2016.03.29更新 南の島のやぎ子南の島のやぎ子

美肌の敵は紫外線だけじゃない!有害物質から肌を守るスキンケア術

美肌の敵は紫外線だけじゃない!有害物質から肌を守るスキンケア術
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紫外線の強い季節になって、日焼け止めをしっかり塗り始めた女性が多いと思いますが、紫外線以外の「有害物質」から、お肌は保護できていますか?

そもそも有害物質ってなに?というところからかと思いますが、現代には、肌に悪影響を及ぼす多くの物質が存在します。それだけ聞くと怖いですが、しっかりと対策をすれば、健やかなお肌を保つことができます。

では、どのような対策をすればいいのか、見ていきましょう。

有害物質はシミ・シワ・たるみの原因に

PM2.5などの大気汚染物質

工場の大気汚染

Photo by Simon & His Camera

PM2.5などの、PM10(10㎛)以下の大気汚染物質は、私たちの毛穴よりはるかに小さいため、肌に浸透し肌内部のたんぱく質や、バリア機能の低下をまねきます。すると、肌のコラーゲンネットが破壊されシワになったり、ひどい乾燥肌になったり、ターンオーバーが遅くなるので頑固なシミになってしまうのです。

しかも、紫外線との相乗効果でよりそれを深刻化させるので、非常に厄介です。

また、大気汚染物質ではありませんが、黄砂も、PM10以下の大きさなので、肌のキメや毛穴に入り込むことがあります。しかも、風に乗ってやってくる間に、他の汚染物質と結合してくる場合がほとんどですので、これにも注意が必要です。

一年中飛んでいる花粉

杉の木

花粉も肌に付着して、肌トラブルの原因になります。花粉の大きさは30~40㎛なのでPM2.5のように浸透してしまうことはめったにありませんが、肌表面の角質に刺激を与え、かゆみや発疹、乾燥を引き起こします

花粉の飛散時期

画像元:benza.jp

しかも、春だけではなく一年中、なにかしらの植物が花粉を飛ばしています。そのため、肌のバリア機能が弱まってしまった時などに、花粉の刺激を受け、炎症を起こしてしまうのです。

まさに今浴びているブルーライトも肌老化の原因に

ブルーライトを発生させるモニター・スマホ

現代人は、PCやスマホのブルーライトを浴びない日はないんじゃないでしょうか。実はブルーライトは、紫外線以上に肌に深く入りこみ、シミを作ることが最近の研究で分かってきました。引きこもってネットサーフィンをしているだけでも顔が黄色くなってきたり、色素沈着が進んでしまうのです。

では、どうしたらこのような有害物質の脅威から肌を守ることができるのでしょうか?

メイクの前に専用のプロテクターを使って!

ここまでお伝えして着たように、紫外線対策や保湿だけでは肌の保護は不十分です。やはり、専用のプロテクターなどを使って肌を守ることが重要です。そこで、おすすめのプロテクターをいくつかご紹介しますので、化粧下地や日焼け止めを見直してみましょう。

イーブン ベター シティ ブロック ポリュテクション40(クリニーク)

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5,200円(本体価格)

紫外線&大気汚染からの保護・美白・メークアップ ベース機能が一つになった優秀下地。

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UV エクスペール XL CCC(ランコム)

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5,800円(本体価格)

史上初、紫外線だけではなくブルーライトからも肌を保護する日焼け止めクリーム。3色展開。

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プロテクター センシティブ(イプサ)

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3,200円(本体価格)

肌のバリア機能が弱まって、敏感肌になっている人におすすめ。乱れた角質整えて、紫外線、大気汚染物質、たばこの煙、ほこりなどから肌を保護してくれます。

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ピュアミネラル BB スーパー カバー(メイベリン)

ピュアミネラル BB スーパー カバー(メイベリン)

1,600円(本体価格)

PM2.5や花粉などの環境ストレスから守ってくれるBB(ビューティー・バリア)クリーム。カバー力も文句なしなのでこれ一本で簡単に肌を保護できます。

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肌を守るには洗顔が大切

外から帰ったら手洗い・うがい → 即洗顔!

肌表面に付着した大気汚染物質をすぐに洗い流すことが大切です。長時間、肌の上に大気汚染物質が付いたままにしておくと、たとえ専用プロテクターを使っていたとしても、皮脂や汗と混ざって酸化し、肌に悪影響を及ぼします。

そのため、なるべく外から帰ってきたらクレンジングと洗顔をして、お肌を清潔な状態にしておきましょう。もちろん洗顔後の保湿も忘れずに!

泡は毛穴に入らないから…

泡

Photo by flossyflotsam

毛穴に入り込んでしまった微細な汚染物質、実は、洗顔の泡では取りきれません。どんなにきめ細かく泡立てたとしても、毛穴以下の泡にはならないのです。

そのため、クレンジングオイルやジェルでしっかり汚れを浮かせる事が大切です。

また、週に1~2回は、蒸しタオルで毛穴を開かせてから洗顔をすると毛穴の詰まりを洗うことができて効果的です。そして、洗顔後は冷水や冷たいタオルで引き締めることを忘れずにしましょう!

肌本来のバリア機能を高めよう

バリア機能が正常なお肌とバリア機能が低下したお肌

画像元:noevirgroup.jp

バリア機能が低下しているお肌は、有害物質の刺激を受けやすく、その刺激によってさらにバリア機能は低くなり、悪循環に陥ります。そのため、肌が本来持っている正しいバリア機能を高めることが重要になってきます。

第1・2のバリア!皮膚常在菌と皮脂膜

肌の表面には常に約1兆個もの菌が存在していて、肌表面を弱酸性に保ってくれています。弱酸性に保つことで、雑菌の繁殖を防ぎ、健やかな状態を維持しています。

また、常在菌は皮脂や汗を餌にして、皮脂膜を形成してくれます。この皮脂膜は雑菌や有害物質、紫外線の侵入を防ぎ、お肌の潤いが蒸発するのを防いでくれる、大切な役割をしています。

常在菌と皮脂膜は、なんと薄さ0.5㎛。洗顔のしすぎや、殺菌効果の高い化粧品の使い過ぎは、これらのバリアを破壊してしまいます。そのため、普段から優しく洗顔するように心がけましょう。また、皮脂膜は、美容オイルなどで補てんできます。皮脂が少なくなり始める30代以降は、こういったアイテムを使ってバリア機能を高めることも必要になってきます。

美容オイルについてはコチラ
どこまで理解していますか?美容のスーパーアイテム「オイル」のすごい効果と使い方!

最後の砦!角質層

角質層も同じく、雑菌や有害物質の侵入を防ぎ、お肌の潤いを保つ働きをします。このバリア機能は角質細胞細胞間脂質で構成されていて、規則正しくギュッと並んでいることが大切です。細胞がふっくらとして、キメが整っている肌がこの状態です。

角質細胞と角質細胞の間を埋めているのが細胞間脂質ですが、主な成分はセラミドです。このセラミドは水分を保持して、さらに雑菌や有害物質の侵入を防ぎますが、これが少ないと、有害物質がコラーゲンネットやメラノサイトを刺激し、シワやシミの原因になってしまいます。

そのため、化粧水やクリームでセラミドの補てんがおすすめです。また血行が悪いとこの細胞間脂質の産生が遅くなってしまうので、化粧水は手でしっかり温めてから使ったり、スチーマーやお風呂で肌を温めたりすると、より効果的です。

ブルーライトは保護フィルムを使ってカット!

ブルーライトから肌や眼を守るためには、PCやスマホにブルーライトカットの保護フィルムを貼りましょう。もちろん先述したクリームなどを付けるのも良いですが、すっぴんでスマホをみることだってありますし、子供がパソコンを操作することだってありますよね。

それならば、画面からブルーライトが出ないようにしてしまいましょう。フィルムは家電量販店などで簡単に手に入りますので、ぜひ取り入れてみてください。

現代女性の宿命!有害物質から肌を守らずして美肌は得られない

笑顔でティータイムを楽しむ女性

現代にはお肌にダメージを与える物質がまだまだあふれています。でも大丈夫です。スキンケアアイテムやエステ技術は日々進化しています。ここであきらめず、10年後、20年後のお肌の美しさのために、今できる最高のケアをしていきましょう!

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