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赤ちゃんがシャンプーを嫌がるときの対処法!試してみたい6つの方法
赤ちゃんのお風呂タイムは、スキンシップも取れる楽しい時間。でも、赤ちゃんがシャンプーを嫌がって大泣きしてしまうと、疲れてストレスに感じることもありますよね。そこでここでは、嫌がる赤ちゃんに上手にシャンプーするポイントを紹介します。
そもそも赤ちゃんにシャンプーって必要なの?
あまり汚れが気にならない赤ちゃんに、わざわざ嫌がるシャンプーをする必要ってあるの?
と、疑問に感じるママも多いかもしれません。
ベビーシャンプーではなく、頭も洗える全身用のベビーソープを愛用している人も多いのではないでしょうか。
ここではまず、赤ちゃんにシャンプーが必要な理由を紹介します。
全身用ベビーソープでも大丈夫?
赤ちゃんのお風呂のとき、頭と体を分けて洗うのが大変だし、全身用ベビーソープでも特に洗い上がりに違和感がないので、シャンプーではなく全身用ベビーソープを使っているママは少なくありません。
赤ちゃんは、まだ髪が生えそろっていなかったり、大人のようにスタイリング剤などを付けたりするわけでもないので、全身用ベビーソープでも十分洗える気がしますよね。
ですが、いつまでも全身用ベビーソープを使っているわけにもいきません。
全身用ベビーソープからシャンプーに切り替える、ベストなタイミングは一体いつなのでしょうか。
匂いや髪の絡まりが気になりだしたらベビーシャンプーを!
赤ちゃんにベビーシャンプーを使い始めたきっかけとして、よく聞かれるものには、
- 髪が増えてベビーソープでは髪の絡まりや軋みが気になるようになった
- お風呂の後なのに、皮脂やフケが出るようになった
- 頭皮の汗の量が増えて、ベビーソープで落としきれなくなった
- 頭に湿疹などができて、病院でシャンプーの使用を勧められた
- 頭皮の匂いが気になるようになってきた
などの理由が挙げられます。
確かに、ベビーソープでは髪が長くなってくると、乾いた後にパサつきや絡みが出ることも多くなりますし、フケや皮脂が気になりだすことも多いです。
赤ちゃんの髪の洗い上がりに対し、「あれ?今までとちょっと違うな」と感じることがあったら、ベビーシャンプーへの切り替えを検討していきましょう!
赤ちゃんがシャンプーを嫌がる原因をチェック!対処法は?
それではここから、赤ちゃんがシャンプーを嫌がる原因とその対処法について、紹介していきます!
大人の目線からではなんでもないことでも、赤ちゃんの目線で見ると大泣きするほど嫌なことって意外と多いものです。
赤ちゃんをシャンプーするときは、ぜひここで紹介するポイントに注意してみてくださいね。
赤ちゃんが苦しい体勢になってない?
まだ椅子に座ってシャンプーするのが難しい赤ちゃんの場合、頭を手で支えて仰向けの状態でシャンプーしたり、膝に乗せて向かい合わせてシャンプーすることが多いですよね。
ですが、シャンプーを洗い流すとき、そのままの体勢では水が目に入ってしまいやすいため、赤ちゃんの体を前に倒して前髪などを洗い流していないでしょうか。
この姿勢を苦しく不快に感じる赤ちゃんは少なくないので、もし思い当たるようであれば一度やめてみましょう。
赤ちゃんが辛くない体勢のコツ
- ベビーバスを卒業した頃
膝の上に仰向けに寝かせ、片手で頭を支え、片手でシャワーを使う - つかまり立ちができるようになったら
湯船の縁につかまり立ちさせ、天井を向かせて顔に水がかからないようにシャワーする - 立ち姿勢or座り姿勢が安定してきたら
立った状態または座った状態で、下を向かせてタオルで顔を押さえる
赤ちゃんの成長状態や好みにより工夫が必要ですが、体勢次第でかなりシャンプーがやりやすくなります。
色々試して、ベストな体勢を見つけましょう!
洗うときに力を入れすぎていない?
赤ちゃんの頭を洗うとき、自分の頭を洗うように指先や指の腹で頭皮をこすると、痛みを感じて泣いてしまうことがあります。
赤ちゃんのシャンプーを早く済ませようと力が入ってしまうことも多いのですが、一度痛みを感じてシャワーに嫌なイメージがつくと、その後もしばらく苦労することになるので注意しましょう。
赤ちゃんを優しくシャンプーするコツ
赤ちゃんの場合はゴシゴシ頭皮をこするのではなく、手のひらに水をためて髪を受けながらすすぎ洗いをすると、刺激なくシャンプーすることができます。
また、爪を立てていないつもりでも爪が少し当たるだけで痛がることもありますので、赤ちゃんをシャンプーするときはできるだけ爪を短く切っておきましょう。
どうしても爪を切りたくない場合は、シャワーブラシなどを利用してみてください。
目に水が入ってしまっていない?
赤ちゃんは、目や鼻に水が入ったり、顔に水がかかったりすると嫌がって泣いてしまいます。
これは、鼻や口が水に浸かって呼吸できなくなることに対して不安を感じるためで、生命を守るという観点からすると正常な反応です。
とはいえ、これではシャンプーできませんし、赤ちゃんに慣れろというのも酷なので、できるだけ水がかからない工夫をしましょう。
使えるものはなんでも使う!顔に水をかけないコツ
顔に水がかかるのは嫌でも、濡れたタオルで顔を押さえるのは平気という子は多いです。
シャンプーの間、子供にタオルを持たせて水が目や鼻に入らないようにガードできるようにするだけで、シャンプーがラクにできるようになることは少なくありません。
また、タオルを自分で持てない赤ちゃんの場合は、顔にガーゼをかぶせてあげて水が直接顔にかからないようにしてみましょう。
シャンプーハットを使うのもおすすめですが、シャンプーハットはサイズが合わないと隙間が空いて意味がありませんので、購入の際によくサイズをチェックするようにしてくださいね。
お湯が熱すぎない?
季節にもよりますが、大人の適温であるシャワー温度38〜40℃のお湯は、赤ちゃんや幼児には熱く感じがちです。
特に、シャワーヘッドと頭までの距離が近い場合、特に熱く感じて嫌がる原因になります。
温度調整はしっかり!少し温めがポイント
赤ちゃんにシャワーする際は、「少しぬるめかな?」と感じる温度に調節しましょう。
風邪を引いてしまうのではないかと不安に感じますが、大人の皮膚には適温でも赤ちゃんの薄い皮膚には熱めのお湯はかなり刺激になります。
こちらの言葉が理解できるようなったら、頭にシャワーをかける前に子供の手や足にシャワーをかけて、お湯の温度がちょうど良いか確認してからシャワーすると大泣きのリスクを減らすことができます。
シャワーの水圧が強すぎない?
大人に心地良いシャワーの水圧は、赤ちゃんや幼児には強すぎる場合も。
また強めの水圧だと、水しぶきが跳ねて顔にかかるリスクもあります。
少し弱めかな?が水圧調節のポイント!
少し弱くて物足りなく感じる程度の水圧が、赤ちゃんや幼児にはぴったり!
そもそも赤ちゃんは髪の量が少ないので、シャワーの水圧が弱めでも十分洗い流すことができます。
シャワーの水圧を緩め、温度をぬるめに設定し、赤ちゃんの頭にシャワーヘッドを近づけてお湯をかけると、赤ちゃんの頭の形に沿って緩やかに水が落ちるため、赤ちゃんに刺激を与えることなくシャワーを終えられます。
この方法なら、シャワーによる刺激を極力抑えられますし、シャワー時の水音が頭に響いて泣いてしまう赤ちゃんにも負担なくシャワーできます。
赤ちゃんがシャワーのタイミングで泣いてしまうようなら、ぜひ試してみてくださいね。
シャンプーが目に染みているのかも?
なかなか気づきにくいことなのですが、シャンプーが目に染みて泣いてしまっている可能性があります。
まだ話すことのできない赤ちゃんの場合は判断基準が難しいですが、顔に水がかかっても平気なのにシャンプーを流す時だけ目を固く閉じて泣いてしまう、という状態であれば、シャンプーが目に染みている可能性を考えましょう。
目に染みにくいシャンプーの利用を検討しよう
ベビーシャンプーの中には、目に染みない・染みにくい成分で作られているものがあります。
いつもシャンプーを流すときだけ泣いてしまう場合は、一度これらのシャンプーを試してみましょう。
ただ、目に染みないシャンプーは目に入っても気がつかないことが多く、そのまま目に残ってしまうと角膜を傷つけてしまうリスクもあります。
これらのシャンプーを利用する際は、普段よりも念入りに流すようにして洗い残しがないよう気をつけてくださいね。
雰囲気作りも大切!赤ちゃんのシャンプーを楽しい時間にしよう♪
赤ちゃんが嫌がらずにシャンプーするためには、雰囲気作りも大切!
ママが「また今日も大泣きするのかな」とナーバスな気持ちになっていると、赤ちゃんもその空気を読み取って機嫌が悪くなってしまいがち。
赤ちゃんが好きなおもちゃを用意したり、泣いてしまっても優しい声かけでなだめたりできるようになると、赤ちゃんの気持ちも落ち着いてシャンプーしやすくなるはずですよ。
また、赤ちゃんのシャンプーは使用するシャンプーも大切!
せっかくシャンプーできても、大人用のシャンプーでは刺激が強すぎて肌荒れや頭皮トラブルの原因になりがちです。
こちらの記事で赤ちゃんにオススメのベビーシャンプーを紹介していますので、シャンプー選びに悩んでいるママはぜひ参考にしてみてくださいね。
お風呂の時間のストレスを減らして、赤ちゃんとのスキンシップ時間を楽しみましょう♪