前髪って、あっという間に伸びてしまいますよね。そのたびに美容室に行くのはお金がかかってしまいます。
そこで、前髪を自宅で自分で切るという方も多いのでは?
でも、意外と正しい前髪の切り方って知らない方も多いかもしれませんね。
そこで今回は、正しい前髪の切り方を皆さんにご紹介します。
お子さんがいるかたは、お子さんの前髪を切るときの参考にもしてみてくださいね。
前髪ひとつで顔の印象は大きく変わります。正しい切り方をマスターして、自分好みに前髪をカットしちゃいましょう。
前髪をカットする前に、必要な道具をそろえよう
前髪を自分で切るときに、工作用のはさみでいきなりジョキっと切っている方はいませんか?これは、NG!ステキな前髪にするためには、まずは必要な道具をそろえることが大切です。
道具をそろえてから切ると、切りやすいので自分好みの前髪を作りやすくなりますよ。
これは絶対はずせない!マストな道具
ヘアカット用のはさみ
何で切っても同じでしょ?と思われそうですが、ヘアカット専用のはさみのほうが髪の毛を傷めずにすみます。工作用のはさみを使うと毛先が枝毛になってしまうなど、トラブルの元です。
また、普通のヘアカット用のはさみ以外にすきバサミもそろえておくことをおすすめします。毛束感を出したり、最後の微調整をしたりするときにあると便利です。
最近はヘアカット用のはさみも100均で購入できるようなので、まずはそういった安いもので試してみるのも良いかもしれませんね。
ダッカールピン
髪の毛をブロッキングするときに便利なのがダッカールピン。カットに邪魔な髪をとめておくことができるので、断然切りやすくなります。
小さいものと大きいもの、両方あるとより使いやすくおすすめです。
コーム
髪をブロッキングするときなどに使います。
柄の部分が長くてとがっているタイプのものを用意してくださいね。
あると便利な道具
最近は、前髪をカットするための便利グッズがたくさんあります。
中には100均で購入できるものもありますので、腕に自信のないかたはお試しくださいね。
まえがみカットサポーター チョイチョイ
前髪をナチュラルに切ることができます。
また切った前髪がポケットに入るので、後片付けも楽チンです。
前髪カットクリップ
前髪をはさむだけでカットラインがキープでき、きれいにカットすることができます。
重めのぱっつん前髪にしたい方には特におすすめです。
New ヘアキャッチトレイ
切った髪の毛をケープが受け止めてくれるので、後片付けが楽チンです。
お子さんの前髪を切るときにあると便利かもしれませんね。
ヘアカッター
くしとすきバサミが合体したような道具です。
簡単に自然な仕上がりの前髪にできると人気の商品です。
これは我が家でも愛用しているのですが、美容室で切ったかのような自然な仕上がりになります。
ヘアカット用の道具は100均で購入できるものもありますので、そういったものも上手に利用しましょう。
一回分の美容室でのカット料金で、十分に必要な道具をそろえることができますよ。
切る前に、似合う前髪をチェック!
道具をそろえたら、いよいよ前髪をカットします。
でもその前に、似合う前髪をチェックしておきましょう。
顔型によって似合う前髪は違います。
切る前にチェックしておくことで、よりステキな印象の前髪にすることができますよ。
丸顔の方
ランダムフルバング
目線が縦に動くため、丸顔をカバーしてくれる効果があります。
前髪の長さは目線ギリギリ。トップをふんわりと仕上げるのがコツです。
ただし、ロングヘアではない方がこの髪型をすると、丸顔が目立ってしまうこともあります。
斜めに流す
大人っぽく見せたい方におすすめなのが、斜めに前髪を流した髪型です。
前髪を少し長めにしておくと、丸顔も気になりません。
また、前髪が長い方はそのまま切らずにセンター分けやおでこ出しもおすすめです。
おでこを出すことで、縦長な印象になります。
逆三角形の方
斜めに流す
やわらかい雰囲気の斜めバングは、シャープな印象を和らげてくれます。
逆三角形のかたは、前髪をぱっつんにしておろしてしまうと顔の形が目立ってしまいますので、おでこが見える髪型がおすすめです。
面長の方
厚めにおろす
面長さんは、おでこを出すと顔がますます長く見えてしまいます。
おでこを隠した髪形にすると、顔の長さをカバーすることができますよ。
今人気のぱっつん前髪などもお似合いです。
ベース型の方
斜めに流す
前髪をふわっと流すと顔の形をカバーすることができますよ。
また、長めの前髪の場合は、センター分けもおすすめです。
前髪をぱっつんにしておろしてしまうと、顔の形が目立ってしまうので避けたほうが無難です。
卵型は、何でもOK
卵型のかたは、どんな前髪でも似合います。
顔の雰囲気などで、お好みの髪型にチャレンジしてみてくださいね。
いよいよ前髪を切ってみよう!
では、前髪を実際に切ってみましょう。
まずは、基本の切り方からご紹介します。
基本のまっすぐ前髪
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前髪はくしでとかしておきましょう。
髪が乾いた状態のままくしでとかしておきます。
前髪の癖を直してから切りたい場合は、前髪をぬらしてドライヤーで乾かしてから切りましょう。
濡れたまま切ると、乾いたときのイメージが変わってしまうので要注意! -
ブロッキングしましょう。
画像元:yasue-salon.com頭のてっぺんと左右の目じりを結んだ三角形を作るように、コームの先を使って分けます。
分けたらダッカールでとめておきましょう。
前髪の幅は、面長の人はやや広めに、丸顔の人はやや狭めにとると小顔な印象になりますよ。 -
はさみを斜めに入れて切りましょう。
ブロッキングした髪の毛を中央に集めて指で挟んだら、斜めにはさみを入れながらカットしていきます。
時折コームでとかして確認しながら、少しずつ切りましょう -
仕上げははさみを横にします。
希望のラインまで髪を切りそろえたら、最後にはさみを横にしてはみ出した毛を切りそろえましょう。
すきバサミを使って微調整する場合はこの段階で行いましょう。
こちらの動画も参考にしてみてください。
前髪を内側と外側の2つに分けて切るやり方
斜め前髪
斜め前髪にする場合は、2までは基本の切り方と同じです。
ブロッキングをした後の切り方をお伝えしましょう。
髪の毛を流す方向を決めます。
流す方向が決まったら、流す方向とは逆に前髪をもっていきます。
はさみの入れかたは、基本の切り方と同じく斜めか縦にしていれていきます。
分け目のラインと毛先のラインが平行になるように切っていきます。
すきバサミで斜めにカットします。
斜めにカットすることで、斜めに流しやすくなります。
いきなり斜めにカットするのが怖い場合は、縦に入れて少しずつ切っても大丈夫です。
動画を見るとわかりやすいので参考にしてみてくださいね。
ギザギザ前髪
短めのギザギザ前髪はかわいらしい印象で人気がありますね。
芸能人も、最近はギザギザ前髪の方が多いです。
ギザギザ前髪の切り方も、基本はまっすぐ前髪と同じです。
ギザギザ前髪の切り方は、動画で見たほうがわかりやすいので、下の動画を見ながらチャレンジしてみてください。
私も実はこの動画を見ながら切ってみたのですが、簡単にギザギザ前髪が作れました。
アシンメトリーにしてギザギザにしたい場合、斜め前髪の切り方を参考にしながら切るとできますよ。
子どもの前髪を切るときは
この切り方を覚えておくと、お子さんの前髪を切るときにも参考になります。
ご自分の前髪を上手に切ることができたら、次はお子さんの前髪も可愛く切ってあげてくださいね。
子どもの前髪をうまく切るための一工夫
お子さんの髪を切る場合も自分の髪を切る場合も基本のやり方は一緒です。
ただ小さなお子さんの場合、なかなかじっとしてくれないので自分の前髪を切るようにスムーズにはいかないことも…。
そこで、お子さんの髪を切るときのポイントをご紹介します。
はさみに対する恐怖心をなくす
小さなお子さんのなかには、はさみが顔のそばに近づいてくると恐怖を感じる子もいます。
そうすると、なかなかじっとはしてもらえません。
その場合は、まずは大人が髪を切っているところを見せて安心させてあげましょう。
お気に入りのDVDなどを見せながら切る
お子さんの髪を切るときに一番困ることが、すぐに飽きてしまうことです。
飽きてしまうとじっと座っていてはくれません。
そこでお子さんの好きなDVDを流しながら切り、飽きて動き回ってしまうことを防ぎましょう。
動画をタブレットで流し、それを手に持たせて切るとなお効果的です。
子どもに人気の前髪はこれ!
お子さん(女の子)に人気の前髪といえば、「ぱっつん前髪」
大人の場合は似合う方と似合わない方がはっきりとわかれてしまいますが、お子さんのぱっつん前髪は、どの子も可愛いですよね。
ぱっつん前髪を上手に作るポイントは、
- コームでラインを確認しながら切ること
- 最後の仕上げにすきバサミを使うこと
あとは基本の切り方を参考にしながら切ってみてくださいね。
下の動画も参考にしてみてください。
男の子のぱっつんも可愛いですね。
セルフカットなら、お気に入りの前髪にできてお金も節約できる
いかがでしたか?
今回ご紹介した切り方を覚えておくと、どんな前髪にも対応できます。
また正しい切り方で切ると、カットを失敗してしまうことも少なくなりますよ。
お子さんの髪の毛を切るときにもこの切り方で対応できるため、お試しください。
美容室で前髪をカットしてもらうと、自分のイメージどおり仕上がらないこともしばしば。
でも前髪をセルフカットすると、自分のイメージどおりの前髪にすることができさらに美容室代の節約にもなるためおすすめです。
ぜひ挑戦してみてくださいね。