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髪に優しいドライヤーの選び方と使い方+おすすめ5選
ヘアケアしても髪が傷む理由
シャンプーやトリートメントにこだわってケアをしても、髪の悩みがなかなか改善しないことがあります。食事や体質の変化といった理由も挙げられるものの、実は、毎日使っているドライヤーのせいかもしれません。
ドライヤーを使えば髪が傷むのは仕方ないという声も聞かれますが、それはもう過去の話!ドライヤー選びのコツと正しい使い方をご紹介します。
ドライヤー選びのポイント
たくさんのブランドや商品があるので、どんなドライヤーを選べばいいか、迷ってしまいますよね。理想的な商品に出会うために、どんな点に注意して選べばいいのでしょうか?
風量&風速
髪の傷みを最小限におさえるには、短時間で髪を乾かせるドライヤーを選びましょう!
判断するポイントは、風量と風速の数値ですが、商品によっては非公開のものもあります。
- 風量
- 数値が高いほど風量が多く、髪を乾かす時間を短くできます。
1.3 m3/分以上のものを選びましょう。2 m3/分以上の大風量のものもあります。
- 風速
- 数値が高いほど髪に風がまっすぐ届くため、髪を乾かす時間を短くできます。
10m~14m/分程度のもので乾きの良さを実感できます。こちらも20m/分を超える大風速のものがあります。
温冷風機能
温風で乾かしたあとに冷風で仕上げることで、様々な美髪効果が期待できます。温冷風切替機能がついたドライヤーを選びましょう!
冷風仕上げによる美髪効果
- キューティクルの保護
- 熱ダメージの軽減
- 髪のボリュームダウン
- スタイリングの長時間キープ
通常のドライヤーの温風温度は、大体100~120℃に設定されています。
100℃以上の温風を毎日長時間当て続けることは、髪にとって大きなダメージに…。
大風量・風速のドライヤーを選ぶか、60~70℃と低めの温度設定のドライヤーを選ぶことで、こうしたダメージを防ぐことができます。
ワット数(消費電力)
1000~1200Wのドライヤーを目安に選びましょう。
業務用ドライヤーは1200Wを超えるものもありますが、一般家庭では使えないことが多いので要注意です。
美容院でヘアドライをしてもらう時、家で乾かすよりも短時間で乾くなぁと感じたことはありませんか?美容師さんは乾かし方のコツを熟知しているからだとも言えますが、理由の1つがこのワット数です。美容院ではワット数が高い業務用のドライヤーを使用しているので、その分風量が多く乾きが早いと言えます。
マイナスイオンなどのプラス機能
ドライヤーのプラス機能として、定番の人気を誇るのが、マイナスイオンです。
髪のダメージの原因となる静電気を除去し、また空気中の小さな水分の粒子を髪に取り込むことで、潤いやまとまりを与えてくれます。
また最近はくせ毛やカラーの退色、枝毛の予防効果が確認されているドライヤーも。
マイナスイオン発生機能がついたドライヤーを選んで、損はないでしょう!
重さ
ドライヤーを持つ手が疲れてくると、ドライヤーと髪の距離がどうしても近づいてきてしまいます。
温風を髪の毛の近くで当てすぎると、ヘアダメージの原因に。ドライヤーの重さも、商品選びのポイントだと言えます。
個人差はありますが、600g前後くらいであれば、重さを気にせずに使えそうです。
価格
ドライヤーの価格と機能は大きく比例します。最新機能を備えたものだと1万円以上、特殊なものだと4万円を超えるものも。
髪に優しいドライヤーを選びたいけど、高い金額は出せない!と感じる人は、5000円前後を目安に選ぶと、バランスのいい商品が見つかると思います。
髪の悩み別おすすめドライヤー
ドライヤー選びの基本が分かったところで、具体的な髪の悩みを解決するには、どんな商品を選べばいいでしょうか?
悩み別に抑えておきたいポイントと、おすすめのドライヤーをまとめました。
髪のダメージ、パサつき
- 短時間で素早く乾かせる大風量&大風速ドライヤー
- 低い温度で乾かせる低温風ドライヤー
- 髪の保湿、ヘアケア機能付きドライヤー
なかなか乾かない
- 短時間で素早く乾かせる大風量&大風速ドライヤー
- 軽量など、手が疲れにくいドライヤー
くせ毛が気になる
- 髪の保湿、ヘアケア機能付きドライヤー
カラーのモチが悪い
- 髪の保湿、ヘアケア機能付きドライヤー
こんな悩みに | 髪のダメージ、パサつき/なかなか乾かない |
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温風温度 | 非公開 |
ワット数 | 1200W |
風量 | 2.0m³/分 |
重さ | 約675g |
その他機能 | マイナスイオン、温冷風機能 |
2つのファンを搭載し、2.0m³/分とパワフルな風量で髪を素早く乾かすことができます。風量1.7m³/分のドライヤーでドライ時間が20分かかっていた場合、12分まで短縮できるそう。少し重さはありますが、風量がかなり強いので乾きが早く、気にならないでしょう!
こんな悩みに | 髪のダメージ、パサつき/なかなか乾かない |
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温風温度 | 80~100℃ |
ワット数 | 1200W |
風量 | 1.6m³/分 |
重さ | 約485g |
その他機能 | マイナスイオン、温冷風機能 |
高い風量に加え、485gの軽量を実現!髪をスピーディに乾かす速乾ノズルもついており、ストレスなく髪を乾かすことができます。髪をしっとりつややかに整えるマイナスイオンもついていて、リーズナブルながら万能なモデルです!
こんな悩みに | 髪のダメージ、パサつき/くせ毛が気になる/カラーのモチが悪い |
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温風温度 | 115℃ |
ワット数 | 1200W |
風量 | 1.7m³/分 |
重さ | 約590g |
その他機能 | プラズマクラスターイオン、温冷風機能 |
プラスとマイナス2つのイオンが髪に働きかけ、静電気を抑えてまとまりとツヤをアップさせます。髪に潤いを与えることで、くせ毛の改善やハリ感アップ、キューティクルを保護して枝毛やカラーリングの退色を改善するなど、美髪効果抜群のドライヤーです!
こんな悩みに | 髪のダメージ、パサつき/なかなか乾かない |
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温風温度 | 28℃~78℃ |
ワット数 | 1200W |
風量 | 2.4m³/分 |
重さ | 約618g |
その他機能 | マイナスイオン、温冷風機能 |
78℃の低温風と、2.4m³/分とトップクラスの風量で髪を素早く、優しく乾かします。静電気を抑えるマイナスイオン機能やスタイリングに合わせて付け替えられるアタッチメント、静音性など、盛りだくさんの機能が。低温で素早く髪を乾かせるので、ヘアダメージを抑えて髪を早く乾かしたい忙しい朝におすすめ。値段は高いですが、一度は使ってみたい最先端モデルです!
こんな悩みに | 髪のダメージ、パサつき/くせ毛が気になる/カラーのモチが悪い |
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温風温度 | 110℃ |
ワット数 | 1200W |
風量 | 非公開 |
重さ | 本体 約722g |
その他機能 | バイオプログラミング技術、温冷風機能 |
バイオプログラミング技術という独自技術を採用。髪のたんぱく質を強化してダメージから守り、しっとりとまとまりのある仕上がりに。くせやうねりが気になる人にもお勧めです。冷風を当てることで、髪のキューティクルが整ってカラーのモチがアップしたり、顔のリフトアップ効果が得られたりと、ドライヤーの域を超えた美容家電です!
髪をいたわるドライヤーのかけ方
どんなに優秀なドライヤーでも、使い方を間違えると髪にダメージを与えてしまいます。
ドライヤーを使う時に気をつけたいポイントをまとめました。
ドライヤー前のトリートメントで保護
ドライヤー前には、洗い流さないタイプのトリートメントを必ず使用しましょう。
オイルタイプのものは、髪表面を保護してドライヤーの熱から守ってくれるうえ、保湿効果が高いです。
ダメージヘアが気になる人は、アミノ酸、たんぱく質由来系の成分(グルタミン酸、加水分解コラーゲン、ケラチンなど)が配合されているものを選びましょう。
髪のやけどに注意
通常のドライヤーの温風温度は100~120℃と、高めの設定です。
熱風を当て続け、髪表面の温度が100℃を超えた髪は変質し、枝毛やごわつき、ハリコシの低下など、様々なトラブルを招いてしまいます。
髪が急激に乾燥すると、キューティクルがめくれあがってはがれやすくなります。また表面温度が100℃以上になると、髪の中のタンパク質や脂質が変質して、メデュラに空洞ができてしまいます。次のシャンプーのときに、髪内部の成分が流れ出やすくなり、さらに空洞が増えてしまいます。
引用元:kao.com
髪やけどを防ぐポイント
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- タオルドライをしっかり
- 頭皮や毛先を優しくふき取り、余分な水分を取っておきます
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- ドライヤーは髪から20㎝離し、上から下に風を当てる
- キューティクルの向きに合わせて風をあてることで、髪が傷むのを防ぎます
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- 頭皮や髪の根元を中心的に乾かす
- 生え際を中心に乾かすことで、ドライヤーを使う時間が短縮できます
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- 温風で8割、残りの2割は冷風で仕上げる
- 冷風で仕上げることで、キューティクルが引き締まるなど美髪効果が得られます
こちの記事も参考にどうぞ。
髪にやさしいブラシの使い方
髪が濡れている時は、キューティクルが開いてはがれやすい状態です。そのままブラッシングをすると髪にダメージを与えてしまいます。
髪をしっかりと乾かした状態で、余計な摩擦を与えないように、丁寧にブラッシングしましょう。
まとめ
最近は進化したドライヤーが次々と発売されており、髪を乾かしながらケアすることも可能になってきました。
一方、ドライヤーの正しい使い方を知らないと、髪に思わぬダメージを与えてしまうので要注意です。
基本を抑えて、美しい髪を育てていきましょう!
根元を○○すれば寝癖直しで絶望しない!要点を抑えた“時短・寝ぐせ対処法”
朝起きて鏡を見ると、髪がボーンとなっているとき、ありませんか?そこまでいかなくても、左のほうだけ何故かクリッと曲がってしまってたり…。
このままはイヤだしちゃんと寝癖を直して出かけたい。でも朝の時間は一瞬でも惜しい!そんな忙しい現代を生きる女性の皆さまに、“時短・寝癖対処法”と、そもそも寝癖をつけない様々なコツをご紹介していきます。
蒸しタオルを使った“全体寝癖対処法”
ガンコな寝癖にはコレ!蒸しタオルを使って
寝癖をきれいに直すには、ポイントを抑えて行う必要があります。蒸しタオルを使って、短時間で寝癖をなかったことにする方法をご紹介します。
- クシを通す(所要時間:1分)
絡まっている髪の寝癖はなおりにくいので、サッとクシを通します。 - 濡らしたタオルをレンジでチン!(所要時間:2分)
タオルを水に濡らして絞り、レンジでチン。レンジ時間は600wなら30秒程度で十分ですが、タオルの大きさに合わせて熱し過ぎないようにしてください。タオルを開いたときにふんわり湯気が出ればOKです。火傷をしないよう気を付けて行いましょう。
髪が短い場合はフェイスタオルでも十分です。また、洗濯物を増やしたくない場合は先に洗顔を済ませ、その洗顔タオルを使うと無駄がありません。 - 暖かいタオルを頭に乗せる(所要時間:2分)
寝癖の問題は髪の根元にあるので、きちんとタオルを髪の根元に押し付けるようにして頭に載せます。タオルを乗せている間に身支度や食事を済ませるとより時間短縮に繋がります。 - 寝癖が落ち、スタイリングして完成(所要時間:適宜)
ドライヤーでセットして完了。最後に冷風をあてると髪のかたちを固定する効果があります。
スタイリング剤で“ポイントだけ寝癖対処法”
スタイリング剤を使って
オイルやトリートメントスプレーなどのスタイリング剤を使って、ポイントだけサッと寝癖を落とすことができます。
- ハネてる部分を少し水で濡らす(所要時間:1分)
ハネている髪を一房手に取り、根元をかる軽く濡らします。水滴はタオルで拭いて半乾きぐらいの質感にします。スタイリング剤は乾燥している髪よりも、半乾きの髪のほうが効果的なのがポイント。 - 濡らした部分にスタイリング剤を塗る(所要時間:1分)
ハネている毛先だけでなく、先ほど濡らしたのと同様に髪の根元からスタイリング剤を塗りましょう。 - 手グシで方向をつけながらドライヤーで乾燥させて完成(所要時間:3分)
こちらも温風でセットした後、最後に冷風をあてて髪を固定しましょう。
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椿の種からとった100%天然の椿油で、美しくツヤのある髪へと導いてくれます。頭皮やお肌にも使える万能オイルです。寝ぐせ直しにも使えます。
詳しくみるそもそも寝癖を付けないようにするには
朝慌てないためには前日から準備
朝ボーンと寝癖がついてしまうのは、そもそも前日の対処法に問題があることが多いです。寝癖がついてから対処するのももちろん良いですが、できることなら寝癖が付かないほうが良いですよね。そもそも前日から寝癖を付けないようにするコツをご紹介していきます。
水分は敵。髪は乾かして寝ること
寝癖は水分によって起きるといっても過言ではありませんので、まずはきちんと髪を乾かして寝ることが最大のポイントです。
シャワーを浴びたりお風呂に入ったあと、つい髪を乾かさずに寝てしまうのはNGです。これは髪の乾かし方が中途半端でも同様ですので、寝る直前にお風呂に入るのが習慣となっている方は要注意。これは髪の“水素結合”という性質によるものです。
温風が届きにくい根元に注意して
ドライヤーの風がとどかない部分はそもそも乾きにくいのですが、その乾きにくい部分にこそ寝癖の原因があります。髪を乾かすときは髪の根元まで、意識して乾かすようにしてください。表面はきちんと乾かしても頭皮付近が濡れてしまっていたら、朝のひどい寝癖の原因になります。また高温の温風は髪を痛める原因になるので、一か所を集中的に乾かすのではなく満遍なく風を当てましょう。冷風を当ててもある程度乾いていれば水分が飛ぶので温度調節機能を活用しましょう。
髪を早く乾かすコツ
乾燥したタオルを使って!時短ドライヤーテク
髪をちゃんと乾かすのは時間がかかりますよね。また、そうすることで傷むのが気になったり。そこで、髪を乾かす時短テクニックを一つご紹介します。お風呂から出た後、是非お試しください。
- 乾いたタオルを一枚用意する
- 濡れた頭にタオルをのせ、その上からドライヤーの温風をあてる
- 全体に温風をあて、時々タオルを動かして拭く。根元を拭くことを心がけて
- たまにタオルと髪の間に温風を入れる
- ②~④を繰り返す
水分がタオルに吸われ、普通にドライヤーだけで乾かす時間の半分ぐらいで乾かすことができます。また、髪の傷みが気になるという方もいらっしゃるかと思いますが、所要時間が半分程度に減ること、温風を直接髪に受ける機会が減ることで、髪へのダメージも半分程度で済みます。
えっ、そうだったの?寝癖知識色々
髪は“水素結合”により形状を記憶する
濡れた髪は、乾くときに内部分子が固まるという性質を持っています。これを“水素結合”といい、寝癖の主な原因となります。髪が乾いてく内に少しずつそれを固定していくので、きちんと根元まで髪を乾かす、寝る直前にお風呂に入るのではなく、少し前にお風呂に入ることで対処できます。
問題はハネてる毛先ではなく髪の根元に
ついハネてる毛先だけで対処しようとしてしまうことがありますが、寝癖の原因は基本的に根元にあります。寝癖を直すポイントは根元にあるという意識を持つことが大切です。
寝汗が原因の場合も
私たちの肌からは汗という水分が常に出ていますので、頭皮も汗で湿気を帯びます。その湿気が寝ている間の“水素結合”を誘発し、寝癖の原因になることもあります。
完全に寝癖を防ぐのはムリ
汗が原因になる場合があるということは、前日の対処で完璧に寝癖をしないようにするということは無理ということでもあります。前日の対処は寝癖を少なく、被害を縮小することには効果的ですが、完全に全く寝癖がない状態で起きるのはそもそも不可能なので、あまり気にしすぎたり根を詰めないようにしましょう。それでも前日の対処をしておけば、戦場のような翌朝のあわただしさを軽減してくれます。
髪が太い人はクセがつきやすい
寝癖にも個人差があり、髪が太い人、固い人、くせ毛の人は寝癖がつきやすい傾向にあります。また、髪質とは別に、前述のように汗っかきの人も寝癖が付きやすいです。寝癖がひどくなってしまいがちの人には、最初にご紹介した“蒸しタオルでの対処法”をオススメします。ひどく寝癖がついてしまったときには一度“水素結合”をリセットすることが大切です。
まとめ
朝あわただしくて時間のない方のための“時短寝癖直しテクニック”の数々とコツについてご紹介してきましたが、いかがでしたか。
とにかく寝癖は根元から一度リセットすること、ひどい寝癖をつけたくない方は前日からの対処が大切ということがポイントです。
本記事が、皆さまの朝の余裕に繋がれば幸いです。