”おにぎらず”や”スティックおにぎり”など、世間ではおにぎりが大流行しています。
おにぎりと、あるものを混ぜるだけで美容にも健康にも効果的なものに大変身しちゃうってご存知でしたか?
何を混ぜるのか?それは「オイル」です。
「え、オイルってどういうこと?」と思われた方もいるのでは?
そこで今回は、オイルおにぎりについてみなさんに詳しくご紹介します。すぐにでも作れるように、おいしいレシピもご紹介しますよ。
これを読んだらぜひオイルおにぎり、作ってみてくださいね。
オイルおにぎりは家族みんなに効果的な魔法のおにぎり
質のいいオイルとおにぎりがコラボ
そもそもオイルおにぎりって何?
と思われた方もいるのではないでしょうか?
最近、さまざまなオイルを使った健康法が流行っているのはご存知ですか?
それらの健康に良いオイルを具やごはんに混ぜて作るおにぎりがオイルおにぎりです。
質の良いオイルは熱に弱いものが多く火を使う料理には向いていません。
質の良いオイルを健康のために取り入れようと思うと、「そのまま飲む」か、「ドレッシングにする」ことが多いのですが、この方法だと好き嫌いも分かれ、特に子供やオイルが苦手な方はで取り入れるのはなかなか難しいのではないでしょうか?
でもおにぎりにしてオイルを取り入れる方法なら、家族全員で手軽に今話題のオイルの効果を取り入れることができますね。
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オイルおにぎりの抗酸化作用が美容と健康に効果的
ではオイルおにぎりにはどのような効果があるのでしょうか?
オイルおにぎりは使うオイルによって効果が異なります。
しかし、どのオイルにも共通する効果のひとつに「抗酸化作用」というものがあります。
抗酸化作用とは、体を錆びさせて老化を促進させる「酸化」を防止する効果のことです。
この抗酸化作用により、美容や健康に効果を発揮するのです。
ママが気になる美容にも家族の健康にも、どちらにも効果を発揮してくれますよ。
オイルおにぎりに最適なオイルって?
オイルおにぎりと言っても当たり前ですが、どんなオイルを使ってもよいというわけではありません。
「質の良いオイルを使う」という条件付きで、美容と健康に効果的なオイルおにぎりになるのです。
ではオイルおにぎりにおすすめなオイルにはどのようなものがあるのでしょうか?
エクストラバージンオリーブオイル
オリーブオイルを普段から料理に取り入れている方は多いのではないでしょうか?
オリーブオイルは価格も手ごろですし手に入りやすく、オイルおにぎり初心者の方でも使いやすいオイルです。
しかしオリーブオイルを使うときに気を付けてほしいのが、100%純粋なエクストラバージンオイルを使うという点。
エクストラバージンオイルに含まれるオレイン酸にはポリフェノールが豊富です。
このポリフェノールにはコレステロールを減らすという効果があります。またオレイン酸には血糖値を上がりにくくする作用があり、ダイエットにも効果的です。さらに心臓病への効果やがん細胞を死滅させるという効果もあるといわれています。
えごま油
えごま油は、美容や健康に良いオイルとして最近注目の油です。
ごまとついていますが、ごま油とは全く関係がありません。
えごま油は、しそ科の植物の種子から抽出されたオイルです。
このオイルの特徴は、なんといっても必須脂肪酸であるα-リノレン酸を摂取できるという点です。
α-リノレン酸には脂肪を分解する酵素が含まれており、ダイエットの効果も期待できます。
ココナツオイル
少し前に流行したココナッツオイル。海外セレブの間でも話題になっていました。
ココナッツオイルには、スーパービタミンEというものが含まれています。
これは通常のビタミンEの40倍ほどもの抗酸化作用が期待できるといわれています。そのためアンチエイジングしたい方にピッタリです。
また冷え性にも効果があるようです。
ココナッツオイルは体内に蓄積されにくいので、ダイエットにも効果的ですよ。
亜麻仁油(あまに油)
亜麻仁油にも、オメガ3脂肪酸の一つであるα-リノレン酸が豊富に含まれています。
α-リノレン酸には善玉コレステロールを増やしたり、血管をしなやかにして血流を促すという効果があります。
亜麻仁油には水溶性食物繊維と不要性食物繊維がバランスよく含まれているため便秘解消にも効果があります。
オイルおにぎり基本の作り方
オイルの量はごはん茶碗1杯に小さじ1杯
オイルの量の適量は、ごはん茶碗1杯分のごはんに対しておよそ小さじ1杯です。
いくら体に良いオイルでも取りすぎてしまうとやはりカロリーオーバーとなってしまいます。
またオイルを入れすぎるとおにぎりが作りにくくなってしまいます。
オイルはごはんに混ぜたり、手に直接つけて握ったり、海苔になじませたりレシピやにぎりやすさによってやり方を選択してくださいね。
ご飯を炊くときの水加減に注意
ご飯を炊くとき、いつもより少し少なめの水加減にしましょう。
そうするとおにぎりにするときにべたつきません。
ご飯は熱いうちに
ごはんが熱いうちにオイルを混ぜるようにしましょう。
ごはんがさめてしまうと、ごはんとオイルのなじみが悪くなってしまいますし、おにぎりのまとまりも悪くなります。
オイルおにぎりのおすすめレシピ
どのオイルを選んでも美容や健康に効果を発揮してくれるのですが、それぞれのオイルの味には大きな違いがあります。
よりおいしいオイルおにぎりにするには、それぞれの味にあったレシピを選ぶことが重要です。
そこで次にオイルおにぎりのおすすめレシピをご紹介します。
おかかのエクストラバージンオイルおにぎり
ゆず七味のピリっとしたアクセントが大人の味なおかかおにぎりです。
材料 2人前
- ご飯 320g
- オリーブオイル 大さじ1
- Aかつお節 大さじ4
- Aしょうゆ 大さじ1
- Aゆず七味 適量
- Bかつお節 大さじ1
- Bめんつゆ 小さじ1
作り方
- ごはんにAを混ぜる
- 手にオリーブオイルをつけて握る。
- 握ったらおにぎりのてっぺんにBをのせる
ハムとチーズのエクストラバージンオイルおにぎり
お子さんでも食べやすいオイルおにぎりです。
洋風な具材がオリーブオイルの風味ともマッチします。
材料 おにぎり2個分
・ご飯 茶わん2膳
・キャンディーチーズ 3個
・ハム 2枚
・オリーブオイル 小さじ2
・クレイジーソルト 適量
・白ごま 小さじ1
作り方
- ハムとチーズを細かく切る
チーズはキャンディーチーズではなく普通のチーズでも大丈夫です。 - 温かいごはんに材料をすべて入れて混ぜる
- おにぎりを握る。
握り終わったら上からさらに少しクレイジーソルトをかける。
チーズとしらすのえごま油おにぎり
カルシウムたっぷりのチーズとしらすのおにぎりです。
育ち盛りのお子さんにもぴったりのおにぎりです。
材料 ごはん茶碗2杯分
- チーズ 大さじ2
- しらす 大さじ2
- えごま油 小さじ1
- 塩 適量
作り方
- チーズを細かく切る。
- すべての材料を混ぜ合わせる。
- おにぎりを握る。
おかかと大葉のえごま油おにぎり
さっぱりとした大葉の風味が夏にピッタリのおにぎりです。
材料 ごはん1合分
- 米 1合
- 雑穀 大さじ2
- 大葉 5枚
- 白ごま 大さじ1
- A かつお節 6g
- A しょうゆ 小さじ2
- A えごま油 小さじ2
作り方
- 雑穀を入れてご飯を炊く
- Aを混ぜ合わせておく
- 大葉を千切りにして白ゴマとともにごはんに混ぜる
- Aを入れておにぎりを握る
ココナッツオイルのカレーおにぎり
ココナッツオイルは少し甘い風味と独特の香りがあります。
この風味によく合うのがカレーです。
しかもココナッツオイルは熱にも強いためオイルを入れて炊きこんでもOK。
手軽に作ることができますね。
材料
- 米 2合
- カレー粉 小さじ1
- コンソメ 大さじ1
- ココナッツオイル 大さじ1
作り方
- すべての材料を炊飯器に入れて炊く
- おにぎりを握る。
チーズを混ぜたりしてもおいしいですね。
オイルおにぎりで家族みんなで健康に
いかがでしたか?おにぎりなら大人も子どもも食べやすいので家族みんなで取り組めそうですね。
手間もかからずにおいしいオイルおにぎり、ぜひ家族の健康や美容のために取り入れてみてくださいね。