夕方になると小鼻やTゾーンがテカってきたり、目元やほうれい線の辺りのファンデーションが小じわに溜まっていたり…鏡を見て「げっ」となることもしばしば。しかも、メイク崩れは年齢と共にしやすくなると言われています。
でも、忙しいママには、メイク直しの時間なんて取れませんよね。とにかく早く仕事を終わらせてお迎えに行かなきゃ!夕食の買い物に行かなきゃ!と大忙し。
実は、メイク直しをしなくても、一日中メイクしたてのお肌が保てるベースメイクの作り方があるんです。いくつかポイントを押さえるだけで簡単ですので、ぜひチャレンジしてみてください!
メイクはなぜ崩れるの?
1.乾燥による皮脂の過剰分泌
肌が乾燥している場合、お肌はもっと潤そうと皮脂を過剰に出てしまいます。この皮脂が、ファンデーションと混ざってドロドロになり、崩れてしまいます。
本来、皮脂はお肌のバリア機能を持っているので、非常に重要なものなのですが、日中のエアコンや暖房などで少しずつ乾燥が進むと、肌を守るために夕方には皮脂でテカテカ。あぶら取り紙などで皮脂を取りすぎるもの、肌が乾燥していると勘違いし、どんどん皮脂を分泌するので、取りすぎには注意が必要です。
しかも皮脂はファンデーションなどと混ざると酸化し、お肌の炎症(ニキビなど)を引き起こすこともあり、悪循環に陥ることもあります。
2.顔の汗
夏場は仕方ありませんが、激しい運動もしていないのに、普段顔に汗をかきやすいのは、代謝が落ちている可能性があります。
人間は一日にかく汗の量が決まっていて、代謝が高い場合は微量の汗が全身から常に出ているのですが、代謝が落ちている人は少しの運動(自転車に乗ったり、階段を上ったり)でも、体が「汗を出さなければ!」と一気に汗を出すので、比較的汗腺が活動しやすい顔に汗をかいてしまうのです。日ごろから代謝をUPさせるように心がけましょう。
また、その汗を拭くときにハンカチでこすってしまうと、ファンデーションがヨレてしまします。拭くときはそっと押さえるように拭きましょう。
3.表情ジワと外部刺激
笑ったり怒ったり、喋るだけでも顔の筋肉を使い、肌のどこかにシワが寄りますよね。その小ジワに徐々にファンデーションなどが集まって、めり込んでしまいます。特にその部分が乾燥していたり、ムラがあると、なお、めり込みやすくなります。
また、何気なく顔を触ったり、頬杖をついていたり、髪が当たっていたり、マスクをしていたり…このような外部刺激によってもメイクは崩れてしまいます。
お直し不要のベースメイクの作り方
1.スキンケアは「しっかり保湿」「しっかり浸透」させる
通常通りのスキンケアで良いのですが、日中の乾燥をさせない為、肌の奥までしっかりと保湿をすることが重要です。特に、自分でテカリやすいと思う部分は丁寧にしっかり浸透させましょう。もし、浸透しきれないものが肌表面に残っている場合は、軽くティッシュオフをしましょう。そうすればすぐにメイクもできます。
もし、化粧水を見直すのであれば、保湿の他に、毛穴を引き締める「収れん」効果のあるものを選ぶのも一つの方法です。
エリクシール シュペリエル フレッシュアップ トーニング
独自成分エイジング-Xやコラーゲン、エラスチンなど、大人の肌に必要なエイジングケア成分と共に、毛穴の引き締めやキメを整える収れん効果も兼ね備えた化粧水。化粧崩れ、べたつきを押さえてみずみずしいお肌を保ってくれます。アクアフローラルの香りも朝から良い気分になれます。
詳しくみる2.保湿力が高く皮脂に強い化粧下地をつける
そもそも化粧下地の機能には、
- ファンデーションとの密着
- ファンデーションの伸びを良くする
- 色補正
- 凹凸補正
- 皮脂吸着
- 保湿
- カバー
- 日焼け止め
などなど、多岐にわたっています。そのため、今あなたの使っている化粧下地が、どのようなタイプなのか見直してみましょう。
メイク崩れは”化粧下地”で対策!
メイク崩れが気になるあなたには、「ファンデーションとの密着」「皮脂吸着」「保湿」がマストです。
化粧下地いらずのファンデーションやBBクリームをお使いの方も、もし崩れが気なるのでしたら、化粧下地を使ってみましょう。皮脂のバランスが整い、メイク崩れの改善だけではなく、ファンデーションの透明感が上がったり、少量で済んだり、嬉しいこともありますよ。
基本的に化粧下地は、今使っているファンデーションと同じブランドのものがおすすめです。2つのアイテムでバランスが良くなるように設計されているためです。
でも、他の化粧下地を試したい!という方には、下記が人気でおすすめです。
皮脂くずれ防止化粧下地(ソフィーナ プリマヴィスタ)
皮脂を吸着し、広げない耐皮脂処方なので崩れにくくファンデーションのもちがぐんとアップします。保湿成分カミツレエキスも配合でしっとりなのに表面はサラサラの着け心地です。カバー力もあるので肌悩みを隠したい時はファンデーションではなくこの下地でカバーを!
詳しくみる皮脂テカリ防止下地(セザンヌ)
プチプラなのに高機能で大人気の化粧下地です。皮脂吸着パウダーが、皮脂を抱え込んで長時間メイク崩れを防いでくれます。さらに保湿成分も配合なのでみずみずしい使用感が続きます。SPF28・PA++。ウォータープルーフで汗にも強いのが魅力です。
詳しくみるちなみに、春夏用の化粧下地で、人気が出そうなものはこちらです。
ドラマティックスキンセンサーベース UV(マキアージュ)
皮脂だけではなく、水分もコントロールする美肌センサー処方でバランスコントロールをしてくれるので、潤ったテカリのないお肌を持続させてくれるそうです。(2016年2月21日発売)
詳しくみる3.ファンデーションは薄く!
テカリや崩れを恐れて、ファンデーションを厚く塗っている方もいるかもしれませんが、それは逆効果です。重ねて塗っても均一にはならず、そのムラがかえって崩れの引き金になります。
特に崩れやすい部分である「Tゾーン」「小鼻」「目元」は薄く塗る様にしましょう。最後に手やスポンジに残ったものを使う程度でOKです。
4.フェイスパウダーで密着させる
最後に、フェイスパウダーをつけることで、ファンデーションが密着しヨレにくくなります。さらに、余分な皮脂が出てしまっても、パウダーが吸着してくれます。
つけ方のポイントとしては下から上に向かってつけます。顔の毛穴は下に向いているので、毛穴を埋める感覚でつけるとしっかりと密着します。
ただし、つけすぎは禁物です。乾燥して皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
そんなのやってられない!というあなたはこのアイテムをどうぞ
化粧崩れ防止スプレーというアイテムがあります。乾燥を防ぎ、皮脂による崩れも抑制してくれます。メイクをした後、顔全体にスプレーするだけなので、とにかく簡単です。
それでも崩れてしまった時はカンタンお直し!
- テカっている部分をティッシュオフ
- フェイスパウダーを軽くポンポン
以上!
ファンデーションを塗り直すと、厚塗り感が出るだけではなく、均等に塗れないのでさらに崩れていく原因にもなります。
もし鏡を見て乾燥を感じたら、ティッシュオフの後、ミスト化粧水を振りかけると、みずみずしさが戻ります。ポーチに一つ忍ばせておくのも良いですよ。
ここまでお伝えしたように、いくつかのポイントを押さえれば簡単にメイク直しいらずのお肌が手に入ります。明日からは、夕方でもみずみずしい透明感のあるお肌のママで、保育園・幼稚園のお迎えやお買い物に行きましょう!