「部屋が片付かなくてイライラする!」なんていうことはありませんか?
特に子どもがいると時間が無くて、なかなか片づけがはかどらないということも多いのではないでしょうか?
そんな時、上手な収納に役立つのが100均グッズ。100均なら便利なものからおしゃれなものまでさまざまな便利グッズがプチプラで購入できます。そこで今回は、100均グッズを使った収納例をご紹介します。
部屋をスッキリしたい!
子どもがいるお家の収納は、
- 時間がないときでもすぐに片づけられる
- 出しやすい
- ものがたくさん入る
などがポイントです。
そのためにはデッドスペースをうまく活用したり、わかりやすく分類して片づけることが重要です。
片づけをスムーズに進めるために
部屋の片づけをスムーズに進めるためには、まずは片づけたい場所のものをすべて外に出しましょう。
出したものは、要るものと要らないものに分け、要るものをさらに同じ種類ごとに分類します。
片づけをするときは、狭い範囲ごとに少しずつ終わらせていきましょう。
例えば、「今日はこの棚の引き出しだけを片づける」という風に、1日1カ所ずつと決めて取り組むと、無理なく取り組めますよ。
子ども部屋の収納は、子どもが片づけやすいように
子ども部屋の収納は、子どもが自分でお片づけをしやすいことがポイントになります。
子どもが自分でお片づけができるようにするためには、物が取り出しやすいということが大切です。
どこに何が入っているのかわかりやすく、ワンアクション(ふたを開けるだけ・棚を引くだけ)で取り出すことができると小さな子どもでもスムーズに必要なものを取り出すことができますよね。
ものが取り出しやすいということは、しまいやすさにもつながります。
子どものお片付けの習慣づけにも効果的ですよ。
では「子どもが片づけやすい収納」の例を、ポイントごとにご紹介しましょう。
子供の年齢に合わせた収納方法を
子どもの年齢により、よく使うものが変わります。
小さなころはおもちゃの収納が中心になりますが、小学校入学を境におもちゃの量は減り、その種類も変化します。
文房具や参考書類などが増え、おもちゃの収納に加え学習机周りの収納にも頭を悩ませるのではないでしょうか?
また年齢によってできることも変化します。
小さなうちは大雑把にしまうことで精いっぱいですが、大きくなるにつれて、細かい分類をしながら片づけることも可能になります。
子どものできることを考慮しながら収納方法を考えることが大切です。
小さい子どものおもちゃの収納例
子どもが小さいうちは、大きなかごをつかってポンポン入れられるような収納がおすすめです。写真のように取っ手の付いたかごを使えば持ち運びにも便利です。
子ども部屋以外の場所で遊びたいときも、かごごとおもちゃを移動させることができるので場所を選びません。
子どもが大きくなって来たら、少しずつおもちゃを種類ごとに分けるようにしましょう。
こちらはダイソーのランドリーボックス。さまざまな大きさがあるので、おもちゃの量や種類によって使い分けることができます。
見た目もおしゃれなので、無造作に置いておくだけでもステキに見えますね。
幼稚園までの子どものおもちゃの収納例
子どもが大きくなってくると、おもちゃの種類が増えそれぞれのおもちゃの細かいパーツも増えていきます。
大雑把にしまうとどこに何があるのかわからなくなってしまい、おもちゃ箱をすべてひっくり返さなければならなくなることも。
そうならないためにも、おもちゃを種類ごとに分けて収納することが大切です。
その際便利なのが100均のプラスチックのかご。
大きさもさまざまなものがあるので、棚の大きさに合わせてかごを選択するとすっきりと収納することができますね。
おままごとセットの収納には、キッチンなどに見立てた場所を作り、そこに細かいパーツを収納するのも楽しくてかわいいアイデアです。
子どもの想像力を掻き立て遊びながらお片付けもできるので、自然とお片付けの習慣がつきそうですね。
小学生以上の子どもの収納例
100均のブリキバケツとS字フックを組み合わせた技ありアイデアです。学習机のそばに引っ掛けておけば、いつでも使えますし、どこに何が入っているのかわかりやすいのでさっと取り出すことができますね。
特に大きくなるにしたがって使う文房具の種類が増えますし、カラーペンなどを使うことも増えます。
これならいくら増えてもごちゃごちゃせずにすっきり収納することができますね。
教科書の収納は、教科ごとに使うものをまとめて収納するのがおすすめです。
こうしておくと準備がしやすいですし、忘れ物も少なくなりそうですね。
ちなみに上の収納で使われているものがこちらです。
持ち出しフォルダ(PLUS)|楽天市場
100均の商品ではありませんが、1つ98円で購入できます。
プリント類の整理にも使えそうですね。
中身をわかりやすく
いくらジャンルごとに分けてわかりやすくしたとしても、中身が一目でわからないと子どもはお片付けの意欲をそがれてしまいます。
子どものものをジャンルごとに分けたら、中身がわかりやすいように収納しましょう。
ジャンルごとに分ける作業は、子どもに手伝ってもらいましょう。
自分で分けることでよりわかりやすくなりますし、片づけのやる気もアップするかもしれません。
ラベルをつけてわかりやすく
この引き出しは、100均のプラスチックのかごの前面に板を貼ってリメイクしたものです。
ジャンルごとに分けて、ステンシルなどで文字と絵をつけています。
絵も一緒に添えてあるとまだ字が読めない子どもでもわかりやすいですね。
子ども部屋が無く、おもちゃを居間などに置いている場合は一目でおもちゃだとわかるよりも、中身が見えないほうが居間の雰囲気を壊さずに済むためおすすめです。
わかりやすさを重視するなら、ラベルを写真にすると小さい子どもにはよりわかりやすいです。
中身が見えやすくする
透明なかごなどに入れて中身が見えやすいようにすると、ラベルなど貼らなくても一目で何が入っているかわかりますね。
写真のように透明の容器にすべてのおもちゃをいれて棚に並べて収納すると、容器の奥まで一目で見えるので、何がどこに入っているのかがすぐにわかります。
ふた付きの容器を使うと重ねて収納できるため、無駄な空間を作らずすっきりと収納できますね。
棚をDIYするのもおすすめです。
写真の棚は、すのこに突っ張り棒を組み合わせてかごが斜めになるようにしています。
すべての材料が100均で購入可能です。
かごが斜めになっていると中身が見えやすいですし、ものも取り出しやすいですね。
衣類の収納は出しやすく
皆さん頭を悩ませる収納の一つに「衣類の収納」があります。
洋服はしまい方を間違えると、着たい洋服がどこにあるのか見つからず、探しているうちにぐちゃぐちゃになってしまいます。
また季節が変わるたびにやらなければならない衣替えも面倒ですよね。
衣類の収納は、時間や手間がかかることが多いですよね。
衣類はどこに何があるのかすぐにわかり出しやすい収納にすると、時間をかけずに片づけることができます。
デッドスペースを作らない
デッドスペースがあると、おのずと収納できるスペースも少なくなってしまいます。
空間をうまく使って収納場所を増やすと、たくさんの衣類を無駄なく収納することができますよ。
収納スペースに余裕があると衣類を出すときも出しやすいですし、何がどこにあるのかわかりやすくなりますね。
壁をうまく使って収納スペースを増やす
壁にはデッドスペースがたくさんあり、それをうまく利用すると収納場所を増やすことが可能です。
100均に行くとスチール製のかごやネットなどがあります。それを壁にくっつけることで収納場所にすることが可能です。
ウォークインクローゼットの中も、これでいつでもすっきり保つことができますね。
壁収納には、ワイヤーネットが役立ちます。
ワイヤーネットを使うと、壁をあまり傷つけずに収納場所を作ることが可能です。
帽子類は、しまい方を間違えると形が崩れてしまいます。
ワイヤーネットを使って壁にかけて収納すると、型崩れもしませんし、もともとデッドスペースだったところを利用しているため場所も取りません。
どこに何があるのかも一目でわかりやすいですね。
インテリアの役割もしてくれて、お部屋がおしゃれな雰囲気にもなりますね。
S字フックをうまく使って
S字フックは長さを変えて段差をつけると厚みが少なくなりたくさん収納することができます。
またどこに何があるのか見やすくもなりますよ。
S字フックにクリップが付いた便利グッズもあります。
アイデア次第でデッドスペース収納に役立ちますね。
かごや箱を使って小分けに収納
かごや箱を使って小分けに収納することで衣類が取り出しやすくなりますし、衣替えの時は箱ごと出し入れができるので手間もいりません。
衣類の種類や使う季節ごとに分類して箱にしまい、そのまま棚などに収納できるのでタンスも不要です。
タンスを購入するとなるとお金がかかりますが、箱を入れておくならカラーボックスなどでも十分に代用できます。お金もかからず手軽に収納できるのでおすすめです。
こちらはダイソーのスクエアボックスにインデックスステッカーを貼った収納です。
スクエアボックスはサイズが数種類あり、用途に応じて大きさを選択することができます。
ふたがついているのでほこりなども入らないですし、重ねて置いておくこともできます。
プラスチックの衣装ケースよりも小分けにできますし、見た目もおしゃれです。
衣替えもケースごと移動するだけでできますので楽ちんですね。
100均にはさまざまな種類のふた付きのペーパーボックスがあります。
これに衣類を入れて収納するのもおすすめです。
紙製なので直接中に何が入っているのか記入しておくことができますし、ふたがついているので衣替えの時にこのまま入れ替えることも可能です。
たたみ方やしまい方を工夫して取り出しやすく
タンスに洋服をしまうと、どこに何があるかわからなくなってしまうことがあります。
そんな時は少したたみ方を工夫すると、どこに何があるのかわかりやすくなり取り出しやすくなりますよ。
しまう場所やしまうものによって適したたたみ方は変わります。
便利なしまい方やたたみ方の例をご紹介します。
よく使うものは取り出しやすく
Tシャツや下着など、よく使うものは丸めて立てておくとしまいやすく取り出しやすいです。
こちらは100均のファイルケースに小さく丸めて収納しています。
これなら一目で何がどこに入っているかわかりやすいですね。
棚に並べておくこともできますし、衣装ケースの中などにそのまましまうことも可能です。
しわになりやすいものはファイルケースに収納
しわが付きやすい洋服はハンガーにかけておく方が多いのですが、着る機会の少ない服は、ファイルケースを使って収納すると、しわにならずに収納することができます。
重ねて収納することもできるため、収納場所にも困りません。
Yシャツも、ファイルケースでの収納がおすすめです。
Yシャツに合うネクタイもセットで収納しておくと、準備に時間がかかりませんね。
出張などの際はこのままスーツケースに入れて持ち運ぶことができ便利です。
タンスの中は小さく仕切って
タンスの中に洋服を入れるときは、中を小さく仕切って入れるとすっきり収納できます。
牛乳パックや100均の小さなかごなどで区切るのもおすすめです。
洋服は小さく丸めて立てて入れるようにしましょう。
重ねて入れると、何がどこに入っているのかわかりにくく取り出しにくいため、すぐにぐちゃぐちゃになってしまいます。
タンスの中を突っ張り棒で区切っています。
斬新ですが良いアイデアですね。
キッチンの収納は、使うものと使わないものを分けて
キッチンは、狭い場所にたくさんのものを収納しなければなりません。
効率よく収納するためには、よく使うものとあまり使わないものは収納の仕方を変えると効果的です。
よく使うものはすぐに取り出せるように壁などを使って見せる収納をし、あまり使わないものはシンクの下や棚の中などにしまいましょう。
見せる収納は、壁を使って取り出しやすく
壁にすのこを2枚重ねたものを立てかけて、収納に使っています。
すのこの隙間にふきんをしまったり、すのこにフックや棚などを取り付けて調味料やキッチンツールなどを収納したりと、アイデアが広がりますね。
レンジ周りにステンレス部分がある場合は、マグネットを使った収納がおすすめです。
調味料のふたにマグネットを取り付けてステンレス部分にくっつけておくと、すぐに取り出せますし置き場所も取らないのでおすすめです。
調理に使うものは、すぐに手の届く場所に収納すると使いやすいですね。
また見えるところに収納するとしまいやすいので、散らかることを防ぐこともできますよ。
100均のワイヤーネットなら、S字フックを引っかけておくだけで見せる収納場所を簡単に作ることができます。
100均の容器を使ってすっきり収納
見えない場所の収納は、細かく仕切って収納すると何がどこにあるかわかりやすく、乱雑になりにくいです。
100均のプラスチックのかごや容器はいろいろな形や大きさのものがあります。
棚の大きさや入れるものなどによって使い分けることができるので、収納に大変便利ですよ。
100均の、冷蔵庫用の仕分けケースや、ファイルケースを使い、お皿を収納しています。
お皿を食器棚に重ねて収納している方も多いですよね?
でもお皿を重ねると取り出しにくいですし、地震などが来た時に心配です。
このように縦に収納すると、さっと取り出しやすいですし、しまうときも簡単ですよね。
100均のかごにカトラリーを分類してしまっています。
タグに種類が書いてあるので、中身が見えなくてもわかりやすいですね。
キッチン周りがおしゃれな雰囲気になる、ステキなアイデアですね。
100均の積み重ねボックスは、収納にとっても便利です。
重ねておいておくこともできますし、このようにしきりに使うこともできます。
冷蔵庫の整理にも使えそうです。
どこに何があるのかわかりやすいので、食品の使い忘れも少なくなりそうですね。
100均グッズをうまく使ってデッドスペースを有効活用
キッチン周りの収納棚などは、一つ一つの収納場所が大きいことが多く、デッドスペースが生まれがちです。
でも100均のグッズを上手に使うと、デッドスペースを作らずに、たくさんのものを収納することができますよ。
100均のワイヤーネットを使ってシンク下に料理本を収納する場所を作っています。
料理本をしまう場所って意外と頭を悩ませますよね。
これなら使いたいときにすぐに取り出せますね。
つっかえ棒とかごを使って、棚の上部のデットスペースに収納場所を作っています。
斜めになっているためものが取り出しやすいですし、中身も見えやすいですね。
棚の下のスペースは、100均のつりかごを利用すると、ラップなどの収納に便利です。
100均グッズを活用してお家をスッキリと
いかがでしたか?
すぐにまねできるアイデアばかりでしたね。
今回ご紹介したアイデアを参考に、オリジナルの収納術を考えてみるのも楽しいかもしれませんね。
100均に行った際に収納グッズを探してみてはいかかでしょうか?
大掃除のついでに、ぜひ100均グッズでお家の中のものもスッキリ片づけてみてくださいね。