2017.07.19更新 Emina AdachiEmina Adachi

リンパを詰まらせるNG習慣って?顔や足のむくみの解消法まとめ

リンパを詰まらせるNG習慣って?顔や足のむくみの解消法まとめ

顔や体がむくんでいると見た目が悪いだけでなく、ダイエットの妨げや、様々な不調にも繋がります。むくみは、体が出しているSOSのサイン!原因を知って、むくみにくい体づくりを目指しましょう。

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むくみは多くの女性が抱える悩み!

こちらの調査によると、7割の女性がむくみを感じることがあると答えています。

顔や体がむくんでいると太って見えやすく、また、体のむくみはだるさや倦怠感も引き起こし、ブルーな気持ちになってしまいます。

特に気になるのは顔と足

同調査によると、むくみが気になる部位は、1位が、2位がふくらはぎという結果になっています。

どこの箇所のむくみが気になりますか?の回答

画像元:kracie.co.jp

むくみはリンパの詰まりが原因

ふくらはぎを触る女性

画像元:weheartit.com

むくみは主に、体内のリンパの詰まりが原因で引き起こされます。

リンパは体内の老廃物を回収し、リンパ節で体外へと排泄する機能を持っています。

リンパの流れが何らかの理由で滞ってしまうことで、老廃物や余分な水分が体内に蓄積し、むくみの原因になります。

顔と足のむくみは関係ある?

顔と足のむくみ。一見無関係なように思われがちですが、むくみを引き起こすメカニズムは、実はほぼ一緒です。

いずれもリンパが滞り、余分な水分が溜まることでむくみを引き起こしています。

朝にむくみやすいのは顔

顔がむくみやすいのは、主に朝です。実感がある人も多いのでは?

これはむくみの原因である体内の余分な水分が、夜寝ている間に顔側に流れてくるためです。

夕方にむくみやすいのは足

足、特にふくらはぎのむくみが気になるのは、主に夕方です。

日中は体が起き上がっているので、余分な水分が体の下、つまりふくらはぎ側に溜まっていくためです。

ダイエットの天敵にも!

むくみを放っておくと、体内に溜まった老廃物が脂肪と組み合わさり、セルライトの原因になってしまいます。

ダイエットの効率がなかなか上がらないのも、実はむくみが原因になっているんです。

リンパを詰まらせるNG習慣

並んだグラス

ちょっとした生活習慣や日々の不摂生が、リンパの流れに影響しています。

水分の摂りすぎ

水分を過剰に摂ると、血液中の水分量が増加します。

すると水分量を調整しようと体が働き、余分な水分が細胞にしみ出します。

こうして細胞が膨張することで、むくみが引き起こされてしまいます!

塩分の摂りすぎ

塩分には、水をため込む性質があり、血液中の水分量が増加します。

また喉が渇いて水を飲みすぎてしまう可能性もあるので、水分の摂りすぎにもつながります。

お酒の飲みすぎ

飲みすぎてしまった日の翌日は、二日酔いだけでなく、ひどいむくみに悩まされる人も多いのではないでしょうか…?

お酒を飲みすぎると、血液中の水分量が増加するのと共に、アルコールの作用で血管が拡張します。

血管が拡張すると、水分が細胞にしみだす量も増え、結果、むくみを引き起こしてしまいます。

また、アルコールには利尿作用があるので、体の水分が失われやすくなります。

すると体の水分量をコントロールしようと脳が働きはじめ、水分を過剰に摂取してしまう悪循環に…。お酒のおつまみは塩分が強いものが多いので、こちらも注意が必要です。

翌朝のむくみで後悔しないためにも、お酒はほどほどに楽しみたいものです!

血行不良

リンパの流れは静脈の流れに影響を受けています。血のめぐりが悪くなると、リンパの流れも停滞してしまいます。

またリンパや静脈の血液は、筋肉がポンプの働きをすることで流れています。この筋肉の動きが鈍ると、リンパの流れが滞ってしまい、むくみを引き起こします。

長時間の立ち仕事

長時間立った姿勢でいると、体内の血液や余分な水分が、重力の影響で足元へ集まってきます。

加えて、筋肉が凝り固まることで、ポンプの役割がうまく機能しなくなり、結果、足がパンパンにはってしまいます。

同じ姿勢でずっと過ごす

自分は座り仕事だから…と油断してはいけません!

ずっと同じ姿勢を取り続けているだけでも、筋肉が凝り固まり、血行不良を招いてしまいます。

飛行機内でのエコノミー症候群と聞くと、イメージしやすいですね。

運動不足

特に足の筋力が低下すると、血流が滞りやすくなります。運動不足で体の代謝が低下することも、むくみの原因になります。

冷え

身体が冷えると筋肉の働きが衰え、血の巡りが悪くなってしまいます。代謝も低下し、老廃物を排出しにくくなります。

睡眠不足

睡眠不足が続くと、血管が縮んで硬くなり、血行不良を招きます。

むくみは体調変化のサイン

ソファで寝る女性

画像元:weheartit.com

生理前に感じるむくみは、女性ホルモンの影響によるものです。

黄体ホルモンが分泌される排卵期から生理前は、体が余分な水分や脂肪をため込みやすくなります。あまり神経質にならず、リラックスして過ごすのが大切な期間です。

一方、むくみがあまりにもひどい場合は、何らかの病気の可能性も考えられます。自分の体の変化を注意深く観察し、診察を受けるなどしましょう。

内臓疾患

肝臓

肝臓の働きが弱っていると、血管内の水分量を調整する成分「アルブミン」がうまく合成されなくなり、むくみの原因となります。

腎臓

腎臓の働きが弱っていると、尿の排出がうまくいかなくなってしまいます。

体内に余分な水分や老廃物が溜まりやすくなり、むくみの原因となります。

下肢静脈瘤

足の静脈には、血液の逆流を防ぐ弁が存在します。

この弁が壊れてしまうと、血液が正しく流れずに溜まってしまい、血管がボコボコと目立ったり、足がむくんだりするようになります。

主に40代以上の女性に多くみられる病気です。

むくみを予防する方法

食事をする女性

画像元:stylecraze.com

リンパの詰まりや血行不良を放っておくと、体に様々な不調をきたしてしまいます。

日々の生活習慣を見直して、むくみにくい体に変えていきましょう!

塩分を控える

日本における、成人女性の1日の塩分摂取量目安は7g未満です。

1日の食塩摂取量の目標値

画像元:gen-en.net

しかし外食に頼ったり、偏った食生活を送っていると、どうしても塩分量が多くなってしまいます。

自炊の回数を増やして、減塩タイプの調味料を使ったり、出汁で味を調整したりするなど工夫しましょう!

カリウム入りの食材を食べる

どうしても塩分を摂りすぎてしまう人におすすめなのが、カリウムです。

カリウムはミネラルの一種で、体内の水分量を調節する働きがあります。野菜や果物、豆などに多く含まれるので、積極的に食べるようにしましょう!

カリウム入りのお茶を選ぶ

むくみが気になるからとはいえ、水分を過剰に控えるのは逆効果です。

適度な水分補給を心がけつつ、体の水分を上手に排出してくれるお茶を選べば、効率よくむくみ予防ができます。

黒豆茶
血管を強くし、血液をサラサラにするアントシアニンも豊富に含みます。
とうもろこしのひげ茶
女性に不足しがちな鉄分や食物繊維も補うことができます。
ルイボスティー
肌や血管の老化を早める活性酸素に対する抗酸化作用や、便秘の改善など、様々な効果で知られています。

定期的なストレッチ

仕事場などで、長時間同じ姿勢でいることが多い人は、定期的に休憩やストレッチを行いましょう。

つま先は動かさず、かかとだけを床からグッと浮かせる動きを数回繰り返すことで、ふくらはぎのこわばった筋肉をほぐすことができます。

座ったままでも、足首をぐるぐる回したり、かかとを床につけ、つま先だけを引き上げる動きを数回するだけで、むくみを軽減することができます。

体を温める

体の冷えは、血行やリンパの流れを悪くしてしまいます。

温かいお茶や白湯を飲んで体を温め、入浴もシャワーで済ませず、湯船に浸かる習慣をつけましょう。

夏場は、冷えた飲み物の飲みすぎやクーラーの使い過ぎを控えるようにしましょう。

むくみを解消する方法

マッサージグッズ

日頃から気をつけていても、むくみを完全に予防するのは至難の業です!
できてしまったむくみを解消するための方法を紹介します。

リンパマッサージ

リンパの流れをマッサージで促すことで、むくみを解消できます。

老廃物を捨てる「リンパ節」の位置に向かって、リンパの流れに沿って流していきましょう。

顔のマッサージは、優しくさするような程度で十分です。体のマッサージも、痛みを感じるほど力を入れすぎないようにしましょう。

顔のリンパマッサージ方法

  1. クリームを適量手に取る
  2. あご→こめかみ、口角→こめかみ、目の下→こめかみに向けてリンパを流す(各5回
  3. 目元を外回りにさすって流す(各5回
  4. 鼻筋を上下にさすって流す(各5回
  5. 眉毛のすぐ上を中央から外に向かって流す(各5回
  6. 眉上から生え際に向かって流す(各5回
  7. 耳の後ろから鎖骨に向かって流し、鎖骨の上を軽く10秒ほどプッシュ
  8. リンパ節に老廃物を流すようにして完了

ふくらはぎのマッサージ

  1. ボディオイルを適量手に取る
  2. 両手でふくらはぎをしっかり包み込み、足首からひざに向かって引きあげるように押し流す(5回
  3. 足首からひざ下指3本分の位置にあるツボ「三里」に向かって押し流し、すねの外側をほぐす(5回
  4. ふくらはぎを両手でつかみ、雑巾をしぼるように足首からひざ下に向かってマッサージする(3回
  5. こぶしでふくらはぎ全体を下から上に少し強めに押し流す(5回

ツボ押し

ゆっくりマッサージをする時間が無い場合、ツボを刺激するだけでも効果的です。

顔のツボ

頬車(きょうしゃ)

画像元:acupressure.jp

頬車(きょうしゃ)」と呼ばれる、耳の下と下顎の間にあるツボです。

足のツボ

太谿(たいけい)

画像元:acupressure.jp

内くるぶしの近くにある「太谿(たいけい)」というツボで、足の冷えと血行を改善します。

委中(いちゅう)

画像元:acupressure.jp

ひざの真裏にある「委中(いちゅう)」も、足の冷えと血行改善に効果的です。

お腹にも大事なツボが!

水分(すいぶん)

画像元:acupressure.jp

おへそから指2本分上にある「水分(すいぶん)」は、むくみ解消にぴったりのツボです。
優しく押したり、温めたりするだけで効果があります。

むくみ解消グッズ

むくみ解消に効果がある商品を取り入れるのもおすすめです。

小顔コスメ

シソーラス スパークリングオイルトリートメント(IDEA)

シソーラス スパークリングオイルトリートメント(IDEA)

3,265円(税込価格)

小顔矯正のプロが監修した、炭酸オイルフォーム。
天然オイルやエイジングケア成分が配合された炭酸泡でマッサージすることで、むくみが気になるフェイスラインをきゅっと引き締める効果が。肌の潤いとハリ感もアップします。

詳しくみる

着圧ソックス

くつろぎメディキュット 足裏リフレッシュ(ドクターショール)

くつろぎメディキュット 足裏リフレッシュ(ドクターショール)

1,000円(税込価格)

取り外し可能な、足つぼを刺激するジェルパット付き着圧ソックスです。締めつけすぎず、程よい強さの着圧で、リラックスタイムや就寝時の使用にぴったりです。

詳しくみる

まとめ

むくみを解消するには、日々の生活や食事の習慣を地道に見直していくことが大切です。

リンパマッサージやツボ押しは、手軽にできますし、リラックス効果や疲労改善効果も期待できるので、ぜひ試してみてください!

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