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色素沈着するニキビ跡はどうケアすべき?オススメの予防法とケア方法
不規則な生活が続くと出来やすくなるニキビ。もしニキビ跡が残ってしまうと、色素沈着してシミになる場合もあるので注意が必要ですよね。今回はニキビ跡の色素沈着を予防する方法やケア方法についてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
色素沈着するニキビは2種類
ニキビ跡には、
- 色素沈着するニキビ跡
- ボコボコのクレーターが残るニキビ跡
があります。
さらに色素沈着してしまうニキビ跡は大きく2種類に分類することが可能です。
効果的にニキビ跡の色素沈着対策をするためにも、まずはこの2種類のニキビが出来る原因や特徴についてみていきましょう。
赤黒く色素沈着するニキビ跡
ニキビが炎症や化膿を生じた場合、皮膚の中では真皮の毛細血管が破壊されてしまうため出血を生じます。
血液中の赤血球にはヘモグロビンという色素タンパク質が含まれているため、このヘモグロビンの影響により色素沈着を起こしてシミとなるのです。
ヘモグロビンに含まれている鉄は酸素がない状態では紫色ですが、酸素と結合すると赤色に変色します。
そのため、色素沈着の初期状態は紫色ですが、時間が経過して酸化すると赤黒い色素沈着となって肌に定着してしまいます。
ただし、この色素沈着は肌の掃除機能を持つマクロファージという細胞の働きにより、放置していても次第に目立たなくなっていくのが特徴です。
茶色く色素沈着するニキビ跡
ニキビ跡が茶色く色素沈着する原因はメラニン色素により影響で生じます。つまりニキビが原因でシミを作ってしまうタイプ。
本来メラニンは、紫外線などの外部刺激から肌を守る役割を持っていますが、ニキビが炎症や化膿を起こし肌に有害な活性酸素が発生すると、この活性酸素から肌を守るためにメラニンが過剰生成されてしまいます。
ニキビにより細胞が破壊されていると肌のターンオーバーが正常に機能しないため、過剰生成されたメラニンを処理しきれず肌に残留し、茶色い色素沈着を起こすのです。
もともとメラニンは黒色ですが、肌の浅い部分にあると茶色く、深い部分にあると青っぽく見えるという特徴を持ちます。
メラニンによって生じるシミの改善はこちらの記事も参考にどうぞ。
色素沈着を予防するために出来る5つのポイント
予防1:ニキビが出来ても触らない
ニキビ跡の色素沈着を予防するためには、まず出来てしまったニキビに刺激を与えないことが最重要。
ニキビが出来ても絶対に触ってはいけません。
手で触れないようにするほか、髪の毛がニキビに触れないように注意してください。
また、顔に触れる可能性のある枕などの寝具や顔を拭くタオルなども清潔なものを使用するようにし、雑菌がニキビに触れないようにするのも大切です。
予防2:紫外線対策をしっかり行う
ニキビ跡に紫外線が当たると、メラニン色素が過剰生成されて色素沈着の原因となります。
そのため、ニキビ跡が出来てしまったらしっかり紫外線対策をしてメラニン色素の生成を防ぎましょう。
日焼け止めを使用するだけではなく、日傘や帽子などのアイテムも活用して出来る限り紫外線による影響を低くするのがポイントです。
夏に話題になった「飲むだけで紫外線から皮膚を守る飲む日焼け止め」というサプリメントもあるので、ニキビ跡が痛くて日焼け止めが塗れない方は試してみてはいかがでしょうか?
もし紫外線を浴びてしまったら、しっかりと日焼けのアフターケアをしてシミの生成を最大限おさえることも大切です。
予防3:生活リズムを整える
不規則な生活はニキビが出来やすくなるだけではなく、肌のターンオーバーも低下させて色素沈着を起こしやすくしてしまいます。
生活リズムを整える3ポイント
- 夜は早めに寝てしっかり睡眠時間を確保
- 朝目覚めたら朝日を浴びて体内時計を整える
- 栄養バランスの取れた食事を意識する
この3つを意識すると、規則的な生活リズムがとれ、肌の再生サイクルが正常に戻っていきます。
ただ、仕事などが忙しい時に無理に規則正しい生活をしようとすると、それ自体がストレスになってニキビが出来てしまう可能性もありますので、無理なく出来る範囲から始めてみてくださいね。
夜少しだけ早くベッドに入るようにするだけでも効果がありますよ。
予防4:スキンケアは丁寧に
洗顔する時、肌をごしごし強くこすってしまう方は要注意。
顔の皮膚は非常にデリケートなので、肌の調子を整えるスキンケアが肌への刺激となってニキビの原因を作っている場合もあるんです。
色素沈着の原因となるニキビ自体を予防するためにも、スキンケアは優しく丁寧に行うよう心がけてみてください。
予防5:スペシャルケアで皮脂を落とす
ニキビは、過剰な皮脂が毛穴に詰まって引き起こされます。
そのため、ニキビ予防のために、酵素洗顔やピーリング洗顔などのスペシャルケアを定期的に行い、古い角質や毛穴の皮脂を除去してあげましょう。
とはいえ、これらのスペシャルケアは肌への負担が強めですので、頻度は週に1回程度、自分の肌に合わないと感じたら無理に続けないことが大切です。
もしニキビ跡による色素沈着が出来てしまったら?
ニキビ跡による色素沈着は時間経過により薄くなる
ニキビ跡による色素沈着は、基本的に肌のターンオーバーが進むにつれて少しずつ薄くなっていきます。
ですが、肌のターンオーバーは年齢などにより個人差があるため、どのくらいの期間で色素沈着が消えるかは一概にこうと言うことは出来ません。
一般的な目安として、肌の基底層で生成された新しい皮膚細胞が皮膚表面に出て角質として剥がれ落ちるまでにかかる期間(ターンオーバーのサイクル)は、20代で28日、30代で40日、50代では55日程度。
加齢と共に傷跡やシミが増えてしまうのは、シミ自体が増えているのではなくシミを消す能力が低下して目立つようになるからなんですね。
ビタミンC誘導体が配合されている化粧水を使う
ニキビ跡による色素沈着はターンオーバーにより薄くなるとはいえ、自然に消えるのを待っていてはまた新たな色素沈着が起きてどんどん増えてしまう可能性もあります。
そこでオススメは、肌のターンオーバーを早めたり、色素沈着が薄くしたりする成分が含まれたスキンケア製品を使用すること。
肌のターンオーバーはしっかり保湿するだけでも促されますが、特におすすめはビタミンC誘導体(リン酸やAPPS)が配合された化粧水です。
ビタミンC誘導体には、皮脂を抑えてニキビを予防したり、ニキビの炎症を抑制する効果が期待出来ます。
ただし、口から服用するタイプのビタミンCサプリなどは色素沈着改善効果がありませんので注意してくださいね。
おすすめのビタミンC誘導体配合化粧水
APPS+E(TPNa)ローションDX(BEAUTY MALL)
ビタミンC誘導体を含む化粧水や美容液は数多く販売されていますが、中には配合率が少ないものもあり、実際に効果が期待出来るものはそこまで多くありません。
その中で、このBEAUTY MALLのAPPS+E(TPNa)ローションは、ビタミンC誘導体APPSとビタミンE誘導体TPNaを独自の比率で配合して浸透力を高めたおすすめの化粧水。
さらに保湿成分として3Dヒアルロン酸やセラミド、プロテオグリカンなどが配合されているため、ニキビ跡による色素沈着に効果的にアプローチ出来ます。
化粧水の効果を高めたい場合は、さらに乳液などで保湿効果を高め、ビタミンC誘導体が含まれている美容液を併用しましょう。
美容液使用後に週1回程度イオン導入機でしっかり肌に浸透させるとさらに効果的です。
ピーリングで肌のターンオーバーを促す
ニキビ跡による色素沈着がなかなか消えないのは、肌のターンオーバー力が弱まっていることが原因。
週に1回から2回程度ピーリングを行えば、肌の古い角質を効果的に除去出来るためターンオーバーを促進できるようになります。
ただしピーリングは肌への刺激が強いので、ニキビが出来ていて肌がデリケートな状態になっている時は使用を控えましょう。
また使用するピーリング剤も酸度の強いものは避け、肌への刺激が少ない洗い流すタイプのものがおすすめです。
おススメのピーリングジェル
アクアピーリングジェル(ORBIS )
ORBISのアクアピーリングジェルは、その成分の80%がミネラル豊富な海洋深層水配合の水ベースとなっているにも関わらず、高いピーリング力を誇る優秀な製品です。
海洋深層水配合の水ベースとアンズ果汁の効果で角質を浮かせて剥がれやすくし、しっかり巻き込んで古い角質を除去してくれます。
強い酸は使用されていませんので、ニキビ跡のデリケートな肌にぴったりの製品。
週に1回から2回程度使用して、肌のターンオーバーを促してあげてくださいね。
セルフケアが難しい時は美容クリニックへ
セルフケアによる色素沈着対策に限界を感じたら、美容クリニックを受診してみるのも1つの方法です。
美容クリニックでは様々なニキビ治療を受けられますが、ここではニキビ跡の色素沈着治療によく用いられる治療法をご紹介していきます。
ケミカルピーリング
肌に専用の薬剤を塗布して肌表面の古い角質を除去し、肌のターンオーバーを促すのがケミカルピーリング。
クリニックにより使用薬剤や施術法が異なるため、1回あたりの金額が3,000円から20,000円ほどと大きく異なるのが特徴的。
ケミカルピーリングは数回の施術が必要になる場合も多いので、内容や予算についてしっかり医師に確認するようにしてくださいね。
カーボンピーリング
肌表面にカーボン(炭素)微粒子を塗布し、その上から赤外線レーザーを照射する方法です。
赤外線は黒色に強く反応するため、肌表面に塗ったカーボン微粒子は赤外線レーザーにより一瞬で燃えてしまいます。
この時、皮膚の角質や毛穴が除去され、さらにレーザーの熱によりコラーゲン再生が促進されて毛穴も引き締まります。
ただ費用が1回につき20,000円から30,000円程度かかる場合も多く、経済的負担が大きいというデメリットがあります。
IPL(Intense Plused Light)
光による治療のことで、「フォトフェイシャル」「ライムライト」「フォトシルクプラス」など様々な種類があります。
様々な美肌効果をもつ波長や肌の赤みを吸収してくれる波長が含まれている光を肌に照射して、ニキビ跡や色素沈着、赤みなどを効果的に除去してくれます。
費用は1回当たり30,000円から40,000円程度のクリニックが多いようです。
イオン導入
ニキビ跡を除去してくれる成分を、超音波などを利用して肌の奥深くまで届ける治療方法です。
色素沈着を薄くするビタミンC誘導体、ターンオーバーを促すプラセンタなどが使用される場合が多くなっています。
イオン導入は、他の治療法に比べて肌への負担が少なく、2,000円程度から施術を受けられるなど経済的負担も低いのが大きなメリット。
最近は家庭用のイオン導入機(10,000円程度から)も市販されていますので、自宅でのセルフケアも可能ですね。
クリニック選びは事前に下調べを
美容クリニックの施術は基本的に、保険適用外の施術なので全額自己負担となります。
施術を受ける前にかかるお金や期間の相場を下調べしてから通院するのが賢い選択です。
どのような点に気を付けてクリニックを選べばいいのか、ポイントを下記の記事でご紹介します。
メイクで色素沈着を隠すテクニック
色素沈着対策を始めても、その効果が出るまでにはある程度の時間が必要になります。
その間、もし色素沈着が気になる場合はメイクで色素沈着を目立たなくする方法もあります。
簡単に出来ますので、色素沈着が気になっている方はぜひ試してみてくださいね。
ファンデはミネラルファンデーションを
ニキビ跡による色素沈着が出来ている場合、ファンデーションは肌への負担が少ないパウダータイプのミネラルファンデーションを選びましょう。
リキッドタイプのミネラルファンデーションは油分が配合されており、ニキビを悪化させる恐れがあります。また、多くのパウダータイプのミネラルファンデーションはクレンジングが不要なので、デリケートな肌にも負担なく使用できるのでおすすめです。
ミネラルファンデーションを使う場合は、まずしっかり保湿することがポイント。
肌が乾燥していると肌の凹凸が強調される上、うまく肌に乗ってくれません。
保湿ケアを丁寧に行ってから少し時間を空けてから、下地を指で叩くように塗り、ミネラルファンデーションをポンポンと乗せていきましょう。
きちんと馴染ませてあげれば、色素沈着をしっかりカバー出来ます。
コンシーラーはカバー力が強いものを選ぶ
色素沈着を隠す場合は、カバー力の高いスティックタイプのコンシーラーを使用しましょう。
また、自分の肌色よりも1トーン暗い色を選ぶのがコツ。
ミネラル成分が配合されているものであれば、肌への負担も最小限に抑えることが出来ます。
カバーしたい場所に広めにぼかして使う
コンシーラー使用の際は隠したい部分よりも少し広めに塗り、塗った部分をぼかしてあげれば色素沈着が目立たなくなりますよ。
チークで隠すと自然に仕上がる
色素沈着を隠すのではなく、他の部分を目立たせて相対的に色素沈着を目立たなくさせるのがチークを使う方法。
頬に色素沈着が出来てしまった場合は、コンシーラーで色素沈着をカバーした後、軽くチークを乗せてみましょう。
色素沈着が意外と目立たなくなり、自然な仕上がりになります。
ただし、厚塗りし過ぎると悪目立ちしますので、軽く乗せる程度にしてくださいね。
まとめ
ニキビ跡による色素沈着は一度気になり始めると、すぐに何とかしたくなりますよね。
ですが、いくらきちんとケアをしても色素沈着が解消されるまでにはある程度の時間が必要になります。
まずはニキビが出来ない生活スタイルを心がけ、もしニキビが出来てしまったら極力刺激せずニキビ跡になるのを予防しましょう。
また、もし色素沈着が起こってしまってもしっかりケアすれば目立たなくさせることは可能です。
諦めず、しっかりケアするようにしてみてくださいね。
レチノール化粧品って知ってる?年齢肌対策に効果バツグン!
子どもがいると公園やお散歩など外にいる時間が長くなりがちですね。そこで気になるのが、紫外線による肌トラブル。ただでさえ年齢とともにお肌トラブルが気になるのに、さらに紫外線の影響が加わると肌の衰えは加速してしまいます。
そんな年齢とともに気になる肌の衰えに効果があると今話題なのが「レチノール」です。
今回はレチノール入りの化粧品の効果や、おすすめの商品などをご紹介します。
肌トラブルの原因って?
若いときには気にならなかった肌のトラブルですが、年齢とともにトラブルを感じる瞬間が増えてきますよね。
そんな年齢とともに増える肌のトラブルは、何が原因なのでしょうか?
年齢とともに肌に大切な成分が失われる
年齢とともにしわやシミ、乾燥などが気になるようになります。
これは加齢により、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチン・繊維芽細胞が減少してしまうからです。
その減少の仕方は下の図を見ても一目瞭然です。
これらはすべてお肌の潤いやハリを保つために大切な成分ばかりです。
肌の潤いやハリがなくなると、乾燥や小じわの原因になってしまいます。小じわが増えると老けた印象になってしまいますよね。
紫外線の影響で肌は衰える
紫外線の影響で肌が衰えることを「光老化」と言います。
光老化とは、紫外線に対する防御反応としてあらわれる肌の劣化のことです。
それにより皮膚のハリが失われしわやたるみがあらわれたり、シミができたりします。
通常の老化に加え、紫外線の影響も重なると肌の劣化が加速するのですね。
子育て中は紫外線を浴びる機会が増えるため、肌が劣化する危険が高まるということになりますね。
このような肌の劣化に効果的だといわれているのが「レチノール」なのです。
レチノールとは?
レチノールの主成分はビタミンA
レチノールがどのような成分なのか、みなさんは知っていますか?
レチノールは、実はビタミンAの中の一つです。化学的にはレチノイドとも呼ばれており、油分に溶けやすい脂溶性ビタミンに分類されます。
体内に多く存在するビタミンで、私たちの健康を維持するために大切な成分です。そして健康だけではなく美容の面でも重要な栄養素なのです。
その中でもレチノールは肌の細胞体に働きかけることで、肌の新陳代謝を高めたりコラーゲンの生成を促してくれたりするのです。
レチノールはエイジングケアに効果的
ではレチノールは具体的にどのような肌トラブルに効果を発揮するのでしょうか?
肌のターンオーバーを整え、シミを薄くする
レチノールは肌の新陳代謝を高めてくれるため、肌のターンオーバーの周期を整えてくれます。
ターンオーバーが正常に行われることで、細胞が生まれ変わりたまったメラニン色素が外に排出されます。それによりシミやニキビ跡などを薄くしてくれるのです。
しわやたるみを改善
レチノールは繊維芽細胞を活性化してくれます。
繊維芽細胞が活性化されると、肌に弾力やハリを与えてくれるコラーゲンやエスセラチンといった物質が増加します。
そのためしわやたるみが改善されるのです。
大人ニキビを改善
年齢とともにニキビができるようになったという方もいるのではないでしょうか?
大人になってからできるニキビは、思春期の頃のニキビとは原因が異なります。そのため思春期のころとは違った対策が必要となります。
大人のニキビの原因は、角質が厚くなったことにより毛穴に皮脂が詰まってしまうことによるものです。つまり角質を取り除くことができれば皮脂のつまりを予防でき、大人ニキビを予防できるのです。
レチノールには、たまった角質を落とすピーリング効果があるため大人ニキビにうってつけというわけなのです。
ただし思春期ニキビには効果は見られないようなので注意してくださいね。
レチノール、使い方には要注意
レチノールは、お肌のエイジングケアに大変有効なもののようですね。
しかし効果が大きいゆえ気を付けて使わないと、副作用が起こってしまうことも。
そこでレチノールを使用する際の注意点について次にご紹介します。
頻繁に使いすぎない
レチノールにはピーリング効果があります。ピーリングとは古い角質を落とす効果なので、古い角質がない状態で使用してしまうと肌を傷つけてしまうことがあります。
ですから短期間で何度も繰り返し使わないように気を付けてくださいね。
使用上の注意をよく読みそれに従って使用するようにしてください。
またお肌が敏感な方も刺激が強くて肌に負担がかかってしまうことがあるため要注意です。
妊娠中の使用は控える
レチノールには化粧品だけではなく、サプリメントなど口から摂取するものもあります。
レチノールを経口摂取した時、妊娠している場合生まれてくる赤ちゃんに奇形があらわれる可能性が高まるといわれているのです。
化粧品の場合は特に問題ないといわれていますが、不安な場合は控えておいたほうがよさそうですね。
レチノール配合化粧品の選び方
レチノールが配合されている商品は、安いものから高価なものまでさまざまなものがあります。
では、たくさんの商品のなかから何を基準にして選ぶと良いのでしょうか?
レチノールの配合量に要注意
もともと美容皮膚科の中ではレチノールと同じビタミンAであるレチノイン酸というものが治療に使われていました。
しかしこのレチノイン酸はお肌への刺激が強いため、一般の化粧品への添加は認められていません。
そのため化粧品の中にはレチノイン酸に似た「パルミチン酸レチノール」が配合されていることが多いようです。
しかしこのレチノールも刺激があるものですので、レチノール入りの化粧品を選ぶときは配合量が多すぎないものを選ぶことが大切です。
特に海外のものは配合量が多すぎることがあるので要注意です。
化粧品のレチノール配合量は、0.01〜0.1%と定められているので、敏感肌の方は刺激の少ないものを選ぶように注意してくださいね。
美容液やクリームタイプを選ぶ
レチノールは油分に溶けやすい性質があるため、化粧水のような水分が多いものより、美容液やクリームのような油分が含まれているもののほうが効果が期待できます。
また、レチノール以外にどのような成分が含まれているのかも大切です。
含まれている成分をよく見て自分の肌に合ったものを選んでくださいね。
安定性と浸透力へのこだわりが見られるか
実はレチノールは、酸素や光によりその成分が簡単に壊れてしまうという何とも不安定な物質なのです。ですからレチノールの成分を保つための工夫がみられる製品を選ぶことが大切です。
またレチノールは肌の内部までしっかりと浸透することで初めて効果が発揮されます。
ですから肌に浸透させるための工夫がされているかという点も大切です。
レチノール化粧品、おすすめはこれ
さまざまなレチノール商品の中から、口コミでの評価が高く、先ほどご紹介した選び方の基準を満たしている商品をご紹介します。
商品を購入するときの参考にしてみてくださいね。
モイストゲルプラス リ・ダーマラボ
こちらはオールインワンタイプの化粧品なので、お手入れがこれ一本で済んでしまいます。
お手軽で使いやすいので、子育て中で忙しい方に特におすすめです。
また肌への負担を考え、防腐剤、香料、着色料、アルコール、鉱物油、界面活性剤などを無添加にしています。
低刺激なのでお肌が敏感な方も安心です。
今なら初回半額と全額返金保証・送料無料のうれしい特典がついています。
レチノール以外にもアンチエイジングに効果的なさまざまな成分が配合されており、それらが肌の深部へ働きかけ肌の保水力を高めてくれます。
モイストゲルプラス リ・ダーマラボの口コミ
日中エアコン下で過ごしており、昼過ぎになると顔が乾燥してピキピキしていましたが、モイストゲルプラスを使用してからは、夜まで潤ってモチモチ感が続いています!
また、ターンオーバーの乱れによる皮むけがなくなりました!公式サイトで購入すると割引もあり、オールインワンなのでとてもコスパが良いです。
化粧品は価格と効果が必ずしも比例するわけではないと実感しました。引用元:@cosme
高濃縮ナイトリペア美容液「セラフィム」
肌は睡眠中に再生されます。
そのメカニズムに注目して作られた美容液がこの「セラフィム」です。
レチノールのほかにも肌の再生に有効だといわれる成分コエンザイムQ10やアスタキサンチンなどをギュッと凝縮させています。
成分の安定性や肌への浸透性にもこだわり、より効果があらわれるよう工夫されています。
年齢肌が気になる方におすすめです。
高濃縮ナイトリペア美容液「セラフィム」の口コミ
就寝するまでの3時間以内につける美容液で睡眠中の肌の再生能力を最大限に引き出してくれます。
オレンジのオイルはお肌に馴染みやすくベトベトしなく使いやすいです。
香りもよく、カモミールやラベンダーのハーブが癒されます。
かなり乾燥肌のわたしですが、この美容液を使ってから乾燥をかんじなくなりました。
1回の使用量もスポイトで2.3滴なので長持ちしコスパもよいです。
引用元:@cosme
ラグジュアリー・デ・エイジシリーズ/アンプルール
セルフメンテナンスペプチドが肌のハリを保つように細胞内に働きかけ、エイジングケアを行ってくれます。
またこの商品は、医師が開発にかかわっています。
医療の現場でも使われている成分を取り入れており、さらに効果に期待が持てますね。
シリーズのラインナップには、美容液、クリーム、目元用クリームなどがあるので使い勝手や目的により好みのものを選ぶことができます。
使って1か月もすると、なんか顔がスッキリした?肌が綺麗になったねと友人に言われました。自分でも、肌の粗を感じなくなりました。
毎年冬場は保湿重視の化粧品を使いますが、今年は秋からこの化粧水で、乾燥を感じることなく春まで過ごせました。引用元:@cosme
レチノールでいつまでも若くてかわいいママを目指そう
いかがでしたか?レチノールなら、子育て中の肌への負担や、年齢とともに気になる肌トラブルなどに効果を発揮してくれそうですね。
お肌のトラブルは見た目年齢にも影響を与えます。肌がきれいだと、若々しく見えますよね。
お子さんにとっても若くてかわいいママはきっと自慢になります。
ご自分のためだけではなく、お子さんのためにもレチノールの化粧品でエイジングケアを始めてみませんか?