くすみのない美しい美肌を目指して、美白美容液を使用している女性は少なくありません。ですが、美白美容液の効果ってなかなか実感しにくいと思いませんか?そこで今回は、美白美容液の効果や正しい使い方、おすすめの美白美容液などをご紹介していきます。
もくじ
美白美容液は成分で選ぶ!美白美容液選びのポイント
「美白美容液」と言っても、その品質はピンキリ。美白美容液を使うなら、まずはしっかり効果の期待できる美白美容液を選ぶことが大切です。
ここではまず、効果をしっかり実感できる美白美容液の選び方をご紹介していきます。
美白成分がしっかり含まれているものを選ぼう!
美白美容液には美白成分が含まれているのは当然ですが、その成分により期待できる効果は異なります。
効果を実感したいなら、まずは自分が期待する効果のある成分が含まれている美白美容液を選ぶのが一番!
美白美容液を購入する前に、成分ごとの効果や特徴を確認しておきましょう。
ビタミンC誘導体
シミの予防やシミを薄くする効果が期待できるビタミンCを、肌に吸収しやすい状態に変えたものです。
毛穴の開きやニキビなどの改善効果も期待できるので、アンチエイジング効果も期待できます。
水溶性または水溶性・油溶性の両方の性質を持つものを選びましょう。
ハイドロキノン
ハイドロキノンは「漂白剤」とも言われるほど、高い美白効果を持つ成分です。
その効果はアルブチンの約100倍とも言われていますが、効果が高く肌への刺激も大きいため敏感肌の人は使用前にパッチテストを忘れずに。
またハイドロキノンの配合率は、市販化粧品で1%未満〜4%、病院処方のもので5%程度となっています。
より高い効果を希望する人は、皮膚科のクリニックなどでシミについて相談し、ハイドロキノンの処方を受けましょう。
アルブチン
メラニン生成の抑制、メラニン色素を除去する効果が期待できます。
ハイドロキノンをベースに作られている成分ですが、ハイドロキノンより低刺激のため敏感肌の人でも使いやすくなっています。
アルブチンには「αアルブチン」と「βアルブチン」の2種類があり、効果が高いのはαアルブチン。
できるだけ高い効果を得たい人は、αアルブチンが配合された美白美容液を選びましょう。
トラネキサム酸
メラニン生成抑制作用を持つ成分で、シミやソバカスの予防効果が期待できます。
肝斑治療のための飲み薬(処方薬)の成分としても活用されている成分です。
プラセンタエキス
プラセンタは牛や豚などの胎盤を原材料として作られた成分です。
アミノ酸とミネラルを豊富に含み、メラニン生成抑制作用や肌のターンオーバー促進作用などが期待できます。
保湿効果もあるため、乾燥による肌トラブルを予防する効果も期待できるのが嬉しいですね。
エラグ酸
ベリー系の植物が持つ天然成分で、高い美白効果を持つのに低刺激という特徴を持ちます。
ハイドロキノンと似た働きを持つため注目されている成分ですが、高濃度のエラグ酸を化粧品に配合することができないため、ハイドロキノンほどの高い効果は期待できません。
しかしハイドロキノンとは異なり、ほとんど肌への刺激がないため扱いやすい成分と言えます。
保湿成分が含まれていることも大切!
美白美容液には美白成分のみを求めてしまいがちですが、美白のためには保湿が重要なポイントであることをご存知でしょうか。
肌の乾燥はシミやソバカスの原因になりますし、外部刺激にも弱くなるため紫外線によるダメージも強く受けてしまいます。
またメラニン排出のために大切な、肌のターンオーバーを促進するためにも保湿は重要なポイント。
美白美容液を購入する際は、美白成分だけではなく保湿成分にも注目するようにしましょう。
現在美容液に使用されている主な保湿成分には、以下のような成分があります。
- セラミド
- コラーゲン
- プラセンタ
肌トラブルがあるときに美白美容液を使用してしまうと、余計に肌状態が悪くなることも。
美白美容液をしっかり使い続けるためにも保湿成分をしっかり活用して、肌状態を整えておくようにしてくださいね。
パッケージ表記も忘れずにチェック!
「美白」と表記されている美容液は、厚生労働省により認められた美白成分を配合した医薬部外品のみ。
前述した美白成分は医薬部外品にのみ使用されている成分ですから、美白美容液購入の際にはパッケージ表記をしっかり確認し、以下の言葉が使われていることをチェックしてください。
- 医薬部外品(薬用)
- 美白
医薬部外品は、医薬品ほどの効果は期待できないものの、効果や効能が厚生労働省により認められた成分を使用しています。
通常の化粧品よりも高い効果が得られますので、化粧品選びに悩んだら「医薬部外品」の表記を基準に選ぶのもおすすめです。
美白美容液の効果を最大限に引き出す!正しい使い方とは?
効果が期待できる美白美容液を購入しても、使い方が間違っていてはその本来の効果を得られない場合があります。
ここでは美白美容液の効果を最大限に引き出す正しい使い方をご紹介します。
美白美容液はどのタイミングで使う?
スキンケアアイテムを使うときは、以下の順番が基本です。
まず肌の汚れを落として美容成分が浸透しやすい状態にし、水分の多い化粧品から順番に使用します。
先に油分の多いクリームなどを使用してしまうと、肌に油分の膜が出来てしまい水分が浸透しにくくなってしまうのです。
美容液はいつものラインにプラスして使うことが多いので、つい先に乳液を使ってしまいがちなのですが、これでは美容液の成分がしっかり浸透しなくなってしまいます。
ただ、美容液によっては乳液後に使うよう指示されているアイテムもありますので、まずメーカーのオススメの使い方をチェックしておくようにしてくださいね。
重ねづけはNG!基本はシンプルケア
様々な美容効果を一気に実感したいがために数種類の美容液を重ね付けしてしまうことがありますが、これは絶対にNG。
肌が吸収できる栄養には限界がありますので、たくさん使っても吸収しきれずに無駄になってしまうのです。
それどころか、過剰な美容液の使用により肌が刺激を受け、肌トラブルの原因になってしまう場合もあります。
美容液は高価なものもありますから、無駄使いせずシンプルにケアして効果を引き出しましょう。
1度のスキンケアに使う美容液は1種類のみ、どうしても2種類使いたい場合は、朝と晩で違う美容液を使い分けるようにしてくださいね。
大量につけてもムダ!適量を守って使う
1種類の美容液のみでも、適量を守って使うのがポイント。
大量に付けても肌が吸収しきれず無駄になってしまいますので、美容液の商品説明にある使用量を目安に使用しましょう。
また同じ量でも少量ずつ重ね付けしたり、部分ごとに美容液をポイントで置いて伸ばした方がムラなく美容液を使用できます。
美容液には高価なものも多いですので、無駄にせずできるだけ効果的に使用しましょう。
肌荒れしているときは美容液を使わない
肌トラブルを美容液で解決しようと考えがちですが、肌トラブルがあるときに美容液を使用すると肌トラブルが悪化するリスクの方が高いのです。
肌のバリア機能は、肌トラブルにより低下しています。
その状態の肌に美容液を塗り込んでしまうと、肌が強い刺激を受けてしまうのです。
また肌トラブルが治った後に美容液を使用して肌トラブルが再発した場合は、その美容液が肌に合っていない可能性が高いですので、使用は控えましょう。
パッティングせずに優しく浸透させる
より美容液を肌に浸透させるためにパッティングしてしまいがちですが、肌へのダメージが大きくなってメラニン生成が促進されてしまうため、これはNG。
美容液を使用する際は、手の平で顔全体を包み込んで、温めながら優しく浸透させます。
目元や口元などの特にデリケートな部分は、指先で優しく押さえるのがポイントです。
肌を温めると毛穴が開いて有効成分の浸透が良くなりますので、洗顔は冷たい水ではなくぬるま湯で行うのもおすすめです。
古い美容液は使わない
高価な美容液をチビチビと長期間使い続けている人もいるかもしれませんが、美容液は鮮度がとても大切!
特に美白成分のビタミンC誘導体などは酸化しやすく、劣化しやすいという特徴があります。
美容液は、開封してから1〜3か月で使い切るのが目安。
未開封の状態でも購入後3年以内に使い切るようにしましょう。
また美容液の鮮度を保つため、直射日光が当たる場所や湿度の高い場所で保存しないように気をつけましょう。
迷ったらコレで決まり!効果のあるオススメ美白美容液
いざ美白美容液を購入しようとしても、あまりにたくさんの美白美容液が市販されているので悩んでしまいますよね。
そこでここでは、美白効果の高い医薬部外品のおすすめ美白美容液をご紹介しています。
自分に合った美白美容液選びに悩んだら、ぜひ参考にしてみてください。
美白+保湿の徹底ケア!HAKU メラノフォーカスV
1年中使える美白美容液として、13年連続美白美容液の売り上げN0.1を獲得!メラニン色素の生成を抑制する4MSKとメラノサイトの活性化を抑制するm-トラネキサム酸の2種類の美白有効成分と、3種類の保湿成分(トルメンチラエキス・イチャクソウエキス・グリセリン)を配合しています。コクのあるテクスチャーで肌にしっかり密着してくれるので、ごわつきがちな秋冬の乾燥肌でもしっかり美白・保湿ケアが可能。2週間分のトライアル製品が用意されているので、自分の肌に合うか確認してから始められるのもおすすめのポイントです。
詳しくみる新複合成分配合で抜群の美白力!SK-Ⅱジェノプティクスオーラエッセンス
「高いけど効く!」という口コミが散見される、SK-IIのジェノプティクスオーラエッセンス。独自の複合美白成分ジェノプティクスオーラカクテルを配合し、シミや肌曇りのない輝く美白肌へ導いてくれます。また保湿成分も数種類配合しているため、肌の乾燥を抑え肌トラブル予防効果も!スポイトが付属しているので、最適の使用量での美白ケアが行えます。価格が高いのがネックですが、すぐに美白効果を実感したい人にはイチオシの美白美容液です。
詳しくみるFUJI FILMの技術の結晶!エッセンス インフィルト(アスタリフトホワイト)
エッセンスインフィルトは、アスタリフトホワイトシリーズの美白美容水。美白有効成分としてビタミンC誘導体を配合し、さらに6つの潤い成分(ナノAMA・ナノオリザノール・アスタキサンチン・3種のコラーゲン・酵母エキス・マロニエエキス)、肌荒れ有効成分(グリチルリチン酸ジカリウム)を配合しています。エッセンスインフィルト単品でも効果を期待できますが、やはりおすすめはアスタリフトホワイトシリーズのライン使用!アスタリフトホワイトシリーズをラインで使用できる5日分のトライアルキットが1080円ととてもお得なので、気になる人はぜひ試してみてくださいね。 こちらの記事で、トライアルキット使用感などを詳しくご紹介しています。 アスタリフトホワイトの口コミは本当?お試しセットを使ってみました
詳しくみる皮膚の専門家が開発したドクターズコスメ!ラグジュアリーホワイト コンセントレートHQ110(アンプルール)
皮膚の専門家が開発・監修を行なったラグジュアリーホワイトシリーズ!その中のラグジュアリーホワイトコンセントレートHQ110は夜用の美白美容液です。美容液のカプセルに包まれた新安定型ハイドロキノンが寝ている間にシミを集中ケア!肌への刺激が不安なハイドロキノンが使用されていますが、マイクロカプセルによりハイドロキノンが一気に肌に触れないように工夫されているため、低刺激に抑えられています。単品での集中スポットケアもおすすめですが、トータル的な美白ケアにはシリーズ使いがおすすめ。7日間のラグジュアリーホワイトトライアルキットが1890円ととてもお得な価格設定になっていますので、徹底的に美白・アンチエイジングケアを行いたい人はぜひ試してみてくださいね。
詳しくみるプチプラだけど高品質!敏感肌用薬用美白美容液(無印良品)
プチプラなのに高品質、低刺激なので敏感肌でもOKと非常に使いやすいのが無印良品の敏感肌用薬用美容液。岩手県釜石の天然水を使用し、無添加(香料・着色料・鉱物油・パラベン・アルコール不使用)でこの価格を実現しているのは驚きです。美白成分としてはビタミンC誘導体を配合。肌への刺激が少ないので、日焼け肌にも安心して使えるのが嬉しいですね。価格が安いので長期間の使用でも経済的負担も少なく、根強いファンの多い注目の美白美容液です。「美白ケアしたいけれど、価格の高い美白美容液は使えない…」とお悩みの方は、まずここから始めてみませんか?
詳しくみるこちらの記事でも美白美容液選びのポイントやおすすめの美白美容液をご紹介していますので、合わせてチェックしてみて下さいね。
美白美容液の効果を高める!日常生活でできる美白ケア
日常生活の中にちょっとした美白ケアを取り入れると、より美白美容液の効果を実感しやすくなります。
少しの工夫でできることばかりですので、本気で美白ケアをするならぜひ取り入れてみてください。
肌への過度な刺激を避ける
シミやくすみの原因になるメラニンは、本来肌を守るために生成されるもの。
そのため、紫外線だけではなく肌に強い刺激を受けると生成されてしまうのです。
もしクレンジングや洗顔の際に肌をゴシゴシこすっているなら、これはやめましょう。
1度の刺激は大したことなくても、毎日行えばダメージが蓄積されてメラニン色素が生成され、色素沈着を引き起こしてしまう場合もあります。
クレンジングや洗顔はできるだけ優しく、タオルで水気を拭き取るときもこするのではなく、軽く押さえるようにして行うのがポイントです。
紫外線対策は1年を通して行う
夏限定で紫外線対策をしている人も多いですが、紫外線は1年を通して降り注ぐもの。
曇りや雨の日でも同様ですので、紫外線対策は季節や天気を問わず1年中しっかり行いましょう。
日焼け止めについてはこちらの記事で詳しくご紹介していますので、合わせて参考にしてみてくださいね。
美白効果の期待できる栄養素を摂取する
食品の中には、美白効果が期待できる栄養素を含むものがたくさんあります。
- ビタミンC(メラニン還元作用)
柑橘類、いちご、ケール、パプリカ、キャベツ など - ビタミンE(ターンオーバー促進)
アボガド、いくら、たらこ など - リコピン(抗酸化作用)
トマト - アスタキサンチン(メラニン生成抑制、抗酸化作用)
鮭、えび、かに、イクラ など - βカロテン(抗酸化作用、活性酸素抑制)
人参、かぼちゃ、トマト、ブロッコリー、ほうれん草 など - L-システイン(メラニン生成抑制、メラニン放出促進)
大豆、蜂蜜 など - アセロラエキス(美白作用、皮膚を柔らかくする)
アセロラを使用したドリンク・ゼリー・サプリ など - セラミド(保湿効果、メラニン生成抑制)
大豆、ブロッコリー、牛乳、こんにゃく芋 など
もちろん食事の基本はバランス良く栄養素を摂取することなので、美白成分入りの食品だけを食べ続けるのはNGです。
普段の献立の中に少しずつ取り入れて、無理なく美白成分を摂取するようにしましょう。
また甘い食べ物は肌の糖化を促し、肌を黄色く硬く変化させてしまいます。
老化の原因にもなりますので、美白ケアに集中して取り組むなら甘いものはできるだけ控えるようにしてくださいね。
生活習慣を改善してターンオーバーを促す
肌のターンオーバーが促進されると、肌のメラニン排出も促進されてシミやソバカスの改善に繋がります。
肌のターンオーバーはちょっとしたストレスで鈍くなってしまいますので、普段から規則正しい生活習慣を心がけるようにしておきましょう。
- 質の良い睡眠を取る
- 規則正しい生活スタイルにする
- 適度に運動する
- ストレスを上手に発散する
特に睡眠不足は美肌の大敵です。
肌を修復する成長ホルモンは睡眠中に分泌されますから、睡眠不足状態が続くとシミが定着したり、新たな肌トラブルの原因になったりします。
健康に良いことは、肌にも良いこと。
不規則な生活習慣からは美肌も健康も得られませんので、生活スタイルが乱れがちな人はまず生活習慣の改善から始めましょう。
美白美容液を正しく使ってくすみ知らずの肌へ!
効果を実感しにくい印象のある美白美容液ですが、しっかり効果の期待できる美白美容液を選び、正しい使い方を心がければしっかり効果を実感できるはず。
今回はおすすめの美白美容液として、
- HAKU メラノフォーカスV
- SK-Ⅱジェノプティクスオーラエッセンス
- エッセンス インフィルト(アスタリフトホワイト)
- ラグジュアリーホワイト コンセントレートHQ110(アンプルール)
- 敏感肌用薬用美白美容液(無印良品)
こちらの5つの美白美容液をご紹介しました。
どれもしっかり効果の期待できるおすすめ美白美容液ですので、美容液選びに悩んだらぜひ参考にしてくださいね。
どの美容液を使用しても効果が実感できない場合は、不規則な生活習慣が原因で美白美容液の効果が得られにくくなっている可能性もあります。
そういうときは、まず生活習慣の改善から始めましょう!
生活習慣が改善されれば、美白美容液の効果も実感しやすくなるはずですよ。
健康的で美しい肌を目指し、ぜひ美白ケアにチャレンジしてみてくださいね♡