化粧水、乳液、美容液などさまざまな役割を兼ね備えたオールインワンジェル。これ1つ塗るだけでスキンケアが完了するので、忙しい朝にはとても便利ですよね。
オールインワンジェルは、成分も価格も販売店もさまざまです。1万円近くするドクターズコスメもあれば、ネット通販限定商品や市販のプチプラコスメもあります。
「値段が高い方が効果がありそう!」と思いがちですが、一概にそうとは言い切れないのが化粧品選びの難しいところです。
実はスーパーやドラッグストアで市販されているオールインワンジェルの中にも優秀なコスメがたくさんあるんです。
この記事ではドラッグストアで市販されているオールインワンジェルを選ぶときのポイントを、詳しく解説したいと思います。
市販のオールインワンジェルを選ぶときのポイント3つ!
オールインワンジェルを選ぶときにまずチェックしたいのは、成分表示の部分です。
どんな成分に注目したらよいか、オールインワンジェル選びの3つのポイントを説明します。
1.肌悩みを解決する成分が配合されているものを選ぶ!
オールインワンジェルを選ぶときにまず考えたいのは、自分の肌悩みに合った美容成分が配合されているかどうかです。
どの悩みにどんな美容成分が適しているか紹介します。
シミ・そばかすが気になる
アルブチンやビタミンC誘導体、トラネキサム酸などを配合したオールインワンジェルを選びましょう。
これらはすべて厚生労働省認可の美白有効成分なので、これらの成分を配合している化粧品はパッケージに必ず「医薬部外品」と表記されています。
ハリ・弾力をアップしたい
肌にハリとうるおいを与えるコラーゲンやヒアルロン酸配合のオールインワンジェルを選びましょう。
ほかにもビタミンC誘導体やレチノールなどの成分に、肌のリフトアップ効果が期待できます。
血行促進や線維芽細胞増殖効果があるプラセンタ配合のオールインワンジェルも、肌のハリや弾力をアップしてくれます。
ニキビや肌荒れを改善したい
抗炎症作用のあるカモミラエキスやカンゾウ根エキス、グリチルリチン酸2Kが配合されているオールインワンジェルがおすすめです。
ニキビ痕の修復を早める効果があるビタミンC(アスコルビン酸)やビタミンC誘導体が配合されているオールインワンジェルを選ぶのもいいですね。
2.なるべく肌に優しいものを選ぶ!
ドラッグストアで市販されているオールインワンジェルの中には、保存やジェルの使用感をよくするために防腐剤や界面活性剤、アルコール、パラベンなどが使用されていることがあります。
どれも敏感肌の人にとってはありがたくない成分ですね。
肌荒れが気になる人や化粧品でアレルギーを起こしやすい人は、無添加処方のオールインワンジェルを選んだ方がよいでしょう。
3.保湿成分が多めに配合されているものを選ぶ!
オールインワンジェルは、化粧水と比較すると保湿力がやや足りない商品が多いです。
そのためオールインワンジェルを選ぶときには、保湿力・保水力の高いヒアルロン酸やセラミド、スクワランなどを高配合したものを選ぶことをおすすめします。
水分が行き渡ってうるおっている肌には保湿成分以外の美容成分も浸透しやすくなります。
化粧品の成分表示は配合割合が多い順に記載されているので、保湿成分の名前がなるべく最初の方にきている商品を選ぶとよいでしょう。
まとめ
市販のオールインワンジェルは、通販限定コスメやドクターズコスメと比較してコスパがよいところが長所です。
しかし選び方を間違えてしまうと、なんの効果も実感できないということになりかねません。
購入前に必ず成分表示を確かめて目的に合ったオールインワンジェルを選びましょう!