銀色に輝く美しい白髪の女性!あんな風に歳を重ねられたら素敵だわ!
そう思わせる女性はいるものですが、ファッショナブルで素敵な白髪ならともかく、ちらほら見えかけの格好悪い白髪は悲しいだけです。
ところが、あきらめるに及びません。
白髪を知り、黒髪を知れば百戦あやうからず。
白髪のできあがるしくみさえ知っていれば、白髪を攻略し、黒髪を増やすことができるのです。
もくじ
黒髪に戻りたい!どうして白髪になってしまうの?
髪は黒くて当たり前。どうして白くなっちゃうの?と思ったことはありませんか?
意外かもしれませんが、髪は黒くて当たり前ではありません。
髪そのものを構成している細胞は無色透明、髪本来の色は「透明」なのです。
髪を黒くするメラニン色素はメラノサイトで作られる
透明なはずの髪が黒いのは、毛根にあるメラノサイトで「メラニン色素」が作られ、その色素が髪に届くから。
なにかの原因でメラノサイトの元気がなくなり、メラニン色素が出なくなると、髪の毛に色素が届かなくなります。
そうすると、髪の毛は無色透明のまま伸び続けることになり、黒さを失って白くなったように見えるのです。
メラノサイトの元気に欠かせないのが「栄養素」です。
ストレスや体調不良・偏った食事などによって、メラノサイトまで栄養素が届かなくなった時に、白髪が発生しやすくなります。
白髪なんてなくなればいいのに!攻略法は?
白髪があると、実年齢より老けて見えます。
実年齢より老けて見える!
女性にとってこれほど怖ろしい言葉はありませんから、「白髪発見、ただちに除去!」という女性がほとんど。
お化粧の時、髪をブラッシングしている時、白髪を見つけたらすぐに抜いてしまうのです。
一刻も早く白髪をなくしたい気持ちは判りますが、力まかせに白髪をひっぱって抜くのは控えましょう。
頭皮にダメージを与えないよう、はさみで優しく切ってあげるのがおすすめです。
白髪の本数が多すぎる時は?
「白髪が多すぎて、1本ずつ切っていられないわ!」という場合、別の攻略法があります。
「白髪染め」なら何本あっても大丈夫。たとえ全てが白髪であっても、一挙に解決です。
ただし、すぐに色が抜けるので定期的に染め続けなければなりませんし、コストもあなどれないのが現実。
白髪を攻略するには、切ったり染めたりするより、白髪のできあがるしくみを知って、原因を解決すると良いのです。
「べつに白髪でもいいんじゃない?」人体には基本方針がある
女心は美しさ優先ですから「髪は女の命。命より黒髪が重要」と思って行動しています。
しかし、人体のしくみは違います。
人体は常に人命優先で、なにをする時も「生命の維持!」を基本方針として働いているのです。
結果的に、人体は女心に対する理解が不足しています。
白髪に関しては「髪の毛が黒いかどうかは命に関わらない」「だから、べつに白髪でもいいんじゃないの?」という考え方をしているのです。
人体は黒髪を優先してくれない?!
とくに栄養不足に陥ったときの人体は、人命優先を厳守!します。
「べつに白髪でも困らないし、メラノサイトの栄養は後回しにしよう」「心臓とか人命に関わる臓器に、優先して栄養を送ろう」と考えるのです。
当然、メラノサイトは元気がなくなり、メラニン色素の供給は止まり、白髪ができあがってしまいます。
そういう身体に「メラノサイトへ栄養を送ろう」と考えてもらうには、コツがあります。
毎日の食事を、栄養豊富でバランスの取れたものにすれば良いのです。
そうすれば身体は「身体全体に栄養が行き渡ったから、メラノサイトにも栄養を送ろう」と考えてくれるようになります。
ずばり「白髪に効く」食べ物や栄養素はある?
メラノサイトに元気になってもらうためには、バランスの良い食事が欠かせません。
お肉にお魚、豆類、野菜・・・基本的な栄養を摂ることはもちろん、白髪対策に適しているのはヨードやチロシン、銅や硫黄などのミネラルです。
黒髪に欠かせないミネラル栄養素が含まれる食材
- ヨード
- メラノサイトを元気にする栄養素。海草などに豊富に含まれています。
- チロシン
- メラニン色素の原料となる栄養素で、チーズや納豆に多く含まれます。
ちなみに白髪の多い人を調べると、ミネラル不足の人が多いそうです。
インスタント食品が続いたり、食事の内容が偏っているとミネラル不足になりがち。意識して多くの種類の食品を摂るようにしましょう。
ストレス解消は白髪に効く。でも・・・方法は?
ストレスと髪には大きな関係があり、ストレスだけで白髪になってしまうことがあります。
強いストレスでぐったり疲れた心では、全身の血行が悪くなり、メラノサイトまで血液が届かなくなります。
血液は栄養素を運ぶという重要な役目がありますから、メラノサイトは栄養不足に。それが白髪の原因となってしまうのです。
ストレスの原因を解決したり、ストレス解消の方法を探すのが白髪対策に効果的なのですが、「ストレス解消が苦手。解消法なんて判らない」という場合もあります。
どうしようもないストレスには
まずは睡眠。風邪を引いた時は寝るのが一番と言われるように、ストレスも寝るのが一番です。
つぎに音楽。好みの音楽を聴くことは、最も人気があるストレス解消法です。
「好みの音楽なんてないわ」という時は、音源を変更してみましょう。
CDで聴いたことがある音楽を、レコードや蓄音機(イベントなどで演奏されることがあります)で聴いたり、コンサートの生演奏で聴いてみるのです。
なぜストレス解消法で音楽が人気なのか、体感できるのではないでしょうか。
白髪に効くシャンプーって、ないの?
「このシャンプーを使えば、白髪が黒く染まります」というシャンプーが市販されています。
天然色素など髪を黒く染める成分が入っていて、洗髪だけで効果が出るのです。
それも良いですが「このシャンプーを使えば白髪が黒髪に戻ります!」
そういうシャンプーがあったらいいのに、と思ったことはありませんか?
夢のような話ですが、そういうシャンプーは実際にあります。
ノンシリコンで天然由来成分100パーセント、累計30万本を売り上げた「haru黒髪スカルプ・プロ」です。
白髪の多くは、疲労やストレスで頭皮が元気を失ったのが原因です。
「haru黒髪スカルプ・プロ」の優しい成分で頭皮に栄養を与え、ハリやコシのある髪を育ててくれます。さらに、メラニンを復元してくれる成分が直接メラノサイトに働きかけてくれるから、美しい黒髪に導いてくれるんですね。
王道は「湯シャン」「塩シャン」?!
白髪対策のためには、お湯だけで洗髪する「湯シャン」が最良という説があります。
ヘアワックスなどをつけている時はともかく、通常の髪の汚れは体温程度(36度前後)のお湯でほとんど落ちてしまうからです。
しかし清潔好きの日本では、汚れ落ち優先のシャンプーが好まれます。
ドラッグストアやコンビニなど、身近で買えるシャンプーの多くは洗浄成分が強め。
汚れがよく落ちる一方、頭皮をいためたり、傷つけていることが多いのです。
頭皮を休息させるには、シャンプーの使用をお休みして、「湯シャン」するのが効果的。
洗髪前に丁寧にブラッシングしてから、ぬるめのお湯で優しく髪を洗い流します。
白髪には「塩シャン」が効くという説もあります。お湯に大さじ1杯の塩を混ぜて、洗髪に使う方法です。
美しい花を咲かせたければ、良い土と良い肥料を選んで、日々お手入れしなければなりません。
女性の髪も似たようなところがあって、日々の栄養や睡眠に気をつけて、根気よくケアした方が良いのです。
ある日花が咲くように、ある日髪にも美しい結果が出ます。楽しみにお待ちください。