オーガニックコスメとは、一言でいうと「有機栽培された植物が原料のコスメ」 ケミカルコスメより効果がマイルドで肌に優しいイメージもありますが、実はオーガニックコスメにはケミカルコスメとは比べ物にならないくらい肌本来の力を呼び覚ますパワーが秘められているんです。 今回は、オーガニックコスメが本当はどのようなものなのか、その特徴や効果、あなたにピッタリのオーガニックコスメの選び方などを徹底解説していきます!
もくじ
オーガニックコスメとはどんなもの?
それでは早速、オーガニックコスメとはどのようなものかご紹介します。
オーガニックコスメの特徴をしっかり把握して、自分にピッタリの化粧品探しに役立ててくださいね!
有機栽培された植物原料でできたコスメ!
オーガニックコスメとは、有機(オーガニック)栽培された植物を原料に作られた化粧品のこと。
3年以上化学肥料や農薬が使われていない畑で化学肥料や農薬を使わずに植物を栽培し、そこで採れた植物を原料として化粧品を製造します。
ただ、オーガニックコスメだからといって「オーガニック原料のみ」が使われているわけではありません。
粗悪品の中には、オーガニック原料をほんの少しだけ使用し、残りはケミカル原料や添加物を山ほど入れているものもあるため注意が必要です。
オーガニックコスメだからといって、「無添加」であるとは限らないのです。
オーガニックコスメで肌本来の力を取り戻そう!
オーガニックコスメの特徴は、何と言っても有機栽培された植物由来のエキスが含まれていること。
植物原料の美容成分が詰め込まれているので、オーガニックコスメを使い続けることで肌本来が持つ機能を高めて、美肌に導いてくれると考えられています。
また、オーガニックコスメはラインで使用しても、ケミカルコスメに比べてシンプルスキンケアが可能な製品が多いのも特徴の1つです。
使用するスキンケアアイテムの数が減ってくると、スキンケアの際の摩擦も減りますし、過剰なスキンケアによる肌機能低下の防止にもなります。
化粧水に美容液、パックにクリームとたくさんのスキンケアアイテムを使用すると満足感は得られますが、実際は肌のバリア機能低下や老廃物の蓄積を増長するなど、肌トラブルの原因になることもあるのです。
その点オーガニックコスメは肌本来の力を高めてくれる働きをするため、たくさんのスキンケアアイテムを使わなくても肌の調子を保てるようになるんですね。
オーガニックコスメはこんな人にオススメ
- ごまかしではない肌本来の力を取り戻したい人
- 天然自然の香りでリラックス効果も得たい人
- 肌の負担を減らしたい人
- ケミカルコスメに少しでも不安がある人
肌が変わる!美容のプロもオススメの真のオーガニックコスメ3選!
ここまでオーガニックコスメのもつ魅力を解説してきましたが「オーガニック表記があれば絶対に安心」とは言えないのが、オーガニックコスメ選びの難しいポイント。
また、気になるオーガニックコスメの製品情報を全て調べていては、時間がいくらあっても足りませんよね。
そこでここでは、高品質で安全性にも優れた真にオススメできるオーガニックコスメをご紹介します。
スキンケアからメイクアイテムまで様々なオーガニックコスメをご紹介していますので、ぜひ自分にピッタリのオーガニックコスメ選びの参考にしてみてください。
天然100%!こだわり抜いた国産オーガニックコスメ「HANAオーガニック」
- 国際的なオーガニック認証基準に基づく厳しい独自基準を採用
- 100%天然由来成分で作られている
HANAオーガニックのオススメポイント
HANAオーガニックがオススメの理由は、何と言ってもオーガニックに対する徹底したこだわりにあります。
カタログ掲載商品は全て100%天然由来成分で作られており、石油由来成分・合成防腐剤(パラベン・フェノキシエタノールなど)・合成着色料・合成香料・遺伝子組み替え植物・安全性が確定していないナノ化原料不使用と、国際基準以上の厳しい独自基準により製造されているのが特徴。
エコサートやNaTrueなどの認定を受けてしまうと、それ以上のオーガニック品質の向上ができなくなるとの理由から、あえて国際基準の認定は取得せず常により良い製品づくりを目指しています。
ある意味徹底してオーガニック製品と向き合っており、どこのブランドよりも誠実さを感じるほどです。
また、たった4ステップのシンプルケアで良いのも敏感肌の人には嬉しいポイントなのですが、
さらに使い続けるうちに、最終的にはムーンナイトミルク(乳液)1本でお手入れ十分になるほど、お肌が強く育っていくのが特徴。
肌が強くなるほどに、スキンケアもシンプルに、毎月の化粧品代も安く抑えられるようになるのも魅力です。
肌を根本から強くしたい人、オーガニックコスメで美白や毛穴ケアまで叶えたい人におすすめの国産オーガニックブランドです。
ブランド名 | HANAオーガニック(ハナオーガニック) |
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公式HP | www.hana-organic.jp |
原産国 | 日本 |
価格帯 | 3000~5000円程度 |
認定機関 | 無し(認定機関同等もしくはそれ以上の独自基準にて製造) |
HANAオーガニックの製品情報
- トライアルセット1480円(ブライトニングトライアル/モイスチャートライアル)
- お得な価格設定の定期便・会員価格制度あり
- 定期便の解約は3回利用後から(休止はいつでも可能)
全商品がNaTrue取得!スイス発のオーガニックコスメ「ヴェレダ」
- 全ての製品が国際オーガニック認証基準NaTrueを取得している
- 独自の厳しい品質基準を設けている
NaTrueは、ナチュラル・オーガニックコスメに関する厳格な基準を設けている国際的非営利団体。
ヴェレダは、全世界50カ国で使用され、全製品に国際オーガニック認証基準NaTrueを取得している、非常に信頼度の高いオーガニックコスメブランドです。
NaTrueでは使用できる原料に厳しい基準を設けているだけではなく、製造方法や環境・動物保護にも厳しい基準が存在します。
もちろん、合成保存料・合成着色料・合成香料・石油系原料・シリコン・遺伝子組み換え原料は全て不使用。
全ての製品が、医薬品の製造工程と同レベルの品質検査・管理下で製造されています。
ヴェレダはボディオイルからシャンプーまで様々なラインナップがありますが、
スキンケアラインのオススメは何といっても「ワイルドローズモイスチャーローション」
ヴェレダのこの化粧水は発売当初から人気の定番ローションです。
とろみのあるテクスチャーは、お肌をもっちりと仕上げてくれ、その後のメイクのノリもアップさせてくれます。
しっかりと潤いのにベタつかないのも使いやすいポイントです。
また、国内正規品には製品の外箱と本体裏面に会社名と住所が記載されていますので、非正規品を間違えて購入してしまうリスクが少ないのも嬉しいですね。
ブランド名 | WELEDA(ヴェレダ) |
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公式HP | www.weleda.jp |
原産国 | スイス |
価格帯 | 2000~5000円程度 |
認定機関 | NATRUE(ネイトゥルー) |
ヴェレダの製品情報
- 定期購入でポイント2倍(定期購入の休止はいつでも可能)
- サンプルあり(お問い合わせフォームからの申し込み)
100%天然由来コスメでメイク中もスキンケア!「ナチュラグラッセ」
- 100%天然由来原料を使用した国産オーガニックコスメブランド
- 石油系界面活性剤・鉱物油・タール系色素・合成香料・パラベン・シリコン・紫外線吸収剤・ナノ化原料不使用
ナチュラグラッセは、日本で初めてナチュラルコスメを輸入・販売したネイチャーズウェイが取り扱っているブランドの1つで、100%天然由来の原料を使用したメイクアイテムを提供しています。
オーガニックのメイクアイテムはつけ心地や発色が悪いこともありますが、ナチュラグラッセの商品はそれらのポイントにもしっかりこだわって作られているのがポイント。
つけ心地や発色が良いのに、メイク中にもスキンケア効果が期待できると人気を集めているナチュラグラッセ。
スキンケアだけではなく、メイクアイテムもオーガニックにこだわりたい人にはぴったりのオーガニックブランドです。
ブランド名 | naturaglace(ナチュラグラッセ) |
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公式HP | www.naturesway.jp |
原産国 | 日本 |
価格帯 | 2000~5000円程度 |
認定機関 | 無し(エコサートなどの認証を受けた原料を厳選して使用) |
ナチュラグラッセの製品情報
- サンプルの取り扱いあり(お客様相談室へお問い合わせ)
オーガニックコスメって効果あるの?
「オーガニックコスメは敏感肌の人向けの効果がマイルドなもの」という印象はありませんか?
実はこれ、大きな間違いなんです。
オーガニックコスメの中には、ケミカルコスメよりもパワフルな力を持つものも少なくないんですよ。
オーガニックコスメで植物が持つスゴイ力を実感しよう
オーガニックコスメは、植物原料が中心。
そのためケミカルコスメに比べて、効果が小さいイメージがありますよね。
ですがオーガニックコスメは、植物が持つ有効成分をほぼダイレクトに肌に届けるもの。
中には効果が強いものもありますし、人によっては肌への刺激を感じたり、アレルギー源になったりすることもあるほど。
また、オーガニックコスメはケミカルコスメのようにピンポイントケアができないイメージもありますが、アンチエイジングや美白に特化したコスメも少なくありません。
こちらの記事でオーガニックコスメの美白ケアについてご紹介していますので、オーガニックコスメの実力をもっと知りたい人は目を通してみてくださいね。
肌に優しいとは限らない!植物エキスはアレルギー源になる点に注意!
オーガニックコスメは、肌に刺激を与えるケミカル原料があまり使用されていないので、ケミカルコスメよりも肌に優しい印象があります。
これは本当にこの通りなのですが、実は植物エキスがアレルギー源になることもあるので注意が必要なんです。
例えば、大豆アレルギーの人は大豆成分が含まれる化粧品を使うと、アレルギー反応が起こりやすいだろうと予想されますよね。
何らかのアレルギーをお持ちの人は、パッチテストをしてから使用する、旧厚生省指定のアレルギー成分102種類が使用されていないオーガニックコスメを使用する、などの対策を取るのがオススメです。
オーガニックコスメはどう選ぶ?
オーガニックコスメと分類されていても、その品質は製品によってピンキリ。
粗悪品の中には、植物エキスはほんのわずか、大部分がケミカル原料や添加物と言った製品も存在します。
そのような粗悪品を避けるにはどうすれば良いのでしょうか。
ここでは、オーガニックコスメを選ぶ時のポイントをご紹介します。
日本にはオーガニックコスメの認証機関が存在しない
オーガニックコスメの中に粗悪品が存在する一番大きな理由は、日本には未だオーガニックコスメの認証機関が存在していないことにあります。
そのため、ほんの少しのオーガニック成分を入れておけば「オーガニックコスメ」として売り出すことができてしまうのです。
一方、フランスやアメリカ、オーストラリア、ドイツなど海外には、オーガニックコスメの認証機関が存在します。
これらの認証機関の認証基準は非常に厳しく、少しでも基準を外れていればオーガニックコスメとして認証されません。
もちろん国産のオーガニックコスメの中には、海外の認証基準より厳しい自社基準を設けていたり、高い品質管理のもとで製造されているものもあります。
ですが、これらの情報はしっかりメーカーHPなどをチェックしないと分からなかったりするので、簡単に高品質のオーガニックコスメを手に入れたいのであれば、海外のオーガニック認証を受けているコスメを選びましょう。
海外の代表的なオーガニック認証機関
- ECOCERT(エコサート):フランス
1991年設立。世界最大規模のオーガニック認定機関。ドイツ・イタリア・スペイン・ベルギー・ポルトガルにも法人があり、これらの国のコスメにも付いている場合があります。 - USDA:アメリカ
アメリカ農務省(USDA)の認定を受けたもののみ、オーガニック認定が受けられる制度です。主に食品につけられていますが、アメリカにはコスメ専用の基準がないため、食品と同様にUSDAが使用されています。 - demeter(デメター):ドイツ
2001年設立。世界で1番厳しいオーガニック基準と言われています。 - BDIH:ドイツ
ドイツは自然派療法の先進国で、様々なオーガニック認定基準があります。2000年設立のBDIHは、化粧品メーカーが集まってガイドラインを作成したものです。 - eco control(エコ・コントロール):ドイツ
2008年設立。BDIHよりも厳しい認定基準を作るために設立された団体です。「効果が皮膚科学的に確証されている」という独自基準を持ち、フェアトレードなどへの基準も設けられています。 - SoCert(ソサート):イタリア
フランスのECOCERTをモデルに作られた団体。「100%植物原料である」という認定基準があり、コスメだけではなく食品や洗剤などにも対応しています。 - Soil Association(ソイル・アソシエーション):イギリス
1946年設立。イギリスオーガニック製品の80%が認定を受けている団体で、細く厳しい認定基準が設けられています。 - NaTrue(ネイトゥルー):EU
認定基準を一般公開し、認証制度をビジネスにしないをコンセプトにしている団体です。星の数でオーガニック成分の含有率を示すなど、分かりやすい認定が特徴。 - COSMEBIO(コスメビオ):フランス
2002年設立。「オーガニックコスメのスタンダード」という意味を持つ。エコサート基準を満たした化粧品に与えられるもので、同機関により保証されている。 - ACO:オーストラリア
品のみ認定される。オーストラリアで最大の認定機関であり、世界でも信頼性の高いオーガニック認定を行っている。
価格が安すぎるのは粗悪品かも!
オーガニックコスメは、原料を作る段階から非常に手間がかかりますし、その製造過程においても大変な品質管理を必要とされます。
そのため、どうしてもケミカルコスメに比べると価格が高額になりがち。
ですが、中には安価な製品も存在します。
あまりにも安いオーガニックコスメは、原料の原産国や配合成分の割合、品質管理など、どこかに価格が安い理由があります。
できる限り粗悪品を避けたいのであれば、あまりにも価格が安い製品の購入は控えましょう。
トライアル製品があれば試してみよう
前述したように、「オーガニックコスメだから、効果がマイルドで肌への刺激が少ない」とは限りません。
オーガニックコスメの中には、効果が強く、アレルギーを引き起こすリスクがある成分を使用しているものもあります。
そのため、敏感肌やアレルギー体質の人は、まずトライアル製品やテスターで試してみるのがオススメ。
試したときに、ピリピリした痛みや違和感がないかしっかり確認してください。
いくら口コミなどでの評価が良くても、自分の肌に合わなければ美肌どころか肌トラブルの原因になりかねませんので注意しましょう。
まとめ
オーガニックコスメは原料が植物エキス中心のため、どうしてもアレルギーなどへの配慮が必要になります。
ですが、オーガニックコスメで肌機能を高めるケアを続けていたら、いつのまにかニキビや吹き出物が出にくくなった、乾燥やかゆみなどによる肌トラブルが減ったという声も少なくありません。
大切なのは自分の肌にピッタリのオーガニックコスメを使うこと。
今回ご紹介した
は、どれも高品質で安全性が高く、効果をしっかり期待できるものばかり。
自分に合うオーガニックコスメが分からないという人は、ぜひこれらのオーガニックコスメから試してみてください。
きっと自分の肌にピッタリのオーガニックコスメが見つかるはずですよ。