TAGアロマテラピー
美容やダイエットの強い味方!デトックス効果のあるハーブティーを楽しもう
以前から体に良いと注目されていたハーブ。
その効果が最近また見直されてきています。
ハーブは種類ごとにその効果も違い、楽しみ方も様々。
そこで今回はハーブティーを楽しみながら、ダイエットやデトックスの効果を得る方法をご紹介します。
こんなにあるハーブの効能
ハーブは昔から、体の調子を整える効果があるとして医療の現場で使われてきました。
そして最近ハーブについての研究が進み、心身の健康づくりのため「メディカルハーブ」として用いられるようになってきています。
ハーブは種類によって効果も違いますが、その効果は大きく3つに分けられます。
その3つとは、
- 心身の緊張をほぐすリラックス効果
- 疲れをいやすリフレッシュ効果
- 体内の老廃物を排出させるデトックス効果
です。
またすべてのハーブが共通して持つのが「抗酸化作用」です。
抗酸化作用は、老化の原因となる活性酸素を除去する働きのことをいいます。ハーブを生活の中に取り入れることは、アンチエイジングにも役立つのですね。
デトックス、ダイエット効果のあるハーブの種類
ハーブには様々なうれしい効果がありますが、その中でも注目してほしい効果の一つが「デトックス効果」です。
デトックスが促されると、体内にたまった老廃物が排出されるためダイエット効果も期待できます。
それだけではなく、体の調子が良くなったりお肌の調子もよくなったりと、デトックスが促進されることで美容にも健康にもうれしい効果がたくさんあります。
これからハーブを取り入れようと思っている方は、まずはデトックスをしてみてはいかがですか?
デトックスやダイエットに効果的なハーブには、以下のようなものがあります。
-
- マテ
-
代謝をよくする働きを持つハーブです。
排便を促す働きや、利尿作用もあり体内の老廃物を排出してくれます。またカフェインが含まれているため脂肪燃焼の効果も期待できますよ。
-
- マルベリー
-
マルベリーには、糖の吸収を抑える成分が含まれています。
そのためダイエットに効果的。食事の30分前に飲むとより効果を発揮するためおすすめです。
-
- ジュニパーベリー
-
新陳代謝を高める働きがあり、むくみ解消やダイエットに効果があります。
-
- ジンジャー
-
薬味としても欠かすことのできないジンジャーですが、血行をよくして体を温める作用があることでも有名です。
冷え性の改善や、便秘解消に効果があります。
-
- スギナ
-
画像元:botanicalove.com
ミネラルが豊富に含まれており、腎機能の向上に効果があります。
それによってデトックス効果が高まるといわれています。またアンチエイジングにも効果的といわれており、女性にうれしい効果がたくさんあるハーブです。
-
- セージ
-
気持ちを安定させたり、新陳代謝を高めたりする効果があります。
-
- ダンディライオン
-
腸内環境を整えてくれるため、便秘解消に役立ちます。
また利尿作用もあります。コーヒーのような風味があります。
-
- チコリ
-
利尿作用があり、老廃物を排出してくれます。
-
- バードックルート
-
デトックス効果が高く、ニキビなどにも効果的です。
-
- フェンネル
-
利尿作用、緩下効果、解毒作用などがあり、むくみやセルライトの予防、解消に効果があります。
お肌のくすみを解消するうれしい効果もありますよ。
-
- レモングラス
-
冷え性を解消し、むくみやダイエットに効果を発揮します。
では、これらのハーブを手軽に楽しむためにはどのような方法があるのでしょうか?
初めての方でも取り入れやすい方法の一つに、「ハーブティー」があります。
手軽に成分を吸収できるハーブティー
ハーブティーならハーブに含まれた成分を、余すことなく体に取り入れることができます。またハーブティーは香りも楽しむことができ、アロマテラピーの効果も得ることができます。
これからハーブを取り入れようと思っている方は、手軽にできるハーブティーから始めてみてはいかがでしょうか?
ハーブティーの楽しみ方
ハーブティーを楽しむためには、どうすればよいのでしょうか?
道具のそろえ方から入れ方まで詳しくお伝えしていきましょう。
道具にこだわる
ハーブティーをおいしく入れるには、専用の道具が必要です。
道具選びにもこだわると、さらに楽しくなりますよ。
お気に入りの道具を見つけて楽しんでみてくださいね。
-
ティーポット
ガラス製や陶器製などがありますが、おすすめは透明のガラス製。
葉や花が広がる様子や、色づく様子を楽しむことができますよ。 -
茶こし(ストレーナー)
ハーブがカップに入らないようにするために使います。
なるべく目の細かいものを用意しましょう。 -
砂時計
ハーブを抽出する時間を計ります。
3分計が便利です。 -
カップ
白いものや透明なものだと、ハーブの美しい色を楽しむことができますね。
ドライハーブティーの入れ方
ではいよいよハーブティーを入れてみましょう。
まずは、基本のドライハーブティーの入れ方をマスターしましょう。
- 茶葉を計る
ティースプーンに1杯が目安です。 - ポットに茶葉を入れる
- お湯を注ぐ
お湯の温度は95℃〜98℃が適温です。
お湯の量は200ccほど入れましょう。
お湯を入れたら蓋をして蒸らします。 - 抽出する
基本の抽出時間は3分です。
種や根、実など固いものが入っている場合は5〜6分が目安です。 - 濾して入れる
茶こしを通してカップに静かに注ぎます。
カップはあらかじめ温めておくとよりおいしくいただけますよ。
おいしくアレンジ
基本の入れ方をマスターしたら、いろいろな飲み方を試してみましょう。
味わいが変わり、さらにハーブティーを堪能できますよ。
冷たくアイスで飲む
アイスにしたい場合は、お湯の量を半分に減らすか、茶葉の量を2倍にして入れましょう。
氷を入れた耐熱グラスに注いでいただきましょう。
ハーブティーを凍らせた色付き氷を使うのも、見た目にもきれいでおすすめです。
旬のフレッシュハーブを使う
ドライハーブだけではなく、フレッシュハーブでもハーブティーを楽しむことができます。
1杯分に対して、小さくちぎった葉を2〜3つまみ程度が適量です。
抽出時間は3〜5分です。
季節でかわる旬のハーブを使うことで、より深くハーブティを楽しめます。
はちみつをを足して甘くする
優しい味のハーブティー。
甘みを足すなら、砂糖よりもはちみつのほうがおいしくいただけます。
お好みの量を入れていただきましょう。
ハーブティーの上手な飲み方・飲むときの注意点
ハーブティーは一度にたくさん飲むよりも、間隔をあけて数回に分けて飲むほうがより効果が得られます。
また、体調や体質によって摂取に制限がある場合もあるため、しっかりと確認してくださいね。特に妊娠中や授乳中は要注意です。
以下に一例をあげておきますので、参考にしてください。
-
- マテ
- カフェインが含まれているためカフェインに過敏な方、妊娠中の方、授乳中の方は要注意です。
過量、長期の使用はNG。
-
- ジンジャー
- 胆石、胆のう障害、胆のうの炎症などがある方は使用を控えてください。
-
- ダンディライオン
- 胆汁管の障害や重い胆のう炎、腸障害がある方は使用しないでください。
おすすめのブレンド
ハーブティーは茶葉をブレンドすると、より効果が高まりおいしくいただくことができます。
そこで、デトックスやダイエットに効果的でおいしいブレンドをご紹介します。
デトックスに効果的なおすすめブレンド
- ダンディライオン 3杯
- バードック 2杯
- ペパーミント 少々
デトックス効果のあるダンディライオンとバードック、そこにペパーミントを入れることですっきりと飲みやすい味に仕上がります。
ダイエットには
- マテ 2杯
- マルベリー 2杯
- ジンジャー 1杯
- シナモン 適量
糖の吸収を抑えるマルベリーに、代謝を向上させるマテ。ジンジャーで脂肪燃焼もアップします。
緑茶のような味わいです。
シナモンは、お好みで。
ハーブティーでおいしく健康に
ハーブには、美容や健康に良い効果がたくさん詰まっていますね。
しかもハーブティーなら、疲れているときに飲むとほっと一息つくこともできますね。
道具をそろえる楽しみ、色や香り、味の楽しみなどなど、様々な楽しみ方ができるのもハーブティーの良いところ。
ハーブティーを毎日の生活に取り入れて、健康に過ごしてくださいね。
子どもと一緒にアロマテラピー!覚えておきたい天然精油の便利な使い方
美容や健康のためにアロマテラピーを取り入れているという方もいますよね?
アロマテラピーは天然の精油を使用するため、体に優しい療法です。
そのため実はお子さんにもおすすめです。
いくつか注意する点はありますが、上手に使うととっても便利ですよ。
今回は、アロマテラピーの基本とお子さんに試してほしい便利な使い方をご紹介します。
アロマテラピーは、植物の力を使った療法
アロマテラピーとは、「アロマ(香り)」と、「テラピー(療法)」を組み合わせた造語です。医療が発達していない昔は、民間療法として植物の力が薬のように使われていました。
昔の人々は、「風邪のときにはこの植物が効く」とか、「けがをしたときはこの植物がよい」ということを経験から知っていたのですね。
このような昔の人々の知恵を活用し、健康づくりに役立てようと科学的な研究がなされ、今のアロマテラピーとなりました。
では、アロマテラピーは私たちの心や体にどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか?
アロマテラピーは、心身ともに良い影響を与えてくれる
アロマテラピーは植物の香りにより、「身体」「心」「肌」において人間が本来持っている力を取り戻し良い状態に導いてくれるきっかけを作ってくれます。
精油の成分や香りで健康に
鼻が詰まった時にミントの香りをかぐことで鼻の通りがよくなるといった経験をしたことがある方は多いのでは?
この例からもわかるように、植物の香りは体の不調を解消させることがあります。
一つの香りがいくつかの違った症状に効果を発揮することもあり、これは精油がひとつの成分で構成されているわけではないためです。
精油の構成成分には薬と同じような働きをするものもあります。
そのためアロマテラピーには免疫力を高めたり、体の不調を解消する効果が期待できるのです。
香りの効果でリラックス
アロマの香りにはリラックスできたりストレスを解消できたりという効果があることは、ご存じな方も多いのでは?
これは、精油の香りをかぐことで香りの信号が脳に伝わり自律神経を整えて、身体の機能を調整してくれるためです。
心地良い香りが脳に働きかけてくれることで、心理的な効果が得られるのですね。
お肌にも効果的
精油の成分は鼻や口からだけではなく、お肌からも浸透します。
精油成分の種類によっては皮膚内で保湿成分を補ったり、引き締め効果が得られたりもします。
肌の状態に合わせて選ぶ精油を変えることで肌本来の回復力を高め、きれいな肌へと導いてくれます。
アロマテラピーの楽しみ方
アロマテラピーの一般的な楽しみ方を7つご紹介します。
ライフスタイルや、得たい効果によって選んでみてくださいね。
入浴の時に精油を数滴
湯船に精油を落としてつかることで、芳香成分を呼吸と皮膚から吸収することができます。
半身浴や、手や足だけつかるのも効果的です。
マッサージの時に
マッサージをするときに、精油をキャリアオイルで薄めたものを肌に塗ります。
皮膚から芳香成分を浸透させるとともに、香りによるリラックス効果を得ることもできます。
香りを楽しむ芳香浴
電気やろうそくの熱で空中に香りを広げます。
またもっと手軽なやり方にはマグカップなどにお湯を入れ、精油をたらして香りを楽しむ方法もあります。
香りの蒸気を吸入
お湯を張った洗面器などに精油を落とし、湯気を顔にあてて呼吸や肌から芳香成分を取り入れます。刺激を避けるために眼は閉じておきましょう。
オリジナルの化粧品を作って
無水エタノールやキャリアオイルに精油を加え、オリジナルの化粧品を作ることもできます。ご自分の肌の状態に合わせた化粧品を作ることができますよ。
精油が肌に合うかどうか、パッチテストを行ってから使用してくださいね。
パッチテストのやり方
キャリアオイルに精油を加えて濃度1%のオイルを作ります。
それを肌に塗り、24~48時間放置し異常がないか確認しましょう。
ヘアケアに
お使いのシャンプーやトリートメントに加えると、精油の効果に加え香りも楽しむことができます。
お掃除に
拭き掃除のときに消毒・殺菌効果のある精油を掃除の水に垂らして使うと、香りの癒し効果を得ることもできます。掃除をするのが楽しくなるかもしれませんね。
アロマテラピーを楽しむ前に知っておいてほしいこと
アロマテラピーはルールを守って使わなければ、効果を得られないばかりか悪影響をうけてしまう場合もあります。
ルールをしっかりと守ってアロマの効果を最大限に引き出して楽しんでくださいね。
精油を購入するときは、品質と香りをチェック
精油を購入するときにまずチェックしてほしい点が、その品質です。
以下の5点を満たしているかをチェックしてみてくださいね。
- 100%天然成分でできているか
- 合成香料の入ったものではないかどうか
- 品名、学名、抽出部位、抽出方法、原産国が明記されているか
- 輸入元や注意事項が記載されているか
- 信頼できるメーカーのものか
品質をチェックしたら、次は香りをチェックしてみてください。
いくら症状に効果のある精油だとしても、香りが気に入らないと効果が出にくいことがあるのです。
「この香りならリラックスできる」というのが何よりも大きなアロマテラピーの効果。
効能だけではなく香りにも着目して選びましょう。
アロマテラピー、これはNG
アロマテラピーにはやってはいけないことがいくつかあります。
それらを守らないと、身体に悪影響を及ぼすことも。
ルールを守って安全に楽しみましょう。
1 肌には直接つけない。
精油を原液のままつけると刺激が強すぎるため避けましょう。
必ずキャリアオイルなどで希釈してから使うようにしてください。
キャリアオイルには、天然の植物から作られた油が使われます。
ただし食用のものは使えないためアロマテラピー専用のものを使いましょう。
キャリアオイルの種類によっても効果は変わってきます。
2 赤ちゃんには使わない
1歳以下の赤ちゃんには精油の刺激は強いため使用は控えてください。
3 使用期限は守る
容器に記載されている使用期限は守りましょう。
劣化した精油は効果が落ちるばかりか毒性を帯びることも。
4 口から飲まない
特にお子さんやペットがいるご家庭は、誤飲をしないようにご注意ください。
5 火気に注意する
精油は引火する恐れがあります。
ストーブなどのそばでは使わないようにしましょう。
またキャンドルを使用するときは目を離さないようにしてくださいね。
6 体調によって使わないほうがよい精油がある
体調などにより、使わないほうがよい精油があります。
精油を使用するときは、それらをチェックしてからのほうが安心です。
子どもと一緒にアロマテラピー
アロマテラピーにはさまざまな使い方があり、心身ともに良い影響を与えてくれます。
市販の薬を使うよりも、天然成分の精油を使うほうが安心ですよね。
お子さんがいる方は、お子さんと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
お子さんにおすすめの便利な使い方をご紹介します。
参考にしてみてくださいね。
お子さんとアロマテラピーを行う時に注意してほしいこと
まずはお子さんとアロマテラピーを楽しむ時に注意してほしい点をお伝えします。
- 香りはお子さんが心地よく感じるものを選びましょう。
- 柔らかい香りのものがあすすめです。
- お子さんでも使うことができるオイルを選びましょう。
- 肌につける場合は特に、使用できるものかどうかを良く確認してくださいね。
- 1歳以下の赤ちゃんには使用しないようにしましょう。
- 3歳未満のお子さんの場合は芳香浴ならOKです。
3歳以上のお子さんが使用する場合でも慎重に使用するようにしましょう。
お子さんが使用できるものと、避けたほうがいいものの一例をご紹介します。
あくまでも一例なので、使用する前にしっかりと確認をすることをおすすめします。
① 13ヶ月以上~3歳以下でも安全に使える精油
カモミール・ローマン、マンダリン、ラベンダー② 12歳以下でも使える精油
オレンジ・スイート、カモミール・ローマン、サンダルウッド、シダーウッド、ゼラニウム、タイム・スイート、ティートリー、ネロリ、フランキンセンス、ベンゾイン、マートル、マンダリン、ユーカリ・スミシ、ラベンサラ、ラベンダー、ローズウッドなど③ 12歳以下で使わない方がいい精油
ユーカリ・グロブロス、ローズマリー・カンファーなど刺激の強いもの④ 12歳以下であまり使わない方がいい精油
イランイラン、クラリセージ、サイプレス、ジュニパー・ベリー、ペパーミント、マジョラム・スイートなど香りの強いもの引用元:ameblo.jp
適切な量を守って使うようにしましょう。
大人と子どもでは、精油の適量も変わってきます。
以下に目安をご紹介しますので、参考にしてみてください。
① 13ヶ月未満
・ルームフレグランスに、精油1滴使う程度にとどめる。
・マッサージには、精油は使わず、キャリアオイルのみ。
・沐浴には、精油ではなく、芳香蒸留水またはハーブティーを薄めたものを使う。② 13ヶ月~3歳
・ルームフレグランスに、精油3滴程度(何の香りかがわかるくらい)。
・ボディマッサージ(顔は除く)に0.5%以下の濃度(キャリアオイル20ccに精油2滴以下)。
・顔のマッサージはキャリアオイルのみ。
・沐浴には、1%濃度(キャリアオイル10ccに精油2滴)に薄めたものを数滴。③ 3~7歳
・ボディマッサージ(顔は除く)に1%以下の濃度(キャリアオイル20ccに精油4滴以下)。
・顔のマッサージには、0.5%以下の濃度。
・沐浴には、精油1滴。④ 7~12歳
・ボディマッサージ(顔は除く)に2%以下の濃度(キャリアオイル20ccに精油8滴以下)。
・顔のマッサージには、1%以下の濃度。
・沐浴には、精油1~2滴。引用元:ameblo.jp
お子さんににおすすめの使い方はこれ!
お子さんに使う時のおすすめの使い方をご紹介します。
精油の量はお子さん向けの量なので、大人が使う場合はもう少し多いほうが良いかもしれません。
お子さんやほかの家族の体調や年齢などをチェックしながらやってみてくださいね。
風邪やインフルエンザの予防に
風邪やインフルエンザの予防におすすめなのが、マンダリン、マートル、ローズウッドです。
刺激が少なく香りも柔らかですが、抗菌作用や抗ウィルス作用を発揮してくれます。
アロマポットなどに3~4滴入れるとお部屋を浄化してくれ、風邪やインフルエンザの菌も寄せ付けません。
これらの精油を混ぜ合わせて好みの香りを作るのもおすすめです。
・マンダリン
甘くフルーティーな香りでリラックス効果があります。
・マートル
クリアで甘さのある香りです。
呼吸器系のトラブルに有効です。
・ローズウッド
バラのような甘さを含むウッディーな香りです。
風邪や気管支炎に効果があります。
便秘の時は
ラベンダー2滴とローマンカモミール1滴をキャリアオイル50mlで薄め、マッサージオイルを作ります。
そのオイルでおなかに「の」の字を書くようにマッサージしましょう。
・ラベンダー
さわやかで心地よい香りです。
リラックス効果が高く、体の痛みを和らげてくれる効果もあります。
下痢の時は
洗面器にお湯をはり、ラベンダーかローマンカモミールを1~2滴たらします。
このお湯にタオルを入れてしぼり、腹部にあてて温めましょう。
・ローマンカモミール
青リンゴに似た甘酸っぱい香りです。
胃の不調に効果があります。
虫よけに
市販の虫よけスプレーには有害物質が入っているためお子さんに使うのはちょっと心配ですよね。
でも精油を使った虫よけなら天然成分なので安心して使うことができますよ。
ただしお子さんには少し刺激が強いかもしれないので、直接肌にはつけず洋服などにスプレーしておくようにしてくださいね。
また、虫よけにペパーミントを使う場合も多いのですが、ペパーミントは虫よけの場合でもお子さんに使うのはあまりおすすめできません。
ペパーミント以外の精油を使って作るようにしましょう。
虫よけの成分には妊婦さんが避けたほうが良い精油もいくつか含まれていますので、確認してから使用してくださいね。
虫よけにおすすめの精油をいくつかご紹介します。
・シトロネラ
かんきつ系の香りで古くから虫よけとして利用されてきました。
・ゼラニウム
バラに似た甘い香りです。
妊娠中の使用は控えてください。
・レモングラス
レモンに似たさわやかで強い香りです。
消臭効果もあります。
・ティートリー
清涼感のあるシャープな香りです。
殺菌効果にも優れています。
・ユーカリシトリオドラ
レモンのようなフルーティーな香りです。
抗炎症作用もあるため虫刺されにも効きます。
*虫よけスプレーの作り方
- 精油 お好きなブレンドで8滴ほど
- 無水エタノール 10ml
- 水 40ml
無水エタノールに精油を入れて良く混ぜてから、水を加えてスプレー容器に入れます。
使う前に良くふり、大人は肌に直接スプレーし、お子さんは洋服などにスプレーしましょう。
眠れないときに
なかなか眠れないときにおすすめなのがラベンダーです。
ラベンダーの精油をコットンにたらしたものを枕元に置いたり、ディフューザーなどで香りを広げたりすると効果的です。
お子さんと一緒にアロマテラピーで心身ともに健康に
いかがでしたか?アロマテラピーに使われる精油には様々な種類があり、組み合わせ方によってさまざまな効果を引き出すことができます。
効果や香りを組み合わせて、自分好みのものを作るのも楽しいですね。
今回ご紹介したほかにも様々な使い方がありますので、ご自身やお子さんの症状に合わせていろいろな使い方を試してみてくださいね。
日々のイライラに1滴!手軽にアロマテラピーを取り入れよう
女性には、女性特有の悩みや、ストレスがたまる瞬間が沢山ありますよね。
例えばママ友や、職場の方との人間関係、子どもの育児、夫や夫の家族との意見の食い違いなどなど。イライラすることの連続です。
そんなイライラする毎日に、アロマテラピーを取り入れてみてはいかがでしょうか?アロマの香りが、イライラした心を静めるお手伝いをしてくれるかもしれません。
アロマの香りにはリラックス効果が
アロマテラピーとは、その名の通り、アロマ(香り)によるテラピー(療法)。
つまり、香りによって様々な不快な症状を癒やすことです。
アロマテラピーに使われるアロマオイルには、植物の香りや、その植物が持つ成分がぎゅっと凝縮されています。その香りや成分の中には、私たちの心身の不調をいやしたり、自然治癒力を高めてくれたりするものがあるのです。
そのためアロマオイルを用いることによって、心身の健康の維持が期待できると考えられているのです。
アロマオイルの種類は300種類以上もあり、その有効成分はそれぞれ異なります。
ですから、そのときの症状によって使い分けることで、より効果が期待できます。
では、イライラしているときに気分をリフレッシュしてくれるアロマには、どのようなものがあるのでしょうか?
イライラ解消に効くアロマオイルはこれ!
では、イライラ解消に効くといわれているアロマオイルをご紹介しましょう。
いくつかありますので、ご自分の症状や、香りの好みなどによって選んでみてくださいね。
初心者向けの使いやすいもののなかから、いくつかご紹介しましょう。
すっきり爽やか ハーブ系
ハーブの花や葉っぱなどから抽出されたのが、ハーブ系のオイルです。
ハーブ系のオイルは、さわやかですっきりとした香りのものが多いです。
甘い香りが苦手な方におすすめです。
クラリセージ
生理中や、生理前になるとイライラが強くなるなどの、ホルモンバランスの崩れによるイライラにおすすめなのが、このアロマ。
このアロマにはホルモンバランスの乱れを整えてくれる働きがあり、更年期の不調にも効果的です。
また、筋肉の緊張をほぐしてくれる効果もあるため、肩や首などのこりに悩んでいる方もお試しください。
ラベンダー
ラベンダーは、さまざまな症状に効果を発揮するため、最も使われることの多いオイルの一つです。
気持ちを落ち着かせてくれる効果とともに、安眠効果もあります。
イライラして気持ちが高ぶってしまったときに効果が期待できます。
レモングラス
レモンのような香りが特徴のオイルです。
このオイルには、元気を与えてくれる効果とともに、食欲増進の効果もあります。
ストレスで食欲が落ちてしまっている方におすすめです。
おちつく甘さ 柑橘系
柑橘系の果物などから抽出されたオイルです。
柑橘系のさわやかな香りは、男女問わず人気が高いため、初めてアロマオイルを使う方にもおすすめです。
ベルガモット
気持ちがイライラしているときにこの香りをかぐと、気持ちを落ち着かせてくれるでしょう。
また、ストレスによってよく眠れなかったり、胃腸の調子が優れないときにもおすすめです。
グレープフルーツ
心配事があり、不安な気持ちになったときにこのアロマを使うと、リラックスすることができ、気持ちが前向きになります。
また、ダイエット効果もありますよ。
オレンジスウィート
なじみのある香りなので、アロマ初心者にも使いやすいオイルです。
ストレスがたまって鬱状態の時に、気持ちを解放してくれる効果があります。
安眠を促す効果もあるので、よく眠れない方におすすめです。
また、作用がきつくないのでお子さんがいても安心して使うことができますよ。
森林欲のリラックス効果 樹木系
樹木系のオイルは、樹木の葉や枝などから抽出されています。
森林の中にいるようなさわやかな香りが特徴で、全般的にリラックス効果のあるものが多いです。
ローズウッド
ローズの華やかな香りに、ウッド系のさわやかさが合わさった香りです。
ストレスによって気持ちが沈んでしまったときに、効果を発揮します。
この香りをかぐことで、元気が回復しますよ。
プチグレン
このアロマには、鎮静作用があります。
不安に思っていることがあるときに、勇気を与えてくれるアロマです。
また、ストレスによって胃腸がすぐれない時や、よく眠れないときにも効果があります。
華やかな甘い香り フローラル系
お花から抽出されているため、華やかな甘い香りのものが多いです。
女性は好きな方が多いのですが、高価なものが多いのが難点です。
ローズ
なにか落ち込むような出来事があったときは、この香りをかぐと気持ちを和らげてくれるでしょう。
また、肌荒れなどを解消してくれる美容効果もあるため、まさに子育てママにうってつけのアロマといえるでしょう。
生理中のつらい症状を抑えてくれる効果もあるため、生理痛がひどい方にもおすすめです。
ネロリ
さわやかさと甘さをあわせもったすてきな香りです。高級化粧品や香水などにも使われています。
ストレスを解消し、幸せな気持ちにしてくれる効果があります。
自律神経を整えてくれる効果もあるため、ストレスで自律神経が乱れてしまっている方にも効果があります。
このほかにも、ストレスに効果のあるオイルはたくさんあります。
オイルの持つ成分だけではなく、香りによるリラックス効果を得られるのもアロマテラピーの特徴です。
効能だけではなく、香りも心地よいものをお選びください。
オイルを選んだら、いよいよ実際に使ってみましょう。
アロマテラピーのおすすめの方法を、ご紹介します。
アロマテラピーは、簡単な方法でできる!?
一口にアロマテラピーといっても、やり方もいろいろです。
本格的な道具を使った方法ももちろんありますが、家事に、子育てに毎日追われる忙しい方も多いですよね。
ですからここでは、なるべく手軽に取り入れられて、効果も期待できる方法を厳選してご紹介しましょう。
身近な物を使って、簡単芳香浴
アロマテラピーを行う際、いろいろと用意しなければならない物があるのかと思っているかたも多いと思いますが、アロマオイルさえ手に入れば、あとは身近にある物でお手軽に行うこともできるのです。
ハンカチやティッシュペーパーを使って…
アロマオイルをハンカチやティッシュペーパーにしみこませるだけでも、十分にアロマの香りを堪能することができます。
簡単に持ち運びもできますので、お出かけの際や、車の中、寝室の枕元になど、様々な場所で取り入れることができますよ。
アロマオイルをしみこませたハンカチをポケットに忍ばせておくと、外出先でイライラしてしまったときに気持ちをリラックスさせることができますね。
マグカップを使って…
香りをお部屋に広めたいときは、マグカップを使いましょう。
マグカップに熱湯を入れ、そこにオイルを2,3滴垂らします。
すると、蒸気とともにアロマの香りが広がります。
アロマポットがお家に無くても、この方法で同じような効果を得ることができますよ。
入浴の際にオイルを使ってさらにリラックス
入浴だけでもリラックス効果は得られますが、アロマオイルを利用することで、さらにリラックス効果を得ることができますよ。
浴槽にお湯を入れたら、5滴ほどオイルを落とします。オイルの量はお湯の量によって調節してください。
お湯が少なめの時は、3滴ほどでも大丈夫です。
オイルはお湯に溶けないため、良くかき混ぜてから入りましょう。
オイルの種類や、お肌の状態などによってはオイルの刺激が強すぎる場合があるため、キャリアオイル等で希釈して使いましょう。
日常の家事の中に取り入れる
毎日の家事は重労働です。
でも家事の中にアロマを取り入れることで、家事の大変さが少し緩和されるかもしれませんね。
洗濯のすすぎに一滴
洗濯のすすぎの際にアロマオイルを一滴。
洗濯物にアロマの香りがほのかに残ります。
つねにアロマの香りを感じることができ、イライラも吹き飛びそうですよね。
掃除機に一滴
掃除機の排気のにおいって、いやな臭いですよね。
そんなときは、アロマオイルを垂らしたティッシュペーパーを掃除機にすわせてからお部屋の掃除をしてみてください。
掃除機の排気のにおいがアロマの香りに早変わり。
排気の臭いにイライラさせられることもなくなりますよ。
ぞうきんがけに一滴
ぞうきんがけの際、バケツの水にオイルを一滴垂らしてみてください。
ぞうきんがけをした場所からアロマが香り、お部屋全体がいい香りに包まれます。
毎日の生活に上手に取り入れて、気持ちをリフレッシュ
アロマテラピーときくと、なんだか難しそうなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、
このように、日常の中に手軽に取り入れることができます。
アロマオイルには種類によって効果も様々なのですが、好きな香りをかぐことによるリラックス効果はどのオイルを選んでも得ることができるでしょう。
ですからオイルを選ぶときもあまり難しくは考えず、あなたの好きな香りのオイルを選ぶことからはじめてみてはいかがですか?
アロマテラピーを日常生活の中に上手に取り入れて、イライラした気持ちを吹き飛ばしてしまいましょう。