2016.05.05更新 佳秀佳秀

更年期なんて怖くない!元気に明るく更年期を過ごすコツ

更年期なんて怖くない!元気に明るく更年期を過ごすコツ
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「更年期」という言葉は、女性にとってホラー映画のように恐怖なものです。

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更年期になると、どんな恐ろしい運命が待っているのかしら?
更年期が来たら、私はどうなってしまうのかしら?
怖くて不安で、たまらないわー!って・・・怖がりすぎです。

更年期の女性全員が、更年期障害で体調を崩すわけではありません。
ケアする方法さえ知ってれば、更年期なんてちっとも怖くない!

怖れずひるまず元気よく、楽しい更年期をすごしましょう!

1. 女性すべてが恐怖する?!「更年期」って怖いの?

「更年期が来た!」と聞いただけで、恐怖で固まってしまう。
ホラー映画のあんな怪物、こんなモンスターが出てきた時みたいに!
そういう女性が多いのではないでしょうか。

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落ち着いて聞いてください。女性なら更年期は必ず訪れるものです。しかし、更年期になった女性のすべてが、体調が悪化するわけではないのです。

なんてことないわーと更年期を過ごしている人はたくさんいます。
あなたもその一人になれば良いのです。

「更年期」と「更年期障害」は違う

このあたり混同している女性が多いのですが、「更年期」と「更年期障害」は、まったく別のものです。

10代は思春期。20歳になったら成人式。閉経前後は更年期。
更年期って、そういうものです。
単なる時期を言うのであって、良いことでも悪いことでもありません。

女性の更年期は閉経前後の10年間。45歳から55歳くらいを言います。
男性の更年期ははっきりしないのですが、50〜60歳くらいが多いようです。

さらに、更年期におこりやすいカラダのトラブルが「更年期障害」。
「更年期」イコール「更年期障害」ではないのです。

しかし女性はなぜか、更年期とか閉経とか聞いただけで恐怖します。
更年期イコール怖いものではないのに。

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更年期は怖くない。なんともないことも多い

更年期が来ても、なんともない人もいます。
更年期が来て、体調不良でちょっとねーになる人もいます。

生理になった女性のすべてが、体調不良になるわけではない。
生理が来てもなんともない人もいれば、体調不良で悩む人もいる。
それと同じなのです。

それでも更年期が怖いなら、更年期と聞いただけで逃げるのではなく、勇敢に立ち向かいましょう!

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勇敢に立ち向かうというより、日々ヘルシーに過ごして体調を万全にすれば、それですむことが多いのですが。

2. なぜ、どうして更年期障害になるの?

更年期障害のきっかけは、ずばり閉経です。

  1. 閉経すると、卵巣の働きが弱まる。
  2. 卵巣の働きが弱まると、女性ホルモンが減る。
  3. 女性ホルモンの減少は、カラダにさまざまな影響を与える。
  4. 場合によっては、更年期障害が起きる。

女性全員が更年期に更年期障害になるわけではありませんが、話の順番としては、そうなのです。

更年期障害と閉経は直結している?!

更年期に閉経すると、卵巣の働きが弱まり、卵巣で分泌される女性ホルモン(エストロゲン)の量が減ります。
女性ホルモンは、閉経した女性は全員減ります。ただ、それでも特になんともない人と、体調の不具合を感じる人とがいるのです。

「更年期になってもなんともない人」は、ホルモンが減ってるけど、なんともない人。
「更年期障害」になってしまった人は、ホルモンが減ったことで、調子悪いわーになってしまった人です。

更年期障害は、どんな風になるの?

更年期障害の症状には、いろいろなものがあります。

  • のぼせ
  • ほてり
  • 肩こり
  • 頭痛
  • 腹痛
  • めまい
  • 耳鳴り
  • イライラ
  • 不眠

これは、女性ホルモンの減少が自律神経に影響するから。
自律神経はカラダのいろいろな機能をコントロールしていますから、そこに不具合が出ると「あれもこれも、なんか全体的に調子悪いわ」になってしまうことがあるのです。

更年期障害で代表的な症状は、自律神経失調症の一種「ホットフラッシュ」です。
閉経した女性の半分近くがホットフラッシュになると言われ、急に顔がほてったり、のぼせたりの症状が出ます。

もっとも、病院での治療が必要なほど重症化するケースは少ないです。
あまり心配しなくてもよいかもしれません。

3. ポイントは「日常生活に支障があるかどうか」

実は「更年期障害って、なんのこと?」の人も、少しは女性ホルモン減少の影響を受けていると言われます。

しかし、自覚症状はないし、日常生活に影響もない。
それで更年期障害とはされないのです。

日常生活に影響が出ている。

  • 家事や仕事を休まないといけない。
  • 寝ていないと辛い。
  • 病院で治療しないと辛い。

それくらいになったら、更年期障害だとされることが多いようです。

自己診断「更年期障害」は避けましょう

更年期になると、のぼせでも頭痛でも「どうせ更年期障害だわ」で済ませたくなることがあります。

しかし、更年期になにかの症状を自覚した時は、念のため病院に行くことをおすすめします。

「のぼせだわ、頭痛だわ、どうせ更年期障害だわ」と、放っておいたら・・・
実は更年期障害ではなく、たいへんな病気だと判った!

そういうケースが、たまにあるのです。

「更年期障害で、のぼせだわ」と思っていたのに、実は高血圧が原因だった。とか。
「更年期障害で、頭痛だわ」と思っていたのに、実は脳の病気だった。とか。

自分で自分の症状を「これは更年期障害ですね」と、診断するのはキケンです。
ホントに更年期障害のせいなのか、病院で確認してもらいましょう。

4. 更年期障害は、セルフケアできる?

更年期障害の対応は、生理に対応するときと似てるかも知れません。生理痛が辛いときは、お腹を温めたり、鉄分の多い食事を摂ったり、自分でケアできる範囲なら、自分でケアします。それでも辛いときは病院へ行きます。

更年期も、自分でケアできる範囲なら自分でケアして、それでも辛いときには病院に行くと良いでしょう。

元気がないと、生理も更年期も辛い

それに、睡眠不足のときに生理が来ると、いつも以上に生理がキツイ。これは女性なら、誰でも経験してるのではないでしょうか。

生理を軽くしたければ、日ごろから食事・睡眠・運動に気をつけて、体調を良くしておくことが大切です。

更年期も同じで、毎日疲れが抜けないわという状態で迎えると辛くなります。
食事・睡眠・運動に気をつけて、元気いっぱいに更年期を迎えれば、カラダの負担は最低限です。

カラダをパワーアップしよう!

更年期障害のセルフケアに取り組む時は、ライフスタイルを見直し、カラダをパワーアップすることが大切です。

更年期サプリ、更年期ハーブティ、更年期健康茶・・・とかなんとかが目につくかもしれませんが、健康の基本「栄養・睡眠・運動」を充実するのが先なのです。

特に気をつけたいのは、食事の栄養バランス

ビタミンEや亜鉛には、ホルモンバランスを整える働きがあります。
大豆に含まれる大豆イソフラボンは、エストロゲンと同じような働きをします。

毎日の栄養・睡眠・運動によって、カラダの元気の根本をつくりあげていく。
地味で退屈かもしれませんが、この3つを充実させるのが、最速の更年期障害対策なのです。

5. 劇場版「更年期障害対策!」はないの?!

そうは言われても、「栄養・睡眠・運動」っての・・・非常に地味な対策です。

剣と魔法と必殺技で、ファンタジックにダイナミックに更年期障害を解決!
物語の終盤は、ステキなヒーローと恋に落ちてエンディング!

「あなた、更年期障害を克服したわ」
「良かったね。これで毎日、健康にすごせるよ」

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そういう派手な方法があるといいのですが・・・
そこまでドラマチックな更年期障害対策は、今のところありません。

結局の一番の近道は、毎日の健康管理。
「地味すぎる」と嘆くことなく、コツコツと良質の「栄養・睡眠・運動」を続ける人が、更年期障害に勝利するのです。

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神経質にならないことも、たいせつ

毎日健康的に過ごすのが、一番の更年期障害対策。じゃあ、毎日の栄養・睡眠・運動を完璧にしなくちゃ。そうやって常に更年期障害を気にしたり、ストレスをためてこむのも良くないといわれています。

毎月の生理がキツイからといって、年中無休でそのことを気にしていたら、よけいに体調が悪くなってしまいます。更年期障害も同じことで、トラブルを気にかけすぎず、明るく過ごした方が良いのです。

「あたし、更年期障害をどうするって年齢になったんだー」

これって結構気になりますが、やるべきケアをやったら、あとは忘れて過ごしましょう。

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「私はこの映画を、映画館でリアルタイムで見たのよ!」と発言して、若者を驚かせるとか。

美容・教養・スポーツなど自分磨きに励んで「とても更年期には見えないわ!」と言われるとか。

更年期には、たくさんの楽しみがあります。
更年期障害のケアを済ませたら、そっちを大いに楽しみましょう!

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