TAG妊娠中の不調
抱き枕で妊娠中の不快な症状を解消!妊婦におすすめの抱き枕の使い方

妊娠中はさまざまな不快な症状に襲われます。この不快な症状を解消するサポートをしてくれるのが「抱き枕」です。そこで今回は、抱き枕の効果やおすすめの抱き枕をご紹介します。
Warning: Use of undefined constant get_the_ID - assumed 'get_the_ID' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/imples/kirei-mama.net/public_html/wp-content/themes/chill_tcd016/functions.php on line 151
Warning: Use of undefined constant get_the_ID - assumed 'get_the_ID' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/imples/kirei-mama.net/public_html/wp-content/themes/chill_tcd016/functions.php on line 151
Warning: Use of undefined constant get_the_ID - assumed 'get_the_ID' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/imples/kirei-mama.net/public_html/wp-content/themes/chill_tcd016/functions.php on line 151
様々な不快解消のために抱き枕がおすすめ
妊娠中の不快な症状を解消するためには、「シムスの姿勢(シムス位)」という姿勢が効果的です。
このシムスの姿勢を取りやすくサポートしてくれるのが抱き枕なのです。
ただシムスの姿勢をとるよりも、抱き枕を使ってシムスの姿勢をとるほうがより効果的なのです。
妊娠中の不快な症状に悩まされている方には抱き枕がおすすめです。
妊娠中のさまざまな不快症状と原因
妊娠中の不快な症状はほとんどの場合、急激に体型やホルモンバランスが変化することによるものです。
不快な症状には主に以下のようなものがあります。
- つわり
- 妊娠初期に現れる不快な症状の代表といえばつわりですね。
約7割もの方がつわりを経験し、妊娠初期から中期にかけて起こることがほとんどです。
実は、つわりがなぜ起きるのかはっきりとした原因はわかっていません。急激なホルモンの変化、胎児に対するアレルギー反応、体の変化による自律神経の乱れ、流産を防ぐように母体を動かさないため、毒素になる食べ物を食べないようにするためなどが原因ではないかと言われています。
つわりの症状は人それぞれですが、主な症状は「吐き気」です。
食べ物を食べたときだけではなく、おなかがすいたときや特定のもののにおいをかいだ時など吐き気を感じる場面も人それぞれ違います。
吐き気以外では、眠気や頭痛などが症状としてあらわれることもあります。
- 腰痛
- 妊娠後期になりお腹が大きくなってくると、重心が後ろに行きがちになり腰への負担が大きくなります。
そのため腰痛が起こりやすくなるのです。
また妊娠初期の頃も、ホルモンの変化により腰痛が起こることがあります。
- 寝苦しい
- お腹が大きくなってくると、仰向けに眠ることができず眠る姿勢が限られてしまいます。そうするといつもの姿勢で眠むれないことにより寝苦しさを感じることがあります。
またお腹の重みで息苦しさを感じ眠りが浅くなってしまうこともあります。
胎動が活発な場合は、胎動によって目が覚めてしまうことも。
妊娠後期だけではなく、妊娠初期の頃もホルモンの影響で眠れないことがあります。
- むくみ
- 大きなおなかでリンパ管が圧迫されることなどにより、老廃物がたまりやすくなりむくみが起こりやすくなります。
胸やおなかの苦しさ軽減にシムスの姿勢
妊娠中の不快な症状にはさまざまなものがあるんですね。
そしてこれらの不快症状を和らげる効果があるといわれているのが「シムスの姿勢」です。
シムスの姿勢とは、片足を伸ばし、もう一方の足の膝を曲げ、少しうつぶせ気味に横になるポーズのことを言います。
妊娠中にあおむけに寝ると、お腹の重みで血管が圧迫され血流が悪くなってしまいますが、この「シムスの姿勢」をとることで血管やリンパ管の圧迫が少なくなり、さまざまな不快な症状を和らげてくれるのです。
主に以下のような症状に効果がありますので、心当たりのある方はためしてみてくださいね。
つわりの症状が和らぐ
シムスの姿勢をとることで心身ともにリラックスすることができ、胃への負担も軽くなります。
そのためつわりの症状が和らぐことがあります。
寝苦しさが和らぐ
シムスの姿勢をとることで、血管やリンパがお腹の重みで圧迫されることが少なくなります。
それにより胸やお腹の苦しさが少なくなり、呼吸も楽になるため寝苦しさも和らぎます。
腰痛が和らぐ
シムスの姿勢をとると、背中が丸くなり腰が伸びるため腰の痛みが和らぐことがあります。
むくみが解消する
シムスの姿勢で寝ることでリンパ管が圧迫されることが少なくなり老廃物がたまりにくくなります。
そのためむくみにくくなるのです。
シムスの姿勢をとる時の注意点
左側を下にして横向きになる
右側を下にしてしまうと、静脈が圧迫され心臓へ戻ってくる血流が滞り、心臓への負担が大きくなってしまうためです。
左手は背中側に、右手は前に置く
上半身がうつぶせの姿勢に近くなるため肩が楽になります。
シムスの姿勢については以下の動画も参考にしてみてくださいね。
シムスの姿勢を行うときに重宝するのが抱き枕です。
抱き枕を使うとシムスの姿勢がとりやすくなり効果をより引き出してくれるのです。
特に腰痛の時は、抱き枕を股の間に挟んだりすることでより痛みを緩和させてくれます。
抱きつくことで、リラックス効果がより高まります。
抱き枕は妊娠中の不快な症状を和らげる手助けをしてくれるのですね。
死産のリスクを減らすために抱き枕が良い
先ほどご紹介したシムスの姿勢。
実はママの体だけではなく、赤ちゃんにとっても良いことがたくさんあるといわれています。
妊婦の仰向け寝が死産リスクを○倍にさせる
お腹が大きくなってくると、圧迫感があり仰向けに寝ることが難しくなります。
ママの体に負担がかかるだけではなく、妊娠中の仰向け寝は赤ちゃんにとっても危険がいっぱいなのだそう。
ガーナで行われた研究によると、妊娠中に仰向けに寝ることで、なんと死産のリスクが6倍にもなったという驚きの結果が。
これは、仰向けで寝ることにより血流が悪くなり血液中の酸素濃度が低くなってしまうためです。
酸素濃度の低い血液はそのまま胎盤を通して赤ちゃんのもとに運ばれます。
これが赤ちゃんに悪影響を及ぼしているのでは?と考えられています。
それだけではなく、血流が悪くなると赤ちゃんに運ばれる栄養も少なくなってしまうのです。
横向きに寝ることが解決のカギ!
赤ちゃんへのリスクも、横向きになるシムスの姿勢で寝ることで減らすことができます。
先ほどもお伝えしたように、シムスの姿勢をとることで血管への圧迫が少なくなります。それにより血流が良くなり、赤ちゃんに必要な酸素や栄養がしっかりといきわたるようになるためです。
妊娠中はママのためだけではなく赤ちゃんのためにも横向きのシムスの姿勢で寝ることが大切なのですね。
熟睡時も抱き枕が横向きをサポートしてくれる
でも熟睡している最中も横向きの姿勢を保つことは難しいですよね。
そんな時にも「抱き枕」は大活躍します。
特に妊婦さん専用の抱き枕はシムスの姿勢を取りやすくできているため、熟睡しているときも横向きの姿勢を保ちやすくおすすめです。
「でも寝返りが打てないと、余計に寝苦しくなりそう」と思われた方もいるのでは?
確かに寝返りを打てないと、体の一部分に負担がかかりがちになり体の疲れが取れにくかったりすることがあります。
でもこれも抱き枕を使うことで解決します。
抱き枕で体を支えることで体圧を分散し、体への負担も少なくすることができるためです。
就寝中にシムスの姿勢を保つことは、赤ちゃんのためにも大切です。
抱き枕を上手に使うことが赤ちゃんの安全を守ることにもつながります。
ほかにも抱き枕の活用方法はこんなにたくさん
抱き枕は妊娠中のママやお腹の中の赤ちゃんのために欠かせないアイテムのようですね。
しかし抱き枕が活躍する場面はそれだけではないのです。
むくみ防止の足クッションに
妊娠中や出産後に悩まされることの一つに「足のむくみ」があります。
足のむくみを予防するために、枕を足の下に敷き足を高くして寝てみてください。
足にたまった老廃物が流れやすくなるためむくみ防止になりますよ。
産後は授乳クッションや赤ちゃんのお座りクッションに
抱き枕は産後も大活躍します。
特に妊婦さん向けの商品は産後も使用することを見越して作られているため、産後も使いやすい工夫がたくさんされています。
赤ちゃんに授乳をするときに
赤ちゃんへの授乳は胸の高さで乳首を含ませなければなりません。
クッションなどを使わずに授乳すると、無理な姿勢で授乳することが多くなり腰や肩に負担がかかってしまいます。
しかしクッションを使うと、クッションの厚みで赤ちゃんを胸の位置で抱くことができるため楽な姿勢で授乳ができますね。
授乳の際に普通のクッションを使う方も多いのですが、妊婦さん向けの抱き枕は普通の抱き枕やクッションと違い、産後の授乳がしやすいように計算して作られています。
普通のクッションを使って授乳するよりも、より楽な姿勢で授乳をすることができますよ。
赤ちゃんのお座りのサポートに
妊婦さん用の抱き枕は、スナップなどがついていてドーナツ型に形を変えられるものがほとんどです。
ドーナツの真ん中に赤ちゃんを座らせるとお座りを優しくサポートしてくれますよ。
赤ちゃんのお座り用のサポーターを別に購入したり、クッションなどで代用する方も多いのですが、抱き枕を使うことで余計なお金がかからずに済みますし、クッションなどで代用するよりも安全に使うことができます。
おすすめの抱き枕
良い抱き枕の選び方
抱き枕はいろいろな種類がありますが、選び方にはどのようなポイントがあるのでしょうか?
- 妊婦用の、多機能で産後も長く使えるものを選ぶ
多機能なものを選ぶと、産後も長く使うことができます。
また長く使うことを考えて、クッション性があり中の綿がすぐにへたってしまわないものにしましょう。
中の綿がへたり厚みがなくなると使いにくくなってしまいます。 - カバーの素材が汗を吸ってくれる素材で、かつ肌触りも良いものを選ぶ。
- カバーを取り外して洗うことができる
寝ているときは寝汗を描きますし、授乳中はミルクなどで汚れる心配が多くなります。
でもカバーを取り外して洗うことができればお手入れが簡単で、いつも清潔に使うことができますね。
以上のことに気を付けて選んでみてくださいね。
また抱き枕を選ぶときは、なるべく実際に触ってみて使い心地を確認して購入することをおすすめします。
使い心地は写真で見るだけではわかりにくいためです。
使い心地が良いと感じる大きさや厚み、感触は人によって違います。
誰かが「これは良かった!」と言っていても、自分にとってはあまり良くなかったということもあります。
人気の抱き枕と口コミ
「抱き枕ってたくさんありすぎてどれを選んだらよいのかわからない」
そんな方のために、おすすめの抱き枕をご紹介します。
口コミも載せましたので参考にしてみてくださいね。

お姫様の抱き枕(赤すぐ)
不思議な感触と抱き心地が人気の「王様の抱き枕」と育児雑誌「赤すぐ」が共同開発した商品です。抱き心地はそのままに、さらに妊婦さんに使いやすい工夫がほどこされています。機能性もさることながら、豊富なかわいいデザインバリエーションも人気のポイントです。
詳しくみる下は、抱き枕の詳しい紹介動画です。
抱き枕にこの値段かぁーとずっと悩んでいましたが
6ヶ月に入りいよいよ寝苦しく…。
他の安いのも見たのですが結局これが一番良さそうだったので。
結果、購入して正解。寝苦しかったのが嘘の様に(? ´?` ?)b
夜中起きる事無く朝までぐっすり眠れています!!
引用元:akasugu.fcart.jp

NAOMI ITO POCHO ママ&ベビークッションロング(赤すぐ)
妊娠中から産後まで長い期間使うことができます。 別売りの替えカバーもあるので、こまめに洗濯ができ清潔に使うことができますね。 大きめなのでゆったりと使うことができます。
詳しくみる今は、抱き枕として主に使っています。
高さがありクッションがしっかりしているので、枕にしてTVをみるのも楽ちんで夫まで気に入って使っています(笑)
友達の3ヶ月になる赤ちゃんにも試しに使ってもらいましたが、授乳時にも赤ちゃんをもたれさせるのにも良かったです。
引用元:akasugu.fcart.jp

オーガニックコットン・ダブルガーゼマルチピロー
オーガニックコットンにこだわって作られた抱き枕です。 赤ちゃんにも安心して使うことができますね。 カバーは取り外しできますので、お手入れも簡単です。 デザインもシンプルで飽きが来ないですね。
詳しくみる大満足ですー!
まだ妊娠中なので、赤ちゃんでの利用はまだしていませんが
オーガニックコットンの肌触りがとってもよくて、落ち着きますし
背が高めの私でも、大きいので、いろんな角度に変えても十分大きさがあり、
とてもいいです。
ちょうどいいかんじにまげてつかっています。
他のところの迷ったけれど、ほかのところは三日月にしかできなかったり
短いものだったりなので、これにして良かったです。
引用元:rakuten.co.jp
使い心地の良い抱き枕で快適に
いかがでしたか?妊娠中も産後も抱き枕は大活躍しそうですね。
抱き枕の使い心地は人それぞれ異なります。
長い期間使うもだからこそ、自分にぴったりとくる抱き枕を選んで、妊娠中も産後も快適に過ごしてくださいね。
貧血の自覚症状チェック!サプリメントと生活改善で予防しよう!

貧血はただクラッとするだけではなく立ちくらみやだるさなどを伴いやすいことから、その症状が原因で日常生活に支障を来す場合も少なくありません。ここでは、貧血が起こる原因や貧血を伴う病気や貧血の症状に加えて、今すぐ出来る貧血の改善方法についてもご紹介していきます。貧血に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Warning: Use of undefined constant get_the_ID - assumed 'get_the_ID' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/imples/kirei-mama.net/public_html/wp-content/themes/chill_tcd016/functions.php on line 151
Warning: Use of undefined constant get_the_ID - assumed 'get_the_ID' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/imples/kirei-mama.net/public_html/wp-content/themes/chill_tcd016/functions.php on line 151
Warning: Use of undefined constant get_the_ID - assumed 'get_the_ID' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/imples/kirei-mama.net/public_html/wp-content/themes/chill_tcd016/functions.php on line 151
Warning: Use of undefined constant get_the_ID - assumed 'get_the_ID' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/imples/kirei-mama.net/public_html/wp-content/themes/chill_tcd016/functions.php on line 151
女性の場合は、出産後から慢性的な貧血に長期間悩まされることもあります。「たかが貧血」と考えてしまいがちですが、貧血の影に重大な病気が隠れている可能性もあるため、決して油断は出来ません。
貧血はなぜ起こる?
鉄不足
貧血を起こす最も代表的な原因といえば、鉄不足ですね。鉄は赤血球の主成分ですから、食生活の乱れや無理なダイエットによる栄養不足状態が続くと、赤血球を作れなくなって貧血状態になってしまうのです。
また、赤血球は全身に酸素を送り届ける役割を持つため、赤血球が作れなくなると貧血特有のふらふらするめまいの症状が現れます。
慢性的に貧血によるめまいの症状がある場合には、鉄不足による貧血を疑い、食事内容を見直すようにしてくださいね。
栄養不足
鉄分だけではなく、ビタミンB12や葉酸といった赤血球を作る際に必要となる栄養素が不足することでも貧血は起こります。
ビタミンB12や葉酸不足を起こす代表的な原因といえば、胃切除。ビタミンB12の吸収には胃液が必要なのですが、胃切除などが原因で胃酸の分泌が低下しているとビタミンB12を吸収出来ずに欠乏状態に陥ってしまうのです。
また、通常の食生活を送っていれば葉酸不足はほとんど起こりませんが、極端な偏食や過度の食事制限、アルコールを大量摂取する習慣があるような方で起こりやすい傾向にあります。
慢性的な出血
痔や潰瘍、癌などが原因で消化管からの出血があり、体内の鉄が過剰に消費される状態にあると貧血が起こりやすくなります。
これは男性の貧血原因として最も多いものであるため、男性で貧血が見られる場合はまず消化管からの出血を疑います。また、月経過多傾向にある女性の貧血原因となることもあります。
赤血球の破壊
一般的に赤血球の寿命は約120日とされていますが、何らかの理由により赤血球の膜がその期間よりも早く壊れてヘモグロビンが流出してしまうことがあります。
赤血球の膜が早く壊れてしまう理由は様々ありますが、長距離歩行やマラソン選手などのスポーツ選手で起こりやすいことが分かっています。
女性が貧血になりやすいのは何故?
月経による出血
女性は、毎月月経により一定量の出血をしています。この出血量が多ければ慢性的な貧血状態に陥りやすくなってしまうのです。また、月経による出血量には個人差がありますが、著しく出血量が多い場合には子宮筋腫などの病気が隠れていることもありますから注意が必要です。
もし月経による出血量が著しく多かったり、月経の度に酷い貧血に悩まされるという場合は、一度産婦人科を受診して医師に相談してみるようにしてください。
過度なダイエット
近年、女性の貧血の原因として増えてきているのが過度なダイエット。一時期「ぽっちゃり」が女性の魅力であるとメディアで取り上げられたりしていましたが、日本において体重は少ない方が良いと考える女性は決して少なくはありません。
一気に体重を落とそうとして無理な食事制限ダイエットを行えば、赤血球を作るために必要な鉄分やビタミン、タンパク質などの栄養素は不足してしまいます。
もしダイエットを始めてからめまいなどの貧血症状が増えてきたようであれば、食事制限は中止して栄養バランスの取れた食事を取るようにしてみてくださいね。
妊娠・出産・授乳
妊娠前までは貧血とは無縁の生活を送っていた方でも、出産後から慢性的な貧血に悩まされることがあります。
妊娠中と出産時に鉄分が不足する
妊娠中は自分と赤ちゃんの2人分の栄養が必要になりますし、分娩時には大量の出血をしますよね。すると、どうしても貧血気味になってしまうのです。
母乳を作ると鉄分が不足しがちに
産後母乳育児をする場合は、血液を主成分とする母乳を作らなければなりませんから、体の鉄分が母乳に取られて鉄分が欠乏した状態になっています。
以上のことから、妊娠前は貧血の兆候など全くなかった方でも、妊娠から母乳育児を終えるまでの期間に貧血に悩まされる方は少なくありません。
育児ストレスによる疲労
母乳育児が終わり、鉄分の過剰消費状態が終わっているにも関わらず、貧血が継続してしまう場合があります。
その原因が育児ストレス。特に1人目のお子さんの際に起こりがちですが、慣れない育児に対する不安やストレスから交感神経を刺激して、自律神経のバランスが崩れやすくなってしまうのです。
妊娠中から貧血気味だった方では、自律神経のバランスが崩れてしまうと貧血の症状がさらに悪化することもあります。
自律神経のバランスが崩れると血行が悪くなる
自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位な状態が続くと、アドレナリンの作用が強まって全身の血管が収縮してしまい、全身の血行が悪くなってしまうのです。
血行が悪くなると全身への酸素や栄養素の供給が滞り、貧血が起こりやすくなります。ストレスが原因で慢性的な貧血に悩まされている方は少なくありません。中には産後3年以上も貧血が続く場合もあります。
貧血が治まらずに悩んでいる方は、たまにゆっくりと心を休める時間を作るようにすると良いかもしれませんね。
寝不足
多忙な仕事、育児、ストレスなどにより上手く睡眠時間を確保出来ず、寝不足の状態になってしまう時ってありますよね。一時的な寝不足であれば問題ありませんが、寝不足の状態が長期に渡って継続すると、その慢性疲労により貧血を起こすことがありますから注意が必要です。
貧血と寝不足は一見関係なさそうですが、寝不足は貧血の原因ともなる自律神経を乱す原因にもなります。寝不足が慢性化している方は貧血が深刻な状態になる前に、ぜひ一度ご自身の生活スタイルを見直してみてくださいね
こんな生活スタイルが貧血を招く?
生活習慣から分かる隠れ貧血度チェック
貧血の起こりやすさは生活習慣にかなりの影響を受けます。ここでは貧血に繋がりやすい生活習慣をご紹介していますので、自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください。当てはまる項目の数により、現在の貧血のリスクが分かりますよ。
- 朝食を食べないことが多い
- 朝はコーヒーとパンだけで済ます
- 昼食を食べないことが多い
- 昼食はついファーストフードで済ましてしまう
- 夕食を食べないことが多い
- 食事の時間や回数が不規則
- 自炊よりも外食することが多い
- 麺類や丼ものをよく食べる
- 早食いである
- 食事制限ダイエットをよく行う
- 野菜や海藻、果物はほとんど食べない
- 青魚(サバ、イワシ、アジなど)は嫌い
- 貝類(あさり、しじみ、カキなど)は嫌い
- 肉類をあまり食べない
- お酒を飲む際は、ほとんどつまみを食べない
- レモンや梅干しなどの酸っぱいものは苦手
- 豆腐や納豆をあまり食べない
- つい冷凍食品やレトルト食品を多用してしまう
いくつ当てはまりましたか?当てはまる項目数を数えてみてくださいね。
0〜3個:貧血リスクはほとんどなし
現在の生活スタイルを続けていけば、貧血になるリスクはほとんどありません。今後もバランスの良い食生活を心がけて、貧血とは無縁の生活を送るようにしてくださいね。
4〜7個:たまに鉄不足になることも
現在の生活スタイルには大きな問題はありません。ですが、少し気を抜くと鉄不足になってしまうため、注意が必要です。ハメを外してしまった時には、それをカバーするために鉄分多めの食事を用意するようにしましょう。
8〜11個:鉄分不足
現在の食生活では鉄分が不足してしまっています。鉄不足による貧血のリスクが非常に高いですから、出来るだけ早い段階で食生活を見直してみるようにしてください。また、鉄を摂取出来るサプリメントを使用するのもオススメです。
12個以上:貧血リスク高
確実に鉄不足の状態と言えます。この食生活が長期間続いているようであれば、すでに貧血になりかかっている可能性もあります。下記に紹介する貧血症状のセルフチェックを行い、該当する項目があるようであれば、早めに食生活の改善を行うようにしてください。貧血は様々な生活習慣病のきっかけにもなりますから、決して放置しないようにしましょう。
貧血かも?と思った時の自覚症状チェック
症状から分かる貧血セルフチェック
何となく慢性的に体調が悪い気がする、という方はぜひこちらの貧血自覚症状チェックを行ってみてください。ここでは代表的な貧血の症状をご紹介しています。当てはまる項目の数により貧血のレベルが分かりますので、自分に当てはまるものをチェックするようにしてくださいね。
- 常に顔色が悪い。また、口の内側やまぶたの裏側が白っぽくなっている
- 慢性的に酷い肩こりがある
- 冷え性が治らず、体がすぐに冷えてしまう
- 階段や坂道ですぐに息切れする
- 風邪を引きやすい
- 慢性的に体がだるい
- 酸っぱいものを食べると舌がしみる
- 口の横がすぐに切れる
- 氷などの硬いものを無性に食べたくなることがある
- 爪がスプーンのように反り返っている
- 枝毛や肌荒れが酷い
- 食べ物を飲み込みにくい時がある
0〜3個:貧血疑い
初期の貧血の症状が現れている状態です。これ以上悪化しないよう、鉄が多く摂れる食事を心がけてみてください。もし、食生活の改善を行っても症状が長引くようであれば、病院を受診して医師に相談するようにしましょう。
4個〜7個:軽度貧血
かなり貧血の可能性が高い状態です。早めに病院を受診して、適切な対応をとるようにしてください。それと合わせて食生活の改善やサプリメントなどを利用して、鉄不足の状態を解消するようにしていきましょう。
8個以上:貧血
もし現在何らかの不調を抱えているようであれば、それは貧血によるものだと考えましょう。その体の不調を「大したことない」「歳のせいだから」などと考えて油断していると、貧血の症状がどんどん悪化してしまうこともあります。出来れば今すぐに病院を受診して適切な治療を受け、合わせて鉄分やビタミン、ミネラルなどの栄養を十分に摂取するよう心がけてください。
貧血を引き起こす病気とは?
鉄欠乏性貧血
鉄欠乏性貧血とは、体が必要とする鉄分の不足により生じる最も発症頻度の高い貧血です。偏った食生活による鉄分不足や胃腸疾患による出血、生理、無理なダイエットなどが原因で生じることが多いと言われています。
代表的な症状は、全身の倦怠感、めまい、息切れ、頭痛などですが、症状が悪化すると唇や爪の色が青白くなってしまったり、爪が反り返ってスプーンのようになってしまったりすることもあります。
巨赤芽球貧血
ビタミンB12や葉酸不足により正常な血液が作れなくなって生じる貧血です。胃の切除手術や胃炎などによりこれらの栄養素が吸収出来なくなっていたり、妊娠やアルコール中毒、末期がんなどが原因でビタミンが大量に消費されてしまったりして引き起こされます。
全身の倦怠感やめまいといった貧血特有の症状に加えて、下肢の痺れや知覚麻痺、下痢、食欲不振といった症状が生じます。
再生不良性貧血
造血幹細胞という骨髄にある血液を作るための細胞に障害が起こり、赤血球や白血球、血小板といった血液の成分が不足することにより生じる貧血で、難病指定もされています。
全身の倦怠感や動悸、息切れなどの貧血症状のほか、白血球減少により抵抗力が低下して感染症にかかりやすくなったり、血小板減少により血液凝固が遅延して出血が止まらなくなるといった症状が特徴的です。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍
強酸である胃液と消化酵素により胃や十二指腸の粘膜が部分的に欠損して生じる疾患で、ピロリ菌や非ステロイド性鎮痛剤、ストレスなどが主な原因となります。
胃や十二指腸に出来た潰瘍が悪化すると出血を生じて吐血や下血を起こして慢性的な出血状態となり、貧血を引き起こしてしまうことがあります。
胃がん
初期の胃がんでは自覚症状はほとんどありませんが、症状が進むと黒褐色の吐血や下血により大量の出血を起こすようになるため、貧血症状が現れ始めます。
一般的にみぞおちに痛みを感じたり、膨満感や食欲不振、吐き気が出てきたりした時には、すでにかなり症状が進行している傾向にあるとされています。
子宮筋腫
30歳から40歳代の女性5人に1人は存在しているとされる良性の腫瘍で、初期段階では自覚症状はほとんどありません。ただ、筋腫の肥大に伴い、生理痛が悪化して経血の増加、生理期間の長期化などが起こって貧血やめまい、立ちくらみなどが生じ始めます。
また、筋腫により周囲の臓器が圧迫されてくると、頻尿や排尿時痛・排便時痛、腰痛などを起こすこともありますし、不妊や流産の原因にもなることが分かっています。
子宮内膜症
子宮内膜症とは、子宮内にしか存在しないはずの子宮内膜に似た細胞が、卵管や骨盤腹膜、直腸表面などの様々な臓器に発生する疾患を言います。
激しい生理痛や下腹部痛とともに、腰痛、性交痛、排便時痛、吐き気、嘔吐などの症状が起こります。また、生理時に大量出血するようになるため、それに伴って貧血の症状が現れることもあります。
慢性腎不全
糖尿病性腎症や慢性糸球体腎炎が進行して慢性腎不全になると、吐き気やかゆみ、頭重、食欲不振などの症状が現れ始めます。またそれに伴って、腎臓から分泌される赤血球を作るためのホルモンが欠乏するため、赤血球不足になり貧血症状が起こります。
さらに症状が進んで腎臓の機能が低下してしまうと、尿毒症を起こして尿量の極端な減少、全身の著しいむくみ、嘔吐、不眠、意識障害といった様々な全身症状が現れるようになります。
白血病
骨髄で異常な白血球細胞が増殖するため、正常な白血球が作れなくなる疾患を白血病と言います。
異常な白血球細胞が増えると、白血球だけではなく正常な赤血球や血小板も減少するため、出血傾向に加えて、動悸や息切れを伴う極度の貧血を起こすことがあります。また、正常な白血球が減少するために免疫力が低下して、様々な感染症にかかりやすくなります。
多発性骨髄腫
免疫機能を持つリンパ球が癌化して骨髄中で増殖する病気を多発性骨髄腫と言います。免疫機能低下により呼吸器系の感染症にかかりやすくなるほか、全身の倦怠感や腰痛、さらに造血機能に障害が起こるため貧血を起こしやすくなります。
さらに症状が進行すると癌化した細胞により骨が侵されて脆くなり、少しの衝撃で腰椎骨に圧迫骨折を起こしやすくなるため、腰や背中に慢性的な痛みを生じることも少なくありません。
市販薬やサプリメントを利用して貧血を治す!

ファイチ(小林製薬)
小林製薬のファイチは、鉄分の他にビタミンB12や葉酸もバランス良く配合されているため、効果的に血中のヘモグロビンを造ることが出来る医薬品です。また、腸までしっかり届くフィルムコーティング錠であるため、効率的に鉄分を吸収出来ます。
あくまで食事で不足してしまう栄養素を補うためのサプリメントとは異なり、ファイチは貧血の改善効果が認められている医薬品です。慢性的に貧血に悩まされており、本気で貧血改善をしたいと考えている方はぜひファイチの使用を検討してみてくださいね。

マスチゲンS錠(日本臓器製薬)
1日用量2錠中に鉄23mgと造血作用のあるビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、鉄の吸収を促進させるビタミンC、銅、造血作用をサポートするコバルトが含まれているため、効果的に貧血改善に取り組める市販薬がこのマスチゲンS錠です。
くらっとくる貧血の症状のほか、貧血が原因で生じる立ちくらみやだるさ、疲れ、手足の冷え、朝の起きにくさなどの症状に効果が期待出来ます。気になる方はぜひドラッグストアなどで探してみてくださいね。

白井田七(さくらの森)
貧血対策のサプリの定番商品です。貧血に加えて、血行の悪さが原因で起こる冷え性や肩こりにも効果が期待でき、楽天ウィークリーランキングでも第1位を獲得しているなど、使用満足度も高いサプリメントです。
毎月300名限定で初回3,980円のキャンペーン価格で購入することが出来ます。もし気になっているようであれば、キャンペーンを上手に利用して試してみると良いかもしれませんね。

美めぐり習慣(さくらの森)
人工香料や着色料、添加物が不使用のサプリメントです。1日に必要な鉄分10mgに加え、葉酸やビタミンC、ビタミンB12、ビタミンB6など貧血を改善するための栄養素がしっかりと配合されています。定価は3,980円ですが、定期便を申し込むと初回は1,480円で購入出来ます。15日間の返金保証されていますので、自分に合うか不安に感じている方でも始めやすくなっています。
詳しくみる生活習慣を改善して貧血を治す!
鉄分を接種出来るバランスの良い食事を
貧血の改善方法として、最も効果的なのは食事療法と言われています。血液を作るために鉄分が含まれる食品ばかりを偏って食べてしまいがちになりますが、血液を作るためには鉄分だけではなくタンパク質やビタミンB12、葉酸などの栄養素が必要になります。
これらの栄養素を満遍なく摂取するためには、緑黄色野菜や魚類、肉類、レバー、海藻類、貝類などの様々な食材をバランス良く組み合わせる必要があります。
食事で改善された例は多い
毎日同じメニューになってしまったり、コンビニ弁当ばかり食べている方は一度自分の食事内容を見直してみてください。食事内容を少し変えただけで貧血の症状が緩和された、という方は実は意外に多いんですよ。
疲れたら無理をしない
慢性的な疲労や睡眠不足により、貧血になるのは決して珍しいことではありません。もし仕事や育児などで疲労が蓄積していたり睡眠不足状態が続いていたりするのであれば、一度無理をするのは止めて体を休ませるようにしてあげてください。
たとえ仕事が忙しくてもたまには残業せずに定時で切り上げる日を作ったり、育児で疲れが溜まっているのであれば子供のお昼寝中は家事をせずに一緒にお昼寝をしてしまったりするのも良い方法です。無理を続けて貧血の症状が重くなる前に、ぜひ一度体をゆっくり休める時間を作ってあげてください。
ストレスの発散方法を見つける
疲労が溜まっていたり睡眠不足の状態が続いていたりすると、疲労やストレスで貧血の症状は悪化してしまいます。日々育児や仕事に追われてストレス発散などを行う時間などはとても作れない、という方も多いですが、自分なりのストレス発散方法を見つけることが貧血の改善にも繋がります。
天気の良い日には散歩に出かけてみたり、空き時間が出来たら好きな音楽を聴いたり本を読んだりするだけでもストレスは緩和されます。ゆっくり入浴するだけでも心は休まりますので、ぜひ自分にぴったりの方法でストレスを発散してみてくださいね。
無理なダイエットはしない
無理な食事制限をしたり、産後太りを解消しようとして体に負担の大きなダイエットをしたりすると、十分な栄養を摂れずに貧血を悪化させてしまいます。貧血を改善するためには、食生活の見直しが不可欠とも言われるほど、食事内容は貧血に影響します。
慢性的な貧血状態にある場合は無理な食事制限によるダイエットは行わないようにし、栄養バランスの整った食生活をして血液を作るのに十分な栄養を補給してあげるようにしてくださいね。
あまりにも症状が辛ければ病院へ
貧血が長期間続くときは病院を受診
貧血があまりにも長期間に渡って続いていたり、貧血の症状が酷い場合には一度内科を受診して相談してみるようにしてください。貧血で病院を受診するとまず血液検査が行われ、赤血球量やヘモグロビンの量が測定されます。
血液検査の結果を見れば貧血の原因が分かる場合が多いですから、その後の対策も立てやすくなります。また、鉄分が不足している場合には錠剤や注射により鉄分を補給して貰えますし、食事指導を行ってくれる病院もあります。
自分なりに対策をしていても一向に貧血の症状が改善しない場合には、出来るだけ早めに病院を受診してみてくださいね。
まとめ
「ちょっとめまいがするだけだから」と貧血を放置してしまう人は少なくありません。ですが貧血は体中に酸素や栄養を行き渡らせられなくなっている状態ですから、放置するのはとても危険なことです。
今現在、貧血以外の症状がなかったとしても、近い将来様々な問題が出てくることもあります。特に女性の場合は薄毛や肌荒れ、不妊、早産などの原因にもなりますので、出来るだけ早く対策を始めるようにしてください。
妊娠中の大人ニキビで困らないための5つの正しいケア&予防方法

妊娠中に起こりやすい大人ニキビの対策の為には、正しいケア方法を知っておかなければなりません。妊娠中も出産後も、大人ニキビやニキビ跡で悩みたくないし、美肌で前向きな生活を送りたいですよね。
妊娠によって大人ニキビが起こるメカニズムと、肌荒れの原因、妊娠中のニキビ対策方法について解説していきます。
大人ニキビと思春期ニキビ違い
大人ニキビと思春期ニキビは同じニキビと言う名前がついていますが、実際は全く別物として考えた方が良いです。
できる年齢による違いだけでなく、その原因や対処法、ニキビができる場所にも違いがあります。
それぞれの特徴を知って正しいケアを心掛けましょう。
まずは思春期ニキビについてのおさらい
思春期ニキビは10代から20代前半にできる皮膚炎症で、単にニキビといって連想されるのがこの思春期ニキビです。
顔などにポツポツと赤い出来物ができ、これが炎症を起こしている表れとなります。
成長ホルモンの分泌が活発な思春期では、皮脂の分泌も多くなります。
ここで過剰に皮脂が分泌すると毛穴を詰まらせることになり、詰まった毛穴で雑菌が繁殖してしまうことがニキビの原因です。よく聞くアクネ菌というものですね。
過剰な皮脂分泌が原因ですので、皮脂腺の多いおでこや皮脂の排出が少ない頬や口周りにニキビができ、群発が多いのも特徴です。
ただ、年齢によるホルモンバランスが原因ですので、成長するにしたがって自然と治っていくこともあります。
大人ニキビの原因と症状、発生場所
大人ニキビは20代から40代頃までに発生するニキビです。40代までと言われるのは、40歳を超えると皮脂量が下がってくることが理由ですが、人によっては40代以降も出来る可能性はあります。
大人ニキビができるメカニズムは思春期ニキビど同様に、毛穴が詰まることでアクネ菌が繁殖し炎症を起こすと言うことですが、その原因となると多岐に渡ります。
生活習慣や食習慣、ストレスや睡眠不足、飲酒・喫煙などでホルモンバランスが崩れることが原因になりますし、化粧品によって毛穴が詰まることで引き起こされることもあります。
また、ターンオーバーが不規則になることで、角質が厚くなり毛穴を狭めることが要因となる場合もあります。
様々な原因があるため、発生場所も顔に限定されません。顔の中でも思春期ニキビは出来にくい顎や首周り、または背中などにもできるのが大人ニキビです。
群発ではなく、ぽつっとスポット的に出来る場合もあります。
なぜ妊娠中に大人ニキビができやすくなるのか?
大人ニキビは様々な原因によって引き起こされるものですが、妊娠中に大人ニキビができやすくなる要因について考えてみましょう。
妊娠中に大きく変化するものは、ホルモンバランスと食生活が挙げられます。これらの変化から肌のバランスが崩れてニキビができやすくなる場合があります。
なお、こういった妊娠中の大人ニキビのことを妊娠ニキビと呼ぶこともあります。
妊娠中のホルモンバランス変化と大人ニキビ
妊娠中は女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの分泌が増加します。
本来、ニキビの原因となる皮脂の発生には男性ホルモンの分泌が大きく関係していて、女性ホルモンが多く分泌することはニキビ改善に効果が出る場合もあります。
そのため、妊娠によってニキビが改善した、ということもよく聞きます。
しかし、女性ホルモンの中でもエストロゲンは美肌効果が期待できますが、プロゲステロンは肌荒れを起こしてニキビをできやすくする要因になります。
このことから、ニキビが改善したという声と、悪化した・できやすくなったという声の両方があるわけです。
特に妊娠初期にはプロゲステロンが多くなるので肌荒れが起こりやすく、大人ニキビもできやすくなります。
妊娠中の偏食が原因で大人ニキビができることも
妊娠中の大人ニキビに注意したいのが、食生活の変化による肌荒れです。
これも妊娠初期に多いパターンですが、赤ちゃんができると食事の量が増えたり、好みが変化することは珍しくありません。
食べるもの、食べたいものが偏ってくる、いわゆる偏食が起こることもしばしばです。
インスタント食品やお菓子類、アイスクリームなど塩分・糖分・脂質の多い食品で偏食が起こると、栄養価が偏り肌荒れを起こし、ニキビの原因となってしまいます。
妊娠中の大人ニキビの正しいケアと予防
妊娠中とはいえ大人ニキビができてしまうとがっかりしてしまいますね。どうしたら大人ニキビを改善できるのでしょうか。
大人ニキビを改善するには、やはり健康的な生活を心掛けることです。これは改善方法でもあり予防方法でもあります。さらには、妊娠中の健康を考えるのは赤ちゃんの成長にとっても好都合です。
間違ったケア方法ではかえって悪化させたり、母体や赤ちゃんに悪影響がある場合もあります。
妊娠中の大人ニキビの正しいケア方法について紹介します。
予防・ケア方法その1. 妊娠中に自己判断で薬を使わない
妊娠中の大人ニキビのケアとして一番注意したいのが、薬の使用です。妊娠中はお腹の赤ちゃんへの影響もあり、外用薬であれ内服薬であれ、使用できる薬は限られてきます。
ニキビケアや皮膚炎に効果があるステロイド系の薬も妊娠中には刺激が強すぎます。
決して自己判断で薬を使ってはいけません。
薬を用いて大人ニキビ改善をしたいと思うのであれば、かならず主治医の産婦人科医と相談してから行いましょう。
予防・ケア方法その2. 食事をバランスよく摂る
妊娠中に起こりやすい食事の嗜好の変化ですが、できれば偏食は避けて、栄養が偏らないように配慮しなければいけません。
高血圧予防のために塩分・糖分はとり過ぎないように注意しましょう。
お肉や卵などのたんぱく質、緑葉食野菜のビタミン群、牛乳やヨーグルトでカルシウムは欠かさずとるよう意識すると良いです。
また、ほうれん草などに含まれる鉄分、キウイやイチゴなどに含まれる葉酸も取ることが理想です。
葉酸についての情報はこちらの記事もご参考にどうぞ。
→ 葉酸ってどんな効果?妊娠する前に知っておきたい知識とおすすめサプリ
予防・ケア方法その3. ストレスを溜めない・リラックスを心掛ける
妊娠中はホルモンバランスの変化、特にプロゲステロンの増加により、精神的に情緒不安定になるものです。
しかし、ストレスが多い状態だと血流が悪化し、肌荒れ・大人ニキビを引き起こしやすくなります。感情が高ぶると上手く寝付けないということもあり、肌荒れがさらにストレス要因となると言う悪循環も想定できます。
ストレスを溜めずリラックスを心掛けて、適度に運動するなどしてたっぷりと睡眠がとれる生活を意識しましょう。
くれぐれも、ストレス解消としての飲酒・喫煙は絶対にしないようにしてください。アルコールやニコチンはお腹の赤ちゃんにとって甚大な影響を及ぼす可能性が高いです。
妊婦さんにオススメのストレス発散方法「マタニティスポーツ」についてはこちらの記事を参考にどうぞ。
→妊娠中の運動不足解消はヨガだけじゃない!マタニティスポーツでリフレッシュ&不調改善!
予防・ケア方法その4. 化粧品は低刺激を選ぶ
妊娠中は肌が敏感になりますので、美肌の為には妊娠前以上にお肌への刺激を避けるようにしたほうが良いです。
妊娠によってホルモンバランスが変化すると、肌質もガラッと変わることがあります。化粧品は敏感肌用のものを選ぶようにし、石鹸・洗顔料も低刺激のものを使ったほうが良いかも知れません。
ニキビができたところをコンシーラーなどで隠すのも極力控えた方が良いです。肌が敏感なときに炎症部分にさらに刺激を加えると、ニキビ跡として残る可能性があるので注意です。
赤ちゃんのことを考えると、マニキュアやネイルをする人は成分にトルエンが含まれていないもの選びましょう。
低刺激のメイクアイテムに関してはコチラの記事もどうぞ。
→ 赤ちゃんに触れても安心!敏感肌にも優しい自然派メイクアイテム7選
予防・ケア方法その5. 時間に解決をまかせる
妊娠中のホルモンバランスの変化が原因の肌荒れの場合、時間が解決してくれることも十分考えられます。
初期に多くなるプロゲステロンは肌荒れを起こしやすくする要因ですが、妊娠中期を過ぎるとプロゲステロンを追い越してエストロゲンの分泌が多くなります。エストロゲンはコラーゲン生成を促して潤いある美肌にする効果があるので、妊娠中期以降は大人ニキビが自然と改善していくケースも多いです。
あれこれと対策をして肌を刺激しニキビ跡を増やしたり、できた大人ニキビにやきもきしてストレスを溜めるよりは、時間に解決をまかせるというのも方法のひとつです。
妊娠中の大人ニキビの正しいケア方法まとめ
妊娠中の肌荒れや大人ニキビは赤ちゃんの成長と切っても切れない関係にあります。
ホルモンバランスが変化することによって、初期はプロゲステロンが増加して肌荒れになり、中期以降はエストロゲンが多くなり肌が改善していくことは正しい流れです。ストレスを溜めるよりは、むしろ順調な証拠と割り切ってしまうのも方法です。
出産後は、これらのホルモンバランスの変化も妊娠前と同じ状態に元通りします。
とはいえ、食生活や生活習慣が悪くならないように心掛ける必要はありますし、しっかりと身体を休めるのも大切です。
元気な赤ちゃんを産んで、美肌もゲットできるように、正しいケア方法でがんばりましょう。
妊娠中や産後のツライ脚のむくみ、日常でできる9つの効果的な解消法

Warning: Use of undefined constant get_the_ID - assumed 'get_the_ID' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/imples/kirei-mama.net/public_html/wp-content/themes/chill_tcd016/functions.php on line 151
Warning: Use of undefined constant get_the_ID - assumed 'get_the_ID' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/imples/kirei-mama.net/public_html/wp-content/themes/chill_tcd016/functions.php on line 151
妊娠中や出産後、体にはさまざまな変化が起こります。それにともない体に不調が起こることも…。
そのうちのひとつに、体のむくみがあります。その中でも特にむくみやすい部位といえば「脚」。
妊娠していないときでも、夕方になると脚がむくむことがありますよね?このことからもわかるように、脚はもともとむくみやすい部位でもあります。
妊娠中や出産後はただでさえむくみやすい状態にあるので、ほとんどの方が脚のむくみを経験しているかもしれませんね。
脚がむくむと、、靴が履けなくなったり脚が太く見えてしまったりしてとっても不快です。
この不快な「脚のむくみ」を解消させるには、どうすればよいのでしょうか?
今回は、おうちで手軽に取り組める脚のむくみ解消法をご紹介します。
産前産後はむくみやすい要因がいっぱい!
では妊娠中や出産後、なぜむくみやすくなるのでしょうか?
むくみは通常、何らかの要因によって体内の水分バランスが崩れてしまうことによって引き起こされます。
妊娠中と出産後では、この水分バランスを崩す原因が少し違うのです。
まずは、それぞれの場合ごとにむくみが起こる原因についてお伝えしましょう。
むくみがあるとき、体の中はこのような状態になっています。
妊娠中は、体内の水分を溜め込みがちに
妊娠中期ころから、脚のむくみを訴える方が増えてきます。
最近は冷え性の方が多いためか、通常は臨月のころに見られることの多い脚のむくみを妊娠中期ごろから訴える方が増えているのです。
妊娠中は、血液中の水分量が通常のときより3割ほど増加しています。
また、エストロゲンというホルモンの作用によって水分を体内に溜め込むようになります。
これは出産のために必要なことなのですが、急激に体内の水分量が増えるために体が対応できず、その結果むくみが起こりやすくなるのです。
さらに赤ちゃんが大きくなるにつれて骨盤の中が圧迫され、下半身の血流が滞りがちになってしまいます。
ただでさえむくみやすい状態にあるときなので、これによりさらに脚がむくみやすい状態になってしまうのです。
出産後は一気に体内の水分が放出される
実は、妊娠中よりも出産後のほうがむくみがひどくなる方が多いようです。
では、出産後はなぜ脚がむくみやすくなるのでしょうか?
妊娠中体内の水分量が増えるというお話をしましたが、出産後はこのため込んだ水分が一気に体の外に放出されます。それにより体は水分不脚になると認識してしまい、必要以上に体内に水分を溜め込もうとしてしまいます。
これがむくみの原因となってしまうのです。
また、出産後は赤ちゃんの授乳などにより座った状態でいることが多いですよね。これにより、体内の水分は脚に溜まりやすくなります。
そのため、より脚がむくみやすくなってしまうのです。
このように、妊娠中は水分を体内に溜め込み、出産後は溜め込んだ水分が一気に放出されることで水分バランスが崩れてしまいむくみやすくなっているのです。
特に、通常でも脚はむくみやすい部位なので注意が必要ですね。
では、脚のむくみにはどのような対策をとればよいのでしょうか。
日常の習慣を見直すことで、むくみ予防
まずはなるべくむくみが起こらないようにするために、日常の習慣を見直してみましょう。
ちょっとしたことの積み重ねで、むくみを予防することができますよ。
長時間座るとむくみやすくなる
脚がむくみやすいのは、重力の影響で水分が下のほうに溜まりやすいためです。
その上ずっと座りっぱなしで同じ体勢が長時間続くと、血流も悪くなり、余計に脚に老廃物や水分が溜まってしまいます。
産後は特に授乳などで座りっぱなしの体勢でいることが増えると思います。
ですから意識的に立ち上がったり部屋の中を歩いたりして、同じ体勢が続かないように気をつけることが大切です。
また、座ったままでできる脚の体操がありますので、そのようなものを取り入れるのも効果的です。
脚の体操のやり方
- いすに腰掛けて、膝がまっすぐになるように片方の脚を上げます。
- 反対側の脚も同様にあげます。
これを1時間に1度くらいのペースで行いましょう。
座ったままで簡単に行うことができるので、試してみてくださいね。
塩分の取りすぎはむくみの元!
塩分をたくさん摂取すると、体内の塩分濃度が高くなります。
それによって体内では塩分濃度を下げようとする作用が働き、水分が体に溜め込まれます。
これにより水分が排出されにくくなるため、むくみが起こってしまうのです。
妊娠中や出産後はそれでなくてもむくみやすい状態です。
なるべくむくむ要因になることは避けたいですよね。
塩分対策に効果的な食品の成分のひとつに「カリウム」というものがあります。カリウムには、塩分を尿として外に排出してくれる働きがあります
カリウムを多く含まれた食品を取ると、むくみ解消に効果がありますよ。
カリウムを多く含む食品には、サツマイモ、ジャガイモ、きのこ類、ほうれん草、海藻類、フルーツ(特にバナナ、アボカド)などがあります。
毎日の食事の中に取り入れて塩分対策を行い、むくみを解消しましょう。
毎日の食事でむくみ対策
先ほども、カリウムを多く含む食品がむくみに良いとお伝えしました。
それ以外にもむくみに効果がある食品がいくつかあるのでご紹介しましょう。
- クエン酸
- クエン酸は代謝を高めてくれるため、むくみに効果的です。
クエン酸が多く含まれている食べ物には、柑橘系の果物、梅干、トマトなどがあります。
- ビタミンE
- ビタミンEには、血流を促進する効果があります。
血流が悪くなると、余分な老廃物や水分が体の中に溜まってしまいむくみの原因となるのです。
ビタミンEが多く含まれる食品には、かぼちゃ、ナッツ類、モロヘイヤなどがあります。
- たんぱく質
- たんぱく質が不脚すると、血液の中の水分が外に出てしまいそれがむくみの原因になります。
たんぱく質は、卵、肉、魚、大豆などに含まれています。
肉は、脂肪分の少ない鳥の胸肉や赤身がおすすめです。
加工食品や外食ばかりの偏った食生活を送っていると、ますますむくみがひどくなってしまいます。バランスの良い食事を取ることが、むくみ対策には大切です。
妊娠中や出産後は、赤ちゃんのためにも食生活には気をつける必要があります。バランスの良い食生活は、赤ちゃんのためにもなるのです。
利尿効果のあるお茶で水分バランスを整える
毎日飲むお茶を変えるだけでも、むくみに効果がありますよ。
妊娠中や授乳中でも安心して飲めるように、ノンカフェインのものをご紹介します。
- 杜仲茶
- 利尿作用が高いとして有名なお茶です。
漢方薬としても重宝されています。
ダイエット効果もありますので、体重が気になる方にもおすすめです。
- たんぽぽ茶
- コーヒーの代用品として飲む方も多いですよね。
血行促進や、便秘改善にも効果があります。
- とうもろこし茶
- 癖がなく飲みやすいお茶です。
- どくだみ茶
- むくみに効果があるだけでなく、妊娠中や産後に必要な栄養素もたくさん含まれています。
味に癖がありますが、気にならない方にはぜひおすすめです。
むくみがひどくなってくると水分を控えたほうが良いのかと考えがちなのですが、実は水分をしっかりと取るほうがむくみには効果的です。
むくみに効果のあるお茶を飲んで、しっかりと水分補給をしましょう。
妊活力を上げるおすすめのお茶の記事も参考にしてみてください。
→ 妊娠力アップ効果が期待できるお茶!?おすすめの飲み物とその飲み方
お茶ごとにさまざまな効果がありますので、自分に合うものを選択してみてくださいね。
寝る姿勢に気をつけるとむくみに効果あり
脚は、重力の影響で老廃物や水分が溜まりやすくなっています。
寝るときに脚の下に枕などを置いて脚の位置を高くすると、寝ている間に脚に溜まった水分や老廃物が流れむくみが解消されることがあります。
このように、日常生活を少し見直すだけでもむくみには効果があります。
しかし、むくみがひどい場合はそれだけではなかなか解消されません。
次に、なかなか解消されないむくみに効く方法をご紹介します。
スペシャルケアでむくみを解消
日常のなかで対策を行ってもなかなか良くならないときは、もう一歩進んだ対策が必要です。
でも、これからご紹介する方法はお家で簡単に取り入れることができる方法ばかり。
ひどいむくみに悩まされている方は参考にしてみてくださいね。
足湯、半身浴で血行促進
洗面器に熱いお湯を入れて脚を10分ほど温めましょう。
血行が良くなるためむくみが改善しやすくなります。
時間があるときは、半身浴を行うとより効果的です。
足湯や半身浴を行うとき、アロマオイルを少したらすとより効果がアップしますし、リラックス効果も得ることができます。
むくみに効くアロマオイルには、ゼラニウムやレモンなどがあります。
ただしアロマオイルの中には、妊娠中の使用が禁じられているものがあります。
妊娠中に使用する場合は、よく確認をしてからにしましょう。
着圧ソックスでむくみ解消
着圧ソックスには、脚を締め付けることで血行を促進し老廃物を流す働きがあります。
最近は安価な商品も売られており手軽に使用することができます。
ぜひ試してみてくださいね。
着圧ソックスといえば「メディキュット」が有名ですよね。

メディキュット
メディキュットは程よい締め付けで履き心地がよく、足の浮腫みもしっかりと解消してくれます。 用途や症状によってさまざまな種類が用意されているため、自分にあったものを選んで使用することができ、おすすめです。
詳しくみるマッサージで老廃物をすっきり流す
マッサージには、脚に溜まった老廃物を流す効果があります。
ただし、リンパマッサージは妊娠中にはあまりよくないとされていますので、妊娠中にマッサージを行う場合は医師に確認してからにしてくださいね。
マッサージの仕方については、以下の動画を参考にしてみてくださいね。
脚首のストレッチで簡単むくみ対策
脚首を動かすだけでもむくみに効果的です。
脚首を前後に動かしたり回したりするだけで、血液が流れやすくなります。
脚の指をグー、パーするのも効果的です。
寝た状態や座った状態でもできるため、産後すぐや、妊娠中でも無理なく行うことができますよ。
下の動画も参考にしてみてくださいね。
サプリでお手軽むくみ対策
産後は、慣れない育児でてんてこまい。
妊娠中も、仕事や家事で忙しくて、なかなかむくみ対策に時間がさけないというかたもいるのでは?
そんな方は、むくみに効果的なサプリメントを試してみては?
むくみに効果のあるサプリメントはたくさんありますが、妊娠中や授乳中はどんなものでも飲めるというわけではありません。
サプリを飲むときは、お医者さんに確認してからのほうが安心ですね。

するるのおめぐ実
「するるのおめぐ実」には、添加物が一切入っていません。 原料は、すべて自然由来のものですので、妊娠中の方でも安心して飲むことができます。明日葉、赤ブドウ葉、とうもろこしの髭という珍しい素材が含まれています。 むくみ対策には食事を気をつけることが大切なのですが、忙しいとそれも難しいことが多いですよね。このサプリメントを飲むことで、必要な栄養を補うこともできますよ。
詳しくみるむくみ対策で、産前産後を快適に!
いかがでしたか?
妊娠中や出産後はさまざまな要因が重なり合い、むくみが起こりやすい状態になっているのですね。
そして、要因によって効果がある方法もさまざまです。
今回いろいろな方法をご紹介しましたので、これらを組み合わせて自分だけのむくみ対策を見つけてみてくださいね。
また、むくみには病気が隠れている場合もありますので、なかなかむくみが引かない場合はお医者さんに相談してみてくださいね。
むくみ対策をしっかりと行い、健康で快適な毎日を過ごしましょう。
春、つらい季節…妊娠中&妊活中に花粉症の薬って飲んでいいの?

梅香る早春! いよいよ花粉症の季節です・・・。
花粉症の女性が妊娠中でも、妊活中でも、花粉シーズンは容赦なくやって来ます。
でも、赤ちゃんと会う日を楽しみにしている花粉症の女性たちは、薬を飲みたくありません。妊娠中&妊活中にママが飲んだ薬は、ママのカラダを通して、赤ちゃんにも影響するからです。
さらに「ママが花粉症だなんて、お腹の中の赤ちゃんに知られたくない」と思っても、ほとんど不可能です。
ママが鼻をかんでいる時、ママが「目がかゆいわ」とグチっている時、お腹の中の赤ちゃんは、おそらく全部を聞いてます。
こうなると、なんとしても花粉症を治したいものですが・・・
妊娠中&妊活中の女性が飲めるような、花粉症の薬はないのでしょうか?
妊娠中の花粉症は、どんな風に困るの?
妊娠中&妊活中の女性にとって、特別に憂鬱なのが花粉症ではないでしょうか。
いったん花粉症がスタートしたら、鼻炎薬や目薬が欠かせない生活になります。
家庭でも職場でも、ティッシュボックスを抱えたままで移動しなければなりません。
そういう花粉症の季節が、もしも妊娠中に訪れてしまったら・・・
ママは一度も花粉症の薬を使わずに、花粉シーズンを乗り切らなければなりません。
花粉症の薬なしですごす花粉シーズンがどんなものか、想像もできないのですが。
妊娠中&妊活中は、薬を飲んではいけない?
妊娠中のママが薬を飲むと、ママのカラダを通じて、赤ちゃんのカラダにも影響を与えます。ですからママは、赤ちゃんがお腹の中にいる間、薬を飲んではいけないことになっています。
「ママは元気になれるけど、お腹の中にいる赤ちゃんにとっては有害」
そういう薬が非常に多くあるため、妊娠中はすべての薬を避けた方が無難なのです。
妊活中の花粉症は、どんな風に困るの?
妊活中にも、花粉症問題はつきまといます。
花粉症の女性が妊活している最中に、花粉シーズンが来たので、例年通り花粉症の薬を飲んだとします。
もしその時、自分が気づいてないだけで、妊娠していたとしたら・・・
花粉症の薬が、妊娠初期の赤ちゃんの健康に影響するかもしれないのです。
ドラッグストアで普通に買える薬は、妊娠初期の女性が飲んでしまっても、赤ちゃんに影響がないと言われています。
でも、妊娠していることを知らずに飲んでしまった薬は、「もしかしたら・・・」と気にかかったり、ストレスになるものです。そういうストレスを、あらかじめ避ける方法があります。
病院で薬を処方してもらう時、ドラッグストアで薬を買うとき、医師や薬剤師に「妊娠を希望する女性が飲んでよい薬ですか?」と確認しておくのです。
普段からそういう確認を習慣づけていれば、薬を飲んだあとで妊娠していると判っても、安心してすごせます。
妊娠中&妊活中に飲める花粉症の薬?!
妊娠中&妊活中の花粉症は、医師に診察してもらい、薬を処方してもらうのが安心です。
自己判断で薬を飲むと、万一赤ちゃんにトラブルが起きたとき、「あの薬が原因かも・・・」と、大きなストレスになります。
病院側でも、通常は内服薬を処方することはないそうです。
点鼻薬など、カラダの一部だけに効く薬を使って、赤ちゃんへの影響を避けます。
ママOK・赤ちゃん問題ないの漢方薬?!
中国4000年の信頼と実績を誇る漢方薬!に、妊娠中のママが飲める花粉症の薬があります。
そんな薬が本当にあるの?と思われるママが多いことでしょう。
「妊娠中のママは、どんな薬も飲んではいけない」が基本だからです。
ところが、ママOK・赤ちゃん問題ないの漢方薬は、実在します。
漢方薬の小青竜湯(しょうせいりゅうとう)で、妊娠中&妊活中の花粉症対策ができるのです。
小青竜湯の効果は、花粉症だけに限りません。
鼻炎や鼻風邪の定番中の定番、という感じの漢方薬です。
妊娠初期を避ければいつでも飲めますが、自己判断はよくありません。
必ずかかりつけ医や、漢方薬の専門医と相談してください。
パッケージに「12時間効き続けます!」と書いてある鼻炎薬のような、ガツンと効いて鼻がスカッとする!という効き方ではありません。
おだやかにふんわりカラダに作用して、優しく症状をなだめてくれる。
ふと気づくと、鼻がスッキリ爽やかになっている。
漢方薬は、そういう感じの効き方が多いようです。
漢方薬も・・・薬でしょ?
漢方薬の小青竜湯は、妊娠中&妊活中でも飲める花粉症の薬として知られています。
でも・・・漢方薬も、薬であることには違いないから、やっぱり心配。
赤ちゃんになにかあったらイヤだから、飲まない。
そういう考えの、妊娠中&妊活中の女性も多いことと思います。
アドバイスを参考に、自分の気持ちで選ぶ
漢方薬を飲むかどうか決める時は、漢方医や薬剤師など、漢方薬のプロからアドバイスを受けましょう。
アドバイスの内容をよく聞いたら、「漢方薬を飲むべきか?」ではなく、「漢方薬を飲む気になるか?」で、考えてみてください。
「なんか、飲まなくていいような気がする」
「なんか、飲んでみよーかなーという気がする」
たぶんですが、そういう感じがするのが、あなたにとっての正解です。
妊娠中&妊活中に、小青竜湯を飲んでよいかどうか?
これも「ママであるあなたが、一番気に入る方法」を選んでください。
- 「花粉症でものすごくツライけど、赤ちゃんのために絶対に薬は飲まない!」と考えて、無理に薬をガマンする。
- 「小青竜湯が良いって書いてあるんだから、なんかイヤだけど飲まなくちゃ!」と考えて、無理に薬を飲む。
どちらのやり方も、良くないそうです。
どちらのやり方も、ママの「心」にストレスがかかっているからです。
ママがストレスを感じると、お腹の中の赤ちゃんにも影響します。
ママが気に入っていない方法を、無理に行うのは控えましょう。
妊娠中は、薬よりハーブが安心?
花粉症をなんとかしたいけど、薬も漢方薬も不安。
そういう時に思いつくのが、健康茶やハーブティーです。
「花粉症に効く」「鼻のむずむずが治る」「目に効く」
いろいろな健康効果が書いてあるし、ほとんどが植物からできていて、薬や漢方薬よりもずっと安心な感じ。
なにしろ「お茶」だし、なにも怖いことはないわ。と思ってしまいますが・・・
健康茶やハーブティーのなかには、妊娠中&妊活中の女性に向いてないものがあります。
薬も、健康茶も、ハーブティーも。大切なのは「使い方」
たとえば、老舗のハーブティーショップ「生活の木」で販売しているオーガニック・ハーブティー「ハッピーノーズ」。
商品名のとおり、鼻がすっきりして薬いらず、花粉症に効果的。このお茶だけで花粉シーズンが乗り切れます。
生活の木「有機MOTERS HERB TEA ハッピーノーズ」
原材料はオオバコ、しかも有機栽培なので美味しい。ストレートで飲むのも良いですが、ハチミツやミルクも合います。
花粉症対策というより、普通に飲みたくなるハーブティーです。
ただし、薬も、健康茶やハーブティーも、大切なのは「使い方」です。
オオバコは花粉症や鼻炎に効く一方、子宮の収縮を促進する働きがあります。
ですから「妊婦が飲んではいけないハーブティーの一つ」とされているのです。
美味しい花粉症対策として、すべての人におすすめしたいところなのですが・・・オオバコの場合、ママたちは例外となるのです。
妊娠中は「薬を飲んではいけない」で頭がいっぱいになりやすいし、「健康茶やハーブティーは、薬より安全」と思い込みがちです。
でも本当に怖いのは、自己判断や思い込みによって、薬や漢方薬、ハーブティーを選ぶこと。
店員と話すのが苦手という女性もいますが、赤ちゃんの健康のために、ちょっとだけ勇気をだして。
漢方医や薬剤師、ハーブティーショップに、「妊娠中(妊活中)だけど、飲んでもいいですか」と聞いてみてください。
妊娠中のお腹のかゆみ。知っておきたい正しい妊娠線対策!

Warning: Use of undefined constant get_the_ID - assumed 'get_the_ID' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/imples/kirei-mama.net/public_html/wp-content/themes/chill_tcd016/functions.php on line 151
Warning: Use of undefined constant get_the_ID - assumed 'get_the_ID' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/imples/kirei-mama.net/public_html/wp-content/themes/chill_tcd016/functions.php on line 151
Warning: Use of undefined constant get_the_ID - assumed 'get_the_ID' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/imples/kirei-mama.net/public_html/wp-content/themes/chill_tcd016/functions.php on line 151
Warning: Use of undefined constant get_the_ID - assumed 'get_the_ID' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/imples/kirei-mama.net/public_html/wp-content/themes/chill_tcd016/functions.php on line 151
妊娠中は、体に様々な変化が見られます。
ホルモンのバランスが崩れたり、お腹が大きくなったり。
それによって不快な症状に悩まされることも。
そのうちの一つに、お腹のかゆみがあります。
妊娠中のお腹のかゆみには実はいくつかの原因があり、その原因によって対処法も変わってきます。
今回は、妊娠中のお腹のかゆみと、その対処法についてお伝えします。
妊娠中、お腹のかゆみの原因はさまざま
一口にお腹のかゆみと言っても、その原因はさまざまです。
多くの方は、妊娠中期以降にかゆみが強くなる傾向にあるようです。
そして湿疹などもないのに、強いかゆみだけが続くという方が多いようです。
この症状を、「妊娠性掻痒」と呼んでいます。
この妊娠性掻痒は、いくつかの原因によって引き起こされます。
肝機能の低下によるもの
妊娠後期になってくると、お腹がだいぶ大きくなりそれに伴ってお腹のあたりにある臓器が圧迫されることに。
圧迫される臓器の一つに肝臓があります。
肝臓は圧迫されることで、その機能も抑制されてしまいます。
肝臓の機能が抑制される原因は、それだけではありません。
ホルモンの影響によっても抑制されてしまうのです。
肝機能が低下することにより、胆汁の排泄がうまくできなくなってしまいます。
それによってビルビリンという物質がたまり、かゆみが引き起こされてしまうのです。
この場合、お腹だけではなく全身にかゆみが起こる可能性があります。
皮膚が引き延ばされることによるもの
妊娠後期はみるみるうちにお腹が大きくなりますよね。
お腹の皮膚もそれとともに急激に引き延ばされています。
そしてこのとき、皮膚の下にある筋組織は引きちぎられたような状態に。
この引きちぎられた時の刺激が、かゆみになるのです。
このときにできるのが「妊娠線」です。
かゆみを感じたら、妊娠線ができる合図かもしれません。
ホルモンの影響によるもの
妊娠中にはコルチコステロイドという物質が分泌されます。
この物質はお肌のはりやつやを保ってくれる、繊維芽細胞とよばれる物質の増殖を抑えてしまうのです。
繊維芽細胞の代表には、「コラーゲン」があります。
これによってお肌は乾燥してしまい、刺激にも敏感になってしまいます。
乾燥することでかゆみが強くなりますし、繊維芽細胞が増えないことにより、ますます妊娠線ができやすくなってしまいます。
妊娠性掻痒はお腹だけではなく、全身に起こる可能性があります。
しかし中でも、お腹のかゆみには様々な原因があるようです。
そして原因は一つとは限らず、それぞれの原因が絡み合ってかゆみを引き起こしている可能性も。
そしてお腹のかゆみの原因で一番注意しなければならないのが、妊娠線ができる前触れかもしれないという点です。
かゆいだけでもつらいのに、妊娠線ができてしまうかもしれないとは。
そのかゆみ、なんとかしたいですよね。
ではお腹のかゆみにおそわれたときは、どのように対処をすると良いのでしょうか?
お腹のかゆみへの対策はこれ!
お腹のかゆみを引き起こす原因はさまざま。
そのため、対処法にもいくつかあります。
肌への刺激を減らす
お肌が乾燥して敏感になっていると、少しの刺激でもかゆみを引き起こしてしまう原因になります。
少しでも刺激を減らすようにしましょう。
お肌への刺激を減らすためには、以下のようなことに気をつけると良いでしょう。
ボディーソープを刺激の弱いものにする。
妊娠する以前は問題の無かったものでも、妊娠中は肌が敏感になり刺激になってしまうことも。
肌に優しいタイプのボディーソープを使うことで、乾燥も防ぐことが出来、かゆみもおさまることがあります。
下着は綿100%など自然素材のものにし、ゴムの締め付けもなるべく緩いものにする。
お肌が敏感になっているときは、下着の刺激がかゆさを増してしまうことも。
身につけるものは、自然素材のほうが刺激が抑えられます。
また下着の締め付けの跡で、余計にかゆさが増してしまうことがあります。
なるべく締め付けのないものを選びましょう。
洗濯をするときの洗剤選びにも注意が必要
衣類に洗剤が残っていると、その刺激でかゆさが増すことがあります。
洗剤を十分にすすいだと思っていても残っていることもありますし、柔軟剤が刺激になることもあります。
下着は特に肌に直接触れるものです。
下着の洗濯には洗濯石けんなど肌に優しい洗剤を使いましょう。
保湿を十分に行う
お肌が乾燥すると皮膚のバリア機能が失われ、刺激に敏感に反応してしまいかゆみの原因になってしまいます。
また乾燥した状態のままにしておくことで、妊娠線もよりできやすくなってしまいます。
しかし保湿を十分に行うことで、かゆみが和らぎ妊娠線を防ぐことにもつながります。
体用の普通の保湿クリームでも良いのですが、最も効果的なのが、妊娠線予防用のクリームやオイルです。
保湿効果とともに、妊娠線を予防する効果もあるためおすすめです。
またお腹の保湿は、妊娠初期の頃から行うことでさらに効果が上がります。
ではここで、妊娠線予防に効果的な商品をいくつかご紹介します。
妊娠線予防に効果的な商品はたくさん出回っていますが、その中でも口コミの評価が高く、
コストパフォーマンスが高いものをピックアップしました。

ベルタマザークリーム(BELTA)
オーガニック素材で作られているので、肌が弱い方でも安心して使うことができます。スーパーヒアルロン酸、プラセンタ、コラーゲンといった高品質の美容成分が高濃度で配合されており、 妊娠中の、気になる肌トラブルに効果を発揮してくれます。
詳しくみる妊娠線予防クリームと言えばこれ!というくらい、人気の商品です。
また、産後は赤ちゃんのお肌のケアにも使うことができますよ。

ママ&キッズ ナチュラルマーククリーム(ナチュラルサイエンス)
こちらのクリームが人気の理由は、産婦人科や皮膚科の先生の協力を得て作られているから。効果が高いと、口コミでも評判です。もちろん刺激が少なく肌に優しい成分で作られています。 また無香料なので、つわりでにおいに敏感になっている方でも安心してつけることができます。
詳しくみるこちらの商品も、赤ちゃんの肌に使うことができます。

AMOMAマタニティオイル(アモーマ)
妊娠線を予防しキレイなお腹を保つため、ライスオイルと、保湿効果の高いマカダミアナッツオイルをベースに使っています。 さらに、アロマセラピストが選んだ、妊娠線予防に効く3つの精油も配合。 お肌の乾燥を防ぎ、お腹の皮膚の弾力をキープ。 妊娠線ができるのを防いでくれます。
詳しくみるなおこちらの商品は精油を使用しているため、お肌に合わない場合があります。
お肌に異常を感じたときは、使用を中止してください。
また、赤ちゃんにはご使用できません。

マザーズボディオイル(ヴェレダ)
助産師さんとの共同開発によって作られたオイルです。 産前は妊娠線の予防として、産後はお肌の引き締めとして使うことができます。 アーモンドオイル、小麦胚芽オイル、アルニカエキスが含まれており、お肌に張りを与えます。 香料はエッセンシャルオイルの優しい香りです。
詳しくみる発疹が出ているときは病院へ
かゆみが治まらず発疹が出ているときは、日常のケアだけでは収まらないことも。
妊娠中の発疹は、「妊娠性痒疹」や、「PUPPP」という病気の可能性があります。
どちらも詳しい原因はわかっていませんが、産後は症状が治まります。
しかしかゆみが強いので、夜かゆみでよく眠れなかったり、かき壊してしまったりすることも。
そういったときは病院へ行って見てもらうことをおすすめします。
妊娠中は、安易に薬を使うことができません。
病院で、妊娠中でも使える薬を処方してもらいましょう。
かゆみ対策で、産後もお腹はキレイなまま
お腹のかゆみにはいくつかの原因があるので、自分に合った対処法を見つけてくださいね。
「ただのかゆみ」と放置しておくことで、掻きすぎて肌を傷つけてしまったり、妊娠線ができてしまったりと、
産後の肌にトラブルを残しかねません。
また、もし今かゆくなかったとしても今から対策をしておくことでかゆみや妊娠線の予防になりますので、参考にしてみてくださいね。
産後のキレイなお腹のために、しっかりとかゆみ対策を行ってくださいね。
妊娠中の運動不足解消!マタニティスポーツでリフレッシュ&不調改善!

妊娠するとママの体内は赤ちゃんを育てる為に様々な活動が始まり、だるさやつわりなども起こります。それが次第に落ち着いてくるのが、妊娠10週目頃。
妊娠12週目までは、外出もできるだけ控えめにした方が良いといわれますが、そのまま体を動かさないでいると、肥満や健康、美容に影響してきてしまいます。「妊娠前も運動なんてしていなかった」という方も20代〜30代の女性は多いのですが、妊娠14週目位からはマタニティスポーツに是非チャレンジしてみましょう。この時期から体力をつけることは、妊娠中特有の不快症状をやわらげ、心のリフレッシュにもつながります。
マタニティスポーツを始めるにあたって
大事な赤ちゃんがお腹にいる上、姿勢や体のバランスも通常時とは大きく異なるのが妊娠中の体。マタニティスポーツをはじめるにあたっては、かかりつけのお医者様とよく相談してください。また、レッスンを受ける際には妊婦さん専用のプログラムを組んでいるスポーツクラブや教室などで、きちんと知識、資格を持ったインストラクターのいるレッスンを選ぶのが安心です。
大手フィットネスクラブのマタニティスポーツプログラムや、産婦人科医が監修した運動を指導している「一般社団法人日本マタニティフィットネス協会(JMFA)」という団体に加盟している施設を選ぶのも一つの目安になります。
マタニティヨガって有名・・・だけど、どんなところが良いの?
妊娠中の女性に人気のマタニティスポーツと言えば、マタニティヨガ。
ヨガの呼吸法やポーズを、お腹の大きな妊婦さんでも出来るようにアレンジしています。もちろん、ヨガ初心者でもわかりやすく教えてくれるところがほとんどです。
マタニティヨガの良いところは、妊娠生活が引き起こす肩こり・腰痛などを予防、改善出来ること。また、出産時の呼吸法や姿勢を練習する事も可能と言われています。ヨガポーズで体をぐーっと伸ばすと、リラックス効果が得られます。
お医者さんも勧める、ウォーキング
マタニティヨガ・・・よりも定番なのが、お金もかからず、道具もいらず、続けやすいといわれる、ウォーキング。心肺機能の強化や体重管理に役立ち、お医者様に勧められる場合も多いです。
なかなかウォーキングのレッスンにまで通う人はいないと思いますが、実は、正しい姿勢でウォーキングを行わないと運動効果が期待できません。
正しいウォーキングには、まず姿勢を注意する事が必要です。
肩を丸めないように、また、胸を張り過ぎたり、お腹を突き出したりしないように注意してください。
骨盤やみぞおちを意識、膝が正面を向くように注意し、脚全体を前に出して歩きましょう。そして、いつもより少しだけ大股&速いかな、というスピードで集中して15分〜30分程歩くことによって、ウォーキングの効果が出てきます。
妊娠中の大事な体。自分の体調はもちろん、安全な道路を選んで歩きましょう。公園などがあれば安心ですね。水分補給も忘れずに。
リズミカルで気分も爽快に!マタニティビクス
デリケートな妊娠中の体には、激しい運動はさすがに避けたい・・・ですが、音楽が大好き!ノリノリが大好き!・・・または、体が硬くてヨガはちょっと心配・・・なあなたにオススメなのは、リズミカルな音楽と共に楽しめる、マタニティビクス。
腕や上体をダイナミックに動かし、ステップを踏むエアロビクス運動は、お産を乗り切る体力アップ、体重コントロールに効果的です。
また、出産時や妊娠中に必要な筋力や、お産に役立つストレッチを身に着けることが出来るエクササイズなどのプログラムもあり、楽しみながら妊娠・出産時の体力をアップさせることができます。
ママの運動による赤ちゃんへの影響はある?
ステップやエアロなど、ママが運動でドキドキしたら、赤ちゃんはどうなるの・・・?
実は適度な運動を行う分には、赤ちゃんへの影響や負担はありません。
マタニティスポーツのレッスンを行っている時は、インストラクターがママの様子を観察し、調節しながらプログラムを進めていきます。安心して下さいね。
覚えてしまえばおうちでも簡単★マタニティストレッチ
なかなか運動が億劫だ・・・と思うママにとって手軽にチャレンジできるのが、マタニティストレッチ。安産体操、妊婦体操とも呼ばれています。講座を行っている病院もあるし、フィットネスクラブにも多くあり、比較的取り組みやすいプログラムです。DVDも売っていますし、インターネットでも調べると色々出てきますね。首や肩を回したり、股関節やストレッチなどが主な内容となり、柔軟性を高めて妊娠中の体のこりや、足のつりを予防します。
椅子の上やベッドの上でできるものもあります。テレビや音楽をかけたり、お腹の赤ちゃんに話しかけたりしながら、のんびり取り組んでみましょう。少しずつ取り組んでいけば、血行や筋力の改善に効果があります。
自宅で行う場合は、おなかの張りや体調に注意して下さい。無理は禁物です。
ストレッチからはじめてみて、もう少し体を動かせそうだ、と思ったら他のスポーツに取り組んでみるのもおすすめです。
水の力でお腹も軽く!マタニティアクア&マタニティスイミング
水中でエアロビクスをするマタニティアクアはリフレッシュ効果抜群!
マタニティアクアは、プールで行うプログラムです。水の中で、体をほぐし、エアロビクス(アクアビクス)や水中ウォーキング、筋力トレーニングを行います。
マタニティアクアは基本的に立って行うプログラムなので、泳げない方も気軽にチャレンジできます。妊娠中の重たいお腹も、水の浮力によって軽く感じるので、開放感やリフレッシュを感じることができるのが嬉しい特徴。水圧や抵抗によって効果的に運動量を上げることができ、リラクゼーション効果も満点。
プールで心地よく、のんびり体を動かしたい人にぴったりなのが、マタニティアクアです。
マタニティスイミングはのんびり泳ごう
泳ぎたい人には、マタニティスイミングもあります。バタ足やバタフライなどでのんびり泳ぐ全身運動で、水の中なので汗をかく感覚はないものの、カロリーは相当消費されます。
マタニティアクア・マタニティスイミングで必要なのは水着です。ショートパンツだけ、セパレートになっているもの、産後も使えるものなど今はたくさんのラインナップがあり、数千円で購入可能です。オークションやネット通販で、探してみてはいかがですか?
女性らしく美しく!マタニティベリーダンス
ヨガと並んで人気のベリーダンスも、マタニティプログラムを組んでいるレッスンがあります。
妊娠中も女性らしく美しく過ごしたい!と思うあなたにお勧めです。ベリーダンスは体を大きく使い、インナーマッスルの強化や、体幹のストレッチが出来ます。また、オリエンタルなエジプト音楽は、妊娠中のリラックスにも効果があります。レッスン着はゆったりしたTシャツなどで参加できるので、気軽にチャレンジできますね。f
お好きなスポーツでマタニティ生活をエンジョイ!
やってみたいなぁって思うスポーツはありましたか?ぜひ、好きなマタニティスポーツを選んで体験してみましょう。レッスンは多くの場合、妊娠週数の制限、お医者様の診断書やご家族の同意が必要となります。
地元情報については、プレママ・ママ友に色々聞いてみるのもおすすめです。また、病院や公共施設でマタニティスポーツの講座を行っている場合もあります。
フィットネスクラブやマタニティスポーツの教室によっては、マタニティクラスの他に、ベビー&ママのスポーツレッスンを行っているところもあり、出産後も、引き続き同じところでスポーツライフを送る事も出来ますよ。
妊娠中の運動は、心肺の強化や筋力アップにつながり、妊娠・出産時の体力や不快感を和らげます。また、良い気分転換になり、疲れやストレスに対する抵抗力も強めます。
お医者様、体調と相談しながら、お腹の中の赤ちゃんのためにも、妊娠中はマタニティスポーツを取り入れ、プレママ生活、元気に楽しくエンジョイしましょうね。