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我が家の子どもたちもぶつかった、中1を悩ます「2学期の壁」
最近ネットサーフィンをしている中で気になる言葉を発見しました。 それが、「中1の2学期の壁」という言葉です。 「中1の壁」は良く聞きますが、「中1の2学期の壁」という言葉は初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、「中1の2学期の壁」の原因や対処法についてご紹介します。
中1を悩ます2学期の壁とは?
中1ギャップ・中1の壁という言葉は、中学生のお子さんをお持ちの方なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
中1の壁は、小学校生活と中学校生活との違いになかなか対応できない状態のことを言います。
中学校は小学校と比べると自由が少なくなりますし、勉強も大変になります。また部活動が始まったり、先輩との付き合い方も小学校とは変わったりなど、学校生活が大きく変化します。
これらすべての変化になじむことはなかなか大変なことで、この状態をこじらせると、不登校になってしまうこともあります。
うちの子どもたちは「中1の壁」と言えるほどのことはありませんでしたが、完全に中学校の生活に慣れるまでには時間がかかりました。
では、中1の2学期の壁とはどのような状態をいうのでしょうか?
中学1年生の2学期にそびえ立つ勉強の壁
中学生になると、小学生の頃よりも勉強がぐっと難しくなります。それでも1学期まではまだ序の口。本格的に勉強が難しくなってくるのは2学期からです。
2学期になると、小学校の頃にそこそこ成績が良かった子どもたちでも、成績がガクッと落ちることがあります。
これを「中1の2学期の壁」と呼ぶのです。
中1の壁の一種として扱われることも多いようです。
この現象は、 2013年の「AERA」の記事で特集され広く知れ渡りました。
ベネッセ教育総合研究所調査によると「できるはずの中1」が2学期を境に学習面で苦しむケースが多いことが明らかになった。
「中学に入って最初の夏休みに中だるみをしてしまうのと、2学期にあらゆる教科で難易度が高まることが原因と思われます」(主任研究員・樋口健さん)
私はこの記事を最近ネットで読んだのですが、これを見たとき、「あ、うちの子どもたちだ」と思いました。
当時「中1の2学期の壁」なんていう言葉は知らなかったのですが、今思い返してみると思い当たる節がたくさんあります。
うちの子どもたちはなんとか壁を乗り越えることができたようですし、周りの子どもたちの中にも壁にぶち当たったものの乗り越えることができた子もいました。
ではこの2学期の壁は、どうして起こるのでしょうか?また、どのようにすると乗り越えることができるのでしょうか?
私の子どもたちの経験も交えながらご紹介します。
中1の2学期の壁の原因
中1の2学期の壁は、主に学習面がうまくいかないことを指しています。
実はうちの子どもたちも、小学校の頃は勉強がわからずに困るということはありませんでした。塾などにもいっていませんでしたし、家で勉強をすることもほとんどありませんでした。
そんなうちの子どもたちの成績がガクッと下がったのはやはり中1の2学期でした。
では2学期の壁の原因にはどのようなことが考えられるのでしょうか?
1. 学習の内容が難しくなる
中一の2学期の壁の原因に、まず一番に上げられるのが、学習の内容が難しくなることです。
小学校の頃の勉強はそれほど難しいものはなく、授業中に理解できるものばかりでした。しかし中学校に入ると教科書が厚くなり、一つの教科で勉強をする内容が増えます。
しかも小学校では無かった「英語」が増えます。(2016年現在)
うちの娘の場合はこの英語が曲者でした。
英語を習ったこともありませんでしたし、小学校での英語学習もまだそれほど盛んではなかったため、中学校でほぼ初めて英語に触れたのです。
それでも1学期は単語を覚える程度だったためまだ何とかなりましたが、2学期になると内容が本格的になり、定期テストの範囲もさらに広くなったためなかなか対応できず悩んでいました。
質問しにくい授業環境
小学生の頃は、わからないことがあっても授業中に質問がすぐにできる雰囲気だったため、その場ですぐに解決することができました。しかし中学校に入ると先生が一方的に進める授業が多く、なかなか授業中に質問をすることができません。
教科ごとに先生が変わる中学校のシステムは、先生に慣れるまでに時間がかかるため、個人的に先生に質問をしに行くのも気が引けることが多かったようです。
うちの娘と同様に、中学校での学習内容に戸惑う子どもは多いようです。
2. 授業だけでわかった気になってしまう
学習内容をしっかりと理解していないということに、子ども自身が気が付いていないという場合もあります。
これはまさに息子がそうでした。
小学校では成績が良かったのに・・・
息子は小学生の頃は、授業中にすべて学習内容を理解できていました。
といっても小学校のテストは簡単だったため、本当に理解していたのかどうかは定かではありません。それほど悪い点数を取ってきたことはなかったため私も安心しきっていましたし、特に勉強を促したこともありませんでした。
それが中1の2学期にかなり成績が落ちてしまったのです。
息子自身もこの結果には大変ショックを受けていました。
自分では「理解している」と思っていたのに、実はわかっていなかったということがテストを通して突き付けられたのです。
授業中の先生の話は理解できたとしても、家庭学習をしていないため頭の中には入っていない状態だったのですね。
うちの息子のように、小学校の頃に勉強をあまりしていなかったけれど特に困ったことはなかったという子は、学習内容を理解したつもりになりやすいかもしれません。
3. 家庭学習の習慣がついていない
中学生になると学習の内容が増えるため、学校での演習の時間がなかなか取れません。
小学校では授業中にある程度は演習の時間をとってくれていました。先ほども述べたように、うちの子どもたちは家庭学習をせずに何とかなっていました。
そのため「家庭学習をする」という習慣がついていませんでした。
しかし中学生になると、家庭学習なしでは理解を定着させることは難しくなります。
また中学校の定期テストは範囲が広いため、テスト前に少し勉強をしたぐらいではなかなか点数を取ることは難しくなります。
子どもに家庭学習の習慣をつけることは、中学校での学習には不可欠なのです。
4. 定期テストの対策がうまくいかない
家庭学習をしていたとしても、定期テストの対策の仕方がわからずにテストの成績が落ちてしまうことも良くあります。
うちの娘はまじめな性格なので、中学校に入ってから家庭学習をするようになりました。
しかし今まで勉強をしたことが無かったため、どのように勉強をしたら良いのかわからなかったようでした。
特に定期テストは範囲も広く、どこから手を付けて良いのかわからない状態でした。
一方息子は要領が良く、勉強の仕方はわかったようでしたが、毎日コツコツやっていないためテストの日までに範囲内の勉強が終わらない状態でした。
それでも1学期は範囲もそれほど広くないですし、内容もまだ難しくはないので2人とも大丈夫だったのですが、2学期になるとテストの範囲も広くなりますし、内容も難しくなります。
小学校のテストは単元ごとに行いますので範囲が狭く、しかも学習内容が記憶に残っているうちにテストが行われます。
範囲の広い中学校のテストには、なかなか対応できなかったようです。
壁を乗り越えるカギは、親のかかわり方
では、この「中1の2学期の壁」を乗り越えるためにはどのようにすると良いのでしょうか?
実は保護者がかかわり方を変えることで、2学期の壁を乗り越えるきっかけになることがあります。
「勉強は学校でやるもの」と考え、子どもの学習に興味を持たない方も多いかもしれませんね。
実は私もそうでした。
元気に学校に行っているし、テストでもそれほど悪い点数を取ってこないからそれでいいと思っていました。
しかし子どもの学習に親が関わることは、子どもの意欲を向上させるためには欠かせないようです。
だからと言って、子どもの成績にのみ言及するのはNG。
私は子どもが良い点数を取ってきたときだけ「すごいね!」とほめていたのですが、これもあまり良くなかったようですね。
かといって「勉強しなさい」とガミガミ言うのではさらにやる気が失われてしまいます。
では、親はどのように関われば子どもの学習意欲を高めることができるのでしょうか?
目標を決め、達成までの行動を具体的に示す
子どもの学習の意欲を高めるために親ができることの一つに、「やらなければならないことを具体的にする」ということがあります。
「やりなさい」とただ指示をするだけでは、子どもは何をすればよいのかわからずただ「うるさいな」と感じるだけです。
どうせ「やりなさい」というのであれば、何をどれだけやればよいのかを具体的に示すほうが効果的です。
そのためにはまずは子どもに目標を設定させることです。
子どもの意見を尊重しながら行動計画を一緒に考える
そして次に、目標を達成するためには、何をどれだけやればよいのかを決めます。
例えば次の定期テストに向けての目標を子どもに聞き、それを実現させるためには具体的にどの教科をどれくらい、どのようなやり方でやればよいのかを子どもと確認します。
ここで大切なのが、きっかけ作りは親が行いますが、やり方を決めるときは子どもの意見を大切にするということです。
親にやらされることよりも、自分で決めたことの方がやる気が出そうですよね。
着かず離れずで見守ってあげる
そして行動を具現化した後は、やるかやらないかはなるべく本人に任せましょう。
放任しすぎず、過干渉せず、ちょうどよい距離感でサポートをすることが大切なのかもしれませんね。
自分で問題を解決する力を身につける
小学生のころまでは、なんとなく授業の内容を暗記していれば解けるようなテストが多かったかもしれませんが、中学校に上がると、深く理解し考える力が必要になってきます。
中学生になると、自分で考えて問題を解決する力を身につけることが重要になるのです。
そしてこの力を身につけることで自分の課題を自分で見つけることができるようになり、学習意欲の向上にもつながります。
この問題解決の能力を向上させるために親にもできることがあります。
以下に例を挙げてみたので、参考にしてみてくださいね。
「今日はどんな勉強をしたの?」と子どもに質問をする
今日の学習内容を思い出して自分の言葉で伝えることで、問題解決能力が高まるのだそうです。
これならすぐにでも実践できそうですね。
会話の中に出てきた事柄に対して、質問する
子どもと会話をする中で、さりげなく「それはどうしてそうなるの?」と質問し、子どもに考える機会を頻繁に与えるようにしましょう。
答えが合っているかどうかではなく、問題に対して考えることが大切です。
これを繰り返すことで、自分で考える習慣がつくようです。
聞かれたことに対してすぐに答えない
「この漢字ってなんだっけ?」などと子どもに聞かれること、ありますよね?
そういう時はすぐには教えず、まずは「調べてみようか?」などと促してみてください。
その際どうすれば調べられるか、子どもと一緒に確認するとより効果的です。
間違いを指摘するのではなく、間違えなくなる方法を一緒に考える
間違いを指摘したところで間違いがなくなるわけではありません。次にどうすれば間違いがなくなるのか、一緒に考えることが大切です。
うちの息子は計算ミスが多いのですが、責めても仕方がないので、息子に「計算ミスが多いのはどうすれば治るのかな?」と聞いてみました。
すると、「見直しをすればいいけど、見直しをする時間がないんだよね。」と。
そこで、「じゃ、早く解くことができればいいのかな?」と聞くと、「そうだよね」と返ってきました。
そこで一緒に、問題を早く解けるようになる方法を考えました。
今はそれを実行している最中なのですが、少しずつ計算ミスが少なくなってきています。
塾にお任せしたほうが良い場合も
うちの子どもたちは中1の2学期の壁を乗り越えることができたのですが、うちの場合は恥ずかしながら親の力ではどうにもならず、塾にお任せしました。
その当時子どもたちは思春期真っただ中で親の言うことに聞く耳を持たない時期でしたし、「勉強がわからない」と聞いてきたにもかかわらず、教えると怒るということを繰り返していたためです。
中学生は難しい時期です。
親とは口もきかないというお子さんもいることでしょう。
そんなときは潔く塾にお任せするのも良い方法かもしれません。
では、塾を選ぶときにどのような点に気を付けると良いのでしょうか?
うちの子どもたちを例にあげてご紹介します。
子どもに合うやり方の塾を選ぶ
子どもたちの塾選びをした際、私が重視した点は、まず子どもたちの性格に合うやり方の塾を選ぶということです。
塾には主に「集団指導」と「個別指導」があり、それぞれにメリットデメリットがあり、子どもの性格により向き不向きがあります。
集団指導塾の特徴
集団指導塾の最大の魅力は、「レベルの高い授業内容」にあります。
さらに受験指導に関する豊富な情報とノウハウも魅力です。
集団で行うため、周りの子どもたちと切磋琢磨しあえるというメリットもあります。
しかし集団授業がメインなので、そこについていけない子どもは結局置いてけぼりになってしまうことも。
集団指導の塾は、一定の学習内容を理解する力があり、今以上の成績向上を目指したい子どもに向いています。
性格的には負けん気が強く、周囲との競争でモチベーションが上がるタイプは集団指導塾向きです。
個別指導塾の特徴
個別指導塾は、マンツーマンや、多くても2~3人に先生一人が付く形で進めていくため、オーダーメイド式の指導が受けられる点が最大の魅力です。
わからないままに授業が進んでしまうということもありませんし、わからないことはすぐに質問することができます。
しかし、塾によってはアルバイト講師が教えていたり、行くたびに違う講師がついたりする場合もあり、質は塾によってまちまちです。
個別指導塾は、部活で忙しい子どもや勉強が苦手な子ども、勉強の意欲が少ない子ども、勉強の計画を自分で立てることが苦手な子どもにおすすめです。
性格的にはマイペースな子どものほうが、個別指導塾に向いています。
うちの娘の場合、わからない問題を聞きたいというのと、勉強のやり方を教えてもらいたいという2点があり、個別指導の塾を選びました。
息子の場合は性格的にマイペースなのと、習い事も忙しかったため個別指導を選びました。
塾講師との相性が重要
親が「塾に入れよう」と考える背景には、「勉強をわかるようにしてほしい」ということだけではなく、「勉強のモチベーションを高めてほしい」という気持ちもあります。
どんな塾を選んだとしても、講師との相性が合わなければ学習意欲は上がりません。
集団指導塾の講師の特徴
集団指導塾の場合はプロ講師の場合が多く、さまざまな子どもの意欲を高めるテクニックを持っていることが多いです。
しかし性格的に合わなかった場合、講師を交代してもらうというわけにはなかなかいきません。
個別指導塾の講師の特徴
一方個別指導の塾の場合、バイトの講師がいることも多く子どもの指導が十分ではないこともあります。
しかし子どもと相性が合わないと感じた場合、担当の講師を変えてもらえることがほとんどです。
またアルバイト講師のほうが、子どもとの距離が近く打ち解けやすいという良さもあります。
塾は体験入塾をして子どもに選ばせた方が良い
どちらの塾に入れるにしても、子どもに体験をさせてみて、子ども自身に選択させることが大切です。
息子を塾に入れるときは、二つの個人塾を体験させました。
どちらも先生が一人で切り盛りする個人塾です。
一つは先生が熱血な塾。
もう一つは娘が入っていた塾。
私は熱血な塾のほうが息子のやる気が出るかと思っていましたが、体験した後に、「あそこの塾は絶対嫌だ」と言ったのです。
そこで次に娘の塾を体験させると、「あそこがいい」と。
息子は人見知りなので、あまりがつがつせずに放っておいてくれたのが心地よかったのかもしれません。
塾に入れた結果、うちの子どもたちは中1の2学期の壁を乗り越え、かなり成績が上がりました。
勉強に対する意欲が出始め、自分から勉強をするようにもなりました。
子どもたちが通っていた塾が特別な塾だったわけではなく、たまたま子どもたちに向いていたのだと思います。
親が何とかできなかったとしても、うちの子どもたちのように良い先生との出会いが中1の2学期の壁を乗り越えるきっかけになることもあります。
子どもに応じたやり方で、壁を乗り越えさせよう
現在うちの子どもたちは中3と高2です。
娘は無事に志望校に合格し、息子も志望校合格に向けて自分で計画を立てながら勉強をしています。
こんなダメ母な私の子どもたちでも壁を乗り越えることができたのですから、きっかけさえあればどんな子どもでも中1の2学期の壁を乗り越えることができるはずです。
お子さんに合ったやり方を見つけて、中1の2学期の壁を乗り越えるきっかけづくりをしてくださいね。
結婚記念日、夫に何をあげる?プレゼントに迷わないアイディア一覧
夫婦にとって、結婚記念日に渡すプレゼントというのは悩みのタネではないでしょうか。長年ともに暮らしていると少しずつ渡したいプレゼントも尽きてきます。そこで、節目にそった特別なプレゼントをしてみてはいかがでしょうか。
結婚記念日の名称に沿った、素敵なギフトのアイディアをお届けします。
「結婚5年目は木婚式なんだよ」と話題にしながら、節目ごとに振り返るのも楽しいですね。
結婚1年目〜5年目の呼び名とオススメのプレゼント
結婚1年目は“紙婚式”
1年目は「紙」からはじまる紙婚式です。
紙婚式に人気なのは、紙でできたプレゼントです。
二人で一緒に楽しめる映画やコンサートのチケットなどが好まれます。
また、1年間生活してみて、これから先の将来のことを紙に書きだし、幸せな生活を願う意味を込めて手紙を書くのもよいですね。
結婚2年目は“綿婚式”
綿婚式には、質素倹約を意味する「綿製品」をプレゼントする習慣があります。
綿製品は、さわり心地がよいのが特徴です。素肌にさわるようなハンカチ・おそろいのパジャマ・タオルなど、日用品をプレゼントするのもよいでしょう。
結婚3年目は“革婚式”
結婚生活に慣れたあまり、倦怠期に陥りやすいのが結婚3年目、革婚式です。
頑丈な革製の財布・バッグ・キーケースなどをプレゼントとして贈り、二人のきずなを革のように粘り強く強固なものにしましょう。
革製品は長く使えるので、男性が喜ぶプレゼントランキングでも上位に入ってくるギフトの一つです。
旦那さんが革製品を愛用しているのなら、同じブランドの革アイテムを贈るのもおすすめです。
結婚4年目は“花実婚式”
夫婦が家族として充実し、愛情はぐくんだり子育てをしたりと、更なる幸せを祈るのが結婚4年目です。
家族として共にあることが当たり前になりつつある頃でもあり、お互いの大切さを再認識するためにも結婚記念日は大切なイベントです。
花実婚式に人気のプレゼントはフラワーギフトで、その中でも「愛」を意味するバラが一般的です。
結婚5年目は“木婚式”
結婚生活が安定し、二人の関係はまるで一本の木のようにしっかりとしてきます。
木婚式に人気のプレゼントは、木製の食器や、家具・時計など、木のぬくもりを感じられてさらに長く使えるものが多いです。
観葉植物も、癒し効果があって人気です。
木を世話しなければならないという手間が増えますが、その分会話が増えて家族で楽しみを共有できるという効果もあります。
結婚6年目〜10年目の呼び名とオススメのプレゼント
結婚6年目は“鉄婚式”
長い人生の中で、結婚6年目はまだまだ新婚といえます。「鉄のようにしっかりとした硬い人生を」という意味が込められた鉄婚式で、より一層きずなを強固なものにしましょう。
鉄婚式には万年筆やボールペンのプレゼントがモノを書く男性に人気です。
鉄製品をプレゼントとしておくるのは、なかなか難しい場合は、鉄にちなんで、車や電車(鉄道)で行く国内旅行でゆっくりするのもよいでしょう。
趣味の品を贈ったり、ディナーでゆっくりとした時間を過ごすのも素敵ですね。
結婚7年目は“銅婚式”
結婚7年もたつと、銅のようにどっしりと家庭が安定してきます。
それにちなんで銅婚式では、銅製品のアクセサリーやペアグラスなどを贈るのが人気です。また、「7」という縁起の良い数字にちなんで、奮発して旅行に行くのもよいですね。
結婚8年目は“青銅婚式”
青銅は銅と錫をまぜて作った金属て、強度が強く美しいのが特徴です。
青銅婚式は、経済的に安定してきた夫婦が、芸術品などにも使われる青銅をプレゼントしあうことからきています。
青銅製アクセサリーなどをプレゼントするのが定番ですがそれにこだわらず、日々忙しい体をいたわるため温泉旅行やマッサージなどリフレッシュするのもよいでしょう。
結婚9年目は“陶器婚式”
陶器は長く使える品ですが、強い衝撃で割れてしまうこともあります。
それは夫婦生活も同じで、お互いを大切にしなければ関係が壊れてしまうこともあるという意味がこの陶器婚式に込められています。
陶器婚式に人気の贈り物は、陶器の食器です。
ぜひ、長く使えるものを選びましょう。
結婚10年目は“錫婚式”
錫は非常に美しい金属です。結婚して歩んできた10年の歳月に感謝を込めて結婚記念日を過ごしましょう。
10年という大きな節目の年ですので、結婚指輪を新調したり、ペアリングを作るのが人気です。
二人でともに指輪選びに出かけることで、結婚当初のことを振り返るきっかけにもなります。
結婚指輪を買ったお店で新しい指輪を選ぶのも素敵ですね。
また、使えば使うほど美しく滑らかになる錫の食器も、プレゼントとして人気があります。
結婚11年目〜15年目の呼び名とオススメのプレゼント
結婚11年目は“鋼鉄婚式”
結婚生活11年ともなればもはや鋼鉄のように強く、簡単に変わることのない強いきずなで結ばれていることと思います。
鋼鉄婚式では、フライパン・包丁・なべなどの鋼鉄製品を贈るのが一般的ですが、結婚記念日に生活用品を贈るのは味気ないと感じる方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合には、二人で相談して趣味のものを買ったり、二人で行く旅行やコンサートなど、気分転換となるプレゼントをするのもよいでしょう。
結婚12年目は“絹・麻婚式”
「きめ細やかな愛情と思いやり」という意味が込められた、結婚12年目の絹・麻婚式です。
どんな夫婦でも、結婚当初のような細やかな思いやりを忘れてしまっている頃かと思います。これを機に、意識して思いやりの気持ちで接しましょう。
絹・麻婚式に人気のプレゼントは、洋服です。
普段から使えるカジュアルな洋服でもいいですし、結婚記念日であるということを重視するならば立派なシャツやスーツ、素材にこだわったものなど、普段は買えないような高価な洋服を買うのがオススメです。
結婚13年目は“レース婚式”
結婚生活が13年目に入ると、二人で様々な困難を乗り越えて来てることかと思います。
一歩ずつ送ってきた結婚生活をひと針ずつあまれたレースになぞらえて、レース製品を贈るのが人気です。
ハンカチや手袋、テーブルクロスなどがプレゼントとして人気ですが、家のカーテンを新調するのもよいでしょう。
結婚14年目は“象牙婚式”
象牙は、木の年輪のように歳月とともに少しずつ大きくなっていきます。
結婚生活も、年を重ねることによって一回りも二回りも大きくなり、きずなを強くし、輝きを増していきます。
象牙婚式では象牙でできた印鑑や夫婦箸が人気です。
特に象牙製の箸は長く使うことができますので、夫婦でそろえると一生の思い出になるでしょう。
結婚15年目は“水晶婚式”
無色透明な水晶は濁ることなく、嘘いつわりのない信頼感があります。
水晶婚式では夫婦の信頼感を水晶になぞらえ、水晶に関するプレゼントをするのが一般的です。
また、15年の節目である水晶婚式には、思い出の場所を旅行すると思い出話に花が咲いておすすめです。
結婚16年目〜20年目の呼び名とオススメのプレゼント
結婚16年目は“黄玉婚式”
黄玉とはトパーズのことで、誠実・友情・潔白という意味がある宝石です。
黄玉婚式のプレゼントにアクセサリーを選ぶのであれば、トパーズを使用したものがよいでしょう。
しかしながらそれにこだわらず、ゆったりとした時間を過ごすことも薦めです。
いつもより高級なレストランで食事をしたり、映画を見たり、二人の関係と会話を大切にした時間を過ごすとよいでしょう。
結婚17年目は“紫玉婚式”
紫玉とはアメジストとのことです。アメジストは愛の守護石であり、二人の結婚17年目を祝うのにふさわしい宝石といえます。
結婚17年といえば、子どもがいる夫婦にとって、大変だった育児に区切りがついたころです。
アメジストをプレゼントしあうのも素敵ですが、子育てがひと段落した今、これからのことをゆっくりと話し合いながらゆっくりと旅行に行くのがおすすめです。
結婚18年目は“石榴婚式”
石榴石とはガーネットのことで、忠誠・変わらぬ愛という意味があります。
18回目の結婚記念日で、変わらぬ愛を再確認しましょう。
ガーネットは勝利のパワーストーンですので人気があり、男性でもネクタイピン・腕時計など、様々なデザインのものを選ぶことができます。
しかしながら、ガーネットにこだわる必要はありません。趣味のものや、少し贅沢な実用品を贈るのもよいでしょう。
結婚19年目は“風信子婚式”
風信子とはジルコンのことで、古代より人々に愛されてきた石です。知恵・名誉・富をもたらすといわれています。
ジルコンはカラフルで、様々な色があるため、古くから装飾品に使われてきました。
記念にジルコンのアクセサリーを贈り合うのも素敵ですが、19年の結婚生活で疲れもたまっている頃でしょう。国内の温泉旅行でゆったりと過ごすのがお薦めです。
旅行は難しいという場合は、日帰り旅行でも十分に気分転換になるでしょう。
結婚20年目は“磁器婚式”
磁器は使い込むごとに色が変化し、なじんでいきます。
磁器婚式は、長年ともに生活することで、この磁器のようになじんだ夫婦をよく現しています。
磁器婚式にはペアの湯飲み・食器や置き物など、磁器製品を贈るのが一般的です。
結婚25年目〜70年目の呼び名とオススメのプレゼント
結婚25年目は“銀婚式”
結婚25年が、一般的にも有名な銀婚式にあたります。
銀婚式にふさわしいプレゼントは、アクセサリーや指輪、時計やカップなど、ペアでつかえる銀製品のものです。
また、大きな節目の時となりますので、少し奮発した旅行に行くと記念に残ります。
結婚30年目は“真珠婚式”
真珠には、健康・長寿・富という意味があり、真珠婚式には今後も元気で豊かな生活ができるよう祈ります。
真珠婚式には真珠に関連した贈り物をするのが一般的です。
ファッションとしても美しく、冠婚葬祭などにも使うことができる真珠は重宝します。
結婚40年目は“ルビー婚式”
多くの成分がまじりあうことで、美しい色合いを作るルビー。結婚40年を迎えた夫婦も、お互いの主義主張をまじりあわせながら、つよい信頼関係を築いてきたことでしょう。
ルビー婚式のプレゼント品として人気があるのは、やはりルビーのアクセサリーです。
また、お酒が好きな方でしたら、ルビーの色に合わせて赤ワイン用プレゼントするのも人気です。
結婚40年。思い出づくりも含めて、家族で写真を撮るといつまでも大切な記憶として残るでしょう。
結婚50年目は“金婚式”
結婚50周年の金婚式のプレゼントは、名前を刻んだ金杯を贈ることでよく知られています。それにちなんで、金のものを贈るのが一般的です。
結婚25年の銀婚式は、大きな節目の時でもあり、とてもおめでたい記念日であることから、盛大なパーティーを開催する方も多いです。
家族や友人らと、末長い健康を祝いましょう。
結婚60年目は“ダイヤモンド婚式”
結婚60年の節目の年は、ダイヤモンド婚式と言われます。ダイヤモンドはもっとも固い鉱物で、永遠の愛を象徴します。
ダイヤモンド婚式に人気のプレゼント品は、ダイヤモンドのネックレスや指輪、ネクタイピンなどです。まさに、長年寄り添った二人にぴったりのプレゼントです。
それだけでなく、趣味に使うカメラ、お酒が好きな方ならペアグラスなど、高級品のプレゼントも人気です。
ダイヤモンドのように輝かしい二人の結婚生活を祝福しましょう。
夫が喜ぶプレゼントを贈るコツ
「夫はどんなプレゼントを喜んでくれるだろう?」とお悩みの女性に向けて、男性脳と女性脳の違いと、喜ぶポイントの違いについて説明します。
男性はと女性は脳の構造が違う=喜ぶポイントが違う
男性と女性で、脳の構造が違います。
- 男性脳は結果重視で、ものに対して執着しません。
- 女性脳は過程重視で、価値のあるものやブランド品などに執着します。
この重視するポイントの違いから、男女で結婚記念日のプレゼントの喜ぶポイントが違うということになります。
つまり男性は高価なものを贈っても、使いにくいものや使用頻度が低いものの場合は、あまり喜ばない傾向にあります。
せっかくの記念日と思って高額なものを買ったのにあまり喜んでもらえなかったり、タンスの肥やしになってしまった、というのはできれば避けたいですね。
夫が現在持っているものを参考にして
女性と男性では、感性もセンスも違ってきます。
センスが食い違う相手を満足させるプレゼントを選ぶのは、なかなかは至難のわざです。
物をプレゼントしたい場合は、相手が持っているアイテムからチョイスして、それを基準にしましょう。
例えば、夫が好きなブランドからプレゼントを考える。
ネクタイをプレゼントをするのであれば、今着ているスーツに似合うものを選ぶ。
財布や時計をプレゼントするならば、今もっているもの、もしくは過去にもっていたもののデザインを参考にする。というイメージです。
今もっているアイテムは、何らかの理由で好みにマッチしたものです。そこから情報を得てプレゼントを考えていきましょう。
男性脳は、物より思い出や愛情が嬉しい
多くの男性はものに執着しませんので、価値の高いものよりも、思い出になるものやささやかな愛情がうれしいと思う傾向にあります。
- 家族で旅行に行った。
- 二人できれいな夜景を見ながら食事をした。
- ケーキを食べながら、メッセージカードをもらった。
高額だけどセンスが合わないものよりも、お金に代えられないような価値のある愛情を感じられた時、男性は幸福感をえます。
男性脳がよろこぶプレゼントを見つける3つのポイント
結果を重視する男性脳が喜ぶプレゼントは、
- 夫の所持品を観察し、センスや必要な品を察すること
- 値段が高ければいいというものではない
- 「もの」より「思い出」を大切に
上記3点を踏まえて結婚記念日のプレゼントを選んでいければ、より満足度の高い結婚記念日を過ごすことができるでしょう。
判断が難しかったら、率直に相談しましょう
どうしても悩んでしまって結婚記念日のプレゼントが決まらない。そんな時は、旦那さんに率直に相談しても問題ありません。
男性脳は結果重視なので、直接聞いても大丈夫
結果重視の傾向がある男性脳は、結論を突然聞き出してもしらけることがありません。
むしろ、相手が喜ぶであろう情報を引き出せるので、プレゼントへの満足度が高くなり、結果的に喜んでもらえるでしょう。
また、密にコミュニケーションをはかることで、楽しい結婚記念日に向けてよく相談ができます。
逆に、夫から「何が欲しい?」と聞かれてもしらけないで
女性脳は、結果よりもその過程を楽しむ傾向にあります。
ですので、夫から「結婚記念日は何がほしいの?」といきなり結論を聞かれると、気分がしらけてしまうことがあります。
しかしこれは、男性が結婚記念日というイベントの結果を大切にするからこその質問です。
「せっかくの記念日にそんなこと聞かれたら興ざめしちゃう」と文句を言いたくなってもぐっとこらえて、結婚記念日について二人で相談するよい機会と思って積極的に話し合いましょう。
結婚記念日のエピソードあれこれ
ここからは、結婚記念日のプレゼントにまつわる経験談を紹介していきます。
スーツをプレゼントしで喜ばれた
結婚して一年目の記念日に夫にスーツをプレゼントしました。(中略)
実際に、夫が一番気に入ったスーツをじゃぁ買おうかといった時の夫の驚いた顔は今でも忘れません。
それに、夫ははじめ私が冗談を言っているのだと思ったようです。
私が結婚記念日のプレゼントだというとやっと納得してくれたようでした。
引用元:結婚記念日プレゼントランキング.com
●突然のサプライズで、旦那さんはとてもうれしかったようです。普段は買えないような贅沢な実用品のプレゼントは、結婚記念日ならではですね。
結婚記念日に木を植えて、手入れを一緒に
私たちの結婚5年目とこの子の誕生を記念して庭に木を植えようということになりました。(中略)
夫婦で一緒に育て方を調べ、一緒に手入れをすることで、子供の話以外でもさくらんぼの木の話題もあり、周りの友人夫婦が遊びに来た時など、夫婦間の会話が多いことに驚かれます。
引用元:結婚記念日プレゼントランキング.com
●木を育てていくのはとても大変ですが、その大変さを共有することで、夫婦のきずなが深っていくのがわかります。
結婚記念日に旅行!しかし…
この年の結婚記念日は、たまたま日曜日だということもあり、お互い2日間の休日がとれたので、 どこかに遠出しようかとなりました。(中略)
家内が大のキノコ嫌い。食事内容を見ると、ポタージュなどの前菜から、メインディッシュまでそのほとんどにキノコ類が使われていました。慌ててお店に連絡。
引用元:media.bridal-day.jp
●メニュー変更が間に合ったようで良かったです。せっかくの大切な結婚記念日の旅行ですから、好きなご飯をおいしく食べたいですね。旅行ともなるとスケジュールに追われてしまいますが、食事内容のチェックは忘れないようにしたいです。
まとめ
本記事では、結婚記念日のそれぞれの呼び名と人気のプレゼントをご紹介してまいりました。しかし、必ずしもそれにこだわる必要はありません。
結婚記念日は、堅苦しくない二人だけの記念日で、明確なルールはありません。
二人が楽しく、きずなを深めてお祝いできることが、何より大切です。
何回も結婚記念日を過ごしてきて、プレゼントに悩んでいる、そんな時にこの記事をご参考いただければ幸いです。
結婚したお二人が、末永く幸せでありますように。
妊娠中・産後は自律神経失調症になりやすい?まずは症状をセルフチェック
産後、いつまでも体調が戻らないことありませんか?貧血でもないのに立ちくらみやめまいがする、原因不明の胃の不調がある…。実はこれらの症状は自律神経失調症による可能性が高いんです。今回は産後要注意な自律神経失調症の対処方法についてご紹介していきます。
こんな症状があったら要注意!
自律神経失調症の症状セルフチェック
まずは自分の不調が自律神経失調症によるものかどうかセルフチェックしてみましょう。
下記に自律神経失調症でよく見られる症状をご紹介していますので、ご自身に当てはまるものが無いか確認してみてください。
- めまい、立ちくらみ、耳鳴りに悩まされている
- 胸が締め付けられたり、胸のあたりがざわざわする時がある
- いきなり動機が激しくなることがある
- 突然、息苦しくなる時がある
- 胃がムカムカしたり、胃が重いなどの症状がある
- 空腹感をあまり感じない
- 頻繁に下痢や便秘になる
- 肩こりや腰痛に悩まされている
- 手足のしびれやだるさを感じることが多い
- 顔だけ、手足だけ、など部分的に汗をかく
- 朝起きられない。また、午前中身体がだるい
- 季節の変わり目に体調を崩しやすい
- 光が眩しくて目を開けていられないことがある
- 熟睡感がない。または、寝ているのに寝足りない感じがする
- 夢見が悪く、しばしばうなされる。金縛りにあうこともある
- 風邪を引いていないのに咳が出る
- 喉の違和感や乾き、ろれつが回らないことがある
ご自身の症状に当てはまる項目の数を数えてみましょう。
いくつ当てはまるものがありましたか?
セルフチェックの結果は?
上記のセルフチェックにおいて、当てはまった項目の数により自律神経失調症のリスクが分かります。
- 当てはまる項目が0〜1個
- 自律神経に狂いは見られません。このまま規則正しくストレスの少ない生活を心がけて見てくださいね。
- 当てはまる項目が2〜3個
- 自律神経に負担がかかる生活習慣になっていませんか?自律神経失調症になりかかっている可能性もありますので、一度生活スタイルを見直して見てください。
- 当てはまる項目が4〜6個
- 注意が必要な状態です。すでに自律神経失調症になっている可能性がありますので、まずは自分の症状について家族や身近な方に相談し、生活スタイルを改めてみてください。
- 当てはまる項目が7個以上
- 非常に自律神経失調症の疑いが強いです。できる限り早急に専門家に相談し、適切な対応を取るようにしてください。自律神経失調症を放置すると、うつ病に移行するリスクもあります。
もし7個以上当てはまる項目があれば、その状態のまま放置するのは非常に危険です。
自分だけで抱え込まず、まずは周囲の信頼出来る方に相談してみてくださいね。
産後のうつや、マタニティブルーに関するこちらの記事も参考にどうぞ。
そもそも自律神経失調症って何?原因は?
自律神経失調症は自律神経の乱れで起こる
- 自律神経
- 内臓や血管などの機能をコントロールするために24時間絶え間なく働き続けている神経のことを言います。
自律神経は、体が活動している時や日中活発になる交感神経と、安静時や夜間に活発になる副交感神経の2つからなります。
交感神経と副交感神経のバランスが乱れると、普段自律神経がコントロールしている様々な器官に異常が現れ、自律神経失調症になってしまうのです。
人によって症状が違うのは何故?
自律神経がコントロールしているのは、循環器や消化器、呼吸器など自分の意思ではコントロール出来ない器官。
そのため自律神経が乱れると、動機や不整脈、めまいなどの循環器系の症状、神経性胃炎などの消化器系の症状など様々な症状が現れ始めます。
自律神経失調症で現れる症状は人によって大きく異なるという特徴があり、「あの人とは症状が違うから自分は大丈夫」と油断していると、症状が悪化してしまう場合も多いため注意が必要なんですよ。
原因1.ホルモンバランスの乱れ
産後の女性は、特に自律神経失調症になりやすいと言われています。
その代表的な大きな理由が、妊娠から出産、そして授乳期間中にかけて大きく変動する女性ホルモンバランスの変化。
妊娠前は徹夜も平気で体力に自信があったという方でも、産後のホルモンバランスの乱れにより倦怠感や疲労感が大きくなり、行動量が大幅に低下したという方も少なくありません。
ホルモンバランスの変化が大きい産後の過ごし方はコチラの記事も参考にどうぞ。
原因2.育児によるストレス
ストレスは自律神経を乱す大きな要因。
出産後は慣れない育児に戻らない体調の中での家事、なかなか戻らない自分の体型や体重に大きなストレスを感じがちですよね。
また、体力が低下しているため、思うように動かない自分の体に対してストレスを感じることも多いです。
ストレス過剰な状態が長期間続くと、次第に交感神経と副交感神経のバランスが乱れて自律神経失調症に繋がってしまうんですよ。
一度、自分では気づきにくい育児ストレスをチェックしてみましょう。
原因3.不規則な生活スタイル
人間の体は一定のリズムに従って活動しているため、不規則な生活が続くと生体リズムに狂いが生じて、自律神経のバランスが乱れ始めます。
出産後1か月〜2か月は3時間おきに授乳しなければなりませんし、その後も夜泣きや寝かしつけで十分な睡眠時間を確保出来ない状態が続きますよね。
そのため、どうしても産後しばらくの間は自律神経が乱れやすい状況が続いてしまうのです。
赤ちゃんの夜泣き対策はこちらの記事も参考にどうぞ。
原因4:骨盤の歪み
意外な原因かもしれませんが、骨盤の歪みも自律神経の乱れに繋がります。
体のどこかが歪んで本来あるべき姿から外れてしまうと、体や脳にはストレスとなるのです。
骨盤の歪みによるストレスは育児ストレスに比べるとずっと小さいものかもしれませんが、どんな種類のストレスであれそれが蓄積すると自律神経の乱れに繋がりますので要注意なんです。
こちらの記事では、骨盤のゆがみを改善するストレッチを紹介しているので参考にどうぞ。
自分で出来る対策はある?
自律神経の乱れがまだ軽度な段階であれば、自分で対策出来る場合もあります。
ここでは自律神経のバランスを整える日常生活内で行える工夫をご紹介していきます。
適度にストレス発散する
自律神経失調症の最大の要因は何と言ってもストレス。
赤ちゃんが生まれたばかりの頃は難しいかもしれませんが、夫や周囲の身近な方に協力してもらって、適度に自分の時間を持つようにしましょう。
24時間育児に追われて自分の時間が取れない状態のストレスというのは、これまでの人生で感じたストレスの中でも最高レベルのものである場合が多いです。
無理しすぎず、適度にストレスを発散するようにしてくださいね。
自分の感情を押し殺して我慢するのをやめる
「これは赤ちゃんのためだから」「自分が頑張らないと夫に迷惑がかかるから」などと考えて、自分の感情を押し殺し、我慢をし続けた状態で育児を続けても良いことは1つもありません。
辛い時には素直に辛いと身近な方に打ち明けてみてください。それだけでも、心がふっと軽くなるはずですよ。
規則正しい生活習慣を心がける
3時間おきの授乳や夜間のオムツ交換がある時期は難しいかもしれませんが、赤ちゃんが夜間ある程度継続して眠ってくれるようになったら、少しずつ自分の生活リズムも規則正しいものに戻していきましょう。
朝きちんと起きて朝日を浴びるだけでも体内時計が整いますし、自律神経を安定させる作用のあるセロトニンという神経伝達物質の分泌を促すことが出来ます。
適度に運動する
産後、骨盤が安定してきたら、少しずつ出来る範囲で運動を始めてみてください。
倦怠感から運動を敬遠しがちですが少しでも体を動かした方が倦怠感は解消されますし、精神的な充実感も得られるようになります。
また、産後ダイエットのためにも骨盤エクササイズやストレッチは非常に有効な方法です。
赤ちゃんの調子が良ければ、抱っこしてお散歩に出かけるのもオススメです。
ビタミンを摂取する
ビタミンAやビタミンB群には神経を正常に保つ効果があるため、ストレス対策にビタミンを摂取するようにするのもオススメです。
- ビタミンAが含まれる食材
- レバーやうなぎ、ホタルイカ、卵、しそ、人参、ほうれん草
- ビタミンB群が含まれる食材
- 胚芽米や納豆、バナナ、牛乳
ビタミンAやビタミンB群が多く含まれている食材を、毎日のメニューの中に取り入れてみてくださいね。
カルシウムを摂取する
カルシウムには神経の緊張を抑え、イライラを抑制する作用があります。
カルシウムは牛乳やヨーグルトなどの乳製品、小魚、小松菜、ほうれん草などに多く含まれていますので、積極的に摂取するようにしてみてください。
自分だけで対処出来ない時は…
病院で相談しよう
自分に出来る対策を取っても一向に症状が改善されない場合は、病院で医師に相談しましょう。
産後の自律神経失調症であれば、まずは妊娠出産とお世話になった産婦人科を受診するのが一番です。
また、赤ちゃんの1か月検診の際などに相談すれば、どの診療科を受診すべきかアドバイスしてくれることもあります。
漢方薬による治療が有効な場合も
自律神経失調症は原因がはっきりせず、症状が様々な分野に渡ることから、実は西洋薬では治療が難しい疾患。
逆に漢方薬は根本的な体質改善作用を持つため、自律神経失調症のような慢性疾患の治療を得意としています。
漢方薬は、漢方薬局や病院で処方してもらえる
病院で漢方薬を処方してもらうことも出来ますし、漢方専門の漢方薬局で自分用の漢方を処方してもらうことも出来ます。
漢方薬局では保険が使えないため漢方代が高額になりますが、その分自分専用の効果の高い漢方を処方してもらえる可能性が高くなります。
興味のある方はぜひ最寄りの漢方薬局を調べてみてくださいね。
まとめ
産後はストレスやホルモンバランスの乱れから自律神経失調症になりやすい時期。
いつまでも体の調子が戻らない、妊娠前と比べて明らかに体調が悪い状態が続く場合は、一度自律神経失調症を疑い、病院などで相談してみることをお勧めします。
夫婦喧嘩は子どもに影響大!悪い夫婦喧嘩はコミュニケーション不足から始まる
子どもの前で夫婦喧嘩をすると子どもに悪影響があるってご存知でしたか?夫婦の間で価値観の違いなどを感じてお互いに対する不満が募ることがあります。そこで今回は、夫婦喧嘩を防ぐ方法や、夫婦喧嘩で子どもに悪影響を与えないための方法をご紹介します。
夫婦喧嘩が子どもに与える影響
子どもとは違い、夫婦はもともと赤の他人です。
過ごしてきた生活環境が違うため、価値観が違っているのも当たり前です。
どんなに仲の良い夫婦でも、時には喧嘩になってしまうこともあるのではないでしょうか?
夫婦喧嘩をしてしまった後に気になるのが「子どもへの影響」ですよね。
実際私も子どもの頃に、親が喧嘩をしているところを見て不安な気持ちになったことを今でも覚えています。
そのことを考えても、夫婦喧嘩が子どもに与える影響は大きいことが想像できますよね。
強いストレスでトラウマになってしまう
人が大きな声で怒鳴りあったり言い争いをしているところを見ると、それが知らない人だったとしても不安な気持ちになったり緊張したりしますよね。
これが知っている人、しかも自分の両親だったとしたらその不安は計り知れないほど大きなものになるのではないでしょうか。
特に小さな子どもにとっては、家の中での両親との生活がすべてです。
両親の喧嘩で受けた緊張や不安は自分の心の中にしまい込むしかなく、少しずつ蓄積され、トラウマとなることがあります。
そしてこれがひどくなるとPTSDの症状を引き起こすことがあります。
PTSDの症状
- 腹痛や頭痛、眠れないなどの身体的な症状
- パニックやヒステリーを起こす
- 不登校、赤ちゃん返りなど精神的に不安定な状態になり、コミュニケーションをとることが難しくなる
- 摂食障害、自傷行為
夫婦にとってはそれほど深刻な喧嘩ではなかったとしても、子どもにとってはトラウマになるほどの不安を与えていることも考えられます。
夫婦喧嘩の後に子どもの様子がおかしいときは、夫婦喧嘩の影響が考えられますので、しっかりと子どものフォローをすることが大切です。
体の成長を阻害する
大人でも、悩みや心配事があるときに眠れなくなることがありますよね。これは子どもも一緒です。
両親の夫婦喧嘩により不安を感じると、子どもはよく眠れなくなってしまうことがあります。
睡眠は子供の成長にとって大切なものです。
睡眠中には成長に欠かせない「成長ホルモン」が分泌されます。しかしこの成長ホルモンは、質の良い睡眠をとらないと分泌量が減ってしまいます。
両親の夫婦喧嘩で心が乱れ、よく眠れないことが続くと成長ホルモンの分泌が妨げられ、体が大きくならない可能性があるのです。
精神面だけではなく、身体面においても夫婦喧嘩は悪影響を及ぼすのです。
自己肯定感が低くなる
自己肯定感が高いと、自分のことを好きになり、自分に自信が持てるようになります。
両親の愛をたくさん感じて育った子どもは自己肯定感が高くなる傾向があります。
自己肯定感が高い子どもは、精神的に安定しており困難にも負けずに人生を歩んでいけることが多いようです。
しかしいくら両親が子どものことを愛していても、喧嘩ばかりしていると、子どもはどうして両親が喧嘩をしているのかわからないため、自分のせいで喧嘩をしているのではないか?と疑うことがあります。
そうすると、「自分なんて生まれてこなければ良かった」と自己否定してしまうことになり、自己肯定感が低くなってしまうのです。
乱暴になる
両親の喧嘩をそばで見ていることは、子どもにとって大変なストレスになり、その状態がずっと続くと子どもの心はこわれてしまいます。
それを防ぐために子どもは何らかの防衛反応を示します。その一つが「暴力」です。
自分にとってストレスになっているものを越える行動をとることで、ストレスから心や体を守ろうとするのです。
家の中だけではなく、外でも暴力的になります。
そのためお友達とうまくいかなくなり、学校では先生に叱られることも多くなってしまいます。
そうすると、さらにストレスがたまりさらに暴力的になるという悪循環になってしまいます。
将来の結婚や恋愛に悪影響を及ぼすことも
子どもは親の背中を見て育ちます。
そのため両親が喧嘩をする姿をいつも見せられてきた子どもは結婚に対して良い印象を持つことができません。
もし結婚できたとしても、子どもも親と同じように喧嘩の絶えない結婚生活を歩む可能性が高くなります。
また異性と付き合うこと自体がトラウマとなってしまい、異性に興味を持つことができなくなってしまうこともあります。
夫婦喧嘩を防ぐためには
子どもに多大な悪影響を及ぼしかねない夫婦喧嘩。なるべくなら避けたいですよね。
では夫婦喧嘩を避けるためにはどのようにすると良いのでしょうか?
夫婦間のコミュニケーションはしっかりと
夫婦喧嘩は主に価値観の相違から始まります。
そのため日ごろからしっかりとコミュニケーションをとることが大切です。
お互いに忙しいと、なかなかゆっくりと話をする時間が取れないかもしれませんが、その際は以下のことを意識しながらコミュニケーションをとるようにしてみてくださいね。
不満の原因を明確にする
夫婦喧嘩はお互いの不満がたまったときにおきます。
そのため、日ごろから不満をため込まずに伝えることが大切です。
お互いに気持ちを分かっているつもりにならずに、不満の原因を明確に伝えるようにしましょう。
不満を伝えるときは、感情的にならずにできるだけ冷静に伝えるようにしてくださいね。
また「~してくれると嬉しい」と、何をして欲しいのかを同時に伝えるといいですね。
正直に話す
何か悩みや問題があるときは、隠さずに率直に伝えるようにしましょう。
衝突を恐れて話し合おうとしないのもいけませんし、相手に攻撃的な言い方をするのも良くありません。
考えていることをありのままに正直に伝えるようにしてください。
これらのことに気をつけながらコミュニケーションをとるようにすると、時間がない中でもお互いの気持ちを知ることができ、気持ちがすれ違うことが少なくなるのではないでしょうか?
問題がたくさんあり話し合う時間が足りないときは、話し合いたい内容に優先順位をつけておくといいですね。
育児スタイルの違いをよく話し合う
子どもがいる夫婦は、子育てに対する考え方の違いから喧嘩をすることも良くありますよね。
子育ての考え方は、自分の育ってきた環境や価値観が表れやすいポイントの一つです。
そこで普段から子育てについて意見を交わしあうようにしておきましょう。
ニュースや新聞の話題の中から、「私はこう思う」ということを日ごろから伝えておくのもいいかもしれませんね。
そうすることで、いきなり育児に対するスタンスの違いがあらわになり困惑するといった事態は避けられるかもしれません。
細かい違いは見て見ぬふりを
家庭に摩擦はつきものです。
特に夫婦はもともと他人のわけですから、違いがたくさんあるのは当然です。
その違いにいちいち目くじらを立てていては、喧嘩が絶えなくなるのも当然ですね。
どうしても譲れないライン以外は、なるべく目をつむるようにしましょう。
特にあらさがしや揚げ足取りのような言動は、相手の感情を逆なでし、夫婦喧嘩が余計にこじれるので、慎むようにしましょう。
些細な喧嘩を減らすために
例えば我が家は、夫がたまに洗濯物を干してくれるのですが、その干し方が私は毎回気になっています。
でもやってくれないよりはいいので、そこは見なかったことにして黙って直しています。
私にとっては家事の手伝いを何もしてくれないことの方が問題なので、やり方はさておき、やってくれた時は細かいことには目をつむるようにしているのです。
自分にとって、最も我慢できないことは何かをよく考えたうえで意見を伝えるようにすると、不要な喧嘩は減るかもしれないですね。
二人きりで過ごす時間を作る
子どもができると、子育てに追われてなかなか夫婦だけの時間は取りにくいですよね。
でもこのことがさらにコミュニケーション不足に拍車をかけることになります。
普段なかなか話す機会を持てない場合は、可能であれば二人きりで過ごす時間を作るようにしましょう。
ほんの1~2時間でも大丈夫です。おいしいランチやディナーを二人で楽しむのもいいですね。
子どもがいない時間を二人で楽しむことで日ごろのストレスから解放され、リラックスでき喧嘩も少なくなるのではないでしょうか?
より良いコミュニケーションのために
コミュニケーションを良くとることが、夫婦喧嘩を減らすポイントです。
とは言っても、コミュニケーションの取り方を間違えてしまうとさらに喧嘩が増えてしまうことも。
では、より良いコミュニケーションを取るにはどのようなことに気を付けると良いのでしょうか?
疲れているときの話し合いは避ける
何か話し合いたいことがあったときは、疲れているときは避けましょう。
疲れているとイライラしがちになり、冷静な話し合いが難しくなってしまいます。
私も疲れているときや生理前はイライラすることが多く、普段は気にならないことにも怒ってしまうことがあります。
良いコミュニケーションをするためには、自分や相手の状態を見て、万全な状態の時に話し合いをするといいですね。
落ち着いた場所、時間を見つけて話し合う
良いコミュニケーションのために話し合う場所や時間帯も大切です。
例えば子どもが騒いでいる家の中では、子どもに気を取られてしまい話し合いに集中できませんよね?
また朝の忙しい時間帯ではじっくりと話し合うことはできません。
ゆったりとした気持ちで話し合える場所と時間を見つけて話し合うようにしてくださいね。
過去の出来事を蒸し返さない
何かについて話し合うときは、今起きている問題だけを話し合うようにしてください。
今の問題を話し合っているうちに昔のことを思い出し、「そういえばあの時も…。」と言いたくなることもあると思いますが、そこはぐっとこらえるようにしましょう。
相手の話に耳を傾ける
自分の意見を言うことに夢中になり、相手の意見に耳を傾けないと喧嘩につながります。
これは息子の学校での出来事なのですが、ある行事の準備でリーダーの子とクラスの子がもめたことがありました。
お互いが自分の意見ばかりを主張し話し合いは平行線をたどったようです。
そんな中一人の子がリーダーの子に、リーダーの子の気持ちを汲み取りつつ意見を言ったのだそうです。
そこから険悪なムードは終息しました。
このことからもわかるように、自分の意見だけを主張すると険悪なムードになります。
しかし相手の話にも耳を傾けることで、冷静に話し合え喧嘩になることが少なくなりますね。
言い負かそうとしない
話をしていて意見が食い違うと、相手を言い負かそうとしたくなってしまうことがありますが、これは夫婦喧嘩の元です。
もしも意見が食い違っていても、「でも」ということを極力減らし、「ふーん」と聞き流すようにできるといいですね。
どうしても譲れないところは主張をするほうが良いですが、その場合でも「言い負かそう」という気持ちではなく、自分の思いを分かってもらうために伝えるという気持ちで話をすると、冷静に話ができるかもしれませんね。
携帯のメッセージ機能で話をする
自分の思いを相手に伝えるときは、「私がこう思うから、こうして欲しい」という「文章」を、スマホなどで伝えるようにすると、相手に悪い印象を持たれにくいです。
これは夫婦の会話だけではなく、子どもとの会話にも使えます。
「あなたがこれをしてくれないからいやだ」と怒るよりも、「私はこれをしてもらえないと困る」と伝えるほうが角は立ちません。
喧嘩をするなら良い喧嘩の仕方をする
いくら気を付けていても喧嘩が避けられないこともありますよね。
ストレスがたまっていたり疲れたりしているときは、イライラしがちでついつい喧嘩になってしまうこともあります。
では子どもになるべく悪い影響を与えないように喧嘩をするためにはどのようなことに気を付けると良いのでしょうか?
なるべく子どもの前ではしないように気を付ける
喧嘩になりそうなときは、なるべく子どもの前で喧嘩をすることは避けましょう。
子どもが寝静まってから喧嘩をするようにしてください。
子どもがいる前で喧嘩になりそうな話題をふらないように気を付けると、子どもの前で夫婦喧嘩を避けられるかもしれませんね。
相手の悪口を言ったり非難したりというような喧嘩はしない
喧嘩をする場合は、意味のない喧嘩はなるべく避けましょう。
夫婦が一緒に生活していると、意見の衝突は避けられませんが、どんなに意識していても、喧嘩になってしまうこともあるでしょう。
しかしそんな時は相手のことを非難するような言動は避けてください。ただのいがみ合いで終わってしまいます。
意見の衝突の末に、問題への解決策が見いだせるような喧嘩ができるといいですね。
仲直りはしっかりと
もし子どもに喧嘩の場面を見られてしまった場合は、仲直りをしている姿もしっかりと見せるようにしてくださいね。
そうすることで子どもも安心することができます。
喧嘩の後は必ず仲直りをするようにすると、子どもも両親の喧嘩がストレスになることは少なくなりますし、意見が衝突しても仲直りの方法を学ぶことができますね。
夫婦喧嘩の後は子どものフォローはしっかりと
夫婦喧嘩を子どもに見られてしまったときは、子どもへのフォローをしっかりと行いましょう。
子どもを抱きしめて、「あなたのことが大好きだよ」と伝えてあげるようにしてくださいね。
そして、夫婦喧嘩の原因はあなたのことではないと伝えてあげると安心します。
子どもに悪影響を与えない喧嘩の仕方を
いかがでしたか?
家に子どもがいると、子どものことを思うからこその喧嘩も増えていきますよね。
喧嘩を避けるためには夫婦間のコミュニケーションが大切ですが、子どもがいるとなかなか思うとおりに時間が取れないこともあるでしょう。
そんな時は、なるべく子どもを不安にさせるようなけんかの仕方は避けるように気を付けてくださいね。
もしも喧嘩になってしまったときは、「雨降って地かたまる」というような前向きな夫婦喧嘩を目指してくださいね。
受験生の親が高校受験を乗り切るために子どもにできること
受験生にとって、これからが大切な時期。それは親にとっても同じです。高校受験をうまく乗り切るためには、親の支えがとっても大切です。実は私の息子も現在受験生です。そして2年前には娘が高校受験を経験しました。そこで今回は、私自身の経験も踏まえつつ高校受験の時期に親ができることをご紹介します。
受験が近づくと、親も子も不安でいっぱい
受験が近づくにつれて、親も子も不安でいっぱいになりますよね。
「学校選びはどうしようか。」
「成績が思うように伸びない」
「落ちたらどうしよう」などなど。
親も子もストレスでイライラピリピリしがちになります。
では、受験が近づいてきたときの子どもと親は、それぞれどのような気持ちになるのでしょうか?
受験期の親の気持ち
受験が近づくと、子ども以上に親も不安な気持ちでいっぱいになります。
私も娘が受験の時、なかなか志望校が決まらない娘に焦る気持ちでいっぱいでした。
でも娘以上に私自身も娘の志望校に対して迷いがありました。
そんな気持ちが娘にも伝わっていたから迷っていたのかもしれませんね。
私と同じように、志望校に対する不安を抱く方は多いようです。
例えば、下の方は、子どもがトップ高校にチャレンジしたいと考えているけれど、経済的に不安があり悩んでいます。
中一のスタートは中の上で、それから、ゆっくりゆっくり順位と点数をあげ、中二に終わりには上位に定着し、理想を絵に描いたような成績です。3年になり何度かテストが終わりましたが、まだ勢いは続いて。
そうなればそうなるほど子供の行きたい高校が変わってきています。県内トップの高校にチャレンジしたい!と言い出しました。「うん。頑張りな!」って言ってあげれませんでした。
当然、親なら見守り応援しなくてはいけないのですが、もしもダメだったら私立の高校になります。経済の余裕がないのです。
引用元:chiebukuro.yahoo.co.jp
また子どもの成績がなかなか上がらずに焦ってしまうというお悩みも。
本人が決めた志望校にはあと偏差値を5以上上げなくてはなりません。親バカですが、やはり志望校には受からせてやりたいのです。私から見て勉強のやり方に問題がありそうですが、勉強するのは子供なので…。この先どの様にすればよいか?過去に受験生を指導した方、また親にはこうされたくなかった。などご意見下さい。親が焦っても仕方ないですが、寝られません…。
引用元:oshiete.goo.ne.jp
現在我が家は息子が受験生ですが、コツコツ努力型の娘とは違い、のんびりしていてなかなか勉強に向かわないタイプ。
まさに今現在私が抱えている悩みにピッタリです。
このように、受験期の親の悩みは
「志望校への悩み」
「子どもの成績や勉強の仕方に対する悩み」
が多いようです。
では一方子どもはどのようなことで悩んでいるのでしょうか?
受験期の子どもの気持ち
受験期の子どもの気持ちについて、ベネッセ教育総合研究所の「高校受験調査報告書」によると、受験の悩みで最も多いものが「合格できるかどうか不安」というものでした。
それに続いて「勉強の仕方がわからない」「学校選びが不安」という悩みも多くの子どもが抱いているようです。
「親と進路のことで意見が食い違った」
「友達と遊ぶ時間が少ない」
「とにかくイライラする」
「よく眠れない」などの声も目立ちます。
受験校選びは、子どもにとっては人生の大きな決断です。悩みや迷いは大きくなります。
しかも「落ちたら人生が変わってしまうかもしれない。」そう考えたらストレスも大きくなるでしょう。
当たり前のことですが、親の何十倍も子どもはストレスを感じているのです。
では、親は子どもを支えるためにどのようなことに気を付けると良いのでしょうか。
より良い志望校決定のために
私もそうでしたが、親は子どもの幸せを願い、「リスクは負わせたくない」「失敗はさせたくない」と考えます。
受験もそうですし、入学後の生活もそうです。
将来のことを考えて、少しでもいい高校に入ってほしいと願う親もいますし、高校入学後はとにかく楽しくすごして欲しいと願う親もいることでしょう。
しかしどちらにも共通することは、「子どもに幸せになってほしい」という願いです。
では子どもが幸せになるために、志望校選びの際、親はどのようなことに気をつけなければいけないのでしょうか?
子どもに合う校風かどうか見極める
私の娘は志望校を決めるとき、「進学に熱心な学校」か、そこと同じくらいのレベルだけど「勉強にうるさくなく自由で楽しそうな学校」かで迷っていました。
正直私もどちらが良いか迷っていました。
そんな時に、高校の教師をしている私の友人に「子どもの性格を考えて決めたほうがいいよ」とアドバイスを受けました。
娘はどちらかというと真面目でキッチリとしたタイプです。
学校から出された課題はキッチリとこなすため、進学に熱心な学校でもやっていけそうでしたが、逆にキッチリしすぎて息が抜けなくなってしまうのではと考えました。
娘にもそのことを伝えると、同じことを考えていたようで迷いに迷いましたが最終的に自由で楽しそうだった学校を選びました。
現在娘は高校2年生になりましたが、遊びも勉強も精一杯楽しんでいる姿を見ると、子どもに合う校風の学校を選択して良かったなあと感じています。
同じ校風の学校でも、合う合わないは子供によって様々
一方で娘の学校の校風が合わなかった子どもの中には、「もっと課題を出してくれて勉強に一生懸命な学校にすればよかった」と言っている子もいます。
中には学校に来なくなってしまった子もいるようです。
このように、子どもによって合う学校は違います。
真面目な校風が合う子もいれば、自由でのんびりとした校風が合う子もいます。
親は子どもの性格を考慮して、どういった校風の学校が自分の子どもに合うのかを見極めることが大切です。
せっかく高校に合格しても、校風と合わずに学校に行かなくなってしまっては意味がありません。
たとえやめなかったとしても、校風が合わなければ満足のいく高校生活は送れないかもしれませんよね。
受験前に志望高校を訪ねてみる
新しい環境になじみやすい子どもの場合は、どのような校風でもあまり問題ないかもしれませんが、新しい環境になじみにくいお子さんの場合は特に、学校の校風は重要なポイントかもしれませんね。
学校の校風を見極めるためには、実際にその学校に出向いてみることが大切です。
学校見学会や、学校祭などに積極的に参加して、学校の雰囲気を肌で感じてみてくださいね。
娘はいろいろな学校を見に行きましたが、見に行ったことで印象ががらりと変わった学校もあったようでした。
その学校でなにをしたいのか
志望校を決めるとき、学校の名前だけで決めてしまったり、進学率だけで決めてしまったりすることも多いのではないでしょうか?
子どもによっては友達と同じ学校に行きたいという理由で志望校を選ぶこともあるかもしれませんね。
志望校を検討する際は、
「その高校で子どもがやりたいことができるのか」
「子どもの将来を見据えたときに、子どもの希望に見合っているか」
という点が重要です。
もちろん、子ども自身が難関大学に行くことを目指している場合もありますから、その場合は進学率も大切な判断材料になります。
例えば娘の高校は、理系に強い学校です。
将来理系の道を希望している娘にとっては、将来を見据えた選択だったと言えるでしょう。
しかし中には、子どもは文系の道を希望しているのに、親の希望で仕方がなく受験をしたというケースもあります。
この場合は、子どもの希望する将来にはつながらない可能性もあります。
進学を考えている場合は、将来も見据えた学校選びを
また進学を考えている場合は、大学進学に向けての学校の取り組み方も重要なポイントとなります。
学校により授業のやり方や課題の出し方などさまざまです。
面倒見が良い学校のほうが力を発揮できる場合もあれば、マイペースに取り組むほうが向いているという場合もあります。
進学を考えている場合は、子どもの勉強へのモチベーションが上がりやすい環境の学校を選択すると良いかもしれませんね。
高校の選択で将来がすべて決まってしまうわけではありませんが、できる限り子どもの未来を見据えた高校を選択できるといいですね。
そのためにも学校選択は子どもにすべて任せてしまうのではなく、保護者の客観的な視点で子どもに合った学校選びをサポートすることも時には大切です。
子どもの意見を大切に
学校選びには、保護者のサポートは欠かせません。しかし最終的には子どもの意見を大切にしてくださいね。
実は私も息子の志望校選びで少しもめたことがありました。
私の息子は我が道を行くタイプ。自分で決めたことをなかなか曲げようとはしません。
息子が志望校選びで最も重視した点は「制服」でした。
気に入らない制服の学校は、どんなにいい学校だったとしても行きたくないとかたくなに譲りませんでした。
将来につながる重要な選択を制服だけで決めてほしくはなかったので、随分と話し合いを重ねましたが、最終的には息子の意見を尊重することにしました。
学校に通うのは息子ですし、自分で納得のいく選択でなければ受験勉強のモチベーションも上がらないのではと考えたためです。
もちろん親として譲れないラインは伝え、息子もその点は納得し志望校を選択しました。
志望校を決定する際は、子どもにすべてをゆだねるのも考え物ですが、だからと言って親の意見を押し付けすぎるのもあまり好ましくはないです。
親子でよく話し合い、最終的には子どもが判断し決定することが大切です。
成績を上げるために
志望校が決定したら、志望校合格に向けて努力をしなくてはなりません。
では子どもの成績を上げるために、親がサポートできることにはどのようなことがあるのでしょうか?
子どもに合う方法で勉強へのモチベーションを高める
「勉強が好き」という子どもは珍しいですよね。
中には勉強が好きで放っておいても自分から勉強するという子どももいますが、どちらかといえば勉強はできるならしたくないという子どものほうが多いのではないでしょうか?
もちろんうちの子どもたちは「勉強はできるだけやりたくない」という一般的な子どもです。
それでも上の娘はコツコツ努力ができるタイプだったので、それほど苦労はしなかったのですが、息子はとにかく努力が嫌いなタイプ。
勉強になかなか気持ちが向かいません。
そこで現在心がけていることが、「勉強へのモチベーションを上げること」です。
勉強しなさい!は逆効果になることも
以前はあまりのやらなさに、「勉強しなさい!」と口を酸っぱくしていたのですが、それでは一向に効果がありませんでした。
しかしそんな時でも塾には楽しそうに行くのを不思議に思い、「どうして塾では勉強嫌じゃないの?」と聞くと、「先生がほめてくれるから」と。
そして、「やりたい勉強をさせてくれる」とも言っていました。
そこで塾の先生に、家では勉強をしないということを相談してみました。
すると、「本人に任せた方がいいタイプだと思います。」と。
私の接し方は逆効果だったのです。
モチベーションをどう上げるか・子供との接し方を見直す
それからはうるさく言いたいのをなるべく我慢して、少しでも勉強を頑張っているときは褒めるように。
高校合格後の生活を娘から話してもらい、受験に対するモチベーションを少しでも上げるようにもしてみました。
そのかいがあったのかどうなのかはわかりませんが、すこしずつ自分から机に向かう時間が増えてきました。
子どものモチベーションの上げ方は、子どもの性格によりさまざまですし、合う勉強法もそれぞれに違います。
息子の場合は褒められて伸びるタイプでしたが、逆に安易に褒められるとモチベーションをそがれてしまう子どももいるようです。そこを見極めないと、勉強へのモチベーションを上げることは難しいのかもしれません。
もしも判断がつかない場合は、お子さんの周りにいるお子さんのことをよく知る方に相談してみることをおすすめします。
親の知らなかった一面を知ることができ、お子さんに対する接し方を見直すきっかけになるかもしれません。
モチベーションを下げてしまう行為に気を付ける
子どもの性格にかかわらず、モチベーションを下げてしまうNG行為には気を付けるようにしてくださいね。
例えば、私のようにただ「勉強しなさい」とうるさく言うだけでは逆効果になることが多いようです。
テストの結果を気にしすぎることや、人と比べることも良くありません。
お子さんの性格にかかわらず、これらのことは子どものモチベーションを下げてしまうようです。
受験期の子どもとのコミュニケーションの仕方
受験が近づくにつれ、子どもの心はナーバスになっていきます。
この時期のコミュニケーションの仕方に気を付けることで良い結果につながることもあります。
子どもの気持ちを理解する
受験期の子どもとのコミュニケーションはとても難しいと、私自身、身をもって感じています。
私の息子は割と動じない性格だと思っていたのですが、先日大切なテストの前に食欲が落ちてしまいました。
テストが終わるとまた元に戻っていたので、実はプレッシャーを感じているのだと気が付きました。
子どものことをわかっていたつもりだったのですが、実はわかっていないことがたくさんあったのだと気が付きました。
それからは、一層声のかけ方に気を付けるようにしています。
子どもの性格・気持ちをわかったつもりにならず、コミュニケーションをする
ベネッセマナビジョンブック2016年の中の、「受験期に親にしてもらってうれしかったこと、嫌だったこと」のアンケート結果を見ると、子どもたちは保護者の何気ない一言に傷ついていたり、やる気をそがれていたりしているようです。
また保護者に悩みを話しても解決されなかったり、さらに悩みが増すといったこともあるようです。
意思の疎通が不十分だと、子どもとの認識のずれに気が付かないことがあります。
「わかったつもり」にならずにすれ違いがあるかもしれないと意識しながらコミュニケーションをとることが大切なのですね。
現状を把握したうえで子どもの声に耳を傾ける
子どもの気持ちに寄り添うためには、まずは親自身も現在の高校や、高校入試を取り巻く状況を正確に把握しなければなりません。
私が高校受験を経験した地域と、子どもたちが高校受験をする地域は実は同じです。
ついつい自分の頃のイメージで話をしてしまうことがあるのですが、私の頃と現在では変わっていることが多く、子どもにも「お母さんの頃とは違う」と言われてしまうことがあります。
知っているつもりにならず、高校や入試に対する知識を深めることが大切です。
そのうえで進学に対する子どもの考えや希望を率直に語り合う機会を持つことで、子どもの気持ちに寄り添うことができるのだと感じました。
親の意見を言う前に、まずは子どもの話に耳を傾け受け入れることが大切なのですね。
子どもとの良い距離感を保つ
子どもと距離が近くなりすぎると、子どものやることに口を出し過ぎてしまうことがあります。
そうなると、子どもがプレッシャーを感じやすくなってしまうことがあるようです。
程よい距離で見守り、子どもが助けを必要としているときのみ手を差し伸べるようにするといいですね。
また「子どもが勉強していない!」とついついイライラしてしまう場合は、自分の目につかないところで勉強をさせるといいようです。
子どもの姿が目に入らなければ、不要にイライラすることもなくなるのではないでしょうか?
親の心がまえ
常に前向きに
受験が近づくと、子どもと一緒に親もイライラしてしまいがちになりますが、親は例えイライラしていても、そのイライラを子どもに見せないことが大切です。
親の不安な気持ちが子供に伝染する
親が不安になると、その気持ちは子どもにも伝染してしまいます。
子どもの成績が振るわなかったとしても、親は常に前向きに子どもを励ましましょう。
うまくいかなかったとき、言われなくても子どもは十分に反省していますし後悔しています。
親は追い打ちをかけないように気を付けてくださいね。
また時には息抜きも大切です。
勉強の話だけではなく、子どもの好きなテレビや趣味の話で気持ちを和らげるといいですね。
子どもを信じて見守る
子どもの学力は、直前まで延びる可能性が十分にあります。
娘の友人は、「絶対に無理だ」と言われていた高校に見事合格しました。
「自分が落ちるはずがない」と信じ、最後まであきらめずに努力し続けたのだそうです。
最後の模試も、志望校の合格判定は30%ほどだったようですが、気にしていなかったのだそうです。
これにはきっと保護者の力も大きかったのではないかと考えます。
子どものことを信じて前向きな言葉をかけ続けたから、娘の友達も「絶対に合格する」と強い気持ちを持ち続けられたのではないでしょうか。
母もストレス解消を
子どもを前向きに励まし続けるためには、母の気持ちが安定していなければなりません。
私は娘の受験の時、ママ友とランチやお茶をして愚痴を吐き出しすっきりしていました。
また不安なことがあれば、塾の先生に相談したりもしていました。
母の気持ちが安定すると、子どもの気持ちも安定します。
上手にストレス解消をして、前向きな気持ちで過ごせるようにしてくださいね。
親子で合格を勝ち取ろう
いかがでしたか?
私はこれから息子の高校受験が控えていますし、その先には娘の大学受験も待ち構えています。
自分への戒めも込めて、子どもに対して親ができることをまとめました。
イライラした気持ちを上手に解消し、子どもの前ではなるべく笑顔でいるようにしたいですね。
親子で受験期を乗り切り、合格を勝ち取りましょうね。
男女の産み分けは迷信!?赤ちゃんの性別をコントロールする科学的根拠
授かった命はどちらでもうれしいけど「できれば女の子も男の子もどちらも欲しい」。そんな時知りたいのが「男女の産み分け方法」。そんなの迷信じゃないの?と思っている方もいるかもしれませんね。実は科学に裏打ちされた産み分け法が存在するんです。今回は男女の産み分け方法をご紹介します。
本記事後半で、科学的根拠に則った産み分け方法を分かり易くご紹介しております。
産み分けは迷信だと思っている方!まずは性別がどのように決まるのか、しっかりと目を通してみてくださいね!
性別が決まるしくみ
昔は生まれてくる赤ちゃんの性別は女性に原因があると考えられており、女の子ばかり生まれる女性は「女腹」だといわれたりしたものでした。
しかし、実は生まれてくる赤ちゃんの性別に卵子は関係がなく、むしろ精子が性別を決めるのに重要なカギを握っているということがわかってきました。
染色体の組み合わせ
人間の染色体は、2つ一組になったものが23組あります。
この中で性別を決めるのが、23番目の染色体です。
23番目の染色体は性染色体と呼ばれており、X染色体とY染色体の2種類が組み合わさっており、組み合わせによって性別が決まります。
XYの場合は男、XXの場合は女になります。
性別の決め手は精子
卵子の染色体はXのみでできています。
性別を決めるに重要なのは、受精する精子の染色体の種類なのです。
精子の染色体がXであれば女の子が生まれますし、Yであれば男の子が生まれます。
これが性別の決め手が精子だというゆえんです。
そしてこの二つの精子には、以下のような異なった特徴があります。
精子の特徴
- X精子のほうが酸性に比較的強い
- X精子のほうがY精子より寿命が長い
- X精子のほうがY精子より数が少ない
- X精子のほうがY精子より泳ぐ速度が遅い
- X精子のほうがY精子よりも少し重い
これらの特徴をうまく生かすことで産み分けに利用することができるのです。
産み分けをする前に
産み分けをする前に以下のことを確認し、準備をしておきましょう。
夫婦で合意する
産み分けは、女性だけが頑張っても男性だけが頑張っても成功しません。
夫婦で取り組むことが大切です。
お互いの気持ちをしっかりと確認をしてからトライしましょう。
どんな子でも愛情と責任をもって育てる決意を持つ
当たり前のことですが、産み分けをしても100%希望の性別の赤ちゃんが生まれるというわけではありません。
ご夫婦の組み合わせによっても成功する確率は変わってきます。
どんな性別の赤ちゃんだったとしても、大切な我が子に変わりはありませんよね。
どちらの性別の赤ちゃんが生まれたとしても愛情と責任をもって育てるということを、確認してから産み分けにトライしましょう。
規則正しい排卵を目指す
産み分けをする前に、妊娠しやすいように体を整えることがまずは大切です。
そのために、健康的な生活を心がけてくださいね。
健康的な生活をすることで排卵リズムが整い、妊娠するタイミングがわかりやすくなります。
排卵リズムを崩す原因
- 睡眠不足
- 極端なダイエット
- ストレス
- 体調不良
などがあげられます。
とは言っても上にお子さんがいたり仕事をしていたりすると、なかなか排卵のリズムが整わないことも。
その場合は検査薬などで排卵のタイミングを知ることもできます。
元気な精子をつくる
妊娠のためにはもちろん精子の質も重要です。
元気な精子をつくるためには以下のことに気を付けてくださいね。
精子に悪影響の行為
- 喫煙
- 飲酒
- ストレス
- 乱れた食生活
産み分けのここが知りたい
産み分けについて、疑問に思ったり不安に思ったりすることもあるのではないでしょうか?
特に多くの方が疑問に思っている2つのことを解説します。
産み分けに体質は関係あるの?
兄弟が多いのにすべて同じ性別という方もいますよね。
これってやっぱり産み分けには体質も関係があるということなのでしょうか?
結論から言うと、ある程度は体質が関係あるようです。
男性の精子の状態や、女性の膣の中の環境は人により違います。
もともとの体質にも影響されますし、生活習慣によっても変化します。
また夫婦の組み合わせによっても生まれやすい性別があります。
産み分けって安全なの?
産み分けそのものは特に健康に影響を与えるということはありません。
しかし産み分けをすることで妊娠の確率が下がることがあります。
そのためまだ妊娠の経験がない方や、妊娠しにくい方はよく考えてからトライしたほうがよさそうですね。
産み分けの基本
産み分けの基本は、希望の性別になるような精子を選択して受精させることです。
そのために必要なポイントをご紹介します。
膣のpH値を調整する
産み分けの重要なポイントとして、膣のpH値(酸性/アルカリ性)を希望する精子に有利なように調整することがあげられます。
膣の中は雑菌が入り込むことを防ぐため、常に酸性の粘液でおおわれています。
- 酸性度が高いと、酸性に強いX染色体が受精しやすくなる(女の子になりやすい)
- 酸性度が低いと、動きの活発なY染色体が先に卵子に到達し、受精する確率が高くなる(男の子になりやすい)
膣のPH値を調整するには以下のことに注目してください。
排卵日のサイクル
膣の奥の子宮頚管の周りは、粘液でおおわれています。
この粘液は排卵日によってpH値が変化します。
排卵日から遠いときはこの粘液は酸性に傾いています。
そして排卵日が近づくにつれて、水分を多く含み強いアルカリ性に変化していきます。
この粘液が膣の中に流れることで膣の酸性度も徐々に中和されていきます。
卵子や精子の寿命と、排卵日によって変化する膣内のPH値を組み合わせることで、産み分けをすることができるのです。
性行為の仕方
性行為の仕方によっても膣内のPH値が変化します。
一般的に、
- あっさり目な性行為で女性がオルガスムスを感じないと膣内が酸性(女の子が生まれやすい)に傾く
- 情熱的な性行為で女性がオルガスムスを感じた場合はアルカリ性(男の子が生まれやすい)に傾く
といわれています。
産み分け用のゼリーを使う
膣内の酸性度を人為的にコントロールするためのゼリーを利用する方法もあります。
このゼリーには、膣内を酸性に保つ「ピンクゼリー」(女の子が生まれやすい)と、アルカリ性にする「グリーンゼリー」(男の子が生まれやすい)の2種類があります。
どちらも天然のものが使われており人体に害はなく、副作用の心配もありません。
より確実に産み分けをしたい場合は、利用してみるといいかもしれませんね。
精子の数を調整する
先ほどもお伝えしたようにX精子(女の子になる精子)の数とY精子(男の子になる精子)の数はもともと異なり、X精子のほうが数が少なくなっています。
これは、X精子のほうが酸性に強く卵子までたどり着きやすいためです。
Y精子が受精する確率を増やすためには、精子の数を増やしてよりY精子の数を増やす必要があります。
逆にX精子が受精しやすくするには、精子の数を減らしてY精子の数も減らすことが大切です。
精子の数を調整するために、以下のことを行ってみてください。
性行為の間隔を調整する
精子の数を調整するポイントは、性行為の間隔です。
性行為の回数が多くなると精子の数が減りますし、回数が少なくなると精子の数が増えます。
性行為の間隔を最低5日あけると精子の数が増えるようです。
ただし間隔があきすぎてしまうと、精子の受精能力が落ちてしまうため注意が必要です。
男性は下着で温度調整する
Y精子(男の子になる精子)は熱に弱いという特徴があります。
この性質を利用することでも、Y精子とX精子の数を調整することができます。
Y精子を増やしたいときは、下半身をあまり温めないように、Y精子を減らしたいときは温かい下着を使って下半身を温めるといいですね。
産み分けにトライ!
ではいよいよ産み分けにトライしてみましょう。
自分の排卵日を知る
産み分けの最初のポイントは、「排卵日」です。
先ほどもお伝えしたように、排卵日によって膣の中の環境が変化します。
それを産み分けに利用するためには、排卵日をできるだけ正確に知ることが必要です。
排卵日を知るには以下の方法があります。
月経の日から算出する
月経周期が安定している場合は、月経の日から簡単に算出することができます。
一般的に、次の月経予定日の2週間前が排卵日です。
簡単に予測できますが、月経不順の方は使えませんし、月経の周期は突然変化することもあります。
基礎体温を測る
排卵日を知るために多くの方が行っているのがこの方法です。
上のグラフのように、女性の体温は通常高温期と低温期に分かれています。
低温期から高温期に変わる境目が排卵日です。
もしグラフが乱れている場合は、この方法では排卵日を特定できませんし、何らかの異常が隠れている可能性もありますので、医師に相談することをおすすめします。
基礎体温のはかり方
- 基礎体温は、毎朝決まった時間に測ります。
- 目覚めてすぐに測るようにしてください。
- 最低でも4時間以上睡眠をとらないと、正しい基礎体温を測ることができません。
排卵検査薬を使う
尿内の黄体形成ホルモンの値を調べるだけで、簡単に排卵日を知ることができます。
この方法では、24時間以内の排卵のタイミングの予測が可能です。
2日前から排卵のタイミングを予測できる検査薬もありますが、こちらは市販されていません。
クリニックに相談するか、インターネットで購入してくださいね。
女の子が欲しいときは
女の子が欲しいときは、X精子の受精の確率を上げることが必要です。
そのためのポイントは以下の5つです。
1.性行為は排卵日2日前
X精子はY精子よりも酸性に強いため、膣の中が酸性に傾いているときに性行為を行うことでよりX精子の受精の確率を高めることができます。
精子の寿命も考えると、排卵日の2日前が最適なタイミングです。
2.精液は薄めておく
性行為の間隔は3日以内にし精液を薄めておくことで、Y精子の数を減らすことができます。
3.性行為はあっさり目に
性行為をあっさり目に行い、女性のオルガスムスを防ぐことで膣の中を酸性に保つことができ、X精子の受精率を高めることができます。
4.ピンクゼリーを使う
膣の中を酸性に保つためにはピンクゼリーが有効です。
性行為の前に、膣の中に注入します。
5.性行為後は避妊をする
排卵が近づくにつれて、膣の中の酸性度が弱まりY精子に有利な状況になります。
そのためせっかく排卵日の2日前に性行為をしても、そのあとまた性行為をするとY精子に有利な状況になってしまい、産み分けが失敗してしまいます。
排卵日の2日前に性行為をした後は、少なくても1週間は避妊をするようにしてくださいね。
男の子が欲しいときは
男の子が欲しいときは、先ほどとは逆に、Y精子に有利な状況を作らなくてはなりません。
そのポイントは以下の5つです。
1.性行為は排卵日に
Y精子に有利な状況にするためには、先ほどとは逆に膣の中の酸性度が薄まっていなければなりません。
そのため、性行為は排卵日に行うのがおすすめです。
2.精子の数を増やす
精子の数を増やすと、必然的にY精子の数が増え精子の中のY精子の割合も多くなります。
性行為の間隔は5日以上あけ、精子の数を増やしましょう。
また下半身を涼しく保つのも、精子の数を増やすのに効果的です。
3.性行為は濃い目で
女性がオルガスムスを感じると、膣の中の酸性度が薄まります。
4.グリーンゼリーを使う
膣の中をアルカリ性に傾けるには、グリーンゼリーが有効です。
5.リン酸カルシウムをとる
リン酸カルシウムは、微量の鉄を含んだカルシウム剤です。
栄養補助食品であり、特に副作用などもありません。
なぜ産み分けに効果があるか、詳しくはわかっていません。
もともとは赤ちゃんの先天性異常を防ぐために女性に処方されていたサプリメントなのですが、これを飲んでいた方の赤ちゃんの多くが男の子だったため、産み分けの効果があるのではと言われるようになったのです。
クリニックで産み分けをする
クリニックで産み分けをすることで排卵日をより正確に知ることができますし、産み分けの方法についても医師から指導を受けることができるためさらに成功する確率を高めることができます。
ただし、自由診療になるので費用が掛かります。
またクリニックにかかったからといって、産み分けの成功率が100%になるわけではありません。
この点を十分に納得したうえで受診してくださいね。
クリニックの中には、「パーコール法」という産み分け法を取り入れているところもあります。
このパーコール法は、日本で唯一許可されている産み分け医療です。
もともとは畜産の分野で産み分けに使われていた方法ですが、2006年に人間にも害はないと結論づけられました。
X精子とY精子を選別して子宮の中に戻すことで、産み分けをします。
そのため妊娠の確率は下がるデメリットもあります。
授かった命を大切に
昔は跡取りの問題など、差し迫った状況で産み分けを試みる方が多かったようですが、最近はそのような状況は少なくなってきているようです。
そもそも命を授かるということは神秘的なもので、それをすべてコントロールすることは難しいことです。
あくまでも産み分けはおまじないくらいの気持ちにとどめ、授かった命を大切にはぐくんでくださいね。
出産後に起こる体の変化と症状を知れば安心!産褥期の過ごし方
出産が無事終わり、退院したのはいいけれど、この後どのように過ごしたらよいのかと不安になることって多いのではないでしょうか?そんな方のために、退院後の産褥期の過ごし方について詳しくご紹介します。
産褥期とは
産後6週間の期間のことを言います。
産褥期の「褥」という字は布団という意味があります。
産後体が元に戻るまでには6週間ほどかかるため、それまでは横になって体を休め、回復を待つほうが良いという昔の人の思いが込められているのですね。
現在では寝たきりでいるよりも普通に生活をするほうが回復が早いといわれています。
しかし、ゆっくりと体を休ませる期間ということに変わりはないので、くれぐれも無理はしないようにしてくださいね。
産褥期の過ごし方
まずは産褥期の過ごし方を、時間の経過ごとにご紹介します。
お風呂や外出、家事などどのようなペースで進めたらよいのか参考にしてみてくださいね。
産後2週間は横になる時間を多くとる
赤ちゃんのお世話もまだままならない時期ですし、出産の疲れもまだまだ抜けない時期です。
赤ちゃんのお世話以外は、なるべく周囲の人におまかせして過ごすようにしましょう。
お風呂は、湯船には入らずシャワーで済ませるようにしてくださいね。
産後3~4週間で少しずつ生活のペースを戻す
赤ちゃんとの生活に慣れてきたら、少しずつ家事を始めてみましょう。
家の近所でしたら短時間であれば外出をしても大丈夫です。
しかしあまり無理をすると悪露が長引くこともあるため無理は禁物です。
産後5週間で普通の生活に
そろそろ普段の生活のペースに戻していきましょう。
ただし、慣れない育児でストレスが溜まっていたり寝不足になっていたりすることもあるので、家事などは休みながら行うようにしてくださいね。
お風呂はこのころから湯船に入ることができます。
産後6週間で元通りに
このころになると、すっかり体が元通りになることが多いです。
悪露もほとんどの場合はおさまります。
外出やスポーツなども少しずつ始めても大丈夫です。
産褥期、ここが知りたい
産褥期は無理せず過ごすことが大切なのはわかりましたが体や心の変化も大きい時期ですし、慣れない育児も重なりわからないことがあると不安になってしまうこともあるのではないでしょうか?
そこで、多くの方が産褥期に不安に思うことや知りたいと思うことをまとめてみました。
貧血予防のために食事に気を付ける
妊娠中も貧血になりやすいのですが、出産後も授乳のため貧血になりやすい状態は続きます。
しかも妊娠中の貧血が改善されないまま出産した方はさらに貧血がひどくなることがあるため注意が必要です。
貧血を予防するためには食生活が重要です。鉄分の豊富な食材を多く取り入れましょう。
鉄分が多く含まれている食べ物は、レバーやホウレン草のほかにもたくさんあります。
食品に含まれる鉄分には、吸収率の良いもの(ヘム鉄:肉類や魚介類に含まれる)とあまり良くないもの(非ヘム鉄:乳製品や青菜に含まれる)があります。
鉄分は良質な動物性たんぱく質やビタミンCと一緒に食べると吸収率が高まるといわれています。
日々の食事の中で、できるだけ鉄分の多い食品を取り入れましょう。
引用元:東京都病院経営本部
また鉄分以外にも、鉄の吸収に必要なビタミンなども積極的に摂取するようにしてください。
ビタミンCは、食品中の鉄が体で利用されるためになくてはならないものです。
ビタミンCを多く含む新鮮な野菜や果物を一緒に食べることによって、非ヘム鉄の吸収率を高めることができます。
ビタミンB12と葉酸は、正常な赤血球を作るために必要な栄養素です。ビタミンB12を多く含む食品 ・・・ 牛レバー、豚レバー、魚介類、貝類、卵黄、チーズなど
葉酸を多く含む食品 ・・・ 牛レバー、豚レバー、卵黄、大豆、納豆、ほうれん草、ブロッコリーなど
引用元:東京都病院経営本部
貧血について詳しくはコチラの記事をどうぞ。
産後の悪露は6週間でなくなる
産後、悪露がなかなか止まらずに不安に思う方もいるのではないでしょうか?
悪露とは胎盤がはがれた部分からの出血に膣などからの分泌物が混じって排出されるものです。
悪露の量は時間とともに減っていく
個人差はありますが、悪露は最初は赤色ですが、だんだん茶褐色になり量も減っていきます。
産後2週間くらいからは黄褐色になり、だんだん白色に変化していきます。
そして多くの場合6週間ほどで止まります。
悪露がなくなったということは、子宮の状態も元に戻ったということです。
産後すぐに動き過ぎると悪路が長引く可能性も
しかし産後すぐに動きすぎてしまうと子宮の回復が遅れて悪露が長引くことがあります。
もし悪露が2か月以上続くことがあれば医師に相談してくださいね。
また一度悪露の色が黄色や白に変化したにもかかわらず再び赤い悪露に戻った場合は感染症の心配もあるためこの場合も受診してみてくださいね。
尿漏れは骨盤底筋のゆるみによるもの
出産後に尿漏れに悩む方も多いようです。
出産後に起こる尿漏れはほとんどの場合、腹圧性失禁という腹圧がかかったときに起こる尿漏れです。
これは出産で骨盤の底部にある筋肉が緩んでしまうことにより起こります。
骨盤底筋を鍛えたり産婦人科で薬をもらったりすることで治るので、尿漏れが気になる方は参考にしてくださいね。
骨盤底筋のトレーニングに関しては、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
手足のしびれや脱力感は妊娠中の高血圧の名残かも
産褥期に手足のしびれや脱力感を感じる方がいます。
これは手根管症候群と呼ばれる症状です。
腕を通る正中神経がむくみなどにより刺激されしびれを感じるのです。
しびれ・脱力感は妊娠高血圧症になった方に起こりやすい
産褥期のしびれ・脱力感は病院で治療してもらうと症状が治まることもあります。
授乳中のホルモンが原因の場合もあり、その場合は授乳が終わると自然と症状が治まることが多いです。
症状が長引いたら病院へ
また出産後は赤ちゃんを抱っこするなど腕を使うことが多くなります。そのため腱鞘炎にかかることも。
しびれや痛みが続く場合は、整形外科を受診してみてくださいね。
会陰の傷の痛みが軽くならないときは炎症を起こしていることも
出産の際の会陰切開の痛みはしばらく続くことがあります。
傷が座面に触れないようにドーナツ型の座布団などを使うと楽に座ることができますよ。
退院後1週間以上たっても痛みが引かない場合は傷が炎症を起こしている可能性があります。
その場合は受診しましょう。
恥骨が痛いのは、骨盤が元に戻るため
出産で骨盤がゆるみ、それが元に戻るまで恥骨が痛むことがあります。
時には恥骨の結合部が開いてしまい、その場合は強い痛みを生じます。
骨盤ベルトなどで固定することで少し痛みが改善することがあります。
マタニティーブルーはホルモンバランスの変化で起こる
出産直後特有のうつ状態をマタニティーブルーと言います。
マタニティーブルーは母親の半数以上が経験するといわれています。
マタニティブルーの期間・症状は?
出産後3日目くらいから見られ、1~2週間続きます。
わけもなく涙が出たり、イライラしたり不安になったりします。
これは出産によるホルモンバランスの急激な変化が原因と言われています。
ほとんどが一過性のものですが、まれに症状が長引くことがあります。
そうならないためにも産褥期は無理せずゆっくり休むことが大切です。
マタニティーブルーに関しては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
疑問を解消して産褥期を乗り切ろう
妊娠出産が初めての方にとって、産褥期の過ごし方はわからないことだらけで不安が募りますよね?
でも疑問に思っていたことが解消できると少し不安も和らぐのではないでしょうか?
赤ちゃんとの生活を楽しみつつ、無理はしないようにゆったり過ごして産褥期を乗り切ってくださいね。