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口の周りの乾燥、放置してませんか?効果的な改善法と保湿方法
口の周りの乾燥に悩んでいるという方はいませんか?実は私の高校生の娘も口の周りの乾燥に悩んでいたため、改善方法について調べてみました。 実際に試してみた方法についてはその感想もご紹介しましたので参考にしてみてくださいね。
口の周りが乾燥する原因は?
口の周りは摩擦が多い場所
口の周りは、食事の後に口を拭いたり鼻をかんだりなど摩擦を受けることが一番多い場所です。
また落ちにくい口紅を使っている方などは、それを落とすために口元を強い洗浄成分のクレンジングで洗ったり、ごしごしこすったりしがちです。
それも乾燥の原因になります。
口の周りをなめる癖も注意
また大人の場合は少ないかもしれませんが、口の周りを頻繁になめる癖のある方も口の周りが荒れやすくなってしまいます。
口の周りが乾燥するとなめたくなることもあるかもしれませんが、なめた部分の唾液が蒸発すると同時に皮膚の水分も一緒に蒸発し余計に乾燥を進ませてしまいます。
それでなくても口の周りは毎日の刺激が避けられない場所でもあるので、なるべく余計な刺激はかけないようにしたいですね。
冬から春にかけての空気の乾燥に注意
娘は冬から春先にかけて口の周りが乾燥することが多いように思いました。
これは空気の乾燥が関係しているようです。
空気が乾燥する冬から春先にかけては特に注意が必要なのですね。
さらに春先は、花粉が飛ぶ季節でもありそれによって肌のターンオーバーが乱れてしまうこともあります。
アレルギー体質の方は花粉などのアレルギー症状のために鼻をかむことも増えますよね。
その刺激によりますます口元の乾燥が進むことも考えられます。
アトピー性皮膚炎によるもの
アトピー性皮膚炎になると肌のバリア機能が低下し、乾燥しやすい状態になっています。
アトピー性皮膚炎の中には、口の周りにだけ症状が出るものもあり、この場合は口の周りに色素沈着が起こりやすくなります。
内臓の機能低下
内臓の不調が、肌の調子としてあらわれることもあります。
特に口の周りは胃腸の調子が悪いときに荒れやすいです。
ストレスや睡眠不足、刺激の多い食事は避けて、体の内側のケアも大切です。
便秘も口の周りのニキビや肌荒れを引き起こします原因になるので便秘の方は便秘の改善も同時に行っていく必要があります。
栄養の偏り
忙しくて外食やインスタント食品に頼ることが多くなると、栄養が偏りがちになってしまいます。
栄養が不足していると、肌をきれいに保つために必要な栄養素も足りなくなってしまいます。
口の周りの乾燥に有効な栄養素については後述します。
口の周りの乾燥を放っておくと大変なことに
乾燥した肌は刺激に対して敏感になっています。
その状態で刺激を受け続けると、お肌の奥のコラーゲンに傷がついてしまうことも。
放っておくと口の周りがしわだらけになってしまうということにもなりかねません。
そうならないためにも、口の周りの乾燥が気になる方は今からしっかりとケアするようにしてくださいね。
口の周りを乾燥から守る保湿方法とは?
口の周りを乾燥から守るためにはどのようなことに気を付けると良いのでしょうか?
それには口の周りを刺激から守ることと、スキンケアに気を配ることが大切です。
口の周りにバリア膜をつくる
口の周りを乾燥から守るためには、まず刺激から口の周りを守ることが大切です。
それには口の周りに「バリア膜」をつくると効果があります。
バリア膜を作る効果があるものには以下のものがあります。
ワセリン
こちらは薬局などでリーズナブルに購入できるためおすすめです。
べたべたするのが気になってしまうかもしれませんが、効果は抜群です。
ひどくならないうちから行うことでより効果が期待できるようです。
私の娘も使っていましたが、効果が見られました。
バリア膜を作ってくれるコスメを使う
お肌の潤いを保ちながらバリア膜も作ってくれるコスメが発売され話題になっています。
それが「decencia アヤナス ASクリーム」です。
べたつきがないのに、お肌を守る人工皮膜により刺激から肌を守ってくれます。
保湿成分も含まれているのでお肌の潤いも保ってくれます。
この「バリア膜」とは、decenciaの特許技術です。
この効果を試すことができるのは、今のところdecenciaのコスメだけのようです。
ほうれい線のケアにもなるので、興味がある方はお得なトライアルセットがあるようなので、おすすめです。
decencia アヤナス トライアルセット
また、メディアプラスゲルという商品もあります。
防腐剤などのアレルギーの元になる物質を一切使用していない保湿ジェルを50代の女性が書いたレビュー記事があるのでぜひご参考にしてみてください。
スキンケアに気を配り保湿をする
口の周りの乾燥にはただ保湿をするだけでは不十分です。
いつものスキンケアにひと手間加えて、きれいな口元を目指します。
洗顔は「手パッククレンジング」でこすらず優しく
口の周りを乾燥から守るためには、とにかくできるだけ刺激を避けることです。
そのため洗顔も、口の周りだけではなくお肌のことを考えてこすらずに優しく洗うことは大切です。
でも、メイクを落とすためには何となくこすらないといけないような気がしますよね?
でも、こすらなくても落とす方法があるんです!
それが「手パッククレンジング」です。
やり方はとっても簡単。
いつものクレンジング材を肌になじませ、こすらずに手のひらで優しくハンドプレスするだけです。
これだけでメイクはしっかりと落とすことができます。
蒸しタオル+オイルパック
ベビーオイルなどをそのまま塗っただけでは、乾燥がひどいときはなかなか良くなりません。
そんな時に効果的なのがベビーオイルなどのオイルを使ったオイルパックです。
美容オイルについては下記の記事もご参考にしてみてください。
蒸しタオル+オイルパックのやり方
- 洗顔後化粧水をなじませ口の周りにオイルを塗る
- サランラップでパックする
- その上から蒸しタオルをのせる
蒸しタオルの温度が冷めるまでそのままにしておきましょう。
蒸しタオルの作り方
蒸しタオルは電子レンジで簡単に作れるのでぜひ試してください。
- 濡らしたタオルをきつく絞りクルクルと手巻きしていく
- 電子レンジで温める(500wで1分が目安)
- 顔に触れても暑過ぎない程度に冷ます
オロナイン軟膏を塗る
我が家では皮膚の異常にはまずオロナイン軟膏を塗るのですが、うちの娘の口の周りの乾燥にも効果ありでした。
乾燥が解消するとともに、炎症もおさまるようでした。
それほど高価なものではないですので、一度試してみてはいかがでしょうか?
口の周りに刺激を与えないように気を付ける
日常生活の中で、口の周りへの刺激を避けることも大切です。
マスクを着用する
マスクで口の周りを覆うことで、乾燥や刺激を防ぐことができます。
特に春先は、マスクをすることで花粉やほこりなどの刺激からも守ることができますよ。
また、口の周りの乾燥しているときは、は赤みが目立ってしまい化粧の厚塗りで隠すしかない場合も、マスクを着用することで安心して外出できます。
娘もマスクを着用すると乾燥が和らいでいました。
口をふくときはウェットティッシュで
ウェットティッシュで口をふくことで、口元を清潔に保つことができますし、余計な摩擦も与えずに済みます。
ただしウェットティッシュはアルコールフリーのものを使うようにしてくださいね。
私は鼻をかみすぎて鼻の下がカサカサになってしまったときにウェットティッシュで鼻をかみます。
すると摩擦が減るからなのかカサカサしないので、口の周りの乾燥にも効果がありそうです。
辛い食べ物やシュウ酸カルシウムを含む食べ物は避ける
シュウ酸カルシウムとは、山芋などに含まれる物質です。
このシュウ酸カルシウムは針状結晶といってチクチクした形をしているので、皮膚への刺激が強いのです。
山芋を食べると口の周りがかゆくなることがあるのはそのためです。
また辛いものも口の周りにつくと刺激になるので気を付けてくださいね。
口の周りの乾燥改善・予防のために生活習慣に気を配る
毎日の生活の中でも、取り入れることで口の周りの乾燥を防げます。
口の周り乾燥予防のためにもぜひ実行してみてください。
加湿器で部屋の湿度を60%に保つ
空気の乾燥が進み、湿度が60%を切ると口の周りの乾燥が進みやすいといわれています。
加湿器などを使い、部屋の湿度は60%以上に保つようにしましょう。
ビタミンB2を多めにとる
栄養のバランスのとれた食事をすることはもちろん大切なのですが、その中でも特にビタミンB2を多めにとるようにしましょう。
ビタミンB2には粘膜を保護してくれる働きがあるため乾燥に効果が期待できます。
ビタミンB2は豚肉やうなぎ、卵、納豆やモロヘイヤなどに多く含まれています。
原因に合わせた方法で口の周りに潤いを
口の周りの乾燥の原因はいくつかあるため、人によってその原因は異なります。
そして原因ごとに効果のある方法も違いますので、乾燥の原因に合わせた方法を選択して試してみてくださいね。
口の周りの乾燥を防いで、いつまでも若さとキレイを保ちましょう!