コスパ最高と話題を集めている家庭用脱毛器ケノン。しかし実際の効果や使い心地はどうなのでしょうか?ここでは家庭用脱毛器ケノンの効果や特徴に加え、他機種との違いについてご紹介していきます。自分にぴったりの脱毛器を探している人、はぜひ参考にしてみてください。
家庭用脱毛器ケノンはどんな機種?その特徴や効果
家庭用脱毛器ケノンは価格が約7万円と高価格帯なのに、その効果とコスパの高さで人気を集めている機種です。
ここでは、まず家庭用脱毛器ケノンの主な特徴をご紹介していきます。
フラッシュ式のカートリッジ交換型脱毛器
ケノンは、フラッシュ式の脱毛器。
光脱毛には、フラッシュ式とレーザー式の2種類がありますが、その主な違いは処理範囲と刺激の強さです。
一般的にレーザー式の脱毛器は照射範囲が狭く、高出力なのが特徴。
脱毛効果は高めですが、照射範囲が狭いため処理に時間がかかる上に痛みも強めです。
一方フラッシュ式の脱毛器は、処理範囲が広く、肌に優しいという特徴があります。
またレーザー式の脱毛器はカートリッジ交換ができないため、規定の照射回数を終えたら本体を買い替えるかバッテリーを交換するしかありません。
脱毛器本体の価格にもよりますが、どちらも数万円程度かかるため、長期的に脱毛を続ける場合はかなりの経済的負担が強いられます。
ケノンはフラッシュ式のカートリッジ交換型脱毛器のため、経済的負担はそこまで大きくありません。
その他の機種と異なるケノンの魅力は?
照射範囲が最大9.25cm2と広いので処理が短時間で終わる!
ケノンには、照射範囲最大9.25cm2と広いエクストララージカートリッジが用意されています。
これは業務用の脱毛器にも負けないほどの照射範囲。
そのため、なんとワキなら片側10秒程度で終わるほど短い時間で処理が可能なんです。
また一般的に、家庭用脱毛器は照射範囲が広くなればなるほど高出力の維持が難しくなると言われていますが、ケノンは広範囲でも出力を維持できるように設計されているため、脱毛効果もしっかり期待できます。
圧倒的!照射可能回数が100万発!
ケノンに標準付属されているカートリッジは、最大100万発(レベル1)照射可能なプレミアムカートリッジ。
一般的な日本人女性(身長150cm〜160cm)がケノンで脱毛した場合、全身脱毛の1回あたりの照射回数は500〜600ショットとされていますから、これだけの照射回数があればカートリッジ交換をしなくても十分な脱毛効果を実感できますよね。
ケノン公式サイトから注文すれば、プレミアムカートリッジ(100万発)に加えて、さらにストロングカートリッジ(8万5千発)、ラージカートリッジ(20万発)も付属していますので、照射回数不足に悩まされることはほぼありませんよ。
日本人の肌にぴったりの日本製!
海外製の脱毛器は毛の色の薄い白人用に作られているものも多いため、黒い日本人の体毛に使用してしまうと照射力が強すぎて肌を痛めたり、強い痛みを感じたりすることもあります。
ですがケノンは、敏感な日本人の肌に合わせて作られた日本製。
出力レベルも10段階と細かく調整できるので、自分の肌に合わせた出力で安全に使用できる様になっています。
ケノンと医療脱毛・脱毛サロンの違い
いくらケノンの評判が良くても、本格的に脱毛するなら医療脱毛や脱毛サロンを利用した方が良いのでは?という疑問が湧いてきますよね。
さすがに永久脱毛ができる医療脱毛より高い効果は期待できませんが、ケノンにはそれを上回る魅力があります。
まず、ケノン・医療脱毛・脱毛サロンの違いを表にまとめてみました。
ケノン | 医療脱毛 | 脱毛サロン | |
---|---|---|---|
相場価格 | 69800円 | 約30万円 (全身脱毛) |
約16万5千円 (全身脱毛) |
脱毛効果 | 脱毛サロンと同程度 | 永久脱毛可能 | 医療脱毛より弱い |
照射可能頻度 | 2週間に1回 | 2ヶ月〜3ヶ月に1回 | 2ヶ月〜3ヶ月に1回 |
まず目立つのは、価格の違いですね。
医療脱毛は永久脱毛可能ですが、その費用相場は約30万円!とても気軽に受けられる価格ではありません。
脱毛サロンも医療脱毛よりは安いですが、やはりその経済的負担はかなり大きいですよね。
そして最も大きな違いは、照射可能頻度です。
医療脱毛も脱毛サロンも、脱毛の予約を入れられるのは2ヶ月〜3ヶ月に1回程度。
どの部位であれ光脱毛は1回では効果が出ませんから複数回通う必要がありますので、脱毛完了までにかなりの期間が必要になります。
一方ケノンは自分のペースで脱毛可能なので、最短2週間に1度の処理が可能です。
2ヶ月あれば5回程度脱毛が可能なので、この時点で既に脱毛効果を実感できる人がほとんど。
脱毛効果には個人差がありますが、やはり自分のペースで脱毛できるのは大きな魅力ですよね。
またVIOなどの他人に見られるのが恥ずかしい部位でも、ケノンなら自分で処理できるので恥ずかしくありません。
家庭用脱毛器によるVIO脱毛については、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、気になる人は参考にしてくださいね。
家庭用脱毛器ケノン!使用者の評価はどう?
いくら広告などで耳触りの良い言葉が並べられていても、実際に使ってみるとイマイチだったという商品はたくさんあります。
そこでここでは、ケノンを実際に使った使用者の口コミを集めてみました。
ケノンの良い口コミ
2回の照射で足の毛はほとんど抜けました。脇はまだ残っていますが、あと数回やればちょっとは綺麗になるかな?って感じです。脇も足もレベル10でやっても冷してやればほとんど痛くありませんでした。
引用元:www.amazon.co.jp
毛質にもよりますが、早い人では2回目の照射で早くも効果を実感できることも。
家庭用脱毛器を使用する上で気になる痛みも、しっかり冷やして照射すればそこまで強い痛みもないようです。
剛毛で、すね毛がヒゲのごとくでした。すね毛照射三回目で、膝小僧がまずツルツルになりました。スネはまだまだですが、生え方がまばらになってきました。 引用元:www.amazon.co.jp
毛質が剛毛の場合、家庭用脱毛器では効果がないのではと不安になりますが、ケノンは剛毛の人でもしっかり効果が実感できているとの口コミが散見されました。
ケノンの光は毛の黒い色素に反応するため、剛毛だから効果が出ないというケースはあまりないようです。
ただ、毛の薄い人よりは効果が出るまでに時間がかかる可能性が高いですので、定期的にしっかり脱毛するのが大切です。
ケノンは照射回数がたっぷりありますので、剛毛で多少脱毛期間が長引いても照射回数不足に悩まされにくいのは嬉しいですよね。
30 歳・普通肌 レベル10で顔・ワキ・腕・足・デリケートゾーンに使い、4か月近くが経ちます。顔とデリケートゾーンは痛みを感じやすい部位ですが、しっかりアイシングすればそれほど痛みません。3~4度の使用(2週間間隔)でほぼカミソリいらずに。特にワキは、今まで自己処理でボロボロになり黒ずんでいたのが、色も薄くなり肌のキメも細かくなってきました!生えてくる毛も細く少ないです。高価なので買うのを躊躇していたのが、悔やまれます。 引用元:www.amazon.co.jp
自己処理でボロボロになっていた肌が、ケノンの使用でキメ細かい肌になったという方も!
ケノンには別売りの光美容ができる美顔スキンケアカートリッジ(キャンペーンにより付属される場合も)もありますので、合わせて使用してツルツルすべすべの肌を目指したいですね。
ケノンの悪い口コミ
良い口コミばかりだと逆にサクラではないかと疑われがち。
そこでケノンのデメリットや欠点などを報告している口コミも探してみました。
購入後3回ほど使用しましたが、自動モードにすると照射されません。手動モードでボタンを押しても、照射出来るときと出来ない時があり、ばらつきが感じられます。連続ショット6回でやってみましたが、3回~6回とばらつきがあります。この症状は不良品だからなのでしょうか?
引用元:www.amazon.co.jp
ごく稀にですが、不良品と思われる商品が配送されてくることもあるようです。
Amazonなどのサイトから購入すると保証がついていない可能性もありますが、公式HPから購入すれば無料で本体の保証が1年間ついています。
構造上の欠陥があった場合に無料で交換してもらえますので、万が一のことを考えて公式HPから購入するようにするのがオススメです。
Amazonで買うとカートリッジが1個しか付かないけど、公式HPだと同じ金額でカートリッジ4個付きでした。カートリッジ単品の値段を考えるとAmazonで買うと損しますね。
引用元:www.amazon.co.jp
ケノンの公式HPではほぼいつでもキャンペーンを行なっていて、カートリッジが4個付属しています。
ですがこのキャンペーンは公式HPと楽天のケノン公式ショップのみのサービスですので、Amazonなどから購入するとカートリッジは付属しません。
保証の有無も大きい違いですから、できるだけ公式ショップから購入するようにしましょう。
ホームページが見にくく、口コミ書かないと残りのカートリッジを送らないとか、改善点が多々ある印象。
引用元:review.rakuten.co.jp
ケノンを公式ショップから購入する際に注意しなければならないのは、キャンペーンで付属する4個のカートリッジ(プレミアム・ラージ・美顔スキンケア・ストロング)のうち、ストロングカートリッジは商品レビューをしなければ送られて来ない点です。
購入したWEBサイトにレビューした後、約1週間で手元にストロングカートリッジが届きますが、そこからさらにロック解除という手順が必要です。
ロック解除には、ケノン公式ユーザーサポートサイトで必要事項(メールアドレス・ケノン製造番号・レジュー投稿日・レビュータイトル)を入力して送信する必要があります。
その後、ロック解除方法と解除コードが記載されたメールが送られてきますので、ケノン本体に入力しましょう。
この手順が分かりにくく、さらにレビューの強制ということもあり、この対応に不満を持っている人はかなり多いようです。
とはいえ、効果やコスパに関する悪い口コミの数は少なく、さすがはケノンといったところでしょうか。
もちろん元々の体質や毛質により、痛みが出たり、効果が感じにくかったりすることはありますが、それはどの脱毛器でも同じこと。
ケノンは効果を感じにくい人の割合が少ないのが、隠れた魅力なのかもしれませんね。
ケノンと他の家庭用脱毛器の違いは?
ケノンの魅力が分かってきたところで、本当に他の家庭用脱毛器より魅力があるのか比較してみましょう!
今回比較対象としたのは、こちらも人気機種である
- トリア パーソナルレーザー脱毛器4X
- ヤーマン レイボーテグランデ
の2機種です。
ケノン・トリア・レイボーテグランデのスペックを一覧で比較!
まず、ケノン・トリア・レイボーテグランデのスペックを一覧で比較してみましょう。
ケノン | トリア | レイボーテグランデ | |
---|---|---|---|
価格・脱毛方式 | 69800円(税込) フラッシュ式 |
54800円(税込) レーザー式 |
129384円(税込) フラッシュ式 |
照射面積 | 7cm2 (プレミアムカートリッジ) 9.25cm2 (エクストララージカートリッジ) |
1cm2 | 12cm2 (ラージランプ) |
照射回数 | 30万発(レベル10) 〜100万発(レベル1) |
500回充電可能 (バッテリー交換式) |
20万発 |
照射レベル | 1〜10 | 1〜5 | 1〜10 | ハンドピースの重量 | 120g | 584g | 約175g |
痛みの程度 | 少なめ | かなり痛い | 少なめ |
まず大きな違いは、トリアのみレーザー式の脱毛器であること。
脱毛効果は高いですが、照射範囲が狭いのと痛みがかなり強いというデメリットがあります。
一方レイボーテグランデは、フラッシュ式で照射範囲も広く、カートリッジの種類も豊富。
自宅で本格サロン並みのケアができるのは嬉しいですが、場合によっては脱毛サロンと同程度の費用がかかります。(脱毛サロンでキャンペーンなどを利用した場合)
ケノンはトリアよりも効果は期待できず、レイボーテグランデよりも照射範囲が狭いですが、価格・効果・照射範囲・痛み・照射回数などをトータルで考えると、かなりバランスの良い機種であると言えそうですね。
トリア パーソナルレーザー脱毛器はこんな人にオススメ!
トリアの強みはなんといっても、その高い脱毛効果にあります。
トリアは日本で唯一アメリカFDAの認可を受けた脱毛器で、公式HPによればその効果は他社製品の3倍、プロ仕様の脱毛効果を得られると記載されています。
2週間に1度のケアを続ければ、早い人では3ヶ月でムダ毛が気にならなくなることも。
そのため、トリアは何よりも早く脱毛効果を実感したい!という人にオススメ。
とは言え、痛みが強いので、痛みに弱い人は効果が出るまで耐えられない可能性もあります。
また照射範囲が狭いので、処理に時間がかかるのもデメリット。
脱毛にかける時間を確保できない人は、途中で面倒くさくなって挫折してしまうことも多いようです。
ヤーマン レインボーテグランデはこんな人にオススメ!
レイボーテグランデは、レイボーテシリーズ最大の照射面積と最高の出力パワーを誇り、さらに最速0.5秒間隔の高速照射も可能。
スペックだけ見れば、自宅で本格サロン並みのケアをするのも夢ではないハイエンド機種です。
またカートリッジの種類も豊富で、日本製、ソフトモード搭載で痛みに弱い人でも使いやすいと、ほぼ欠点はありません。
1つだけデメリットがあるとすれば、その価格にあります。
高品質のものは高いのは当然とはいえ、家庭用脱毛器に10万円以上の金額を支払うのは抵抗がある人も多いのではないでしょうか。
無料カウンセリング・アフターケア・安全性などを考慮すると、「家庭用脱毛器に10万円以上出すなら、脱毛サロンに行く」という選択肢もありかなと考えてしまいますよね。
家庭用脱毛器に選びに悩んだら、とりあえずケノンでOK!
家庭用脱毛器は、様々な魅力的な機種が市販されています。
ですが、効果やコストなどトータル的なバランスで見ると、やはりケノンが頭一つ出ている印象がありますので、1つに絞れない場合はケノンを選ぶのが無難かもしれません。
もちろん、「トリアの高い脱毛効果は捨てがたい!」「レイボーテグランデの照射範囲とカートリッジの種類の多さは魅力的」など、トリアより優れた部分を持つ脱毛器も多々あります。
家庭用脱毛器にどこまでの効果を求めるのか、使い勝手をどこまで重視するか(痛み・処理時間・コストなど)、自分に必要な条件をしっかり整理して家庭用脱毛器を購入するようにしたいですね。