CATEGORY妊娠・育児(10ページ目)
「妊娠・育児」の記事一覧
みんなは妊娠中のヘアカラー・パーマはどうしてる?胎児への影響は?
「お腹の中の赤ちゃんは、ママが見ているものを何かの力で感じ取っている」という説があります。
ママが「私って美人だなー」と思って鏡を見ている時、赤ちゃんも「ママって美人だなー」と感じている可能性が高いのです。
それを思うと、妊娠中でもステキな自分でいたいもの。
美肌はもちろん、ヘアケアもきちんとしたいものですが、心配なのは胎児への影響です。
ヘアカラーやパーマをするには、専用の薬剤を使わなければなりません。
髪の見かけだけキレイにできても、赤ちゃんに悪影響があったらたいへんです。
妊娠中のヘアケアでは、どんなことに気をつければ良いのでしょうか。
1. 妊婦がヘアカラーをすると、心配されちゃう?
化粧水をちょっとだけ、手のひらにすりこんでみてください。化粧水は皮膚に浸透して、手がしっとりします。
その化粧水は、見かけだけ眺めていると、手のひらの表面だけにしみこんだように思えます。
しかし「化粧水を手のひらにつけると、身体のどこまで浸透するか」は、誰かが研究して測定する方法を考え出さないと、見かけだけではわかりません。
見かけどおり手のひらの表面だけに浸透したのかもしれませんし、ゆっくりと時間をかけて全身に広がっていくかもしれないのです。
ヘアカラーやパーマの時に使われる薬剤も、これと同じです。
頭皮を通してどこまで身体に拡がっていくのか、明確に研究した事例はありません。
頭皮の表面に付着するだけで、全く拡がらないかもしれませんし、誰かが思い立って研究してみたら、「薬剤は全身に広がり、予想外のところまで届いていることが判りました」となるかもしれません。
正解がなんであるのか、とても判りにくい問題なのです。
一般的には「妊娠中にヘアカラーやパーマをしても胎児に影響しない」とされています。
しかし、胎児が絶対に安全であると証明した研究もないので、「ヘアカラーをした妊婦さんを見ると心配になる」という人が多いのです。
2. 妊婦はヘアカラーやパーマをしないほうがいいの?
「胎児にとってヘアカラーやパーマが絶対に安全である」と証明した研究は今のところありません。
だから妊婦は胎児の安全を優先して、ヘアカラーやパーマをしないほうがいいと考える人も多いのですが、実際には難しいもの。
妊娠期間は10ヵ月近くあり、妊娠したと判ったら、ヘアカットもヘアカラーもパーマもしないというのは、現実的ではないからです。
美容院に行くタイミングによっては、ヘアカラーの色が抜けてしまったり、パーマが取れかけてしまったり。髪が伸びすぎてしまうこともあるでしょう。
つわりがおさまったり、体調が安定している日を選んで美容院に出かけるという妊婦さんがほとんどのようです。
妊娠中のシャンプーはたいへんですから、妊娠が判ったら早めに美容院に行き、ショートカットにするという女性もいます。
「赤ちゃんになにかあったらいけないから、ヘアカラーは厳禁だわ」と、ウツウツふさいだ気分で過ごすより、美容院と相談して、最適な方法でキレイな髪にしてもらいましょう。
美容院に妊娠中であることを伝えておけば、腰に枕を当ててくれたり、ヘアカラーの待ち時間が短くなるように工夫してくれたりと、いろいろな配慮をしてもらえます。
「胎児にとってヘアカラーやパーマが絶対に安全である」と証明した研究がないのと同じで、「ヘアカラーやパーマが絶対に危険である」と証明した研究もないのですから、心配しすぎてストレスをためる方が良くありません。
3. ヘアカラーやパーマより心配な「ニオイ」?!
一般的には、妊娠中でもヘアカラーやパーマをして良いとされています。もちろんヘアカットも大丈夫です。
ですから心配しすぎないで美容院にお出かけいただきたいのですが、ヘアカラーやパーマより気をつけないといけないのが「美容院のニオイ」です。
妊娠中はホルモンバランスの影響でニオイに敏感
妊娠中はホルモンバランスが変化するので、思わぬ体調の変化があります。
いつもは気にならない、キレイになれる期待でワクワクする美容院のニオイが「いつもと違う」「きつく感じて気分が悪い」ということになりやすいのです。
美容院で長時間同じ姿勢をとり続けることも、普段なら楽しい時間ですが、妊娠中は負担になってしまうことがあります。
これを防ぐためには、あらかじめ美容院を予約して待ち時間を減らす、天候や体調の良い日を選んで出かけるなど、無理をしないことが大切です。
4. 市販のヘアカラーなら出かけずにすむ?!
美容院まで出かけなくてすむように、市販のヘアカラーを使うことを思いつくことがあります。
しかし市販のヘアカラーを使って自分で染毛することは、妊娠中はおすすめできません。
妊娠中は身体も皮膚もデリケートになっています。
使ったことのあるヘアカラーだとしても、普段と体調が違っていて、ニオイで気分が悪くなってしまうかもしれません。
市販のヘアカラー薬剤は刺激が強いので注意
それにヘアカラーには刺激の強い成分や、かぶれやすい成分が配合されていることがあります。
さらに、美容院で使われている薬剤より、市販のヘアカラーの方が刺激が強いのです。
とくに「ジアミン」という成分が含まれている市販のヘアカラーは、かぶれやすいと言われます。
妊娠中ではない、ヘアカラーが初めての人でも、その日の体調によってかぶれてしまうことがあるのです。
ヘアカラーやパーマは、専門知識のあるスタッフに相談しながらヘアケアできる美容院に行きましょう。
5. 天然成分のヘナなら、妊娠中でも大丈夫?!
天然成分100%のヘナは、不動の人気を誇る染毛剤です。
トリートメント効果が高いうえ、髪を脱色せずに染めるので髪がいたみません。
天然成分100%であってもパッチテストをしたほうが良い
「妊娠中こそ、赤ちゃんのためにヘナを使わなければ」と思いたつ女性が多いのですが、天然成分だからといって身体への負担が無いわけではありません。
まず、毎回のパッチテストは必須です。
天然成分でも、そうでないものでも、ヘアカラーによるアレルギー症状はいつ起こるかわかりません。
妊娠中は普段と体調が変わります。
いつもヘナを使っている女性でも「妊娠したら、なぜかヘナを使いたいと思わなくなった」と染毛をお休みしたり、ヘナのニオイが急にイヤになったというケースもあります。
ヘナを使うと体が冷えやすくなるので要注意
しかもヘナで髪を染めると、身体が冷えやすいと言われています。
妊娠中は身体を冷やすのがもっとも良くありませんから、注意が必要です。
自宅で使いやすいのもヘナの人気の理由ですが、体調がデリケートな妊娠中は、美容院と相談しながら使うのがおすすめ。
天然成分であっても、使う時に気をつけることは他のヘアカラーと同じなのです。
6. ヘアカラーやパーマに迷った時は、こうする?!
胎児にとってヘアカラーやパーマが危険なのか安全なのかは、迷うところです。
「妊娠中のヘアカラーやパーマは胎児に影響しない」とされていますが、決定的な証明をした実験は今のところありません。
出産すると羊水からシャンプーのニオイがすることが知られているため、「頭皮から吸収したものは子宮まで届いて、赤ちゃんに影響してしまう」というイメージも強くあります。
こうなるとますます迷ってしまい、どうすればよいか困ってしまいますが・・・。
妊娠中は赤ちゃんを護るための直観に従ってみる
一つのヒントにすぎませんが、「妊娠中は赤ちゃんを護るための直感が強くなるので、それに従った方が良い」という説があります。
たとえばヘナの場合。
「ヘナのニオイがイヤだわ」と感じる時は、ヘナが体調に合っていないとき。
ヘナのニオイが特に気にならないときは、ヘナを使っても問題ない体調だと思われるのです。
ヘアカラーやパーマのこと、他のことでも。
妊娠中、なにかの選択に迷った時は、自分の直感に聞いてみるのはいかがでしょうか?
妊娠中や産後の乳がん検診はいつから行っていい?X線を使わないやり方はあるの?
妊娠中に乳がんが見つかった、産後に乳がんがみつかったという事例は、めったにありませんが、全くないわけではありません。
女性の多くが「乳がん検診は、産後いつから行っていいの?」「妊娠中に乳がん検診できるの?」といった疑問を持っているようです。出産前後の乳がん検診についてご紹介します。
1. 妊娠したら、乳がん検診ができなくなるの?!
「乳がん検診は30歳代から始めるもの」というイメージを持つ女性が多いのですが、自治体などによる乳がん検診がおこなわれるのは、40歳代からがほとんど。
20~30歳代は、自己検診(セルフチェック)で良いとされています。
これは統計だと30歳代から乳がんにかかる人が増加し、40歳代でピークを迎えるためですが、「30歳代になる前に、乳がんにかかる人は少ない」というだけで、「30歳代になる前に、乳がんにかかることはありえない」という意味ではありません。
若くても妊娠して乳がん検診
確率が少ないとはいえ、10歳代で乳がんが見つかる女性もいるのです。
ですから、乳房の自己検診や乳がん検診などは何歳からと言わず、若いうちから習慣づけたほうがよいのですが、妊娠前後の2年近く、検診が中断してしまうことがあります。
「妊娠してから赤ちゃんを産んで、おっぱいをあげている期間は、乳がん検診ができない」と思い込んでいる女性が多いからです。
実際には、妊娠中でも行える乳がん検診があります。
「妊娠すると乳がん検診はできない」というイメージがありますが、まずは、かかりつけのお医者さまに相談してみましょう。
2. 妊娠すると、マンモグラフィーができなくなる?!
乳がんに不安を感じる女性の大きな味方が、X線で乳房を撮影できるマンモグラフィー。
開発されたのは1930年代のアメリカですが、最初はうまく撮影できなかったので、開発をやめてしまおうという話もあったそうです。
1990年代になると、日本でもマンモグラフィーによる検診が普及し始めます。
「視診や触診では発見できない、極小の乳がんを発見できる装置」というので、日本の女性たちにとっては衝撃のデビュー。たいへんな話題となりました。
ところが、マンモグラフィーのデビュー当初は、置いてある病院が少なすぎ。
マンモグラフィーの機械の値段が高価すぎて、購入できる病院がほとんどなかったのです。
何かのきっかけでマンモグラフィー検診を受けた女性は、「私はマンモグラフィーを受けたことがあるわよ」と人に自慢できるほどでした。
現在のように、全国どこでもマンモグラフィー検診が受けられるようになったのは、2000年代に入ってから。わりと最近のことなのです。
妊婦さんにはマンモグラフィーを使えない
このマンモグラフィーはX線(放射線)を使うので、妊娠中の女性が使うことはできません。
「妊娠すると乳がん検診ができなくなる」というイメージが強いのは、妊娠するとマンモグラフィーが使えなくなるからです。
しかし、乳がん検診の方法はマンモグラフィーひとつきりではありません。
妊娠したからといって乳がん検診が中断したり、とぎれてしまうことはないのです。
3. 妊娠中に乳がん検診を受けてもいい?
「そろそろ乳がん検診の時期だわ」と思っていたら、妊娠していることがわかった。
乳がん検診はどうしたらいいの?
それで悩んで、乳がん検診に行かないことにしてしまう女性が多いそうです。
妊娠中にできない乳がん検診はマンモグラフィーだけ。
他の乳がん検診はできますから、安心して検査を受けられます。
妊娠中はマンモグラフィー以外にも検診方法がある
妊娠中に病院などで乳がん検診を行う場合、マンモグラフィー検診ではなく、触診やエコー(超音波検査)を行うことになります。
セルフチェックによる自己検診は、妊娠中でも行ってよいものです。
乳房の様子がいつもと違うと感じたら、妊娠や乳がん検診の時期にこだわらず、お医者さまに相談してみましょう。その時々の体調にふさわしい方法で診断してもらえます。
妊娠中や授乳中は乳腺が発達しているので、同じ検診をしても普段より痛く感じたり、病院のスタッフも撮影が難しかったり、いつもどおりとはいかない場合があるそうです。
ですがこういった場合、「万が一のことを考えると、なにも検査しないより検査した方が良い」と考えるお医者さまが多いそうです。
4. 産後、授乳中の乳がん検診は?
授乳中は特に乳腺が発達するので、乳房の検査がやりにくかったり、乳がん検診を受けてもうまく撮影できなかったりします。
ですから、無理に乳がん検診をやらなくてもよいのでは、と考えるお医者さまと、念のためやった方が良いと考えるお医者さまと、だいたい半々だそうです。
母乳や乳房に異常があればお医者さまに相談する
しかし、母乳に血液が混ざっている、以前なかったしこりを見つけたなど、なにかいつもと違うことを見つけたら、授乳中であってもなくても、迷わずお医者さまに相談しましょう。
「授乳中は検査しにくいというから、相談するのは後日にしましょう」と自分で判断してしまうのは、よくありません。
まず病院に連絡して、どうするかはお医者さまに判断していただきましょう。
異常がなければ、乳がん検診は基本的に卒乳後でよいとされています。
ただし、自分の妊娠・出産の経過を知っているのは主治医です。
産後の乳がん検診をいつどんな風に行えばよいか、主治医にタイミングを相談するのがなによりではないでしょうか。
5. 妊娠中や産後でも、エコーをやってよい理由は?
マンモグラフィーもエコーも機械を使って行う検診なのに、妊娠中だとマンモグラフィーは不可。エコーだけが可能となります。
これは、それぞれの機械の仕組みが全く違うからです。
まず、マンモグラフィーはX線(放射線)を使って乳房を撮影する機械です。
「マンモグラフィーで検査します」と言われたら、「X線を使って乳房を撮影します」と言われたのと同じ意味になります。
妊婦さんがX線を浴びるのは、胎児への悪影響が心配されるので避けなければなりません。
エコー検査は音を使った検診方法なので安心して使える
一方、エコーは「超音波」という特別な音を対象物にあてて、音が反射した様子を画像化する医療機器です。
超音波は犬や猫には聞こえますが、人間の耳に聞こえない特別な音のこと。
エコーは有害な放射線ではなく「音」を身体にあてるので、妊娠中や産後でも安心して使えるのです。
6. 乳がん検診は怖いので、いつも行きたくない・・・
妊娠中でも、そうでなくても、乳がん検診に行かない。という女性もいます。
その理由の多くは「ガンが見つかると怖いから」です。
全く同じ理由で、男性でもガン検診に行かない人がいます。強い男性でも怖がるくらい、ガンは怖い病気なのです。
でも本当は、乳がん検診に行かないで、乳がんに気づかないまま過ごしているほうが、ずっと怖いことになります。
現代医療は妊娠中でもがん治療ができる!
乳がんの治療は日々進化しており、最近では妊娠中でも手術をしたり、抗がん剤治療を行うことができるそうです。
どんな手術をどんな風にするか、選択肢も増えています。
乳がんは早期発見が最善の治療方法
乳がんの一番の対策は「早く見つけること」。
乳がんを含め、病気の多くは早く見つければ治療が簡単に早く済みます。
見つかるのが遅いと、治療に時間がかかるし、やり方も複雑になり大きな負担になります。
乳がん検診にいかないと「もしかしたら乳がんかも」と、ずっと心配していなければなりません。
乳がんがないと確認できれば、毎日ずっと安心です。
健康診断は、自分の健康を確認して、安心して過ごすためのものです。
妊娠している時にも、していない時にも、乳がん検診に行きましょう。
安全にストレス解消!妊娠中の腰の痛みを改善する方法
妊娠をすると、体型やホルモンのバランスなどが大きく変化します。
それによって体の不調が増えてくることも…。
そのうちの1つが腰痛です。
そこで今回は、妊娠中の腰の痛みを改善させる方法をお伝えしましょう。
妊娠中のつらい症状、1つでも解消できたらうれしいですね。
妊娠の週数によって異なる腰痛の原因
妊娠中の腰痛は、お腹が大きいときに起こるイメージが強いのですが、実は妊娠初期から起こることもあるのです。
しかし妊娠初期と妊娠後期では、腰痛が起こる原因が異なります。
妊娠初期に起こる腰痛の原因
妊娠初期の腰痛の原因は、ホルモンによるものです。
妊娠3ヶ月頃から、リラキシンというホルモンが分泌されます。
このホルモンは卵巣ホルモンの一種で、出産時赤ちゃんが骨盤を通れるようにするため、関節や骨盤などを緩める働きがあります。
妊娠初期の頃から、もう出産に向けた準備が体の中では始まっているのですね。
しかしそれにより、お尻や腰の筋肉への負担は大きくなります。
そのため腰痛が起こってしまうのです。
妊娠後期に起こる腰痛の原因
先ほどもお伝えしたホルモンの影響に加え、お腹が大きくなることによる姿勢の変化があげられます。
お腹が大きくなると、重心が前方に傾きます。
バランスをとろうとすると、後方に体を傾けなければなりません。
そうすると、背中や腰に負担がかかり、痛みが起こってしまいます。
妊娠後期は体型も大きく変わるため、初期の頃よりもさらに腰痛が悪化しやすいのです。
ではこれらの腰の痛みを改善させる方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
日常生活の中でもできる腰痛改善法
まずは、誰でも簡単に取り入れることができる腰痛改善法をお伝えしましょう。
日常生活の中で取り入れることができるので、今すぐ実践できますよ。
荷物の持ち方に気をつける
重たい荷物を持つと、腰に負担がかかります。
できる限り重たい物は持たない方が良いのですが、そうも言ってられないときもありますよね。
そんなときは持ち方を工夫するだけで、腰やお腹への負担を軽減させることができます。
重たい荷物を持ったり、お子さんを抱っこしたりするときは、
- 片方の膝を床につけます
- ゆっくりと持ち上げましょう
重たい荷物を持つ際は、ぜひ実践してみてくださいね。
低いヒールのある靴を選ぶ
妊娠中はヒールのないぺたんこの靴を選びがちですが、実は2~3㎝ほどのヒールがある靴を選ぶほうが重心が後方に傾きやすくなるため腰への負担が軽減されます。
もちろんヒールの高すぎる靴は論外です。
歩きにくいだけで無く、転倒の危険性もあり大変危険です。
湯船につかる
妊娠中はお風呂も億劫になりがちです。
しかし、シャワーで済ませずに湯船に入ることで、体を温め血行が促進されます。
そうすると、筋肉がほぐれ腰痛にも効果的です。
寝るときの姿勢に気をつける
妊娠中は、もちろんうつぶせの姿勢はできません。
かといって仰向けの姿勢は、お腹が大きくなってしまうと苦しいですし、お腹がまだ小さいうちでも、腰に負担がかかってしまいます。
ですから、妊娠中におすすめの姿勢は横向きです。
横向きで寝ることで腰への負担も軽減されるため、効果的です。
さらに、クッションや枕などを抱えて横向きになるのも効果があります。
腰が痛くて眠れないときはお試しください。
骨盤ベルトで腰痛改善
骨盤ベルトの効果
骨盤ベルトは、産後の緩んだ骨盤を元に戻すために使用するイメージが強いのですが、実は妊娠中の腰痛にも効果を発揮します。
先ほどもお伝えしたように、妊娠中はホルモンの影響で骨盤が緩み、それによって腰痛が起こりやすい状態にあります。
これを改善させるのが「骨盤ベルト」です。
骨盤ベルトは緩んだ骨盤を支えてくれるため、装着することで腰への負担が軽くなります。
そのため腰痛を起こりにくくしてくれるのです。
しかも、効果を発揮するのは腰痛だけではありません。
実は、骨盤が緩みすぎることで子宮が圧迫され、赤ちゃんの成長に影響を及ぼすことがあるのですが、骨盤ベルトはそういった危険を防いでくれるのです。
また骨盤ベルトが、出産後も体型を戻すために活躍するのは皆さん知っての通りですが、妊娠中から骨盤ベルトを使用することで、産後の体型の変化を最低限にしてくれるのです。
腰痛以外にもメリットがある骨盤ベルト、おすすめです。
おすすめ骨盤ベルト
骨盤ベルトには様々なタイプがあります。
産前産後、両方使えて装着しやすいタイプがおすすめです。
骨盤ベルトのおすすめ商品はコチラ
マタニティーエクササイズで腰痛改善
マタニティーエクササイズの効果
マタニティーエクササイズは、主に妊娠の安定期に適した運動です。
取り入れることで妊娠中の体の不調を緩和させ、精神的にもリラックスすることができます。
また、妊娠中は運動不足になりがちです。マタニティーエクササイズで体を動かすことで運動不足解消になり、体重管理もしやすくなります。
マタニティーエクササイズにより体を動かすことで、筋肉がほぐれ、血行も良くなります。
それにより腰痛を軽減させることも期待できるのです。
マタニティーエクササイズの中には腰痛に効果を発揮する動きがいくつかあります。
その動きをいくつかご紹介していきましょう。
おすすめのエクササイズ
腰痛を和らげるマタニティーエクササイズには、
1. 正しい姿勢
2. 腰のマッサージ
3. 猫のポーズ
4. 猫のしっぽふり
5.腰のカール
などがあります。
その他にもこのようなエクササイズがありますので参考にしてみてください。
腰痛を和らげる体操
エクササイズを行うときの注意点
マタニティーエクササイズを行う際は、以下のことに留意しましょう。
- 安定期に入ってから行いましょう。
また、行う前に医師からの許可を得るようにしましょう。 - 体調と相談しながら行うようにしましょう。
特に、お腹に張りや痛みがあるときは行わないようにしましょう。 - エクササイズ中に異変を感じたときはすぐに中断しましょう。
- 食後すぐに行うことは控えましょう。
くれぐれも無理のない範囲で行うよう心がけてくださいね。
マタニティ整体で腰痛改善
マタニティ整体の効果
マタニティ整体は、妊娠中に起こる骨盤や骨格のゆがみを適度に矯正してくれます。
それにより、骨盤や骨格の歪みによって引き起こされる様々な症状に効果が期待できます。
もちろん腰痛の改善にも効果的です。
それだけではなく、自律神経を整える効果もあるため、精神的にもリラックスすることができます。
マタニティ整体を受ける際の注意点
妊娠中の体はデリケートです。
トラブルを避けるため、整体を受ける際は以下のことに注意してください。
- 安定期に入り、医師に相談を仰いでからにしましょう。
- 妊娠中の施術に詳しい店舗を選びましょう。
信頼できる店舗選びは最も大切です。 - 体調と相談し、無理のない範囲で行いましょう。
妊娠中は、刺激してはいけない部位があったり、うつぶせなど、さけた方がいい姿勢があったりなど、トラブルにつながりかねない行為がいくつもあります。
ですから、それらに精通したお店選びは大変重要です。
なお、妊娠中の整体については以下のホームページが参考になります。
ぜひご覧になってみてください。
体調を整えて快適なマタニティライフを
妊娠中は、体も心も大きく変化します。
それによってストレスを感じやすくなります。
でも、体の不調が減ることでストレス解消にもつながりますよね。
いくつかの対処法をご紹介しましたが、最適な方法は人によって様々です。
ご自分に一番合った方法を選択し、試してみてください。
腰痛を解消してストレスの元を減らし、快適なマタニティライフをおくりましょう。
妊娠力アップ効果が期待できるお茶!?おすすめの飲み物とその飲み方
「赤ちゃんは神さまのところにいて、誰の子供になるか自分で決めて生まれてくる」という言い伝えがあります。
ということは、「あの女性なら、ステキなママになってくれそう!」と赤ちゃんが憧れるような女性になれば、赤ちゃんを授かりやすいということになります。
妊娠力UPに良い食事法・運動法・生活習慣などがありますから、できることからスタートしていきましょう。
今すぐにでもスタートできるのが、飲み物を変えること。
飲み物には妊娠に良いもの、ふさわしくないものがあるのです。
妊娠力UPには「身体を温める、冷やさない」
妊娠力UPしたいなら、重要なのは「身体を温めること」。
飲み物には身体を温める効果のあるもの、身体を冷やす効果があるものと二種類あります。
身体を冷やす働きがある飲み物は、避けた方が良いのです。
身体を冷やす効果のある飲み物として代表的なのが、世界中で好まれているコーヒー。
コーヒー自体に身体を冷やす働きがあるので、健康のためにとオーガニック(有機栽培)のコーヒーを選んでも、ホットコーヒーにしたり、シナモンなどのスパイスを入れても、コーヒーの身体を冷やす働きは変わらないのです。
それでもコーヒーの味が好きな場合は・・・
それでもコーヒーも飲みたいと願う場合、おすすめはハーブティーの一種である「たんぽぽコーヒー」です。コーヒーによく似た風味で、カフェインを含まず、身体を冷やす心配もありません。
他の飲み物についても、身体を冷やすかどうかに注意して選びましょう。
紅茶やハーブティーなど、身体を温める働きのある飲み物を選んでも、アイスティーにしたのでは、やはり身体を冷やしてしまいます。
妊娠から出産まで。ハーブティーの効果
植物の葉や花・根などを使ったハーブティーは、種類が豊富なうえ効果もさまざま。
身体を温める効果が高いうえ、女性に優しいお茶がたくさんあります。
「ヨーロッパの漢方薬」と、たとえられることがあるほどです。
中でも大人気なのが「たんぽぽコーヒー」。
妊娠はしたいし、身体もいたわりたいけど、コーヒーも飲みたいという女性の救世主です。
タンポポの根をコーヒー豆のように焙煎すると、コーヒーによく似た風味のハーブティーが出来上がります。もちろん食材がたんぽぽですから、カフェインレス。昼でも夜でもコーヒー風味を楽しめるようになるのです。
ハーブティーは体調に合わせて選べる
生理痛に悩む女性なら、マリーゴールドやラズベリーリーフのティー。ネトルは血液をキレイにしたり、貧血を予防します。
他にも女性を健康にして、妊娠力を高めるハーブティーは数多くあります。
歴史の長い飲み物ですから、妊娠したい女性はもちろん、妊娠中から産後まで、それぞれの時期の体調に合ったハーブティーが揃っているのです。
妊娠力UP最強のハーブ?!ルイボスティー
数あるハーブティーの中でも、妊娠力UPしたい女性に最大の人気を誇るのがルイボスティーです。
あまりにも女性に人気があるので、最近のインターネットではルイボスティーに限定した人気ランキングサイトがあるほど。
ハーブティーのメーカー各社が品質を競いあい、百花繚乱を思わせる勢いなのです。
そこまでルイボスティーに人気がある理由は、ノンカフェインで身体を温める効果が高い上、卵巣機能を援けるという独特の働きがあるから。
卵巣機能は活性酸素の悪影響を受けやすいことで知られていますが、ルイボスティーは体内の余分な活性酸素を除去する酵素が含まれています。
そこでルイボスティーは卵巣の味方、つまりは女性の強力な味方と考えられているのです。
エルバランシア ルイボスティー
アンチエイジングや妊活の分野で注目を集めているルイボスティーの中でも、上位1%の「スーパーグレード」と呼ばれる茶葉のみを使用した最高品質のオーガニックルイボスティーです。
詳しくみる副作用等の心配もなし!
ちなみに活性酸素は身体に良くないと言われていますが、少なすぎても健康に害があります。
ルイボスティーは余分な活性酸素だけを減らすので、身体の負担を心配する必要がありません。
薬のような副作用を心配しなくて良いのも、ルイボスティーの魅力なのです。
ルイボスティーを常飲していたら、基礎体温が安定したり、黄体ホルモンの分泌が安定したり、嬉しい効果を体験した女性が多くいます。
妊娠力UPを願うなら、ぜひ試してみたいハーブティーです。
「飲むサラダ」マテ茶を一杯飲むと?!
ルイボスティーと同じくらい、妊娠を望む女性に人気なのが「マテ茶」。
パラグアイで「活力を与える不思議な木」として珍重されていたのを起源として、南米で好まれているお茶です。
このお茶のもう一つの名前は「飲むサラダ」。
野菜を栽培しにくい気候の地域で栄養補給のために飲まれているほど、栄養豊富なお茶なのです。
実はコーヒーの4分の1程度のカフェインが含まれているのですが、妊娠を望む女性は適量(一日一杯くらい)を飲むと良いとされています。
カフェインは妊娠中、大量に摂ってはいけないと言われている成分。
ママが飲んだカフェインは胎児に届きますが、胎児はカフェインを排出できず、身体にためこんでしまうからです。
摂りにくい健康成分が豊富!
それでも「適量のマテ茶を飲んだほうが良い」と言われているのは、マテ茶の健康効果が大きいから。鉄分とカルシウムが豊富に含まれ、女性の健康に欠かせないのに、食事からは摂りにくい栄養素を一杯のお茶で摂ることができます。
お茶としては珍しく、ビタミンA・ビタミンBが豊富なのもメリットです。
焙煎していないグリーンマテ茶と、焙煎したローストマテ茶があるのもお楽しみ。
それぞれに味わいが違いますから、機会があったら飲みくらべてみてください。
漢方薬なみの妊娠力UP?!ごぼう茶
アンチエイジングやダイエット効果で注目を集めているのがごぼう茶ですが、身体に良い成分がたくさん含まれていて、健康な赤ちゃんを産みたい女性にぴったり。
産後のママの乳腺炎を予防するお茶としても知られています。
現代のごぼうはどこでも買える身近な野菜ですが、すぐれた薬効があり、中国から薬草として古代の日本へ伝来したのが始まり。
日本では生薬や漢方薬として、欧米ではハーブとして、多いに活用されています。
漢方薬が作れるほどごぼうの健康効果が高いのは、サポニンを含んでいるからです。
サポニンは高麗人参の有用成分として知られていますが、ごぼう茶にもそのサポニンが豊富に含まれています。
高麗人参に期待される滋養強壮、冷え性改善、免疫の活性化などと同じ効果が、ごぼう茶でも期待できるのです。
ごぼう茶には様々な薬効成分がある!
他にもごぼう茶はイヌリン・オリゴ糖・ポリフェノールを多く含みます。
一杯のごぼう茶で、ごぼうに含まれているさまざまな薬効成分を手軽に身体に取り入れることができます。
特にイヌリンとオリゴ糖のコンビは、多くの女性を悩ませる便秘を解消するのに効果的な組み合わせ。
イヌリンはユニークな名前のごぼうの成分として知られていますが、水溶性食物繊維の一種です。
さらにオリゴ糖はお腹に優しい成分で、腸内の善玉菌を増やす効果があります。
ごぼうのアクと考えられている成分は、身体に良いこといっぱいのポリフェノール。
アクを水にさらして捨ててしまうことがありますが、ごぼうを料理する時は、水にさらさない方が良いのです。
赤ちゃんにより早く来てもらうティータイムのコツ
妊娠力UPに良いお茶を用意したら、リラックスして飲むことが大切です。
顔をしかめてパソコンやスマホに向かって「妊娠力UPに良いお茶」を検索して、「これで本当に赤ちゃんを授かるかしら」とイライラしながら、お茶を飲んでいる。
これでは神さまのところにいる赤ちゃんが「この女性は近寄りがたい」と思ってしまいます。
部屋に花を飾って、優しい音楽のCDをかけて、ゆったりお茶を楽しみながら、「赤ちゃん来てくれるといいな」とリラックスして過ごしている。
そういう女性のほうが赤ちゃんに「この女性がママだと楽しそう」と思ってもらえそうです。
まだ赤ちゃんが来ていないということは、これから来てくれるということ。
その日を楽しみに、美味しいお茶を味わいましょう。
産後に心がけたいキレイな体型を取り戻すママの心得4ヶ条
妊娠中、体重増加に悩まされる女性は多いですよね。
ただ、体重は出産とともに自然と減少していくことも多いのです。
しかし体重が元に戻ったとしても、なかなか元に戻らないのが「体型」
出産後、体重を減らすことよりも難しいのが、この体型を元に戻すことなのです。
では、どのようなことに気をつけるとキレイな体型を取り戻すことができるのでしょうか?
産後の体形崩れの原因は主に2つ
では産後、なかなか体型が元に戻らない原因にはどういったことがあげられるのでしょうか?
主な原因として、2つのことがあげられます。
1. 筋力の低下
妊娠中は体の動きが制限されることが多くなります。
激しい運動はもちろんできないですし、人によっては少しの動きでも制限されてしまうことも。
また、だんだんお腹が大きくなってくると、大きなお腹が邪魔をして、動きたくても動けない状況に陥ります。
階段の上り下りも息が上がりますし、長時間歩くことなども億劫になります。
そのため運動不足になりがちです。
このような生活を続けていると、当然筋肉の量は低下していきます。
筋肉量の低下に比例して脂肪の割合は増加します。
その結果、体型ももちろん崩れますし、
それだけではなく、基礎代謝量が低下することで太りやすい体にもなってしまうのです。
2. 骨盤のゆがみ
産後、骨盤は開いた状態にあります。
これは、出産のためには産道を広くする必要があり、そのためには骨盤を広げる必要があるからなのです。
開いた骨盤は、出産後少しずつ元に戻ります。
このとき問題なのが、元の正しい位置に戻ることはなかなか難しいということなのです。
骨盤がゆがんだままの状態で放置されてしまうと、
- 内臓下垂になり下腹が出てしまう
- おしりが垂れ下がる
- おしりに肉がつきやすくなる
などのような体型の崩れを引き起こしてしまいます。
「筋力の低下」と、「骨盤のゆがみ」を解消させることが、キレイな体型を取り戻すポイントといえそうですね。
では実際にどのようなことに気をつけると良いのでしょうか?
心得その1 運動で、骨盤矯正と筋力アップ!
産後の筋力低下や骨盤のゆがみには、体を動かすことが大切です。
ただし、産後体力が回復してから徐々に行うようにしましょう。
ここで産後の体型改善に役立つ気軽にはじめられる運動を、いくつかご紹介します。
産褥体操
画像元:www.amoma.jp
特に異常が無ければ、産後すぐからでもはじめられる体操です。
医師の許可を仰ぎ、はじめましょう。
この体操を行うことで血液の流れが良くなり、体の状態を妊娠前に戻すことを促します。
また、今後本格的なエクササイズを行う場合、運動の習慣付けをしておくことにもつながるためおすすめです。
足首の曲げ伸ばし、首の曲げ伸ばしなど、軽い運動が多いため、気軽にはじめることができますよ。
なお産褥体操は、産後の日数により適切な運動が異なります。
産褥体操を行う際は、以下のホームページも参考にしてみてくださいね。
動画やイラストで、産褥体操のやり方がわかりやすく解説されています。
インスパイリング・エクササイズ
このエクササイズは、以前女優の竹内結子さんも行っていたということで、話題になりました。
竹内結子さんといえば、産後テレビに復帰してきたときも、見事なプロポーションは変わらぬまま。
それは、このエクササイズのおかげだったのですね。
この体操は、骨盤矯正や、インナーマッスルを鍛えるのに効果的です。
特別な器具は必要なく、狭い場所でも行えるため、誰でも気軽にはじめられます。
インスパイリング・エクササイズの効果
このエクササイズを行うことで、
- 姿勢が良くなる・基礎代謝が上がりやせやすくなり、冷えやむくみも解消される
- 解消される
- 骨盤のゆがみが解消され、お尻が小さくなったり足の形が良くなったりする
などの効果が期待できます。
4つのステップでキレイな体型を目指す
インスパイリング・エクササイズには、
- 緊張している骨盤や、関節などを緩める
- ゆがんでしまった骨盤や骨格を矯正する
- インナーマッスルを鍛える
- リンパや血流の流れを良くする
といった4つのステップがあり、それぞれに応じたエクササイズが設定されています。
インスパイリング・エクササイズについては公式ホームページもありますのでぜひご覧になってください。
詳しい方法は、以下の書籍で見ることができます。
Beautiful Mama
インスパイリングエクササイズ2
赤ちゃんと遊びながらエクササイズ
産後は赤ちゃんのお世話で忙しいもの。
なかなかエクササイズの時間がとれないということも。
そんなときにおすすめなのが、赤ちゃんとコミュニケーションをとりながらできるエクササイズです。
赤ちゃんの月齢や、その時期のママに必要なことを考慮しながら作られたエクササイズなので、安心して行うことができます。
主に、骨盤や骨格矯正を意識した動きが取り入れられています。
赤ちゃんとコミュニケーションもとれて、骨盤も矯正されるとは、いいことずくめなエクササイズですね。
赤ちゃんと遊びながらのエクササイズについての詳細はコチラ
ベネッセ 子育てインフォ 産後エクササイズ
このほかにも、赤ちゃんと一緒にお散歩したり、赤ちゃんを抱っこしながらスクワットをしたりなど、
普段の赤ちゃんのお世話のなかで、体を動かす方法が沢山あります。
アイディア次第で、ちょっとした動作を運動に変えることができますので、あなたなりの方法を見つけてみてはいかがですか?
心得その2 骨盤ベルトやリフォームインナーで、らくらく骨格矯正
産後の骨盤矯正は、エクササイズのほかに、骨盤の矯正を促すリフォームインナーやベルトを着けることでさらに効果が上がります。
産後すぐのエクササイズが難しい時期でも、骨盤ベルトやリフォームインナーなら身につけるだけなので取り入れやすいですね。
ただし産後すぐの場合、帝王切開で出産した方は特に、医師や看護師の指示を仰いで使用するようにしましょう。
また、骨盤ベルトやリフォームインナーは、あくまでも骨盤を矯正する目的のものなので、筋力回復の効果はありません。
産後体力が回復し余裕が出てきたら、合わせて運動も行いましょう。
骨盤ベルトやリフォームインナーのおすすめ商品
心得その3 無理な食事制限は禁物
産後は体力や筋力が低下しています。さらに貧血気味な方も多いため、無理な食事制限は禁物です。
特に母乳育児の方は、より食事制限には注意が必要です。
産後の食事のおすすめは?
いろいろな食品をバランスよく食べることを心がけましょう。
献立を和食中心にすると、理想のメニューに近づきます。
産後ダイエットにおすすめの食材
- 魚類(特にイワシなどの小魚、青魚、赤身の魚)
- 野菜(ビタミン・カルシウム・繊維質が豊富)
- 豚肉(ビタミン豊富)
- 貝類(アサリ・牡蠣などは脂肪燃焼を助けるマグネシウムが豊富)
- 玄米(食物繊維豊富)
- 海藻(ミネラルと繊維が豊富)
- 豆腐、納豆などの豆類(高たんぱく低カロリー)
- 乳製品(脂肪分の少ないヨーグルトがおすすめ)
- ナッツ類(脂質が多いので摂り過ぎは注意)
- きのこ類(繊維が豊富)
産後の食事に控えた方がいいものは?
産後の食事はカロリーを気にするよりも、食事の内容に気を配ることが大切です。
ただし、脂肪分の取り過ぎには注意しましょう。
産後ダイエットにNGな食材・メニュー
- ケーキなど脂質と糖質の多いもの
- ジュースなど甘い飲み物
- あまり噛む必要のない柔らかい食べ物
- 脂質の多い肉類、揚げ物など
心得その4 産後6ヶ月までに対策を
産後最も体型が元に戻りやすいのが、出産後6ヶ月までといわれています。
妊娠によって起こった体の変化が、この6ヶ月間で自然と元に戻っていくのです。
ですからこの6ヶ月の間に体型を取り戻すための対策を講じると、効果が現れやすいのです。
とはいえ、出産を終えたばかりの体は大仕事を終えて消耗しきっています。
ホルモンのバランスも崩れるため精神的にも不安定になりがち。
しかも慣れない育児にストレスをためることも多いでしょう。
ですからまずはゆっくりと体を休め、しっかりと栄養をとることが何よりも大切です。
産後心にも体にも余裕ができてきたら、少しずつ体型改善に向けて動き出すようにしましょう。
産後ダイエットはリバウンドしないように!無理なく続けられる心構え
妊娠中は体重が増えてしまっても出産したら体重が減るから大丈夫だと思っている人も多いでしょう。ですが、減るのはほんの少しだけで、多くの人は戻らないどころか逆に増え続けてしまうことで悩んでしまうことも少なくありません。ですから、そういったことを防ぐためにも楽しくできる産後ダイエットをしてみましょう。
産後ダイエットはメリハリをつけて行う
産後ダイエットを成功させるには、リバウンドをしないようにすることが大事です。どんなに痩せても、リバウンドしてしまっては意味がありません。リバウンドをしてしまうのは無理なダイエットを続けることで精神的にもダイエットがストレスになって、続かなくなってしまうのが原因であることも多いです。
ですからメリハリをつけて、無理なく続けられるダイエットをしましょう。甘いものを完全に断つのではなく、食べる量と時間を決めるようにしましょう。
おやつもお小遣いと同様の管理を
産後しばらくは働けないので、自分が好きに使えるお金も少ないものです。ですから自分のものに使うお金はお小遣いにすることも多いですが、こういったお小遣いを管理するように、おやつもきちんと管理していくといいです。
甘いものは買いだめしないようにする
産後は自由に家を空けることもできないので、日用品や食材も買いだめしておくことが多いですが、買いだめは便利でありながら毎日の行動範囲を狭くし、運動不足の原因にもなります。ですからできるだけ買いだめは重い物だけにし、まめにするようにしましょう。買わなければならない必要なものがあれば自然と外に出るようにもなります。
そして、買いだめするにしても、お菓子の買いだめはやめましょう。
甘い物の買いだめはNG
お菓子や甘いものを食べることはストレス解消にもなりますから完全に断つ必要はないですが、買いだめして常に家に置いておくのは辞めましょう。ダイエット中は極力誘惑物から離れることも大事なので、買いだめしておいて常にお菓子がたくさんあるような状態は避けるといいでしょう。
口がさみしくなったら水分でごまかす
産後は家にいることで、お腹は空いていなくても口がさみしくなることが多くなります。そういった時は食べ物を口に入れるのではなく、水分摂取でごまかしましょう。お茶やお水が良いですが、コーヒーなども大量摂取でなければ良いでしょう。コーヒーや紅茶はカフェインが含まれるので、気分転換程度に飲むのがよいです。
そしてダイエットを意識するなら砂糖なし・ミルクなしで飲むようにしましょう。産後の授乳中は母乳を与えることで自分の水分も取られてしまうので、水分摂取はとても大事です。ダイエット中で食べる量も少なく水分も取られてしまうと便秘にもなりやすいので注意です。
ジュースは糖分控えめのものを
水分補給でジュースを飲むような時は、糖分控えめで酸味のあるものを選びましょう。グレープフルーツジュースであればむくみ予防にもなります。
一日一回は外に出て気分転換をする
産後ダイエットで大事なのは、ダイエットでストレスを溜めないようにすることです。体重が増えてしまうのは食べる量が増えるといったことの他、ストレスも原因にあります。産後は慣れない育児と自由に外に出れないことでストレスをためやすくなるので、ストレスを溜めず楽しくダイエットをするためにも、一日一回は気分転換のために外に出るようにしましょう。
天気が良い日は、外の風にあたるだけでもストレス解消になるのでおすすめです。
外に出ることで人目を意識する
外に出ることはストレス解消の他、人目を意識することでダイエットの意識を高めることにもなります。人目を気にすることでダイエット意欲もわいてくるので、モチベーションを高くするにも効果的です。
産後は無理ないダイエットが理想的
産後は今までと環境が大きく変化することも多いため、無理なダイエットは禁物です。育児と両立させなければいけないので、自分本位のダイエットもやめましょう。子供を抱っこしながらできるスクワットやストレッチが良いでしょう。
また、ラジオ体操やダンスなど、DVDを使った運動も良いダイエットになります。楽しい音楽は自然と体が動きますし、無理なく続けることができます。
長期的に考える
産後ダイエットは長く継続していくようにしましょう。母乳育児をするのであれば食べ物を極端に減らすのも好ましくないですから、産後半年で体重を減らすように目標を建てましょう。無理なく行うことでリバウンドしないダイエットになるでしょう。
妊娠中は脱毛はしていいの?胎児に与える影響が心配・・・
女性であれば妊娠中でもキレイでいたいと思うもの。赤ちゃんの健康のためにも、妊娠中のスキンケアは胎児への影響が出ないようオーガニックのクリームを使用したりと、デリケートなケアが必要です。
妊娠中のムダ毛処理には、痛みや無理な刺激を与えないように気を配りたいものです。そこで妊娠中の脱毛についてすこし考えてみたいと思います。
妊娠中の脱毛は胎児に影響はないと言われているが・・・
まず脱毛というのは大きく分けて2タイプあります。カミソリなどで体毛を剃る(もしくは抜く)脱毛と、フラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器などの脱毛器を使った脱毛です。
カミソリなどで体毛を剃る脱毛は、いわゆる”除毛”に分類されてくるものですので、妊娠中に行なっても問題ありません。
フラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器の胎児への影響は?
心配になるのがフラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器などの脱毛器を使った脱毛ですが、こちらも胎児にはさほど影響は無いと言われています。
刺激の弱いフラッシュ脱毛器はもちろん刺激が強いレーザー脱毛器の場合であっても、脱毛器の光は胎児までは届かず、もし副作用などが出てもあくまでも母親の肌だけに留まる話となるため、胎児にまでは影響しないと言われています。
このため表向きは脱毛器を使った脱毛でも、妊娠中に行なって問題は無いと言われています。
とは言っても、脱毛による胎児への影響ははっきりと解明されていない
前述の通り、妊娠中の脱毛は直接胎児には悪影響はないと言われています。
にも関わらず、一方で脱毛雑誌などでは「妊娠中は脱毛はしない方が良い」と注意深く述べられています。実際の脱毛クリニックなどでも妊娠中の方には脱毛サービスを禁止している店舗も多いです。
何故こういった食い違いが起きているかといいますと、胎児への影響がはっきりと解明されていないという事が関係していると思われます。
フラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器を使った脱毛法はまだ歴史が浅く、本格的に普及してから20年程度しかたっていません。このため、妊娠中の胎児への影響はもちろん、妊娠していない方の身体への影響というのも未だはっきりと解明されていないのです。
この辺はもう少し歳月が流れ統計データなどが出てくれば、はっきりしてくるかと思われます。
多くの脱毛クリニックは妊娠中の脱毛を勧めていない
なんにせよ今現在は、本当に脱毛が胎児へ影響がないかははっきりとしていません。
脱毛雑誌や脱毛クリニックは、「妊娠中は”脱毛効果が得られないから”脱毛はしない方が良い」といった理由付けて脱毛を勧めていませんが、これはあくまで建前で、実際は胎児への影響がはっきりしていない事が根本的な理由と考えられます。
脱毛によるストレスが胎児に影響を与える事も
脱毛による胎児への影響ははっきりと解明されていないものの、実際は本当にフラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器の光は胎児には何の影響もないかもしれません。ですが脱毛器を使用すると痛みを伴いますし、場合によっては皮膚が変色したりヤケドしたりも出てきます。
そういった症状を実際目のあたりにすると、「これ胎児にも影響あるのでは?」とどうしても疑惑を持ってしまうものです。そして、巷で言われている「妊娠中は脱毛はしない方が良い」という噂が拍車をかけ、疑惑がより大きくなり、大きな不安・ストレスに変わってしまう恐れも十分考えられます。
母親がストレスでホルモンバランスを崩し、胎児に影響が与えてしまう可能性
そういったストレスが母親の身体に影響を及ぼし、脱毛自体は胎児に悪影響は出していなくても、ストレスにより間接的に悪影響を与えてしまう事があります。
ストレスとうのは身体のリズムやホルモンバランスを狂わせますので、強いストレスを感じたり長期間ストレスを溜めていると、やはり胎児には悪影響を及ぼしてきます。
結局、妊娠中は脱毛しちゃダメなの?
「脱毛による胎児への影響がはっきりと解明されていない」、「余計な不安がストレスになり胎児に悪影響を及ぼす可能性がある」、この2点から、確実に胎児へ悪影響を出さないためには妊娠中の脱毛はしない方が良いでしょう。
妊娠期間は一生涯続くものでもないため、1年程度の妊娠が終れば胎児への影響を全く心配せずに思う存分脱毛できます。実際は悪影響はないかもしれませんが、下手に余計なリスクを追わない方が良いかと思います。
またそもそもの話となりますが、妊娠中というのはホルモンバランスなどが通常時と異なるため、脱毛効果というのが十分に得られません。
場合によっては全く脱毛効果が得られず費用も時間も無駄にしてしまう形になってしまう事もありますので、そういった意味でも妊娠中は脱毛はしない方が良いでしょう。