くすみやザラつき、毛穴の黒ずみも解消できると話題の酵素洗顔パウダー。効果的に肌荒れを解消できる一方、使い方がイマイチ分からない、という人も多いのでは?今回は酵素洗顔パウダーの使い方や、効果の出るベストなタイミング、オススメの酵素洗顔パウダー5選をご紹介していきます。
もくじ
酵素洗顔ってどんなもの?
様々な肌悩みを解消できると話題の酵素洗顔ですが、普通の洗顔とは一体何が違うのでしょうか?
酵素洗顔に使われてる酵素って何?
酵素とは、ミネラルにたんぱく質が巻きついて出来ているもの。
現在数万種類発揮されており、人の生命活動を送る上では欠かせないものです。
人の体内で作られる酵素は、大きく消化酵素と代謝酵素に分けられます。
消化酵素は、主に食べ物の消化吸収を行うもの。
代表的なものとして、デンプンを分解する唾液中にあるアミラーゼが挙げられます。
一方、代謝酵素とは、吸収された栄養を各細胞に届け、新陳代謝や老廃物などの排出促進、免疫力アップなどを行なうものです。
これらの酵素のほか、生の野菜や果物などには食物酵素が含まれています。
酵素洗顔に使用されている酵素は、たんぱく質や脂肪分解作用を持つ消化酵素と食物に含まれる食物酵素です。
酵素洗顔とは
酵素洗顔パウダーには消化酵素が配合されているため、古い角質や角栓、余分な皮脂を除去する効果が期待できます。
特に注目されているのは、たんぱく質分解作用による角質除去効果。
通常の洗顔料に含まれている界面活性剤ではたんぱく質までは落とせないため、角質除去作用はほとんど期待できません。
角質はその70%がケラチンというたんぱく質で構成されていますので、石けんや通常の洗顔料では分解できないんですね。
酵素洗顔はパウダータイプしかないの?
酵素は水に触れると活性化し、徐々に働きが失われていきます。
そのため、酵素洗顔の多くはパウダータイプです。
ですがパウダータイプの洗顔料でも酵素が配合されていないものもありますので、購入の際はよくパッケージを確認するようにしてください。
また最近は、パウダー以外の酵素洗顔料も販売され始めています。
酵素洗顔パウダーに使われている酵素の種類と効果
酵素洗顔パウダーに配合されている、代表的な酵素をまとめました。
その効果と共にご紹介していきます。
パパイン酵素
パパイン酵素とは、未成熟パパイヤから抽出した食物酵素のこと。
たんぱく質を分解するプロテアーゼの1種で、システインプロテアーゼに分類されています。
パパイン酵素の特徴は、生きた細胞に働かないこと。
そのため不要な角質だけを除去し、分解して取り除いてくれます。
これはパパイン酵素だけに認められる効果のため、パパイン酵素は多くの酵素洗顔に配合されています。
ブロメライン
ブロメラインはパイナップルに含まれるシステインプロテアーゼで、強いたんぱく質分解作用を持ちます。
パイナップルを食べ過ぎて、舌がピリピリ痛くなったことはないでしょうか?これはブロメラインにより下のたんぱく質が分解され、刺激を受けるために起こる現象です。
プロテアーゼ
プロテアーゼは人間の体内にもある消化酵素で、たんぱく質分解作用を持ちます。
洗顔パウダーに配合されるのは、たんぱく質分解作用により古い角質を分解するためです。
余談ですが、プロテアーゼとは蛋白質分解酵素の総称のため実際は細かな分類がなされています。
リパーゼ
人間はもちろん全ての生物に存在する消化酵素で、脂肪分解作用を持ちます。
洗顔パウダーに配合されるのは、皮脂分解作用を持たせるため。
リパーゼの作用により、酵素洗顔パウダー使用後は皮脂がスッキリ落ちたさっぱり感を実感できます。
酵素洗顔の使い方のポイント
それでは早速、酵素洗顔にチャレンジしてみましょう。
ただ酵素洗顔は刺激が強いですので、使い方にいくつかポイントがあります。
まずは週1回、夜にチャレンジ
酵素洗顔を行いすぎると肌のターンオーバーが過剰になり、余計に肌状態が悪化する場合があります。
まずは皮脂の分泌量が多い夜に、週1回から始めて肌の調子を確認してください。
週1回で肌の調子が良くなれば、このまま週1回のペースで継続しましょう。
また、くすみやゴワゴワ感、毛穴の黒ずみなどが気にある場合は、週2〜3回程度まで増やすのがオススメ。
肌タイプ別の目安回数を以下にまとめましたので、酵素洗顔を使用する際の参考にしてください。
- 比較的肌が丈夫な方(普通肌/脂性肌/混合肌):週3〜4回まで
- 乾燥肌/インナードライ肌:週1〜2回程度
- 敏感肌:2週に1回〜週1回
肌は加齢とともに刺激に弱くなりますので、年齢に応じて洗顔回数を調整してください。
手でしっかり泡立ててから顔に乗せる
洗顔料を軽く泡だてただけで、顔を擦るようにして洗顔している方もいますが、酵素洗顔の場合、これはNGです。
酵素洗顔本来の実力を発揮できないだけではなく、摩擦により肌に負担を与えてしまいます。
酵素洗顔を行う場合は、まずしっかり手できめ細かな泡を作って顔に乗せましょう。
洗う順番は、まず皮脂の多いおでこや鼻、次にあごや頬部分を洗い、最後に目や口元を優しく洗います。
30℃程度のぬるま湯で行う
酵素洗顔の泡を肌全体に乗せたら、30度程度のぬるま湯で洗い流しましょう。
水の温度が高すぎると、肌に必要な皮脂まで一緒に洗い流されてしまいます。
泡を残さずにすすげたら、清潔なタオルで優しく水分を拭き取ります。
洗顔後はしっかり保湿ケア!
酵素洗顔後は、皮脂や角質が除去されて肌が柔らかくなっているので、乾燥や刺激に弱くなっています。
ただ化粧水や美容液などの成分も浸透しやすくなっていますので、しっかり保湿ケアを行っておきましょう。フェイスマスクなどを活用するのもオススメです。
ただもし、酵素洗顔後に今まで使用していた化粧水で刺激を感じたら、一度酵素洗顔の使用を中止してください。
この場合、酵素洗顔が肌に合っていない、酵素洗顔を控えるべき肌状態だったなどの理由が考えられます。
外出時は紫外線対策を忘れずに
酵素洗顔後は肌のターンオーバーが活発になって、紫外線の影響を受けやすくなっています。
たとえ夜に酵素洗顔を行なったとしても、翌日の紫外線対策は必須。
最低でもUVカット効果のある化粧下地やBBクリームなどを使用して、紫外線から肌を守るようにしてくださいね。
酵素洗顔を使うオススメのタイミング
酵素洗顔は使用するタイミングを間違えると、肌トラブルの原因にもなります。
ですが適切なタイミングで行えば、効果的なエイジングケアが可能。
ここでは、酵素洗顔の効果を引き出す最適なタイミングについてご紹介します。
肌がゴワゴワ!角質肥厚
角質肥厚とは、本来ターンオーバーにより除かれる古い角質が肌に残り、角質層が厚くなってしまっている状態のこと。
角質が肥厚化すると肌の弾力が失われて硬くなり、ごわつきやざらつきを感じるようになります。
また、古い角質にはメラニンが含まれているため、くすみの原因にも。乾燥やしみの原因になることも。
酵素洗顔パウダーには、たんぱく質分解作用のある酵素が配合されているため、効果的に古い角質を取り除けます。また、古い角質が除去されれば肌のターンオーバーが促されて、正常な状態にしてくれるのも特徴です。
ただし酵素洗顔後は角質層が薄くなっていますので、一時的に乾燥しやすくなります。
酵素洗顔後は、保湿ケアを忘れないよう注意してくださいね。
炎症がない大人ニキビ
大人ニキビは、ターンオーバーの乱れによる角質肥厚と肌の乾燥、皮脂詰まりが大きな原因だと言われています。
そのため、酵素洗顔で角質肥厚を解消しターンオーバーを整えてあげれば、改善が期待できるのです。とはいえ、酵素洗顔で改善が期待できるのは、炎症がない大人ニキビのみ。
大人ニキビの初期症状である微小面皰(びしょうめんぽう:皮脂や角質が詰まって毛穴が塞がっている状態)、白ニキビや黒ニキビなどで、炎症がない場合が該当します。
また、大人ニキビの予防にも酵素洗顔は効果的です。
ただし炎症や化膿を起こしている状態で酵素洗顔を行うと、刺激により大人ニキビが悪化してしまう可能性が高いですので行わないようにしてくださいね。
毛穴の悩みも酵素洗顔で解消
毛穴に古い皮脂や角質が詰まって生じる、角栓毛穴や黒ずみ毛穴。
これらの毛穴の悩みは、皮脂が多く分泌されやすく、メイクの油分も溜まりやすいTゾーン(特に鼻)に起こりやすい症状です。
これらの毛穴トラブルの原因は、肌に蓄積した皮脂や古い角質。
酵素洗顔には、たんぱく質や脂肪分解作用のある酵素が配合されているため、トラブルの原因である皮脂や角質を効果的に除去できます。
ただしいくら毛穴の黒ずみや角栓を除去するためとはいえ、強く擦りすぎると肌が過剰にダメージを受けるので逆効果になります。
十分な泡で優しく洗うように心がけてくださいね。
くすみが気になるとき
キメの整った透明感のある肌は、女性の憧れ。
ですが、ちょっとした原因で肌はくすんでしまいます。
くすみの原因は様々あり、例えば血行不良や過剰なメラニン色素の生成、糖化や肌老化、喫煙、ターンオーバーの乱れ、毛穴の汚れなどが挙げられます。
このうち酵素洗顔で改善が期待できるのは、ターンオーバーの乱れや毛穴汚れによるくすみ。
古い角質や角栓を除去して、キメの整った明るい肌へと導いてくれます。
ただし、くすみがある場合でも下記のような状態の場合は酵素洗顔を控えましょう。
下記に当てはまる場合、過剰なターンオーバーやバリア機能の低下によりくすみが生じている可能性があります。
そのため、この状態で酵素洗顔を行うと肌状態が悪化する可能性が高いのです。
- 敏感肌
- インナードライ肌(肌表面はベタベタなのに、内側が乾燥している状態)
- 毛穴パックやスクラブ入り洗顔を頻繁に使用している
- 頻繁に角栓除去を行っている
- 脂性肌ではないのに、皮脂量が増えてきた
- 不十分な紫外線対策による乾燥肌、赤みやかゆみがある
ベタベタ脂性肌
脂性肌とは、皮脂量と水分量の多さからベタベタの状態になっている肌質のこと。
過剰な皮脂により開き毛穴やニキビができやすくなっている状態です。
脂性肌は、比較的洗浄力が高めの皮脂除去作用のある石鹸を使用しても改善できますが、酵素洗顔を行えば皮脂除去と共に毛穴トラブルや角質肥厚の予防効果も期待できます。
ただし酵素洗顔で刺激を感じる場合は無理に行わず、別の洗顔料を使用して改善を目指すようにしてくださいね。
酵素洗顔使用時の注意点
酵素洗顔は正しく使えば高い効果が期待できますが、誤った方法で使用すると肌トラブル悪化の原因になります。
使用前に下記の注意点をしっかり確認するようにしてください。
肌状態によっては酵素洗顔NG!
下記のような状態で酵素洗顔を使用すると、肌トラブルが悪化する可能性が高いです。
- 生理や花粉症により肌荒れを生じている
- 炎症性のニキビ(赤ニキビ・化膿ニキビ)ができている
- 肌が乾燥している(敏感肌・インナードライ肌・かゆみがある場合)
- 酒さがある
これらの状態の場合、まず行うべきは皮膚科の受診や薬局で薬剤師に相談することです。まずこれらの問題を改善してから、酵素洗顔を行いましょう。
どうしても毛穴や角栓が気になる場合は、顔全体を酵素洗顔するのではなく、気になる部分のみに泡をつけて洗顔しましょう。
ただし、刺激を感じたらすぐに使用を中止するようにしてください。
異常を感じたら使用中止!アレルギー発症のリスクも
「植物由来や天然成分は安全」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、実は化粧品に関しては合成成分よりアレルギーリスクが高い場合が多いのです。
それは天然成分には、様々な成分が含まれているため。
酵素洗顔の場合、パパイン酵素やブロメラインがそれに当たります。
化粧品として精製する際にアレルギーリスクを減らす工夫がされているので、大きな問題となることはほとんどありませんが、リスクは0ではありません。
安全のため、敏感肌の方やお子様は使用を控えるようにしてください。
また肌に刺激や痛み、赤みが出る場合は、酵素洗顔が肌に合っていない場合が高いです。
この場合も、無理に使用を継続しない方が無難です。ただ、酵素洗顔を初めて使った時には何らかの刺激を感じても、2回目以降からは刺激を感じなくなる場合もあります。
酵素洗顔を初めて使う時は、まずTゾーンなどの皮脂が多めの部位のみで試し、問題がなければ継続。
もし何らかの刺激があっても、2回までは試してみるとしても良さそうです。
オススメの酵素洗顔パウダー5選!
それではここから、オススメの酵素洗顔パウダーをご紹介していきます。
酵素洗顔パウダー選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
ボタニカル コーラルクリア パウダーウォッシュ(SHELLWOMB)
天然サンゴが毛穴汚れや余分な皮脂を吸着し、パパイン酵素により古い角質をしっかりオフしてくれるコーラルクリアウォッシュ。 また保湿美容成分もしっかり配合されているため、高い洗浄力なのに肌への負担が少ないのも特徴。 石油系界面活性剤・着色料・合成香料・ポリマー・シリコン・鉱物油は無添加で、肌に負担をかける成分が配合されていないのも安心のポイントです。 天然植物成分99%配合で穏やかに古い角質を落としてくれるため、毎日使えるのも嬉しいポイント。朝晩2回使ってもOKなので、毎日ツルツルのたまご肌を実感できるはずです。
詳しくみるコラージュ洗顔パウダー(持田ヘルスケア)
敏感肌や乾燥肌だけど酵素洗顔で角質ケアをしたいという方にオススメなのが、こちらのコラージュ洗顔パウダー。 製薬会社の持田製薬のヘルスケア部門が作った酵素洗顔のため、低刺激性で無香料・無色素なので、敏感肌の方でも使いやすい処方になっています。 もちろん、牛乳由来のプロテアーゼを配合しているため、古い角質除去効果もしっかり期待できますよ。 肌への刺激が少ないので、毎日使用できるのもコラージュ洗顔パウダーの特徴です。 初回限定のお試しセット(約40回分)は泡だてネットも付いてくるので、パウダー洗顔が苦手な方でも簡単にモコモコの泡を作れますよ。
詳しくみる肌極(KOSE)
洗浄成分としてプロテアーゼと皮脂クリア成分(シリカ・ラウロイルグルタミン酸Na)、保湿成分として天然コメ裏い保湿成分を配合しているのが、こちらの肌極(はだきわみ)。 古い角質を除去するだけではなく、天然コメ由来成分による高い保湿効果で肌の潤いとバリア機能を守ってくれます。 酵素洗顔後は肌がつっぱることが多いですが、肌極はみずみずしく柔らかい洗い上がりが特徴。 こちらも1回分ずつの小分けパッケージになっています。
詳しくみるスノーパウダーウォッシュ(クレソワン)
モンドセレクション5年連続金賞受賞、さらに多くの雑誌やメディアで注目を集めているクレソワンのスノーパウダーウォッシュ。 たんぱく質分解酵素プロテアーゼが生きたまま個包装されているため、酵素が肌にしっかり働きかけて古い角質をしっかりオフしてくれます。 また生クリームのようなふわふわの泡ができるのも、スノーパウダーウォッシュの特徴。 保湿成分や美容成分もしっかり配合されているので、酵素洗顔後の乾燥が気になる方にもこちらはオススメです。 まずは10日分のお試しセットから始めてみるのがいいですよ。
詳しくみるmanara(マナラ)生練り洗顔
「生酵素」と「クレイ」で毛穴の汚れをしっかり分解! パウダータイプにすることで、水を加えた瞬間に活性化する生酵素のパワーを最大化。毛穴に練り込み、角栓や古い角質をしっかり分解します。 保湿型クレイと吸着型ヒアルロン酸で毛穴つるん!なのにつっぱらない!ミネラルをタップリ含んだ保湿型クレイや吸着型ヒアルロン酸を配合。パウダー洗顔なのにつっぱりません。毛穴のザラつき、角栓を絡めとる〈マナラ生練り洗顔〉です。
詳しくみるいずれの酵素洗顔パウダーも優れていますが、中でも「ボタニカル コーラルクリア パウダーウォッシュ」はオススメ。
酵素洗顔が初めての人や、他の酵素洗顔がイマイチだったという人はぜひ試してみてください。
酵素洗顔パウダーを選ぶ時のポイント
酵素洗顔パウダーを選び時のポイントをまとめました。
ぜひ自分に合った酵素洗顔選びの参考にしてみてくださいね。
きめ細かい泡が立つものがオススメ!
酵素洗顔は、泡で優しく洗うのが基本のため、きめ細かい泡が立つものがオススメ。
とはいえ、パウダータイプの洗顔料は、慣れるまで泡だてが難しい一面もあります。
そんな場合は、洗顔ネットを活用してしっかりきめ細かい泡を立てましょう。
質の良い泡は、手の平を下に向けても泡が落ちないのが特徴。
どうしても上手に泡を立てられない場合は、別の酵素洗顔の使用を検討してみるのも1つの方法です。
洗浄力は強すぎない?
酵素洗顔の場合、洗浄力が高いほど良いというわけではありません。
高すぎる洗浄力は、肌へのダメ0時にもなりますので自分に合った洗浄力のものを選びましょう。
酵素洗顔に配合されている代表的な洗浄力を持つ成分は、以下の通りです。
- 酵素:プロテアーゼ、リパーゼ、パパイン酵素など
- 石鹸:石鹸素地、カリ石鹸素地、ラウリン酸カリウム、オレイン酸ナトリウムなど
- アミノ酸系界面活性剤:ココイル〜、カプロイル〜、ベタイン〜など
アミノ酸系界面活性剤は石鹸よりも洗浄料が低いものの刺激が少ないため、酵素洗顔により刺激が気になる方にオススメ。
洗顔後のつっぱり感も少なくなっています。
配合成分が少なめのものを選ぼう
酵素洗顔パウダーは、多くの洗顔料と異なり水分を含んでいません。
そのため、本来あまり安定剤や防腐剤を必要としない製品なのです。
よって酵素洗顔パウダーを選ぶ時は、酵素成分以外はできるだけ余分なものが配合されていないものを選ぶのがオススメ。
購入の際はパッケージの記載をよく確認し、石油系界面活性剤や鉱物油、香料、アルコールなどが配合されていない、シンプル成分の酵素洗顔パウダーを選ぶようにしてください。
また酵素洗顔パウダーの中には、タルクやシリカといった成分が配合されていることがあります。
これらは摩擦を減らす目的で配合されているものですので、気にしなくても大丈夫です。
洗顔後の肌状態もしっかりチェック!
酵素洗顔は、肌の皮脂や角質を除去するため、ある程度のつっぱり感はどうしようもありません。
とはいえ最近は保湿成分が配合されている製品も多いですので、使用後のつっぱり感が気になる方は保湿成分もしっかりチェックして購入してください。
ただ保湿成分が多すぎると、今度は皮脂や角質が落ちているのか分かりにくくなります。
一番の理想は、つっぱり感が強すぎず適度に保湿感のある酵素洗顔。
無料サンプルやトライアルキットなども活用して、ぜひ自分にピッタリ合った酵素洗顔パウダーを見つけてください。
まとめ
酵素洗顔パウダーは、肌のターンオーバーを活性化して様々な肌悩み解消効果を期待できます。その一方、酵素洗顔による刺激や肌のターンオーバーの過剰活性により乾燥やバリア機能の低下といった、別のトラブルを生じるリスクも。
酵素洗顔パウダーは、自分の肌に合っている製品を適切な頻度で使用するのが大切。自分の肌状態をチェックしながら、上手に使いこなしてみてくださいね。
今回ご紹介した中でもおすすめのボタニカル コーラルクリア パウダーウォッシュ。きちんと使えばエステ級の実感力があります。ぜひチェックしてみてくださいね。