荒れた唇はズボラなイメージを与えてしまうマイナス要素。乾燥をはじめ、様々な外的ダメージにさらされている唇は、日頃から正しいリップケアをすることが大切です。荒れを予防する方法や、すでに荒れてしまった唇をケアするコツをご紹介します。
乾燥以外にも!唇が荒れる原因とは
まずは唇の荒れを引き起こす原因を知っておきましょう。
唇の荒れ、と聞くと「乾燥」が原因だと考える人が多いと思います。
実は、他にも様々な原因があることをご存知でしたか?
唇を舐める癖
唇を舐めると、荒れてガサガサとした唇が落ち着く気がしますが、それはあくまでも一時的なもの。
時間が経って水分が蒸発する時に、必要以上にうるおいが奪われ、逆に乾燥を招いてしまいます。
強い摩擦
唇は顔の中でも特にデリケートなパーツですが、知らず知らずのうちに沢山の摩擦ダメージを受けています。
クレンジングや洗顔の時にゴシゴシとこすっていたり、食事後にティッシュやハンカチで強く拭いていたり。
心当たりがある人は日ごろから気にかけてみましょう。
紫外線ダメージ
紫外線を浴びると、ダメージの影響でうるおいを保つ力が低下し、乾燥しやすくなります。
また、クーラーや暖房の風で空気が乾燥しやすく、肌や唇が「かくれ乾燥」を引き起こしている可能性も。
一年中しっかりと乾燥対策をすることが大切です!
化粧品が合わない
リップクリームや口紅の成分が刺激となり、唇が荒れてしまう可能性があります。
特にリップクリームは毎日使う必需品なので、唇に合うものを選びたいもの。
選び方や使い方のコツも、後ほどご紹介します!
体の不調のサイン
胃腸の不調やストレスも、唇の荒れに繋がっていると言われます。
こうした不調は唇のみならず、吹き出物など肌荒れの原因にもなるので気をつけましょう!
リップクリームを使った乾燥ケアのコツ
乾燥による唇の荒れには、リップクリームを使ったケアが有効です。
おすすめのリップクリームの選び方や使い方、集中ケアのコツをご紹介します。
リップクリームの選び方
リップクリームの役割は「保湿」「炎症ケア」「紫外線対策」などがあり、アイテムごとに異なります。
乾燥ケアには保湿を重視
乾燥が気になる人は、保湿力に優れたものを選びましょう。
UVカット効果が高いリップは、紫外線ダメージから唇を保護するのに有効ですが、成分が唇の刺激になりやすいというデメリットも。
夏の外出時や、ビーチ、雪山といったレジャーシーンに限って使い、普段用には保湿効果の高いものを使う、といった使い分けをするのがおすすめです。
保湿にはバームタイプがおすすめ
保湿系リップの中でもおすすめなのが、バームタイプです。
軟膏状なので唇になじみやすく、指先やブラシに取って使うことで、優しく丁寧に塗る事ができます。
リップクリームの正しい使い方
日頃あまり意識することがないリップクリームの使い方。
正しい方法を知っておくことで、効果をぐんと高めることができます!
唇をきれいな状態にしておく
リップクリームの効果を邪魔しないように、唇の汚れや余分な水分・油分を優しくふき取っておきましょう。
縦ラインを意識して塗る
唇に縦に入ったしわに沿って塗ることで、隅々まで塗ることができます。
力を入れすぎないように注意して塗りましょう。
塗る回数は1日5回程度
リップクリームは使えば使うほど良い…という訳ではありません!
塗り直しの回数が多すぎると、唇に余計な摩擦を与えてしまいます。
1日5回程度を目安にするといいでしょう。
夜寝る前のリップパックもおすすめ
空気が乾燥している冬や唇の乾燥が特にひどい時は、夜寝る前のリップパックで集中ケアをするのがおすすめです。
- バームタイプのリップクリームをたっぷりと唇に塗る
- 口よりひとまわり大きくカットしたラップを唇の上にのせ、上から軽く抑えてフィットさせる
- ラップを載せたまま10分程度放置する
- ラップを取り、残ったリップクリームを唇になじませる
リップパックのやり方
リップパックにはワセリンがおすすめ
リップパックをする時におすすめなのが、保湿アイテムの定番、ワセリンです。
軟膏状のワセリンは、唇に伸ばしやすいのが特長。天然由来の成分でできているので、荒れた唇にも安心して使うことができます。
肌に浸透せず、肌表面にとどまる性質があるので、デリケートな唇を外的刺激から守りつつ、水分の蒸発を防ぎます。普段のリップクリーム代わりにもおすすめです。
ヴァセリン リップオリジナル
ヴァセリンを買う時は大容量のものがお得ですが、持ち運び用におすすめなのが、こちらのミニサイズです。同シリーズには、可愛いローズカラーや甘い香りがするクレームブリュレも。
詳しくみる皮むけしちゃった時の唇ケアの方法は?
唇の乾燥が悪化すると、皮がめくれてくることがあります。
皮むけした唇は見た目が悪く気になりますが、無理やりはがそうとするのは絶対にNGです!
唇の炎症を悪化させずに、キレイな唇を取り戻すための、正しいケア方法をご紹介します。
唇の皮むけケア①余分な皮を優しくオフ
唇の皮むけをそのままにしておくと、リップメイクのノリが悪くなってしまいます。まずはリップ用のスクラブを使って、余分な皮を優しく取り除きましょう。
リップ用スクラブを使う時の注意点
リップ用のスクラブは、軽くなじませるだけで余分な皮をオフすることができます。
力を入れすぎると余分なダメージを与えてしまうので、中指や薬指を使って、力を入れすぎず、くるくると数回なじませましょう。
スクラブの代わりにポイントメイク用リムーバーとワセリンを使うこともできます。
- リムーバーをたっぷり含ませたコットンを唇にはさんで1分ほどなじませ、唇の皮をふやかしておく
- ワセリンを唇全体にたっぷりと塗り、1分ほど放置する
- 薬指を使ってくるくると力を入れすぎないようにマッサージする
- ぬるま湯で洗い流し、ワセリンやリップクリームでケアをする
リムーバー+ワセリンを使ったオフ方法
唇の皮むけケア②薬用リップでケア
唇の皮むけが気になる時は、薬用成分入りのリップクリームを選びましょう。唇の炎症を落ち着かせる効果が期待できます。
UVカット効果が高いものや、刺激の強いメントール入りのものなどは、炎症を悪化させる可能性があるので避けましょう。
キュレル リップケアクリーム
炎症を抑える効果があるグリチルレチン酸ステアリルのほか、植物由来の保湿成分やホホバオイルを配合。気になる荒れを改善し、ふっくらとうるおう唇へと導きます。
詳しくみる美リップを作る!おすすめ唇ケアアイテム
最後にリップケアに使えるお役立ちアイテムや、口コミで人気のアイテムをご紹介します!
はちみつパワーで集中リップケア
保湿効果が高く、天然由来のはちみつ成分は、リップケアにおすすめの成分です。
ピュアスマイル CHOOSYリップパック ハニー
ローヤルゼリーエキスのほか、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなど保湿成分を贅沢に配合。唇にピタっと密着する素材を使用しているので、うるおいをしっかり与えることができます。ハニーのほか、ピーチやハーブなど全5種類の香りがあるので、色々試してみるのも◎
詳しくみるこれを使った後は、縦ジワがなくなって自然なぷるぷるリップになりました!
ラップでパックしたり色々と試しましたが、これが一番効果がありました^ ^
このハイドロゲルの感触が気持ち良いのですが、付けすぎると少しヒリヒリする感じがします。
とにかく密着感がすごいので、しっかりパックされてる感じがします。
引用元:www.cosme.net
ベキュア ハニーウォータリーオイル
はちみつのほか、植物オイルやヒアルロン酸、コラーゲンを配合し、リップクリーム代わりに使用できる唇用美容液。なじませるとすっと浸透して、ハリがある、ぷっくりとした唇に。くすみやすい唇をぱっと明るく見せる代謝アップも期待できます。
詳しくみる唇にのせてマッサージをしながら塗るとすっとなじんでベタつかないのに潤います。
唇の皮がはがれやすいタイプですが、こちらを夜に塗って寝るとかなり軽減されます。
安くはないですが、米粒くらいの量で唇全体に伸びるのでコスパも良いと思います。
引用元:www.cosme.net
唇ケアができるリップカラー
口紅やリップグロスが合わず、すぐに唇が荒れてしまう…と悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
トリートメント効果が高い色付きリップクリームなら、敏感な唇の人も安心して使用することができます!
万が一炎症が起きてしまった時は、すぐに使用を止め、ひどい場合は医師に相談するなどしてください。
フローフシ LIP38℃ リップトリートメント
色素沈着しにくい処方で、ほんのりピンク色の自然な血色感を与えるリップ。うるおい成分が唇にハリを与え、乾燥による縦じわを目立ちにくくします。また唇本来の血色感や保湿力を高める天然由来成分を配合し、トリートメント効果に優れています。写真の+1℃をはじめ全5種類。
詳しくみる+1℃を夜用のリップケアとして使用しています。これを使い始めてから皮剥けほとんどしなくなりました!すっぴん唇力が上がってる感じ…!朝起きた時にプルプルです。
引用元:www.cosme.net
石澤研究所 オーガニックカラーリップ
合成色素を使用せず、100%天然成分で作られた色つきリップです。リップメイクを楽しみたいけれど、唇の荒れが気になる…という人におすすめ。シアバターや植物オイルが唇にうるおいを与えながら、ナチュラルな色づきに仕上がります。
詳しくみるオーガニックのリップは色が気に入らないものが多いけど、こちらは程よい発色で普段使いにぴったりです。
落ちやすいので塗り直しは必至ですが、成分が良いので、多少口に入っても安心感があって良いです。
引用元:www.cosme.net
唇ケアまとめ
いかがでしたか?
唇の荒れには乾燥以外にも様々な原因があります。
日頃の癖や生活習慣を見直しつつ、リップクリームを使った正しいケアをして、憧れのふっくら唇を手に入れましょう!