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たった1分で完璧スキンケアできるオールインワンジェルがすごい!
毎日、子供をお風呂に入れるだけで一苦労ですよね。本当はお風呂上がりにすぐに化粧水をつけたいけれど、子供に服を着せている間の数分くらい我慢!と思っているかもしれませんが、お風呂上がりの肌は普通の状態以上に水分が蒸発しやすく、乾燥し、非常にデリケートな状態です。毎日そのような状態だと、シワやたるみなどのエイジングサインが現れやすくなってしまいます。
そんなことわかっているけど忙しいの!というママのお肌には、オールインワンジェルがおすすめです。でも、オールインワンって「化粧水」「乳液」「美容液」が一気につけられるものという点以外、あまり知られていません。または、以前何となく使ったけどあまり効果がなかった、というママもいらっしゃるかもしれません。
実は、最近のオールインワンジェルはかなり進化しているので、これから購入される、または再チャレンジするママの為にご紹介しましょう!
オールインワンジェルのメリット
とにかく簡単
ご存知の通りそれ一つでスキンケアが完結するので、非常に簡単です。適量を手にとって肌全体につけるだけなので、ものの30秒で完了です。
これなら、子供が体を拭いている間にささーっとつけることもできそうですよね。
従来のオールインワンジェルは・・・
一昔前のオールインワンジェルは、クリームの容器と同じような製品が多く
- 蓋をあける
- スパチュラでジェルを取る
- 顔につける
といった工程が必要でした。ちょっと面倒ですよね・・・。
最近のポンプ式のオールインワンジェルなら簡単に使える
最近はポンプ式のものも多くなり
- ワンプッシュする
- つける
という簡単を極めた製品もあります。
また、手に入れるのも簡単です。ここ5年ほどでどんどん種類が増えたので、ドラッグストアやコンビニにも売っていますし、通勤時間にスマホからさっと購入することもでき、手軽に購入できます。
経済的
これは薄々気づいていても、改めて計算すると驚きます。
たとえば、基礎化粧品(2ヶ月サイズ)4点を下記の価格で購入していたとします。
化粧水3,000円 + 乳液3,000円 + 美容液6,000円、クリーム8,000円
→ 合計20,000円 つまり 1ヶ月あたり10,000円
それを、4点の機能を併せ持ったオールインワンジェルに置き換えると、1ヶ月3,000円から高くても5,000円で済みます。逆に1ヶ月分10,000円のオールインワンジェルを見つける方が大変です。
基礎化粧品代を1ヶ月で半分に抑えられるので、年間にしたらかなりのインパクトですよね。
お手入れにムラができない
化粧水や乳液、クリームなど、毎日同じ量をつけている自信はありますか?「今日はクリーム塗りすぎちゃったかな」「美容液をつけるの忘れちゃった」など、日によってお手入れにムラができてしまっているのが現実ですよね。
毎日朝晩、自分の肌の状態を見極めて「今日は化粧水をたっぷりつけよう」「クリームは少なめにしよう」などとコントロールができていれば問題ありませんが、それができるほどママに時間はありません。それなら、必ず毎日同じバランスでつけられるオールインワンジェルを使ったほうが間違いありません。
オールインワンのデメリット
肌質が大きく変わる人には向かない
オールインワンジェルのメリットとして、毎日同じバランスの水分&油分&美容成分がつけられると述べましたが、それがデメリットになることもあります。
女性の肌は月経のリズムで肌の質も変化をしているので、厳密には水分を多くした方が良い時期、油分を多くした方が良い時期、美容液の効果が高い時期などがあります。そのため、1ヶ月の肌変化が大きい女性には、肌に合わない時期が出てくる可能性があります。
使ってから気づく場合もありますので、まずは1ヶ月様子をみて、継続するかは検討した方がよいでしょう。
スキンケア好きの人には物足りない
ワンステップでスキンケアが終わってしまうので、お手入れが大好きな人には物足りないかもしれません。今まで、鏡の前にシリーズでいくつも並んでいたのに、それがたった一つになるのも、なんだか寂しいと感じる女性もいらっしゃいますよね。
そういった人は、忙しい平日はオールインワン、休日は今までのシリーズでお手入れするなど、使い分けをするのも一つの方法です。
オールインインワンを無駄なく使いこなすためには
適量を使いましょう!
高級なクリームはもったいないし、少しずつ使いたい…という気持ちになりますが、オールインワンジェルは違います!量が足りなければ塗っていないのと同じです。先に述べたように、最近のオールインワンジェルはかなり経済的に作られていますので、しっかりとメーカーがすすめている量を使いましょう。
しっかり馴染ませて
塗るだけなら30秒もあれば簡単にできますが、それだけではそのオールインワンジェルの効果を十分に発揮できない場合があります。どうしても油分も一緒になっているので、肌に乗せただけでは浸透しづらいものもあります。
そのため、肌にのばした後はハンドプレスで肌奥に浸透させるようにしましょう。何分も肌を触る必要はありません。30秒で肌にのばして、30秒ハンドプレスするだけです。たった1分でよいのです。
たまにはプラスαの美容液も
オールインワンジェルには、たくさんの美容成分が配合されていますので、基本的なお手入れは問題ありません。
しかし、30代以降のお肌はそれぞれのエイジングサインが出始め、個人差が出る時期です。今、自分に必要なケアは、シワ対策なのか、シミ対策なのか、たるみ対策なのかなど見極めて、時間が取れる時にはプラスαの美容液やお手入れをしてあげましょう。
自分で見極めが難しい場合には、化粧品売り場のBAさんに見てもらったりプロの手も借りましょう。
肌悩み別おすすめオールインワン
エイジングケアなら
アクアコラーゲンゲル エンリッチリフトEX(ドクターシーラボ)4,300円(本体価格)
元祖オールインワンジェルのドクターシーラボから強力なオールインワンが出ました。化粧水・乳液・美容液・アイクリーム・クリーム・マッサージクリーム・パック・化粧下地の8役をこなしてくれる超多機能保湿ジェルです。肌の引き締め成分も配合で、ハリ肌に導きます。
美白なら
薬用Q10クイックジェル モイスト&ホワイトニング(DHC)6,191円(本体価格)
化粧水、乳液、ジェル、クリーム、化粧下地の5役。コエンザイムQ10などの美白薬用成分がメラニン生成を抑えてシミ・そばかすを防いでくれます。少しお値段は張りますが、医薬部外品なのでしっかりとした効果が期待できます。
超乾燥肌なら
濃極潤パーフェクトゲル(肌研)1,173円(本体価格)
ドラッグストアで買えて、お値段も低価格。化粧水・乳液・美容液・クリーム・パックの5役で長時間潤いを持続させてくれます。べたつき感もないので、すぐにメイクしても大丈夫です。
敏感肌なら
メディプラスゲル(メディプラスオーダーズ)3,700円(本体価格)
美肌の湯「出雲玉造温泉水」や、スーパーコラーゲン、ナノ化ヒアルロン酸など厳選された62種類もの美容成分が配合されています。防腐剤など9種類の成分無添加で安心です。ポンプ式なのもポイントですね!
オールインワンを味方につけよう
いかがでしょうか?今までオールインワンジェルを試したことがないあなたも、失敗したことがあるあなたも、オールインワンの性質をしっかり理解すれば安心です。簡単&お得にスキンケアをして、生活に余裕と美を取り入れましょう!
顔にできたシミ・そばかすをキレイにするための洗顔術
髪型や服装に気をつかって若々しく見せようとしても、顔にできたシミのせいで老けた印象になってしまうのが悩みどころ。女性ならやっぱり、綺麗なたまご肌を目指したいですよね。そんなシミやそばかすが、実は毎日の洗顔で解消できるってご存じでしたか?今回は、シミやそばかすに効く洗顔術をお伝えしましょう。
シミの原因は、誤った洗顔法によるものってホントなの?
シミの原因にはいくつかありますが、誤った洗顔法のせいでシミができることもあるのです。
洗顔は毎日行うものです。そのため、当たり前のことすぎて正しい洗顔法を知らない方も実は多いのです。
でも、毎日当たり前に行っていることがシミの原因かもしれないなんて、ショックですよね。
では誤った洗顔法ってどんなものなのでしょうか?
皆さんの洗顔法は大丈夫か、思い起こしながら見てみてくださいね。
誤った洗顔法その1 汚れを落としきれていない
洗顔で大切なのは、特に夜の洗顔です。肌は、夜寝ている間にターンオーバーします。そのため寝る前に、一日のメイク汚れや皮脂汚れを完全に落としきることが大切なのです。
しかし、疲れていると夜の洗顔はおろそかになりがち。
洗わずにそのまま寝てしまうということも、ときにはあるかもしれません。
でも、実はその残った汚れがシミの原因に…。
肌に残った汚れは酸化し、くすみの元に。そしてそれがやがてシミへと変化してしまうのです。
汚れを落としきることは、洗顔において重要なポイントの一つなのです。
誤った洗顔法その2 ゴシゴシこする
洗顔で、汚れを落としきることは大切なことなのですが、そのためにゴシゴシこすって洗っている方はいませんか?実はこれも、シミの原因になります。
ゴシゴシとこすることで肌を刺激してしまい、それがシミの原因になってしまうことがあるのです。でも、こすらずに汚れを落としきるってどうしたらいいの?…と思った方、ご安心ください。
これからシミを防ぐ正しい洗顔術をお教えしましょう。
基本的な正しい洗い方はこれ!
まずは、基本的な正しい洗顔法をマスターしましょう。
先ほどもお伝えしたように、洗顔によってシミができてしまうのは、汚れが落とし切れていないことと、こすりすぎることが原因でした。このことからもわかるとおり、正しい洗顔の基本は、「汚れをしっかり落とすこと」「優しく洗うこと」この2つです。
では実際の手順をお伝えしていきましょう。
1. クレンジングで油性汚れをしっかり落とす
まずは、クレンジングでしっかりと油性汚れを落としきりましょう。
油性汚れとは、メイクや、酸化した皮脂のことです。
メイクも落とせるタイプの洗顔料を使っている方も多いと思いますが、実はこれではしっかりと汚れが落とし切れていないのです。
汚れには、水性のタイプと油性のタイプがあります。その両方を一つの洗顔料で落とすことは大変難しいことなのです。
汚れをしっかり落とすためには通常の洗顔の前にクレンジングを行って、油性の汚れをしっかり落とすことが必要不可欠です。メイクをしていない場合でも油性の汚れはありますので、洗顔前のクレンジングはできるだけ行った方が良いでしょう。
シミ・そばかす対策には、しっかりメイク汚れを落とすことができる、オイルクレンジングがおすすめです。
クレンジングの量は少し多めで。
これを、顔につける前に手のひらで温めましょう。
こうすることでより汚れが落としやすくなります。
顔にクレンジング剤をつけたら、丁寧に、こすらずに優しくマッサージします。
円を描くようにくるくると。
メイクが浮いたらぬるま湯で優しく洗い流しましょう。
2. 洗顔料で水性汚れを落とす
次に洗顔料で水性汚れを落としましょう。洗顔料は、合成界面活性剤や防腐剤など、余計な成分がなるべく含まれていないものを選びましょう。
30代からの肌のトラブルも同時に考えるのであれば、↓のような石鹸もおすすめです。固形石鹸としては少々高いですが、初回は60%引きで買える上に全額返金保証も付いています。
洗顔をする前に重要なのが、洗顔料をしっかりと泡立てること。しっかりと泡立てることで、洗浄効果も上がりますし、泡が肌への刺激を減らしてくれるためです。
指で肌をこすると言うより、泡で肌をなでるというイメージで洗うと良いでしょう。
すすぎはぬるま湯でしっかりと行います。
洗顔後はキレイなタオルで優しく水分を拭き取ります。
この基本の洗い方をマスターするだけでも、かなり肌の状態は良くなるはずです。
でも、普段からこのように洗顔しているけどなかなか効果が出ないという方もいますよね?
次に、そんな方のためのわざありな洗顔法をお伝えしていきましょう。
美白や老化防止も期待できる!?はちみつ洗顔
はちみつで洗顔?なんだかべたべたしそう…と思われた方もいることでしょう。
でも、このはちみつの成分がしみに絶大な効果を発揮するというのです。
なぜはちみつが効果的なのでしょうか?
はちみつが美肌に効果的なわけ
はちみつに含まれている成分に、その秘密は隠されています。
はちみつにはビタミンCが豊富に含まれているのです。
ビタミンC といえば、美白にも高い効果があることで有名ですよね。また、ビタミンが豊富に含まれていることで、美白だけではなく、肌の老化防止にも一役買ってくれるのです。
さらに、はちみつには再生能力が備わっており、それがお肌の再生も促してくれるのです。
はちみつ洗顔のやり方
はちみつ洗顔には二通りのやり方があります。
洗顔フォームにはちみつをまぜて洗う方法
やり方はとっても簡単。
基本の洗顔の際、洗顔フォームにはちみつを小さじ1杯混ぜて泡立てるだけ。
顔に直接はちみつを塗る方法
クレンジングを行った後、はちみつを大さじ1杯顔に塗り、10分間そのままおいておきます。
そして、その後は基本の洗顔どおり洗い流しましょう。
どちらもお家にはちみつがあれば簡単にできますので、お試しください。
ピーリング効果が期待できる?重曹洗顔
お掃除の時に使う重曹。これ、実はお肌の汚れ落としにも効果的なんです。
重曹洗顔の効果とは?
重曹は、お掃除でも使われることからもわかるとおり、高い洗浄効果があります。
ですからお肌に使うと、美白効果やピーリング効果が期待できるのです。
お肌に付着した皮脂などが原因で、肌がくすんでいたりシミができてしまっている方に特に効果的ですね。
ただし刺激も強いので使いすぎには要注意。
週に1度のスペシャルケアにとどめておきましょう。
重曹洗顔のやり方
まず、重曹はかならず食用で、粒の細かいのものを使用してください。あまり大きい粒はお肌を傷つける場合がるので注意しましょう。
これもやり方はとっても簡単。洗顔フォームに重曹を5gまぜて、基本通りに洗顔するのみです。
肌に刺激を感じたり、何か異常を感じた場合はすぐに中止してください。
特に、敏感肌の方は注意が必要です。
ターンオーバーを促す!呼吸洗顔法
これは、呼吸を意識するだけでシミに効果があるといわれている洗顔法です。
呼吸洗顔法の効果とは?
私たちは普段顔を洗うとき、ついつい息を止めてしまいがちです。
しかし、意識的に深い呼吸をしながら洗顔することで、自律神経のバランスが整い顔の筋肉がほぐれた状態になります。
そうすると、新陳代謝が活発になり、肌のターンオーバーが促され、シミやそばかすにも効果が期待できるのです。
でも、洗顔しながら呼吸って、難しそうですよね。
呼吸洗顔法のやり方
やり方は、洗顔の際、深くゆっくりと呼吸することを心がけるだけです。
あとは、基本の洗顔通りに優しく洗いましょう。
とくに用意するものもないので、今日からすぐに実行できますね。
自分のお肌の状態を見極めることが大切
いかがでしたか?
シミやソバカスに効果的な洗顔方法をお伝えしましたが、シミやソバカスの原因は人によって様々です。また、お肌の状態も様々です。
効果的な方法も人によって当然変わってきます。シミやソバカスを改善するためには、まずは自分の肌の状態をチェックすることがとても大切です。
その上で、自分に一番最適な洗顔法を試してみてくださいね。
もちろん、洗顔フォームやクレンジング剤を選ぶ際も、お肌に合ったものを選ぶことが重要です。
自分のお肌の状態を知り毎日の洗顔に手を抜かず、シミのない、たまご美肌を目指しましょう。
肌荒れは乾燥から!?顔のカサカサが気になる方の美容液の塗り方
お肌の乾燥を気にする女性は多いですよね。肌のカサカサはみなさん共通のお悩みかと思います。
とある化粧品会社が実施したアンケート(※)でも、女性の美容の悩みは「乾燥」という意見が圧倒的にランキング1位でした。
保湿を気にする女性の間で、基礎化粧品の使い方や、特に「美容液」に対しての関心が高まってきています。
乾燥肌対策のためにも、美容液の塗り方を見直してみてはいかがでしょうか。
株式会社ネイチャーズウェイ:「美容の悩みについてのアンケート結果」
美容液ってやっぱり必要?何のために塗るの?
基礎化粧品のなかでも、化粧水と乳液は使っているけど、美容液はいまいち使っていないという方も結構多いです。
しかし、真剣に保湿対策・美肌対策に乗り出すのであれば、美容液は必須と言って過言で無いでしょう。
そもそも、美容液にはどのような効果があるの?
化粧水は、洗顔後のお肌の状態を整えるために使用します。乳液は、お肌の水分や油分などを閉じ込めて乾燥を防ぐために使用します。
では美容液は何のために使用するのでしょうか。
それはというと、化粧水だけでは不十分な保湿成分や、美肌効果・アンチエイジング効果のための美容成分を、お肌に補給してあげる役割が美容液にはあります。
美容液はお肌のサプリ
美容液は言うなればお肌のサプリメント。
保湿を重点的にケアしたい、美白に特化してケアしたい、など、タイプに合わせた成分を含む色々な種類の美容液があります。
各種ビタミン、コラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿成分をはじめ、しみの原因のメラニンを抑制するアルブチン、しわ対策としてアンチエイジング効果が期待されるエラスチンなど、様々な美容成分の名前を耳にすることがありますよね。
それらの有効成分を高濃度で配合し、美容成分を補うことに重点を置いている美容液だからこそできる特別なスキンケアがあるのです。
今大人気のオールインワンゲル!
乾燥やシワで悩む方にぜひ試してみてほしいのが、大人気の美白オールインワンゲル「メディプラスゲル」です。
ほうれい線と敏感&乾燥肌で悩む52女性女性フォトグラファーに、実際に使ってみてもらいました。
美容液を塗るタイミングはココだ!効果を高める使用法
美容液をまだ使っていない人が多いという話をしましたが、その中には美容液の使い方がわからないから、という人もいます。
美容液は、化粧水や乳液など他の基礎化粧品と比べると価格もちょっと高め。肌に良さそうな成分が多く入っているのはわかっているんだけれども、うまく使えないかもしれない・・・、そんな不安から美容液に踏み出せない女性も多いはずです。
しかし美容液の塗り方にそんなに難しいことはありません。
お肌の仕組みをちょっとだけ頭に入れておけば、きっと自信が湧いてくるでしょう。
乾いた肌にいきなり美容液は間違い!潤いの中に成分を浸透させるイメージ
美容液の塗り方の間違いで多いのが、乾いた状態のお肌にいきなり美容液を塗ってしまうことです。
おそらく、乾いたタオルが水を吸うように、乾いたお肌なら有効成分をグングン吸い込むのでは、というイメージを持ってしまっているのかと思いますが、実際はその逆です。
美容液の成分は、目には見えない極々小さいものであると言っても、乾いた肌ではただ跳ね返してしまうだけです。
そうではなく、「浸透させること」のイメージを持ちましょう。
水分で潤ったお肌に、じわじわとただよい、肌の奥へ奥へ染み込んでいく、というようなイメージをすると良いでしょう。
ですので、ペチペチ叩くのも、お肌を痛めるだけなので止めましょう。
基礎化粧品の順番は 洗顔 → 化粧水 → “美容液” → 乳液
美容液は肌が水分で潤っている状態で使わないと効果が薄くなります。
ですので、タイミングとしては化粧水の直後がベストです。
まず洗顔で余分な油脂を落とし、落ちすぎた水分を化粧水で補い、美容成分が浸透しやすいお肌を整えます。
そして美容液を浸透させた後、乳液で美容成分とお肌の水分を閉じ込め、乾燥しにくいお肌に仕上げます。
乳液はお肌に蓋をする効果があるので、乳液やクリームの後に美容液を付けても、ガードされて効果は無くなってしまいます。
ですので、化粧水と乳液の間が最良というわけです。
手順としては化粧水の直後となりますが、化粧水を付けたあと、お肌に水分が馴染むまで少し待つのがベターです。
といっても、時間を空けすぎると水分は蒸発してしまいますので、数分程度が良いでしょう。
冷えた状態は効果半減!美容成分を浸透させるには温度も大切です
美容液を塗る際には、美容成分をできるだけ余さず浸透させられるよう、温度についても意識しましょう。
お肌が冷えていると毛穴も角質層も固く締まってしまい、成分の浸透を阻害する要因となってしまいます。
適度に温めて角質をやわらかくしてあげることが、美容液成分の浸透促進に繋がります。
お肌の冷えすぎに注意
冷たいお水で洗顔していませんか?
ついついお水で顔を洗ってしまいがちになりますが、保湿成分を取り込むには、ぬるま湯で洗顔するのが大切です。
温度としては26度~32度が理想で、これより低すぎると前述の通り成分浸透に影響がでますし、熱すぎると皮脂が落ちすぎたりお肌を痛めたりして、かえって乾燥や肌の赤みの原因になってしまいます。
化粧水の後に手のひらで頬や顔を軽く抑えるのも、肌温度を保つ方法です。
濡れた皮膚は水分蒸発による冷却効果で温度が奪われてしまいますので、人肌で温めると良いでしょう。
美容液も人肌に温めて
美容液を顔に塗る際に、手にとって使用する方法と、コットンを使用する方法がありますが、温度管理という点でおすすめは、手で塗る方法です。
美容液を手のひらにとって、もう一方の手の指で少し混ぜて、馴染んだら両手のひらを合わせて手全体に広げます。
このように液自体を人肌の温度に近くしてから塗ることで、肌の温度が急激に下がるのを防ぐことができます。
手の上で温めるのは美容液に限らず、化粧水を使うときにも有効です。
化粧水にも保湿成分が含まれていることも多いですので、少し温めてから付けることで、肌への浸透効果を高めることができます。
リンパマッサージも兼ねた美容液の塗り方
美容液にも大きく分けて2種類のタイプがあり、目元やしみのある箇所など気になるポイントにのみ付けるためのものと、顔全体に美容成分を補給するためのものとがあります。
顔全体に塗るタイプの美容液であれば、リンパマッサージを取り入れた塗り方をすれば、滞ったリンパも解消できて一挙両得です。
リンパの流れを正常化することで、顔のむくみを防ぎ、お肌を元気に保つことができます。
トロミのある化粧水ならこのマッサージを応用できますので、ぜひ自分で出来る顔のリンパマッサージを覚えておきましょう。
下から上に塗ってリフトアップ
まずは顎先から手を当てて、顔に手のひらで覆いながら、ゆっくりとおでこの部分まで上げていきます。
これを下から上に、顔全体をカバーできるように数回繰り返します。
この方法ですと手で塗っても液ダレしにくく、下に溜まったリンパの流れを促し、さらに顔の筋肉をリフトアップして見た目年齢を若くする効果が期待できます。
顔全体に美容液が行き渡ったら、今度は中心から外へマッサージしていきましょう。
両手の中指・人差し指・薬指で、鼻を中心とした線から、耳の付け根の後ろ部分へ、優しくなでます。リンパの通り道である耳の付け根の後ろまで指を持っていくのがポイントです。
あまり強くなでると肌を痛めますので、力加減は「小鳥の頭をなでるような」イメージが良いと言われています。
また、メーカーが適量としている使用量の1.5~2倍の量を使用すると肌を傷めにくいので、マッサージの時はたっぷり使いましょう。
最後の仕上げに首筋をマッサージ
首元も年齢が出やすいところなので、手に残った美容液は首にも塗ると効果的です。
リンパの通り道を意識して、今度は耳の付け根の後ろから、首筋にそって下へマッサージしましょう。こちらも強さは小鳥をなでる程度が良いです。
2、3度首筋をなぞったら、次は首全体に、上から下へ、残った美容液を使い切りましょう。
リンパマッサージを取り入れることで、夜のむくみ防止、朝のむくみ解消にも一役買いますね。
乾燥肌を解消したいなら、肌荒れ前に美容液導入を
いままで美容液を使っていなかった人も使っていた人も、塗り方を見直すことで美肌へのヒントが見えて来たかと思います。
化粧水にも保湿成分が入っているから、と思うかも知れませんが、化粧水に含められる成分には限りがあります。
美容液であれば、水溶性保湿成分に限らない、乾燥対策・エイジング対策に有効な様々な美容成分をお肌に与えてあげることができます。
乾燥した状態を放置して、あまりにも肌荒れが進んでしまうと、今度は肌に合う美容液がどんどん無くなってしまう可能性も。
肌に合わないから止めてしまって、止めてしまったからさらに肌が荒れて、という負のスパイラルに陥ってしまうと大変です。
なかなか改善しない乾燥・肌荒れ・カサカサ対策には、早めの美容液導入をオススメいたします。