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20代から始めよう!将来の肌に差をつける目尻のしわ対策方法
実年齢よりも老けて見えてしまう目尻のしわ。私はまだ大丈夫、と思っていても、同世代の目元を見てハッ!としたことがあるのでは?将来しわができるリスクを最小限に抑えるために。20代から始めたい、早めのしわ対策についてご紹介します。
目尻のしわ対策いつから始める?
年齢を重ねるごとに目立ち始めるしわ。
特に目尻のしわは人目につきやすく、老けた印象を与えやすいと言えます。
しわの悩みは30代から一気に!
こちらの調査(年代・男女別『肌の悩み』アンケート調査結果/10~50代の男女918名に聞く!) によると、「しわ」が気になると回答した女性は20代で10%以下であるのに対し、20代では30%弱と、約3倍に増えていることが分かります。
また40代女性の半数以上がしわが気になると答えており、30歳を超えると多くの人が「しわ」を気にするようになると言えます。
20代から早めのしわ対策を
しわの悩みは30代から一気に増えていきます!
20代の肌悩みといえば、毛穴やニキビなどが多いですが、しわはできる前に予防をするのが大切です!
しわができるメカニズムや、早めのケアがおすすめの理由を、今からご説明したいと思います。
目尻のしわができるメカニズム
早い人だと20代から気になり始める目尻のしわ。どんな原因があるでしょうか?
目元の皮膚は薄くて敏感
目元の皮膚は他の皮膚より薄く、とてもデリケートなパーツです。
しわが気になる口元やおでこなどと比べても、特に目元は若い年齢からしわが気になり始める部位だと言えます。
笑った時など、表情を作る時の癖がつきやすいのも理由の一つです。
目尻のしわの原因
乾燥
目尻の細かいしわが気になり始めた…と感じる場合は、原因として乾燥が考えられます。空気の乾燥のほか、肌がダメージを受け、うるおいをキープできなくなっていることも考えられます。
加齢
肌のうるおいやハリは、角質層に存在するセラミドなや、真皮層に存在するコラーゲンやエラスチンなどによって保たれています。これらの成分は、20代を過ぎると徐々に生成されにくく、肌内部で不足していきます。
年齢を重ねるごとに、小じわだけでなく深いしわやたるみが出てくるのは、こうした原因が考えられます。
日常的に起こる摩擦
薄くデリケートな目元の皮膚は、日々さまざまな摩擦にさらされています。
例えば、メイクを落とす時や洗顔時にゴシゴシとこすっていたり、花粉症やアレルギーで目をこする癖があったり…。こうしたダメージは、くまやたるみの原因にもなります。
スマホやPCの影響
スマホやパソコンは現代人の必需品ですが、使いすぎによる眼精疲労が気になります。
目元の筋肉が凝り固まり、血行が悪くなると、目元のしわが増える原因になります。
目尻のしわを消すのは難しい?
乾燥が原因でできる、比較的小さなちりめんじわは改善しやすいですが、深いしわは一度できてしまうと、スキンケアだけで改善するのは難しいでしょう。
目尻のしわを予防するには?
しわの目立たない若々しい目元を目指すために。早い段階からケアを始めて、しわをなるべく作らないようにすることが大切です。
アイメイクは専用リムーバーを使う
少し面倒でも、アイメイクは専用リムーバーで落としましょう。目元用に刺激の少ない処方で作られており、またクレンジング時にこすりすぎるのを防ぐことができます。
習慣や癖を見直す
目をこする癖や、スマホやパソコンを長時間使う習慣がある人は、普段から少し気にかけてみましょう。
目を酷使した後は、温かいタオルやアイマスクを当てて、目元の筋肉をほぐしてあげるといいでしょう。
目元専用コスメを使う
目元の乾燥やハリ不足を防ぐのにおすすめなのが、アイクリームや美容液といった専用コスメです。
敏感な目元でも安心して使えますし、テクスチャーや容器の形も、塗りやすさ、使いやすさにこだわって作られています。
20代~しわ予防におすすめ化粧品
20代から始める早めのしわ対策に、おすすめの目元用コスメをご紹介します。
買いやすい!プチプラアイクリーム
アイクリームは全体的に高価なものが多く、目元悩みがそこまで深くない20代女性にとっては、手を出しにくいのでは?
最近は安いのに優秀なアイクリームが沢山発売されています。軽い付け心地のものも多いので、まだまだ若い20代のお肌にもぴったりです!
セザンヌ モイスチュア リッチ エッセンスアイクリーム
1000円を切るプチプライスながら、肌の弾力アップをサポートするレチノールや、様々な保湿成分を配合。年齢サインが気になり始めた肌や、アイクリームを使ってみたいというデビュー組にもおすすめです。
詳しくみるミックコスモ
国産プラセンタをはじめ、ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンなどたっぷりの保湿成分で目尻の小じわをケア。またソフトラップ効果のあるジェルが肌になじんで、ゆるんだ目元をピンとリフトアップします。
詳しくみるしわ+αでケアできる!
くまやまつ毛の抜け毛など、目元の悩みは様々。まだしわはそこまで気にならないけど…という方は、気になる目元悩みを一緒にケアできちゃうアイテムを選んでみては?
目元とまつ毛のご褒美
しわやまつ毛の抜け毛の原因となる血行不良を改善する、2種の柑橘系エキスを配合。保湿効果も高く、目元の肌コンディションを整えることで、健康なまつ毛を育みます。
詳しくみるパーフェクトCアイクリーム
美白効果に優れたビタミンC誘導体を、APPSをはじめ全5種類配合。色素沈着による目元のくまが気になる人におすすめです。肌のハリや弾力を高め、ふっくらとした目元へと導く効果も。
詳しくみるスマホ疲れが気になる目元に
日頃から眼精疲労が気になっている方には、目元の血行促進効果があるアイクリームがおすすめです。
フローフシ THEアイクリーム
眼精疲労で凝り固まった目元の筋肉にアプローチする成分エンドミネラルを配合。浸透力に優れた植物オイルや、長時間うるおいをキープするシアバターなど、保湿成分や美容成分もたっぷりと入っています。
詳しくみるレストアイジェル(ファンケル)
血行不良を改善するシトルリンやアロエベラエキスを配合し、しわやむくみが気になる目元におすすめです。敏感な目元に優しい無添加品質で、幅広い肌質に対応しているところもポイント。
詳しくみるまとめ
30代を過ぎると一気にやってくるしわのお悩み。できてしまってから後悔しないように、「まだ早いかも?」という20代の段階から、早めの対策をおすすめします!
まずは普段の習慣や癖から気をつけてみたり、今回ご紹介した化粧品をケアに取り入れてみたりしてみてくださいね。
セラミド配合美容液は、こう使う!おすすめ6選&効果アップのテクニック
肌のうるおいキープに欠かせない成分、セラミド。20歳を過ぎると、どんどん減っていってしまいます!乾燥肌や敏感肌に悩まされたくなければ、セラミド美容液を使ったケアを始めましょう。セラミドの種類や効果、おすすめのアイテムなどを紹介します!
セラミドの効果
セラミドって良く聞くけどなに?
セラミドの名前自体は、化粧品のCMなどで耳にしたことがある人が多いのではないでしょうか?
その働きや効果について、おさらいしておきましょう!
セラミドは化粧品に使用されているイメージが強いですが、実は、私たちの肌に元から存在する成分です。
角質層で細胞と細胞のすき間を埋めている「細胞間脂質」という物質の一種です。
肌の水分をキープする
セラミドには、水分をたっぷりと抱え込む働きがあります。
角質の水分の約80%という大部分が、セラミドによって守られています。
私たちの肌がうるおうのは、セラミドのおかげなんですね!
肌のハリ・ツヤが出る
肌のうるおいが保たれると、肌のバリア機能が高まります。
セラミドはダメージに強い肌を作り、肌のハリやツヤをキープすることができます。
セラミド不足だと肌はこうなる
セラミドは、肌を美しく保つために欠かせない成分です。
しかし放っておくと、肌内部のセラミドはどんどん減っていってしまいます。
セラミド不足の原因は加齢
セラミドが減る理由の1つが、老化によるものです。
セラミドの量は20歳を過ぎるとどんどん減少していきます。50歳前後には、なんと20歳の頃の約半分にまで減少してしまうんだとか!
紫外線や摩擦の影響も
セラミドの減少には、紫外線や摩擦による肌ダメージも影響しています。
洗浄力が強い洗顔料やクレンジング、またスキンケアの時の摩擦も、セラミドを減らす原因になります。せっかく肌のためにスキンケアをしていても、逆効果を招いてしまうことも…。
1年中乾燥肌に
セラミドが不足すると、角質層の水分が蒸発して逃げていってしまいます。
20代の頃より、肌の乾燥が気になるようになった…と感じる人は、セラミドの量が減っている事が原因でしょう。
また、肌のバリア機能が低下し、敏感肌に悩まされる人も出てきます。
小じわ・たるみの原因に
セラミド不足で肌の乾燥が進むと、小じわが目立ちやすくなります。
また、肌のバリア機能が衰えると、肌内部でハリや弾力を保つ成分(コラーゲン、エラスチンなど)が破壊されて減ってしまい、たるみの原因にもなります。
おでこのしわやたるみが気になる人は、こちらの記事も参考にどうぞ!
セラミド不足は美容液で補おう!
老化に伴うセラミドの減少は、残念ながら誰にでも起きてしまうもの…!
スキンケアでセラミドを外から補うことで、うるおいのある健康な肌をキープしましょう。
セラミド美容液がおすすめの理由
肌にうるおいを補うには、まずは化粧水や美容液といった水分系のアイテムで保湿することが大切です。
美容液といえば、肌トラブルを集中的にケアする役割が大きいですよね。
セラミド入りの美容液は、成分を高濃度で配合しているものが多く、効率よくケアができるのでおすすめなんです!
セラミド美容液の選び方
セラミドには様々な種類がある
化粧品に配合されているセラミドには、様々な種類があります。
なかでも特におすすめなのが、「ヒト型セラミド」を使ったものです。
ヒト型セラミドのメリット①:浸透力
名前から想像できる通り、ヒト型セラミドは、肌に存在するセラミドとほぼ同じ構造で作られています。
肌への浸透力が高く、高い保湿効果を得る事ができます。
ヒト型セラミドのメリット②:刺激が少ない
肌に優しい酵母を使って作られているので、刺激が少ないのも特徴です。
乾燥した肌は、ちょっとの刺激にも敏感になっているので、安心して使えるものが嬉しいですね!
ヒト型セラミドのメリット③:続けられる価格
「持続できるかどうか」も、スキンケアの大切なポイントです!
ヒト型セラミドはスキンケア効果が高いうえに、価格も比較的リーズナブル。
高級化粧品と違って、安心して続けられるものが多いでしょう。
ヒト型セラミドの成分表示
ヒト型セラミドは、更に細かい種類に分けられています。
成分表示では、セラミド1~7まで、番号がついた状態で記載されています。
- セラミド1 (EOP) 水分をキープし、外部刺激から肌を守るバリア機能を持つ。
- セラミド2 (NS,NG) 人間の肌に最も多く含まれるセラミド。保湿力が高い。
- セラミド3 (NP) 水分をキープし、シワを目立たなくする。
- セラミド4 肌のバリア機能を高める。
- セラミド5 肌のバリア機能を高める。
- セラミド6 (AP) 水分をキープし、シワを目立たなくする。ターンオーバーを促す。
- セラミド7 常在菌バランスを整え、細胞の増殖や分化をコントロールする。
保湿力が高いセラミド2を中心に、いくつかの種類を配合しているものを選ぶといいでしょう!
一般的に言われるのは、アトピーはセラミド1が極端に少ない、セラミド3、セラミド6は年齢と共に極端に減るといわれています。引用元:natyucera.jp
なお、セラミドには他にもいくつかの種類がありますが、メリット、デメリット様々です。
セラミドの種類
セラミドと言っても、化粧品に配合されているセラミドには様々な型があり、それぞれ原料や特徴も異なります。
セラミドの種類 | 特徴 | 原料 | 成分表示 | 敏感肌へのオススメ度 |
---|---|---|---|---|
ヒト型セラミド | 人間の皮膚のセラミド構造とほとんど同じで肌に優しく、保湿力・浸透力も◎。安価で安全。 | 酵母 |
など数字がつくもの |
★★★ |
天然セラミド | 保湿力が高い。人間の細胞間脂質の構造と似ている。使い続けると肌が作るセラミド量の増加が期待できる。ただし高価。 | 馬などの動物の脳や脊髄 |
など |
★★ |
植物セラミド | 植物由来で肌に優しいが、肌のセラミドとの構造が異なるため、保湿力はやや劣る。 | 米ぬか油、胚芽油、コンニャク など |
など |
★ |
合成セラミド | セラミドに似た構造の合成成分。非常に安価だが効果は低い。 | 石油原料 | セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド など | ★ |
総合的に「ヒト型セラミド」が最もおすすめのセラミドだと言えるでしょう!
- 天然セラミド: 動物由来の成分で作られたセラミド。人が持つセラミドの構造にも近く、浸透力も高いが、高価なものが多い。
- 植物セラミド:米ぬか油や小麦胚芽油などから抽出したセラミド。安全性は高いが、浸透力、保湿力の面で劣る。
- 合成セラミド:セラミドに似た構造を持つ化学合成成分。浸透力、保湿力の面で劣る。
セラミドの配合量をチェック
セラミドの配合量は、美容液の効果を決める重要なポイントです。
化粧品の成分表示は、配合量が多い順に記載することが基本(1%以下の成分は順不同でもOK)なので、参考にするといいでしょう。
とろみがあるものが◎
セラミド配合の美容液を選ぶ基準としておすすめなのが、テクスチャーのとろみです。
セラミドは元々トロッとした成分です。
とろみが強い商品だと、その分セラミドの配合量も高いと判断することができます。
逆にとろみが無いと、配合量が少ないか、添加物でテクスチャーを調整している可能性があります。
おすすめのセラミド美容液6選
たくさんあるセラミド美容液の中から、いくつかおすすめの商品をご紹介します。
敏感肌におすすめ 無添加のセラミド美容液
セラミド不足の肌は乾燥が進み、とても敏感な状態です。
余計な刺激を与えずに保湿できる低刺激のものや、無添加のものがおすすめです!
エトヴォス モイスチャライジングセラム
全5種類もの、ヒト型セラミド「セラミド1,2,3,5,6」を配合。
ほかにも、ヒアルロン酸やNMFといった肌に存在する保湿成分や、天然植物由来の美肌成分など、低刺激・無添加にこだわって作られています。
エトヴォス モイスチャーライン お試しセット
エトヴォス モイスチャライジングセラムを含む、美容液、洗顔石鹸、化粧水、クリームのお試しセット。たっぷり2週間使えて、どのアイテムにもセラミドが高配合されています。
詳しくみるメディプラスゲル
こちらは美容液だけでなく、化粧水・乳液・クリームの役割も果たしてくれるオールインワンジェル。
肌への刺激を極力減らした、敏感肌にも安心のセラミド配合オールインワンジェルです。
メディプラスゲル
ヒト型セラミド1,2,3のほか、全66種類もの美容成分を配合。ベースの水は、ミネラル豊富な出雲の温泉水が使用されています。肌を優しく保湿しながら、ダメージに強い肌へ導きます。「乾燥肌が改善された」「ほうれい線が消えた」など、30代以上の女性から高い口コミ評価を得ています。
詳しくみるその他おすすめのオールインワンアイテムも、のちほどご紹介します!
1週間で変化を実感!メディプラスゲルの商品レビューはこちら。
エイジングケアにおすすめのセラミド美容液
年齢と共に進む、肌のセラミド不足。肌にうるおいを与えながら、気になるエイジングサインまでケアしてくれるアイテムがおすすめです!
オクタードEX ジェリーRH
ヒト型セラミド1,3.6を高配合した、ゼリーのような感触が楽しい美容液です。冷蔵庫などで冷やして使うと毛穴引き締め効果も。保湿効果の高いハチミツや、必須アミノ酸やビタミンB群など、年齢肌に嬉しい成分を40種類以上含む、ローヤルゼリーも配合されています。
詳しくみるD.U.O. ザ エッセンスセラム お試しサイズ
5種のセラミドのほか、セラミド同様に肌の内部で水分をキープするスフィンゴシンを配合。メラニンの生成を抑える働きでも知られています。女性ホルモンを整える、ダマスクローズの優雅で優しい香りも魅力。
詳しくみる時短ケアに!人気のオールインワンタイプ
「じっくりケアをするのが苦手で、つい3日坊主に…」「家事や子育てでスキンケアどころじゃない!」
そんな人には、オールインワンタイプがおすすめです。
美容液のようなテクスチャーながら、化粧水や乳液、クリームなど様々な働きが1本に凝縮されています。
シュセラ モイストゲル
年齢肌に不足しがちな、ヒト型セラミドのセラミド3 (NP)とセラミド6 (AP) や、低分子コラーゲン、ヒアルロン酸を配合。浸透力に優れており、べたつくことなく、肌にしっかりうるおいを届けます。
詳しくみるクリーミィモイストミルク(ラウディ)
化粧水の後に使用し、美容液・乳液・クリームの働きがあります。5種類のヒト型セラミドとコラーゲンが肌をたっぷり保湿。オールインワンの商品にありがちな、うるおいの物足りなさを感じさせない、満足がいく1本です。
詳しくみる効果的にセラミド美容液を使うテクニック
日々の生活やスキンケアでちょっとしたポイントを抑えるだけで、セラミド美容液の効果をより一層高めることができます!
浸透しやすい肌の土台を作る
せっかく優秀なセラミド美容液を使っていても、その他のスキンケアが間違っていると意味がありません!
クレンジング・洗顔は優しく
クレンジングや洗顔は、肌の油分を取りすぎない、マイルドなものを使いましょう。
また、ゴシゴシと洗うと肌に刺激を与えてしまうので、注意してください。
自分の洗顔方法が間違っていないか、こちらの記事でチェック!
化粧水をしっかり浸透させてから
化粧水が肌になじむ前に美容液をつけてしまうと、美容成分が肌に浸透するのを邪魔してしまいます。
化粧水を肌になじませたら、手で優しくハンドプレスして浸透を助けましょう。
肌がひんやりしてきたら、美容液をつけるサインです。
化粧水と美容液をつける間隔は2~3分程度を目安にしましょう。
適量を守り、継続する
少ない量をケチケチ使っていても、なかなか美容液の効果は得られません。
メーカーによって決められている使用量を使って、まずは肌が生まれ変わる3ヶ月を目安に、継続して使ってみましょう。
ヒト型セラミドの美容液は、3,000円~5,000円前後で買えるものが多いです。
他のエイジングケアコスメに比べると、手に取りやすい価格だと言えるでしょう。
油分もしっかり補う
うるおいのある肌作りには、水分量と油分量のバランスが欠かせません。
化粧水やセラミド美容液で水分を補ったあとは、乳液やクリームで油分を補いましょう。
油分を与えることで、水分の蒸発を防ぐ効果もあります。
午前0~2時の睡眠でセラミドを作り出す
セラミドは、睡眠中に行われる、肌のターンオーバーによって作られます。
加齢によるセラミド不足に対抗するには、しっかりと睡眠をとる事が不可欠です!
ターンオーバーは、午後10時~午前2時まで、通称ゴールデンタイムと呼ばれる時間に行われます。
忙しい人も、なるべく0時には寝る習慣をつくるようにしたいですね。
セラミド配合美容液まとめ
いかがでしたか?
うるおいのある若々しい肌を保つために、セラミドの存在は無視できません!
美容液は今使っているスキンケアにプラスするだけでOKなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
ベタつくオイリー肌の悩みを改善!脂性肌の原因とスキンケアの方法
テカリが気になる脂性肌。毛穴の悩みやニキビといった様々な肌トラブルが出やすく、長年悩んでいる人も多いのでは?知っておきたい正しい知識や治し方のポイントを紹介します。
脂性肌の特徴
脂性肌とは、どのような肌のことをいうのでしょうか?
一般的には、肌が過剰に皮脂分泌を起こし、慢性的にテカリやべたつきが気になる状態です。
オイリー肌と呼ばれることもあります。
脂性肌に多い悩み
よくある肌トラブルとしては、肌のテカリや毛穴の開き・黒ずみ・詰まり、肌のくすみ、ニキビなどがあります。
こうした肌トラブルは、「メイクが崩れやすい」「ファンデーションのノリが悪い」といったメイクに関する悩みの原因にもなります。
脂性肌の原因
脂性肌は、皮脂の過剰分泌が起きている状態だとお伝えしました。
このバランスが崩れてしまうのには、どんな原因があるのでしょうか?
間違ったスキンケア
脂性肌の人がやりがちなのが、必要な皮脂まで過剰に取りすぎてしまう、間違ったスキンケアです。
こうしたケアを続けていると、肌がうるおいを補おうとして、皮脂を余分に分泌してしまいます。
肌表面はテカリやすいのに、肌内部が乾燥しているインナードライ肌や、肌のバリア機能が低下して、少しの刺激にも反応して肌荒れを起こす、敏感肌になってしまうことも。
乾燥肌や敏感肌については、以下の記事も参考にしてみてください!
乾燥肌でお悩みの方
ホルモンバランスの乱れ
黄体ホルモン
生理前に、肌のテカリや吹き出物が気になる…と感じる場合、黄体ホルモンが原因かもしれません。
黄体ホルモン(プロゲステロン)は、排卵日を過ぎると分泌が活発になるホルモンです。
女性ホルモンですが、男性ホルモンに似た働きで知られ、皮脂の分泌量を増やす作用があります。
男性ホルモン
皮脂の分泌は、男性ホルモン「テストステロン」の影響も受けています。
「男性」という名前が付くものの、女性にも分泌されるホルモンで、元から分泌量が多い人は、脂性肌になりやすいといえます。
生活習慣の乱れ
ストレスや睡眠不足などの不規則な生活は、男性ホルモンの分泌量を増加させ、皮脂の量を増やすことが分かっています。
また栄養が偏った食生活もNG。特に、皮脂の分泌量を増やすような食べ物には注意しましょう。
皮脂の分泌量を増やす食べ物
- 動物性脂肪分(卵、脂身の多い肉、バター、生クリーム、チーズ)
- お菓子、砂糖を多く使ったもの
- アルコール類、甘い清涼飲料水
- 小麦粉、パン、麺類
- ジャガイモ料理(ポテトチップス、フライドポテトなど)
脂性肌におすすめの洗顔方法
洗顔はスキンケアの基本です。脂性肌を改善するには、どんなことに気をつければいいでしょうか?
クレンジング・洗顔のポイント
シンプルな固形石鹸やクレイタイプを
クレンジング料のおすすめは、ミルク、クリームタイプのクレンジング料です。
さっぱりとした洗い上がりを好んで、クレンジングオイルを選ぶ人が多いと思いますが、肌の乾燥を避けるために、うるおいを残して洗えるタイプを選びましょう。
洗顔料のおすすめは、肌に必要な皮脂を残しながら、優しく洗える固形石鹸です。
処方がシンプルなものが多く、また全体的に油分の配合量が低いものが多いので、すっきりと洗えるのが特徴です。
また、頑固な毛穴汚れが気になる人には、毛穴に詰まった余分な汚れに吸着して取り除く、天然クレイを使った洗顔料もおすすめです。
天然クレイ洗顔についてはこちらでまとめています
パーツ毎に洗い方を変える
テカリやすいTゾーンと他のパーツでは、皮脂の分泌量や汚れの度合いが異なります。
洗浄料の高い酵素洗顔料を使う場合は、Tゾーンや毛穴汚れが気になる部分にのみ使い、他のパーツはマイルドな洗顔料で洗うようにしましょう。
ぬるま湯でしっかりすすぐ
洗顔時は、36度程度のぬるま湯を使い、すすぎは30回程度を目安に、汚れを残さないようにしましょう。
脂性肌におすすめのスキンケア方法
脂性肌を改善するためには、べたつきがちな肌でもしっかり保湿し、また、毛穴やニキビの悩みにアプローチするスキンケアを取り入れるのがポイントです。
化粧水のポイント
さっぱりタイプをたっぷりつける
化粧水の段階では、たっぷりの水分を補って保湿をすることがポイントです。
油分の多い、こってりしたタイプを少量使うよりも、さらっとしたタイプの化粧水を、ケチらず使うほうが効果的です。
夏場の使用や、特に肌のべたつきが気になる人には、毛穴の引き締め効果がある収れん化粧水もおすすめです。
保湿成分に注目
肌のべたつきやテカリが気になるから、保湿は必要ないのでは…?と思われがちですが、それは間違い!
肌のうるおいが不足すると、逆に皮脂が過剰に分泌されてしまったり、肌のバリア機能が乱れ、肌荒れを起こしてしまったりします。
以下のような保湿力の高い成分に注目して選びましょう。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- エラスチン
- NMF (天然保湿因子)
- EGF (ヒトオリゴペプチド)
- グリセリン
など
毛穴ケアに:ビタミンC誘導体
過剰な皮脂を抑え、ニキビや吹き出物の炎症を抑える働きがあるビタミンC。
ビタミンCの安定性や効果を高めたものは、ビタミンC誘導体と呼ばれます。
ビタミンC誘導体を配合した化粧水は、脂性肌の毛穴ケアやニキビ予防におすすめです。
ビタミンC誘導体には以下のような種類があります
- APPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)
- リン酸アスコルビル
- アスコルビン酸グルコシド
ニキビケアに:グリチルリチン酸2K
抗炎症成分のグリチルリチン酸2Kは、肌への刺激が低めなので、ニキビや吹き出物が気になる肌におすすめの成分です。
炎症がひどく、なかなか治らない時は、皮膚科を受診するようにしましょう。
美容液のポイント
べたつきにくい保湿系を
保湿成分が凝縮された美容液で、肌にしっかりとうるおいを補ってあげるのがポイントです。
油分が多くてべたつきやすいものはNG。
浸透力が高いヒト型セラミドやNMF (天然保湿因子)といった成分がおすすめです。
また、コラーゲンやエラスチン入りのアイテムは、肌のうるおい保持機能を高める効果があります。
セラミド入りのおすすめの乳液については、こちらも参考にしてみてください!
乳液・クリームのポイント
ごく少量の使用でOK
油分を補う働きをする乳液やクリーム類は、化粧水や美容液で補った水分の蒸発を防ぐ、フタのような役割をします。
テカリが気になるTゾーンやUゾーンには、使用する量を減らし、頬や目元、口元などの乾燥が気になる部分には多めに塗ると効果的です。
ニキビが気になる人は注意
乳液やクリームを使いすぎると、油分がニキビの原因になる場合があります。
ニキビができている場合は避けて使ったり、ジェルタイプのアイテムを使うのがおすすめです。
脂性肌がやってはいけないNGケア
洗顔のしすぎ
毛穴の目立ちやニキビが気になる人は、肌を清潔に保つために、洗顔をしっかりしている人が多いと思います。
しかし、洗顔のしすぎは、肌に必要なうるおいまで取り去ってしまうので逆効果です。
乾燥した肌はうるおいを無理やり補おうとして、皮脂を過剰に分泌してしまい、テカリや化粧崩れを招いてしまいます。
洗顔は1日2回までを限度に、肌に余分な刺激を与えないように、優しく丁寧に洗いましょう。
刺激の強いスクラブやパック
肌のざらつきや毛穴の黒ずみが気になって、スクラブアイテムや、剥がすタイプのパックを愛用している人も多いのではないでしょうか?
こうしたアイテムは、肌への刺激が強く、また効果が一時的なものなので、何度も繰り返して使ううちに、肌がどんどん弱っていってしまいます。
毛穴や肌のくすみを集中的にケアするには、洗い流すタイプのクレイパックがおすすめです。無理やり汚れを取るのではなく、汚れや老廃物を優しく絡め取り、肌に必要なうるおいを保つことができます。
クレイパックについては、こちらの記事もご覧ください!
脂性肌を改善する生活習慣
脂性肌を治すためには、生活習慣の見直しが非常に大切です!
バランスの良い食事
甘いものや油分の多い食事を控え、栄養バランスのとれた食生活を心がけることが大切です。
皮脂分泌を抑える働きのあるビタミン類は、特に意識して摂るようにしましょう。
ビタミンB2
脂質の代謝を高め、皮脂の分泌をコントロールします。
- 納豆
- 青魚(さば、うなぎなど)
- レバー
ビタミンB6
たんぱく質や脂質の代謝に関わる成分で、B2と共に皮脂の分泌をコントロールします。
- 豆腐
- いわし
- にんにく
- まぐろ、鮭
ビタミンC
皮脂の分泌を抑え、また抗酸化作用に優れています。
- 果物(アセロラ、レモン、キウイなど)
- 緑黄色野菜(小松菜、ほうれん草、ブロッコリーなど)
睡眠不足とストレスの解消
ストレスによって自律神経の働きが乱れると、ホルモンバランスが乱れ、皮脂の分泌量が増えてしまいます。
睡眠不足を解消すると、ストレスも解消されますし、寝ている間に分泌される成長ホルモンは、ストレスの解消や美肌作りに効果的です。
洗顔ではうるおいを残しながら汚れを取り除き、さっぱりタイプの化粧水や美容液でしっかり保湿をすることが、脂性肌ケアのポイントです。
また、ストレスの解消やバランスのとれた食事も大切です。
正しいスキンケアと生活習慣の見直しで、長年悩みがちなオイリー肌を上手に改善しましょう!
ツライ敏感肌を解消したい!正しい洗顔料の選び方や洗顔方法を解説
敏感肌とは?
敏感肌とは、外からの刺激に対して肌荒れや炎症をおこしてしまう、敏感な肌状態のことを指します。
トラブルの例としては、
- 肌のかさつき
- 肌の痛み
- かゆみや赤み
- ニキビや吹き出物
などがあります。
敏感肌の原因
主な原因は、肌の乾燥や生活習慣の乱れです。
水分・油分バランスが崩れることで肌のバリア機能が弱まり、また肌の代謝が低下することで、健康な肌を生み出すのが難しくなってしまいます。
敏感肌の詳しい特徴や原因は、こちらの記事をどうぞ!
敏感肌の洗顔料の選び方
フォームタイプや泡で出てくるタイプなど、様々な種類の洗顔料がありますが、敏感肌の場合は、どんなアイテムを使えばいいでしょうか?
洗顔料は石鹸タイプがおすすめ
敏感肌の人におすすめの洗顔料は、固形石鹸です。
マイルドな洗い上がり
固形石鹸には、天然由来の洗浄成分が配合されています。
化学成分と違って洗浄力が強すぎないので、汚れや余分な皮脂だけを落とすことができます。
なかでも、弱アルカリ性の石鹸は、刺激が少なく、敏感肌でも安心して使えます。成分表示に「石鹸素地」と書いてあるものを目印に選んでみましょう。
添加物が少ない
固形石鹸は、他の洗顔料に比べて添加物が少ないのが特長です。
敏感肌を早く改善させるためには、なるべくシンプルな処方のものを選んで、肌への負担を抑えることが大切です。
敏感肌の人におすすめの成分
敏感肌におすすめなのは、低刺激かつ保湿効果が高い成分です。
グリセリン
保湿成分のグリセリンが入った石鹸は、洗顔後のつっぱりを防ぎ、しっとりとした洗い上がりになります。
石鹸を作る過程で生まれる成分なので、元は全ての石鹸に含まれていますが、製造途中で熱が加わるとなくなってしまいます。
熱を加えないで作る「コールドプロセス製法」や、手作業で時間をかけて作る「枠練り製法」「釜焚き製法」による石鹸には、グリセリンが含まれています。
スクワラン
人の皮脂にも含まれている天然の保湿成分です。
肌への刺激が少なく、無添加石鹸などにも数多く配合されています。
天然オイル
保湿力に優れ、肌のうるおいを保ちながら洗う事ができます。
特に、人の皮脂と似た構造の成分を含むホホバオイルや馬油、もしくは、皮脂を洗い流す力がマイルドなオレイン酸を含む、オリーブオイルやツバキ油などがおすすめです。
敏感肌の人が気をつけるべき成分
効果や使用感を高めるために、様々な成分や添加物を追加した洗顔料が多数ありますが、肌が敏感なうちは、なるべく使わないようにするのが無難です。
特に、以下の成分が配合されているものには注意しましょう。
合成界面活性剤
合成界面活性剤は、汚れを落とす力を高めたり、原料の水分と油分を混ぜ合わせる目的で、多くの洗顔料に配合されています。
肌に必要な皮脂まで洗い流してしまう危険性や、また成分が肌表面に残って炎症を起こしてしまう可能性があります。
- 「ラウリル酸~」
- 「スルホン酸~」
- 「~酸Na」
といった成分表示がされています。
添加物類
鉱物油、合成香料や合成色素といった添加物も、肌荒れや炎症を悪化させてしまうリスクがあります。
添加物フリーの洗顔料を使うのが安心です。
ピーリング系成分
AHA(フルーツ酸)やサリチル酸といったピーリング効果がある成分は、毛穴やニキビケアにおすすめの成分ですが、敏感肌の人が使うのには刺激が強すぎます。
洗顔料を数種類ストックしておいて、肌の状態に合わせて使い分けるのもかしこい方法でしょう!
敏感肌の洗顔方法
基本の洗顔方法
水温は36℃を目安に
洗顔時に最適な水温は36℃程度です。
洗顔料をつける前に、このぬるま湯で予洗いをして、汚れを落としておくようにしましょう。
洗顔料をしっかり泡立てる
洗顔料を泡立てずに洗ってしまうと、摩擦が生じてしまい、肌にダメージを与えかねません。
洗顔ネットなどでたっぷりの泡を作ってから洗うようにしましょう。
洗顔ネットを使った後は清潔に保つこともお忘れなく!
こちらの動画を参考に、手を使って泡立てる方法もマスターしてみましょう!
洗う順番はTゾーン→頬→目・口元
まずは皮脂や汚れがたまりやすい額や鼻から洗っていきます。
せっかく作った泡を潰さないように、優しく洗っていきましょう。
その後、頬やフェイスライン、最後に目や口の周りなど細かい部分を洗います。
洗顔の目安は1分以内
洗顔料を長時間肌に乗せたままにしておくと、肌に負担がかかってしまいます。
洗顔料を使うのは1分以内、メイク落としをする場合は、合計2分以内を目安にしましょう。
すすぎは優しくしっかりと
洗浄料の洗い残しは肌荒れの原因になります。
すすぎは30回程度を目安に、流し忘れがちな顎や髪の生え際まで、しっかりすすぎましょう。
清潔なタオルで優しく拭く
タオルで顔を拭くときは、ポンポンと軽く押しあてるようにして水分を吸い取ります。
タオルは1~2日毎に取り換えて清潔に保ちつつ、肌触りが悪くなってきたら、定期的に新調しましょう。
ぬるま湯洗顔もおすすめ
ぬるま湯洗顔とは、洗顔料を使わずにぬるま湯ですすぐだけの洗顔方法です。
基本の洗顔方法と同じように36℃くらいのぬるま湯で数回顔を洗い、水分をタオルで優しくふき取りましょう。
洗顔料を使わないことで、乾燥がひどい肌のコンディションを整えることができます。
朝は洗顔料を使わなくてOK
朝は夜に比べて肌に付着している汚れが少ないので、ぬるま湯だけの洗顔でも十分です。
肌荒れ別対処法
洗顔後の赤みが気になる時
赤みや湿疹は、油分バランスの崩れが原因です。
ぬるま湯洗顔なら、皮脂を取りすぎてしまう心配がないので、赤みが落ち着くまで、試してみましょう。
ニキビや炎症が気になる時
肌にかかるダメージをとにかく最低限にすることが大切です。
洗顔料をよく泡立てて使い、タオルの摩擦にも気をつけましょう。
炎症を抑える「グリチルリチン酸ジカリウム」入りの洗顔料を使うのもおすすめです。
敏感肌のNG洗顔方法
熱いお湯で洗う
洗顔時の水温は、冷たすぎても熱すぎてもいけません。
特に熱いお湯は皮脂を洗い流す力が強く、肌が乾燥する原因になってしまいます。
洗顔料をそのままつける
洗顔料を泡立てずにゴシゴシと洗うのはNGです。
ゆすぎの時にも洗い流しにくく、洗顔料の流し残しの原因にもなります。
タオルで強く拭く
タオルの摩擦は肌にダメージを与えてしまうので、ゴシゴシこすらないように気を付けましょう。
洗顔後のスキンケア方法
洗顔後は、肌のうるおいを高めるスキンケアで、敏感肌を改善していきましょう。
化粧水・美容液
化粧水や美容液は、保湿力の高いものを選びましょう。
特に、刺激が少なく肌への浸透力が高い「ヒト型セラミド」は、肌をいたわりながらしっかりうるおいを補給できます。
「セラミド1,2,3…」と番号で表示されているものが、ヒト型セラミドの目印です。
代表的な保湿成分
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- エラスチン
- NMF (天然保湿因子)
- EGF (ヒトオリゴペプチド)
- グリセリン
など
おすすめのヒト型セラミド配合美容液はこちらの記事からどうぞ。
乳液・クリーム
化粧水や美容液の後に、油分の多い乳液やクリーム類でフタをすることで、肌の水分が蒸発するのを防ぐことができます。
保湿力が高く、添加物が少ないものを選びましょう。
敏感肌におすすめのスキンケアはこちらの記事も参考にしてみてください!
敏感肌洗顔のポイントは、刺激の少ない固形石鹸をよく泡立てて、肌に摩擦を与えないように気をつけて洗うこと。
簡単なコツを抑えて、敏感肌を効率よく改善していきましょう!
もしや私も敏感肌?気になる原因と悪化させないスキンケアの方法
元々肌が弱くない人でも陥りやすい、敏感肌の悩み。間違ったケアをしてしまうと、肌荒れや炎症をさらに悪化させてしまいます。敏感肌に関する基礎知識として、原因やスキンケアのポイント、上手な治し方を紹介します。
敏感肌の特徴
敏感肌とは、どのような肌のことをいうのでしょうか?
一般的には、肌が外からの刺激に対して敏感になり、肌荒れや炎症をおこしやすい状態のことを指します。
遺伝や体質で、元から肌が弱い人もいますが、肌のバリア機能が何らかの原因で低下してしまうことでも引き起こされます。
敏感肌に多い悩み
よくある肌トラブルとしては、肌のかさつきや、ヒリヒリとした痛み、かゆみ、赤み、ニキビや吹き出物などがあります。
慢性的に悩まされることもあれば、突然トラブルが発生し、しばらくすると治ったりするような、一時的なものもあります。
敏感肌チェック
肌トラブルに心あたりがある人は、以下の項目をチェックしてみましょう。
- 化粧品で肌トラブルを起こしたことがある
- 髪の毛などのわずかな刺激でも肌荒れを起こしやすい
- アトピーやアレルギーの診断をされたことがある
- 肌のかさつきがひどく、粉をふいたような状態になる
- 肌が極度に乾燥してヒリヒリしたり、赤みやかゆみを感じたりする
- 季節の変わり目に肌が荒れやすい
- いつも使っている化粧品で、突然赤みやかゆみを感じる
- 汗や日光によってかゆみや肌荒れが発生する
①~③に当てはまる場合
遺伝や体質が原因で、元々肌が弱い可能性があります。
まずは皮膚科で相談することをおすすめします!
④~⑧に当てはまる場合
1つでも当てはまれば敏感肌予備軍、当てはまる項目が多い人は敏感肌だといえます。
敏感肌の詳しい原因や、スキンケアで気をつけるべきことをチェックしていきましょう!
敏感肌の原因
敏感肌は、普段のスキンケアや生活習慣が原因で引き起こされます。
肌の乾燥
肌が持つバリア機能は、肌の水分と油分のバランスによって保たれています。
しかし、スキンケア不足や紫外線の影響、加齢などで肌が乾燥すると、このバランスが崩れてしまい、ちょっとした刺激にも敏感になってしまいます。
ターンオーバーの乱れ
肌のバリア機能が乱れると、肌が生まれ変わるターンオーバーのサイクルが異常に早まってしまいます。
乱れたサイクルは、通常の半分程度の10~14日ほどに。まだ準備が整っていない、刺激に弱い細胞が、肌表面に押し出されてしまいます。
すると、肌のキメが乱れたりニキビが発生したりと、敏感肌以外にも様々な肌トラブルを招いてしまうのです。
季節の変わり目
季節の変わり目は、何かと体調を崩したり、風邪をひきやすかったりしますよね。
肌も同様に、様々なトラブルを起こしやすくなります。
気温の変化や空気の乾燥具合などに合わせて適切なケアを行わないと、肌の水分・油分バランスが乱れてしまいます。
間違ったスキンケア
肌に合わない化粧品を使い続けたり、間違った使い方をしたりすると、肌に余計な刺激が加わり、炎症や肌荒れを起こしてしまいます。
決められた量や方法を守って使い、トラブルが起きたらすぐに使用を中止しましょう。
生活習慣の乱れ
寝不足などの不規則な生活やストレスが続くと、自律神経の乱れや免疫力の低下を招き、肌にも悪影響を及ぼしてしまいます。
また、栄養バランスが偏った食生活や、体を冷やして血行不良を招く食べ物にも要注意です。
こんな食生活に注意!
- 野菜の量が少なく、肉中心の食生活
- 麺や丼など炭水化物メインの一品料理が多い
- インスタント食品やコンビニ食品に頼りがち
- 野菜は主に、サラダのような生野菜で摂っている
- 甘いものをよく食べる
- お酒やカフェイン飲料をよく飲む
ホルモンバランスの乱れ
女性の体は、ホルモンバランスの影響を受けやすいといえます。
特に、生理前や妊娠中、更年期といったホルモンバランスが変化しやすい時期は、一時的ではあるものの、肌がデリケートな状態に陥りやすくなります。
敏感肌におすすめの洗顔方法
敏感肌は治すのが大変なイメージですが、基本的なクレンジングや洗顔を正しく行うことで、改善することができます!
クレンジング・洗顔のポイント
刺激の低いマイルドな洗顔料を
クレンジング料は、洗浄力の強いオイルタイプや、肌をこすってしまうシートタイプのものは避けましょう。
おすすめは、ミルク、クリーム、バームタイプのクレンジング料です。
肌が必要としている皮脂は残しながら、メイク汚れを落とすことができます。
洗顔料のおすすめは、固形石鹸です。
肌に必要な皮脂を残しながら、優しく洗う事が出来ます。フォームタイプや泡タイプと違って、添加物が少なめなのも特長です。
時間をかけすぎない
メイク落としから洗顔までは、2分以内で済ませるのが理想です。
洗浄料の洗い残しは肌荒れの原因になるので、すすぎはしっかり行うようにしましょう!
水温やタオルの質にも注意を
洗顔時の水は、36度程度のぬるま湯がベストです。
タオルで顔を拭くときは、ゴシゴシこすらず、ポンポンと軽く押しあてるようにして拭くようにします。
タオルは常に清潔に保ち、肌触りが悪くなってきたら、定期的に取り替えましょう。
敏感肌に悩む方にクレイ(天然の泥)洗顔がおすすめ!
クレイ洗顔は、天然の泥を利用する洗顔方法で、低刺激なのに高い洗浄力を持ちます。
合成界面活性剤が使われていないので、洗顔後の肌のつっぱり感の原因となる皮脂の落としすぎも起こりません。
クレイ洗顔についてはこちらでまとめています。
敏感肌におすすめのスキンケア方法
敏感肌を改善するためには、肌のうるおいを高めながら、外的刺激から肌を守るスキンケアが重要です。
化粧水のポイント
保湿力の高いセラミド入りがおすすめ
化粧水を選ぶ際、まずは保湿力の高さを重視しましょう。
特におすすめの成分は、セラミドです。様々な種類があるなか、肌に存在するセラミドとほぼ同じ構造で作られた「ヒト型セラミド」は、浸透力が高く、刺激が少ないのが特長です。
年齢肌が気になり始めた人は、年齢と共に減っていくセラミド3、6を配合したものを選ぶといいでしょう。
セラミド以外の、代表的な保湿成分は以下の通りです。
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- エラスチン
- NMF (天然保湿因子)
- EGF (ヒトオリゴペプチド)
- グリセリン
など
炎症を抑える成分
特に肌の炎症が気になる場合、抗炎症成分が配合されたアイテムを選ぶと、より効果的です。
グリチルリチン酸2Kは、肌への刺激が低めなので、ニキビや吹き出物が気になる肌にもおすすめです。
植物由来のカミツレエキス、コウキエキスも敏感肌用のスキンケア商品で多く使用されている抗炎症成分です。
なお、症状が悪化したり、なかなか治らない場合は、皮膚科を受診するようにしましょう。
つける時は手を使って
コットンも刺激の原因になることがあるので、避けるのが無難です。手を使って優しくなじませましょう。
霧状になって出てくる、スプレータイプのものもおすすめです。
美容液のポイント
保湿、アンチエイジング系を
美容成分が凝縮された美容液は、効率よくケアをすることができるので、ぜひスキンケアに取り入れましょう!
保湿成分セラミドのほか、年齢と共に減っていく、コラーゲンやエラスチン入りのアイテムもおすすめです。
乳液・クリームのポイント
皮脂バランスをキープ
化粧水や美容液が主に肌の水分バランスを整える一方、油分を補う働きを果たすのが、乳液やクリーム類です。
肌の水分の蒸発を防ぐ働きがあるので、ケアの最後に使うのをおすすめします。
パーツごとの乾燥具合に合わせて塗る量を調節し、優しくのせるように馴染ませましょう。
特に敏感肌には、クリームよりも、水溶性成分と油性成分のバランスが適度な乳液がオススメです。
敏感肌におすすめの乳液はこちら
日焼け止めのポイント
日焼け止めは肌への負担が大きいものが多いので、敏感肌にはおすすめできません。
とはいえ紫外線は肌の乾燥を招くので、UVケアは必須です。
日常生活で使う場合は、SPF20程度で十分です。紫外線吸収剤が入っていないものを選びましょう。
高いUV効果を備えながら、負担が少ないミネラルファンデを使うのもおすすめです。
敏感肌がやってはいけないNGケア
肌荒れをこれ以上悪化させないために、避けるべきケア方法を知っておきましょう!
刺激の強い化粧品を使う
敏感肌用に作られたものや、アレルギーテスト済みのもの、配合成分がシンプルなものなどを選ぶと安全です。
初めて使用する場合は、腕の内側などに試し塗りをして、自分の肌に合うかどうか、パッチテストで確認するようにしてください!
美白化粧品や、シミ、しわ、たるみ対策用の化粧品などは、美容効果を高めるために、強めの処方になっている場合が多いです。
肌がデリケートな時は、ひとまずお休みしましょう。
気をつけるべき成分
- ビタミンC誘導体
- レチノール
- 添加物類(合成界面活性剤、鉱物油、合成香料・色素、パラベン、シリコン、紫外線吸収剤など)
- アルコールの含有量が多いもの
ずっと同じ化粧品を使う
年齢や体質、環境の変化に応じて、肌の状態も変わっていきます。
「私の肌にはこれが合っているから…」と信じて、同じ化粧品を使い続けていると、ある日突然トラブルが発生してしまう場合があります。
肌質の変化に、柔軟に対応していきましょう。
敏感肌を改善する生活習慣
敏感肌を治していくために、スキンケアに加えて、生活面の見直しも行いましょう。
バランスの良い食事
健康な肌作りに欠かせない、ビタミン類を中心に、栄養バランスのとれた食生活を心がけましょう。
以下、おすすめの栄養素と食材を参考にしてみてください!
ビタミンA
皮膚や粘膜を作り、また肌のターンオーバーを助けます。
- 緑黄色野菜(かぼちゃ、ほうれん草、ブロッコリーなど)
- 鶏、豚レバー
ビタミンC
肌内部でコラーゲンを生成、抗酸化作用やエイジング効果に優れています。
- 果物(アセロラ、レモン、キウイなど)
- 緑黄色野菜(ピーマン、ほうれん草、ブロッコリーなど)
ビタミンE
血行を促進し、肌のターンオーバーを助けます。
- ごま油
- ナッツ類
- アボカド
質のいい睡眠
肌のターンオーバーは夜22時~2時に促進されると言われています。最低でも0時~2時の間は睡眠にあてるようにしましょう。
睡眠時間は6時間以上を目安に、寝る前はリラックスして過ごすことで、深い眠りにつけるようにするのも大切です。
代謝を高める生活
血行不良を解消して体の代謝を高めるのも、肌の生まれ変わりを助けるのに非常に効果的です。
適度な運動やストレッチをしたり、40℃くらいの湯船につかってリラックスするのがおすすめです。
刺激の少ない化粧品やケア方法で肌へのダメージを最小限に抑えつつ、しっかり保湿をすることが、敏感肌ケアのポイントです。
スキンケアや食事、生活習慣の見直しをして、健康的な肌作りを目指しましょう!
カサカサ肌は老けて見える!乾燥肌の原因とおすすめのスキンケア方法
乾燥肌は季節を問わず、多くの女性が抱える肌悩みの1つです。30~40代になって悩まされ始めた人も多いのでは?肌の乾燥は、しわやたるみ、毛穴の開きといった、様々な肌トラブルにも繋がってしまいます。原因やケアの方法など、乾燥肌の基本知識を紹介します。
乾燥肌の特徴
乾燥肌とは、どのような肌のことをいうのでしょうか?
一般的には、肌がうるおいをキープする機能が低下してしまい、肌が本来必要とする水分や油分を保てなくなった状態を指します。
乾燥肌に多い悩み
乾燥肌にありがちな悩みといえば、肌のかさつきやつっぱり感、かゆみなどが挙げられます。
さらに乾燥が悪化すると、他にも様々な肌悩みを引き起こしてしまいます。
- しわ、たるみ
- くすみ、しみ
- 毛穴の開き
- ニキビ
- ゆらぎ肌、敏感肌
乾燥によるおでこのしわが気になる人は、こちらの記事もどうぞ!
乾燥がすすむと敏感肌になってしまうことも…!敏感肌についてはこちら。
乾燥肌の7つ原因
乾燥肌は、生活環境をはじめ、様々な原因によって引き起こされます。
肌のバリア機能の低下
肌の角質層には、うるおいを守る成分がいくつか存在しています。これらが減ってしまうと、肌細胞内で水分を保つことが難しくなり、肌の乾燥やバリア機能の低下を招きます。
セラミド
角質層で細胞同士のすき間を埋める「細胞間脂質」という物質の一種です。角質の水分の約80%を守っています。
天然保湿因子(NMF)
アミノ酸などから生成されている、水分保持力に優れた成分です。角質の水分の約18%を守っています。
1.ターンオーバーの乱れ
角質層のセラミドや天然保湿因子(NMF)は、肌のターンオーバーによって作られます。
ターンオーバーのサイクルが、紫外線や加齢の影響、睡眠不足やストレスなどが原因で乱れてしまうと、これらの成分がうまく作られず、乾燥が進んでしまいます。
2.加齢
肌の皮脂量は、20歳を過ぎるとどんどん減少していきます。
また、肌内部のセラミドの量も、20代をピークに減っていってしまい、50歳の時点では、20歳の頃の約半分にまで減少してしまうことが分かっています。
3.紫外線
紫外線を浴びると、肌のバリア機能が低下してしまいます。
また肌表面で角質が厚くなることでターンオーバーの周期が乱れ、乾燥肌を悪化させてしまいます。
4.空気の乾燥
空気が乾燥する冬は、肌の乾燥が特に気になる季節です。
一方、夏もクーラーが効いた部屋は乾燥しているので、乾燥肌のリスクは1年中あるといえるでしょう。
5.間違ったスキンケア
肌質に合わないスキンケアや、間違った知識によるスキンケアを続けていると、乾燥肌を悪化させてしまいます。
皮脂や毛穴、ニキビが気になる肌でも、肌の内部が非常に乾燥している可能性があります。
6.生活習慣の乱れ
寝不足などの不規則な生活やストレスが続くと、肌のターンオーバーを乱してしまいます。
また偏った食生活や、血行不良を招く食べ物にも要注意です。
7.こんな食生活に注意!
- インスタント食品やコンビニ食品に頼りがち
- 肉中心で野菜を食べる量が非常に少ない、もしくはその逆
- 野菜は主に、サラダのような生野菜で摂っている
- お酒やカフェイン飲料をよく飲む
- 健康のため、油を摂取しないようにしている
乾燥肌におすすめの洗顔方法
間違ったクレンジングや洗顔は、乾燥肌を悪化させてしまいます。正しいケアの方法を知っておきましょう。
クレンジング・洗顔のポイント
洗浄力が強すぎるアイテムはNG
オイルタイプのクレンジング料や、濃いメイクを簡単に落とせるもの、濡れた手でも使えるタイプのクレンジング料は、洗浄力が強く、セラミドのような細胞間脂質まで洗い流してしまいます。
クレンジング料のおすすめは、ミルク、クリーム、バームタイプのものです。
洗顔料のおすすめは、固形石鹸です。添加物が少ないので刺激が弱く、肌にうるおいを残しながら洗う事が出来ます。
洗顔に時間をかけすぎない
クレンジング料や洗顔料が肌に触れ続けていると、肌に余分な刺激を与えてしまいます。
メイク落としから洗顔までは、大体2分以内で済ませましょう。
肌の乾燥を防ぐ工夫
洗顔には、36度程度のぬるま湯を使い、顔を拭くときは、柔らかいタオルで優しく押しあてるように拭きましょう。
水分が顔に残っていると、乾く時に肌内部の水分も一緒に蒸発してしまうので要注意です!
乾燥肌の洗顔方法については、こちらも参考にしてみてください。
乾燥肌におすすめのスキンケア方法
乾燥肌を改善するためには、まずは基本的な保湿ケアで肌のうるおいを高めましょう。
化粧水のポイント
セラミド&NMF不足を補給
乾燥肌の原因は、肌内部でセラミドやNMF(天然保湿因子)の量が減少してしまうことだとお伝えしました。
この2つの働きは、化粧水で補うことができます。
なかでも、角質層のセラミドとほぼ同じ構造を持つ「ヒト型セラミド」は、浸透力が高く、刺激が少ないのでおすすめです。
- ヒト型セラミド:セラミド1,2,3…と番号で表示されています。特に、バリア機能が高いセラミド1や、保湿力に優れたセラミド2、ターンオーバーを促すセラミド5、6などがおすすめです。
- アミノ酸成分:NMF(天然保湿因子)の働きを補うことができます。アルギニン、リシン、グルタミン酸、グリシン、セリンなど。
おすすめのセラミド美容液、効果的な使い方はこちらの記事からどうぞ。
ほかにも、以下のような保湿成分もおすすめです。
コラーゲンやエラスチンは肌のハリを保つのに大事な成分かつ、不足すると乾燥肌のもとにもなるので、スキンケアで補うようにしましょう!
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- エラスチン
- EGF (ヒトオリゴペプチド)
- グリセリン
など
つける時は手を使って
手のひらであたためるようにしてから優しくなじませることで、化粧水が浸透しやすくなります。
美容液のポイント
化粧水同様、美容液も保湿力が高いセラミド入りのものがおすすめです。
セラミド入りの美容液については、こちらも参考にしてみてください!
乳液・クリームのポイント
乳液やクリーム類には、肌の水分の蒸発を防ぐフタのような働きがあります。
保湿力を高めるためにも、スキンケアの仕上げに使うようにしましょう。
日焼け止めのポイント
紫外線は乾燥肌の原因になるので、UVケアは一年中必須です。
日常生活では、SPF20程度のもので十分です。
UV機能がついたミネラルファンデーションは、肌への負担が少ないのでおすすめです!
乾燥肌がやってはいけないNGケア
乾燥肌を悪化させないために、避けるべきケア方法を知っておきましょう!
洗顔や皮脂ケアのしすぎ
肌の内部が乾燥しているインナードライの人がやりがちなのが、この間違ったケアです。
肌は乾燥すると皮脂を余分に分泌するので、肌表面のテカリや毛穴、ニキビが気になりはじめます。
これを改善しようと、1日に何度も洗顔したり、オイリー肌用のスキンケアを使い続けることで、乾燥がどんどん悪化してしまいます。
コットンパックやシートマスク
スペシャルケアとして効果的ですが、長く放置しすぎると、逆に肌の水分を奪ってしまうので、注意が必要です。
コットンパックは1~3分程度を目安に、市販のシートマスクは使用方法を確認してから使うようにしましょう。
乾燥肌を改善する生活習慣
乾燥肌は、スキンケアに加えて、食事やその他生活習慣を見直すことでも改善が可能です。
乾燥肌を改善する食事
健康な肌作りに欠かせない、ビタミン類を中心に、栄養バランスのとれた食生活を心がけましょう。
以下、おすすめの栄養素と食材を参考にしてみてください!
ビタミンA
皮膚や粘膜を作り、肌のターンオーバーを助けます。
- 緑黄色野菜(かぼちゃ、ほうれん草、ブロッコリーなど)
- 鶏、豚レバー
ビタミンB群
肌のうるおいを保ち、ターンオーバーを助けます。
- 豚肉
- 大豆
- 魚(かつお、まぐろなど)
ビタミンC
肌内部でコラーゲンを生成し、抗酸化作用やエイジング効果に優れています。
- 果物(アセロラ、レモン、キウイなど)
- 緑黄色野菜(ピーマン、ほうれん草、ブロッコリーなど)
ビタミンE
血流を促進し、肌のターンオーバーを助けます。
- ごま油
- ナッツ類
- アボカド
たんぱく質
体づくりに欠かせない成分で、肌のターンオーバーを助けます。
- 卵
- 赤身肉
- 乳製品
必須脂肪酸
体内で合成できない、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸を指します。肌のターンオーバーを助けます。
- 青魚(さば、いわしなど)
- 油(ごま油、コーン油など)
亜鉛
体内に存在するミネラルの一種で、肌のターンオーバーを助けます。
- 牡蠣
- ゴマ
- 牛肉
代謝を高める生活
適度な運動やストレッチをして体の代謝を高めることで、肌のターンオーバーを活発化させることができます。
クーラーやエアコンの使い方
クーラーやエアコンはつけっぱなしにしてしまうと、空気を乾燥させてしまいます。
オンオフをこまめにしたり、加湿器を使ったりして対策しましょう。
乾燥肌のケアのポイントは保湿ですが、それに限らず、食事や生活習慣で肌のバリア機能や代謝を高めていくことも大切です。
念入りにケアして、若々しいうるおいあふれる肌を手に入れましょう!
化粧品の使用期限がパッケージに書かれない理由と使用目安
いつの間にか溜まってしまう古い化粧品。いつか使おうと思っている内に数年が経過し、いざ使う時にはなんとなく違和感…。実は化粧品には使用期限があり、期限切れの化粧品を使うと肌荒れの原因になることもあるため、注意が必要なんですよ。
なぜ使用期限が書かれていないの?
ある基準を満たせば書かなくても良い
「化粧品に使用期限なんてあるのか!」と思って、実際に化粧品のパッケージを確認しても使用期限なんてどこにも書かれていませんよね。
使用期限が書かれていないのに使用期限があるなんておかしな話なのですが、実はこれには秘密があります。
その答えは医薬品や化粧品の製造販売について定めている薬事法(正式には、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)の中にあり、ここに「製造または輸入後3年を超えて正常及び品質が安定なものは使用期限の表示を行わなくても差し支えない」と記載されているんです。
つまり、未開封の状態で3年以上品質が保証できる化粧品については、使用期限や製造日の表示もしなくても良いということ。
じゃあ、一体いつまで使えるのと気になりますよね。
使用期限は3年以下
基本的に、使用期限記載のない化粧品の使用期限は、未開封の製品で製造から約3年間と言われています。
この理由も先ほどと同様で、「3年を超えて品質を保証できる」ということは、つまり「約3年間の品質保証は出来るけれど、その後は検証していないから分からない」という意味になるため。
もちろん3年経過したからといって急激に劣化が始まるわけではありませんが、製造から3年以降の使用により何らかの不都合が出たとしても、それはあくまで自己責任になってしまうんです。
使用期限が3年未満である化粧品にはしっかり使用期限が記載されていますので、未開封状態の化粧品の使用期限は3年以下と覚えておくようにしてくださいね。
手作り化粧品は超短命
化粧品の使用期限3年以下というのは、あくまで市販品に限ったケース。
市販品にはしっかり防腐剤が入っていますし、製造販売時に品質保証テストもされています。
「そうか、化粧品は3年くらい大丈夫なんだ」と手作り化粧品も同様に考えると、危険なことになりかねませんので注意してください。
手作り化粧品は肌への負担を最小限に考えて作りますから、基本的には防腐剤や抗菌成分を配合しませんよね。
また、手作り化粧品に加える有効成分の中には腐りやすい性質を持つものも多いため、素人が使うと時間経過とともにすぐ劣化してしまう可能性も高いんです。
基本的に手作り化粧品の使用期限は1週間ほど。
作るのに手間がかかる場合はつい大量に作って作り置きしたくなりますが、自分の肌を第一に考えるなら短期間で使い切れる量を作って、常に新鮮なもの使うようにしたいところです。
手作り化粧品で注意が必要な成分
参考までに、手作り化粧品によく使用される成分で、取り扱いに注意が必要なものをご紹介しておきます。
- ビタミンC
- レモン汁やサプリメントのビタミンCを手作り化粧品に混ぜこむ方がいますが、これは危険。ビタミンCはとても不安定な物質ですので紫外線などの影響によりすぐ変質し、肌に対して刺激性の強い物質に変わってしまいます。
- ヒアルロン酸
- 保湿性の高さで人気のヒアルロン酸ですが、腐りやすい性質を持つため、実はとても品質管理が難しい成分。肌荒れの原因になる場合も多いので、手作り化粧品に対する知識が十分でない場合は使用に注意が必要なんですよ。
- アロマオイル
- 保湿効果やリラックス効果を求めて使用されるアロマオイルですが、市販のアロマオイルには不純物が多く含まれているため、酸化により肌荒れの原因になる場合も。もともと肌に使用する想定がされていない製品も多いので、要注意です。
開封済みの化粧品は3年とは限らない
品質の低下はこうやって起こる
化粧品は一度開封してしまうと3年という使用期限に関わらず、出来るだけ早く使い切るようにしてください。
その理由は食品と同様で、開封と同時に空気に触れたり、酸化したりして「黄色ブドウ球菌」や「表皮ブドウ球菌」といった雑菌が繁殖しやすくなるため。
また、素手で直接使用していたり、汚れたパフで使用していたりする場合も雑菌の繁殖を促すため、どれだけ長くても半年程度で使用を止めるのが重要です。
繁殖した菌が肌に触れると、かぶれやかゆみ、ニキビなど皮膚炎を引き起こすリスクが非常に高くなります。
もし症状が酷い場合には、皮膚科を受診してステロイド外用薬などを使用する必要も出てきますので、古い化粧品を使用して一度でも肌荒れが出たら再使用はせずに、すぐ捨てるようにしてくださいね。
アイテム別開封済み使用期限
化粧品は使用する部位やアイテムごとに推奨される使用期限に違いがあります。
アイテム別の使用期限をご紹介していますので、製造から時間が経ってしまった化粧品を使用する際の参考にしてみてください。
- マスカラ、リキッドアイライナー:3か月以内
- アイメイク商品は、菌が繁殖しやすく、万が一菌が目に入り込んだ時にダメージが大きいため、使用期限は短め。毎日同じ製品を使用するなら3か月もあれば十分に使い切れますが、複数の製品を並行して使用する場合は開封日を容器に記載しておくなどして対策しましょう。
- スキンケア用品:6か月以内
- クレンジング、洗顔用品、化粧水、乳液、美容液、クリームなどのスキンケア用品は、無防備な肌に使用し、基本的に肌の角質層まで浸透させるものですから、雑菌の繁殖により肌がダイレクトにダメージを受けます。数種類を並行して使用するのではなく、集中的に使用してしっかり期限内に使い切りましょう。
- リップクリーム、口紅など:6か月以内
- リップクリームや口紅、グロスなどのリップメイク用品は6か月以内に使い切るのが基本。唇の皮は他の部分に比べて薄いので、化粧品成分の変質によりすぐに荒れてしまいやすいんです。
- 日焼け止め:6か月以内(ワンシーズン内)
- 余ったら来年使用するという方も多い日焼け止めですが、日焼け止め製品に含まれる成分は時間経過とともに肌への負担が強くなる場合もあるので、出来ればワンシーズン内で使用を終えるようにしましょう。また開封してから時間が経つと、日焼け止め機能が低下する可能性もあります。
- ファンデーション、化粧下地:6か月以内
- パフの汚れなどにより、雑菌繁殖リスクが高いのがファンデーションや化粧下地。顔に直接塗るものですので、あまりに古いものは思い切って捨ててしまいましょう。
- ペンシルアイライナー:1年以内
- 同じ筆を使いつづけるリキッドアイライナーに比べ、削れば新しい部分が出るペンシルアイライナーは比較的使用期限が長め。とはいえ目の周囲で使うものですので、数年経過しているようなものは使用せず、1年を目安に新しいものに交換するようにしましょう。
- アイシャドウ:1年以内
- アイシャドウは、気分やTPOにより使い分けることが多いため、複数の製品を並行して使用しがち。そのため、数年にわたって同じ製品を使う機会も多いのですが、推奨される使用期限は1年以内。ただ、チップやブラシをこまめに洗浄したり、使い捨てのものを使うようにしたりすれば1年以上使用可能な場合もあります。チップやブラシを目の中に入れないように注意し、状態を確認しながら使うようにしてくださいね。
- チーク:2年以内
- チークは出来れば2年以内で使用を止めたいところですが、基本的にファンデーションの上から頬にしかつけないものですので、そこまで使用期限に神経質になる必要はないと言われています。ただ、パウダータイプ以外のチーク(クリームタイプなど)は、酸化しやすいため臭いや色に変化がないか確認しながら使用してください。
こうなったら捨てるサイン!
変色・におい・分離など
出来るだけ捨てずに長い間使いたいのが化粧品ですが、見た目や臭いに違和感があったらすぐに捨てましょう。
目安にすべきサインは、以下のようなものがあります。
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色が変わっている
見るからに以前とは色が変わって、変な色になっている場合は腐敗している可能性が非常に高いです。
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変な臭いがする
使い始めの頃とは違う、鼻にツンとくるような臭いや変な臭いがしてきたら、すぐに捨てましょう。
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液体が分離している
初めから分離している製品を除き、リキッドファンデーションや乳液が分離してきたら、腐敗している可能性が高いので使用を止めましょう。
品質を少しでも保つためにできること
化粧品の使用期限は、保管方法により目安の使用期限よりも短くなってしまう場合があります。
保管の際のポイントをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ポイント1:湿度の低い、涼しい場所に保管する
未開封・開封済みどちらの製品にも言えることですが、化粧品を保管するなら直射日光が当たらず、湿度の低い涼しい場所に保管しましょう。
ポイント2:一度出したら、容器に戻さない
多く取りすぎてしまったからといって、一度手につけたものを容器に戻すのは絶対にNG。手の雑菌が容器の中で繁殖して、腐敗を早めてしまいます。
ポイント3:蓋はしっかり閉める
毎日使うものだといちいち蓋を開けるのが手間に感じて、つい蓋をゆるめにしてしまいがちですよね。ですが、蓋と容器の間に隙間があると、そこから空気が入り込んで酸化や菌の繁殖スピードを早めてしまうので要注意なんです。
ポイント4:パフやブラシは清潔なものを
パフやブラシは、こまめに洗うか使い捨てのもの使用するようにして、清潔を保ちましょう。
ポイント5:リップや口紅は清潔なブラシで使用する
唇に直接つけると菌の繁殖を早めてしまうため、清潔なブラシで使用するようにしてください。
ポイント6:クリームやジェルはスパチュラで
直接指を容器に入れると、腐敗を早める原因に。面倒ですがスパチュラ(ヘラ)を使用しましょう。製品に付属していない場合は、アイスなどに使う使い捨てのプラスチックスプーンでもOK。
捨てるのはもったいないけど、肌のために使用期限を守ろう!
ポーチや引き出しの奥底から、いつ買ったのかも定かではない化粧品が発掘されることって、ありますよね。
化粧品は安いものではありませんから、ついもったいないと取っておいてしまいがちですが、あまりに古い化粧品は肌荒れの原因にもなるため、思い切って捨ててしまうのがベストです。
今回ご紹介した目安の使用期限や保管方法などを参考に、思い切って化粧ポーチの中を断捨離してみても良いかもしれませんよ。