ドラッグストアのプチプラコスメから、ハイブランドまで多くのコスメブランドがラインナップとして揃えている、BBクリームやCCクリーム。ファンデーションみたいなものでしょ?と何となく使っている女性が多いのが現状。
それぞれとても優秀なベースメイクアイテムですが、かなり異なる特徴を持っているので、しっかりと理解し、自分に合ったものを選ぶのが美肌への近道です。また、DDクリームやEEクリームなんていうものまで出てきているので、どんな特徴があるのかご紹介しましょう。
どちらも美肌を作るのは同じ!
マット美肌のBBクリーム
BBクリームとは、Blemish Balm=傷や欠点の保護や修復という意味です。もともと医療用に使われていたのは有名な話ですね。肌の傷跡などを保護しながら、目立たなくしてくれる「カバー力」が最大の長所です。
コンシーラー級のカバー力を持っているので、シミや赤み、毛穴などの肌を、均一でマットな肌に仕上げてくれます。また、「しっかりメイクをした」という印象の肌になります。
UVカット機能も付いているのでこれ一本でベースメイクは完璧です。
BB クリーム ウォータープルーフ(ファシオ)
2016年3月16日に新発売の注目BBクリーム。高密着で崩れにくく、汗や皮脂に強いので快適なサラサラ肌が一日中続きます。SPF50+・PA++++でこれから夏の季節も安心なUVカット機能も。
詳しくみるツヤ美肌のCCクリーム
BBクリームの後に登場したCCクリームは、「BBクリームよりきっと良いものだろう」と思い込んで買ってみたら全く違うもので、がっかりした経験がある女性もいらっしゃるかもしれません。
このCCクリーム、BBクームとは全くの別物で、「透明感」が最大の特徴です。ブランドによってCCの意味が異なりますが、Color Control=色調整、Complete Correction=完璧な補正という意味があり、基本的に光の反射を利用して肌をきれいに見せるベースメイクが多いのです。
そのため、BBクリームのような強力なカバー力はありませんが、小ジワやくすみを光の反射によって飛ばして、ナチュラルなツヤ肌に見せてくれます。
また、BBクリームよりスキンケア効果が高いものが多く、潤いもあるので、乾燥肌の女性にはおすすめです。
オーラアクティベーター CC クリーム(SK-Ⅱ)
潤い成分が肌のキメを整えワントーン明るい肌へ導きます。しかも、使い続けることで肌そのものをケアしてくれるので素肌本来の透明感とツヤも育ててくれます。また、メイク効果としては微細なパール配合で、肌に輝きとツヤをプラスしてくれます。
詳しくみる薬用クリアエステヴェール(マキアレイベル)
58種類もの美容液成分配合なので、スキンケアをしながらメイク効果が得られます。伸びが良く、薄付きなのにシミ・シワ・毛穴を光反射でしっかりカバー。色も5種類から選べるので、肌に合ったものを選びやすいのが特徴。
詳しくみるおすすめはBB&CCの2本持ち♡
全く異なるタイプのベースメイクなので、2本持ちをしているとシーンに合わせて使えるのでおすすめです。
仕事の時や幼稚園の行事の時はしっかりメイクのBBクリーム、普段使いやママ友とのランチにはナチュラルメイクのCCクリームと使い分けることができたら、あなたもメイク上級者です。
BBクリーム&CCクリームを100%使いこなすために
BBクリームは重ね塗り厳禁!
BBクリームは、ファンデーションよりも顔料(色を付けるたりカバーする鉱物)が多いので、重ねれば重ねるほどヨレたり乾燥したり、良い事はありません!
化粧下地を塗らなくても肌の凹凸を均一にしてくれますし、上からパウダーを乗せなくても基本的にはしっかり密着してくれるので、BBクリーム一塗りでベースメイクは完了です。
もし、どうしても崩れが気になる場合は、BBクリームを塗る時にスポンジを使うとより密着し、崩れにくくなります。崩れやすい部分にだけ、うっすらとパウダーを乗せるのも試してみてください。
CCクリームは+αするとさらに◎
CCクリームはかなりナチュラルな仕上がりになりますので求めるカバー力によっては他のアイテムを使うようにしましょう。
たとえば、CCクリームを化粧下地として使用し、ファンデーションとフェイスパウダーを使うのもおすすめです。CCクリームだけ塗った時よりも崩れにくくなり、カバー力も上がります。
ナチュラルに仕上げたいけどシミが気になる!という場合も、CCクリームを塗って、コンシーラーでシミを隠してぼかしてから、フェイスパウダーを付ければかなりナチュラルなツヤ肌にしてくれますので、ぜひ試してみてくださいね。
こんなのも出た!DDクリーム・EEクリーム
BBクリームの進化版?!DDクリームはかなり使える
DDクリームも、正式な定義がなく、Dynamic Do-All=強力なオールインワン、 Daily Defense=日常的な保護という、それだけ聞いてもちょっとわかりにくいものです。
様々なコスメブランドから発売されていますが、多くはBBクリームの様な強力なカバー力はないものの、マットな仕上がり、そしてエイジングケアを主としたスキンケア効果が合わさったものが多いようです。エイジングケアが気になり出したあなたなら、化粧下地として使うのがおすすめです!
使用感としては、BBクリームよりもしっとりと軽い付け心地で、崩れにくくなっています。もともとBBクリームは医療用でしたから、それにスキンケアの考え方や使用感の良さをプラスし、ベースメイク用品としてパワーアップしたのがDDクリームと言えそうです。
DDクリーム(ベノア)
ファンデーションの様な色はつかず、肌をワントーン明るく見せてくれます。毛穴や小じわはしっかりカバーしてくれます。少量で伸びが良いのでコスパも◎です。
詳しくみる日本にはまだない?!EEクリームって何?
まだほんの数ブランドしか発売していませんが、海外ではEEクリームなるものもあります。「Even Effect=さらに効果的な」という、具体的な効果は分りませんが、とにかく今までのものよりさらに改良され良くなっていることがうかがえます…。
Enlighten EE Even Effect Skintone Corrector EE Crème(エスティローダー)
薄付きなのに、しっかりシミやニキビ跡、毛穴、赤みなどをカバーし、さらに肌のトーンを明るくしてくれます。UVカット機能やエイジングケアに加え、滑らかに弾力ある肌へ導く成分も配合。色は3種類から選べます。
詳しくみるアメリカではGGクリームというものまで出ているというから驚きですが、日本の信頼できるブランドの商品は、BBクリームやCCクリームという名前は変えずに改善し、日々良いものへリニューアルしているようです。
アルファベットクリームで簡単&キレイに♡
BB&CC&DD&EEクリームなどのアルファベットクリームは多機能で高機能なので、忙しいけどいつもキレイでいたいママには持ってこいのアイテムです。求める機能や使用感によって選んで、お気に入りのクリームを見つけてみてくださいね。