「赤ちゃんは神さまのところにいて、誰の子供になるか自分で決めて生まれてくる」という言い伝えがあります。
ということは、「あの女性なら、ステキなママになってくれそう!」と赤ちゃんが憧れるような女性になれば、赤ちゃんを授かりやすいということになります。
妊娠力UPに良い食事法・運動法・生活習慣などがありますから、できることからスタートしていきましょう。
今すぐにでもスタートできるのが、飲み物を変えること。
飲み物には妊娠に良いもの、ふさわしくないものがあるのです。
もくじ
妊娠力UPには「身体を温める、冷やさない」
妊娠力UPしたいなら、重要なのは「身体を温めること」。
飲み物には身体を温める効果のあるもの、身体を冷やす効果があるものと二種類あります。
身体を冷やす働きがある飲み物は、避けた方が良いのです。
身体を冷やす効果のある飲み物として代表的なのが、世界中で好まれているコーヒー。
コーヒー自体に身体を冷やす働きがあるので、健康のためにとオーガニック(有機栽培)のコーヒーを選んでも、ホットコーヒーにしたり、シナモンなどのスパイスを入れても、コーヒーの身体を冷やす働きは変わらないのです。
それでもコーヒーの味が好きな場合は・・・
それでもコーヒーも飲みたいと願う場合、おすすめはハーブティーの一種である「たんぽぽコーヒー」です。コーヒーによく似た風味で、カフェインを含まず、身体を冷やす心配もありません。
他の飲み物についても、身体を冷やすかどうかに注意して選びましょう。
紅茶やハーブティーなど、身体を温める働きのある飲み物を選んでも、アイスティーにしたのでは、やはり身体を冷やしてしまいます。
妊娠から出産まで。ハーブティーの効果
植物の葉や花・根などを使ったハーブティーは、種類が豊富なうえ効果もさまざま。
身体を温める効果が高いうえ、女性に優しいお茶がたくさんあります。
「ヨーロッパの漢方薬」と、たとえられることがあるほどです。
中でも大人気なのが「たんぽぽコーヒー」。
妊娠はしたいし、身体もいたわりたいけど、コーヒーも飲みたいという女性の救世主です。
タンポポの根をコーヒー豆のように焙煎すると、コーヒーによく似た風味のハーブティーが出来上がります。もちろん食材がたんぽぽですから、カフェインレス。昼でも夜でもコーヒー風味を楽しめるようになるのです。
ハーブティーは体調に合わせて選べる
生理痛に悩む女性なら、マリーゴールドやラズベリーリーフのティー。ネトルは血液をキレイにしたり、貧血を予防します。
他にも女性を健康にして、妊娠力を高めるハーブティーは数多くあります。
歴史の長い飲み物ですから、妊娠したい女性はもちろん、妊娠中から産後まで、それぞれの時期の体調に合ったハーブティーが揃っているのです。
妊娠力UP最強のハーブ?!ルイボスティー
数あるハーブティーの中でも、妊娠力UPしたい女性に最大の人気を誇るのがルイボスティーです。
あまりにも女性に人気があるので、最近のインターネットではルイボスティーに限定した人気ランキングサイトがあるほど。
ハーブティーのメーカー各社が品質を競いあい、百花繚乱を思わせる勢いなのです。
そこまでルイボスティーに人気がある理由は、ノンカフェインで身体を温める効果が高い上、卵巣機能を援けるという独特の働きがあるから。
卵巣機能は活性酸素の悪影響を受けやすいことで知られていますが、ルイボスティーは体内の余分な活性酸素を除去する酵素が含まれています。
そこでルイボスティーは卵巣の味方、つまりは女性の強力な味方と考えられているのです。
エルバランシア ルイボスティー
アンチエイジングや妊活の分野で注目を集めているルイボスティーの中でも、上位1%の「スーパーグレード」と呼ばれる茶葉のみを使用した最高品質のオーガニックルイボスティーです。
詳しくみる副作用等の心配もなし!
ちなみに活性酸素は身体に良くないと言われていますが、少なすぎても健康に害があります。
ルイボスティーは余分な活性酸素だけを減らすので、身体の負担を心配する必要がありません。
薬のような副作用を心配しなくて良いのも、ルイボスティーの魅力なのです。
ルイボスティーを常飲していたら、基礎体温が安定したり、黄体ホルモンの分泌が安定したり、嬉しい効果を体験した女性が多くいます。
妊娠力UPを願うなら、ぜひ試してみたいハーブティーです。
「飲むサラダ」マテ茶を一杯飲むと?!
ルイボスティーと同じくらい、妊娠を望む女性に人気なのが「マテ茶」。
パラグアイで「活力を与える不思議な木」として珍重されていたのを起源として、南米で好まれているお茶です。
このお茶のもう一つの名前は「飲むサラダ」。
野菜を栽培しにくい気候の地域で栄養補給のために飲まれているほど、栄養豊富なお茶なのです。
実はコーヒーの4分の1程度のカフェインが含まれているのですが、妊娠を望む女性は適量(一日一杯くらい)を飲むと良いとされています。
カフェインは妊娠中、大量に摂ってはいけないと言われている成分。
ママが飲んだカフェインは胎児に届きますが、胎児はカフェインを排出できず、身体にためこんでしまうからです。
摂りにくい健康成分が豊富!
それでも「適量のマテ茶を飲んだほうが良い」と言われているのは、マテ茶の健康効果が大きいから。鉄分とカルシウムが豊富に含まれ、女性の健康に欠かせないのに、食事からは摂りにくい栄養素を一杯のお茶で摂ることができます。
お茶としては珍しく、ビタミンA・ビタミンBが豊富なのもメリットです。
焙煎していないグリーンマテ茶と、焙煎したローストマテ茶があるのもお楽しみ。
それぞれに味わいが違いますから、機会があったら飲みくらべてみてください。
漢方薬なみの妊娠力UP?!ごぼう茶
アンチエイジングやダイエット効果で注目を集めているのがごぼう茶ですが、身体に良い成分がたくさん含まれていて、健康な赤ちゃんを産みたい女性にぴったり。
産後のママの乳腺炎を予防するお茶としても知られています。
現代のごぼうはどこでも買える身近な野菜ですが、すぐれた薬効があり、中国から薬草として古代の日本へ伝来したのが始まり。
日本では生薬や漢方薬として、欧米ではハーブとして、多いに活用されています。
漢方薬が作れるほどごぼうの健康効果が高いのは、サポニンを含んでいるからです。
サポニンは高麗人参の有用成分として知られていますが、ごぼう茶にもそのサポニンが豊富に含まれています。
高麗人参に期待される滋養強壮、冷え性改善、免疫の活性化などと同じ効果が、ごぼう茶でも期待できるのです。
ごぼう茶には様々な薬効成分がある!
他にもごぼう茶はイヌリン・オリゴ糖・ポリフェノールを多く含みます。
一杯のごぼう茶で、ごぼうに含まれているさまざまな薬効成分を手軽に身体に取り入れることができます。
特にイヌリンとオリゴ糖のコンビは、多くの女性を悩ませる便秘を解消するのに効果的な組み合わせ。
イヌリンはユニークな名前のごぼうの成分として知られていますが、水溶性食物繊維の一種です。
さらにオリゴ糖はお腹に優しい成分で、腸内の善玉菌を増やす効果があります。
ごぼうのアクと考えられている成分は、身体に良いこといっぱいのポリフェノール。
アクを水にさらして捨ててしまうことがありますが、ごぼうを料理する時は、水にさらさない方が良いのです。
赤ちゃんにより早く来てもらうティータイムのコツ
妊娠力UPに良いお茶を用意したら、リラックスして飲むことが大切です。
顔をしかめてパソコンやスマホに向かって「妊娠力UPに良いお茶」を検索して、「これで本当に赤ちゃんを授かるかしら」とイライラしながら、お茶を飲んでいる。
これでは神さまのところにいる赤ちゃんが「この女性は近寄りがたい」と思ってしまいます。
部屋に花を飾って、優しい音楽のCDをかけて、ゆったりお茶を楽しみながら、「赤ちゃん来てくれるといいな」とリラックスして過ごしている。
そういう女性のほうが赤ちゃんに「この女性がママだと楽しそう」と思ってもらえそうです。
まだ赤ちゃんが来ていないということは、これから来てくれるということ。
その日を楽しみに、美味しいお茶を味わいましょう。