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美白美容液おすすめ10選|コスメコンシェルジュが厳選したシミケアをご紹介
年々増えていくシミ。服についたコーヒーのシミと同じで早く対処しないと落ちにくくなる一方です。でも美白化粧品を使いたくても、1本ウン万円…。これでは手が出ないし効果があるのかもわからない…。そこで、1ヶ月5000円以下で続けやすく、効果を実感できる美白美容液を紹介していきます。
知らないと後悔する!美白美容液選びのポイント
美白美容液は医薬部外品を選ぼう!
医薬部外品(薬用)とは、厚生労働省がシミ・そばかすを防ぐと効果があると認めた有効成分を一定量配合している化粧品のこと。
通常の化粧品よりも高い効果が期待できます。
美白美容液を選ぶときは、美白っぽい化粧品ではなく、医薬部外品表記があるかもチェックしましょう。
継続は必須!続けやすい価格のものを!
美白ケアで大切なのは、年間を通して継続的に使い続けること。
肌内部のメラニンは夏場だけでなく、365日ずっと活動を続けています。
シミのない透明感のある白い肌を目指すなら、油断せず1年中続けることが必須。
また、出来てしまったシミの対策は、これからできるシミを防ぐよりも難しく、時間もかかります。
その為、美白美容液を選ぶときは、続けやすい価格であるかも大切なポイント。
シミケアは、高価な美容液を単発的に使ってもほとんど意味がありません。
続けやすい価格の美容液を、年間を通してしっかり使い続けることが、本当に効果を実感できる賢い美白ケアの方法です。
美白美容液にはこれだけの種類がある
現在発売されている美白美容液は100種類以上!
研究や技術の進歩で、次々と新しい美白美容液が開発されています。
基本的に美白美容液は「予防」として売られている(シミが消えるとは謳えない)ものがほとんですが、実際には出来てしまったシミが薄くなっていくなどの効果が表れるのも事実としてあります。
美白美容液は、質の良いものを選べばしっかりと効果を感じることができるんですね。
ですが、成分の中にはキツすぎて肌を痛めてしまうものもあるため、美白美容液は慎重に選ぶことが必須です。
ただ、これだけの中から自分に合った商品を探すのは時間もかかる上に、お肌へのリスクもありますよね。
何より美白美容液は高価なものが多いので、良い商品にたどり着くまでに出費もかさんでしまいます。
1ヶ月5000円以下のおすすめ最新シミケア美白美容液
そこで、100種類の美白美容液の中から、コスメコンシェルジュがオススメ商品を厳選しました。
しっかりと有効成分が配合され、かつ安心安全に使用できるオススメの10商品をピックアップ。
いずれも、しっかり継続できるよう1ヶ月5000円以下なのに、効果も優秀な美白美容液を選んでいますので、どれがいいのか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
おすすめ(1) 今あるシミの元を分解排出して、メラニンの生成も抑える最強美白美容液!
HAKU メラノフォーカスV(資生堂)
有効成分に4MSKとm-トラネキサム酸を配合した美白美容液。
※資生堂が開発した4MSKは、「シミ部位で生じている慢性的な角化プロセスの乱れ(慢性角化エラー)に作用して、溜まったメラニンを排出する効果」を持つと言われ、これからできるシミの予防はもちろん、今あるシミにもしっかりとアプローチしてくれます。(医薬部外品)
この4MSKとトラネキサム酸は、メラニンに対しそれぞれ別のブロック作用を持っているため、より効率的に美白ケアを行うことができ、高価の実感値も高いです。
12年連続売上No.1の実績を持ち、高い効果と安全性に定評があるところも、イチオシの理由。
シミに対する予防と改善を同時に行ってくれるスグレモノです。
だんだん輪郭がはっきりしてきたシミ、居座り続けている頑固なシミなど、紫外線により出来てしまったシミにお悩みの方にとてもオススメです。
※先日新たにリニューアルされ、有効成分はそのままにより効果的なアプローチを実現。(2018年3月21日)
美白有効成分 | 4MSK、m-トラネキサム酸 |
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独自成分 | アンダーシールダー(整肌・保護成分) |
使用方法・回数 | 朝と夜、化粧水の後 |
使用感 | 滑らかなクリーム状 |
容量/価格 | 45g/10,800円/約2.5ヵ月分 20g/3,996円/約1ヵ月分 10g/2,700円約2週間分 ※ただし、シミの範囲による |
1ヶ月あたりの値段 | 4,000円 |
お得な試しキャンペーン
新しくなったHAKUメラノフォーカスVが、数量限定で10g(約2週間分)のトライアルキャンペーン中!
通常価格10,800円の商品が、トライアル価格2,700円(税込・送料無料)でお試しできます。毎年人気の美容液ですので逃さないよう早目のチェックは必至です!※WEB限定
おすすめ(2) シミの骨メラノソームを分解!できはじめのシミ対策に
エッセンス インフィルト(アスタリフトホワイト)
独自成分ナノAMAと、高い美白効果を有するビタミンC誘導体を合わせた美容液で、ビタミンC誘導体単独使用時に比べて、メラニン生成抑制効果も高まる美容液。
美白有効成分ではもっとも歴史のある「ビタミンC誘導体」を配合。
安全性も非常に高く、独自成分「ナノAMA」との相乗効果により、今あるシミの骨(元)を分解してくれる、こちらもオススメの美白美容液です。
うっかりシミを作ってしまった場合のお助けアイテムとしても、強力にサポートしてくれます。(医薬部外品)
また、こちらの化粧水・クリームには美白に有効な「アルブチン」が配合されており、ぜひラインで揃えて使ってみてほしい商品です。
美白有効成分 | ビタミンC誘導体(リン酸L-アスコルビルマグネシウム) |
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独自成分 | ナノAMA、ナノオリザノール |
使用方法・回数 | 朝・晩 化粧水の後 |
使用感 | さらっとしていて肌馴染みが良い |
容量/価格 | 30ml/7,560円(定期便なら6,804円)/1ヶ月半~2ヶ月分 |
1ヶ月あたりの値段 | 定価:5,040~3,780円 定期便:4,536~3,402円 |
お試しができる!お得なキャンペーン:エッセンス インフィルトを含む美白セット5日分を1,080円・送料無料でお試しできます!化粧水もパワーアップしたので、セットで試してみる価値ありです。
実際、頬のシミに試してみたのでこちらも参考に見てみてください↓
おすすめ(3) 新安定型ハイドロキノン使用美容液
ラグジュアリーホワイト コンセントレートHQ110(アンプルール)
沈着してしまったシミケアにおすすめのスポット美容液。新安定型ハイドロキノンカプセルが徐々に浸透するので、寝ている間に角層深部までじっくりと効果を届けてしてくれます。紫外線によるシミ・ソバカスだけではなく、肝斑、ニキビ跡、傷・やけどによるシミにも効果的です。(医薬部外品)
美白有効成分 | ハイドロキノン |
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独自成分 | カンゾウ根エキス、ムラサキ根エキス、クズ根エキス、アロエベラ葉エキス(保湿成分) |
使用方法・回数 | 洗顔後シミに直塗り / 夜のみ1日1回 |
使用感 | 肌に密着するテクスチャー。すぐに浸透し、さらっとしたさわり心地に。 |
容量/価格 | 11g/10,000円(本体価格)/ 約2ヶ月分 ※ただしシミの範囲による |
1ヶ月あたりの値段 | 5,000円 |
お試しができるお得なキャンペーン:ラグジュアリーホワイト コンセントレートHQ110を含む、美白シリーズの7日分トライアルキット6,500円相当が破格の1,890円で試せます!
おすすめ(4) 高い密着性と保湿力が強力なハイドロキノン美容液
ブライトニングナイトセラム(オバジHQ)
肌の生まれ変わりに注目した夜専用美容液。安定化したハイドロキノンが濃密なバーム状になっているから、寝ている間でもしっかりシミ部分に留まりケアしてくれます。(医薬部外品)
美白有効成分 | ハイドロキノン |
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独自成分 | ミクロコッカス溶解液、ジオウ根エキス(保湿成分) |
使用方法・回数 | 全てのスキンケアの最後に使用/夜のみ1日1回 |
使用感 | 高い密着性 |
容量/価格 | 10g/9,000円(本体価格)/ 約2ヶ月分 ※ただしシミの範囲による |
1ヶ月あたりの値段 | 5,000円 |
おすすめ(5) POLAオリジナル美白有効成分ルシノール®配合の美白美容液
ホワイトショットSX(ポーラ)
10年10億円以上かけて開発したポーラオリジナルの美白有効成分「ルシノール®」が、メラニンの元となるチロシンとチロシナーゼの合体を防ぎ、シミ・ソバカスを防ぎます。(医薬部外品)
美白有効成分 | ルシノール(4-n-ブチルレゾルシン)、ビタミンC誘導体(アスコルビン酸2-グルコシド) |
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独自成分 | ルシノール(4-n-ブチルレゾルシン)、SCリキッド(保湿成分) |
使用方法・回数 | 朝晩2回/朝晩ローションで肌を整えた後、顔のシミ・ソバカスが気になる部分にやさしくなじませる |
使用感 | なめらかで肌馴染みが良い |
容量/価格 | 20g/12,960円/約3ヵ月分 10g/7,020円/約1.5ヵ月分 ※ただし、シミの範囲による |
1ヶ月あたりの値段 | 4,230円~4,680円 |
ほんの少量で効果絶大、シミの範囲によってかなり長持ちします。人によっては半年以上持っている人も。特定のシミ、出来始めのシミを集中的に薄くしたいという人におすすめ。
おすすめ(6) 小さい分子のコウジ酸が肌奥までケアする美容液
白澄XX(コーセー)
シミの根源細胞を直撃するコウジ酸配合。コウジ酸は一般的なビタミンC誘導体やアルブチンよりも分子が小さいため、表皮の奥まで浸透し、メラノサイトまでしっかりと届きます。浸透の良さ、保湿感にもこだわりを感じる美容液です。(医薬部外品)
美白有効成分 | コウジ酸 |
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独自成分 | 月見草エキス、牡丹エキス、百合エキス、ヒアルロン酸DPG(保湿成分) |
使用方法・回数 | 朝晩2回/化粧水の後、顔全体またはシミ部分に馴染ませ、乳液やクリームで仕上げる |
使用感 | ジェルの様な柔らかさでしっとり |
容量/価格 | 40g5,000円/シミ2~3か所なら約2ヶ月分 |
1ヶ月あたりの値段 | 2,500円 |
お試しができるお得なキャンペーン:抽選で3万名にサンプル2包が当たります。使用感が合うか試すのにおすすめです。
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おすすめ(7) 24時間美白ケアをしたい人におすすめの美容液コンシーラー
オンメーキャップ スポッツコレクティング セラム(ホワイトルーセント/資生堂)
SPF25・PA+++のコンシーラー機能で気になるシミや色ムラをカバーしながら、美白ケアできるメイクの上からもケアできるアイテム。メイク直しの時にも使えるので、日中もしっかり美白ケアをしたい人におすすめ。(医薬部外品)
美白有効成分 | 4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩) |
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独自成分 | – |
使用方法・回数 | 朝のメイク時にコンシーラーとして使用。 |
使用感 | 柔らかいヘラ部分に液体が出てきて直接塗れるから密着しやすい |
容量/価格 | 4g/4200円 |
1ヶ月あたりの値段 | – |
おすすめ(8) 人気のフレンチオーガニックブランド最新の集中美白美容液
ネクターブラン コンセントレイト セラム(メルヴィータ)
ビタミンC誘導体を新配合した、人気の美白濃縮美容液。白ゆりオイルやホワイトシーリリーのコンディショニング効果で、美白成分をしっかり浸透させてくれます。柔らかで透明感のあるお肌が期待できます。
美白有効成分 | ビタミンC誘導体(アスコルビルグルコシド) |
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独自成分 | 白ゆりオイル、ホワイトシーリリー(スキンコンディショニング成分) |
使用方法・回数 | 朝晩/化粧水の後、顔全体に馴染ませ、気になるシミ部分には重ねづけを。 |
使用感 | 肌に滑らかに広がるジェルタイプ |
容量/価格 | 30ml/7,800円(本体価格) 約1.5~2ヶ月分 ※ただしシミの範囲による |
1ヶ月あたりの値段 | 5,200~3,900円 |
おすすめ(9)流れやすい目元のシミの集中シミ予防に
ホワイトプロフェッショナル集中美白スティック(ソフィーナ)
有効成分が崩れたキメをつたって流れないよう、集中浸透のための独自技術を採用。より密着しやすいスティックタイプでメラニンの生成をおさえ、シミ、ソバカスを防ぎます。(医薬部外品)
美白有効成分 | カミツレエキス、カモミラET |
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独自成分 | カモミラET |
使用方法・回数 | 朝・晩 化粧水、美容液の後 |
使用感 | スティックタイプ |
容量/価格 | 3.7g/4,000円 |
1ヶ月あたりの値段 | – |
おすすめ(10) 予算オーバーだけど今注目のシミ撃退美容液
ホワイトロジスト ブライトエクスプレス(コスメデコルテ)
2004年の発売から進化を続けてきた人気美白美容液の5代目。メラニンの塊メラノコアを、メラニン分解をしてくれるリソソームに素早く輸送。肌の隅々まで均一で透明感のある肌が期待できる美容液。(医薬部外品)
美白有効成分 | コウジ酸 |
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独自成分 | ブライトイコライザー(スイカズラエキス、サフランエキス、ゼニアオイエキス・タイムエキス・濃グリセリンの独自複合成分) |
使用方法・回数 | 朝晩2回/化粧水のあと顔全体に馴染ませ、乳液やクリームで仕上げる |
使用感 | みずみずしく軽やか |
容量/価格 | 40ml/15,000円(本体価格)約1.5ヶ月分 |
1ヶ月あたりの値段 | 10,000円 |
おすすめ(11) 12時間連続美白!くすみ・肌荒れが気になる人に
ビタブリッドCフェイス
モデルの平子理沙さんや美香さんも愛用の、美白美容液。
こちらは、手持ちの化粧水と混ぜて使う「パウダー状」の美容液で、その美白持続時間は12時間!
顔全体のくすみや肌荒れ、ニキビ跡が気になる人におすすめです。
美白成分 | アスコルビン酸 |
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独自処方 | ビタミンCが12時間浸透する特殊技術 |
使用方法・回数 | 朝晩2回/手持ちの化粧水に混ぜて使用、その後乳液・クリームで仕上げる |
使用感 | 粉末状。化粧水のテクスチャーを損なわない |
容量/価格 | 3g/6,200円(本体価格)約1月分 定期継続の場合20%OFF |
1ヶ月あたりの値段 | 定価:6,200円 定期便:1回目1,500円 2回目以降4,960円 |
ビタブリッドCフェイスを2週間使用してみたレビューはこちら↓
【番外編】ラクなケアで美白したい人に。皮膚科医監修の実力派オールインワン美白美容液!
BIHAKU(ビハク)
敏感肌でもしっかり美白したい、ラクチンに美白したいという人におすすめの『BIHAKU』
こちらは美白美容液はもちろん、乳液・クリームの代わりとしても使える処方。乾燥が気にならない人であれば化粧水も省略してコレ一本でOKのオールインワン型美白美容液です。
ノーベル化学賞を受賞した「フラーレン」、美容家の間でも注目を集めている「ヒト型肝細胞」、美白&老化防止と言われている「APPS」など、最新美容成分を配合した、独自のホワイトバイタライジング処方。
さらに4つの無添加で、肌への刺激が気になる人にもおすすめです。
最新美容成分が高濃度配合されているため、少々価格は張りますが、オールインワンとして使えばコスパも悪くないでしょう。
独自処方 | フラーレン、APPS、ヒト型肝細胞 |
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使用方法・回数 | 朝・晩 化粧水の後 |
使用感 | 軽いとろみのある化粧水感覚。軽い付け心地 |
容量/価格 | 30ml/8,900円(定期初回1,980円)約/1ヶ月分 |
1ヶ月あたりの値段 | 定価:8,900円 定期便:2回目以降7,900円 |
BIHAKUを実際に試してみたアラフォー主婦のレビューはこちら↓
美白美容液の前にシミの種類を見極めよう
シミの種類によっては、化粧品で効果が得られない場合があります。
美白美容液を効果的に使うために、まずはあなたのシミの原因を見極めましょう。
シミの種類と特徴
- 老人性色素斑(日光黒子)
-
原因 紫外線 特徴 数㎜~数十㎜の平らなシミ。 美容液の効果有無 ◎あり
- 肝斑
-
原因 女性ホルモンのバランス 特徴 左右対称でシミのふちがぼんやりとしている。頬、額、口の周りなどに表れやすい。 美容液の効果有無 △成分による
- 雀卵斑(ソバカス)
-
原因 遺伝性のもので、紫外線により悪化する 特徴 顔全体に数ミリの小さなシミが散らばっている 美容液の効果有無 △成分による
- 炎症性色素沈着
-
原因 ニキビ、火傷、虫刺されなどの炎症悪化 特徴 褐色のシミ。全身にできる。 美容液の効果有無 ○色素沈着には効果あり
- 脂漏性角化症
-
画像元:スキンケア大学
原因 老人性色素斑の悪化 特徴 他の皮膚部分に比べ盛り上がっている 美容液の効果有無 ×難しい
美容液の効果が得られない、脂漏性角化症や雀卵斑(ソバカス)はレーザー治療、肝斑は内服によるケアなど、別のケアをおすすめします。
こちらを参考にしてください。
自分にピッタリの美白美容液の選び方
ここでは、冒頭でお伝えした美白美容液選びのポイントの他に、コスメコンシェルジュの筆者がオススメする美白美容液の選び方を、もっと詳細にお伝えしていきます。
自分にピッタリの美白美容液を選ぶために、以下をしっかりと理解しておきましょう!
シミができるメカニズムを知れば美容液が選びやすくなる!
シミができるのは紫外線のせい。
ここまでは多くの女性が知っているでしょう。
でも、実際に肌のシミとして現れるまでに、皮膚では様々なプロセスを経ています。
シミができるメカニズムを知っていることで、「この成分はシミ予防になる」 「今あるシミを薄くしたいからこの成分」と的確に美容液を選ぶことができるのです。
シミができるメカニズム
- 紫外線や肌荒れなどの刺激により、「メラニン生成」を指令する情報伝達物質(プラスミンやプロスタグランジン、エンドセリン)が発生。指令はメラノサイトに伝わる。
- 指令を受けたメラノサイトの中でメラニンが生成される。メラノサイトの中では、指令を受け活性化したチロシナーゼという酵素が作用し、チロシン → ドーパ → ドーパキノン → メラニンと変化していく
- 角化細胞がメラニンを受け取る
- メラニンを抱えた角化細胞が表皮表面に押し上げられていく(シミとして肌の表面に表れる)
- やがて不要な角質として剥がれ落ちる(新たな刺激がない場合は次第に薄くなっていく)
本来はメラニンが一時的な紫外線や様々な刺激から肌を守ってくれる役目をするため、シミとして濃く色素が残ることはありません。
しかし、過剰な紫外線などを浴びることで、メラニン生成スピードにターンオーバーが追い付かなくなるため、何層にもメラニン色素が溜まり、シミになってしまうのです。
では、具体的にどのようにシミをケアすれば良いのでしょうか。
シミへのアプローチ方法は大きく3つ
①メラニン生成を阻害する(シミの根源にアプローチする)
- ビタミンC誘導体
- アルブチン(チロシナーゼの活性阻害)
- プラセンタエキス(チロシナーゼの不活化・活性酸素の除去)
- カミツレエキス(エンドセリンの伝達阻害)
- マグノリグナン(チロシナーゼの成熟阻害)
- コウジ酸(チロシナーゼの活性阻害)
- エラグ酸(チロシナーゼの活性阻害)
- ルシノール(チロシンの受容部を塞ぎチロシナーゼと反応させない)
- リノール酸(チロシナーゼの活性阻害)
- トラネキサム酸(プロスタグランジンの生成抑制)
②メラニンの排泄を促進する(できたてのシミや予備軍にアプローチする)
- ビタミンC誘導体
- プラセンタエキス
- リノール酸
③メラニンを還元する(できてしまったシミにアプローチする)
- ビタミンC誘導体
- エラグ酸
このように、シミ消しには大きく3つのアプローチがありますが、できてしまったシミを消したいから③のアプローチだけで良いかというと、そうではありません。
日々受けている紫外線などの刺激や、まだ目に見えていないだけのシミ予備軍を撃退するために、総合的にアプローチする必要があるのです。
さらにこんな成分に注目!
近年の研究では、できてしまったシミにも、より効果が期待できる成分が徐々に開発されてきました。
メラノソームを分解する成分
- ナノAMA
- ナノオリザノール
メラノサイト内にあり、メラニン色素が蓄積する、シミの骨とも言われるメラノソーム。それを分解し、メラニン色素が蓄積しないようにする成分です。
AMA自体にも美白効果があり、さらに、ビタミンC誘導体やアルブチンなどと併用すると、メラニン生成抑制効果が高まります。
安定性のあるハイドロキノン
もともとハイドロキノンは、ビタミンC誘導体と比較して約100倍のメラニンを還元する力を持っていますが、不安定で刺激になりがちな成分であるため、化粧品に用いることが難しく、良い商品が出回るまでに時間がかかりました。
しかし、現在では、安定性のあるハイドロキノンが開発され、美白化粧品に投入されてきています。
詳しくはこちらも参考に
4MSK
研究から実用化まで13年を要している美白有効成分。
メラニンの生成阻害とメラニン色素の排出促進の2役を担ってくれます。
サリチル酸の誘導体で、4-メトキシサリチル酸カリウム塩の略称。酵素チロシナーゼの活性を抑え、メラニン生成を抑制するだけはなく、シミ部位で生じている慢性的な角化プロセスの乱れ(慢性角化エラー)に作用して、溜まったメラニンを排出する効果を持つ。資生堂が開発した厚生労働省認可の医薬部外品有効成分。
引用元:shiseido.co.jp
本気のシミケアに大切なポイント!
シミに効果的な成分が入っていれば良いというものではありません。
本気でそのシミを解決したいなら、こういったことも注意して美容液を選びようにしましょう。
継続して使える価格じゃないと意味がない!!
ありがちなのが、2週間ほど使った所で、本当は美容液が肌奥で効き始めているのにも関わらず、表面のシミがなかなか薄くならないことで、「この美容液は効果がない」と決めつけてしまうこと。
シミの濃さにもよりますが、2~3サイクルを目安に続けることで、シミへの効果を実感できるでしょう。
また、高価な美容液だとついチビチビ使ってしまうことも、効果を得にくい方法です。
つまり、2~3本は継続して購入できる価格の美容液を選び、しっかりと適量を使うことが本気でシミケアをしたいなら注意したいポイントなのです。
“医薬部外品”なら何でもいいとは限らない
医薬部外品の化粧品は、薬用化粧品と呼ばれ、医薬品と化粧品の間に位置しています。
化粧品が持つ美化やすこやかに保つ目的に加え、シミやニキビ・肌荒れ・潤いなどへの効果が認められた有効成分が規定量配合されている化粧品の事です。
医薬部外品の方が効きそうですよね!
実際に、シミに有効な成分が入っていた方が早く効果を実感できます。
でも、医薬部外品だからと言って飛びつかず、それは「何に有効な成分であるか」、しっかりと見極めましょう。
たとえば、美白をうたっている薬用化粧品があったとしても、実はその有効成分はニキビを防ぐ有効成分が入っているだけかもしれません。
「薬用●●美容液」、「医薬部外品」と書かれていても、有効成分が何なのかまで確認することが、選ぶ時のポイントです。
毎日使える使いやすさ
毎日使える使いやすさがないと、効果も実感しづらくなります。
しかし「使いやすさ」と言っても、人それぞれ。
あなたのライフスタイルに合った美容液の使い方かどうか、使用方法もチェックして購入するようにしましょう。
使いやすさの例
- 夜だけのケア(1日1回)
- 化粧水と混ぜて使える
- 容器の形状(ポンプ式、チューブ式、ジャータイプなど)
- 使用している他化粧品との相性(使用感・香りなど)
美白美容液のシミに効果的な使い方
事前の保湿が重要!
様々なタイプのシミ用美容液を紹介しましたが、使い方も非常に重要です。
シミの根源であるメラノサイトは、表皮層の一番奥に存在しているため、有効成分がメラノサイトまで到達しなければ効果は半減してしまいます。
各化粧品メーカーも、肌の奥まで到達させようと様々な技術を搭載していますが、それをより効果的にするには肌の保湿が最も重要です。
化粧水で肌をひたひたに潤すことで、その水分が呼び水となり、肌の奥まで成分を届けることができます。
美容液にばかりとらわれず、事前の保湿ケアもしっかりと行いましょう。
紫外線を防ぐ方法は複数用意する
せっかく美容液でケアしても、紫外線に当たってしまってはまたシミの元を作るだけ。
新たなシミを作らせないためにも、日常の紫外線をしっかり防ぐことが必要です。
紫外線対策は日焼け止めを塗ることだけではありません。
他にもこんな対策方法があります。
- 飲む日焼け止め
- 欧米では当たり前になっている飲む日焼け止め。
本気でケアをするならぜひ取り入れてみましょう。
- お化粧直し
- 化粧直しは見た目をキレイにするだけではなく、紫外線カットをし直すという意味でも非常に大切です。
UVカット効果のあるフェイスパウダーでさっとメイク直しをするだけでOKです。
- サングラス、UVカット機能付きの帽子やアウター、日傘を
- サングラスで目からの紫外線カットも大切。
顔だけではなく首元や腕の美肌対策にもUVカット機能付きの帽子やアウター、日傘をおすすめします。
紫外線カットに加え、オシャレ度もアップするのでぜひ取り入れてみてください。
部屋の中にいても、紫外線は透過してきます。
外出時だけではなく、窓際にいることが多い場合には、気をぬかずにしっかりと対策をしましょう。
美白美容液・シミケアまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回紹介した効果的でお値段も続けやすい美容液のおさらいです。
- HAKUメラノフォーカスV
- エッセンス インフィルト(アスタリフトホワイト)
- ラグジュアリーホワイト コンセントレートHQ110(アンプルール)
- ブライトニングナイトセラム(オバジHQ)
- ホワイトショットSX(ポーラ)
- 白澄XX(コーセー)
- オンメーキャップ スポッツコレクティング セラム(ホワイトルーセント/資生堂)
- ネクターブラン コンセントレイト セラム(メルヴィータ)
- ホワイトプロフェッショナル集中美白スティック(ソフィーナ)
- ホワイトロジスト ブライトエクスプレス(コスメデコルテ)
特に、頑固なシミのケアにはHAKUメラノフォーカスVがオススメ!
また、出来はじめのシミやのトータル的な美白ケアにはエッセンス インフィルト(アスタリフトホワイト)のセット使いがイチオシです。
最初にお伝えした通り、顔のシミは、シャツについたコーヒーのシミと同じく、時間が経てばたつほど取れにくくなるものです。
一刻も早くあなたに合った美白美容液でシミをケアして、均一でキレイなお肌を手に入れましょう♡
オーガニックコスメで美白ケア!効果を出すコツ教えます!
美白に興味があっても、肌への負担が心配。そんな悩みを抱えている女性は少なくありません。そこでここでは、肌への負担が少ないオーガニックコスメで効果的に美白するコツをご紹介。また、通常の美白化粧品との違いや、オーガニックでどの程度の美白効果が期待できるのか、オーガニック美白を目指すならぜひ試してみてほしいイチオシのコスメなどもお伝えします!オーガニックコスメでの美白ケアに悩んでいる方、必見です!
美白オーガニックコスメが少ない理由
美白効果のあるオーガニックコスメって、とても少ないと感じたことはありませんか?
しかしそれはオーガニックコスメに美白効果が期待できないからではなく、きちんとした理由があるのです。
厚生労働省が定める美白有効成分を配合していないから
美白化粧品であると謳うためには、厚生労働省が定める美白成分を配合していなければなりません。
その成分は、アルブチンやビタミンC誘導体、ルシノール、トラネキサム酸など十数種類。
これらの美白成分は、メラニンの生成を促すチロシナーゼという酵素に作用し、シミの生成を抑制します。
ところが、これらの成分の原料でオーガニックのものとなるとかなり少なく、ほとんど市場には出回っていないとさえ言われています。
そのためオーガニックコスメに厚生労働省が定める美白成分を配合することが難しく、美白オーガニックコスメがほとんど存在しない理由となっているのです。
「美白」表記できなくても美白効果は期待できる!
ただ「美白」と表記できなくても、美白効果が期待できるオーガニック原料はたくさんあります。
それらの原料を使ったオーガニックコスメは、「美白」とは記載されていないものの、商品名に「ホワイト」など、また商品説明に「透明感」「輝く肌」などの記載を加えて、美白ケアできることを示しています。
またオーガニックコスメで美白したいと考えた場合、「基本的な美容成分はオーガニックで、美白成分のみビタミンC誘導体などの合成原料」という化粧品を選ぶのも1つの方法です。
これらの化粧品に配合されている美白成分は基本的に安全性の高いものが多いですから、「100%オーガニックじゃないと絶対に嫌!」という方以外なら、安心して使えるのではないでしょうか。
美白を妥協しない!オススメのオーガニックコスメ3選!
日本の化粧品は、オーガニック成分を微量でも配合していればオーガニックコスメと謳えてしまいます。
ここでは、オーガニックでありながら美白に有効な成分をしっかりと配合し、かつ表面上のオーガニック表記ではない本気のオーガニック美白コスメをピックアップしました。
とことんオーガニックにこだわりたい!という人にも、安心して美白を徹底したい!という人にも納得の商品を厳選。
ぜひチェックしてみてください。
HANAオーガニックシリーズ
オーガニックなのに、しっかり「美白」を謳えるコスメ。金より高価と言われるオーガニック濃縮ローズと、アルブチンの5倍の効果を持つ朝鮮アザミエキスを中心に8種類の和漢成分を配合し、オーガニックでの美白を実現。 開発者の徹底したこだわりで、あえて制限のあるエコサート認証は取得せず、エコサート以上のオーガニック品質を目指しています。 100%天然!とことんオーガニックのパワーを感じたい、という人にオススメ。濃厚なオーガニックの質感と香りを実感できるでしょう。 オーガニックで美白ケアをしたい方に、まずは試してみてほしいイチオシの商品です。
詳しくみるHANAオーガニックホワイトジェリーの口コミレビュー記事はこちら↓
ブルークレール リペアモイストWエッセンス
様々な美容専門雑誌や女性誌などに掲載され、先端医療医学会でのアンケートで93%以上の医師が使い続けたいと支持した国産オーガニックコスメ。 乾燥による顔の小じわと、顔の明るさの2点について実施した試験結果が、医学雑誌に論文として発表されています。 有機ローズなどの植物成分に加え、アルブチン、プラセンタなどの美白に有効な成分をキャリーオーバー(成分表記の必要ない成分)ゼロで配合! 全成分が天然植物ではなく、オーガニックの美白作用と、エイジングケアに有効と言われる成分がバランスよく配合された大人の美容液です。 美白はもちろん、乾燥による小じわなどのエイジングケアもしたい人にオススメです。
詳しくみるRUHAKU シークワーサーブライトニングエッセンス
RUHAKUのシークワーサーブライトニングエッセンスは、沖縄産のシークワーサーから生まれたオーガニック美白美容液。 100%オーガニック認証を取得しており、乾燥や敏感肌、エイジングケアも行えます。 ユキノシタ、甘草、紫紺などブライトニング効果の高い植物エキスが配合されており、屋外での活動が多い人の紫外線ケアにもオススメの美容液です。 紫外線に加え、皮脂対策も行えるブレンドになっているので、ラインで使えばさらなる美白ケアが行えます。
詳しくみるオーガニックコスメと美白化粧品の違い
さてここで、一般的な美白化粧品とオーガニックコスメの違いをまとめておきましょう。
一般的な美白化粧品は、まず合成界面活性剤などで肌のバリア機能を壊し、そこから美容成分を肌に浸透させていきます。
そのため即効性が期待できますが、肌への負担も大きくなります。
一方オーガニックコスメの場合、界面活性剤などの肌のバリア機能を壊す成分は使用できません。
また、肌に浸透しやすいように成分を化学処理することもできません。
そのためいくらオーガニックコスメで美白効果が期待できるとは言っても、一般的な美白化粧品ほどの即効性を期待することはできないのです。
ただ、オーガニックコスメで十分な保湿と角質ケアができれば、肌のターンオーバーのサイクルが整います。
その結果、たとえシミができてしまっても、その部分の肌細胞が一定周期で角質となって剥がれ落ちていくため、美白効果を期待できるのです。
美白と言っても、肌の色を真っ白にしたいわけではありませんよね。
透明感のある肌に近づけたいのであれば、保湿をして血行を促して肌のターンオーバーを整えてあげるのが大切。
しっかりケアできれば、オーガニックコスメでも十分美白を実現できるはずですよ。
オーガニックコスメで期待できる美白効果
以下に、オーガニックコスメの効果や美白成分をまとめました。
オーガニックコスメでは効果が期待できないシミの種類もあるので、使用前にしっかり確認しておきましょう。
オーガニックコスメのシミへのアプローチ法
オーガニックコスメは、以下の3ステップでシミにアプローチします。
- 抗炎症・抗酸化作用でメラニン生成を防ぐ
- 有効成分がメラニン生成を抑制
- 肌のターンオーバーを整え、メラニンの排出を促す
オーガニック栽培された植物由来の成分は、通常栽培の場合と比較すると高い抗酸化作用と保水力を持つことが分かっています。
またオーガニックコスメは一般的なコスメよりも肌への刺激が少ないため、メラニン生成の原因となる炎症を予防できます。
「美白」と記載されていなくても、「美白」記載されたコスメより必ずしも効果が劣るわけではありません。
オーガニックコスメに使われている成分の中には、厚生労働省認可の成分よりも高いメラニン抑制効果があることが分かっています。
その代表的なものが、朝鮮アザミ。
和漢植物やハーブとして使われている朝鮮アザミには、アルブチンの5倍ものメラニン色素生成抑制作用があると分かっています。
※朝鮮アザミが配合されたおすすめのオーガニック化粧品はコチラ。
このほか、甘草根エキスやヨクイニンなどとの相乗効果も期待できます。
肌のターンオーバーが乱れていると、いくら美白ケアを行ってもメラニンが排出されずシミとして肌に残り続けます。
オーガニックコスメには、肌のターンオーバーを整える成分がたくさん配合されているため、効果的にメラニン排出を促せるのです。
また植物の香り成分により女性ホルモンが活性化し、肌のターンオーバーが整えられるのではないかという説もあります。
オーガニックコスメはシミに直接作用するわけでは無いものの、肌のターンオーバーを高めて健康的な肌に導く効果が期待できる、メリットの多い製品と言えそうです。
老人性・炎症性のシミには効果が期待できる!
シミにはいくつか種類があり、オーガニックコスメで効果が期待できるのは老人性色素斑と、炎症性色素沈着。
シミの種類と特徴を、下記にまとめました。
- 老人性色素斑:主に紫外線が原因で生じるシミ
- 炎症性色素沈着:ニキビ・虫さされなどによるシミ
- 脂漏性角化症:盛り上がったシミ
- そばかす:遺伝的な要因が大きい。徐々に消えていくのが一般的
- 花弁状色素斑:重度の日焼け後に生じる、花弁状に広がるシミ
オーガニックコスメは、主に肌のターンオーバーを整えるもの。
そのため色素沈着を起こしてしまっている、老人性色素斑や炎症性色素沈着には効果が期待できます。
また植物の香り成分により女性ホルモンが活性化されるため、肝斑治療のサポートとなるとも言われています。
オーガニックコスメでは効果が期待できないシミについて、もしどうしても気になるようであれば皮膚科を受診することをオススメします。
というのも、シミの原因と対策が合っていないといつまでも効果は期待できませんし、それどころか悪化する可能性もあるためです。
3ヶ月を目安にオーガニックコスメを使用し、もし効果が実感できない場合は、別の成分のコスメに変える、病院で相談するなどの対策を取るようにしてくださいね。
美白効果が期待できるオーガニック成分
現在、オーガニックコスメで美白効果が期待できる製品のほとんどには、下記の成分が配合されています。
購入の際は、しっかり成分をチェックするようにしてくださいね。
- ローズ
抗酸化作用・抗炎症作用・女性ホルモン活性作用など、様々な効果が期待できる - 甘草根エキス
抗炎症作用・メラニン生成抑制作用がある。メラニン生成を促すチロシナーゼ生成抑制作用も - 朝鮮アザミ
アルブチンの約5倍のメラニン生成抑制作用を持つ - ヨクイニン
肌のターンオーバーを整え、メラニンの排出を促す - ソウハクヒ
抗炎症作用・チロシナーゼ生成抑制作用を持つ - シャクヤク根エキス
抗炎症作用・美白作用を持つ - シークワーサー
抗炎症作用・メラニン生成抑制作用を持つ - ユキノシタ
メラニン生成抑制作用のあるアルブチンを含有している - ローズマリーエキス
血行促進作用・抗酸化作用・メラニン生成抑制作用を持つ。アンチエイジングや脱毛予防にも - アスコルビルグルコシド
植物由来のビタミンC。メラニン生成抑制作用、シミ排出促進作用を持つ - コメヌカエキス
メラニン生成抑制作用・チロシナーゼ活性抑制効果などを持つ
オーガニックコスメの効果を高めるポイント
ここでご紹介するポイントは、美白ケアには基本的なことばかり。
抜けがあるとせっかくの美白ケアを台無しにしてしまうこともありますので、しっかり確認しておいてくださいね。
紫外線対策をしっかり行おう!
紫外線によるダメージは、シミの原因となるメラニン色素を増やす大きな原因です。
また、シミのある部分は、無い部分と比較すると紫外線ダメージを受けやすくなっているため、紫外線を浴びるほどシミは悪化します。
たとえ美白ケアをしていても、紫外線を浴び続けているようであれば美白効果は期待できません。
日焼け止めはもちろん、日傘や帽子、サングラス、肌を露出しない服装など、しっかり紫外線対策を行いましょう。
保湿をしっかり!生活習慣も見直そう
肌が乾燥していると、肌のターンオーバーは乱れがちになります。
また、日常生活でのストレスは活性酸素を増やし、新たなシミを作る原因に。
美白ケアとともに肌の保湿をしっかり行い、生活習慣を見直してストレスの少ない生活スタイルを目指しましょう。
特に睡眠不足や偏った食生活は、美肌の天敵。
美白アイテムに頼るだけではなく、自分でできることから少しずつ見直して美白ケアを行いましょう。
スキンケアは優しく行うのがコツ
シミの一種である肝斑は、スキンケアによる摩擦が原因の1つであるとも言われています。
肌は摩擦による刺激を受けやすく、刺激により炎症を起こすとそこからメラニン色素が生成されてしまうのです。
クレンジングや洗顔はつい力が入りがちですが、優しく行うよう心がけてみてください。
角質ケア化粧品と併用しよう
美白ケアに、角質ケアできる化粧品を併用するのもオススメです。
古い角質をしっかりケアしてあげれば肌の透明感が上がりますし、スキンケアの浸透アップや肌のターンオーバーを促進させる効果も期待できます。
酵素洗顔は優しく角質をオフするのにおすすめの洗顔方法です。
肌負担なく角質をケアしたい人は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
さいごに
今回は、肌に優しく、でも、しっかりと美白を実感したいという人のために、
- HANAオーガニック(100%天然!美白にパワフルなオーガニックコスメ)
- ブルークレール(美白+乾燥小じわのケアもできるキャリーオーバーゼロのコスメ)
- RUHAKU(沖縄のオーガニックエコサート認証コスメ)
の、3つのおすすめオーガニックコスメご紹介しました。
オーガニックコスメにははっきり「美白」と記載されているものが少ないので、美白ケアを行うならしっかり製品や成分を確認することが大切です。
また、オーガニックコスメで効果を実感するには、質のいいものを選ぶのはもちろんですが、普段の生活スタイルも大切です。
ぜひご紹介した「効果を高めるポイント」にも気を付けながら、健康的で美しい肌を目指してみてくださいね!
出産後シミが増えた…頑固なシミ・そばかすの正しいケア
顔にシミができてしまうと、産後、復帰した職場で同僚に「なんか老けた?」という印象を持たれることも…。せっかく赤ちゃんを授かってハッピーなはずなのに、それでは心から笑顔になれませんよね。そんなママ達の為に、産後のシミ対策についてご紹介します。
30代40代は特にシミができやすい時期
産後のカラダの悩みは、プチトラブルまで含めると無数ありますよね。
美容分野では「(産後に)顔のシミが増えた」という悩みを持っているママが多くいます。
特に30代40代はシミができやすい時期です。
新たにできてしまったシミもあれば、以前からうっすらあったシミが濃くなってしまうのも、産後のシミの特徴と言えます。
シミに悩む方におすすめの医薬品
シミやそばかすに効果があるとして最近人気の商品が「キミエホワイトプラス」です。
サプリではなく“第三種医薬品”として効果が認められています。
初回一カ月分は半額以下で購入できるので、一度試してみるのもおすすめです。
医薬品として厚生労働省から認可を受けているにもかかわらずいろいろな悪評の多かったキミエホワイトの真相を体を張って筆者が一ヶ月間使用したレビューもご参考にどうぞ。
シミに悩む方におすすめの美容液
シミで悩む筆者が、美白化粧品として有名な「アスタリフトホワイトの5日間お試しセット」を使用し本音でレビューしてみましたので、参考までにどうぞ。
シミに悩む方におすすめの美容液2
あの平子理沙さんも愛用している、話題の『ビタブリッドCフェイス』
化粧水に混ぜて使うだけのカンタン美容パウダーです。
しみ、くすみに悩む35歳主婦の口コミレビューは必見↓
産後のシミの正体は2種類あった!
実は、「シミ」といっても産後の場合、大きく原因の異なる2種類のシミが考えられます。
自分の悩むシミがどちらなのか確認し、正しい対策をすることが重要です。
もちろん、両方とも併せ持ってしまっている場合もあるので慎重に判断しましょう。
その1 妊娠性肝斑(かんぱん)
妊娠性肝斑は、妊娠中のホルモンの影響でできることが分かっています。
紫外線を浴びなくてもできてしまうシミです。
妊娠を維持するための「プロゲステロン」というホルモンがメラノサイトを刺激して、肌のメラニン生成を活発にしてしまうのが原因です。
妊婦の約7割が経験するとも言われていますが、その程度には個人差があるため、気付かない場合もあります。
肝斑の可能性が高いシミの特徴
- シミの輪郭がはっきりしない
- 左右対称に広い範囲にぼんやりとできている
- 頬骨沿い、こめかみ、口の周りなどにできる
- シミの濃さが、季節によって違う
広い範囲にぼんやりとできるので、顔全体の「くすみ」と感じる人もいるかもしれません。
肝斑の場合は、ホルモンによって全身のメラノサイトが刺激されているので、顔だけではなく体のシミも濃くなっていることがあります。
そのような特徴も踏まえて、妊娠性肝斑なのか判断するようにしましょう。
詳しい肝斑についてはこちらから。
その2 老人性色素斑(一般的にシミといわれるもの)
老人性色素斑の特徴
- シミの輪郭がはっきりしている
- 円形
- 薄茶色
- 左右非対称でスポット的にできている(まれに左右同じような部分にできる場合もある)
- シミの濃さは季節によって変わらない(年々濃くなる、大きくなる)
原因は紫外線によるダメージ
老人性と言われると…さらにショックですよね。
このシミ、ご存知の通り、原因は紫外線によるダメージです。
妊娠生活中、注意することがたくさんありすぎて、紫外線対策を怠っていませんでしたか?
一時的な紫外線であれば、ターンオーバーとともにメラニン色素は剥がれおちていき、シミになることは少ないのですが、約1年もの間、紫外線対策が不十分だと、常にメラニンが生成されている状態になり、やがてシミとして定着してしまいます。
ストレスもシミをつくる原因になる
また、妊娠中のストレスを多く抱えすぎていませんでしたか?
ストレスにより、肌のターンオーバーが鈍化して、本来28日周期でされなければいけないところ、40日、60日…と遅くなり、古い角質がどんどん溜まっていきます。
すると、その角質がシミやくすみになってしまいます。
インナーケアが重要!妊娠性肝斑の場合
肝斑はどうやってインナーケアすればいいの?
内服薬で取り入れられる「トラネキサム酸」という成分が、肝斑に効果的といわれています。
血液を介して皮膚の色素沈着を抑制してくれます。
外からのケア(化粧品)では、メラニンを生成するメラノサイトまで作用させることは困難です。
そのためインナーケアが効果的なのです。
また、原因がホルモン変化ですので、ホルモンバランスを整えることが重要です。
実は、早い人で産後2~3ヶ月でホルモンバランスが安定し、自然と肝斑も薄くなっていく場合があります。
しかし一方で、産後1年経っても肝斑が消えない、という人もいます。
そのため、ある一定期間様子を見てからケアに取りかかるのがベターです。
注意したいのが、まだ妊娠中で肝斑に気付いたプレママさんや、授乳中のママさんは、インナーケアできる範囲に限りがありますので、必ず医師と相談のうえ、ケアをするようにしましょう。
肝斑にやってはいけないケアはこれ!
肝斑は普通のシミのように、レーザー治療はできません。ますます肝斑が悪化してしまいます。
また、マッサージや洗顔で肌を刺激しすぎることも肝斑を進行させてしまいますので要注意です。
紫外線・日焼けは厳禁!
紫外線が大きな要因ではない肝斑でも、日ごろの紫外線対策は非常に重要です。
肝斑はデリケートなので、紫外線にも敏感に反応し、さらに濃い肝斑にしてしまうことも考えられます。
日ごろ、季節に関係なく、日焼け止めクリームや帽子、日傘なども忘れずに使うように心がけましょう。
あきらめないで!老人性色素斑の場合
スキンケアで悪化を防ぐ
年々大きく、濃くなっていくシミですが、しっかりとお手入れをすれば、これ以上濃くなることを防いだり、薄くすることも。
シミに有効な化粧水や美容液を使う
特に有効なのが、「ビタミンC誘導体」という成分です。
メラニンの産生を抑制するのと同時に、ターンオーバーの活性化もしてくれるので、透明感のあるお肌へと導いてくれます。
ただし、ビタミンC誘導体といっても、様々な型があってその効果やデメリットは様々です。
中でも表示名が「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)」という新型のビタミンC誘導体が効果的でおすすめです。
一般的にビタミンC誘導体は刺激の大きい成分でしたが、このAPPSは、低刺激なので、産後のデリケートなお肌でも安心して使うことができます。
もともと化粧水に配合されていたり、単体で美容液として売られていたりします。
普段の化粧水や美容液と同じように使うのも良いですが、より効果的にするならコットンにヒタヒタに染み込ませて、気になるシミ部分だけをパックすることです。
約1分間、浸透させたらOKです。シミ部分はデリケートですので、決して擦ったり、叩いたりしないように注意しましょう。
洗顔方法に気を付ける
産後のシミを悪化させないためにも、洗顔はとても大切です。
刺激の少ない洗顔料を使う事、手による摩擦を防ぐためによく泡立てて洗顔するなど、普段以上に洗顔に気をつけましょう。
具体的な洗顔法はこちらのページも参考どうぞ。
美容皮膚科・美容クリニックでキレイさっぱり!
美容皮膚科や美容クリニックへの相談も検討しましょう。
残念ながらホームケアでシミを完全に消すことは非常に困難です。
そのため、美容皮膚科でのレーザー照射や、ハイドロキノンクリームの塗布で、メラニンを産生している根源のメラノサイトそのものを破壊する方法が効果的です。
治療方法は様々あり、日進月歩ですので、専門の医師に診てもらうことで適切かつ効果的にケアができます。
ただし、費用や考え方も様々な場合がありますので、いくつかのクリニックを比較検討することをおすすめします。
シミケアは産後だけではなく、継続したケアが大切
あなたは、どちらのタイプのシミでしたか?
ここまで述べてきたように、妊娠性肝斑と老人性色素斑は、原因が全く違うものなので、適切な対策をするようにしましょう。
シミは産後にだけではなく、これからも、どうしても付きまとって来る肌悩みです。
日ごろから「紫外線対策をする」「ストレスを溜めない」事が大切です。
特に、産後は体の変化が大きく、お肌だけに気をつかうのは難しいと思います。肌悩みがストレスになっては本末転倒。
焦らず、でも着実にケアをして、復帰後に「老けた?」なんて言わせない、むしろ「若くなったね!」と言わせるくらいの肌づくりをしていきましょう!
美容液の使い方をお肌の悩み&美容成分別に徹底解説!
使っている美容液の効果に、あなたは満足していますか?高級な美容液も効果的に使用しなければ、ただの水。逆に、プチプラな美容液でも使い方次第では満足できる可能性大という事です!今回は、あなたの叶えたいスキンケアをより効果的にする方法をご紹介します。
美容液の効果を判断する目安期間
2~3か月継続後の判断を
今、使っている美容液、あなたはどれくらいの期間使用していますか?
スキンケアの場合、その効果を実感するまでには最低でも2~3か月の期間が必要です。
もちろん、一時的に潤いを持たせたり、シワを目立たなくすることは出来ますが、肌自体の改善には時間がかかるのです。
それは、肌のターンオーバーが関係しています。
健康的な肌の場合、約28日周期で古い角質が徐々にはがれ、新しいお肌に生まれ変わります。
しかし、年齢を重ね、代謝が落ちたり、不規則な生活をしていると、その周期は徐々に遅くなり、30代では約40日、40代で約55日になります。
つまり、一般的な美容液なら1~2本継続して使用した時点で、その美容液が自分に合っているのかが判断出来ます。
正しく使っていないと効果の判断はできない
でも、美容液の効果の判断は、あくまで正しく美容液を使っていた場合に限ります。
美容液は安くても数千円はしますよね。高いものだと数万円。
間違った使い方をしていると、美容液に費やしたお小遣いも、美容にかけてきた時間もムダになってしまうのです。
今まで「効果がない」と判断してきた美容液たちも、実は正しく使えていなかっただけかもしれないのです!
絶対覚えたい!美容液の効果的な使い方
①使用量を守って毎日使う!
まず、美容液は多くても少なくてもダメ。
基本的にはメーカーが能書やパッケージに記載している使用目安量を守って使いましょう。
高い美容液だと、もったいなくてチビチビ使ってしまったり、時間のある週末にだけ使ったりしてしまいがちですが、「毎日、使用目安量」をきっちり使用することが効果実感への第一歩になります。
ただし、肌荒れを起こしていたり、日焼けをしてしまった時に美容液をつけると、かえって刺激になることがあります。
しみたり、かゆみが出た場合には、いったんお休みすることも忘れないでください。
②順番は油分の量が少ないものから?!
基本的に美容液は、化粧水と乳液の間に使用します。
化粧水で肌の潤いをひたひたにすることで、美容液の成分が浸透しやすい土台をつくります。
そして美容液がしっかり浸透したら、蒸発しないように乳液やクリームで蓋をするのが基本。
では、オールインワンゲルを使っていたり、複数の美容液を使用する場合の順番はどうしたらようのでしょうか。
これは基本的に油分が少ないものを先に使うことが、効果実感しやすいポイントです。
化粧品の油分が明確じゃない場合の対処法
ただし、化粧品は基本的に配合成分の比率を記載していません。
つまりどれが油分が多いのか、明確ではありません。
そのため、同メーカーの美容液を使っている場合は、カウンターやコールセンターに問い合わせることが大切です。
化粧品のとろみ=油分ではない可能性あり
なんとなくトロッとしているからこっちが油分多いかな?という自己判断は効果実感を遠ざける可能性もあります。
化粧品のとろみは使用感をコントロールするために増粘剤などを使っている場合があり、油分とは関係ないこともあるのでプロの判断を仰ぎましょう。
保湿系美容液で効果的な使い方&成分
浸透しやすい土台づくりが重要
極度の乾燥肌の場合、干乾びた植木鉢と同じで、その水分は浸透せず、流れ出てしまいます。
前述した通り、美容液を使う前に、化粧水でひたひたに潤すことが出来ればOKですが、それすらも危うい乾燥肌ならば、化粧水の前にブースターや導入美容液と言われるものを使うのがおすすめです。
洗顔後すぐにブースターをつけることで、肌を柔らかくし、浸透をサポートしてくれるので、化粧水や美容液の浸透が抜群に上がります。
温めて浸透をサポート
美容液の浸透をサポートするために、肌や美容液自体を温めることも重要です。
お風呂上がりの温まった時に、温かい手で美容液を温めながら肌につけることで、肌になじみやすく浸透もすすみます。
美容液を顔全体に付けた後、手のひらで顔を包み込むだけでも、手の熱が伝わります。
もし、肌が冷えている場合には、ホットタオルで顔を温めてからスキンケアをしたり、美容液自体がキンキンに冷えてしまう冬場は、手のひらで温めることを意識してつけていきましょう。
おすすめの保湿成分
保湿成分と言っても種類は様々。保湿力や作用の仕方でポイントが変わってきます。
角質で水分を抱え込み保湿してくれる成分
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- エラスチン
など
細胞間脂質を補う成分
細胞間脂質は、角質細胞同士をつなぐ役割と共に、それ自体が保湿の働きをし、お肌の水分を蓄える役割を持ちます。また、角質の間を水分で充満させることで、外部からの刺激の侵入を抑えることも出来ます。
- セラミド
- ステアリン酸コレステロール
- リピジュア
- アミノ酸
など
美白美容液の効果的な使い方&成分
刺激しないことが重要
美白の敵、メラニンは、紫外線だけではなく肌を擦ったりする刺激でも活性化されてしまいます。
私自身もシミに悩み、最初はシミを改善したい一心で美容液をグリグリを肌に塗り込んでいましたが、濃くなる一方で逆効果。
肌に余計な刺激を与えないことが、美白美容液の効果を最大限に発揮するポイントです。
美白美容液は肌の奥深くまで浸透させることが大切
また、メラニンやそれを作るメラノサイトが存在するのは肌奥部分。
表面だけに美容液が留まっていては、その効果は発揮されません。
美白美容液でも、基本は保湿美容液の部分でも述べたように、浸透をサポートする事前の「保湿」と「温め」が重要になってくるのです。
改善したいのはどんな美白?
美白と言っても、「シミを薄くしたい」「シミを予防したい」「顔全体のトーンを明るくしたい」など、叶えたい肌は様々ですよね。
それによって効果的な成分が変わってきます。
美白に効果的な成分
シミの撃退&予防、肌のトーンを明るくする
過剰にメラニンが産生されてシミが消えない場合や、シミを作らせない予防として、メラノサイト内でメラニンを作るための酵素チロシナーゼを不活化します。
チロシナーゼの活性化阻害成分
- ビタミンC誘導体
- アルブチン
- コウジ酸
- エラグ酸
- ルシノール
- リノール酸
- 4-メトキシサリチル酸カリウム塩
- プラセンタエキス
シミの予防に
メラノサイトに指令を出す情報伝達物質であるプロスタグランジンの働きを抑制することで、シミをできにくくします。
プロスタグランジを抑制する成分
- トラネキサム酸
- カモミラET
- t-AMCHA(トランス-4-アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸)
出来てしまったシミ・くすみに!
出来てしまったシミへのアプローチにはメラニンの蓄積場所であるメラノソームを分解することで、メラニンが排出されやすくなり、シミとして残りにくくなります。
メラノソームを分解する成分
- ナノAMA
- ナノオリザノール
この成分配合の美容液はこれ!
シミを作らせない肌作り
メラノサイトそのものを減らす方法で、効果が高いことで有名ですが、副作用などもあるため、皮膚科や美容クリニックでの処方をしてもらいましょう。
メラノサイトそのものを減らす成分
ハイドロキノン
シワ用美容液の効果的な使い方&成分
改善したいシワの種類によってアプローチが違う
シワにも3種類あります。
小じわ(ちりめんジワ)、深いシワ(ほうれい線、マリオネットラインなど)、表情ジワ。
これらはそれぞれ原因が異なるため、効果的な美容液の使い方や成分も異なります。
小じわ→保湿を
小じわの場合、部分的な乾燥が原因です。
健康な肌の場合、一つ一つのキメがふっくらとしてツヤがありますが、肌の水分量が減り、キメが乱れると小じわに。
この状態の肌は、水分を保つ力が弱く、悪循環に陥ってしまうので、早急な保湿対策が必要です。
おすすめは美容液オイル
洗顔後すぐに肌になじませブースターとして使用し、化粧水をつけた後、さらに美容液オイルをつけることで肌に水分が留まります。
週に1度、コットンに美容液オイルをひたひたにつけて、気になる小じわ部分をパックするのも効果的。
ほんの5分でふっくらと見違えるお肌になりますよ♡
美容オイルについてはこちらも参考に
ほうれい線、マリオネットラインなど深いシワ→肌の弾力成分を
老けて見えてしまう深いシワ。
美容液で保湿だけでは効果は実感できません。
肌奥のコラーゲンネットやそれらをつなぐエラスチンの減少と劣化が、肌の弾力低下を引き起こして、深いシワになっています。
つまり、深いシワには、美容液でコラーゲンやエラスチンの産生をサポートするのが大切です。
表情ジワ→ピンとハリを持たせる成分を!
笑いジワ、眉間のシワなど、表情の癖によって出来てしまうシワ。
筋肉のクセが出てしまうシワなので、保湿やコラーゲンの補填をがんばったところでなかなか効果が実感できないシワです。
そんなシワにおすすめなのがアルジルリン配合の美容液。
アルジルリンは、「塗るボトックス」と呼ばれるほど効果的。
表情ジワの原因となる物質の分泌を抑え、神経細胞の活動を和らげ、表情筋による皮膚のストレスの緩和を働きかける作用が確認されており、シワの改善や発生の予防への有用性が期待される成分。
引用元:argireline.biz
美容液の成分名には、アセチルヘキサペプチド-8(3)と書かれていることもあります。
もう美容整形しかないのかしら、と考えている方も、まずはこの成分でシワをピーンと伸ばしてみませんか?
もちろん肌の弾力や水分低下も原因になるので、先ほど述べたようなアプローチを忘れずに。
ニキビ用美容液の効果的な使い方&成分
ニキビ肌に美容液は要らない?!
ニキビ肌の場合、洗顔と化粧水とクリームを使うというシンプルなスキンケアが一般的です。
これは、炎症している肌に余分な負担をかけないため。
ニキビ用化粧水やクリームには、殺菌成分や保湿成分を計算して配合しているので、あえて美容液を足さなくても良いのです。
しかし、一時的なニキビや、ニキビは既に治っていてもニキビ跡は改善したい、という時には美容液を使用するのがおすすめです。
ニキビの赤みを消したい→抗炎症作用のある成分を
ニキビの赤みは、雑菌が繁殖し炎症を起こしている状態です。
殺菌と炎症を沈静することが大切です。
- グリチルリチン酸2K(ジカリウム)
- 抗炎症作用の優れた成分。漢方のカンゾウ由来成分。
- サリチル酸
- 殺菌作用のある成分。さらに毛穴の詰まりも解消しニキビのできにくい肌に。乾燥しやすいので保湿成分が配合されているかチェックしてからがおすすめ。
- プラセンタ
- 抗炎症作用と共に、ニキビ跡を残りにくくしてくれる。保湿効果も高い。
- ドクダミエキス
- 殺菌・抗炎症作用がある。
- オウゴンエキス
- 抗炎症作用や皮脂分泌をコントロールする。
こちらも参考にどうぞ
また、ニキビの原因になるアクネキンの大好物になるオレイン酸を多く含むオイルやその他美容液を併用してしまうと、効果が半減するので注意が必要です!
ニキビ跡を改善したい→ターンオーバーを正常化する成分
黒い跡が残る色素沈着タイプのニキビ跡。炎症の刺激がメラニンの生成を促してしまったため、シミのように跡が残ってしまいます。
色素沈着タイプのニキビ跡にはこのような成分が効果的です。
- ビタミンC誘導体
- メラニン色素の産生を抑制。抗炎症作用、皮脂コントロール作用もあるためニキビが出来ている肌にも使える
- プラセンタ
- 保湿しながらターンオーバーを正常化してくれる。
また紫外線を浴びると、跡が治りにくくなってしまうので、美容液を効果的に使いたいなら、日中の紫外線対策も万全にしましょう。
3ヵ月後に効果を実感するために
いかがでしたでしょうか?
美容液を無駄にしないためにも、そしてしっかり実感するためにも、使い方が非常に重要です。
テクニック的な所に加え、しっかり質の良い睡眠をとり、ストレスをためないことが、美容液の効果を最大限に発揮する方法とも言えます。
また、成分は難しいな…と感じるかもしれませんが、「この成分はこんな効果がある」というイメージを持ってスキンケアするだけで、ちょっとした変化にも気付きやすくなり、毎日の変化が楽しくなります♡
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ここまで読んでくださったみなさんが効果を実感できますように!