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その手、老けてない??乾燥対策でネイルもキマる!潤い手元にする方法
かさつきやしわが目立つ手は、実年齢よりも老けた印象を与えてしまいます。またメイクやファッション、ネイルに気を配っていても、手がカサカサしていたらせっかくのおしゃれも台無しに!乾燥やひび割れ、赤みまでしっかりケアしてキレイな手元をキープしましょう!
手の乾燥や荒れの原因は?
なめらかでうるおいに満ちた手を手に入れるために。まずは乾燥や手荒れの原因を知っておきましょう。
空気の乾燥
手や指には皮脂を分泌する皮脂腺が他の部位よりも少なく、乾燥しやすいパーツです。
空気が乾燥する冬は、特に手の乾燥が気になる季節です。
一方、夏もクーラーの風などで空気が乾燥しやすいので、乾燥対策は1年中怠らないようにしましょう。
水仕事
食器洗いや掃除など水仕事をする時は、どうしても手荒れが気になりますよね。
これは肌を守る皮脂膜が流れてしまい、手が乾燥しやすくなるためです。
冷たい水で手の血行が悪くなると、ターンオーバーの周期が乱れやすく、手荒れが長引く原因にも。
熱すぎるお湯もNG
熱いお湯は皮脂を洗い流す力が強く、手指の乾燥を悪化させてしまいます。
冷たすぎず熱すぎない36℃程度のぬるま湯が、一番肌に負担をかけにくいでしょう。
洗剤や摩擦の影響も
食器用洗剤による刺激や、手先を頻繁に使うことで起こる摩擦によって、肌の角質層にある細胞がはがれ、うるおいが奪われやすくなります。
正しいケアをせずに放っておくと、ひび割れや赤みといったトラブルを招いてしまいます。
加齢
20歳を過ぎると徐々に肌の皮脂量が減り、乾燥が目立ちやすくなります。
また指先を使う仕事を長年続けている人は、度重なる刺激で角質細胞のキメが乱れ、ガサガサとした手触りになりやすいでしょう。
紫外線ダメージ
紫外線には、肌の奥の真皮層にダメージを与える力があります。
紫外線ダメージを受けると肌のハリやうるおいが失われてしまい、カサつきやしわ、くすみが気になりやすくなります。
また、肌をダメージから守ろうとして角質層が徐々に厚くなり、ターンオーバーの周期が乱れてしまいます。
手の乾燥を防ぐケア方法
私たちを取り巻く環境や、日々のちょっとした動作が、手の乾燥を招くことがわかりました。
何もせずに放っておくと、乾燥が悪化して、ひび割れやあかぎれなど、更なる肌トラブルを引き起こしてしまいます。
まずは日々のスキンケアで、手の乾燥を防ぎましょう。
ハンドクリームで乾燥予防
手の乾燥ケアに欠かせないのが、ハンドクリームです。
カサカサやごわつきをケアするほか、乾燥を事前に予防するのにも使えます。
ハンドクリームの成分をチェック
ひとくちにハンドクリームといっても様々な商品がありますよね。
保湿効果が高いものや、手荒れの改善に効果があるものなど、配合成分も様々。
悩みに合わせて選ぶために、配合成分をチェックしてみましょう。
セラミド
セラミドは角質層の細胞間に存在し、肌内部のうるおいをキープする働きがあります。
肌が乾燥するとセラミドが不足しがちなので、ハンドクリームで働きを補いましょう。
セラミドのほか、優れた保湿効果を持つヒアルロン酸やグリセリンもおすすめです。
シアバター
セラミドと同じく、保湿成分として有名な成分です。
植物由来で、炎症が気になる肌も優しく保湿することができます。ビタミン類も豊富に含まれています。
コラーゲン、エラスチン
肌内部でハリやうるおいを保つ成分。紫外線などの外的ダメージを受けると減少してしまいます。
乾燥やくすみ、しわをケアして、ふっくらとした若々しい肌を目指す人におすすめの成分です。
尿素
保湿効果のほか、古い角質を柔らかくする働きがあります。乾燥によるごわつきをケアして、なめらかな肌へと導きます。
配合量も1%程度から最大20%程度まであり、濃度が高くなるほど効果も高まりますが、その分刺激も強いです。
特に、ひび割れや炎症を起こしている場所は避けて使いましょう。
ビタミン類
肌荒れを防ぎ、皮膚の健康を維持する働きがあるビタミンB群や、血行を促進してターンオーバーを促すビタミンEは、手荒れによるごわつきが気になる肌におすすめです。
グリチルリチン酸
肌の炎症を抑える成分で、ひびわれやあかぎれ、しもやけといったひどい手荒れによる炎症を優しく落ち着かせる働きがあります。
効果を高めるハンドケアの方法
ハンドクリームの効果を高め、乾燥や手荒れを防ぐには、どんなハンドケアをすればいいでしょうか?
ハンドクリームはこまめに塗り直す
ハンドクリームは1日に数回こまめに塗り直すことで、ケアの効果を高めることができます。
手を洗った後や寝る前に塗り直す習慣をつけるといいでしょう。
濡れた手はしっかり拭く
手を洗ったり水仕事をしたりした後は、タオルでしっかりと水分をふき取りましょう。
水分が残っていると、肌が余計に乾燥してしまいます。
またハンドソープや洗剤などが肌に残らないように、しっかりと洗い流しましょう。
水仕事には手袋を使用
水仕事による肌荒れが気になる時は、ビニール手袋を使用するといいでしょう。
手袋をはめるまえにハンドクリームで保護しておくと、ビニール手袋の刺激や摩擦も気になりにくいです。
手袋を使って夜の集中ケア
手のごわつきやひび割れは見た目が悪いばかりか、悪化すると痛みが出る場合も。一刻も早く改善したいですよね。
そんな時は、ハンドクリームと手袋を使った集中ケアがおすすめです。
こっくりとしたクリームを使用
保湿力が高いクリームを手全体にたっぷりと塗ります。
さらっとしたタイプよりも油分が多くて密着度が高い、こっくりとしたタイプがおすすめです。
手袋は綿か絹がおすすめ
通気性に優れ、蒸れにくい綿素材のものは使いやすく、一年中使用できます。
絹は保湿や保温性に優れ、ケアの効果を高めたい人におすすめです。
乾燥におすすめのハンドクリーム
最後に、乾燥の予防や手荒れの改善におすすめのハンドクリームをご紹介します。
潤い力抜群!保湿系ハンドクリーム
保湿成分がたっぷりと配合されたハンドクリームは、1本持っておきたい定番アイテムです。べたつきにくいタイプもあるので、好みや使うタイミングに合わせて選んでみてください。
ラフィス ADリッチクリーム
乾燥によるかゆみが出やすい敏感肌でも安心して使えるハンドクリームです。100%天然由来成分を使用し、かゆみをケアする抗体入りダチョウ卵黄エキスのほか、シアバターやスクワラン、植物オイルなど保湿成分もたっぷりと配合されています。ひどい乾燥が気になる方に。
詳しくみるコレールブルー ハンドクリーム
保湿力に優れたシアバターや尿素、肌をなめらかに整える美容成分アロエベラなどを配合したハンドクリーム。べたつかないのに肌に必要なうるおいをしっかりと届けてくれます。ローズと桜の2種の香り。
詳しくみるごわついた手をなめらかに整えるハンドクリーム
肌のターンオーバーを助けるビタミンや、角質ケア効果のある尿素入りのハンドクリームがおすすめです。
痛みやかゆみを伴うあかぎれのような手荒れには、尿素を避け、炎症を抑える成分を選びましょう。
ユースキンA
血行促進効果があるビタミンEや、肌の健康を保つビタミンB2を配合。保湿成分や炎症をしずめる2種の有効成分も配合し、ひび割れやあかぎれなどのひどい手荒れに悩まされている人におすすめです。
詳しくみる資生堂 薬用モアディープ
ごわつく肌をなめらかにしてうるおす尿素を配合。血行促進を助けるビタミンE、マッサージパウダーが入っており、パウダーの粒がつぶれるまでマッサージしながらなじませることで、しっとり柔らかな感触に整えます。
詳しくみる若々しい肌に整えるハンドクリーム
ファンケル ハンドクリーム 美白&エイジングケア
美白成分トラネキサム酸を配合。肌のハリ弾力を高める、コラーゲンやヒアルロン酸の産生をサポートする黒大豆エキスや、グリセリン、スクワランなどの保湿成分も配合し、美白・保湿・エイジングケアをトータルに叶えるハンドクリームです。
詳しくみる花王 ソフィーナ アルブラン薬用美白ハンドクリーム
セラミドケア成分がかさつきがちな肌をしっかり保湿。美白有効成分のカモミラETがメラニンの生成を抑え、紫外線ダメージや乾燥でくすみがちな肌を明るく整えます。
詳しくみる角質ケアに使えるピーリングアイテム
ターンオーバーの周期が乱れ、ごわつきが気になる手は、ケアの効果がなかなか得られない場合があります。
定期的にピーリングを行うことで、余分な角質をオフするといいでしょう。肌に負担をかけにくいジェルタイプがおすすめです。
※ひどい手荒れによる痛みや出血がある場合には使用しないでください。
ルミナピール
カモミールエキスほか、透明感のある肌へと導く植物由来成分をふんだんに配合したピーリングジェルです。手の甲にのせて優しくこすると、ジェルが固まり、肌表面の古い角質をからめとります。プラセンタやコラーゲン入りで、使用後はしっとりとした感触に。
詳しくみる赤みやかゆみ…手荒れが悪化した場合は?
肌の乾燥が進行すると、腫れやかゆみを伴う重い肌トラブルにまで発展してしまいます。
手湿疹の可能性
肌が炎症を起こし、腫れや赤み、かゆみがずっと続く場合は、手湿疹の可能性があります。
手湿疹は、洗剤や摩擦などによる刺激で肌のバリア機能が弱り、敏感肌の状態に陥ってしまった状態です。
「手湿疹(主婦湿疹)」の原因には、洗剤やシャンプーなどの使用からおこる“化学的刺激”や、家事や作業などでの摩擦による“物理的刺激”などがあります。これらの刺激によって皮ふの油分・水分が奪われ、乾燥症状が悪化することで外的刺激に敏感になり、炎症や湿疹、つらいかゆみなどの症状が現れます。
引用元:http://jp.rohto.com
手湿疹のケア方法
手湿疹は、ステロイド剤入りの塗り薬を使って治療するのが効果的です。
最近は、患部で効果を発揮しつつ、肌内部に吸収されると活性がおだやかになるステロイド成分が使われているものもあり、刺激が気になる人も安心して使えるでしょう。
手湿疹に効く医薬品は薬局やドラッグストアで購入できますが、なかなか治らない場合は、皮膚科医に相談しましょう。
ロート製薬 メンソレータム メディクイッククリームS
抗炎症成分やかゆみ止め、殺菌成分などを配合し、長引きやすい手湿疹を効果的に改善することができます。さらっとしたクリームタイプなので、べたつきが気になりにくいのがポイント。患部に密着する軟膏タイプもあり、寝る前の使用におすすめです。
詳しくみるまとめ
手の乾燥や手荒れを完全に防ぐのは難しいですが、日頃からハンドクリームをこまめに使用したり、ちょっとした行動に気をつけることで、肌へのダメージを最小限にすることができます。
ご紹介したハンドクリームの成分やおすすめ商品も、アイテム選びの参考にしてみてくださいね。
指先の乾燥を何とかしたい!ささくれの原因と正しい治し方とは?
着替える時などにささくれが引っかかり痛い思いをすること、ありますよね。ふと気付くと出来てしまっているささくれ。手の見た目も悪くなりますから、出来ればすぐに治したいですよね。そこで今回はささくれの原因や正しい治し方についてご紹介していきます。
ささくれの原因
洗剤などによる手指の乾燥
一番多いささくれの原因は、何と言っても手指の乾燥。
洗剤を使用した水仕事や手洗いなど、普段の生活の中でも手指が乾燥してしまう要因はたくさんあります。
手が乾燥したなと感じたらハンドクリームでこまめにケアをするようにして、出来るだけ乾燥から肌を守るようにしてくださいね。
間違ったネイルケアがささくれの原因に
爪を綺麗にしようとして行うネイルケアが、実はささくれの原因になっていることもあります。
甘皮除去、アルコール消毒、マニキュアやジェルネイルのリムーバーなど、行った後に手指の乾燥を感じたことはありませんか?
必要以上に甘皮除去しないように心がける、リムーバーなどの薬剤は爪以外に付着しないよう気をつけることが大切です。
ささくれは体のSOSかも
ささくれが出来てもあまり気にしないという方も多いかもしれませんが、実はささくれは体のSOSの可能性もあるため注意が必要なんですよ。
体調不良や血行不良がささくれの原因になることもありますし、食事制限ダイエットや偏食による栄養不足や栄養の偏りが原因になる場合も。
特に下記の栄養素が不足してしまうと、ささくれが出来やすくなってしまいますから注意してみてください。
不足するとささくれの原因になりやすい栄養素
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- たんぱく質
- 肌を作る原料になります
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- ビタミンA、B2
- 皮膚や粘膜の健康を保ちます
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- ビタミンB6
- 皮膚障害予防に
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- ビタミンC
- 肌を美しく保ちます
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- ビタミンD
- カルシウムやビタミンAの吸収をサポートします
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- ビタミンE
- 傷の治癒を早めます
ささくれの正しい処置方法・治し方
炎症が起きると化膿し激しく痛くなる
「たかがささくれ」と甘く考えがちですが、実はささくれは立派な皮膚疾患。
症状が悪化すると化膿する恐れもあり、そこから感染症に罹患して激しい痛みを伴う場合もあります。
指先は常に露出していますし、日常生活の中で色々な場所に触れる機会も多いですから、ささくれから空気中の雑菌が入り込んで化膿してしまうことも多いんですよ。
その中でもカンジダ菌や黄色ブドウ球菌、レンサ球菌などの細菌に感染してしまった場合は「カンジダ性爪周辺炎」「ひょうそ」など別の病気に発展してしまいます。
「ささくれなんてそのうち治る」
と放置せず、悪化する前に正しい処置方法をとるか、病院で適切な処置を受けるようにしましょう。
(ささくれが悪化する前にすべき)正しい処置方法
1.ささくれを切る道具を用意し、しっかり消毒する
細かい部分をカット出来る、眉用のハサミやネイルニッパーなどの小回りの効く道具を用意し、消毒液などでしっかり消毒します。
2.しっかり根元からささくれをカット
消毒が終わったら、しっかり根元からささくれをカットします。
もしカットし残りが出てしまっても、決して指で無理やり引っ張ってちぎるのではなく、丁寧にハサミでカットするのが大切です。
3.最後はしっかりささくれ跡を保護!
ささくれのカットが終わった後は、特に傷がなければささくれ後にキューティクルオイルなどを塗って保湿しておきましょう。
もし傷が出来ていたり出血していたりする場合は、軟膏を塗った後に絆創膏を貼って、傷口がなるべく雑菌に触れないように保護してあげてくださいね。
応急処置には液体ばんそうこうでガード
もしささくれを処置する時間がない場合は、とりあえず液体ばんそうこうでささくれをガードしておくという方法があります。
液体ばんそうこうでカバーしておけば、ささくれから雑菌が入るリスクを減らせませすよ。
液体ばんそうこうは塗った部分が透明で目立ちにくいですし、化粧ポーチに入るサイズですから持ち歩くのも便利。
ささくれが出来やすい方は、常に携帯しておくようにすると良いかもしれませんね。
ただささくれは早く処置して治してしまうに越したことはないので、出来るだけ早い段階で適切な処置を行うようにしましょう。
ささくれしにくい指にするために・予防法
洗剤類を使う時はゴム手袋を
手指の乾燥が気になる方は、水仕事で洗剤類を使用する際にゴム手袋を使用するのがおすすめです。
ゴム手袋を使うと、ささくれだけではなく関節部分のひび割れなども予防出来ますよ。
ゴム手袋を使用すると細かい作業がやりにくくなりますのでつい避けてしまいがちですが、手指の乾燥対策にはかなり効果的ですので、ぜひ一度試してみてください。
爪も乾燥させない
手の乾燥が気になる時、ハンドクリームなどで手を保湿する方は多いのではないでしょうか。
ですがハンドクリームを使用する際、肌だけではなく爪部分までしっかり塗り込むことは出来ているでしょうか?
乾燥が気になる手のひらや手の甲のみに使用して満足してしまいがちですが、ささくれ対策を行うなら爪まできちんと塗布することがポイントです。
手の全体にハンドクリームを広げた後、最後に指先一本一本までしっかりケアしてあげれば、ささくれを予防出来るだけではなく、爪の状態改善にも役立ちますよ。
マッサージで血行を良くしよう
指先をマッサージして血行を良くしてあげることでも、ささくれ予防に繋がります。
親指で指の血行を促してあげるように軽い力で指全体を揉み揉みしていきましょう。
指の根元から先端に向かって揉んだ後、最後に爪の横を揉みほぐしてあげればさらに効果的です。
マッサージの際はクリームやオイルを使用して、摩擦による刺激から指の肌を守ってあげるようにしましょう。
ビタミン・ミネラルの十分な摂取を
ささくれの原因の1つに栄養不足があると前述しました。
つまり、たんぱく質やビタミン群、ミネラルなど肌の状態をしっかり整えてくれる栄養素を十分に摂取すれば、ささくれのリスクを軽減出来るということです。
バランスの取れた食生活を目指すのが一番ですが、どうしても食事だけでは十分量の栄養を取れない場合は、マルチビタミンなどのサプリメントを利用するのもおすすめです。
ただ、サプリメントは食事の代わりにはなりませんから、あくまで食事のサポートとしてサプリメントを活用するようにしてください。
さいごに
たかがささくれといえど傷口から感染症を引き起こす可能性もあるため、決して侮れません。
普段からささくれが出来ないように心がけ、もしささくれが出来てしまったら、出来るだけ早期に正しい処置を行い早めに治すように心がけましょう。
また、食事制限ダイエットなどが原因でささくれが出来ている場合は、そのダイエット方法自体を見直すのも大切です。
ダイエットは健康な体を維持するために行うものであって、ダイエットにより体のどこかに悪影響が出てしまっては元も子もありませんよね。
ささくれ対策をしっかり身につけて、指先美人を目指してみてくださいね。
手の老化、始まってない?シワシワにならない為のハンドエイジングケア
顔のスキンケアばかりに気をとられ、手のスキンケアを怠ってはいませんか?
女性の手は、家事や育児に毎日酷使されがちです。毎日のダメージを放っておいてしまうと、知らず知らずのうちに積み重なって、気がつけばシミだらけでシワシワの手になってしまうことも…。
そこで今回は、家事や仕事、育児に忙しい女性でも簡単にできる手のエイジングケアの方法をご紹介します。
女性の手は老化のバロメーター?
「いつまでも若くいたい!」
というのは、女性なら誰もが願うことですよね。
しかし、顔のスキンケアばかりに気をとられ、手のスキンケアを怠ってはいませんか?実は、手こそアンチエイジングを意識しなければならない場所なのです。
人間は、人の年齢を予想する時、その人の一番老けている場所を見て「この人は○○歳くらいかな?」と判断しているという研究結果もあり、シワシワの手のせいで実際より老けて見られている女性も多いのではないでしょうか。
逆に考えれば、手の老化を改善することで、若々しい印象を与えることも十分可能だということです。
では実際に手の老化に関する知識と、エイジングケア方法を見ていきましょう!
紫外線はアンチエイジングの大敵!
日焼け防止はスキンケアの基本。
外出時の日傘や帽子、日焼け止めは欠かさないという方は多いと思います。
では手はいかがですか?
うっかり日焼けどめを塗り忘れるということが多いのでは?
しかし、手も顔と同じように紫外線を浴びています。
しかも子育て中は特に紫外線を浴びる機会が多いですよね。外でベビーカーを押す手には、さんさんと日の光が降り注ぎますし、公園で子どもを見守る間も、太陽の光を浴び続けなければなりません。
光老化で紫外線がシワの原因になる
紫外線がシミの原因になることは良く知られていますが、実はシワの原因にもなるのです。
それは、紫外線がコラーゲンを破壊してしまうためです。
それにより「光老化」が引き起こされ、シワやたるみの原因に。
紫外線をなるべく浴びないようにし日焼けを防ぐことが、手のアンチエイジングに繋がりますよ。
紫外線対策には、塗り忘れや面倒な塗り直しが不要な、飲む日焼け止めが注目されています。
日焼けどめクリームはこまめに塗り直す
手の紫外線対策には、顔と同じく紫外線カットには日焼け止めクリームが有効です。
手の日焼け止めクリームを選ぶ際に重視して欲しい点は、「刺激が少ない」ということです。
手は刺激を受けやすい場所のため、日焼け止めクリームもすぐにとれてしまいがち。効果を持続させるためにはこまめに塗り直すことが大切です。
紫外線防止効果の高い、顔やボディ用のクリームを使うよりも、紫外線防止効果も兼ね備えたハンドクリームを使うほうが、手荒れケアもできるため一石二鳥です。
紫外線防止には手袋が有効
紫外線防止に一番有効なのは、なんといっても「太陽の光を浴びないこと」です。
そのために有効なのが、手袋を付けること。
「気温が高いときに手袋なんて、暑くてイヤ!」という方もいることでしょう。
しかし、現在紫外線防止専用の手袋にはさまざまな種類があり、暑さに配慮されているものもあります。
通気性の良い手袋を選ぶと、暑い時期でも快適に使用することができますよ。
この手袋は、手のひらがメッシュになっているので夏でも快適に使用することができます。
こちらは指から腕まですべて覆うタイプの手袋。手だけでは無く、腕の紫外線も防止してくれます。100%シルク製なので、肌触りも優しく吸水性も抜群です。
顔のついでに手も保湿ケアする習慣を!
みなさん、顔の保湿は毎日入念に行なってますよね?
そのついでに手も保湿する習慣をつけると、簡単にエイジングケアすることができますよ。
育児中は子どもが優先になることが多いため、特別なケアとなると時間がとれずなかなか難しいですよね。
でも顔のケアのついでなら、時間もとられず続けられそうですね。
洗顔後の化粧水や乳液は手に塗っても効果的
洗顔後、乾燥防止や肌荒れケアのためにたいてい化粧水や乳液を顔に塗りますよね。
そのときに余った化粧水や乳液を、そのまま手にも塗りましょう。
顔に効果のあるものは、手にも効果があります。
美白効果のある化粧品を使っている方も多いと思いますが、それらはもちろん手の美白にも効果アリです。
これなら新たに購入するものも無いですし、手軽に始められますよね。
手のケアにはハンドクリームと思いがちなのですが、顔と同じスキンケア化粧品を行うことでよりみずみずしい手に生まれ変わりますよ。
今日から顔のケアと一緒に手もケアすることを始めてみませんか?
ハンドクリームは塗り方で効果が変わる
手のケアのためにハンドクリームを塗っている方は多いですよね?
でもその塗り方まで気をつかっている方は少ないのでは?
実は塗り方に少し気をつけるだけで、ハンドクリームの効果をもっと引き出すことができますよ。
ハンドクリームは温めてから塗ると効果的
ハンドクリームを手にとったらそのまま塗るのではなく、手のひらにのせて包みこむようにして温めてから塗るようにしましょう。
そうすることでクリームが柔らかくなり、より肌になじみやすくなります。
ハンドクリームの有効成分が浸透しやすくなるため、保湿効果もさらにアップしますよ。
手も温めるとより効果大
女性は冷え性の方が多く、手が冷たい方も多いですよね。
ハンドクリームだけではなく、手も温めるとより成分が浸透しやすくなり効果が期待できますよ。
ハンドクリームを手に取る前に手をやさしく擦ったり、手首を軽く回すなどして、手を温めましょう。
手を温めるツボ
さらに冷え性の方は、手のツボを刺激すると温まりやすいですよ。
手を温めるツボには、虎口(ここう)、指間穴(しかんけつ) 、命門(めいもん) などがあります。
- 虎口(ここう)・指間穴(しかんけつ)
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画像元:hieshokaizen.org
指間にある虎口(ここう)・指間穴(しかんけつ)は血行不良を改善し、自律神経の乱れを整えてくれます。人差し指と親指で少し強めに挟み外側に引っ張るように離します。指先が暖まるまで左右交互に繰り返すのが目安です。
- 命門(めいもん)
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小指の第二関節の中央にある命門は、冷え性や無気力などに効果があるツボです。血行促進に効果があるツボですので、血行不良によっておこる不調を感じたときにも押してみましょう。
乾燥がひどいときはハンドクリームプラス手袋でふっくら肌に
乾燥や手荒れがひどい時には、ハンドクリームプラス手袋のスペシャルケアが効果的です。
スペシャルケアといっても、就寝前にハンドクリームを塗ったら手袋をして寝るだけ。
これなら忙しい方でも簡単にできますね。
オススメの手袋の素材
手袋は、絹や綿などの天然素材がおすすめです。
特に手荒れが気になる時にお試しください。
ちょっと余裕があるときにはハンドマッサージで血行促進
手のアンチエイジングのポイントの一つに、「血行を良くする」ということがあります。
血行を良くすることで栄養や酸素がすみずみまで行き渡りやすくなり、刺激により荒れてしまった肌の補修が促進されますよ。
先ほどもご紹介した手のツボを刺激するのも効果的ですし、手のマッサージもおすすめです
育児の合間の時間ができたときに、ぜひお試しくださいね。
マッサージのやり方は、下の動画を参考にしてみて下さい。
爪のケアもお忘れなく
育児中はネイルアートをしたり、爪を伸ばしたりすることはなかなか難しいですよね。
でも日ごろのお手入れを怠らず、きれいに保つことでマニキュアなしでも若々しい印象になりますよ。
手のケアとともに、爪のケアも忘れずに行いましょう。
健康な爪を育てるためにキューティクルオイルが効果アリ
健康な爪を育てるためには、これから生えてくる爪に目を向けることが大切です。
キューティクルオイルで血行を促進し、栄養を与えることで、これから生えてくる爪を健康な爪に育てることができますよ。
また、今生えている爪もキューティクルオイルを塗ることで割れにくくなります。
ハンドマッサージのついでに、キューティクルオイルを使って爪のマッサージも行いましょう。
爪のオイルマッサージのやり方
- まずは爪の甘皮をマッサージします。
オイルをつけたら軽く押しましょう。 - 次に爪の横も同様にマッサージしましょう。
- オイルを爪全体に伸ばし、全体的にマッサージしましょう。
甘皮や爪の横は乾燥しやすく、ささくれができやすい場所です。特に念入りにマッサージを行なって下さいね。
香り付きのものを使うと、リラックス効果も期待できますよ。
毎日の家事や育児にストレスを感じたときには、好きな香りのオイルを使ってゆっくりと手や爪のマッサージを行なうことで、穏やかな気持ちになれるかもしれないですね。
爪の切り方も大切
爪への負担が最も大きいのが、「爪切り」です。
でも、切り方によって負担を減らすことができますよ。
正しい切り方を覚えて美しい爪を保ちましょう。
爪を切るときは、少しずつ切る
爪を切るとき、ついつい真ん中からいきなり「パチン」といきがちです。
しかしこの切り方では爪に大きな負担がかかってしまいます。
爪を切るときは、端から少しずつ切ることで、負担を減らすことができますよ。
時間がないときに切ると、つい切り方が乱暴になりがちです。
爪を切るのは、時間に余裕があるときにしたほうが良さそうですね。
爪の角は丸くしない
爪を切るとき、爪の角を切り丸くする方が多いのでは?
でも、それはNG。
爪の角を残してまっすぐに切るのが正解です。
爪の角を残さず切ってしまうと、爪が弱くなり割れやすくなってしまいます。
丸く整えたほうが、形はきれいに見えやすいのですが、爪のためにはあまり良くないのですね。
かといって、角が尖っていては危ないですよね。
そこで、爪の角を丸く整えるときは、爪切りで切るのではなく、ヤスリで削って整えるようにしましょう。
爪の角を少し丸くする程度に整えることで、割れにくい爪に仕上げることができます。
切り過ぎには要注意
深爪にならないように適度に切ることも大切です。
少し伸びてくると気になって切ってしまう方もみられますが、爪切りは多くても2週間に1度程度にとどめるのが良いでしょう。
しかし、伸び過ぎてしまっても爪が割れやすくなってしまいますので適度な間隔で切るようにしましょう。
手の見た目も意識して、さらなるアンチエイジングを
忙しい毎日の中で、手のケアにまで意識を向けることはなかなか大変ですよね。
しかし、毎日のちょっとした工夫だけでも手をきれいに保つことは可能です。
毎日のちょっとした習慣の積み重ねが、後々大きな違いとして現れます。
今からでも遅くはありません!
今日から少しずつ、手のためのアンチエイジング習慣を始めてみませんか?