以前は無かった小さなシミやそばかすが目立ってきたら…。みなさんはどんな対策を取りますか?スキンケアを見直すのと同時に、普段の食生活も見直してみましょう!シミ対策におすすめの栄養素や簡単美肌レシピをご紹介します。
もくじ
シミができるメカニズムとケアの方法
まずはシミができるメカニズムや、基本的なケア方法をおさらいしておきましょう!
シミの原因は紫外線ダメージ
日光を浴びると、紫外線ダメージに反応した肌の内部でメラニン色素が作られます。
メラニン色素は、肌細胞が生まれ変わるタイミングで排出されますが、肌の乾燥やダメージを放っておくと、ターンオーバーの周期が乱れてしまいます。
排出されなかった色素は肌に残ったままになり、シミや顔全体のくすみの原因になります。
シミのケア方法①美白
既にできてしまったシミを薄くしたり、新しいシミができるのを防ぐには、メラニンの生成を抑える成分や、今あるメラニン色素を薄くする美白成分が有効です。
シミのケア方法②ターンオーバーの促進
メラニン色素をシミとして残さないためには、肌のターンオーバー、つまり新陳代謝を高め、メラニンの排出を促す必要があります。
乾燥によって肌のバリア機能が乱れていたり、血行不良を起こしていたりすると、ターンオーバーが妨げられてしまいます。
潤いを補う保湿ケアや、新陳代謝を高めるケアを取り入れましょう!
食事や飲み物で内側からシミ対策!
シミに悩む人のほとんどが、美白コスメや日焼け止めを使って対策をしているかと思いますが、
ぜひ取り入れるべきなのが、食事による内側からのケアです。
食生活の改善は、体質や肌質の改善につながり、効率よく美肌を目指すことができます!
美白効果がある栄養素と食べ物
今あるシミをケアしつつ、新しくシミができるのを防ぐためには、メラニン色素に作用する成分や、抗酸化成分などが効果的です。
ビタミンC
美白化粧品でもおなじみのビタミンCには、メラニンの生成を抑制する働きがあります。
また活性酸素に働きかける抗酸化作用も優れています。
熱に弱く、水に溶けやすいので、茹でる調理には向いていません。生で食べられる果物がおすすめです。
- ビタミンCを含む食べ物
レモン、アセロラ、キウイ、オレンジ、パプリカ、ゴーヤ
Lシステイン
メラニン色素の生成を抑えるのと同時に、メラニン色素を薄くする効果があります。
すでにあるシミを何とかしたいと考えている人は、積極的に摂りたい成分です。
システイン自体を含む食材はないので、原料となるシスチンやメチオニンを含むものを選びましょう。
- シスチン、メチオニンを含む食べ物
かつお、肉類、カシューナッツ、納豆、豆腐、そば
リコピン
カロテノイドと呼ばれる、野菜に含まれる天然色素です。
高い抗酸化作用があり、紫外線ダメージに負けない肌を作るためにも積極的に摂りましょう。
熱に強く、様々な調理法で応用が利くのもポイントです!
- リコピンを含む食べ物
トマト、スイカ、柿、パプリカ、にんじん、ローズヒップティー
アスタキサンチン
サーモンや甲殻類に含まれるカロテノイドです。
ビタミンCの約6000倍もの強力な抗酸化作用があります。
肌のハリや弾力アップにも効果がある成分です。
- アスタキサンチンを含む食べ物
鮭、いくら、エビ、カニ
代謝をアップさせる栄養素と食べ物
美白に効果的な成分に加えて、代謝アップや血流促進に効果がある成分もシミ対策には有効です。
肌のターンオーバーを正常に保つことで、シミのできにくい肌を目指しましょう。
ビタミンB2
肌のターンオーバー機能をサポートします。
皮脂分泌をコントロールする働きもあり、シミに限らず様々な美肌効果が期待できます。
- ビタミンB2を含む食べ物
アーモンド、のり、チーズ、卵、豚肉、納豆
ビタミンA
古い角質がはがれ落ちるのを促す作用があります。
野菜類に多く含まれるカロテンと、レバーやうなぎに含まれるレチノールの2種類がありますが、カロテンを中心に摂るようにするといいでしょう。
- ビタミンAを含む食べ物
かぼちゃ、にんじん、ほうれん草、小松菜
ビタミンE
血行を促進する働きがあり、ターンオーバー周期を正常化させるのに役立つ成分です。
抗酸化作用にも優れ、シミ対策には欠かせない成分です。
油に溶けやすく、熱調理に向いています。
- ビタミンEを含む食べ物
落花生、アーモンド、ごま油、アボカド、かぼちゃ
亜鉛
細胞分裂をサポートして、ターンオーバーを促す働きがあります。
吸収率をアップさせるために、ビタミンCとセットで摂るといいでしょう。
- ビタミンEを含む食べ物
レバー、牡蠣、煮干し、パルメザンチーズ
シミをケアするおすすめレシピ
シミに効果的な食材が分かったところで、シミ対策におすすめのレシピをご紹介していきます!
忙しい朝やおやつ代わりに!手軽に作れるドリンクレシピ
美白効果の高い野菜や果物を組み合わせたスムージーは、ミキサーに入れるだけで簡単に作れるのが魅力。
忙しい朝でも無理なく続けられます。
トマト&スイカのリコピンスムージー
抗酸化作用に優れたリコピンがたっぷり摂れる、トマトとスイカを使ったスムージー。
赤は活力の色であることからも、朝にピッタリの一杯です。
- スイカ 種や皮を除いて1口大に切ったもの 5個程度
- ミニトマト 3個
- 冷凍ベリー 大さじ2
材料(1人分)
- スイカ、トマト、ベリーの順にミキサーに入れる。
- ミキサーをなめらかになるまで回し、完成。
作り方
ゴーヤとフルーツのスムージー
ビタミンCをたっぷり含むゴーヤと柑橘類を組み合わせたスムージー。
ビタミンCは熱に弱いので、スムージーにするのに向いています!
- ゴーヤ 2cm
- グレープフルーツ 1/2個
- オレンジ 1/2個
- 水 200~300cc
材料(2人分)
- ゴーヤは種とワタを取り除き、適当な大きさに切ります。
- グレープフルーツ、オレンジも皮をむいて、適当な大きさに切ります。
- ミキサーにすべての材料を入れ、なめらかになるまで回します。
作り方
アーモンドミルク入りビタミンたっぷりスムージー
シミ対策に効果的なビタミンA、B、C、Eを詰め込んだスムージーです。
アーモンドミルクを使うことでコクが出て、満足感の高い味わいに。
- りんご 1/2個
- バナナ 1本
- キウイ 1/2個
- 小松菜 1株
- アーモンドミルク 50~100cc (お好みで)
- レモン汁 少々
材料(1人分)
- バナナは皮をむき、りんごは芯をとります。
- 全ての野菜とフルーツを適当な大きさに切ります。
- ミキサーにすべての材料を入れて、なめらかになるまで回します。
作り方
毎日食べたい!簡単&おいしい美肌レシピ
サーモンとアボカドのカルパッチョ
抗酸化作用たっぷりサーモンと、ターンオーバーを促すビタミンEを含むアボカドを使用。
あともう1品欲しい…なんて時にも重宝しそうな簡単レシピです。
- サーモン 250g
- アボカド 1個
- 刻みのり 適量
材料(2~4人分)
※タレ(すべて混ぜておく)
・オリーブオイル 大さじ2
・醤油 大さじ1.5
・レモン汁 大さじ1
・バルサミコ酢 小さじ1
・砂糖 小さじ1
・塩胡椒 適量
- サーモンとアボカドは食べやすいサイズの薄切りにし、皿に盛りつける。
- 混ぜておいたタレをかけ、刻みのりをちらして完成。
作り方
牡蠣と野菜のスパニッシュオムレツ
牡蠣は不足しがちなミネラル・亜鉛をたっぷり含む食材です。
中に入れる野菜を変えるだけで味わいが変わるので、飽きずに何度もリピートできそうです!
- 卵 3個
- 牡蠣 5個
- ほうれん草 1本
- パプリカ 1/3個
- トマト 1/3個
- 顆粒コンソメ 小さじ1
- とろけるチーズ 少々
- サラダ油 少々
- 塩胡椒 少々
材料(2人分)
- 牡蠣以外の食材を1口大に切る。
- フライパンにサラダ油をひき、牡蠣を弱火で炒める。火が通ったらパプリカも加え、軽く炒める。
- トマトとほうれん草もフライパンに入れ、一度火を止める。
- 卵を溶いて、顆粒コンソメ小さじ1と塩胡椒少々を加えて混ぜ合わせる。
- 卵をフライパンに流し入れて、上にチーズをちらす。
- フタをして弱火で6~8分程度焼く。全体に火が通れば完成。
作り方
鶏肉とかぼちゃの豆乳クリーム煮
カロテン(ビタミンA)やビタミンEを含むかぼちゃやブロッコリーは、美肌成分の宝庫!鶏肉や大豆製品も、シミ対策に有効な食材です。
ご飯にもパンにも合う一品です。
- 鶏もも肉 300g
- かぼちゃ 1/4個
- ブロッコリー 1/2個
- 塩胡椒 適量
- 小麦粉 大さじ1.5
- バター 大さじ1
- 固形コンソメ 1/2個
- 水 100cc
- 豆乳 100cc
材料(2人分)
- かぼちゃは種を取り除いて一口大に切り、レンジ対応皿にのせてラップをかける。600Wのレンジで5分程度熱し、柔らかくする。ブロッコリーも同様にレンジで柔らかくする。
- 鶏肉は一口大に切り、塩胡椒で味を付ける。
- フライパンに油をひかずに鶏肉をのせ、両面を焼き目がつくまでこんがりと焼く。
- カボチャとバター、小麦粉をフライパンに入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
- 水とコンソメを入れて煮立たせる。
- 豆乳を入れて熱し、沸騰する直前で火を止める。
- ブロッコリーを加え、塩コショウで味を整える。
作り方
シミ対策、食べ物だけでは物足りない時は・・
シミ対策に有効な栄養素やレシピを紹介してきましたが、毎日食事で補える自信がない・・・という人はサプリメントに頼るのも手です。
シミに有効な成分を手軽に摂取することができ、日々の食生活のサポートもしてくれます。
シミ対策レシピと一緒に摂ることで、より効果の高まりも期待できるでしょう。
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まとめ・シミ対策はじっくり取り組む
いかがでしたか?
一度できてしまったシミを完全に消すのは少し時間がかかるもの…。
焦らず、無理せず、できるものから取り入れていく事が、シミ対策を継続できるポイントです。
また、日頃から食事を通して体の内側からケアすることで、シミのできにくい肌を目指しましょう。
今の努力は、きっと将来の美肌にもつながるはずですよ!