ママ世代は多くの肌悩みが出てきますが、そのひとつ、ほうれい線を気にするようになる女性も多くいますよね。実は、そのほうれい線のできやすさには個人差があり、予防できるものもたくさんあります。では、ほうれい線のないハリのあるお肌を保つにはどうしたらよいのでしょうか?
ほうれい線の恐怖
下の写真の女性をご覧ください。
口元を隠して、目元やファッションだけを見ると、全体で見たときと比較して、若く見えませんか?そう、これが口元の印象の大切さなのです。ほうれい線ひとつで、5歳、10歳と年上に見えてしまうなんて、とても怖いですし、悲しいですよね。
でも逆に、口元のエイジングケアがしっかりと出来ていれば5歳、10歳と若く見えることもあるので、ほうれい線ケアは非常に重要です。
ほうれい線ができやすい骨格
骨格によってほうれい線のできやすい・できにくいがあります。できやすい骨格の特徴としては、「あごが細く、顔の脂肪が少ない」タイプです。上記の写真の女性もあごが細いため、ほうれい線が目立ちます。
また、骨格は遺伝しやすいので、ご自身の親御さんを見て、できやすいのかできにくいのか判断することもできます。でも、母親にくっきりほうれい線ができているからといって心配しないでください!ほうれい線は生活習慣による原因もたくさんあります。
ほうれい線ができやすい習慣
喫煙
タバコを吸うとほうれい線だけではなく肌の老化が早くなる傾向があります。体内のビタミンは、たばこによる活性酸素を消そうと大量に使われ、お肌のコラーゲンなどの産生に使われる量がほとんどなくなり、次第に弾力のないお肌になります。弾力が失われると、ほうれい線などのたるみやシワにつながります。
いつまでも素敵なママでいるために、これを機に禁煙にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
思いっきり笑うことが少ない
意外に思う人も多いと思いますが、よく笑う人のほうが、顔の筋肉をたくさん使っているので、たるみづらく、ほうれい線もできづらいのです。また、接客や営業など、喋るお仕事をしているような人は、口や頬の筋肉を使っているのでほうれい線ができづらいです。
とはいえ笑い過ぎや長時間の作り笑顔はシワの原因になりますのでご注意を。
猫背
パソコンやスマホを使う時、猫背になっていませんか?猫背になると顔の筋肉や脂肪も前に重心が移り皮膚が引っ張られ、たるみ、ほうれい線の原因になります。
また、猫背だと肩甲骨や肩周りの血流も悪い場合が多く、顔に老廃物が溜まりむくみ、肌のターンオーバーが正常にできなくなる場合もあります。ターンオーバーに異常があると乾燥してほうれい線が目立ちやすくなってしまいます。
柔らかい食べ物が好き
しゅわっと溶けるマカロン、ふわふわのパンケーキ、フレンチトースト…最近の美味しいものは柔らかいものが多いですよね。柔らかいものばかり食べていると、あごの筋肉が弱くなり、頬のたるみの原因になります。
また、あまり噛まずに飲み込む癖も、同様に筋肉を使わないので注意が必要です。なるべく固いものを、良く噛んで食べるように心がけましょう。
部屋の中ではすっぴん
実は窓を通して紫外線が部屋に入って来るのをご存知でしょうか?その紫外線が、すっぴんのお肌に直接ダメージを与え、ほうれい線を作ってしますのです。そのため、日中、部屋の中にいるときでも、日焼け止めだけは塗る様にしましょう!
こんなこともほうれい線の原因に
急激なダイエットに成功した人にもほうれい線ができてしまう傾向があります。
妊娠したときのお腹と同じように、伸びていた皮膚が、痩せることによってたるみ、ほうれい線になります。10代、20代の肌であればたるむことなく皮膚が収縮しますが、エラスチンが少なくなった大人の肌は急な収縮に対応できず、ほうれい線になる可能性が非常に高いのです。
ダイエットの際はエラスチンを補てんするスキンケアも一緒におこなうようにしましょう。
ほうれい線ができやすい肌のサイン
まだほうれい線はできていないし、私は大丈夫~、と思っているあなた!安心するのはまだ早いですよ!下記の様な肌のサインが現れた人は、ほうれい線予備軍です。早めの対策をしましょう。
笑った時のしわが消えづらい
自分の笑った後の顔を、鏡で見たことはありますか?目元口元の小じわが残っていて、時間が経っても消えづらくなっている場合、危険です!
お肌の乾燥と弾力不足が原因で、しわが伸びにくい状態の可能性があります。保湿ケアに加えて、コラーゲンやエラスチン配合の美容液やクリームで補てんしてあげましょう。
頬の一番高い所が下がってきた
これは筋肉が衰え、顔の脂肪や皮膚が重力に負けつつある状態です。そのままにしておくと深くほうれい線になり、元に戻すのは難しい状態になってしまします。なるべく顔の筋肉を使うようにしたり、頬のトレーニングをましょう。
ほうれい線が出来てしまったら… 簡単ケアでほうれい線消し
口周りの筋肉トレーニング
テレビを見ながら、家事をしながら、0円で簡単にできて効果的な「舌回し運動」をご紹介します。
- 口を閉じたまま、歯と唇の裏の間に舌を入れます
- 歯茎に沿ってゆっくり回します
- 右回しと左回しを各20回づつ行います
ほんの2~3分程度のトレーニングなので、朝晩やると効果的です。また、ほうれい線だけではなく二重あごの解消や、顔全体のリフトアップにもつながるので、ママ世代にはうってつけのトレーニングです。
かっさでマッサージ
スキンケアと同時にできるスペシャルケアです。陶器や水牛の角などでできたかっさでマッサージをすることで、顔の筋肉のコリをほぐし、リンパの流れを良くします。
「かっさ」を持っていない場合は、スプーンやれんげでも代用できますし、最近では100円均一でも売っています。毎日ではなく、週1~2回で効果を実感する女性が多いので、試す価値はあります。
リフトアップのマッサージ
★B~Pは、このマッサージにおいて、刺激したいツボです。
- 唇の下(★N)→ あご → フェイスライン(★O・P)→ 耳の下のくぼみ(★E)
- 唇の脇(★F)→ 耳の下のくぼみ(★E)
- 鼻の脇(★B)→ 頬骨の下(★D)→ 耳の下のくぼみ(★E)
引用サイト:lbr-japan.com
この時、かっさの摩擦で肌を傷めないように、マッサージクリームなどは多めに塗り、優しくマッサージをしましょう。
美容クリニックでのケア
美容クリニックは敷居が高い、最後の砦だし…と思っている方がいらっしゃると思いますが、方法によってはとても手軽に、手ごろな価格でケアができます。ヒアルロン酸の種類と量によりますが、1回5~10分、1000円程度でプチシワ取りが出来ます。切ったり縫ったりしないので腫れや赤みがほとんどなく、家族にもばれずにケアができます。
もちろん、永久的なものではないので、数か月ごとに通い、ケアする必要はあります。また、手軽とはいっても、その副作用などは必ず医師に確認し、納得したうえでケアを受けるようにしましょう。
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いかがでしたか?あなたは、ほうれい線のできやすい人でしたか?それとも出来にくい習慣ができていましたか?もし、ほうれい線ができやすい習慣に心当たりがある場合、早めの対策をして、ほうれい線のない素敵な笑顔のママになりましょう!