せっかくニキビが治ったのに、いつまで経っても消えないニキビ跡…。ニキビ跡はメイクで隠すのにも限界があるため、できることなら綺麗に消したいですよね!そこでここでは、ニキビ跡に効果的な美白美容液やニキビ跡のケア方法をご紹介します。
もくじ
美白美容液はニキビ跡のタイプに合わせて選ぼう!
一言で「ニキビ跡」と言っても、実はニキビ跡はその原因や状態により3タイプに分けることができます。
そのため、美白美容液もニキビ跡のタイプに合わせて選ぶことが大切!
ここではまず、3つのニキビ跡のタイプとニキビタイプ別のおすすめケア方法を紹介します。
ニキビ跡は3タイプ!
赤いニキビ跡
赤いニキビ跡は、ニキビの炎症状態が肌に残ったままになって生じるもの。
ニキビができてから半年以内の赤いニキビ跡なら、表皮の下でまだ炎症が治まっていない可能性もあります。
もしニキビができてから1年以上も赤いニキビ跡が残っている場合は、炎症のダメージが肌の深部まで及んで皮膚が薄くなり、血管や筋肉が透けてしまっている可能性もあります。
この状態になると、放置による自己回復はあまり期待できません。
色素沈着タイプのニキビ跡
ニキビができた後に放置してしまったり、悪化してしまったりした場合に残ってしまうニキビ跡です。
これはニキビの炎症から肌を守るために大量に発生したメラニンがそのまま肌に残り、シミになったもの。
ニキビの炎症や赤みが治まっても、赤茶色や薄茶色のシミが残ってしまっている状態です。
クレータータイプのニキビ跡
ニキビによる炎症が肌内部の真皮層まで及んでしまった場合に生じるのが、クレータータイプのニキビ跡です。
真皮層まで炎症が及ぶと、患部の穴を埋めるためにコラーゲンの生成量が増えます。
しかし、このときに生成されるコラーゲンは通常時のコラーゲンと異なるため、周辺の肌細胞と馴染むことがありません。
そのため、患部が周辺よりも凹んでしまってクレーター状のニキビ跡ができてしまうのです。
またこの部分にはアクネ菌が大量に発生しやすいため、それを殺すために活性酸素も大量に発生します。
この活性酸素の影響でメラニン色素を生成するメラノサイトが活性化され、色素沈着が起こりやすくなることも多いです。
美白美容液が効果的なのは色素沈着タイプにニキビ跡!
ニキビ跡には3タイプありますが、その中で美白美容液が効果的なのは色素沈着によるニキビ跡です。
これは肌表面にメラニンが沈着している状態のため、メラニン還元作用のある美白成分(ビタミンC誘導体、ハイドロキノンなど)が配合された美白美容液を使用することで改善効果が期待できるのです。
また、色素沈着によるニキビ跡は肌のターンオーバーが進むことで少しずつ薄くなります。
肌のターンオーバーを促す成分(ビタミンC誘導体、プラセンタなど)が配合されている美白美容液を使用すれば、より早いニキビ跡改善効果を期待できるようになりますよ。
赤いニキビはまず炎症を抑えよう
赤いニキビ跡はまだ炎症が続いている状態ですので、まず炎症を抑えることが大切です。
抗炎症作用のあるビタミンCやグリチルリチン酸、サリチル酸などの薬用成分が入っているニキビ用のスキンケア成分を活用しましょう。
ただ、まだ肌が敏感な状態のためアルコールが使われているニキビ用のスキンケアアイテムでは痛みを生じる場合もあります。
その場合は、敏感肌用のスキンケアアイテムで保湿を十分に行い、皮膚科などで処方されるニキビ治療薬を組み合わせるのがおすすめです。
クレータータイプは市販の美容液でのケアが難しい
3タイプのニキビ跡の中で、もっともケアが難しいのがクレータータイプのニキビ跡です。
肌にハリを与えるエイジングケア成分(コエンザイムQ10、ビタミンC誘導体など)が配合された美容液で多少の改善効果が期待できますが、キレイに改善するには皮膚科や美容皮膚科でレーザー治療などを受ける必要があります。
ニキビ跡は美白美容液でケア!おすすめの美白美容液5選
それでは早速、ニキビ跡に効果が期待できるおすすめの美白美容液をご紹介していきます。
どれも高い効果が期待できる製品ばかりですので、美白美容液選びに悩んだら参考にしてみてくださいね。
ピュアビタミンCが肌の奥までしっかり浸透!QuSome b.glen Cセラム
ニキビ跡だけではなく、今あるニキビの改善やニキビ予防効果も期待できるピュアビタミンCを7.5%も配合。変質することなく肌の中にビタミンCがしっかり浸透するため、効果が実感しやすいと注目を集めている美白美容液です。ニキビ跡だけではなく、肌ツヤがでた、毛穴の開きや吹き出物が改善したなどさまざまな効果を実感している口コミも少なくありません。ただ、ピュアビタミンCを配合しているせいか少し刺激が強めで、肌状態によってはヒリヒリとした痛みを感じることがあります。肌状態がデリケートになっている場合は、まず顔の目立たない部分でパッチテストをしてから顔全体に使用しましょう。Cセラムが入ったホワイトケアトライアルセット(1944円)も用意されているので、まずトライアルセットを試して自分の肌に合うか確認しておくのもおすすめです。
詳しくみる気になる部分を集中ケア!アンプルール ラグジュアリーホワイトコンセントレートHQ110
アンプルール独自の新安定型ハイドロキノンを高配合。マイクロカプセル化された新安定型ハイドロキノンが、気になる色素沈着をしっかりケアしてくれます。メラニン色素の生成を抑えてすでにできてしまったメラニンを還元するだけではなく、ターンオーバーを促進し抗炎症作用のあるシコンエキスも配合。気になるニキビ跡をスポットケアするのに、ぴったりの美容液です。ただし、ハイドロキノンを高配合しているため使用は夜のみ。日中も必ず日焼け止めを使用して、塗布部分に紫外線が当たらないよう気をつけましょう。
詳しくみるビタミンC+ビタミンE配合によりさまざまな肌トラブルも解消!オバジC10セラム
ニキビ跡に効果が期待できるピュアビタミンCに加え、保湿成分であるビタミンEを配合。角層まで潤いをしっかり届けるとともに、キメやざらつき、毛穴など気になる肌トラブルに多角的にアプローチしてくれる美容液です。オバジCセラムは肌状態に合わせてピュアビタミンC配合量の異なる製品を選べるのが特徴。限界までピュアビタミンCが配合されているオバジC20セラムには、なんとレモン150個相当のビタミンCが配合されているんです!C5・C10・C20の3タイプが用意されていますので、自分の肌状態に合わせて製品を選択してくださいね。
詳しくみるライン使いでニキビ跡を解消!キールズ DSクリアリーホワイトブライトニングエッセンス
高浸透性の次世代活性型ビタミンC、消炎効果が高いピオニーエキス、高保湿作用を持つホワイトバーチを配合。角質層まで素早く浸透し、高い美白効果と保湿効果が期待できる医薬部外品の美白美容液です。色素沈着タイプのニキビ跡に高い効果が期待できるだけではなく、シミやソバカスの改善効果も期待できます。また、保湿力が高いので美白化粧品にありがちな肌の乾燥も気になりません。キールズの美白ラインと合わせて使用すれば、さらに高い効果が期待できますよ。
詳しくみる最強の美白美容液!SK-II ジェノプティクスオーラエッセンス
独自成分であるピテラなどの6成分を配合したジェノプティクスオーラカクテルが、シミや肌曇りのない明るく輝く肌へ導きます。ニキビ跡の解消だけではなく、肌ツヤ、キメ、シミなど気になる肌トラブルを徹底的にケア。SK-IIをラインで使用するのは経済的に厳しいですが、美白美容液だけならなんとかなりそうなですよね。また、この美白美容液にはビタミンCが配合されていないので、ビタミンCが肌に合わないという人でも使用できます。美白美容液はビタミンCが使用されているものが多いので、ビタミンCの刺激が辛いという人はぜひ試してみてください。
詳しくみるこちらの記事では、美白美容液の選び方やコスメコンシェルジェ厳選の美白美容液をご紹介しています。
美白美容液選びに悩んだら、合わせて参考にしてみてくださいね。
ニキビ跡をセルフケアするには?タイプ別ケア方法
ニキビ跡をセルフケアするなら、ニキビ跡のタイプ別にケアすることが大切!
そこでここでは、美白美容液以外にも自分でできるセルフケア方法をニキビのタイプ別に紹介します。
赤いニキビは生活習慣の改善がポイント!
赤いニキビをケアするなら、生活習慣や食生活の改善、睡眠不足の解消など、まずは生活スタイルを見直すことがポイントです。
これらはニキビ予防にも繋がることばかりですので、ニキビが気になるなら生活習慣を改めましょう。
詳しい方法は、下記の「ニキビ予防は生活習慣の見直しから!すぐ始められる予防方法」で紹介しています。
色素沈着タイプは肌のターンオーバーを促してあげよう
色素沈着タイプのニキビ跡は、肌のターンオーバーを促してあげることが大切。
ニキビ跡が残った古い細胞が新しい細胞に生まれ変われば、次第にニキビ跡も目立たなくなっていきます。
ただ自然な肌のターンオーバーには時間がかかりますし、乱れた生活習慣や誤ったスキンケア方法が原因で正常にターンオーバーが行われず、いつまで経っても色素沈着が残ってしまう場合もあります。
そこでおすすめなのが、ピーリングにより肌のターンオーバーを促すこと。
効果が高いのは美容皮膚科などで行えるケミカルピーリングですが、自宅でも市販のピーリングアイテムを使用すれば行うことができます。
ピーリングはニキビ跡の解消だけではなく、肌質の改善やエイジングケアにも効果が期待できますが、やりすぎると肌のバリア機能が低下して肌トラブルの原因となる点に注意が必要です。
週1回程度を目安に定期的にピーリングを行なって、毛穴の引き締まった若々しい肌を目指しましょう!
クレータータイプは医療機関で相談!
クレータータイプのニキビ跡は、最も状態が悪化してしまったもののため、セルフケアだけでは綺麗にならないケースがほとんどです。
ですが、長期間継続的に生活習慣を改善し肌のターンオーバーを促してあげることで、ある程度までなら症状を改善できます。
また、どうしても肌の凸凹を綺麗にしたい場合は、医療機関やエステサロンでケミカルピーリングを受けるのも選択肢の1つです。
毛穴の詰まりを改善して傷んだ肌表面を取り除くことで、肌表面のニキビ跡を改善するのです。
ただケミカルピーリングでは、傷ついた真皮層まではケアできません。
どうしてもクレーターニキビが気になる場合は、医療機関でレーザー治療なども含めて相談するようにしましょう。
ニキビ予防は生活習慣の見直しから!すぐ始められる予防方法
ニキビ跡をこれ以上作らないためにも、ニキビ予防を始めましょう!
ここでは、普段の日常生活の中で行えるニキビ予防方法をご紹介します。
栄養バランスの整った食生活を心がける
ニキビ予防のためにまず見直したいのは、食生活です。
糖質や脂質の過剰摂取は過剰な皮脂の分泌を招くため、ニキビができやすくなってしまいます。
ニキビ予防のためには、脂質代謝を促して肌の調子を整えるビタミンCやビタミンB群、ミネラルを積極的に摂取するのが大切。
合わせて、偏った食事を避けて栄養バランスの整った食事を心がけるようにしましょう。
清潔な寝具でしっかり睡眠をとる
雑菌はニキビの発生や悪化の原因になるため、肌に触れるシーツや枕カバーなどはこまめに洗濯しましょう。
ベッド周りも清潔を保つように心がけ、雑菌の繁殖を防ぐことが大切です。
また、睡眠不足は肌の免疫力低下や新陳代謝の遅れを招くため、ニキビの原因に。
清潔な寝具で良質な睡眠をしっかりとれば、それだけでニキビ予防に繋がります。
老廃物をしっかり排出!便秘に要注意
顔のニキビと便秘は一見無関係に思えますが、便秘により有害物質が腸内に溜まると腸内環境が悪化して免疫力が低下し、アクネ菌が繁殖しやすい状態になります。
また、腸内環境が悪化すると肌のターンオーバーも滞ってしまうため、ニキビのできやすい肌に。
便秘がちな人は、食生活の改善や適度な運動を心がけて便秘予防に努めましょう。
ストレスを万病のもと!適度に発散しよう
ストレスは万病のもと。それはニキビも例外ではありません。
ストレスが溜まるとホルモンバランスが乱れて、男性ホルモンが過剰に分泌され皮脂分泌が増えてしまうことがあります。
ストレスは適度に発散するよう心がけ、溜め込まないように心がけましょう。
美白美容液でニキビ跡をケアするならニキビタイプの見極めが大切
ニキビ跡ケアの基本は、まず生活習慣の見直しです。
不規則な生活スタイルや偏った食生活が染み付いている人は、まず生活スタイルの見直しから始めましょう。
生活習慣の改善が進めばニキビ跡も改善することが多いですし、新たなニキビができるのを予防することもできます。
また、ニキビ跡をできるだけ早く改善したい場合は、美白美容液を使用するのもおすすめです。
美白美容液を使用して肌のターンオーバーを促してあげれば、ニキビ跡だけではなくシミやソバカス改善効果も期待できますよ。
今回は、下記の5つの美容液
- QuSome b.glen Cセラム
- アンプルール ラグジュアリーホワイトコンセントレートHQ110
- オバジC10セラム
- キールズ DSクリアリーホワイトブライトニングエッセンス
- SK-II ジェノプティクスオーラエッセンス
を、紹介しました。
どれもおすすめの美白美容液ですし、トライアルセットのある製品もありますので、気になるアイテムがあればぜひ試してみてください。
美白美容液を活用して、ニキビ跡のセルフケアの効果をより高めていきましょう!