メイク自体苦手だし、結局、いつもメイクをしているか分からないくらいの薄化粧。でもいい大人だし、ナチュラルなのにキチンとしたメイクをマスターしたい!そんな大人の女性のためにオフィスに最適な大人ナチュラルメイクのコツを紹介します。
もくじ
ナチュラルメイクと手抜きメイクの違い
ナチュラルメイクはただの薄化粧ではありません。
ナチュラルメイクは、ナチュラルな美しさを引き立たせるためのメイクです。
決して手を抜くわけではありません。
とはいえ、「メイクしました感」が出るのはイマドキではありません。
では、具体的にどのようにすればいいのか??
全体を通して言えるポイントは「ツヤ」と「抜け感」。
メイクが苦手でも難しくありません。早速、細かく見ていきましょう!
ナチュラルな透明感をベースメイクで作る
ファンデーションは顔の中心だけでいい!
スキンケアを終わらせ、いよいよベースメイク。
この時、化粧下地やファンデーションは、写真のように顔の中心部分にだけ、つければOK。
パウダーファンデーションでもリキッドファンデーションでも、どんなタイプのものでも同じです。
顔の中心の外側は伸ばしてうっすらぼかす
中心部分を丁寧に仕上げたら、逆三角形の外側は、パフや手に余ったファンデーションをうっすら伸ばしましょう。
こうすることで、ファンデーションを塗りすぎて「メイクしました感」が出ることもなく、カバーしたい部分はしっかりカバーし、自然な凹凸のある美肌と「抜け感」を簡単に演出することができます。
シミやクマはコンシーラーで
もし、ファンデーションだけでは隠しきれないシミやクマは、部分的にコンシーラーを使うと、先ほどの抜け感を保つことが出来ますので、チャレンジしてみてくださいね。
ファンデーションを密着させるコツ
ファンデーションを塗ったら、温かい手でそっとハンドプレスをすることで、肌に馴染み、より自然なツヤ感を出すことが出来ます。
大体、1か所2秒でOK。
化粧崩れもしにくくなるので、このひと手間を惜しまず実践してみましょう。
抜け感を演出!ナチュ眉の作り方
手入れをしていない眉=ナチュ眉ではない!!
自然に生えたままの眉=ナチュラル眉と思って、ただのボサボサ眉の女性がいますが、大きな間違いです。
もちろん、そのままでキレイな女優さんもいますが、ほとんどの人が左右非対称だったり、濃さや形を整える必要があります。
眉毛の整え方をマスターしよう!
基本的な眉の整え方はコチラを参照してください!
眉は流行をよく表す部分。
逆にココさえ抑えれば、はやりのナチュラルメイクをマスターしたも同然です。
抜け感を出すには眉と眉の間隔がポイント!
ナチュラルな眉を描くには、眉と眉の間隔を少し広くとり、離れ眉にすることがポイントです。
すこし幼い印象にもなりますが、眉をふんわり仕上げることで、程良い抜け感が演出でき、ナチュラルな眉を描くことができるのです。
ナチュラル眉の間隔のポイント
- 離す目安は、眉頭と目頭の位置を同じにすること
- 眉頭の色は一番薄くし、強調させないこと
通常なら黒目の上を一番濃く描きますが、この場合、眉の中で一番濃い部分は黒目の外側あたりがバランス良く仕上がります。
さらに、以下のように仕上げるのもナチュラルに仕上げるポイントです。
- 眉山はなだらかにすること
- 眉尻は長すぎず、きっちり描きすぎない
ナチュ眉に必須のアイテム
眉の濃淡をキレイにふんわり描くには、2~3色入りのアイブロウパウダーパレットがおすすめです。
筆者はこれを愛用中♡専用のブラシが使いやすく、自然にふんわりかけるから、初心者でも簡単に使えますよ。
また、自然な毛流れを作るスクリューブラシは、1本持っておくと重宝しますよ!
100円ショップなどでも手に入ります。
意外と難しいナチュラルアイメイク
アイシャドウはツヤ重視
アイシャドウは何色でも構いません。ただし、その質感が大切。
アイシャドウ選びのポイント
- マットなものよりも、ツヤっぽい、濡れ感のあるアイシャドウ
- 明度の高い色(明るい色)
- ラメやパールはなるべく細かいもの
目元のくすみを晴らし、透明感のある目元にすることがポイントです。
アイシャドウのつけ方
つけ方はとっても簡単。
アイホール全体に広げるだけ。目の横幅からはみ出ないようにしましょう。
アイシャドウは、指でつけても、ブラシでつけても構いません。
チップは色がつきすぎるので、なるべく避けましょう。
アイラインは隠しラインだけ
アイラインも難しいメイク行程の一つ。
でも、アイシャドウを簡単にしたぶん、少しだけ頑張ってみましょう。
隠しアイラインの描き方
- アイラインは、まつげの間を埋めるように描きます。
まぶたをしっかり持ちあげて、アイライナーを持つ手は、机などに肘をつくとブレにくく描きやすいですよ。
画像元:beauty-co.jp - 黒目の上→目尻→目頭の順に少しずつ書いていく
- 綿棒やブラシで上からさっと馴染ませる
画像元:beauty-co.jp
使用するアイライナーは、失敗しても修正しやすい、ペンシルタイプがおすすめです。
ただし、にじみやすい場合は、ウォータープルーフのリキッドアイライナーを使うと良いですよ。
マスカラはロングタイプで抜け感と色気を
マスカラを塗る前にビューラーでまつげにカールをつけると思いますが、意外と難しいですよね。
ここは思い切って、やらなくてもOK。
キュートなカールでもなく、グラマラスなふさふさまつげでもなく、大人のナチュラルメイクの場合には、長さでその自然な色気を出すのがポイントです。
伏し目になった時に、すっと長く伸びたツヤのあるまつげを目指しましょう!
準備するもの
- スクリューブラシ
- 金属タイプのコーム
- ロングタイプのマスカラ
マスカラの塗り方
- スクリューブラシでまつげの流れを優しく整えます。
- マスカラは、ブラシの先端の余分な液をティッシュでオフします。
画像元:maquia.hpplus.jp - 根元から毛先に向かってジグザクに塗る
画像元:biteki.com - 黒眼の上 → 目尻 → 目頭の順に塗っていく
- 乾かないうちに、コームでとかしてダマを取る
画像元:kaibeauty.jp - 下まつげは、ブラシを縦に持って、つけていきます。液はつけ足さないこと。
また、ダマが出来てもコームでとかせば大丈夫。焦らずに。
画像元:biteki.com
ロングタイプのマスカラはこれがおすすめ。
塗らない人が多いリップで差が出る
20・30代の口紅離れ
私自身も、20代は月に数回口紅を使うことがあるか、ないか、という口紅離れっぷり。
なぜなら、「唇の血色に不満がない」からでした。
しかし、アラサー・アラフォーになると、少しずつ血色や縦ジワが気になり始め、顔の印象が疲れてみえたり、幸の薄い印象に…。
大人の女性が、口元をナチュラルに魅せるには、健康的な血色とツヤを加えてあげることが必要なのです。
血色とツヤを出すには?
いきなり口紅を塗って出社したら、「あれ?今日なんかあるの?」「今日は気合入ってるね」なんて言われることも。
メイクしているのがバレバレで恥ずかしくなってしまいますよね。
そんなあなたにおすすめなのが、ティントリップ。
ティントリップは、唇のpHや水分量によって発色が変わるため、自然な血色感が演出できます。
しかも、ティントリップは唇の表面を一時的に染色するので、色落ちしにくく、メイク直しが苦手だったり、忙しい人にもおすすめです。
ナチュラルに仕上がるティントリップの使い方
ポイントは、唇に色を均一に塗らないことで、抜け方と内側からの自然な発色を出します。
- 保湿用のリップクリームを塗る
- コンシーラーで唇の輪郭を消す(もともと唇の色素が薄い場合には不要)
- 唇の内側に数ヶ所ティントリップを置く
- 上下の唇を合わせて馴染ませる or 指でポンポンと馴染ませる
- お好みの色になるまで③④を繰り返す
おすすめのティントリップ3選
リップティントジャム(キャンメイク)
クリアな発色で唇のナチュラルな抜け感を出せます。時間と共に発色が鮮やかになり、唇に色が定着するので、長時間色を楽しめます。 色白肌やピンク系の肌ならNo.01 チェリージャム、イエロー系の肌ならNo.02 マンゴージャムがおすすめ。
詳しくみるティントオイルルージュ(オペラ)
筆者はこれを愛用中♡じゅわっと発色とさりげないツヤが自然な仕上がり。リップケアオイル配合で、唇の上でスルスル伸びて塗りやすいところも魅力です。色白肌やピンク系の肌なら05コーラルピンク、イエロー系の肌なら03アプリコットが初心者にも使いやすいカラーですよ。
詳しくみるチークでナチュラルメイクが決まる!!
チークの位置が重要
ナチュラルメイクのチークは、自然な血色感を出すのが目的。
でも本来血色感の出るはずのない、ヘンな位置にチークをのせてしまったら…?
メイク偏差値はガタ落ちです。
正しいチークの位置は、黒目の下と小鼻の横を結んだ点から外側です。
それより内側には入らないようにしましょう。
ナチュラルチークの入れ方
ここでは、一番ポピュラーなパウダーチークの使い方を紹介します。
- チークをブラシにとり、手の甲またはティッシュで余分なパウダーを落とす
- 黒目の下と小鼻の横を結んだ点から、こめかみに向かって、ブラシを2~3往復する。
- 左右同じように行う
ナチュラルに見えるカラーの選び方
リップカラーの部分でも少し触れましたが、基本的に肌の色の系統で、似合うカラーが異なります。
今使っているファンデーションの色系統でも判断することが出来ます。
- ピンク系ファンデーション → ローズ、ピーチピンク
- オークル系ファンデーション → コーラルピンク、コーラルピーチ、オレンジ
もし、自分が似合う色が分からない!!もっと詳しく知りたい!!と言う場合は、ここで簡単にパーソナルカラー診断ができるので、参考にしてみてください。
→ パーソナルカラー診断|@コスメ
トレンドのチークについて、こちらも参考に♡
まとめ
ナチュラルメイク、難しそうですが、意外と簡単に出来ることもありますよね?
ポイントは「ツヤ」と「抜け感」。
メイクが終わったら最後に、必ず顔全体のバランスと「ツヤ」「抜け感」を作れているか、チェックしてくださいね!