CATEGORY妊娠中(3ページ目)
「妊娠中」の記事一覧
みんなは妊娠中のヘアカラー・パーマはどうしてる?胎児への影響は?
「お腹の中の赤ちゃんは、ママが見ているものを何かの力で感じ取っている」という説があります。
ママが「私って美人だなー」と思って鏡を見ている時、赤ちゃんも「ママって美人だなー」と感じている可能性が高いのです。
それを思うと、妊娠中でもステキな自分でいたいもの。
美肌はもちろん、ヘアケアもきちんとしたいものですが、心配なのは胎児への影響です。
ヘアカラーやパーマをするには、専用の薬剤を使わなければなりません。
髪の見かけだけキレイにできても、赤ちゃんに悪影響があったらたいへんです。
妊娠中のヘアケアでは、どんなことに気をつければ良いのでしょうか。
1. 妊婦がヘアカラーをすると、心配されちゃう?
化粧水をちょっとだけ、手のひらにすりこんでみてください。化粧水は皮膚に浸透して、手がしっとりします。
その化粧水は、見かけだけ眺めていると、手のひらの表面だけにしみこんだように思えます。
しかし「化粧水を手のひらにつけると、身体のどこまで浸透するか」は、誰かが研究して測定する方法を考え出さないと、見かけだけではわかりません。
見かけどおり手のひらの表面だけに浸透したのかもしれませんし、ゆっくりと時間をかけて全身に広がっていくかもしれないのです。
ヘアカラーやパーマの時に使われる薬剤も、これと同じです。
頭皮を通してどこまで身体に拡がっていくのか、明確に研究した事例はありません。
頭皮の表面に付着するだけで、全く拡がらないかもしれませんし、誰かが思い立って研究してみたら、「薬剤は全身に広がり、予想外のところまで届いていることが判りました」となるかもしれません。
正解がなんであるのか、とても判りにくい問題なのです。
一般的には「妊娠中にヘアカラーやパーマをしても胎児に影響しない」とされています。
しかし、胎児が絶対に安全であると証明した研究もないので、「ヘアカラーをした妊婦さんを見ると心配になる」という人が多いのです。
2. 妊婦はヘアカラーやパーマをしないほうがいいの?
「胎児にとってヘアカラーやパーマが絶対に安全である」と証明した研究は今のところありません。
だから妊婦は胎児の安全を優先して、ヘアカラーやパーマをしないほうがいいと考える人も多いのですが、実際には難しいもの。
妊娠期間は10ヵ月近くあり、妊娠したと判ったら、ヘアカットもヘアカラーもパーマもしないというのは、現実的ではないからです。
美容院に行くタイミングによっては、ヘアカラーの色が抜けてしまったり、パーマが取れかけてしまったり。髪が伸びすぎてしまうこともあるでしょう。
つわりがおさまったり、体調が安定している日を選んで美容院に出かけるという妊婦さんがほとんどのようです。
妊娠中のシャンプーはたいへんですから、妊娠が判ったら早めに美容院に行き、ショートカットにするという女性もいます。
「赤ちゃんになにかあったらいけないから、ヘアカラーは厳禁だわ」と、ウツウツふさいだ気分で過ごすより、美容院と相談して、最適な方法でキレイな髪にしてもらいましょう。
美容院に妊娠中であることを伝えておけば、腰に枕を当ててくれたり、ヘアカラーの待ち時間が短くなるように工夫してくれたりと、いろいろな配慮をしてもらえます。
「胎児にとってヘアカラーやパーマが絶対に安全である」と証明した研究がないのと同じで、「ヘアカラーやパーマが絶対に危険である」と証明した研究もないのですから、心配しすぎてストレスをためる方が良くありません。
3. ヘアカラーやパーマより心配な「ニオイ」?!
一般的には、妊娠中でもヘアカラーやパーマをして良いとされています。もちろんヘアカットも大丈夫です。
ですから心配しすぎないで美容院にお出かけいただきたいのですが、ヘアカラーやパーマより気をつけないといけないのが「美容院のニオイ」です。
妊娠中はホルモンバランスの影響でニオイに敏感
妊娠中はホルモンバランスが変化するので、思わぬ体調の変化があります。
いつもは気にならない、キレイになれる期待でワクワクする美容院のニオイが「いつもと違う」「きつく感じて気分が悪い」ということになりやすいのです。
美容院で長時間同じ姿勢をとり続けることも、普段なら楽しい時間ですが、妊娠中は負担になってしまうことがあります。
これを防ぐためには、あらかじめ美容院を予約して待ち時間を減らす、天候や体調の良い日を選んで出かけるなど、無理をしないことが大切です。
4. 市販のヘアカラーなら出かけずにすむ?!
美容院まで出かけなくてすむように、市販のヘアカラーを使うことを思いつくことがあります。
しかし市販のヘアカラーを使って自分で染毛することは、妊娠中はおすすめできません。
妊娠中は身体も皮膚もデリケートになっています。
使ったことのあるヘアカラーだとしても、普段と体調が違っていて、ニオイで気分が悪くなってしまうかもしれません。
市販のヘアカラー薬剤は刺激が強いので注意
それにヘアカラーには刺激の強い成分や、かぶれやすい成分が配合されていることがあります。
さらに、美容院で使われている薬剤より、市販のヘアカラーの方が刺激が強いのです。
とくに「ジアミン」という成分が含まれている市販のヘアカラーは、かぶれやすいと言われます。
妊娠中ではない、ヘアカラーが初めての人でも、その日の体調によってかぶれてしまうことがあるのです。
ヘアカラーやパーマは、専門知識のあるスタッフに相談しながらヘアケアできる美容院に行きましょう。
5. 天然成分のヘナなら、妊娠中でも大丈夫?!
天然成分100%のヘナは、不動の人気を誇る染毛剤です。
トリートメント効果が高いうえ、髪を脱色せずに染めるので髪がいたみません。
天然成分100%であってもパッチテストをしたほうが良い
「妊娠中こそ、赤ちゃんのためにヘナを使わなければ」と思いたつ女性が多いのですが、天然成分だからといって身体への負担が無いわけではありません。
まず、毎回のパッチテストは必須です。
天然成分でも、そうでないものでも、ヘアカラーによるアレルギー症状はいつ起こるかわかりません。
妊娠中は普段と体調が変わります。
いつもヘナを使っている女性でも「妊娠したら、なぜかヘナを使いたいと思わなくなった」と染毛をお休みしたり、ヘナのニオイが急にイヤになったというケースもあります。
ヘナを使うと体が冷えやすくなるので要注意
しかもヘナで髪を染めると、身体が冷えやすいと言われています。
妊娠中は身体を冷やすのがもっとも良くありませんから、注意が必要です。
自宅で使いやすいのもヘナの人気の理由ですが、体調がデリケートな妊娠中は、美容院と相談しながら使うのがおすすめ。
天然成分であっても、使う時に気をつけることは他のヘアカラーと同じなのです。
6. ヘアカラーやパーマに迷った時は、こうする?!
胎児にとってヘアカラーやパーマが危険なのか安全なのかは、迷うところです。
「妊娠中のヘアカラーやパーマは胎児に影響しない」とされていますが、決定的な証明をした実験は今のところありません。
出産すると羊水からシャンプーのニオイがすることが知られているため、「頭皮から吸収したものは子宮まで届いて、赤ちゃんに影響してしまう」というイメージも強くあります。
こうなるとますます迷ってしまい、どうすればよいか困ってしまいますが・・・。
妊娠中は赤ちゃんを護るための直観に従ってみる
一つのヒントにすぎませんが、「妊娠中は赤ちゃんを護るための直感が強くなるので、それに従った方が良い」という説があります。
たとえばヘナの場合。
「ヘナのニオイがイヤだわ」と感じる時は、ヘナが体調に合っていないとき。
ヘナのニオイが特に気にならないときは、ヘナを使っても問題ない体調だと思われるのです。
ヘアカラーやパーマのこと、他のことでも。
妊娠中、なにかの選択に迷った時は、自分の直感に聞いてみるのはいかがでしょうか?
妊娠中や産後の乳がん検診はいつから行っていい?X線を使わないやり方はあるの?
妊娠中に乳がんが見つかった、産後に乳がんがみつかったという事例は、めったにありませんが、全くないわけではありません。
女性の多くが「乳がん検診は、産後いつから行っていいの?」「妊娠中に乳がん検診できるの?」といった疑問を持っているようです。出産前後の乳がん検診についてご紹介します。
1. 妊娠したら、乳がん検診ができなくなるの?!
「乳がん検診は30歳代から始めるもの」というイメージを持つ女性が多いのですが、自治体などによる乳がん検診がおこなわれるのは、40歳代からがほとんど。
20~30歳代は、自己検診(セルフチェック)で良いとされています。
これは統計だと30歳代から乳がんにかかる人が増加し、40歳代でピークを迎えるためですが、「30歳代になる前に、乳がんにかかる人は少ない」というだけで、「30歳代になる前に、乳がんにかかることはありえない」という意味ではありません。
若くても妊娠して乳がん検診
確率が少ないとはいえ、10歳代で乳がんが見つかる女性もいるのです。
ですから、乳房の自己検診や乳がん検診などは何歳からと言わず、若いうちから習慣づけたほうがよいのですが、妊娠前後の2年近く、検診が中断してしまうことがあります。
「妊娠してから赤ちゃんを産んで、おっぱいをあげている期間は、乳がん検診ができない」と思い込んでいる女性が多いからです。
実際には、妊娠中でも行える乳がん検診があります。
「妊娠すると乳がん検診はできない」というイメージがありますが、まずは、かかりつけのお医者さまに相談してみましょう。
2. 妊娠すると、マンモグラフィーができなくなる?!
乳がんに不安を感じる女性の大きな味方が、X線で乳房を撮影できるマンモグラフィー。
開発されたのは1930年代のアメリカですが、最初はうまく撮影できなかったので、開発をやめてしまおうという話もあったそうです。
1990年代になると、日本でもマンモグラフィーによる検診が普及し始めます。
「視診や触診では発見できない、極小の乳がんを発見できる装置」というので、日本の女性たちにとっては衝撃のデビュー。たいへんな話題となりました。
ところが、マンモグラフィーのデビュー当初は、置いてある病院が少なすぎ。
マンモグラフィーの機械の値段が高価すぎて、購入できる病院がほとんどなかったのです。
何かのきっかけでマンモグラフィー検診を受けた女性は、「私はマンモグラフィーを受けたことがあるわよ」と人に自慢できるほどでした。
現在のように、全国どこでもマンモグラフィー検診が受けられるようになったのは、2000年代に入ってから。わりと最近のことなのです。
妊婦さんにはマンモグラフィーを使えない
このマンモグラフィーはX線(放射線)を使うので、妊娠中の女性が使うことはできません。
「妊娠すると乳がん検診ができなくなる」というイメージが強いのは、妊娠するとマンモグラフィーが使えなくなるからです。
しかし、乳がん検診の方法はマンモグラフィーひとつきりではありません。
妊娠したからといって乳がん検診が中断したり、とぎれてしまうことはないのです。
3. 妊娠中に乳がん検診を受けてもいい?
「そろそろ乳がん検診の時期だわ」と思っていたら、妊娠していることがわかった。
乳がん検診はどうしたらいいの?
それで悩んで、乳がん検診に行かないことにしてしまう女性が多いそうです。
妊娠中にできない乳がん検診はマンモグラフィーだけ。
他の乳がん検診はできますから、安心して検査を受けられます。
妊娠中はマンモグラフィー以外にも検診方法がある
妊娠中に病院などで乳がん検診を行う場合、マンモグラフィー検診ではなく、触診やエコー(超音波検査)を行うことになります。
セルフチェックによる自己検診は、妊娠中でも行ってよいものです。
乳房の様子がいつもと違うと感じたら、妊娠や乳がん検診の時期にこだわらず、お医者さまに相談してみましょう。その時々の体調にふさわしい方法で診断してもらえます。
妊娠中や授乳中は乳腺が発達しているので、同じ検診をしても普段より痛く感じたり、病院のスタッフも撮影が難しかったり、いつもどおりとはいかない場合があるそうです。
ですがこういった場合、「万が一のことを考えると、なにも検査しないより検査した方が良い」と考えるお医者さまが多いそうです。
4. 産後、授乳中の乳がん検診は?
授乳中は特に乳腺が発達するので、乳房の検査がやりにくかったり、乳がん検診を受けてもうまく撮影できなかったりします。
ですから、無理に乳がん検診をやらなくてもよいのでは、と考えるお医者さまと、念のためやった方が良いと考えるお医者さまと、だいたい半々だそうです。
母乳や乳房に異常があればお医者さまに相談する
しかし、母乳に血液が混ざっている、以前なかったしこりを見つけたなど、なにかいつもと違うことを見つけたら、授乳中であってもなくても、迷わずお医者さまに相談しましょう。
「授乳中は検査しにくいというから、相談するのは後日にしましょう」と自分で判断してしまうのは、よくありません。
まず病院に連絡して、どうするかはお医者さまに判断していただきましょう。
異常がなければ、乳がん検診は基本的に卒乳後でよいとされています。
ただし、自分の妊娠・出産の経過を知っているのは主治医です。
産後の乳がん検診をいつどんな風に行えばよいか、主治医にタイミングを相談するのがなによりではないでしょうか。
5. 妊娠中や産後でも、エコーをやってよい理由は?
マンモグラフィーもエコーも機械を使って行う検診なのに、妊娠中だとマンモグラフィーは不可。エコーだけが可能となります。
これは、それぞれの機械の仕組みが全く違うからです。
まず、マンモグラフィーはX線(放射線)を使って乳房を撮影する機械です。
「マンモグラフィーで検査します」と言われたら、「X線を使って乳房を撮影します」と言われたのと同じ意味になります。
妊婦さんがX線を浴びるのは、胎児への悪影響が心配されるので避けなければなりません。
エコー検査は音を使った検診方法なので安心して使える
一方、エコーは「超音波」という特別な音を対象物にあてて、音が反射した様子を画像化する医療機器です。
超音波は犬や猫には聞こえますが、人間の耳に聞こえない特別な音のこと。
エコーは有害な放射線ではなく「音」を身体にあてるので、妊娠中や産後でも安心して使えるのです。
6. 乳がん検診は怖いので、いつも行きたくない・・・
妊娠中でも、そうでなくても、乳がん検診に行かない。という女性もいます。
その理由の多くは「ガンが見つかると怖いから」です。
全く同じ理由で、男性でもガン検診に行かない人がいます。強い男性でも怖がるくらい、ガンは怖い病気なのです。
でも本当は、乳がん検診に行かないで、乳がんに気づかないまま過ごしているほうが、ずっと怖いことになります。
現代医療は妊娠中でもがん治療ができる!
乳がんの治療は日々進化しており、最近では妊娠中でも手術をしたり、抗がん剤治療を行うことができるそうです。
どんな手術をどんな風にするか、選択肢も増えています。
乳がんは早期発見が最善の治療方法
乳がんの一番の対策は「早く見つけること」。
乳がんを含め、病気の多くは早く見つければ治療が簡単に早く済みます。
見つかるのが遅いと、治療に時間がかかるし、やり方も複雑になり大きな負担になります。
乳がん検診にいかないと「もしかしたら乳がんかも」と、ずっと心配していなければなりません。
乳がんがないと確認できれば、毎日ずっと安心です。
健康診断は、自分の健康を確認して、安心して過ごすためのものです。
妊娠している時にも、していない時にも、乳がん検診に行きましょう。
安全にストレス解消!妊娠中の腰の痛みを改善する方法
妊娠をすると、体型やホルモンのバランスなどが大きく変化します。
それによって体の不調が増えてくることも…。
そのうちの1つが腰痛です。
そこで今回は、妊娠中の腰の痛みを改善させる方法をお伝えしましょう。
妊娠中のつらい症状、1つでも解消できたらうれしいですね。
妊娠の週数によって異なる腰痛の原因
妊娠中の腰痛は、お腹が大きいときに起こるイメージが強いのですが、実は妊娠初期から起こることもあるのです。
しかし妊娠初期と妊娠後期では、腰痛が起こる原因が異なります。
妊娠初期に起こる腰痛の原因
妊娠初期の腰痛の原因は、ホルモンによるものです。
妊娠3ヶ月頃から、リラキシンというホルモンが分泌されます。
このホルモンは卵巣ホルモンの一種で、出産時赤ちゃんが骨盤を通れるようにするため、関節や骨盤などを緩める働きがあります。
妊娠初期の頃から、もう出産に向けた準備が体の中では始まっているのですね。
しかしそれにより、お尻や腰の筋肉への負担は大きくなります。
そのため腰痛が起こってしまうのです。
妊娠後期に起こる腰痛の原因
先ほどもお伝えしたホルモンの影響に加え、お腹が大きくなることによる姿勢の変化があげられます。
お腹が大きくなると、重心が前方に傾きます。
バランスをとろうとすると、後方に体を傾けなければなりません。
そうすると、背中や腰に負担がかかり、痛みが起こってしまいます。
妊娠後期は体型も大きく変わるため、初期の頃よりもさらに腰痛が悪化しやすいのです。
ではこれらの腰の痛みを改善させる方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
日常生活の中でもできる腰痛改善法
まずは、誰でも簡単に取り入れることができる腰痛改善法をお伝えしましょう。
日常生活の中で取り入れることができるので、今すぐ実践できますよ。
荷物の持ち方に気をつける
重たい荷物を持つと、腰に負担がかかります。
できる限り重たい物は持たない方が良いのですが、そうも言ってられないときもありますよね。
そんなときは持ち方を工夫するだけで、腰やお腹への負担を軽減させることができます。
重たい荷物を持ったり、お子さんを抱っこしたりするときは、
- 片方の膝を床につけます
- ゆっくりと持ち上げましょう
重たい荷物を持つ際は、ぜひ実践してみてくださいね。
低いヒールのある靴を選ぶ
妊娠中はヒールのないぺたんこの靴を選びがちですが、実は2~3㎝ほどのヒールがある靴を選ぶほうが重心が後方に傾きやすくなるため腰への負担が軽減されます。
もちろんヒールの高すぎる靴は論外です。
歩きにくいだけで無く、転倒の危険性もあり大変危険です。
湯船につかる
妊娠中はお風呂も億劫になりがちです。
しかし、シャワーで済ませずに湯船に入ることで、体を温め血行が促進されます。
そうすると、筋肉がほぐれ腰痛にも効果的です。
寝るときの姿勢に気をつける
妊娠中は、もちろんうつぶせの姿勢はできません。
かといって仰向けの姿勢は、お腹が大きくなってしまうと苦しいですし、お腹がまだ小さいうちでも、腰に負担がかかってしまいます。
ですから、妊娠中におすすめの姿勢は横向きです。
横向きで寝ることで腰への負担も軽減されるため、効果的です。
さらに、クッションや枕などを抱えて横向きになるのも効果があります。
腰が痛くて眠れないときはお試しください。
骨盤ベルトで腰痛改善
骨盤ベルトの効果
骨盤ベルトは、産後の緩んだ骨盤を元に戻すために使用するイメージが強いのですが、実は妊娠中の腰痛にも効果を発揮します。
先ほどもお伝えしたように、妊娠中はホルモンの影響で骨盤が緩み、それによって腰痛が起こりやすい状態にあります。
これを改善させるのが「骨盤ベルト」です。
骨盤ベルトは緩んだ骨盤を支えてくれるため、装着することで腰への負担が軽くなります。
そのため腰痛を起こりにくくしてくれるのです。
しかも、効果を発揮するのは腰痛だけではありません。
実は、骨盤が緩みすぎることで子宮が圧迫され、赤ちゃんの成長に影響を及ぼすことがあるのですが、骨盤ベルトはそういった危険を防いでくれるのです。
また骨盤ベルトが、出産後も体型を戻すために活躍するのは皆さん知っての通りですが、妊娠中から骨盤ベルトを使用することで、産後の体型の変化を最低限にしてくれるのです。
腰痛以外にもメリットがある骨盤ベルト、おすすめです。
おすすめ骨盤ベルト
骨盤ベルトには様々なタイプがあります。
産前産後、両方使えて装着しやすいタイプがおすすめです。
骨盤ベルトのおすすめ商品はコチラ
マタニティーエクササイズで腰痛改善
マタニティーエクササイズの効果
マタニティーエクササイズは、主に妊娠の安定期に適した運動です。
取り入れることで妊娠中の体の不調を緩和させ、精神的にもリラックスすることができます。
また、妊娠中は運動不足になりがちです。マタニティーエクササイズで体を動かすことで運動不足解消になり、体重管理もしやすくなります。
マタニティーエクササイズにより体を動かすことで、筋肉がほぐれ、血行も良くなります。
それにより腰痛を軽減させることも期待できるのです。
マタニティーエクササイズの中には腰痛に効果を発揮する動きがいくつかあります。
その動きをいくつかご紹介していきましょう。
おすすめのエクササイズ
腰痛を和らげるマタニティーエクササイズには、
1. 正しい姿勢
2. 腰のマッサージ
3. 猫のポーズ
4. 猫のしっぽふり
5.腰のカール
などがあります。
その他にもこのようなエクササイズがありますので参考にしてみてください。
腰痛を和らげる体操
エクササイズを行うときの注意点
マタニティーエクササイズを行う際は、以下のことに留意しましょう。
- 安定期に入ってから行いましょう。
また、行う前に医師からの許可を得るようにしましょう。 - 体調と相談しながら行うようにしましょう。
特に、お腹に張りや痛みがあるときは行わないようにしましょう。 - エクササイズ中に異変を感じたときはすぐに中断しましょう。
- 食後すぐに行うことは控えましょう。
くれぐれも無理のない範囲で行うよう心がけてくださいね。
マタニティ整体で腰痛改善
マタニティ整体の効果
マタニティ整体は、妊娠中に起こる骨盤や骨格のゆがみを適度に矯正してくれます。
それにより、骨盤や骨格の歪みによって引き起こされる様々な症状に効果が期待できます。
もちろん腰痛の改善にも効果的です。
それだけではなく、自律神経を整える効果もあるため、精神的にもリラックスすることができます。
マタニティ整体を受ける際の注意点
妊娠中の体はデリケートです。
トラブルを避けるため、整体を受ける際は以下のことに注意してください。
- 安定期に入り、医師に相談を仰いでからにしましょう。
- 妊娠中の施術に詳しい店舗を選びましょう。
信頼できる店舗選びは最も大切です。 - 体調と相談し、無理のない範囲で行いましょう。
妊娠中は、刺激してはいけない部位があったり、うつぶせなど、さけた方がいい姿勢があったりなど、トラブルにつながりかねない行為がいくつもあります。
ですから、それらに精通したお店選びは大変重要です。
なお、妊娠中の整体については以下のホームページが参考になります。
ぜひご覧になってみてください。
体調を整えて快適なマタニティライフを
妊娠中は、体も心も大きく変化します。
それによってストレスを感じやすくなります。
でも、体の不調が減ることでストレス解消にもつながりますよね。
いくつかの対処法をご紹介しましたが、最適な方法は人によって様々です。
ご自分に一番合った方法を選択し、試してみてください。
腰痛を解消してストレスの元を減らし、快適なマタニティライフをおくりましょう。
妊娠中は脱毛はしていいの?胎児に与える影響が心配・・・
女性であれば妊娠中でもキレイでいたいと思うもの。赤ちゃんの健康のためにも、妊娠中のスキンケアは胎児への影響が出ないようオーガニックのクリームを使用したりと、デリケートなケアが必要です。
妊娠中のムダ毛処理には、痛みや無理な刺激を与えないように気を配りたいものです。そこで妊娠中の脱毛についてすこし考えてみたいと思います。
妊娠中の脱毛は胎児に影響はないと言われているが・・・
まず脱毛というのは大きく分けて2タイプあります。カミソリなどで体毛を剃る(もしくは抜く)脱毛と、フラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器などの脱毛器を使った脱毛です。
カミソリなどで体毛を剃る脱毛は、いわゆる”除毛”に分類されてくるものですので、妊娠中に行なっても問題ありません。
フラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器の胎児への影響は?
心配になるのがフラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器などの脱毛器を使った脱毛ですが、こちらも胎児にはさほど影響は無いと言われています。
刺激の弱いフラッシュ脱毛器はもちろん刺激が強いレーザー脱毛器の場合であっても、脱毛器の光は胎児までは届かず、もし副作用などが出てもあくまでも母親の肌だけに留まる話となるため、胎児にまでは影響しないと言われています。
このため表向きは脱毛器を使った脱毛でも、妊娠中に行なって問題は無いと言われています。
とは言っても、脱毛による胎児への影響ははっきりと解明されていない
前述の通り、妊娠中の脱毛は直接胎児には悪影響はないと言われています。
にも関わらず、一方で脱毛雑誌などでは「妊娠中は脱毛はしない方が良い」と注意深く述べられています。実際の脱毛クリニックなどでも妊娠中の方には脱毛サービスを禁止している店舗も多いです。
何故こういった食い違いが起きているかといいますと、胎児への影響がはっきりと解明されていないという事が関係していると思われます。
フラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器を使った脱毛法はまだ歴史が浅く、本格的に普及してから20年程度しかたっていません。このため、妊娠中の胎児への影響はもちろん、妊娠していない方の身体への影響というのも未だはっきりと解明されていないのです。
この辺はもう少し歳月が流れ統計データなどが出てくれば、はっきりしてくるかと思われます。
多くの脱毛クリニックは妊娠中の脱毛を勧めていない
なんにせよ今現在は、本当に脱毛が胎児へ影響がないかははっきりとしていません。
脱毛雑誌や脱毛クリニックは、「妊娠中は”脱毛効果が得られないから”脱毛はしない方が良い」といった理由付けて脱毛を勧めていませんが、これはあくまで建前で、実際は胎児への影響がはっきりしていない事が根本的な理由と考えられます。
脱毛によるストレスが胎児に影響を与える事も
脱毛による胎児への影響ははっきりと解明されていないものの、実際は本当にフラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器の光は胎児には何の影響もないかもしれません。ですが脱毛器を使用すると痛みを伴いますし、場合によっては皮膚が変色したりヤケドしたりも出てきます。
そういった症状を実際目のあたりにすると、「これ胎児にも影響あるのでは?」とどうしても疑惑を持ってしまうものです。そして、巷で言われている「妊娠中は脱毛はしない方が良い」という噂が拍車をかけ、疑惑がより大きくなり、大きな不安・ストレスに変わってしまう恐れも十分考えられます。
母親がストレスでホルモンバランスを崩し、胎児に影響が与えてしまう可能性
そういったストレスが母親の身体に影響を及ぼし、脱毛自体は胎児に悪影響は出していなくても、ストレスにより間接的に悪影響を与えてしまう事があります。
ストレスとうのは身体のリズムやホルモンバランスを狂わせますので、強いストレスを感じたり長期間ストレスを溜めていると、やはり胎児には悪影響を及ぼしてきます。
結局、妊娠中は脱毛しちゃダメなの?
「脱毛による胎児への影響がはっきりと解明されていない」、「余計な不安がストレスになり胎児に悪影響を及ぼす可能性がある」、この2点から、確実に胎児へ悪影響を出さないためには妊娠中の脱毛はしない方が良いでしょう。
妊娠期間は一生涯続くものでもないため、1年程度の妊娠が終れば胎児への影響を全く心配せずに思う存分脱毛できます。実際は悪影響はないかもしれませんが、下手に余計なリスクを追わない方が良いかと思います。
またそもそもの話となりますが、妊娠中というのはホルモンバランスなどが通常時と異なるため、脱毛効果というのが十分に得られません。
場合によっては全く脱毛効果が得られず費用も時間も無駄にしてしまう形になってしまう事もありますので、そういった意味でも妊娠中は脱毛はしない方が良いでしょう。