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美肌の敵は紫外線だけじゃない!有害物質から肌を守るスキンケア術
紫外線の強い季節になって、日焼け止めをしっかり塗り始めた女性が多いと思いますが、紫外線以外の「有害物質」から、お肌は保護できていますか?
そもそも有害物質ってなに?というところからかと思いますが、現代には、肌に悪影響を及ぼす多くの物質が存在します。それだけ聞くと怖いですが、しっかりと対策をすれば、健やかなお肌を保つことができます。
では、どのような対策をすればいいのか、見ていきましょう。
有害物質はシミ・シワ・たるみの原因に
PM2.5などの大気汚染物質
PM2.5などの、PM10(10㎛)以下の大気汚染物質は、私たちの毛穴よりはるかに小さいため、肌に浸透し肌内部のたんぱく質や、バリア機能の低下をまねきます。すると、肌のコラーゲンネットが破壊されシワになったり、ひどい乾燥肌になったり、ターンオーバーが遅くなるので頑固なシミになってしまうのです。
しかも、紫外線との相乗効果でよりそれを深刻化させるので、非常に厄介です。
また、大気汚染物質ではありませんが、黄砂も、PM10以下の大きさなので、肌のキメや毛穴に入り込むことがあります。しかも、風に乗ってやってくる間に、他の汚染物質と結合してくる場合がほとんどですので、これにも注意が必要です。
一年中飛んでいる花粉
花粉も肌に付着して、肌トラブルの原因になります。花粉の大きさは30~40㎛なのでPM2.5のように浸透してしまうことはめったにありませんが、肌表面の角質に刺激を与え、かゆみや発疹、乾燥を引き起こします。
しかも、春だけではなく一年中、なにかしらの植物が花粉を飛ばしています。そのため、肌のバリア機能が弱まってしまった時などに、花粉の刺激を受け、炎症を起こしてしまうのです。
まさに今浴びているブルーライトも肌老化の原因に
現代人は、PCやスマホのブルーライトを浴びない日はないんじゃないでしょうか。実はブルーライトは、紫外線以上に肌に深く入りこみ、シミを作ることが最近の研究で分かってきました。引きこもってネットサーフィンをしているだけでも顔が黄色くなってきたり、色素沈着が進んでしまうのです。
では、どうしたらこのような有害物質の脅威から肌を守ることができるのでしょうか?
メイクの前に専用のプロテクターを使って!
ここまでお伝えして着たように、紫外線対策や保湿だけでは肌の保護は不十分です。やはり、専用のプロテクターなどを使って肌を守ることが重要です。そこで、おすすめのプロテクターをいくつかご紹介しますので、化粧下地や日焼け止めを見直してみましょう。
プロテクター センシティブ(イプサ)
肌のバリア機能が弱まって、敏感肌になっている人におすすめ。乱れた角質整えて、紫外線、大気汚染物質、たばこの煙、ほこりなどから肌を保護してくれます。
詳しくみるピュアミネラル BB スーパー カバー(メイベリン)
PM2.5や花粉などの環境ストレスから守ってくれるBB(ビューティー・バリア)クリーム。カバー力も文句なしなのでこれ一本で簡単に肌を保護できます。
詳しくみる肌を守るには洗顔が大切
外から帰ったら手洗い・うがい → 即洗顔!
肌表面に付着した大気汚染物質をすぐに洗い流すことが大切です。長時間、肌の上に大気汚染物質が付いたままにしておくと、たとえ専用プロテクターを使っていたとしても、皮脂や汗と混ざって酸化し、肌に悪影響を及ぼします。
そのため、なるべく外から帰ってきたらクレンジングと洗顔をして、お肌を清潔な状態にしておきましょう。もちろん洗顔後の保湿も忘れずに!
泡は毛穴に入らないから…
毛穴に入り込んでしまった微細な汚染物質、実は、洗顔の泡では取りきれません。どんなにきめ細かく泡立てたとしても、毛穴以下の泡にはならないのです。
そのため、クレンジングオイルやジェルでしっかり汚れを浮かせる事が大切です。
また、週に1~2回は、蒸しタオルで毛穴を開かせてから洗顔をすると毛穴の詰まりを洗うことができて効果的です。そして、洗顔後は冷水や冷たいタオルで引き締めることを忘れずにしましょう!
肌本来のバリア機能を高めよう
バリア機能が低下しているお肌は、有害物質の刺激を受けやすく、その刺激によってさらにバリア機能は低くなり、悪循環に陥ります。そのため、肌が本来持っている正しいバリア機能を高めることが重要になってきます。
第1・2のバリア!皮膚常在菌と皮脂膜
肌の表面には常に約1兆個もの菌が存在していて、肌表面を弱酸性に保ってくれています。弱酸性に保つことで、雑菌の繁殖を防ぎ、健やかな状態を維持しています。
また、常在菌は皮脂や汗を餌にして、皮脂膜を形成してくれます。この皮脂膜は雑菌や有害物質、紫外線の侵入を防ぎ、お肌の潤いが蒸発するのを防いでくれる、大切な役割をしています。
常在菌と皮脂膜は、なんと薄さ0.5㎛。洗顔のしすぎや、殺菌効果の高い化粧品の使い過ぎは、これらのバリアを破壊してしまいます。そのため、普段から優しく洗顔するように心がけましょう。また、皮脂膜は、美容オイルなどで補てんできます。皮脂が少なくなり始める30代以降は、こういったアイテムを使ってバリア機能を高めることも必要になってきます。
美容オイルについてはコチラ
→ どこまで理解していますか?美容のスーパーアイテム「オイル」のすごい効果と使い方!
最後の砦!角質層
角質層も同じく、雑菌や有害物質の侵入を防ぎ、お肌の潤いを保つ働きをします。このバリア機能は角質細胞と細胞間脂質で構成されていて、規則正しくギュッと並んでいることが大切です。細胞がふっくらとして、キメが整っている肌がこの状態です。
角質細胞と角質細胞の間を埋めているのが細胞間脂質ですが、主な成分はセラミドです。このセラミドは水分を保持して、さらに雑菌や有害物質の侵入を防ぎますが、これが少ないと、有害物質がコラーゲンネットやメラノサイトを刺激し、シワやシミの原因になってしまいます。
そのため、化粧水やクリームでセラミドの補てんがおすすめです。また血行が悪いとこの細胞間脂質の産生が遅くなってしまうので、化粧水は手でしっかり温めてから使ったり、スチーマーやお風呂で肌を温めたりすると、より効果的です。
ブルーライトは保護フィルムを使ってカット!
ブルーライトから肌や眼を守るためには、PCやスマホにブルーライトカットの保護フィルムを貼りましょう。もちろん先述したクリームなどを付けるのも良いですが、すっぴんでスマホをみることだってありますし、子供がパソコンを操作することだってありますよね。
それならば、画面からブルーライトが出ないようにしてしまいましょう。フィルムは家電量販店などで簡単に手に入りますので、ぜひ取り入れてみてください。
現代女性の宿命!有害物質から肌を守らずして美肌は得られない
現代にはお肌にダメージを与える物質がまだまだあふれています。でも大丈夫です。スキンケアアイテムやエステ技術は日々進化しています。ここであきらめず、10年後、20年後のお肌の美しさのために、今できる最高のケアをしていきましょう!
たった1分で完璧スキンケアできるオールインワンジェルがすごい!
毎日、子供をお風呂に入れるだけで一苦労ですよね。本当はお風呂上がりにすぐに化粧水をつけたいけれど、子供に服を着せている間の数分くらい我慢!と思っているかもしれませんが、お風呂上がりの肌は普通の状態以上に水分が蒸発しやすく、乾燥し、非常にデリケートな状態です。毎日そのような状態だと、シワやたるみなどのエイジングサインが現れやすくなってしまいます。
そんなことわかっているけど忙しいの!というママのお肌には、オールインワンジェルがおすすめです。でも、オールインワンって「化粧水」「乳液」「美容液」が一気につけられるものという点以外、あまり知られていません。または、以前何となく使ったけどあまり効果がなかった、というママもいらっしゃるかもしれません。
実は、最近のオールインワンジェルはかなり進化しているので、これから購入される、または再チャレンジするママの為にご紹介しましょう!
オールインワンジェルのメリット
とにかく簡単
ご存知の通りそれ一つでスキンケアが完結するので、非常に簡単です。適量を手にとって肌全体につけるだけなので、ものの30秒で完了です。
これなら、子供が体を拭いている間にささーっとつけることもできそうですよね。
従来のオールインワンジェルは・・・
一昔前のオールインワンジェルは、クリームの容器と同じような製品が多く
- 蓋をあける
- スパチュラでジェルを取る
- 顔につける
といった工程が必要でした。ちょっと面倒ですよね・・・。
最近のポンプ式のオールインワンジェルなら簡単に使える
最近はポンプ式のものも多くなり
- ワンプッシュする
- つける
という簡単を極めた製品もあります。
また、手に入れるのも簡単です。ここ5年ほどでどんどん種類が増えたので、ドラッグストアやコンビニにも売っていますし、通勤時間にスマホからさっと購入することもでき、手軽に購入できます。
経済的
これは薄々気づいていても、改めて計算すると驚きます。
たとえば、基礎化粧品(2ヶ月サイズ)4点を下記の価格で購入していたとします。
化粧水3,000円 + 乳液3,000円 + 美容液6,000円、クリーム8,000円
→ 合計20,000円 つまり 1ヶ月あたり10,000円
それを、4点の機能を併せ持ったオールインワンジェルに置き換えると、1ヶ月3,000円から高くても5,000円で済みます。逆に1ヶ月分10,000円のオールインワンジェルを見つける方が大変です。
基礎化粧品代を1ヶ月で半分に抑えられるので、年間にしたらかなりのインパクトですよね。
お手入れにムラができない
化粧水や乳液、クリームなど、毎日同じ量をつけている自信はありますか?「今日はクリーム塗りすぎちゃったかな」「美容液をつけるの忘れちゃった」など、日によってお手入れにムラができてしまっているのが現実ですよね。
毎日朝晩、自分の肌の状態を見極めて「今日は化粧水をたっぷりつけよう」「クリームは少なめにしよう」などとコントロールができていれば問題ありませんが、それができるほどママに時間はありません。それなら、必ず毎日同じバランスでつけられるオールインワンジェルを使ったほうが間違いありません。
オールインワンのデメリット
肌質が大きく変わる人には向かない
オールインワンジェルのメリットとして、毎日同じバランスの水分&油分&美容成分がつけられると述べましたが、それがデメリットになることもあります。
女性の肌は月経のリズムで肌の質も変化をしているので、厳密には水分を多くした方が良い時期、油分を多くした方が良い時期、美容液の効果が高い時期などがあります。そのため、1ヶ月の肌変化が大きい女性には、肌に合わない時期が出てくる可能性があります。
使ってから気づく場合もありますので、まずは1ヶ月様子をみて、継続するかは検討した方がよいでしょう。
スキンケア好きの人には物足りない
ワンステップでスキンケアが終わってしまうので、お手入れが大好きな人には物足りないかもしれません。今まで、鏡の前にシリーズでいくつも並んでいたのに、それがたった一つになるのも、なんだか寂しいと感じる女性もいらっしゃいますよね。
そういった人は、忙しい平日はオールインワン、休日は今までのシリーズでお手入れするなど、使い分けをするのも一つの方法です。
オールインインワンを無駄なく使いこなすためには
適量を使いましょう!
高級なクリームはもったいないし、少しずつ使いたい…という気持ちになりますが、オールインワンジェルは違います!量が足りなければ塗っていないのと同じです。先に述べたように、最近のオールインワンジェルはかなり経済的に作られていますので、しっかりとメーカーがすすめている量を使いましょう。
しっかり馴染ませて
塗るだけなら30秒もあれば簡単にできますが、それだけではそのオールインワンジェルの効果を十分に発揮できない場合があります。どうしても油分も一緒になっているので、肌に乗せただけでは浸透しづらいものもあります。
そのため、肌にのばした後はハンドプレスで肌奥に浸透させるようにしましょう。何分も肌を触る必要はありません。30秒で肌にのばして、30秒ハンドプレスするだけです。たった1分でよいのです。
たまにはプラスαの美容液も
オールインワンジェルには、たくさんの美容成分が配合されていますので、基本的なお手入れは問題ありません。
しかし、30代以降のお肌はそれぞれのエイジングサインが出始め、個人差が出る時期です。今、自分に必要なケアは、シワ対策なのか、シミ対策なのか、たるみ対策なのかなど見極めて、時間が取れる時にはプラスαの美容液やお手入れをしてあげましょう。
自分で見極めが難しい場合には、化粧品売り場のBAさんに見てもらったりプロの手も借りましょう。
肌悩み別おすすめオールインワン
エイジングケアなら
アクアコラーゲンゲル エンリッチリフトEX(ドクターシーラボ)4,300円(本体価格)
元祖オールインワンジェルのドクターシーラボから強力なオールインワンが出ました。化粧水・乳液・美容液・アイクリーム・クリーム・マッサージクリーム・パック・化粧下地の8役をこなしてくれる超多機能保湿ジェルです。肌の引き締め成分も配合で、ハリ肌に導きます。
美白なら
薬用Q10クイックジェル モイスト&ホワイトニング(DHC)6,191円(本体価格)
化粧水、乳液、ジェル、クリーム、化粧下地の5役。コエンザイムQ10などの美白薬用成分がメラニン生成を抑えてシミ・そばかすを防いでくれます。少しお値段は張りますが、医薬部外品なのでしっかりとした効果が期待できます。
超乾燥肌なら
濃極潤パーフェクトゲル(肌研)1,173円(本体価格)
ドラッグストアで買えて、お値段も低価格。化粧水・乳液・美容液・クリーム・パックの5役で長時間潤いを持続させてくれます。べたつき感もないので、すぐにメイクしても大丈夫です。
敏感肌なら
メディプラスゲル(メディプラスオーダーズ)3,700円(本体価格)
美肌の湯「出雲玉造温泉水」や、スーパーコラーゲン、ナノ化ヒアルロン酸など厳選された62種類もの美容成分が配合されています。防腐剤など9種類の成分無添加で安心です。ポンプ式なのもポイントですね!
オールインワンを味方につけよう
いかがでしょうか?今までオールインワンジェルを試したことがないあなたも、失敗したことがあるあなたも、オールインワンの性質をしっかり理解すれば安心です。簡単&お得にスキンケアをして、生活に余裕と美を取り入れましょう!
肌荒れは乾燥から!?顔のカサカサが気になる方の美容液の塗り方
お肌の乾燥を気にする女性は多いですよね。肌のカサカサはみなさん共通のお悩みかと思います。
とある化粧品会社が実施したアンケート(※)でも、女性の美容の悩みは「乾燥」という意見が圧倒的にランキング1位でした。
保湿を気にする女性の間で、基礎化粧品の使い方や、特に「美容液」に対しての関心が高まってきています。
乾燥肌対策のためにも、美容液の塗り方を見直してみてはいかがでしょうか。
株式会社ネイチャーズウェイ:「美容の悩みについてのアンケート結果」
美容液ってやっぱり必要?何のために塗るの?
基礎化粧品のなかでも、化粧水と乳液は使っているけど、美容液はいまいち使っていないという方も結構多いです。
しかし、真剣に保湿対策・美肌対策に乗り出すのであれば、美容液は必須と言って過言で無いでしょう。
そもそも、美容液にはどのような効果があるの?
化粧水は、洗顔後のお肌の状態を整えるために使用します。乳液は、お肌の水分や油分などを閉じ込めて乾燥を防ぐために使用します。
では美容液は何のために使用するのでしょうか。
それはというと、化粧水だけでは不十分な保湿成分や、美肌効果・アンチエイジング効果のための美容成分を、お肌に補給してあげる役割が美容液にはあります。
美容液はお肌のサプリ
美容液は言うなればお肌のサプリメント。
保湿を重点的にケアしたい、美白に特化してケアしたい、など、タイプに合わせた成分を含む色々な種類の美容液があります。
各種ビタミン、コラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿成分をはじめ、しみの原因のメラニンを抑制するアルブチン、しわ対策としてアンチエイジング効果が期待されるエラスチンなど、様々な美容成分の名前を耳にすることがありますよね。
それらの有効成分を高濃度で配合し、美容成分を補うことに重点を置いている美容液だからこそできる特別なスキンケアがあるのです。
今大人気のオールインワンゲル!
乾燥やシワで悩む方にぜひ試してみてほしいのが、大人気の美白オールインワンゲル「メディプラスゲル」です。
ほうれい線と敏感&乾燥肌で悩む52女性女性フォトグラファーに、実際に使ってみてもらいました。
美容液を塗るタイミングはココだ!効果を高める使用法
美容液をまだ使っていない人が多いという話をしましたが、その中には美容液の使い方がわからないから、という人もいます。
美容液は、化粧水や乳液など他の基礎化粧品と比べると価格もちょっと高め。肌に良さそうな成分が多く入っているのはわかっているんだけれども、うまく使えないかもしれない・・・、そんな不安から美容液に踏み出せない女性も多いはずです。
しかし美容液の塗り方にそんなに難しいことはありません。
お肌の仕組みをちょっとだけ頭に入れておけば、きっと自信が湧いてくるでしょう。
乾いた肌にいきなり美容液は間違い!潤いの中に成分を浸透させるイメージ
美容液の塗り方の間違いで多いのが、乾いた状態のお肌にいきなり美容液を塗ってしまうことです。
おそらく、乾いたタオルが水を吸うように、乾いたお肌なら有効成分をグングン吸い込むのでは、というイメージを持ってしまっているのかと思いますが、実際はその逆です。
美容液の成分は、目には見えない極々小さいものであると言っても、乾いた肌ではただ跳ね返してしまうだけです。
そうではなく、「浸透させること」のイメージを持ちましょう。
水分で潤ったお肌に、じわじわとただよい、肌の奥へ奥へ染み込んでいく、というようなイメージをすると良いでしょう。
ですので、ペチペチ叩くのも、お肌を痛めるだけなので止めましょう。
基礎化粧品の順番は 洗顔 → 化粧水 → “美容液” → 乳液
美容液は肌が水分で潤っている状態で使わないと効果が薄くなります。
ですので、タイミングとしては化粧水の直後がベストです。
まず洗顔で余分な油脂を落とし、落ちすぎた水分を化粧水で補い、美容成分が浸透しやすいお肌を整えます。
そして美容液を浸透させた後、乳液で美容成分とお肌の水分を閉じ込め、乾燥しにくいお肌に仕上げます。
乳液はお肌に蓋をする効果があるので、乳液やクリームの後に美容液を付けても、ガードされて効果は無くなってしまいます。
ですので、化粧水と乳液の間が最良というわけです。
手順としては化粧水の直後となりますが、化粧水を付けたあと、お肌に水分が馴染むまで少し待つのがベターです。
といっても、時間を空けすぎると水分は蒸発してしまいますので、数分程度が良いでしょう。
冷えた状態は効果半減!美容成分を浸透させるには温度も大切です
美容液を塗る際には、美容成分をできるだけ余さず浸透させられるよう、温度についても意識しましょう。
お肌が冷えていると毛穴も角質層も固く締まってしまい、成分の浸透を阻害する要因となってしまいます。
適度に温めて角質をやわらかくしてあげることが、美容液成分の浸透促進に繋がります。
お肌の冷えすぎに注意
冷たいお水で洗顔していませんか?
ついついお水で顔を洗ってしまいがちになりますが、保湿成分を取り込むには、ぬるま湯で洗顔するのが大切です。
温度としては26度~32度が理想で、これより低すぎると前述の通り成分浸透に影響がでますし、熱すぎると皮脂が落ちすぎたりお肌を痛めたりして、かえって乾燥や肌の赤みの原因になってしまいます。
化粧水の後に手のひらで頬や顔を軽く抑えるのも、肌温度を保つ方法です。
濡れた皮膚は水分蒸発による冷却効果で温度が奪われてしまいますので、人肌で温めると良いでしょう。
美容液も人肌に温めて
美容液を顔に塗る際に、手にとって使用する方法と、コットンを使用する方法がありますが、温度管理という点でおすすめは、手で塗る方法です。
美容液を手のひらにとって、もう一方の手の指で少し混ぜて、馴染んだら両手のひらを合わせて手全体に広げます。
このように液自体を人肌の温度に近くしてから塗ることで、肌の温度が急激に下がるのを防ぐことができます。
手の上で温めるのは美容液に限らず、化粧水を使うときにも有効です。
化粧水にも保湿成分が含まれていることも多いですので、少し温めてから付けることで、肌への浸透効果を高めることができます。
リンパマッサージも兼ねた美容液の塗り方
美容液にも大きく分けて2種類のタイプがあり、目元やしみのある箇所など気になるポイントにのみ付けるためのものと、顔全体に美容成分を補給するためのものとがあります。
顔全体に塗るタイプの美容液であれば、リンパマッサージを取り入れた塗り方をすれば、滞ったリンパも解消できて一挙両得です。
リンパの流れを正常化することで、顔のむくみを防ぎ、お肌を元気に保つことができます。
トロミのある化粧水ならこのマッサージを応用できますので、ぜひ自分で出来る顔のリンパマッサージを覚えておきましょう。
下から上に塗ってリフトアップ
まずは顎先から手を当てて、顔に手のひらで覆いながら、ゆっくりとおでこの部分まで上げていきます。
これを下から上に、顔全体をカバーできるように数回繰り返します。
この方法ですと手で塗っても液ダレしにくく、下に溜まったリンパの流れを促し、さらに顔の筋肉をリフトアップして見た目年齢を若くする効果が期待できます。
顔全体に美容液が行き渡ったら、今度は中心から外へマッサージしていきましょう。
両手の中指・人差し指・薬指で、鼻を中心とした線から、耳の付け根の後ろ部分へ、優しくなでます。リンパの通り道である耳の付け根の後ろまで指を持っていくのがポイントです。
あまり強くなでると肌を痛めますので、力加減は「小鳥の頭をなでるような」イメージが良いと言われています。
また、メーカーが適量としている使用量の1.5~2倍の量を使用すると肌を傷めにくいので、マッサージの時はたっぷり使いましょう。
最後の仕上げに首筋をマッサージ
首元も年齢が出やすいところなので、手に残った美容液は首にも塗ると効果的です。
リンパの通り道を意識して、今度は耳の付け根の後ろから、首筋にそって下へマッサージしましょう。こちらも強さは小鳥をなでる程度が良いです。
2、3度首筋をなぞったら、次は首全体に、上から下へ、残った美容液を使い切りましょう。
リンパマッサージを取り入れることで、夜のむくみ防止、朝のむくみ解消にも一役買いますね。
乾燥肌を解消したいなら、肌荒れ前に美容液導入を
いままで美容液を使っていなかった人も使っていた人も、塗り方を見直すことで美肌へのヒントが見えて来たかと思います。
化粧水にも保湿成分が入っているから、と思うかも知れませんが、化粧水に含められる成分には限りがあります。
美容液であれば、水溶性保湿成分に限らない、乾燥対策・エイジング対策に有効な様々な美容成分をお肌に与えてあげることができます。
乾燥した状態を放置して、あまりにも肌荒れが進んでしまうと、今度は肌に合う美容液がどんどん無くなってしまう可能性も。
肌に合わないから止めてしまって、止めてしまったからさらに肌が荒れて、という負のスパイラルに陥ってしまうと大変です。
なかなか改善しない乾燥・肌荒れ・カサカサ対策には、早めの美容液導入をオススメいたします。