栄養たっぷりで、美容や健康、そしてダイエットにも効果的なスーパーフード。海外セレブやモデルを中心に人気に火がつき、毎年様々なスーパーフードが登場しています。2017年に流行しそうなスーパーフードのトレンド情報をご紹介します。
スーパーフードとは
栄養価にすぐれた食材
スーパーフードは主に、様々な栄養素をバランスよく豊富に含んだ食材のことをいいます。
日本スーパーフード協会によると、スーパーフードはこのように定義されています。
スーパーフードの定義
- 栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。
- 一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。
引用元:superfoods.or.jp
美容&ダイエット効果も
スーパーフードは体内で作るのが難しい栄養素や、普段の食事でなかなか摂れない栄養素もしっかり摂ることができます。
美肌対策やダイエットに効果がある食材も。
海外セレブやモデルの間で人気に火がつき、毎年、様々なトレンドが生まれています。
2017年トレンドのスーパーフードは?
トレンドトップ10
日本スーパーフード協会によると、2017年にはこんなスーパーフードが流行すると言われています。
第1位 レッドフルーツ
<アセロラ、ゴジベリー>
第2位 青いスーパーフード
<進化系スピルリナ>
第3位 酸化しないスーパーオイル
<米ぬか油>
第4位 MUGIGOHAN
<大麦(もち麦)>
第5位 プラントウォーター
<メープルウォーター、バーチウォーター>
第6位 カカオニブ
第7位 シーバックソーン
第8位 進化系チアシード
<ローストチア>
第9位 ビーポーレン
第10位 スプラウテッド・アーモンド引用元:prw.kyodonews.jp
チアシード、アーモンドといったおなじみのスーパーフードの進化版や、聞きなれない名前の、新たなスーパーフードも登場しています。
30代女性におすすめのスーパーフードはこれ!
2017年は、美白やアンチエイジングに効果が高い「攻め」のスーパーフードが流行する予想です。
なかでも30代以降の女性が特に注目すべきなのが、
- レッドフルーツ
- 大麦
- シーバックソーン
です。
その理由と気になる効果をご紹介したいと思います。
レッドフルーツでアンチエイジングに追い風を!
2017年最大の注目株なのが、アセロラやゴジベリーに代表される、レッドフルーツです。
アセロラは以前からジュースなどで馴染みがある果物ですね!
ゴジベリーはクコの実とも呼ばれ、杏仁豆腐に添えられている、あの赤い実の事です。
レッドフルーツの抗酸化力がすごい
レッドフルーツが注目される理由は、特有の赤い色に隠された、驚くべき抗酸化力です。
赤い色の正体はポリフェノールで、アセロラにはアセロラポリフェノール、ゴジベリーにはルチンやタンニンといった成分が含まれます。
また、アセロラにはなんとレモンの約34倍、ゴジベリーには約9倍のビタミンCが含まれています。
ポリフェノールとビタミンC、ダブルの抗酸化パワーは、アンチエイジング効果抜群!
30代以降はシミやシワなど、肌の老化が気になる年代…積極的に摂りたいですね!
アセロラはどのように摂るのが効果的?
「天然の美白サプリメント」と呼ばれているアセロラ。
ビタミンCの含有量が非常に多く、抗酸化作用以外にも、様々な効果を発揮してくれます。
- 肌荒れ対策(ニキビ予防)
- コラーゲン生成
- 疲労回復
- 貧血予防
- 風邪予防
より効果的なのは、体が栄養を吸収しやすい、ジュースやスムージーなど液体での摂取です。
アセロラは傷みやすく、生の果実を手に入れるのは難しいので、市販のジュースやピューレを活用しましょう。
最近は使いやすいパウダー状の商品も登場しています。
ビタミンCは摂りすぎると体外に排出されるので、多少摂りすぎても問題はありませんが、1日の摂取量100mgを目安に摂取しましょう。
ゴジベリーってたくさん食べられるの?
ビタミン類や鉄分、ミネラルなど約100種類の栄養素が1粒にぎっしり詰まったゴジベリー。
こちらも抗酸化作用のほか、様々な効果を発揮します。
- ダイエット効果
- 滋養強壮
- 眼病予防
- 冷え、むくみ対策
- 月経促進作用(妊婦や授乳中の方は摂取を避けましょう)
摂取方法ですが、ドライフルーツ状で売られている事が多いので、そのまま食べたり、ヨーグルトにトッピングして食べたりするのがおすすめです。
あまりクセのない味ですが、食べにくいと感じる場合は、他のフルーツなどと一緒にミキサーにかけてスムージーにするとおいしく摂取できます。
効果を高めるために、つい沢山食べたくなってしまいますが、摂りすぎには注意です!
消化不良を起こす可能性があるので、1日20g程度を目安に摂取しましょう。
大麦で腸内環境すっきり!
古来のスーパーフードに再注目
日本人に親しみのある和食、実はスーパーフードの宝庫と言われています。
その1つが、麦ごはんなどで昔から食べられてきた大麦です。
腸内の環境を整える不溶性食物繊維、水溶性食物繊維をバランス良く含み、特に水溶性食物繊維はごぼうの約4倍も含まれているんだとか。
優れた健康、ダイエット効果が期待できます。
- 便通改善
- 血糖値の上昇を抑える
- ダイエット効果(水分で膨れ、少量で満足感を得やすい)
- 脂質や糖質の分解、代謝促進
大麦の効果的な食べ方
大麦にはいくつかの種類があります。
「もち性」と呼ばれる種類の「押し麦」や「丸麦」はもちもちとした食感で食べやすく、食物繊維の含有量が多いのでおすすめです。
大麦は、白米に混ぜて麦ごはんとして食べたり、スープやサラダの具にしたり、様々な食べ方をすることができます。
特に朝食に麦ごはんを食べると、昼食や夕食の脂質や糖質もコントロールできるので、より高い効果が期待できます!
麦ごはんの炊き方
・材料(3~4人分)
- 米2合(300g)
- 大麦50g
- 水(米2合分)300cc
- 水(大麦50g分)1/2カップ(100cc)
・作り方
- お米をいつも通り洗い、炊飯器に入れていつもと同じ水加減にします。
- そこへ大麦を加え、麦の2倍量の水(100ml)も入れます。
- 軽く混ぜ約30分浸水させて炊飯します。
- 炊きあがったら上下を返すようにほぐします。
引用元:hakubaku.co.jp
大麦を使った簡単レシピ
大麦は朝ごはんからディナーまで、様々なメニューに使うことができます。
簡単に調理できるレシピは、どんなものがあるでしょうか?
大麦サラダ
サラダにゆでた大麦をちらすだけで、栄養バランスばっちりに!
・材料(2人分)
- レタス 適宜
- ベビーリーフ 適宜
- ミニトマト 4個
- 黄ピーマン 1/2個
- オリーブ 適宜
- ゆで大麦 40g
- ドレッシング お好みで
・作り方
- レタスベビーリーフは水洗いして食べやすい大きさに切ります。
- ミニトマトは半分に、黄ピーマンは千切りにします。
- 1と2を器にもり、ゆで大麦とオリーブをふりかけたら、お好みのドレッシングをかけて出来上がりです
引用元:hakubaku.co.jp
炊飯器で簡単にできるミラノ風大麦パエリア
忙しい人にも嬉しい、材料を入れて炊くだけの簡単レシピ!
・材料(4人分)
- もち麦 120g
- 白米 1合
- 水 540ml
- 玉ねぎ 50g
- 赤パプリカ 100g
- 塩コショウ 少々
- コンソメスープ 10g
- シーフードミックス 200g
- サフラン 少々
- ミニトマト お好みで
- レモン お好みで
・作り方
- 炊飯器にミニトマト、レモン以外の食材を全て入れて炊飯する。
- 炊飯が終わったらかき混ぜ、こしょうで調味する。
- 2をお皿に盛り付けたら、お好みでミニトマト、レモンなどを飾りできあがり。
引用元:hakubaku.co.jp
シーバックソーンは女性が欲しい成分豊富!
聞きなれない人も多いと思いますが、「シーバックソーン」も30代女性におすすめのスーパーフードです。
一体どんな食材なのでしょうか?
シーバックソーンの成分と効果
シーバックソーンはオレンジ色の果実で、サジーとも呼ばれます。
注目すべきは、その栄養価の高さ。なんと200種類もの栄養素が含まれていると言われています。
主な成分は、各種ビタミンやミネラル、アミノ酸、ポリフェノール、カロテノイドなど。
ビタミンCはレモンの約10倍、鉄分はプルーンの約20倍以上含まれています。
体内で生成することができない、オメガ3系やオメガ6系の必須脂肪酸も摂取することができます。
他のスーパーフード同様、こちらも様々な健康・美容効果が期待できます。
- 抗酸化作用
- 肌荒れ対策(ニキビ予防)
- 疲労回復
- 血流改善
- 貧血予防
シーバックソーンの摂り方
シーバックソーンはジュース、ソース、ジャムなどに加工されることが多いです。
酸味が強いので、ジュースを水やぬるま湯で割ったり、はちみつを加えたりして飲むのがおすすめです。
また、食品以外にもオイルをカプセルに詰めたサプリメントや化粧品でもシーバックソーンを摂ることができます。
シーバックソーンはどこで手に入る?
シーバックソーンのジュースは健康食品店で手に入れることができます。
簡単に購入できるインターネットショップがおすすめです。
シーバックソーン(チャチャル)ジュース
高品質のシーバックソーンを使った、100%天然、無添加のジュース。リンゴジュースで割ったり、はちみつやレモンを加えたりして飲むのがおすすめです。
詳しくみるさいごに
一度にたくさんの栄養素をバランス良く摂れるスーパーフードは、忙しい30代女性の味方です。2017年はスーパーフードでヘルシー美人を目指しましょう!