時短コスメとして人気を獲得しているオールインワンジェルは、良い点だけでなく問題点もあります。
スキンケアにかけるお金と時間を節約したいから、というだけでオールインワンジェルを選ぶと失敗してしまうかもしれません。
この記事では、
- オールインワンならではの問題点
- オールインワンジェルの弱点をカバーする方法
この2つを紹介します!
オールインワンジェルの問題点
化粧水・美容液・乳液・クリーム…忙しいのにステップケアをしている時間がない!と悩む女性は多いものです。
そこで役に立つのがオールインワンジェルですが、どのような問題点があるのかを理解しておきましょう。
肌の調子に合わせたケアができない
日本は季節によって気温や湿度が変わり、それに合わせて肌の状態も変化します。
暑い季節は皮脂分泌量が増え、空気が乾燥する冬は水分量が減るのです。
化粧水や乳液などを使うステップケアの場合は、季節や肌の調子に合わせてアイテムを変えてスキンケアできます。
しかし、オールインワンジェルの場合は肌の調子に合わないと他のジェルに買い換える必要があるのです。
ステップケアに比べて保湿力が弱い
最近は化粧品製造技術の進歩で保湿力が高いオールインワンジェルが開発されているものの、やはりステップケアに比べると保湿力は劣ってしまいます。
オールインワンジェルは、乳液やクリームと比べて油分の配合量が少ない基礎化粧品です。
油分量が少ない肌質の方だと、水ベースで作られたジェルだけで保湿すると油分不足に陥る可能性があります。
配合成分が多すぎる
オールインワンジェルの広告やパッケージに、「○○種類の植物エキスを配合!」などという記載をよく見かけませんか?
美容成分が豊富だと肌にいいイメージがありますが、配合成分が多ければ多いほど肌トラブルを起こすリスクも高まります。
健康的な肌質の方であれば問題ありませんが、かぶれや湿疹を起こしやすい敏感肌・アトピー肌の方は注意が必要です。
化粧品による肌トラブルを起こしやすい方であれば、なるべく配合成分が少ないシンプルな保湿剤を選ぶといいでしょう。
オールインワンジェルの弱点のカバー方法とは?
「時短のためにオールインワンジェルを使いたいけれど、ステップケアは面倒。でも丁寧にケアしている時間はない!」と悩んでしまったら、どうすればいいのでしょうか?
オールインワンジェルを賢く使いこなしたいなら、活用方法をマスターしましょう!
肌の調子に合わせて美容液をプラスしてみる
オールインワンジェルだけでは物足りないけれど、いくつもの化粧品を使うのは苦手。
そんな方は、オールインワンジェル+美容液のケアをしてみましょう。
美容液は基礎化粧品のなかでも美容成分の濃度が高く、効率的に肌悩みをケアできます。
肌が油っぽくなってしまう季節は毛穴を引き締める美容液を、乾燥する季節は油分を補えるオイル状美容液をプラスしてみてください。
敏感肌ならマイルドな処方にこだわって選ぼう
オールインワンジェルはなるべく多く美容成分を配合して、消費者に美容効果をアピールしています。
もし化粧品による肌トラブルを起こしやすい肌質であれば、敏感な肌でも使いやすい処方にこだわったオールインワンジェルを選びましょう。
敏感肌・アトピー肌の愛用者が多いオールインワンジェルと言えば、「メディプラスゲル」です。
メディプラスゲルはバリア機能が低下した肌でもヒリヒリしにくく、乾燥がちな肌を潤すヒト型セラミドを配合しています。
多くのオールインワンジェルはジャー容器に入っていますが、メディプラスゲルは化粧品の劣化による肌への悪影響が起きないようポンプ容器に入っているのもおすすめポイントです。
オールインワンジェルの問題点をしっかり理解しておこう
時短コスメとして多くの人に選ばれているオールインワンジェルですが、良い点もあれば問題点もあります。
ワンステップで完了するスキンケアアイテムならではの弱点をしっかり理解しておけば、肌に必要なケアができるはずです。
オールインワンジェルを使って美肌になりたいなら、問題点を克服する使い方・選び方をして賢くスキンケアしましょう!