しっかりスキンケアしても肌がどんどん衰えていく。それはもしかしたら普段の食生活に原因があるのかも?今回は老化の原因とアンチエイジングに効果的な食べ物や飲み物をご紹介していきます。インナーケアに興味のある方はぜひ目を通してみてくださいね。
アンチエイジングは内側からがキモ!
美容の大敵ともいえる老化。
アンチエイジングをしている方であれば、美容液などにこだわりスキンケアを重視していることでしょう。
肌そのものをつくっているのは、日々食べているものや飲み物、つまりあなたが口から取り入れた栄養素がとても重要です。
食べ物でアンチエイジングを始めるには、老化の原因を知る必要があります。
あなたが普段から行っているエイジングケアは十分なのか?不十分なのか?老化の原因をご紹介しましょう。
なぜ人は老化するのか
しみ・しわ・たるみなど、肌の老化は止める事ができるのでしょうか?
原因その1:加齢
老化の最も大きな原因は何と言っても加齢。
生きている限り避けて通れない道ですが、加齢による影響はかなり大きく侮れないものなんです。
加齢による影響をざっと挙げてみると、
- 肌のターンオーバーを促す成長ホルモンの減少。40代で20代の約40%に!
- 肌の潤いを保つセラミドなどの保湿成分の減少。20歳をピークに年々減っていく
- 女性ホルモンの分泌量低下に伴いコラーゲンの生成量が減り、肌が薄くなる。ハリがなくなる原因
若い頃と同じスキンケア方法を続けていると次第に効果が物足りなくなってくるのは、加齢により肌の質が低下しているから。
年齢と共に必要な成分は変化していきますから、その都度必要な成分を取り入れられるようにしたいですね。
原因その2:紫外線によるダメージ
加齢を除くと、肌の老化の1番の原因になるとされているのが紫外線。
地表に降り注ぐ紫外線には2種類あり、
- 紫外線の約10%を占めるUV-B
- 紫外線の約90%を占めるUV-A
に分けることが出来ます。
美白の大敵「UV-B」
UV-Bは紫外線として全体量は少ないもののUVAよりエネルギーが強力で、肌に当たるとメラニン色素を生成して肌を黒くしてしまいます(しみ・くすみ・黒ずみの原因)。
長時間UV-Bにさらされると、水膨れや皮膚がはがれるなど、火傷と同じ症状が現れます。つまり、UV-Bは「日焼け」の原因なのです。
肌を内側から老化させる「UV-A」
もう1つのUV-Aはエネルギーは弱いですが肌への浸透力が強く、表皮層を通過して真皮層にまで到達してダメージを与えます。
真皮層にダメージが加わると、コラーゲンやヒアルロン酸などの肌の潤いやハリを保つ成分が減少するほか、肌を柔らかく保つエラスチンも分解されて肌の老化(肌のハリが不足してしわ・たるみ)に繋がってしまうのです。
UV-AとUV-Bの他に、浴びると肌に深刻なダメージを与える(皮膚がん等の原因になると言われている)UV-Cがあり、地表に降り注ぐ前にオゾン層のバリアで吸収されると言われています。
近年、環境問題に取り上げられるオゾン層の破壊により、UVCが地上に到達するのではないかと危惧されています。
原因その3:活性酸素による肌の酸化
金属に酸化が起こると表面が腐食してボロボロになります。
人の体も金属と同様に酸素に触れると酸化して老化が進んでしまうのです。
人の体を酸化させるのは、呼吸により体内に入った酸素の一部が変質して出来る活性酸素。
活性酸素は紫外線や排気ガス、ストレスなどから細胞を守るために生み出されるのですが、その量が増えすぎてしまうと肌を酸化させてしまいます。
肌の酸化が進むとメラニン色素が変質してシミやそばかすが悪化したり、コラーゲンが破壊されてシワやたるみの原因になったりします。
原因その4:細胞を劣化させる糖化
糖化とは、食事で糖分を過剰摂取した場合に、体内のタンパク質と結びついてAGEs(最終糖化産物)と呼ばれる老化促進物質を作り出すことを言います。
例えば、炊きたてなら白くて艶があるご飯も、炊飯器に入れて放置しておくと黄色く固く変質しますよね。
これはご飯の中に含まれている糖分とタンパク質に熱が加わって糖化が促され、AGEsが出来てしまうために起こる現象です。
人の体を形作る細胞の主成分はタンパク質でその20%程度を占めます(一番多いのは水で70%程度)。
そのため、例えば肌のコラーゲンが糖化してしまうと弾力が失われてハリがなくなってたるみ始め、シワの原因になります。
また糖化すると茶褐色に変色するため、肌の色も黄色くくすんでしまうのです。
肌や髪を若々しく保つにはインナーケアが大切
毎日丁寧にスキンケアしてもなかなか効果が実感出来ないことも多いですよね。
そんな場合にオススメなのがインナーケア。
インナーケアとは、体の内側からケアして美しさを保つ方法のことです。
肌の健康状態は体の健康状態に大きく影響を受けるため、体の内側からきちんとケアすれば効果的にアンチエイジング出来るんですよ。
ここから、アンチエイジングに効果的な食事や飲み物、おやつについてご紹介していきますので、ぜひ目を通してみてくださいね。
アンチエイジングに欠かせない栄養素と食材
食事でアンチエイジングを目指すなら偏った食生活は絶対NG。
様々な栄養素をバランスよく摂取するのがインナーケアの第一歩です。
「これが体に良いから」とひたすら同じものを食べるのではなく、いろいろな食品から栄養素を摂取するようにしてください。
ここではアンチエイジングに効果的な5つの栄養素をご紹介していますので、毎日のメニューを考える時の参考にしてみてくださいね。
①脂身の少ないタンパク質
タンパク質は筋肉や骨、ホルモンなど人間の体を構成する必須の要素。
ダイエットのためと肉や魚などのタンパク源を食べなくなると肌が荒れてくるのは、タンパク質不足により新たな肌の細胞が作られにくくなるためです。
とはいえ、脂身の多い肉でタンパク質を摂取すると簡単にカロリーオーバーになってしまいますから、脂身の少ない鳥ささみや納豆などの大豆製品、魚などを利用してタンパク質を摂取するようにしてくださいね。
②デトックス効果抜群!食物繊維
腸内環境が悪化すると老廃物や毒素の排泄が滞るだけではなく、肌荒れや免疫機能の低下などもみられるようになります。
食物繊維には過剰な脂肪の吸収抑制、腸壁を綺麗にするなどの作用があるため、しっかり摂取すると腸内環境を整えるのに役立ちます。
- 食物繊維を多く含むオススメ食材
- めかぶ、プルーン
③肌の再生力を高めるビタミンA
ビタミンAに肌の再生力を高める作用があるため、アンチエイジングにはぴったり。
ビタミンAが含まれる食材を直接摂取してもOKですし、人参など、緑黄色野菜に豊富に含まれるβカロテン(旧称:ベータカロチン)も体内でビタミンAに変わるため積極的に活用してみてください。
- ビタミンAを多く含むオススメ食材
- レバー、うなぎ、人参、ほうれん草、かぼちゃ、春菊、にら、小松菜、ちんげん菜
④酸化を防ぐ脂溶性ビタミンE
脂溶性ビタミンEは老化の原因にもなる活性酸素を除去してくれるほか、血行促進作用も期待出来ます。
- ビタミンEを多く含むオススメ食材
- アーモンド、オレンジパプリカ、アボカド
⑤強い抗酸化力!フィトケミカル
フィトケミカルは、野菜が外敵から自分を守るために蓄えた栄養成分のこと。
フィトケミカルが含まれる食材を食べることで、活性酸素を除去する強力な抗酸化作用を得られます。
代表的なフィトケミカルとしては、リコピン(抗酸化力はビタミンEの100倍!)や美肌効果の高いアントシアニンなどが挙げられます。
- フィトケミカルを多く含むオススメ食材
- アサイー、ブロッコリー、ベリー類、ゴマ、人参、トマト、生姜、緑茶
その他のおすすめの食材
血液をサラサラにするオイル
40代に入り基礎代謝が低下して体に中性脂肪が増加し始めると、血中には悪玉コレステロールが増え始めます。
悪玉コレステロールが増えると血管の柔軟性が失われて、血管が老化して動脈硬化を起こし、最悪の場合心筋梗塞などを起こす場合もあるため要注意。
脂っこいものを食べるのが好きな方は、使用している油を悪玉コレステロールを減らしてくれるオリーブオイルや、血液をサラサラにするαリノレン酸を含む亜麻仁油やえごま油に切り替えて対策してみてくださいね。
低GI食品
糖化は老化の原因の1つですから、糖の分解が緩やかな低GI食品もアンチエイジングに役立ちます。
低GI食品とは、全粒粉を使用したパン、玄米、黒砂糖やきび砂糖などのような未精製の皮や殻がそのまま付いた食品のこと。
これらの食品はミネラルも豊富に含まれていますので、アンチエイジングを考えるなら積極的に活用するようにしたいですね。
- オススメの低GI食材
- 大豆製品、玄米
ビタミンB群を豊富に含む食べ物
ビタミンB群には細胞の新陳代謝を高める機能があるため、しっかり摂取すれば肌のターンオーバーも促進されます。
-
- ビタミンB1
- 玄米
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- ビタミンB2
- うなぎ、卵、納豆
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- ビタミンB6
- バナナ、納豆
特にオススメなのは卵と納豆。
卵にはビタミンB2だけではなく良質なタンパク質や葉酸、バントテン酸が含まれていますし、納豆にはたんぱく質、カリウム、マグネシウム、鉄分、食物繊維、ビタミンE、カルシウムなど様々な美容に大切な栄養素が豊富に含まれています。
さらに納豆菌の働きにより腸内環境を整える作用も!納豆は苦手な方も多いですが、これほど栄養豊富な食材はあまり存在しませんので、上手に活用するようにしたいですね。
ミネラル豊富な海藻類
ワカメや昆布、もずく、ひじき、寒天、のりなどの海藻類には、マグネシウムやカルシウム、亜鉛、鉄、カルシウム、ヨウ素などのミネラルが豊富に含まれています。
ミネラルが豊富に含まれている食材を食べると肌の潤いが守られてアンチエイジングに繋がるほか、免疫力の向上作用も期待出来ます。
また、食物繊維も豊富で糖や脂肪の吸収を抑制して血糖値の急上昇を防いだり、内臓脂肪増加抑制したりする効果も期待出来るんですよ。
アンチエイジングできるオススメメニュー
美肌効果に便秘解消効果も!バナナスムージー
材料(1人分)
- 冷凍バナナ:1本
- 牛乳(または豆乳):150mL
- はちみつ:大さじ0.5
- 黒ごま:大さじ1
- きな粉:大さじ1.5
作り方
全ての材料をミキサーにかけるだけ!
バナナは冷凍すると抗酸化作用が高まりますし、日持ちも良くなるのでまとめて買ってきて皮を外しジップロックに入れて冷凍保存しておきましょう。
バナナと牛乳だけでスムージーにしても美味しいですが、はちみつや黒ごま、きな粉などを加えると栄養価も高まってアンチエイジング効果もバッチリです。
とても簡単に出来るので朝食のお供にして毎日飲むのがオススメですよ。
オーブンで簡単!きのこたっぷりスープ
材料(1人分)
- 甘塩鮭:1切れ(約70g)
- 舞茸:30g
- しめじ:30g
- エリンギ:30g
- 大豆ドライパック:60g
- 玉ねぎ:30g
- アスパラガス:2本
- コーンクリーム缶:1/2(約85g)
- 豆乳:80mL
- コンソメ顆粒:小さじ1弱
- 胡椒:適量
作り方
- 鮭を4等分に切り、きのこ類は適切な大きさにほぐします。玉ねぎはみじん切り、アスパラガスは根元の硬い部分を切り落として皮を剥いておきます。
- お鍋に大豆、玉ねぎ、コーンクリーム缶、豆乳、コンソメ顆粒を入れて混ぜます。
- 混ざったところで、鮭、きのこ類、ブロッコリーを入れて軽く混ぜ、蓋をします。
- 240度に予熱したオーブンに鍋を入れて、20分焼けば完成です!
作り方③の段階で冷蔵庫で一晩保存しても大丈夫ですので、前日の夜に下ごしらえだけして朝ご飯に食べてもOK。
抗酸化作用の高いキノコキトサンを豊富に含むきのこ類がたっぷり入ったアンチエイジング効果抜群のスープです。
おすすめのアンチエイジング飲料5選!
インナーケアは食べ物だけで行うものではありません。
抗酸化作用や、新陳代謝を良くしてくれる栄養素は飲み物にも含まれています。
ここでは、エイジングケア効果が期待できる飲み物を5種類厳選してご紹介します。
①赤ワイン
数あるアルコールの中でも高い美容効果が注目されているのが赤ワイン。
赤ワインには高い抗酸化力を持つポリフェノール(アントシアニン、タンニン、レスベラトロール)が数種類含まれているんです。
体に蓄積した活性酸素を体から除去してくれるだけではなく、アントシアニンによる肝機能向上、心臓病・認知症予防、レストベラールによる長寿遺伝子活性化効果(老化予防)、タンニンによるダイエット効果など、様々な効果が期待出来るのも赤ワインの特徴です。
②マテ茶
実はワインや緑茶よりも高いポリフェノールを含んでいるのが、このマテ茶。
さらにカルシウムやマグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルも豊富に含まれているのでアンチエイジング効果抜群です。
また、緑茶に比べるとカフェイン含有量が少ないので、夜でも安心して飲めるのが嬉しいポイントですよね。
③抹茶
抹茶は、茶葉を石臼などで挽いて粉末状にしたものをお湯に溶かして飲むお茶。
そのため、抹茶を飲めば茶葉に含まれるカテキンやビタミン、ミネラル、サポニンなどの様々な成分を丸ごと摂取出来てしまうんですよ。
アンチエイジングだけではなく、美肌効果、老廃物排出の促進、便秘解消、口臭予防、悪玉コレステロール低下、白内障予防、集中力や記憶力の向上など、数え切れないほどの効果が期待出来ます。
④紅茶
紅茶にはビタミンB1・B2・ナイアシンなどのビタミン類、カルシウム・カリウムなどのミネラルが含まれているため、新陳代謝を良くして体を健康的に維持する効果が期待出来ます。
さらに活性酸素を除去してくれる紅茶フラボノイドやテアフラビンの働きによりアンチエイジング効果もバッチリ期待出来るんですよ。
⑤ホットレモン
実はレモンにもポリフェノールやビタミンCが含まれているため、アンチエイジング効果が期待出来ます。
さらにレモンに含まれるクエン酸には新陳代謝向上による血行促進、デトックス効果、むくみや冷え性の改善効果に加え、ミネラル吸収を促進してくれるという特徴があります。
また、レモンの香り成分であるリモネンにはリラクゼーション効果も。
レモンをそのまま食べるのは辛いですが、ホットレモンにすればとても飲みやすくなるのでぜひ試してみてください。
ホットレモンの作り方
- お湯をコップに注ぎ、レモン1/2個分の果汁を入れる。
- スライスレモンを1枚加えて完成!
- 酸っぱくて飲めない場合は、はちみつを加えると飲みやすくなりますよ。
炭酸飲料の過剰摂取が老化の原因!?
アンチエイジングに効果的な飲み物がある一方、飲めば飲むだけ老化を促進させる飲み物もあります。
その代表が砂糖を含む炭酸飲料。
カリフォルニア大学サンフランシスコ校(米国)で行われた研究によると、毎日500mLペットボトル1本分の炭酸飲料を飲み続けると、細胞の寿命を4.6歳も縮めてしまうという報告もなされています。
これは喫煙と同程度の悪影響。
習慣的に炭酸飲料を飲んでいる方は、出来るだけ糖質の少ない飲み物に変えるようにしてみてくださいね。
水の選び方も重要
普段何気なく飲んでいる水ですが、水は人の体の60〜70%を占める非常に重要な成分。
水が口から体に入ると血管を通して身体中の細胞に行き渡り、人の体の構成成分となります。
そのため、普段口にする水も体に良い水を選ぶのが大切。
水道水には少量ですが塩素やトリハロメタンなどの有害成分が含まれているため、出来れば口にするのを避け、天然水に近いミネラルウォーターを選ぶのがポイントです。
下記にアンチエイジングに効果的な水の選び方をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
天然水またはアルカリイオン水を選ぼう
日本では天然の水そのものを売ることは法律で禁じられている(2017年2月現在)ため、ミネラルウォーターといってもその中身は天然水を殺菌して調整を加えた水です。
一方、ヨーロッパから輸入されたものは調整を加えていない天然水そのもの。
ヨーロッパでは水源の環境整備がしっかり行われているので、天然水をそのまま飲んでも何も問題がないんです。
ミネラルウォーターの持つ効果を実感したいなら、無調整の天然水を選ぶのがポイント。
天然水に豊富に含まれるミネラルがアンチエイジングに役立ちます。
また、天然水ではなくてもアルカリイオン水なら抗酸化作用が期待出来ます。
アルカリイオン水は弱アルカリ性ですので、活性酸素により酸性に傾いている血液を弱アルカリ性に戻してくれると言われています。
硬度は中硬度のものを
硬度とは、カルシウムとマグネシウムがどれだけ含まれているか数値化したものです。
カルシウムとマグネシウム濃度が高ければ硬水、濃度が低ければ軟水になります。
硬度の基準は、硬度が
- 100mg/L未満なら軟水
- 100〜300mg/L未満なら中硬水
- 300mg/L以上なら超硬水
となっています。
アンチエイジング作用を期待するなら、中硬水の水がオススメ。
中硬水(中硬度の水)にはカルシウムとマグネシウムが適度に含まれているので、整腸作用や動脈硬化予防、酵素の活性化など様々な効果が期待出来ますよ。
ただし、あまりに硬度が高すぎる水を選ぶと、腎臓に負担をかけたり下痢になったりしますので注意してくださいね。
おやつこそアンチエイジングを意識して
甘いもの=エイジングを進める!
この記事の中で老化する原因の1つとして、「糖化」をご紹介しました。
糖質を過剰に摂取するとその糖と体内のタンパク質が結合して強い毒性を持つAGEsを作り、体に様々な悪影響を及ぼします。
その内容をざっと羅列すると、以下のようなものがあります。
- AGEsにより発生した活性酸素が血管を傷つけて、動脈硬化の原因を作る
- 糖と骨のタンパク質が結合すると骨粗しょう症になりやすくなる
- 肌のコラーゲン(タンパク質の一種)と糖が結びついて変性すると、肌からハリが失われシミやシワの原因に
年齢よりも年上に見られやすい方は、糖の摂り過ぎにより体内から老化が進行している可能性もあります。
もし普段から糖分の多いものをたくさん食べているようであれば、一度食生活を見直してみてくださいね。
おすすめのおやつ
おやつに甘いものを摂りすぎるとエイジングを進めるだけではなく、太りやすくなるので要注意。
とはいえ、小腹が空いた時に何も食べないで我慢するのは辛いですよね。
そこで、ここではエイジングを進めにくいおすすめのおやつをご紹介していきます。
ナッツ類
カロリーが高めでダイエット中は避けてしまいがちなナッツ類ですが、ナッツ類には良質なオイルやタンパク質が含まれているので適量食べるなら、とてもおすすめなアンチエイジングおやつなんです。
特におすすめはくるみとアーモンド。
くるみにはポリフェノールが豊富に含まれているだけではなく、他のナッツ類にはあまり含まれていないオメガ3系脂肪酸が含まれているので血液をサラサラにする効果も期待出来ます。
また、アーモンドは血糖値の上昇を抑制してくれるため、体の糖化予防効果が期待出来ます、食物繊維も豊富に含まれているので、整腸作用もありますよ。
チョコレート
チョコレートもカロリーは高めですが、カカオポリフェノールが含まれているので抗酸化効果が期待出来ます。
ただ、普通のチョコレートではカカオ含有量が低いのであまり効果は期待出来ません。
アンチエイジング効果を期待するなら、カカオ含有量が70%以上のあまり甘くない製品を選ぶのがコツ。
とはいえあまり甘くなく苦味があるので、食べ慣れていないと食べるのが辛い場合があるのが難点です。
枝豆
食物繊維が豊富に含まれているので整腸作用も期待出来ますし、腹持ちが良いのがポイント。
アンチエイジングだけではなくダイエットにも効果的ですので、空腹が我慢出来ない時にはぜひ活用してみてください。
チアシード
血液をサラサラにするオメガ3系脂肪酸、食物繊維、ミネラルが豊富で、さらにアミノ酸バランスも良いと、チアシードはメリットだらけのアンチエイジングおやつです。
水を含ませるとゼリー状になるので、事前にハーブティなどで戻しておき、アサイーやヨーグルトなどと混ぜて食べるのがおすすめ。
プチトマトや皮ごと食べられる種なしブドウ
プチトマトには、肌を紫外線のダメージから守るリコピンが含まれていますし、皮ごと食べられるブドウならポリフェノールの1種であるアントシアニンやレスベラトロールをバッチリ摂取出来ます。
まとめ
アンチエイジングのために高額なスキンケア用品を使うのもOKですが、しっかりインナーケアを行えばそれだけでもアンチエイジング効果が得られます。
まずは食生活を見直してアンチエイジングに効果的な食べ物や飲み物を生活の中に取り入れるようにしてみてください。
食べ物や飲み物は体を作る構成成分になりますから、少し気にするだけで驚くほどアンチエイジング効果が得られるかもしれませんよ。