もうすぐ入園・入学式!子供の準備はもちろん、ママ自身の服や靴も用意しなきゃ!と大忙しかと思います。そんなママに多いのが、当日になって気付く「ヘアメイクの準備不足」。いつものファンデーションといつものアイシャドウ、慣れない口紅を塗って出発!なんてメイクではせっかく準備した綺麗な洋服が浮いて見えてしまいます。
新しいママ友との出会いがある大切な場なので、全身ステキにしたいですよね。ここでは普段あまりメイクをしないママのために、華やかメイクのポイントを紹介します。
「華やか」と「ケバい」のは別物
当日になって、今日は特別な日だから服装も髪型もメイクも頑張るんだ!というママは多いですが、いつものメイクを濃くしただけでは、ただケバイだけの田舎くさいおばさんです…。かといって、ほとんどメイクをせずに行くのはマナー違反です。
「華やか」とは、花が開いたように、明るく人目を引きつけることを言います。あくまでも、品があって綺麗なメイクでなければ、ケバいメイクになってしまいまうのです。
具体的なNGメイクはこれ!
ママ同士「このメイクは浮いていた!」という口コミなどをまとめると、こんなメイクがNGのようです。
いい歳してギャルメイクパターン
- 束がしっかりしたつけまつげ
- 明らかなカラコン
- 太いアイライン
普段メイクしていないのがばれるパターン
- アイシャドウで目が腫れぼったく見える
- アイブロウが左右非対称…
- チークがおかめインコ状態
わかってはいるけれど、自分もいざメイクをしてみたら、上記のようになってしまうかも知れない…とちょっと不安ですよね。では、どうしたら浮かずに、入園・入学式にふさわしい華やかメイクができるのでしょうか?
基本の品のあるメイクの作り方
ベースメイク
品とツヤのある、透明感あふれる肌が春の行事にはぴったりですよね。
そのためにはまず、メイク前のスキンケアで保湿を念入りにしましょう。保湿が不十分だと、日中のくすみの原因になります。できれば前日の夜からしっかりと保湿ケアをしましょう。
次に、化粧下地、ファンデーションと順番に塗っていきますが、とにかく薄付きを意識してください。
そのためには、顔の中でも塗る順番が大切。上記の図のように、広い頬からら広げていくと、自然と目元や小鼻が薄付きになり、崩れにくく、自然な透明感になります。
眉
太く、濃くなりすぎに注意です。2016年、既に太い眉のトレンドは過ぎています。自毛の形を活かした、自然なアーチ細眉が旬顔です。ペンシルではなく、パウダーアイブロウで、ふわっとしたアーチ細眉を書けば、こなれた印象になります。
また、昔から左右対称な顔は美しいとされます、それを決める大半の要素が眉です。しっかり、左右対称になっているか確認しましょう。
自眉毛の生え方によっては左右対称が難しいかもしれません。その場合は前髪を斜めに流してカモフラージュするのがおすすめです。
アイメイク
上品さと清潔感を演出するなら、アイメイクのやり過ぎ禁物です。
まずアイシャドウの色は服の色にもよると思いますが、明るいピンクや淡いブルーが春には華やかでおすすめです。でも、目元を膨張させる色なので、グラデーションは控えめにして、必ずアイラインか濃いアイシャドウで目の際を引きしまましょう。
マスカラはボリュームよりも長さを意識して女性らしい印象にしましょう。また、どうしてもまつげの長さを出したいときには、部分用つけまつげがおすすめです。とてもナチュラルにまつげが伸ばせます。
つけまつげを付けたことがない初心者は、何度か練習しておくと本番当日焦らずに済みますよ!
チーク
ここまで順調にメイクできても、チークで失敗するママは多いです。これも、やり過ぎないことが重要です。
大きめのブラシにチークを取り、一度手のひらか、ティッシュで余分な粉を落としてから頬に乗せるのがポイントです。また、丸く付けるのではなく、頬骨の一番高い部分から少し下にブラシを置いて、そのまま頬骨に沿って目尻の近くまでさっと付けます。
肌の色がオークル系ならアプリコットピンク、肌の色がペール系ならピーチピンクが品よく華やかに見えておすすめです。
リップ
リップはチークと同じ系統の色をつけましょう。
ここで、品よく華やかに見せるポイントが、リップラインを引くことです。普段、リップライナーなんて使ったことない!というママも多いと思いますが、こういったフォーマルな日には絶対おすすめです。
リップライナーを使うことで、唇の形を綺麗に見せ、口紅の発色も良く見せます。また、化粧直しができない環境でもリップが落ちづらく、とても便利です。
リップライナーを持っていなくても、口紅を筆で取って形を取るだけでも「きちんと感」が出ますので、ぜひ試してみてください。
写真うつりの良いメイクも取り入れたい
入園・入学式は、子供だけではなくママもたくさん写真に写りますよね。そんな時、できればキレイに映りたいですよね。どんなことに注意してメイクをすれば良いのでしょうか?
立体感を意識したベースメイクを
写真では顔の目元や鼻の影が光によって飛び、ただ白い平面的な顔になってしまいがちです。そのため、写真も意識するなら、立体感のあるベースメイクをすることが大切です。
まず、ファンデーションはいつもよりワントーン暗い色を塗ります。
さらに、シェーディングで頬、鼻の脇、下唇の下に影を作ります。次に、鼻筋、目の下にハイライトを入れると立体感のあるメリハリベースメイクの完成です。
何度も言いますが、これもやり過ぎは禁物ですよ!
アイシャドウは暗めの色
「写真を意識するなら」ですが、目元も光で色が飛ぶので、アイシャドウで影を演出すると綺麗な堀の深い目元になります。
ベージュ系のグラデーションをつくり、最後に細めのアイラインで目元を締めます。
あまり真黒な目元は入園・入学式に相応しい華やかさではありませんので注意してください。
メイク崩れに気をつけて!
外はまだ肌寒いのに、会場は結構暑い、という場合があります。その温度変化でメイクが崩れてしまった、なんていうママの体験談を良く耳にします。では、メイク崩れしにくくするにはどうしたらよいのでしょうか?
ルースパウダーでカバー
ベースメイクがメイクが終わった後、ブラシでルースパウダーを付けることで、ファンデーションが肌に密着し、崩れにくくしてくれます。
30代以上におすすめのルースパウダーは、肌に透明感を与えてくれるパール系のパウダーです。
産毛を処理
顔の産毛を処理しておくことで、化粧のり・もちが良くなります。前日に剃って、肌トラブルになってはいけませんので、3~4日前に処理しておくといいですよ。
まだ時間はある!練習しておけば安心♡
いつもはメイクなんてあまりしないからできるかな…という不安なママも、入園・入学式までまだ少し時間はあります。ちょっとした合間に、メイクを練習して、当日「頑張った感」のない、こなれたメイクで出席しましょう。子供だけじゃなく、ママにもきっと素敵な新しい出会いがありますよ!