年度私立高等学校等の生徒等納付金平均額(年額)
区分 |
授業料(円) |
入学料(円) |
施設整備費等(円) |
合計(円) |
対前年度増減率(%) |
---|---|---|---|---|---|
幼稚園 |
270,330 |
56,151 |
33,301 |
359,782 |
2.6 |
小学校 |
426,217 |
185,990 |
193,044 |
805,251 |
0.6 |
中学校 |
409,450 |
188,228 |
185,135 |
782,813 |
0.7 |
高等学校 |
390,578 |
162,362 |
169,360 |
722,300 |
0.9 |
また私立の場合は交通機関などで通うことが多く、このほかに交通費がかかる場合もあります。
理念の有無
私立と公立では、「理念」の面でも違いがあります。
公立は平均的な教育、私立は学校により異なった個性がある
公立は、その名の通り「公の教育」なので、万人向けの平均的な教育が行われることが多いです。
一方私立は、それぞれの学校で独自の理念を持っています。
ただし最近は、公立でも中高一貫を取り入れ受験を実施する中学校も出てきています。この場合は一般の公立中学校とはまた異なります。
国立は実践校
同じ公立でも、国立の学校はまた少し違った特徴があります。
国立の学校といえば、国立大学の付属校がほとんどです。
国立の学校は、「教育研究校」としての役割が大きく、他の公立校に比べ、新しい取り組みをおこなっていることが多いようです。
私の住む北海道にも国立大学の付属の学校がありますが、質の高い先生や授業が期待できると大変人気で、受験はかなりの難関と言われています。
国立小学校は教育理論や教育手法を研究する「教育研究校」に位置づけられており、大学や教育学部の先生の研究成果としての充実した授業を受けられる。
引用元:inter-edu.com
教員の移動の有無
公立の学校の場合、教員はそれぞれの自治体の所属になっているので、数年ごとに転勤があります。
しかし私立の場合、関連校間での移動はあるかもしれませんが、基本的には移動はありません。
勉強の進度や内容
私立と公立では、勉強の内容や進度にも違いがあります。
公立の学校の場合、「どこでも同じ教育が受けられる」という考え方が基本となっているため、地域間の差はありますが、学習指導要領にのっとり同じような難易度の学習を、同じような進度で行う場合がほとんどです。(ただし、一部の国立の学校や公立の中高一貫校など例外もあります。)
しかし私立は中高一貫教育を行っているところも多く、中学入学時から大学受験を見据え、早い進度でより難しい内容をこなすことが多いようです。
また私立学校は教育課程も公立の学校とは違い、土曜日にも授業をする場合があります。
違いから考える、それぞれのメリット・デメリット
私立と公立それぞれの違いが、メリットやデメリットにつながります。
そこで、先ほどお伝えしたそれぞれの違いによるメリットやデメリットを、私の経験や周囲の友人たちから聞いた話などを交えながらご紹介します。
まずは私立のメリット・デメリットからお伝えします。
うちの子どもたちは幼稚園は私立でしたが、小・中・高は公立です。そのため私立については、周囲のママたちから聞いた話などを参考にしました。
私立学校のメリット
選ぶ学校や、考え方によってはリーズナブルなことも
私立は費用が高いと思われがちですが、学校によっては、面倒見がよく塾が一切必要ないという学校もあるようなので、公立の学校に行って塾通いをすることを考えたら、意外とリーズナブルかもしれませんね。
私立の幼稚園の場合、幼稚園カリキュラムの中で習い事に近いことを行っているところもあります。英会話などを取り入れている幼稚園もあるようです。
高校の場合は、学校で予備校の講師の授業が受けられる場合もあるそうです。
しかも高校は、特待生制度があったり、収入に応じて補助金が出たりもするので、公立に行くよりもお得な場合もあります。
北海道の私立の高校の中には、特進クラスの子は全員、授業料免除プラス毎年補助金がもらえるという学校もあります。
子どもに合う場所を選択することができる
私立の最大のメリットの一つに、さまざまな教育方針の中から、子どもに合う場所(環境)を選択できるという点があげられるのではないでしょうか?
学校によって、校風も取り組みもさまざまです。その中から、両親の考えや子どもの性格に合わせて選択できるということはとても魅力的ですよね。
子どもの性格や個性に合う考え方の場所を選択できた場合は、子どもの個性を伸ばすことができそうですね。
うちの子どもたちは幼稚園は私立だったのですが、たくさんある中から私の考え方に合い、子どもの性格にも合いそうなところを選択することできたので、親子ともども充実した幼稚園生活を送ることができました。
子どもを私立中学校に行かせた周囲のママたちの話を聞いてみても、親子ともども楽しい学校生活を送っているという方がほとんどです。
一貫性のある指導が期待できる
私立は、基本的に教員の移動がありません。そのため、指導に一貫性があり先生の責任感も強いと感じるママが多いようです。
そしていい先生と出会ったときに、公立のように途中で先生が転勤するということが少ないため、卒業まで付き合いを続けることができますし、卒業後も母校に戻るといつでもその先生に会うことができます。
息子は小学校の時の担任の先生が、今までで出会った先生の中で一番大好きなのだそうですが、公立の小学校なのでもう別の小学校に転勤しています。そのためなかなか会えないことが残念だとたびたび言っています。
「会いたい」と思ったときにいつでも大好きな先生に会いに行ける環境は、うらやましいですね。
私立のデメリット
学費が高い
私立のデメリットといえばまず挙げられるのが「教育を受ける費用が高い」ことです。我が家が私立中の受験をしなかった大きな理由の一つがこれです。
もまれることが少ない
私立の学校は、それぞれに個性がはっきりとしています。その個性を選択した生徒が集まるということは、同じようなタイプの生徒が集まる可能性が高いということです。そのためストレスが少なくすむ一方で、もまれることが少なくなります。
社会に出たら、さまざまなタイプの人間と付き合わなければならなくなります。人間関係でもまれる経験が少ないと、社会に出たときに戸惑うことがあるかもしれませんね。
また私立の良さに、面倒見がよいという点も挙げられますが、あまりに面倒見が良すぎると、自立心が育たないこともあるようです。
子どもに合わなかった場合居心地の悪さを感じる
いざ学校に入学してみたら、「思っていたのと違った」という方もいます。
その場合、私立のメリットである「学校ごとの理念」が、逆に苦痛になってしまうことがあります。
その学校の理念に賛同して入学した子がほとんどなので、親も子も「似たものどうし」が集まっていることが多いです。「合う」場合はそれが心地よく感じますが、合わない場合は自分が「異質」に感じられ、居心地の悪さを感じてしまうようです。
私の周りでも、私立中に入学したものの合わずに結局地元の中学校に戻ったり、友達とうまくいかず、不登校になってしまったりした子もいました。
公立の場合も合わない場合は苦痛を感じますが、多様なタイプの生徒や先生、保護者がいるため、クラス替えを機に環境が変化する可能性もあります。
学校に合わなかった場合のリスクは、私立の方が高いかもしれませんね。
いい意味でも悪い意味でも新しい風が入らない
伝統や理念を守ることが私立の良さではありますが、教員の移動がなく、新しい先生が入ってくることも少ないことから、学校の空気が停滞することが考えられます。
良い伝統や考え方は守るべきですが、時代にそぐわない考えや、悪い習慣は時には変えていく必要もあります。
しかし教員の移動がない環境では、なかなか新しい考えが入ってくる機会がありません。そのため学校によっては、時代にそぐわない教育を行っている場合もあるようです。
校則が厳しいことが多い
一般的に、公立よりも私立の方が校則が厳しいといわれています。
たしかに周囲の私立高校に通う子の話を聞いても、持ち物はほとんど指定ですし、制服の着方や髪型などに細かい決まりがあることも多いようです。
次に、公立のメリット・デメリットです。公立は市区町村の自治会が違う事から地域差も大きいため、筆者が住む北海道を基本にご紹介します。
公立のメリット
費用が安い
費用が安いことは、公立を選ぶ最大のメリットではないでしょうか?
私の住む地域には、受験が必要な公立中が2カ所あり、どちらも私立以上のかなりの高倍率になります。これはやはり費用面のことも大きいのではないでしょうか。
さまざまな人と触れ合える
私立とは違い、公立にはさまざまな子どもや保護者が集まっていますし、教師の考え方も十人十色です。
さまざまなタイプや考え方の人と触れ合うことで、子どもの視野を広げることができます。
うちの子どもたちは公立の小学校・中学校でした。
うちの子どもたちが通う学校は、クラスの中に障がいのある子もいて、そういう子たちをサポートするのは当たり前という雰囲気がありました。
さまざまなタイプの友人との付き合いやいろんな考えを持つ先生との関わりの中から、コミュニケーションのとり方や、助け合いの気持ちを学んだ気がします。
放課後、気軽に友人と遊ぶことができる
公立の小学校や中学校を選んだ場合、家の近所の学校に通う場合がほとんどです。そのため放課後は気軽に友人と遊ぶことができます。
うちの子どもたちも、よく公園に集合して友人と遊んでいました。
校則がゆるいことが多い
公立の学校は、私立に比べると校則がゆるいことが多いです。
北海道の場合は、公立の小学校は国立をのぞきすべて私服です。高校も、公立の高校には私服の学校があります。中学校はほとんどが制服ですが、校則はゆるい場合が多いです。
私の子どもたちが通った公立中学校は制服がありますが、持ち物などはすべて自由です。また娘の通う公立高校は私服のうえ、ほぼ校則はなく自由な校風が特徴です。
公立のデメリット
塾などにお金がかかることも
公立の場合、小学校・中学校は特にさまざまな学力層に合わせた授業を行うため、「もっと勉強をしたい」という子や、「難しくて理解できない」という子は塾に通わなければならないことがあります。
実際に、公立の学校に通っている子の多くは塾を利用しています。
うちの子が通う中学校の校区は割とのんびりしていますが、それでも中3になるころにはほとんどの子が塾を利用しています。
塾の料金を考えると、私立に行かせるのと大差なかったということもあります。
個性を生かすことができないことがある
公立の学校は、すべてにおいて「平均的」な教育を行っています。そのため個性を伸ばすことが難しいことがあります。
勉強においてもスポーツにおいても、「普通」のレベルが基準になっているため、そこから逸脱した子たちは、得意なことを学校だけでは伸ばしきれないことが考えられます。
一貫した指導が難しい
教員の入れ替わりが激しいため、一貫した指導が難しい場合があります。
例えば中学校や高校の部活では、せっかくいい先生が入りチームが強くなったとしても、転勤でその先生がいなくなった途端弱くなってしまうこともあります。
先生やクラスの当たり外れが大きい
いろいろな先生や生徒がいるため、当たり外れは大きいです。どんな環境でも対応できる子の場合は問題はないかもしれませんが、環境の変化に対応することが難しい子の場合は、つらいこともあるかもしれませんね。
娘は中2の時、クラスの雰囲気があまり良くなく「学校が楽しくない」と言っていたことがあります。いろいろなタイプの子どもたちが集まっているからこそ、当たり外れは大きくなります。
総合的に判断して選択しましょう
私立と公立には、それぞれにメリット・デメリットがあります。
今回は、一般的によく言われていることのみを紹介しましたが、これ以外にも小さなメリット・デメリットがたくさんあります。
しかし、メリットとデメリットは表裏一体で、人によっては「メリット」と感じることも、違う人にとっては「デメリット」になることもあります。
我が家は公立の学校を選びましたが、子どもたちは「公立でよかった」と言っていますし、私もそう思っています。しかし、もし私立を選んでいたとしても、「私立でよかった」と言っていた気もします。
私立を選んだ友人は、「私立でよかった」と言います。結局は「子どもが楽しく通えること」が一番大切なのです。
子どもの幼稚園や学校を選ぶときは、子どもの性格や、それぞれの学校の特徴、私立と公立のメリットやデメリットなどを総合的に判断して選ぶことが大切です。
親の思いもあるとは思いますが、お子さんの性格に合い、楽しく通えそうな場所を選んでくださいね。
子どもたちをとりまく教育環境の変化。昔の学校と今の学校の違い
今回は、「昔と今の学校教育の違い」をテーマに幼稚園(保育園)・小学校・中学校・高校の順に子供をとりまく環境を比べてみます。地域差もあるかもしれませんが、現在小さなお子さんがいる方は、大きくなったときの参考にしてみてくださいね。
我が家には、高2の娘と中3の息子がいます。
子どもたちを、幼・小・中・高と通わせる中で、「え、昔と違う!?」と思うことが多々ありました。そこで今回は、昔と今の教育の違いを挙げてみたいと思います。
地域差もあるかもしれませんが、(筆者は札幌市に住んでいます。)
現在小さなお子さんがいる方は、お子さんが大きくなったときの参考にしてみてくださいね。
幼稚園のここが違う!
まずは、幼稚園の今と昔を比べてみましょう。
昔は近所の幼稚園に通うことがほとんど
私が幼かった頃は、近所の幼稚園に行くことがほとんどで、送迎バスが無い幼稚園もありました。幼稚園ごとのカリキュラムの違いもそれほどなかったように思います。
私が通っていた幼稚園は、家のすぐ近くでした。送迎バスがないため、子どもたちはみな徒歩で通園していました。しかも保護者の送迎がない子どもも多く、かなり遠くからくる子も、1人で歩いて通っていました。今では考えられないですよね。
多彩なプログラムがある今の幼稚園
今は、幼稚園ごとに多種多様なカリキュラムがあり、そのカリキュラムで幼稚園を選択する方も多いですよね。そのため遠くから通うことも珍しくありません。
最近では、子供の送迎が当たり前になってきて、送迎バスはどこの幼稚園にもたいてい完備されているのではないでしょうか?
また幼保一体型※と呼ばれる幼稚園が増えてきており、預かり保育が充実しているところも増えてきています。以前は働くママはそれほど多くはありませんでしたが、最近は働くママが増えてきているためです。
- 幼保一体型施設
- 保育所と幼稚園の一元化を目指す日本政府の政策によってできた施設で、幼稚園と保育園の違いをなくし、高水準の幼児教育と保育をすべての子どもたちに提供できるように目指す試みです。その他にも、近年増加傾向にある共働きの家庭でも、安心して子育てができるよう養育支援の充実などの目的もあります。ライフスタイルの多様化に合わせて、新しい形の育児環境の整備が必要とされています。
参考:幼保一元化|Wikipedia
このように、今はママのニーズや子どもの性格などに合わせて、幼稚園を選ぶことができます。また少子化のためか、先生方の面倒見も昔よりもいいような気がします。
半面、子どもの自主性や自立心は昔よりは育たなくなっているかもしれませんね。少子化により、子ども一人一人に親の目が行き届きやすいことや、昔に比べて心配な事件が増えているといったことも理由なのかもしれません。
小学校のここが違う!
学校にあがると、幼稚園以上にその違いが顕著になります。学習指導要領が数年ごとに改訂されていますし、週5日制が導入されたりもしているので違うのは当然なのですが、それだけではない違いも目立ちます。
教科の違い
まず大きく違うのが、教科の違いです。
生活科・総合的な学習の時間ができた
私たちの頃は、小1の頃から国・算・社・理の主要4教科がありました。
しかし今は、社会と理科が小2まで「生活科」となっており、全学年で「総合的な学習の時間」というものが取り入れられています。「総合的な学習の時間」は、中・高でも取り入れられています。
生活科
社会と理科を廃して設置されたため、この両者を統合して授業を行うものであると考えられがちであるが、実際は別の教科である。内容のほとんどが体験的な活動を重視しており、特に体系化された内容は含まれない。
小学校1・2年では、まだ自己中心性が強く、自分の周囲で起きた現象を、自然現象か、社会現象かを識別する能力に乏しいとするのも、生活科創設の目的である。
引用元:生活 (教科)|Wikipedia
総合的な学習の時間
総合的な学習の時間は、変化の激しい社会に対応して、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てることなどをねらいとすることから、思考力・判断力・表現力等が求められる「知識基盤社会」の時代においてますます重要な役割を果たすものである。
引用元:総合的な学習の時間|文部科学省
パソコンに触れる機会が増えた
パソコンやスマホが身近になり、授業の中でパソコンに触れる機会も多いですね。
うちの子どもたちの学校では、調べ学習の中でよくパソコンを使った検索をしていました。「総合的な学習」の一環として取り入れている学校もあるようです。
子供たちがパソコンやスマホに触れる機会が増えたため、情報モラルについて、授業の中で触れることも増えているようです。
英語の時間がある
英語に触れる機会も増えています。子どもたちの学校では、外国人の先生が定期的に来てくれて、英語のゲームなどを楽しんでいたようです。
娘の頃よりも、息子の頃のほうがより英語の時間が増えていました。今後は学習指導要領の改定により、本格的に教科として取り入れられるようですね。
授業のやり方の違い
授業のやり方にも違いがあります。
自主性を重んじる授業
私は大学生の頃、小学校の教育実習に行ったことがあります。この頃はゆとり教育の時代で、「生きる力」が重視されていました。
そのため授業は「子どもたちが受け身な授業ではなく、子どもたちから発信できる授業を作りなさい」と指導されました。最近頻繁に言われている「アクティブラーニング」のはしりですね。
私の子どもたちは、すでにゆとり教育からは転換していましたが、授業のやり方はこども主体のものでした。子どもたちが調べたり、考えたりする時間が授業の大半を占めていました。
これは、子どもたちが自分から考えたり行動したりという、「自主性」を大切にしているためです。そのためか、昔の子どもたちに比べると、自分の意見を発表することが上手な子が多かったように思います。
授業時数が多い
私たちの頃とは違い週5日制が導入されていますが、ゆとり教育からは転換されているためその分1日の授業時数が多くなっています。週当たりの5時間授業や6時間授業の回数が増えています。
危険なことはさせない
体育の授業で特に感じることですが、授業のなかで危険を伴うことが少なくなりました。
例えば、ドッチボールはドッチボール専用のやわらかいボールで行われます。
私が子どもの頃は、ほとんどの場合かたいボールが使われていました。子どもの頃、ドッチボールが嫌いだったという方も多いのでは?私もドッチボールはどちらかというと苦手でした。
しかし現在は柔らかいボールで行われるため、ドッチボールが嫌いな子は少ないようです。娘は体育が得意な方ではありませんが、ドッチボールは大好きでした。
運動会も安全性を優先するようになった
運動会も昔とは様変わりしていますね。
まず、騎馬戦のような危険を伴う競技をやらない学校が増えています。うちの子どもたちの学校は騎馬戦を行っていましたが、先生方が落ちてきた子どもを受け止められるよう、馬の後ろに待機していました。
一方で、組体操は昔よりも危険度が増している学校も一部あるようですが…。
学校によっても取り組み方に差はありますが、どの学校でも授業の中で不要なけががないように、注意を払っていることがほとんどです。
昔よりも性差を意識させず、個性を尊重する
出席番号が男女混合だったり、先生が子どもの名前を呼ぶときに皆一様に「さん」付けで呼んだりと、男女平等が意識されていると感じる場面が多々あります。
また子ども同士がお互いの違いに寛容になってきていると感じました。
例えば、うちの子どもが通っていた小学校にはハーフのお子さんが何人かいました。
私たちの時代だと、残念なことにからかいの的になることもありましたが、子どもたちの学校ではそのようなことはほとんどありませんでした。
これは、子どもたちのランドセルの色にも表れていますね。私が子どもの頃は、暗黙の了解で、女の子は赤、男の子は黒でしたが、今では皆好きな色のランドセルを背負って通学します。
私が小学生の頃よりも、個性が尊重されていると感じる場面が多く、これが違いに対する寛容さを生み出しているのかもしれません。
中学校のここが違う!
中学校は私立の中学校に行く子もいるため、小学校よりもさらに学校ごとの違いが大きいかもしれませんね。
うちの子どもたちは公立の中学校に通っていたので、公立の中学校で感じた違いについてご紹介します。
今の評価は絶対評価
私たちの頃との一番の違いは、学習評価の仕方ではないでしょうか?
私たちの頃は、成績をつけるとき、「相対評価」でつけられることがほとんどでした。しかし今はほとんどの学校で、「絶対評価」が取り入れられています。
学校や先生が示した基準をどの程度クリアしたかで成績がつくのですが、評価の基準があいまいに感じることも多く、「成績に納得いかない」という事態が発生することも。
我が家の場合は、総じて娘のほうが甘くつけられていたように感じます。絶対評価は、テストの点数以外の部分も評価に大きく関わるため、子どもの学校では、女の子の方が良い成績が取りやすいという噂が流れていました。
相対評価から絶対評価になった理由
以下は、文部科学省のWEBページにある、子どもの評価が「相対評価」から「絶対評価」に変わった理由の抜粋です。
Q 子どもの評価が「相対評価」から「絶対評価」に変わったと聞きましたが、どう変わったのですか、また、その理由は何ですか。
A 新学習指導要領においては、基礎的・基本的な内容を確実に身に付けさせ、自ら学び自ら考える力などの「生きる力」を育成することを重視していることから、
(中略)
「集団に準拠した評価」(いわゆる相対評価)から、「目標に準拠した評価」(いわゆる絶対評価)に改めたところです。
引用元:良くある質問|文部科学省
要約すると、「自主性や個性を重視」する学習の成果を、正しく評価するために「集団と比べて優劣を付ける方法(相対評価)」ではなく「個人が目標をどれだけ達成できたか(絶対評価)」が採用されたということでしょうか。
評価の方法が変わったのは、根本の学習が変わったからと言えます。
今の中学校は校則が昔と比べてゆるい
これは学校差や地域差も大きいとは思いますが、私が通っていた中学校は校則がとても厳しかったです。
持ち物はすべて決められていましたし、コートの色なども指定されていました。
また周囲の中学校も、校則の厳しい学校が多かったように思います。
子どもたちの中学校は、持ち物などはほぼ自由です。
制服の着方に関しても、それほどうるさく言われることはありません。昔よく見た理不尽な校則もありません。
色とりどりのカバンをもって学校に通う子どもたちを見ていると、うらやましく感じます。
「個性を尊重する」という風潮から、このような傾向にあるのかもしれませんね。
授業のやり方や内容が違う
小学校と同様、私が中学生の頃とは授業の内容ややり方にも違いがあります。
体育は男女平等に
体育では、女子も柔道の授業があったり、男子もダンスの授業があったりなど、男女平等が意識されていると感じます。
パソコンに触れる機会が多い
中学校でも小学校同様パソコンに触れる機会が多く、技術の授業の中で、パソコンの使い方を習います。
また子どもたちの学校では委員会活動で作成するプリント類も、すべて学校のパソコンを使って作成していました。
息子が体育委員長だったのですが、前の委員長からパソコンのUSBメモリーを引き継ぎ、それをもとにプリントを作成していました。便利な時代になりましたね。
英語はコミュニケーション重視
英語の授業では私の頃よりもコミュニケーションが重視されており、外国人の先生との授業が定期的におこなわれています。
部活動の種類が昔よりも少ない
少子化の影響もあり、部活動の種類が少なくなっており、部活動に入らない子も増えています。
またサッカーや野球などは、昔は部活動で行うのが当たり前でしたが、今ではたとえ学校の部活動にあったとしても、クラブチームを選ぶという子も多いです。
うちは、娘は吹奏楽部に入っていましたが、息子は習い事が忙しく部活には入りませんでした。部活に入っていないことで困ったことになるということは、特にありませんでした。
高校のここが違う!
高校は義務教育ではないため、学校ごとの違いがかなり大きいのですが、どの高校も共通するのが、小学校・中学校同様授業の内容や、やり方の違いです。
その中でも昔と大きく違うと感じたのが、以下の教科です。
英語はコミュニケーションが中心に
中学校同様以前のような文法中心ではなく、コミュニケーション中心の英語に転換してきているようです。
娘の学校では、英語を使って自分の意見を述べたり、外国人の先生と会話をするテストなどもあるそうです。
家庭科は男子も一緒に
私の頃は、男子は家庭科をしていませんでした。今は女子と一緒に調理実習などをするそうです。
「男子が使えなさ過ぎてウケる」とよく娘が言っていました。男子と一緒のグループで調理実習をするのは、なかなか新鮮で楽しいそうです。
情報の授業でパソコンを
私の時にはなかった情報の授業というものがあり、パソコンの使い方を学びます。娘は授業の中でパワーポイントで資料を作ったそうです。
学校により取り組み方は違います。
体育は男女一緒に
娘の学校では、女子と男子が一緒に体育の授業をします。授業内容は選択制で、時間ごとに好きな種目を選択しているようです。
私の頃は男子と女子はまったく別のカリキュラムでしたし、種目も皆同じものを取り組んでいました。
習い事も様変わり
人気の習い事も昔と今では様変わりしています。
私たちの頃は、習い事といえばピアノや習字、そろばんくらいでした。そもそも習い事をしている子自体がそんなに多くはなかったですよね。
しかし、今では習い事の種類も多いですし、ほとんどの子が何らかの習い事をしています。
定番は授業に役立つ習い事
私の子どもたちの周りでよく聞く習い事は、
- 体操
- 水泳
- 英会話
- ピアノ
- 公文
などです。「授業中に困らないように」と始めさせることが多いようです。
そのため水泳や体操は、ある程度できるようになったら辞めるという子も多いです。
ダンスが授業に取り入れられるようになり、ダンスを習う子も増えました。
うちの子どもたちは授業に取り入れられる以前からダンスを習っていましたが、授業に取り入れられるようになってから、明らかに教室に通う子の数が増えています。
将来を見据えた習い事も
日常生活のIT化により、最近はプログラミング教室なども人気を集めています。
将来の就職などを見据え、小さなうちからパソコンに親しませるだけではなく、プログラミングもできるようにしておこうと考えるママが増えているようですね。
また大きくなったらスポーツ選手にしたいとか、ピアニストにしたいなど、子どもに夢を託し、小さいうちから習い事を始めさせるママも多いようです。
昔と今の違いを楽しんで
私たちの時代と今の子どもたちの時代では、生活スタイルの違いはもちろん教育環境も様変わりしています。
私も最初は戸惑うことが多かったのですが、子どもたちが大きくなった今では「え、今ってそんななの?」と子どもたちと会話をしながら違いを楽しむようになりました。
教育に対する考え方も変化しており、「本当に大丈夫?」と時折不安になることもありますが、時代に合わせて親の考え方も柔軟に変化させる必要があるのかもしれませんね。
これからも、生活環境、教育環境ともにどんどん変化していくことが考えられます。
昔の考え方のいいところを残しつつ、その時その時の違いの変化を楽しんでみてくださいね。
赤ちゃん用の入浴剤にはメリットいっぱい!入浴剤の使い方や注意点をご紹介
沐浴期間が過ぎ、待ちに待った赤ちゃんとの入浴タイム。そこで疑問に思うことの一つに、「入浴剤」があります。今回は、生後間もない赤ちゃんへの入浴剤の使い方についてママたちの疑問にお答えします。
赤ちゃんに入浴剤はNG?
赤ちゃんが生後1か月を過ぎると、大人と一緒にお風呂に入れることができるようになります。
そこで気になるのが「入浴剤」です。
赤ちゃんに入浴剤はOKなのでしょうか?NGなのでしょうか?
赤ちゃんの肌は…
赤ちゃんの肌はとってもデリケート。
赤ちゃんの肌は大人に比べてバリア機能が弱く、ホルモンの分泌が十分ではないため乾燥しがちです。
そのため生後間もない赤ちゃんにとっては大人には何でもない成分でも刺激となってしまい、肌トラブルを起こしてしまうことがあります。
また最近はアレルギーを持つ赤ちゃんも多いのですが、生後間もないころはアレルギーの有無がまだはっきりしないことも多いのです。
どんなに良い成分でも、合わなかった場合はかえって肌トラブルを招く結果となってしまいます。
赤ちゃんに入浴剤を使用する際は赤ちゃんのお肌のことを第一に考え、使い始める時期や成分を考慮して選ぶことが大切です。
生後3か月以降ならOK
市販の入浴剤を見ると、注意書きに「赤ちゃんが使っても大丈夫」と書かれているものもたくさんあります。
しかし先ほどもお伝えしたように、赤ちゃんのお肌はデリケートなので、使用には注意が必要です。
赤ちゃんのお肌が安定してくるのは生後3か月頃です。
またアレルギーの有無も生後3か月頃には判明することが多いようです。
(息子はアトピーでしたが、生後2か月には判明しました。)
各入浴剤メーカーのサイト(花王、クラシエ、バスクリン、アース製薬)を見ても、ほとんどのメーカーで3か月を過ぎてからの使用をすすめています。
入浴剤によっては生後すぐに使えると謳っているものもありますが、より安全に使用するなら3か月を過ぎてからが安心かもしれませんね。
入浴剤を使うメリット
赤ちゃんの肌は、バリア機能が未熟なうえに乾燥しがちです。
しかし入浴剤を使うことで、お肌に足りない部分を補うことができます。
保湿効果が期待できる
入浴剤には保湿成分が入っているものがあります。
赤ちゃんのお肌は乾燥しがちですが、保湿効果の期待できる入浴剤を使うことで乾燥を防ぐことができます。
お肌の状態を改善できることも
肌荒れが目立つときに、肌の状態に応じた入浴剤を使うことで症状が改善することがあります。
ただし入浴剤の成分やお肌の状態によっては悪化することも。病院の先生に相談してから使うと安心ですね。
体を温めることができる
入浴剤には、保湿効果だけではなく保温効果が期待できるものもあります。
寒い季節、お風呂で温まっても体はすぐに冷えてしまいます。入浴剤で体を温かく保つことで、風邪予防にもなりそうですね。
入浴剤入りのお風呂にいれる
では、入浴剤入りのお風呂に入れるときには何か気を付けることはあるのでしょうか?
入浴剤の量
入浴剤の量は、入浴剤に記載されている量を目安に入れましょう。
お肌が弱い赤ちゃんや入浴剤を初めて使う赤ちゃんの場合は、最初はごく少量を入れるようにして、肌の状態を見ながら徐々に量を増やしていくと安心です。
入浴剤はしっかり溶かして
入浴剤は、しっかりと溶かしてから入れるようにしましょう。
入浴剤が溶け切らないうちに入れると、香りが強すぎたり入浴剤の成分の濃いところが肌につくことで肌が荒れてしまうことがあります。
足をすべらせないように気を付ける
入浴剤を入れると、湯船の中や、外の床が滑りやすくなることがあります。
赤ちゃんを抱いているときに足をすべらせると大変です。
湯船に入るときは足元に気を付けて、ゆっくりと入るようにしてくださいね。
お湯の温度・入浴時間
赤ちゃんは大人と違ってのぼせやすいため、お湯の温度や入浴時間に注意が必要です。
お風呂の温度は?
お湯の温度は夏場は40℃未満に、冬場でも40℃より高くなることの無いように調節しましょう。
お湯の温度が熱いと、赤ちゃんがびっくりして泣いてしまうこともあります。それが原因でお風呂ギライになってしまうことも。
赤ちゃんが気持ちが良いと感じる温度で入れてあげてくださいね。
入浴時間は?
入浴時間は、体を洗う時間を入れても10分程度を目安にしましょう。
湯船につかる時間は2~3分ほどで十分です。
お風呂に入れる時間はできるだけ毎日同じ時間にすることがおすすめです。
そうすることで生活のリズムが付きやすくなりますよ。
洗い残しがないように
赤ちゃんの肌はデリケートなため、しっかり洗えていない部分があったりすすぎ残しがあったりすると、肌のトラブルにつながることもあります。
たっぷりの泡で優しく洗って上げる
赤ちゃんは新陳代謝が活発で体が汚れやすいので、毎日お風呂に入れてあげるようにしましょう。
またお湯で流すだけでは汚れは落ちません。ボディーソープを使って泡をたっぷり立て、優しく洗ってあげましょう。
ガーゼなどで体を洗ってあげても良いのですが、乳児のうちはお母さんの手で洗うだけでも十分です。
汚れやすい頭部やくびれは丁寧に洗う
赤ちゃんの頭は特に皮脂の分泌が活発で汚れやすい部分です。
しっかり洗えていないと、脂漏性湿疹を起こすことも。
指の腹を使ってしっかりとマッサージをする要領で洗ってあげてくださいね。
赤ちゃんの体はぷくぷくしていてくびれが多く、そこに汚れがたまりやすいです。
くびれの部分も丁寧に洗うように心がけましょう。
おすすめの入浴剤
赤ちゃんと一緒に入浴剤入りのお風呂に入りたい!と思っているママのために、赤ちゃんと一緒に楽しめる入浴剤をご紹介します。
基本、赤ちゃんでも大丈夫となっている商品は赤ちゃんの肌に優しく作られており、悪い成分は入っていないものばかりです。
しかし商品ごとに入っている成分に違いがあり、それによって効果にも違いがあります。
赤ちゃんの肌の状態を見て、合いそうなものを選択してあげてくださいね。
保湿効果の高い入浴剤
カレンドラ ベビーバスミルク(ヴェレダ)
ヴェレダはオーガニックコスメで有名なスイスのメーカーです。
そのヴェレダが助産師さんと共同開発した入浴剤が、カレンドラ ベビーバスミルクです。
ヨーロッパで、肌荒れや敏感肌のケアに長年愛用されているキク科の植物カレンドラのエキスが入った入浴剤です。
入浴剤に使われているカレンドラは有機栽培のものが使われています。
優しいハーブの香りでママも癒されますよ。
私も子どもも肌が弱く、ドラッグストアに売っているような一般的な入浴剤だと痒みがでます。
これは香りも良いし肌にも優しいのでお気に入りです。定期便にして欠かさないようにしています。これを入れると子どもが「いいにおーい♪」と喜びます。
引用元:amazon.co.jp
アトピーのお子さんにもおすすめ
アトピタ(丹平製薬)
肌荒れや温浴に効果的なヨモギエキスが入っています。 防腐剤や合成着色料、香料は無添加で、赤ちゃんのお肌に優しい入浴剤です。ドラッグストアなどでも購入可能です。
詳しくみる7ヶ月の娘の湿疹がひどく、体中にでてしまい、何とかしてあげたくて、購入してみました。使用して1ヶ月ほどたちますが、症状は改善しています。感覚値ですが8割ほど赤みが引いています。皮膚科にも通っているため、診療の効果かもしれませんが、うちの子にはこの入浴剤が肌へ悪影響を与えていることはないといえると思います。冬は乾燥して、あかぎれとなりがちな私のはだも保湿されているようで、今年は痛い思いをしておらず、この入浴剤の効果なのかな(?)と思ったりしています。
引用元:amazon.co.jp
温浴効果の高い入浴剤
ママバター バスパウダー
シアバターや重曹が入っているため保湿成分だけではなく、高い温浴効果も発揮します。
無香料タイプなので、入浴剤のにおいがあまり好きではないという方でもお使いいただけます。
ママバタ商品は、ボディソープからヘアケアまでいろいろ揃えて使ってます。最近の乾燥にもこれ。 とてもいい。
引用元:amazon.co.jp
こんな入浴剤はNG!
入浴剤を選ぶときは、赤ちゃんでも大丈夫なことが記載されているものにすると間違いありません。
そのほかにも以下のポイントをよくチェックして入浴剤を選択してくださいね。
刺激が強い成分は入っていないか
メントールが入っているものや、発汗作用があるもの、炭酸が入っているものは赤ちゃんの肌には刺激が強すぎます。
またなるべく原材料の質にこだわっているものを選ぶとより安心ですね。
香りは強すぎないか
大人が良い香りだと感じても、赤ちゃんにとっては強すぎることがあります。
無香料のものか、植物由来の自然な香りのものを選びましょう。
こんな場合は…ハプニング対処法
入浴の際、さまざまなハプニングが起こることもあります。
そんな時の対処法をご紹介します。
誤ってお湯を飲んでしまった!
赤ちゃんは、何でも口に入れて確かめることがあります。特に1歳を過ぎると面白がってお湯を飲んでしまうことも考えられます。
口の中にものを入れる癖がある赤ちゃんは、入浴剤を使わないほうが良いかもしれませんね。
もし誤って入浴剤入りのお湯を飲み込んでしまったら、少量ならばそれほど問題ありませんが、もしも大量に飲み込んでしまった場合は、まずは水を飲ませましょう。
その後医師に相談してくださいね。
肌がかぶれてしまった
赤ちゃんが使って大丈夫な入浴剤は、刺激の強い成分は入っていません。またアレルギー等にも配慮されている商品がほとんどです。
しかし、肌の状態は赤ちゃんごとに異なります。
赤ちゃんの使用が認められている商品でも、赤ちゃんによっては肌荒れを起こしてしまうことも。
そのようなときはすぐに使用を中止し、医師に相談してくださいね。
入浴を嫌がるようになった
赤ちゃんが入浴を嫌がる理由には、以下のような理由があります。
裸にされることに不安を感じる。
服を脱がせたときに泣くようでしたら、お風呂が嫌なのではなく、服を脱がされることが嫌なのかもしれません。
生後4か月くらいまでの赤ちゃんは、まだ視力があまり発達しておらず、見えないことから不安を感じることがあります。
しかし、成長に従って泣くことは少なくなります。
浴室が寒い・暑い
浴室は、部屋の中とは温度差があることが多く、この温度差に驚いて泣いてしまうことがあります。
浴室の温度は、できるだけ部屋の中と差が無いように調節できるといいですね。
お風呂場で赤ちゃんが泣いたときは、風呂場の鏡を見せることで注意がそれて、泣き止むことがあります。
湯船のお湯が熱い
お湯に入れた瞬間に泣くという場合は、お湯を熱く感じ、驚いて泣いているのかもしれません。
お湯の温度を自動設定していたとしても、上の方が熱く、底の方がぬるくなっていることがあります。
赤ちゃんを入れる前に一度かき混ぜておくと、お湯の上の方と底の方の温度差がなくなり、熱く感じることも少なくなります。
自動設定がない場合は、必ずお湯の温度を計ってから入れるようにしてくださいね。
入浴剤の感触やにおいが嫌
入浴剤のぬるぬるした感触や、においが嫌な場合もあります。
入浴剤を入れてから泣き出すようになった場合は、入浴剤を入れるのを中止してみてくださいね。
お肌に合う入浴剤を選んで楽しい入浴タイムを
赤ちゃんのお肌に良い入浴剤は、肌に悪いものが入っていないため、赤ちゃんだけではなくママにとっても良いもののことが多いです。
赤ちゃんのために入浴剤を使っていたつもりが、いつの間にかママのお肌もつるつるピカピカになっていたなんていううれしいおまけがつくことも。
肌に優しい入浴剤で入浴タイムを楽しみながら、赤ちゃんもママもしっとりつるつるのお肌を目指してくださいね。
働くママ必見!幼稚園と保育園どっちがいいの?それぞれの違いまとめ
子どもが大きくなってくると、幼稚園や保育園選びに頭を悩ませるママも多いのではないでしょうか?実際に働くママだった私が、我が子をどちらにも通わせていた経験を交えて、保育園と幼稚園の違いや園の選び方のコツについてご紹介します。
保育園と幼稚園、どっちがいいの?
子どもを初めて保育園や幼稚園に入れるとき、どこの園に入れると良いのか迷いますよね。
最近は保育園も幼稚園も園によって特色があるので、保育園と幼稚園の違いも気になります。
以前は働くママは保育園を選ぶことがほとんどでしたが、最近は幼稚園も預かり保育が充実しているところが増えてきており、選択の幅が広がりました。
それゆえどちらにすればよいのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか?
どちらにせよ、子どもが楽しく過ごせてより成長できる場所を選んであげたいと思うのが、どの親にも共通する願いです。
実際に幼稚園と保育園に我が子を通わせたからわかる事
実は私は以前教員として働いており、娘を1歳の頃から保育園に通わせていました。
娘が2歳の頃に息子が生まれ、その後さまざまな事情から退職したため娘は年中から幼稚園に移動しました。そのため保育園と幼稚園、両方経験しています。
その経験から感じたことも踏まえつつ、保育園と幼稚園の違いや、園の選び方、それぞれのメリット、デメリットなどについてご紹介します。
保育園と幼稚園の大きな違い
保育園と幼稚園は、未就学児が通うという点では共通していますが、そのほかの点では異なるところが多いです。
もちろん園ごとの違いはありますが、保育園と幼稚園では基本的に違っている部分があるのです。
管轄の違い
最も大きな違いは、保育園と幼稚園の管轄の違いです。
- 保育園の管轄は厚生労働省
- 幼稚園の管轄は文部科学省
保育園は児童福祉法では下記のように定められています。
保育所は、保育を必要とする乳児・幼児を日々保護者の下から通わせて保育を行うことを目的とする施設である。
(※保育所は保育園の正式名称)
保育園での教育は、子どもの発達の援助であり、
「義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとしての満3歳以上の幼児に対する教育」は行わない。
とされているのです。
一方幼稚園は、文部科学省のホームページの中で下記のように紹介されています。
幼稚園も学校教育法に基づく「学校」です。 3歳から小学校入学前までの子どもは,全国どこでも共通の教育課程に基づく教育が受けられます。
と紹介されています。
つまり保育園は養育、保育園は教育を行う
保育園は、親に代わって子どもを養育する施設と位置付けられているのに対し、幼稚園は教育を行う施設と位置付けられているのです。
保育園と幼稚園の一番の違いはこの点にあります。
対象年齢の違い
保育園と幼稚園では対象年齢も違います。
- 保育園の対象年齢は0歳から小学校入学前の子ども
- 幼稚園の対象年齢は満3歳から小学校入学前の子ども
保育園は生後数か月後からいつでも入園できるのに対し、幼稚園では満3歳になった春から入園できます。
ただし幼稚園によっては「未満児保育」というものを行っており、その場合は3歳になった日から幼稚園に入園することができます。
保育時間の違い
- 保育園の保育時間は一般的に7時半~18時くらいまで
- 幼稚園の保育時間は9時~14時くらいまで
幼稚園の場合は、送迎バスのコースによって登園時間がバラバラだったり、園終了後に預かり保育を行っていたりすることもあります。
保育料の違い
保育園の保育料
保育料は、認可保育園の場合は自治体によって金額が決められており、課税の状況(両親の収入)に応じて支払う保育料は変化します。
母子家庭や低収入の家庭の場合は、保育料がかからないこともあります。
一方両親ともに正社員で収入が高い場合はかなりの保育料を取られることも。
特に3歳未満の保育料はびっくりするほど高額になることもあります。
幼稚園の保育料
幼稚園は、公立の場合は自治体により決められており、私立の幼稚園の場合は幼稚園ごとに異なります。
どちらの場合も収入にかかわらず、保育料は一律です。
私立の幼稚園の場合、これ以外に入園料や進級費、施設費や教材費などが取られる場合があります。
家庭の収入や選ぶ幼稚園などにより、幼稚園のほうが料金がかからない場合もありますし、保育園のほうが料金がかからない場合もあります。
給食の有無
保育園は、給食を出すことが義務付けられています。
一方幼稚園は特に決まりはありません。
幼稚園により、お弁当のところと給食のところがあります。給食の日とお弁当の日が両方あるという幼稚園も多いです。
保育園のメリット
私は保育園と幼稚園、両方経験してみてそれぞれにメリットもデメリットもあると感じました。
まずは保育園のメリットをご紹介しましょう。
保育園のメリット1. ママの負担が軽い
保育園は、両親ともに何らかの事情があり昼間は子どもの養育が難しいということが前提になっています。そのためなるべくママの負担が軽くなるように配慮されています。
給食が義務付けられていることもそうですし、親が参加しなければならない行事も、運動会や学芸会くらいしかありません。
普段の保育における親の手伝いももちろん要求されることはほとんどありません。
働くママにとってはうれしいですよね。
保育園のメリット2. 子どもがたくましく育つ
「保育園育ちはたくましい」とよく言われますが、これは早くから親元を離れ、集団生活を経験することによります。
最近は兄弟が少ない家庭が多く、小さなころからたくさんの人数の中で過ごすといった経験をすることは少ないのではないでしょうか?
幼稚園に上がるまでは親とマンツーマンで過ごすということがほとんどですよね。
しかし保育園では1歳児さんだとしても先生がマンツーマンでついてくれるわけではありません。
そのため自分のことは自分でしなければなりませんし、子ども同士のいざこざも自分たちで解決しなければならないことが多くなります。
これらのことから自立するのが早く、たくましく見えるのかもしれませんね。
うちの娘は保育園に通っていたのが3歳までだったため、あまり保育園育ちらしいたくましさはないのですが、すぐに友達を作ることができるところは、もしかしたら保育園で過ごした経験が生かされているのかもしれません。
保育園のメリット3. 身の回りのことが早く身につく
先ほどもお伝えしたように、保育園は一人一人にマンツーマンでつくわけではないため一人でやらなければならないことが増えます。
家にいればママが手伝ってしまうことでも、保育園では一人でやらなければなりません。
そのため一人でできることが増え、身辺自立が早くなります。
もちろん自分でできるようになるために、先生方も支援をしてくれます。
うちの娘は2歳でオムツが外れたのですが、家では特に何もしておらず、気が付いたら外れていました。先生様様です。
一方保育園に行かなかった息子のオムツは3歳でようやく外れました。
また保育園に行っていた娘は食べ物の好き嫌いがほとんどないのですが、息子は好き嫌いがかなりあります。
もちろん個人差もありますが、保育園の影響も大きかったのではないかと感じています。
保育園のデメリット
メリットがある一方、もちろん保育園のデメリットもあります。
保育園のデメリット1. 小学校生活になじみにくい
先ほど保育園は厚生労働省の管轄とお伝えしました。
保育園は子どもたちの家庭の代わりになる場所と考えられているため、小学校生活につながるような教育はあまり行われないこともあります。そのため小学校での生活に、最初のうちは戸惑うことも多いようです。
小学校の先生の中には、「保育園育ちの子と幼稚園育ちの子はすぐにわかる」という方もいるそうです。
しかし慣れてしまえば幼稚園育ちの子どもとの違いは感じなくなることがほとんどです。
学力面は気にしなくても大丈夫!
学力面の心配をする方もいるかもしれませんね。
もしかしたら最初のうちは差が出るかもしれませんが、その差はすぐになくなってしまいます。
また最近は保育園でも学習的な活動を行っているところもありますので、学力面についてはあまり気にしなくても大丈夫です。
不登校になってしまうことも
ただ、保育園育ちの子の中には生活環境の変化に慣れず、不登校になってしまう子どももいるようです。
これは幼稚園でも、自由が売りの幼稚園に通っていた子どもは同じような状態に陥ることがあります。
うちの娘は保育園を辞めた後、年中さんから幼稚園に通わせました。
割と自由な雰囲気の幼稚園だったからか小学校に慣れるまでかなり時間を要し、慣れるまではお腹が痛いと学校を休むこともありました。
しかし、学校に慣れてくるとお腹が痛いということもなくなりました。
新しい環境になじみにくい子どもの場合は注意が必要かもしれません。
お昼寝によって生活リズムが崩れる
また保育園にはお昼寝の時間があります。
これがまた曲者で、何歳になってもお昼寝をさせられるため、体力がついてくるとお昼寝のせいで夜眠れなくなり、生活のリズムが崩れてしまうことがあるのです。
また昼寝の習慣がなかなか抜けず、学校で眠くなってしまう子どももいます。
これも小学校の生活になじみにくくなる要因の一つだと感じます。
娘は幼稚園に変えたにもかかわらず、昼寝の習慣がなかなか抜けず、幼稚園から帰ったとたん寝てしまうこともありました。
保育園のデメリット2. 子どもと過ごす時間が少なくなる
これは保育園がというよりは、働くママすべてが感じることですよね。
しかし幼稚園の場合はもともとお母さんが働いていないことが前提のため、行事で幼稚園に行かなければならないことも多いですし、お手伝いをしなければならないことも増えます。
そのため多少無理をしても子どもに時間を割かなければならなくなります。
一方保育園の場合は、子どもと家で過ごす時間が短いうえに、ママが保育園に行かなければならないこともほとんどありません。
しかも身辺自立に関してもほとんど保育園で覚えてきてくれますので、ますます子どもに手をかけることが少なくなってしまいます。
うちの場合も娘は夜早く寝てしまう子どもだったので、保育園に通っている間、家に帰ってきたらご飯を食べてお風呂に入って寝るだけ。みたいな生活を毎日繰り返していました。
まともに向き合えるのは仕事がお休みの時ぐらいでした。これは今でも後悔していることの一つです。
保育園のデメリット3. 子どもが寂しい気持ちになることも
ママと過ごす時間が少ないことで、子どもが寂しい気持ちになることもあります。
それを感じたのは娘の場合は保育園を辞めた後でした。
実は保育園を辞めてすぐに年少から一度幼稚園に入園したのですが、「家にいたい」と幼稚園に行きたがらなくなりました。そのため幼稚園を辞めることにしました。
保育園に行っていたときは本人も寂しい気持ちに気が付いていなかったのだと思いますが、いざ私と家で毎日過ごすようになると、今までの時間を取り戻すかのように私から離れたがらなくなりました。
これは個人差もありますし、両親のかかわり方でも変わることだと思います。
我が家の場合は私のかかわり方が不十分だったのかもしれません。
一年間家で一緒に過ごし、年中から幼稚園に入った後はそのようなことはなくなりました。
子どもが寂しい気持ちになることがあるということを、いつも心の片隅に置いておくといいかもしれませんね。
幼稚園のメリット
一方、幼稚園のメリットにはどのようなことがあるのでしょうか?
子どもに合う場所を選ぶことができる
幼稚園にはそれぞれに様々な特色があります。
学習を行ってくれたり、自然の中でのびのびと過ごす教育方法が取られていたり。園の活動が終わった後も、預かり保育を行ってくれたり習い事をすることができたりと、園によって行う活動が全然違います。
先生の指導方針も幼稚園によって変わります。
保育園では難しい子供の多様性に合わせられる
私は娘を幼稚園に入れるときに様々な幼稚園を見学に行きましたが、幼稚園によって雰囲気がだいぶ違いました。
保育園の場合は待機児童問題もあり、「この保育園に入れたい!」と思っても難しいことがほとんどです。
しかし幼稚園の場合は、ある程度は選択の余地があります。
子どもの性格はさまざまなので、子どもによって合う方針は変わります。
子どもに合った場所を選択できる点は大きなメリットではないでしょうか?
親が子どもと接する時間がとれる
幼稚園は保育園とは違い、子どもが家に帰る時間が早く親と過ごす時間が十分に取れます。
ママが仕事をしていて預かり保育をしている場合でも、幼稚園では親が参加しなければならない行事が多いため、必然的に幼稚園に行く機会も増えます。
そのため子どもに手をかけなければならない場面が増えます。
意識しなくても子どもに手をかけなければならなくなるため、子どもが放っておかれている気持ちになることは少ないかもしれませんね。
私は下の息子が幼稚園の年長の頃に、パートですが再び仕事を始めました。
正直行事のたびに仕事を休むのは大変でしたが、今考えると息子の幼稚園での様子がわかり、良かったと思います。
仕事をしていると幼稚園は大変なことも多いですが、振り返ってみると頑張ってよかったかなとも感じました。
小学校生活とのギャップが少ない
これは幼稚園によっても違いますが、幼稚園は文部科学省の管轄ということもあり、小学校生活を意識したプログラムが組まれていることが多いです。
幼稚園の中には簡単なひらがなや計算などを練習するところもあります。
うちの子どもたちが行っていた幼稚園は、学習的なことはあまり行いませんでしたが、体育的な活動や音楽的な活動は、小学校を強く意識したものでした。
また「並ぶ」「座って話を聞く」などは卒園するまでにしっかりとできるように指導してくれていました。
もちろん保育園でもこのような指導を行うところはありますし、園によって差はあります。
しかし管轄の違いもあり、どちらかというと幼稚園のほうが、小学校生活になじみやすいプログラムであることが多いようです。
また幼稚園の場合、家の近くの幼稚園を選ぶ方も多いのではないでしょうか?
幼稚園の中に同じ小学校に入学するお友達がいると、やはり親子ともに心強いですし、学校に慣れるのも早いかもしれませんね。
幼稚園のデメリット
子供の教育の面では幼稚園はとても有用ですが、デメリットもあります。
ママの負担が大きい
先ほどメリットのところで「ママが子どもと接する機会が多い」とお伝えしましたが、これは同時にデメリットにもなります。
特に働いているママにとって、仕事で忙しいうえに子どもの幼稚園のことにまで時間が取られることは大変ですよね。
忙しさのあまりイライラしてしまい、子どもにイライラをぶつけることになっては元も子もありません。
そういう場合は、少しでもママの負担が少ない園を選ぶことが子どもにとっても良い結果になることも。
子どもにも負担が大きい
うちの子どもたちが通っていた園長先生が、「幼稚園のプログラムは、子どもが幼稚園終了後に家に帰ることを前提に作られている。幼稚園終了後に預けられることは、子どもにとって負担が大きい」と言っていたことがありました。
確かに、保育園の場合は長時間過ごすことが前提なので、子どもが負担を感じないプログラムになっていたかもしれません。
両親が共働きの場合は子どもに寂しい思いをさせる可能性がある
また幼稚園の場合、共働きの家庭は少なく行事に親がくることは当たり前です。
その中で自分の親だけ来ていないという事態になると、子どもは寂しい気持ちになるかもしれませんね。
保育園の場合は同じ立場の子どもばかりなので、そういう気持ちにはなりにくいかもしれませんね。
園選びのポイントは?
幼稚園にも保育園にもそれぞれにいいところも悪いところもあります。
また最近は、幼稚園も保育園も独自のプログラムを打ち出しており、保育園でも学習を取り入れている場合がありますし、幼稚園でも遊びを中心に行っているところもあります。
また幼稚園でも保育園並みに預かりが充実しているところもあり、結局のところ保育園を選ぶか、幼稚園を選ぶかというよりも、「どこの園を選ぶか」ということの方が重要かもしれません。
では園選びの際、どのような点に気を付けると良いのでしょうか?
ポイント1. 子どもの性格を考慮する
園によってさまざまな方針があります。
両親の「こういう園に入れたい」という希望もあるかもしれませんが、まずは子どもの性格を考慮し、子どもに合った方針の園を選ぶことが大切です。
適応力の高い子どもの場合はどんな園に入れてもそれなりになじむので、あまり考えなくても大丈夫かもしれませんが、新しい環境になじみにくい子どもの場合は園選びを失敗すると、幼稚園生活が苦痛になってしまうことも。
ポイント2. 先生方の雰囲気はどうか
どんな方針の園だとしても、先生方の雰囲気が良い場合は子どもも楽しく通えることが多いです。
うちの子どもが通っていた園は、保育園も幼稚園も先生方の雰囲気が良く、どちらも楽しく通っていました。
園体験を利用して縁の様子を観察する
体験に行った際は、先生方が楽しそうにしているか、また先生方の子どもに対する接し方をよく観察してみてくださいね。
ポイント3. 園の子どもたちの表情
園の子どもたちの表情も、見学の際によく観察しておきましょう。
子どもたちが元気でのびのびしていると安心です。
また子どもたちが落ち着きすぎている場合は、しつけが厳しすぎる可能性もあります。
あまりにきちんとしすぎている場合は先生方の指導の様子をよく観察してくださいね。
ポイント4. 親のライフスタイルに合うかどうか
いくらいい園でも、ライフスタイルと合わなければママの負担が大きくなってしまいます。
保育園の場合は、立地条件は特に大切です。ママやパパの通勤時間と保育園の送迎時間を考えて、家から近いほうが良いのか、職場の近くが良いのか考慮しておきましょう。
幼稚園の場合は、行事が多すぎたり親の手伝いが多すぎたりすると、働くママには大変かもしれません。
預かり保育が充実しているか、お弁当と給食の割合はどうかなどもチェックしておきましょう。
幼稚園と保育園を兼ね備えた認定子ども園
待機児童問題を受けて、「認定子ども園」というものが最近あちこちに作られています。
認定子ども園とは、幼稚園と保育園の機能を併せ持った施設です。
年齢は0歳~5歳まで通うことができ、幼稚園に通う年齢になると、幼稚園の子どもたちと一緒に活動をすることができます。
幼稚園に通わせたいけど、仕事との兼ね合いで難しいという方には魅力的な施設ですね。
認定子ども園は最近できた施設なので、園によって質に差があります。
認定子ども園を選ぶときは、先ほどお伝えしたポイントに加え、
- お昼までの子どもと、夕方までの子どもが仲良く遊べているか
- 就労家庭に対する理解はあるか
- 幼稚園のプログラムが終了した後の過ごし方はどうか
- 料金が高すぎないか
などをチェックしましょう。
子どもが楽しくすごせる場所を選択しましょう
保育園を選んだほうが良いのか幼稚園を選んだほうが良いのかは、子どもの性格によっても変わりますし、家庭の考え方によっても変わります。
私は保育園に入れていた時は保育園のほうが良いと思っていましたし、幼稚園に入ったときは幼稚園のほうが良いと感じました。
結局のところ子どもが楽しくすごしてくれていれば、親は安心して預けることができるのです。
子どもは自分で園を探せませんし選べません。子どもの代わりにママが責任をもって子どもが楽しくすごせる場所を探してあげてくださいね。