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ホルモンバランスの乱れはどう整える?おすすめサプリや改善方法は?
ニキビやPMSの原因にもなるホルモンバランスの乱れ。特に女性の体はホルモンバランスに左右されやすく、悩みの種になりがちですよね。そこで今回はホルモンバランスの乱れを整えるサプリメントなど改善方法をまとめてみました。気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ホルモンバランスの乱れの原因を簡単チェック!
ホルモンバランスの乱れを生じる原因は様々あるため、効果的な対策をするならその原因を知ることが不可欠。
まずは下記のチェック表で、あなたのホルモンバランスの乱れの原因をチェックしてみてください。
当てはまる項目が一番多いものがあなたのホルモンバランスの乱れの原因と考えられますよ。
※あくまで症状の目安としてのチェック基準です。不調が酷い場合は、心療内科や産婦人科など、医療機関を診療しましょう。
自律神経が乱れている
- よくめまいが起こる
- 身体をうまく動かすことが出来ない
- 酷い肩こりに悩まされている
- 不意に強い不安を感じることがある
- 手足が冷えやすい
- 下痢気味
- 目や鼻にアレルギー症状が出ている
- 無性に整理整頓したくなる時がある
セロトニンが不足している
- 便秘気味
- 以前よりも食欲が増してきていると感じる
- 日中眠気を感じることが多い
- すぐ喉が乾く
- 頻繁に頭痛が起こる
- イライラしている
- すぐに涙が出てくる
- 一人になりたいと感じることが増えてきた
卵巣が疲労している
- 下腹部の張りや痛みを感じる
- 乳房の張りや痛みを感じる
- 腰痛がある
- すぐにニキビが出来る
- 顔や身体のむくみが気になる
- 化粧のりが悪い
- おりものが増えてきた
- すぐにイライラしてしまう
いかがでしたでしょうか?
最も当てはまる項目が多かったものがあなたのホルモンバランスの乱れの原因と考えられます。
下記にタイプ別に特徴をご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
自律神経が乱れているタイプの特徴
自律神経が乱れる原因は?
自律神経とは、消化器や循環器、呼吸器などの働きをコントロールしている神経。
活動時に活性化する交感神経と安静時に活性化する副交感神経の2つの神経からなり、この2つのバランスが崩れると身体の不調となって現れてきます。
自律神経が乱れる原因は大きく下記の2つが挙げられます。
自律神経が乱れる原因1. 肉体的・精神的ストレス
自律神経を乱す最も大きな原因は、
- 疲労や怪我によるストレス
- 不快な音や温度などの身体的ストレス
- 人間関係や仕事などの精神的ストレス
慢性的に過剰なストレスを受ける状況が続いていると、自律神経が乱れ、ホルモンバランスも乱れやすくなってしまいます。
自律神経が乱れる原因2. 不規則な生活スタイル
人間の体は生体リズムに合わせて活動しています。
そのため、昼夜逆転の生活をしていたり、不規則な食生活、寝不足などの状況が続くと、この生体リズムが狂って自律神経も乱れてしまうのです。
- 生体リズム
- バイオリズムとも呼ばれ、動物・植物・菌類・藻類などほとんどの生き物に存在している生命活動を円滑に行うための生理現象。
脈拍や体温の調整、ホルモン分泌量などに深く関係している。眠る時間(太陽の光を浴びる時間)や食事の時間などが不規則になると生体リズムが狂う原因になる。
自律神経の乱れが原因となる代表的な疾患
特に思い当たる生活習慣はないのに自律神経が乱れている場合、病気により自律神経が乱れている可能性もあります。
下記に自律神経の乱れに関係する疾患を挙げていますので、もし思い当たるものがある方は一度病院で相談してみることをおすすめします。
自律神経失調症
自律神経失調症とは、疲労や精神的ストレスにより自律神経が乱れ、心や体に不調を生じて日常生活に支障が出始めている状態のことを言います。
代表的な症状は以下になります。
- 極度の不安や緊張
- 抑うつ
- 吐き気
- 全身の倦怠感
- 頭痛
- 肩こり
- 四肢の痺れ
- 動悸
- めまい
- 睡眠障害
自律神経失調症の症状は人によって異なるため、なかなか自律神経失調症と自覚出来ずに対応が遅れてしまう場合が多い傾向にあります。
神経性胃炎
胃は身体の中でもストレスによる影響を受けやすい器官。
ストレス状態が続くと自律神経の乱れにより胃酸が過剰に分泌されて、胃の痛みやもたれ、胸焼け、喉のつかえといった胃炎の症状が現れ始めます。
過敏性腸症候群
自律神経が乱れて腸の蠕動運動(ぜんどう運動:食べ物を移動する臓器の収縮運動)に異常を生じ、腹痛に伴って下痢や便秘などの症状を引き起こすのが過敏性腸症候群。
下痢や便秘が交互に生じたり、一度治っても再発したりといった症状が起こります。
検査を受けても明らかな異常が見つからないため、対応が遅れてしまいがちな疾患です。
メニエール病
自律神経の乱れにより内耳のリンパ液に異常が起こり、
- 頭がぐるぐる回るようなめまい
- 片方の耳のみに生じる耳鳴り
- 難聴
の3つの症状が同時に起こります。
強い吐き気や嘔吐を伴うケースも多いため日常生活に支障をきたしやすいことに加え、放置すると症状が悪化するため出来るだけ早期に適切な治療を受ける必要があります。
過呼吸症候群(過換気症候群)
強いストレスを引き金に、突発的に浅く速い呼吸が繰り返される疾患です。
過呼吸により血中の二酸化炭素濃度が低下するため、めまいや四肢の痺れ、筋肉のこわばりが生じます。
強い息苦しさを感じるため、さらに呼吸しようとしてより呼吸が浅く速くなるという悪循環に陥ることも少なくありません。
自律神経の乱れを予防・改善するには?
ストレスをコントロールしよう
自律神経を乱す大きな原因はストレス。
現代日本に生きている限りストレスを無くすことはほぼ不可能に近いですので、自分なりにストレスをコントロール出来るように工夫してみましょう。
焦らず気長に考える、悲観的にならず楽観的に前向きに考えるようにする、自分に自信を持つなど、気持ちのコントロール方法を身につけると少しずつストレスを軽減できるようになっていきます。
また、なんでも一人で抱え込まず誰かに助けを求めるのも良い方法です。
育児ストレスに悩むママは、こちらの記事でストレスチェックをして、ストレスや悩みの軽減・改善をしていきましょう。
リラックス出来る方法を見つけよう
自然の中をのんびり散歩したり、好きな音楽を聴いたり、ゆっくり入浴したりすると、ふっと体から力が抜けますよね。
自分なりのリラックス方法が分かれば、副交感神経を活性化させられるようになるため、自律神経の乱れが解消されていきます。
忙しくて余裕がない時ほど、ほんの少しの息抜きが効果的。
たまには肩の力を抜いてみてくださいね。
生活スタイルを見直そう
食事、睡眠、仕事(勉強)、休養、運動といった5つの要素が規則正しくバランスよく行われると、生体リズムも整います。
忙しくても睡眠時間や食事時間はしっかり確保して、自律神経の乱れを防ぎましょう。
また、毎朝、太陽光を30分程度浴びるだけでも生体リズムを整えるのに効果的です。
昼夜逆転の生活は避け、早寝早起きして朝日を浴びられる生活スタイルを心がけましょう。
適度に運動しよう
定期的な運動により生活リズムが整うだけではなく、運動不足やストレスの解消など運動には多くのメリットがあります。
無理なく出来る範囲の運動を生活の中に組み込んで、自律神経の乱れを予防しましょう。
これまで運動習慣がなかった方は、手軽に取り入れやすいウォーキングがおすすめです。
カルシウムでイライラを軽減
イライラしている時に「カルシウム足りてないんじゃない?」と言われた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
事実、カルシウムには神経の緊張を和らげイライラを抑制する効果があるため、イライラ軽減にはとても効果的なんです。
カルシウムは
- 牛乳やチーズなどの乳製品
- めざしやワカサギなどの小魚
- ほうれん草や小松菜などの野菜
に多く含まれていますので、積極的に摂取するようにしてみてくださいね。
セロトニン不足タイプの特徴
セロトニンの役割
セロトニンは、ノルアドレナリン・ドーパミンに並んで、三大神経伝達物質の一つです。
「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンは、体内時計をリセットしたり、消化管の運動を調節するほか、脳内で神経伝達物質として働き精神の安定や意欲に関係しています。
セロトニンが不足すると精神的安定が崩れ、不眠やうつなどの原因になる場合もあります。
セロトニン不足になる原因
セロトニンが不足すると、やる気が起きなくなるなど、うつ病と似た症状が現れます。
セロトニン不足を起こす原因をつきとめ、改善することがホルモンバランスの乱れを整えることにつながります。
慢性的なストレス状態
ストレスは自律神経を乱すだけではなく、セロトニンを減少させる大きな原因。
ストレスを受けるとBDNF(脳由来神経栄養因子)というセロトニン合成(セロトニンを作ること)に関与している物質が減少してしまい、セロトニンの合成量(セロトニンが作られる量)も減少してしまうのです。
1日中屋内にいて日光を浴びない
セロトニンは太陽光を浴びると活性化されます。
ずっと屋内にいて1日中太陽光を浴びない生活を続けていると、セロトニンの働きが低下してしまうリスクが高まると言われています。
食生活が偏り栄養状態が悪い(トリプトファンやビタミンB6が不足)
セロトニンの原料は、必須アミノ酸の1つであるトリプトファン。トリプトファンは体内で合成出来ないため、食事から摂取して補う必要があります。
加えて、炭水化物やミネラル、ビタミンB6もセロトニン合成には必要な成分。食事制限ダイエットや偏食などが原因で栄養バランスが偏っていると、セロトニン不足のリスクが高まるため要注意です。
トリプトファンが多く含まれる食品については後述します。
人との関わりが少ない
セロトニンは、人と交流することで活性化するという特徴を持ちます。
そのため、普段1人で過ごす時間が多く、人との関わりが少ないとセロトニン不足を招きやすくなってしまうのです。
セロトニンは、ネット上のコミュニケーションでは合成されにくいことが分かっていますので、出来るだけ人と直接会って交流するようにしてみてくださいね。
加齢によるセロトニンの減少
人の神経細胞は加齢により減少します。
セロトニンも例外ではなく、加齢により減少してしまうのです。
加齢によりセロトニンが減少すると顔のたるみや背筋の変形などの影響が現れます。
セロトニン不足が原因で起こる代表的な症状
セロトニン不足はホルモンバランスを乱すだけではなく、様々な影響を与えます。
ここでは特に注意したい症状についてご紹介していますので、心当たりのある方は出来るだけ早めに適切な対応を取るようにしてくださね。
不眠
セロトニンは、メラトニンという睡眠ホルモンへ変化します。
そのため、セロトニン不足が不足するとメラトニンも不足し、不眠や寝付きの悪さ、熟睡感のなさといった睡眠障害が起こりやすくなってしまうのです。
依存症になりやすくなる
セロトニンは、脳内物質の1つであるドーパミンをコントロールする働きも持っています。
ドーパミンは「快楽ホルモン」とも呼ばれるもので、セロトニン不足によりドーパミンが暴走すると、目先の快楽や快感ばかり求めるようになり、依存症のリスクを高めるとされているのです。
買い物依存症、ギャンブル依存症、アルコール依存症など様々な依存症がありますが、これらはセロトニン不足が大きく影響していると言われています。
イライラしやすくなる
セロトニンはドーパミンだけではなく、ノルアドレナリンの調整機能も持ちます。
ノルアドレナリンは「怒りのホルモン」とも呼ばれるように、セロトニンが不足して暴走すると攻撃性が高まり、イライラや怒りやすくなるなどの症状が現れます。
セロトニン不足を解消する方法は?
早寝早起き
セロトニンは日中に分泌が多くなり、睡眠中や夜間は分泌が減るという特徴を持ちます。
そのため、早寝早起きを心がけ、規則正しい生活を送るようにするだけでセロトニンの分泌を効率的に促せます。
また、太陽光を浴びるとセロトニンの分泌が活性化しますので、朝が苦手でどうしても起きられないという方はカーテンを開けたまま寝て、朝日が登れば自然と太陽光が部屋に入るようにしておく方法がおすすめです。
リズム運動でセロトニン神経を活性化
セロトニン神経は、一定のリズムで行われるリズム運動により活性化することが分かっています。
リズム運動とはスクワットや階段昇降、ウォーキング、サイクリング、深呼吸、ヨガ、太極拳、フラダンスなど、一定のテンポを刻む運動のこと。
これらの運動はセロトニン神経の活性化に効果的なだけではなく、自律神経の乱れを整える効果も期待出来ますので無理なく始められるものを選んでチャレンジしてみてください。
また、リズム運動は毎日5分以上、長期間継続して行うとより効果的です。
よく噛んで食べる
噛む動作も一定のリズムを伴った行動ですよね。
リズム運動がセロトニン神経の活性化を促すように、よく噛んで食べればセロトニン神経の活性化に繋がります。
また、セロトニン神経の活性化以外にも、太りにくくなる、顎の筋肉の強化、顔のシワが減るなど、しっかり噛むことで得られるメリットはたくさんあります。
普段あまり噛まずに早食いになりがちな方は、この機会にしっかり噛む習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
トリプトファンを摂取する
セロトニンの原料となるトリプトファンは体内で合成出来ないため、食事から摂取する必要があります。
トリプトファンを多く含む食材としては、筋子、たらこ、プロセスチーズ、アーモンド、肉類、赤身魚、そば、納豆などが挙げられます。
トリプトファンはたんぱく質が多く含まれる食材に比較的多く含まれていますので、毎日のメニューの中にうまく組み込んでみてくださいね。
卵巣疲労タイプの特徴
卵巣疲労は若年性更年期障害が原因の可能性も
一般的に更年期障害といえば、閉経に伴って卵巣機能が低下して女性ホルモンの分泌量が減り、体に様々な影響が出てくる状態のことを指します。
一方、若年性更年期障害は20代〜30代に更年期障害のような症状が現れてくる状態を言います。
若年性更年期障害は、卵巣機能不全や卵巣機能低下症といった病気が原因で生じることもありますが、実際の更年期障害のように女性ホルモンの分泌量が減少しているケースは実はまれ。
その多くはストレスにより卵巣が機能不全状態になったり、月経前症候群(PMS)が原因で更年期障害のような症状が現れてきたりすると考えられています。
若年性更年期障害を招く生活習慣とは
若年性更年期障害は普段のライフスタイルに大きな影響を受けます。
一般的に若年性更年期障害を招きやすいと言われているライフスタイルは以下の通りです。
- 過度なストレス状態が慢性的に続いている
- 太り過ぎ
- 極端なダイエットを行なっている
- ヘビースモーカー
- 慢性的に睡眠不足状態にある
- 生活習慣や食生活が不規則になっている
ご自身に当てはまるものはありましたか?
ストレスや睡眠不足はホルモンバランスを崩しますし、タバコは女性ホルモンの1つであるエストロゲンを分解して卵巣機能を低下させます。
もし思い当たるものがあれば、少しずつライフスタイルを改善していくようにしてみてくださいね。
若年性更年期障害でよくみられる症状
「もしかしたら若年性更年期障害になっているかも」と思っても、なかなか病院へ行く勇気が出ないこともありますよね。
ですが、若年性更年期障害を放置して悪化してしまうとさらに大変な事態になってしまいます。
下記に若年性更年期障害でよく見られる症状を挙げていますので、当てはまるものが5個以上あれば病院を受診することを検討してみてください。
- 長期間に渡り、月経痛や月経不順がある
- 慢性的に胃痛や頭痛、肩こり、腰痛などに悩まされている
- 寝ても疲れが取れない
- めまいや耳鳴り、のぼせ、立ちくらみがある
- 気持ちが悪くなったり、吐き気を感じたりする
- 肌荒れが改善しない
- 最近、白髪や抜け毛が一気に増えた気がする
- ドライアイ、ドライマウスの自覚がある
- 寝付きが悪く、眠りが浅くて夜中に何度も起きてしまう
- 以前に比べ、トイレに行く回数が増えている
- 体重が著しく変化した
- 食欲不振
- 注意力や集中力がなく、すぐに仕事や家事をサボりたくなる
- しょっちゅうイライラしていて怒りやすくなった
- 気持ちが落ち込みやすく、あまり笑わなくなった
- 人と会ったり会話することが面倒くさい
人によって症状に個人差がありますが、通常いくつかの症状が合わさって現れます。
若年性更年期障害の症状は日常生活に支障を来すレベルのものもありますので、出来るだけ早期に対策を始めるようにしてくださいね。
若年性更年期障害の治療はまず病院で相談を
もし若年性更年期障害により身体的な症状が出ている状態であれば、出来るだけ早めに病院を受診しましょう。
誤診を防ぐために、婦人科を受信する
症状だけ見ると「体調不良かな」と感じて内科で相談してしまいがちですが、内科では異常なしと診断されてしまうケースも少なくありませんので出来れば婦人科を受診するようにしてください。
独身女性や出産経験がない女性の場合、婦人科は少し敷居が高いかもしれませんが、若年性更年期障害の理解が一番あるのが婦人科です。
婦人科を受診するとまず血液検査が行われ、原因が早期閉経か卵巣の機能低下、またはホルモンバランスの乱れにあるのかを見極めてもらえますよ。
若年性更年期障害を予防する方法は?
若年性更年期障害は早期閉経や卵巣機能不全などの病気以外では、ストレスや過度のダイエット、食習慣や生活習慣の乱れによりホルモンバランスが乱れて引き起こされます。
そのため一番の予防方法は、規則正しい生活を心がけ、栄養バランスのとれた食事を摂り、運動や休息を適切に行うこと。
またストレスと上手に付き合う方法を見つけることも、効果的な予防方法と言えます。
サプリも効果的!ホルモンバランスを整えるおすすめの成分
ホルモンバランスを整えるには規則正しい生活習慣や食生活が重要ですが、ホルモンバランスを整える成分をサプリにより補うという方法もあります。
ここではホルモンバランスを整えてくれる成分についてご紹介していきます。
プラセンタ
プラセンタは胎盤から抽出する成分。
ホルモンバランスを整えてくれるだけではなく、美肌や美白にも効果があると美容整形分野で注目を集めていますよね。
疲労回復効果もあるため、女性だけではなく男性にもプラセンタサプリを愛用している方がいらっしゃいます。
最近では100%の原液もスキンケアアイテムとして話題になっていますね。
大豆イソフラボン
女性ホルモンの1つであるエストロゲンによく似た構造と働きを持ち、自律神経やホルモンバランスの乱れを整える効果が期待出来ます。
女性ホルモンの減少により起こる更年期障害の症状緩和や、骨粗しょう症を予防する効果も期待できます。
ブラックコホシュ
ブラックコホシュは、北アメリカ原産のハーブ。
エストロゲンに似た作用を持ち、月経前症候群や更年期障害といった女性特有の疾患の症状緩和に役立ちます。
レッドクローバー
レッドクローバーはヨーロッパ原産のハーブで、大豆と同様イソフラボンを豊富に含んでいます。
ホルモンバランスの乱れを改善してくれるため、肌トラブルの改善や更年期障害の症状緩和効果も期待出来ます。
マカ
マカは南米のアンデス山脈に自生する植物で、滋養強壮や精力増強効果があるためたくさんのサプリに配合されています。
また、ホルモンバランスを整えてくれるため、更年期障害の症状緩和効果もあるとされているんですよ。
その他の有効成分
ビタミンB6
ビタミンB6は、エストロゲンの代謝をサポートしてホルモンバランスを整えてくれる成分。
サプリを選ぶ時には、プラセンタやマカなどの成分だけではなくビタミンB6などのビタミン類も同時に含まれたものを選ぶのがおすすめです。
ビタミンE
ビタミンEは女性ホルモンの1つであるプロゲスエテロンの原料になります。
ホルモンバランスが崩れている時には積極的に摂取しておきたい栄養素の1つですね。
ポロン
ポロンはホウ素の一種で、骨の形成に欠かすことの出来ない成分。
また、近年エストロゲンの活性化効果があることが分かったため、注目を集めている成分でもあります。
ホップ
女性ホルモンによく似た物質であるフィストロゲンを含み、ホルモンバランスの乱れにより生じるPMS症候群や更年期障害の症状緩和効果が期待出来ます。
リグナン
リグナンはポロフェノールの一種で、エストロゲンと同様の働きをしてくれます。
ホルモンバランスを整えるおすすめサプリ3選
イライラする…やる気が出ない…更年期障害のような不調には白井田七
白井田七(さくらの森)
楽天ウィークリーランキングで1位を獲得したこともある実力派のサプリがさくらの森の白井田七。サポニンやフラボノイド、ギャバをはじめとした数十種類の成分を含有する伝七人参を主成分に、添加物をほとんど加えずに製造されています。
詳しくみる自律神経やホルモンバランスの乱れにより引き起こされる不調に悩む方から絶大な支持を集めている白井田七。
定価6,480円と少し高額ですが、定期コースなら初回3,980円、2回目以降も5,184円で購入出来ますので、気になる方はぜひHPをチェックしてみて下さいね。
疲労回復・生理不順に滋養強壮最強コンビ!マカ・プラセンタ
マカプラセンタ(Care & Beauty style)
ホルモンバランスを整える2大成分であるマカとプラセンタを配合したサプリです。 マカとプラセンタがしっかり配合されているのに、続けやすい価格帯が魅力。
詳しくみる定価は4,400円ですが、定期コースに申し込むと初回500円、2回目以降は3,980円で継続出来ます。
女性ホルモンのような働きをするエクオールを直接摂取して女性ホルモンによる悩みを緩和
エクオール(小林製薬)
小林製薬のエクオールは大豆イソフラボン由来のエクオールを主成分とし、ブラックコホシュやめぐりを良くするヘスペリジン、体の調子を整えるテアニンなどがバランスよく配合されたサプリです。
詳しくみる大豆イソフラボンが女性ホルモンのような働きをするためには、腸内の腸内細菌によりエクオールに変換されなければならないのですが、日本人の2人に1人はエクオールは大豆イソフラボンを摂取してもエクオールを体内で作り出せないという研究報告がなされています。
小林製薬のエクオールは直接エクオールを摂取出来るので、ホルモンバランスを整えるにはとても効果的。
価格も定価が2,700円と他の製品に比べて安価なのも魅力的ですよね。今なら初回限定で半額の1,350円で購入できます。
女性ホルモンサプリの過剰摂取は絶対厳禁!サプリの選び方の注意点
大豆イソフラボンで女性ホルモンが増えすぎる場合も
大豆イソフラボンは、高いエストロゲン分泌促進効果を持つためサプリなどで広く使用されている成分です。
ところが過剰摂取してしまうと、エストロゲンが増えすぎてしまってホルモンバランスを崩すリスクもあるのです。
月経周期が長くなる、乳がんや子宮内膜増殖症のリスク増加などの副作用が臨床試験により確認されているため、過剰摂取は絶対に控えるようにしてくださいね。
プラセンタ過剰摂取がニキビの原因になる
プラセンタはホルモンバランスを整えるだけではなく、美容的にも優れた効果を持つため美容外科などでも使用されている成分です。
ですがプラセンタも過剰摂取してしまうとニキビやむくみなどを引き起こす可能性が高まると言われています。
また、栄養素が豊富に含まれているため少量の摂取でもアレルギー反応を起こしてしまう方もいらっしゃいます。
プラセンタは女性にとっては続けたくなる成分が含まれたサプリではあるのですが、服用により異常が出るなどした場合は無理に継続せず、服薬を中止したり量を減らすなどして対応するようにしましょう。
マカは下痢になりやすいので注意
マカにはホルモンバランスを整える効果に加えて、黄体ホルモンの働きを抑制する作用があります。
黄体ホルモンは妊娠維持のために分泌されるホルモンで、生理前に分泌量が増えます。
ただ黄体ホルモンには子宮の収縮を防ぐために腸のぜん動運動を抑制する作用もあるため、生理前に便秘になりやすくなるのは、この黄体ホルモンが原因なんです。
そのためマカの過剰摂取により黄体ホルモンの働きが抑制されすぎると、便の水分量が増して下痢になりやすくなってしまいます
アブラナ科の植物アレルギー持ちの方は要注意
また、アブラナ科の植物にアレルギーがある方は、マカでもアレルギー反応が出やすくなっていますので注意するようにしてくださいね。
サプリは用法用量を守って利用しよう
より高い効果を得るために、サプリを決められた用量以上に服用している方もいらっしゃいますが、実はこれはとても危険。
サプリの過剰摂取は様々な悪影響を体に及ぼす可能性があります。
体調を整えるために服用しているサプリで体調を崩してしまっては元も子もありませんので、サプリを服用する際は定められた用法用量をしっかり守るようにしてくださいね。
まとめ・ホルモンバランスが乱れている原因を知り改善を試みることが大切
女性の体はホルモンバランスに影響を受けやすいため、そのことで悩まされている方は少なくありません。
まずは自分のホルモンバランスの乱れの原因がどこにあるのか把握して、適切な対応を取るようにしましょう。
また、ホルモンバランスを整える効果のあるサプリを活用するのも効果的な方法です。
サプリを利用する場合は、用法用量をしっかり守って安全に使用するようにしてくださいね。