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身近な食材で白髪予防!お金をかけず自宅で簡単、髪のアンチエイジング
年齢とともに目立ち始める白髪。
「白髪は年齢のせいだから仕方がない」とあきらめている方も多いですよね?
一度白髪が生えたらもう元には戻らないと思っている方も多いのでは?
でも、日ごろのケアで髪も若返りが可能なのです。
白髪の原因を知り、対策することで白髪を防ぐことができますよ。
今回は、家にあるものでできる簡単手軽な白髪の改善方法をお伝えします。
メラニン色素が不足すると白髪に!
髪の毛の色は、人によって様々です。
日本人の場合は黒い髪の方がほとんどですが、同じ黒でも真っ黒の方もいれば茶色っぽい方もいます。
これは、メラニン色素の量によります。
髪の毛の色は2種類のメラニン色素が関係している
髪の毛のメラニン色素には、「ユーメラニン」というものと、「フェオメラニン」というものの2種類があります。
- ユーメラニン
- 黒い色を作る色素
- フェオメラニン
- 黄色を作る色素
この2種類のメラニン色素の量の組み合わせにより髪の毛の色が変わります。
日本人に黒い髪が多いのは、ユーメラミンの量が多いためです。
では白髪はどのような状態なのかといえば、このどちらのメラニン色素も含まない状態です。
実は髪の毛というのは、できたときはすべて「白髪」なのです。
その白髪が成長していく過程でメラニン色素が混じり、髪の毛に色がつくのです。
生えてきた髪の毛が白髪のままだということは、髪の毛に混じる色素が足りない状態なのだということになります。
メラニン色素の原料になるのは「チロシン」というアミノ酸の一種です。
そしてこのチロシンが、「チロシナーゼ」という酵素と反応することでメラニン色素が作られるのです。
黒い髪が生えてくるには、「チロシン」が十分にあり、「チロシナーゼ」がしっかりと働くことが必要なのですね。
白髪になる原因は遺伝だけではない
以前は白髪は加齢や遺伝により起こるもので防ぐのは難しいと思われていたのですが、原因が少しずつ解明されるごとに、改善方法も明らかになってきています。
では、「チロシン」の量が減ったり「チロシナーゼ」の働きが低下したりするのはなぜなのでしょうか?
老化による酵素の減少
体内には様々な酵素があり、その酵素は年とともに減少してしまいます。それは「チロシナーゼ」も例外ではありません。
年を重ねるごとに白髪が増えるのは、このせいだったのですね。
栄養不足
ミネラル不足はチロシナーゼの働きを低下させてしまいます。
また、チロシンの生成にも栄養不足は悪影響。普段から栄養バランスに気を付けた食事をとることが大切です。
チロシンをサプリメントで増やす方法もありますが、チロシンは摂取しすぎてしまうとシミやそばかすの原因になることも。
食品からの自然な摂取ならそのような心配も少ないため食品からとることをおすすめします。
貧血
女性は毎月の生理や出産などで貧血になりがちです。
この「貧血」も白髪の原因となってしまうことがあります。
血液には体中に酸素や栄養を運ぶ大切な役割があります。その中にはチロシンも含まれています。
血液の量が減ってしまうということは、髪の毛に運ばれるチロシンの量も減るということになります。そのため貧血になると、白髪になりやすいのです。
ストレス
ストレスで白髪ができやすくなるということを聞いたことがある方も多いのでは?
ストレスは自律神経を乱してしまいます。自律神経が乱れることで血行が悪くなってしまい、髪の毛に栄養がいきわたらなくなってしまうのです。
そうなるとチロシンの量も減ってしまいますし、チロシナーゼの働きも低下してしまいます。
白髪の改善には、「チロシン」を増やし、「チロシナーゼ」の働きを促進することが大切なのですね。
そのためには外側からのケアはもちろん、体の内側からのケアを怠らないことが大切です。
では、白髪の改善には具体的にどのような方法があるのでしょうか?
お金をかけずにできる簡単な方法を集めてみました。
外側からケア
まずは、髪の毛の外側から直接ケアする方法です。
お家にあるもので簡単にケア用品が作れますので、お試しくださいね。
卵の薄皮ローション
チロシンもアミノ酸の一種ですが、髪の毛を作るためにはアミノ酸が欠かせません。卵の薄皮には、髪の毛を作る元となるアミノ酸が豊富に含まれています。
この栄養を頭皮に直接染み込ませることで、健康な髪の毛が生えてくるのを促してくれるのです。ただし、アレルギーを引き起こす場合もあるので使う前に必ずパッチテストを行いましょう。
材料
- 生卵 10〜15個
- ホワイトリカー(甲類焼酎) 200ml
作り方
- 卵を洗いカラを割り中身を出します。
- カラを水に1時間ほどつけ、カラの内側の薄皮をはぎとります。
- 薄皮を風通しの良いところでカラカラになるまで乾かします。
- 薄皮をガラス瓶に入れ、ホワイトリカーを注ぎ蓋をして冷暗所に1週間ほど置きます。
冷蔵庫で保管し、2週間ほどで使い切るようにしましょう。
ローションを直接頭皮につけて、1日2回ほどマッサージしましょう。
白髪だけではなく、薄毛にも効果的です。
紅茶のローション
白髪が気になる方は、白髪染めなどを頻繁に使っているという方も多いですよね。でも白髪染めは髪や頭皮に負担をかけてしまうため余計に白髪を増やしてしまう原因に。
そんな頭皮の傷みが気になる方におすすめなのが、「紅茶のローション」です。卵と同様紅茶にもアミノ酸が豊富に含まれています。
さらに紅茶の色素が髪に吸着されることで毎日使い続けると白髪を目立たなくする効果も。髪染めとは違って髪や頭皮を痛めることもないので安心ですね。
材料
- 紅茶のティーバック 3つほど
- 水 500ml
作り方
- 紅茶のティーバックをお湯で煮出す
- 冷ましたらスプレーボトルに入れる
冷蔵庫に保管し数日で使い切ります。
1日に2〜3回ほど、頭皮にスプレーしましょう。
髪が元気になり、白髪が生えるのを防いでくれます。
今生えている白髪も、紅茶の色素のおかげで少しずつ目立たなくなりますよ。
薄毛に悩んでいる方にも効果的です。
体の内側からケアして白髪を予防
先ほどもお伝えしたように、体の内側の原因によって白髪が増えることがあります。
体の内側からケアすることで白髪の原因を取り除き、白髪が生えてくることを予防することができます。
白髪に効果的な食品は、「貧血によいもの」「チロシンを増やすもの」「チロシナーゼを増やし働きを促すもの」が考えられます。
これらをすべて考えて取り入れるのは大変です。
でも、これらの効果をすべて得ることができてなおかつ手軽に取り入れられるものがあるんです。
しかも忙しい方でも調理いらずで簡単に取り入れられるのでおすすめですよ。
おすすめ食材その1 黒ゴマ
黒ゴマには血を補う作用があると考えられています。また、血行を促す作用もあります。
さらに黒ゴマは、漢方の世界では「若返り効果がある」とされています。
髪の毛だけではなく、美容や健康にもよさそうですね。
漢方では髪の毛のことを「血余」といいます。「血液が余ったら髪になる」という考え方です。
ゴマを食べて血液が増えることで、髪の毛が元気になり黒い髪が増えてきますよ。
黒ゴマは表面のカラが硬いため、そのままだと消化されず栄養分を取り入れることができません。
軽く炒るか、すって食べるのがおすすめです。
黒ゴマミルク
すったゴマを加えたドリンクなら、毎日手軽にゴマをとることができますよ。ゴマを自分でするのが面倒な場合はすりごまを購入しても大丈夫です。
でも刷りたてのものを使うほうがおいしいですし、効果も上がります。
材料
- 牛乳 200ml
- 黒ゴマ 大さじ1
- はちみつ 適量
作り方
- 牛乳をマグカップに入れ電子レンジで温める。
- すった黒ゴマを温めた牛乳に入れよくかき混ぜる。
お好みではちみつを加える。
大変おいしいのでおすすめです。
黒ゴマハニー
黒ゴマハニーは、はちみつにすりごまを混ぜるだけと作り方はとっても簡単。
パンに塗って食べるとおいしいのでおすすめです。毎朝パンを食べる方は、特に取り入れやすいですね。
ヨーグルトに混ぜて食べてもおいしいですよ。
黒ゴマ酒
毎晩晩酌する方におすすめなのが「黒ゴマ酒」
この黒ゴマ酒は、白髪だけではなく、血圧の低下や不眠にも効果があります。
毎晩飲むお酒に黒ゴマ酒を取り入れてみませんか?
材料
- 黒いりごま 500g
- ブランデー 1.8l
*焼酎でも可
作り方
- 広口瓶に黒いりごま500g、ブランデー1.8lを入れる。
- 10分ほど湯煎する。
- 上澄みを50mlグラスに入れお湯で割って飲む。
好きなお酒を飲みながら白髪対策ができるなんて、一石二鳥ですよね。
お酒好きな方は試してみてくださいね。
おすすめ食材その2 きなこ
きなこにも髪を健康にする働きがあります。
きなこには血行を促進するレシチンという成分や、若返りのビタミンと呼ばれるビタミンEが豊富です。
これらの働きにより頭皮の血行が良くなり髪への栄養がいきわたり白髪が改善されるのです。
牛乳きなこドリンク
材料
- 牛乳 200ml
- きなこ 大さじ1
- はちみつ 適量
作り方
- 牛乳をマグカップに入れ電子レンジで温める。
- きなこを温めた牛乳に入れよくかき混ぜる。
- お好みではちみつを加える。
ごまきなこドリンク
先ほどのごまをあわせてドリンクを作ってもおいしいですよ。
きなこと黒ゴマ、二つのパワーが合わさってより効果があるドリンクになりますよ。
材料
- 牛乳 200ml
- きなこ 大さじ1
- 黒ゴマ 大さじ1
- ココア 大さじ1
- はちみつ 適量
作り方
- 牛乳をマグカップに入れ電子レンジで温める。
- きなこ、黒ゴマ、ココアを温めた牛乳に入れよくかき混ぜる。
- お好みではちみつを加える。
牛乳の量などはお好みで調節してみてくださいね。
毎日の食事の中に様々な食材を取り入れるのはなかなか大変ですが、黒ゴマときなこなら、調理いらずで手軽に取り入れることができますね。
白髪が気になる方はぜひお試しくださいね。
白髪を染めたいけど、髪のダメージが気になる方は
白髪対策に白髪染めを使うと頭皮と髪にダメージを与えてしまうことがあります。染めた後のパサパサ感やギシギシ感はとても不快です。
特に頭皮へのダメージは白髪を増やす原因になってしまう恐れが・・・。
白髪染めの悩みを解決してくれる、頭皮にダメージを与える成分が入っていない、むしろ地肌をいたわり髪のダメージを補修してくれる白髪染めがあります。
「白髪を早くなくしたい」「美しい髪を取り戻したい」と思っている方には、天然由来の染料で髪の芯までしっかり染めてくれるこのアイテムがおすすめ。
ヘアカラートリートメント 〈ダークブラウン〉(La Sana)
白髪染で髪が傷む・・・。そんな悩みを解決してくれる、頭皮にも優しいヘアカラートリートメントです。髪のケアをしながら白髪を染めたい方におすすめ。髪のパサつきを抑えてつやつやの髪に導いてくれます。
詳しくみる髪に潤いを与え、キューティクルを補修してつや髪にしてくれる成分が含まれたヘアカラートリートメントなので、髪染めをしすぎたダメージヘアの黒染めにもお使いになれます。
白髪を改善して、見た目も中身も若々しく
白髪は見た目が老けて見える原因になります。
白髪が改善されるだけでも、十分に若々しい印象になりますね。
しかも白髪改善の方法は美容や健康にも効果的なものばかり。
白髪を改善させようと努力するうちに、体の中も若々しくなれますよ。
白髪はもう治らないとあきらめていた方。
今回ご紹介した方法を参考に、白髪改善を始めてみませんか?
白髪を改善して、見た目も中身もアンチエイジングしてくださいね。
髪の毛の潤いを毎日守る!パサパサからつや髪を取り戻す乾燥ケア
シャンプーの宣伝みたいな髪になりたい!と思ったことはありませんか?
つやつやでさらさらで、輝くみたいなキレイな髪!
でも、現実の自分の髪はパサパサ。
キラキラの艶髪は、テレビだけの話なのかしら・・・
ご安心ください。
艶髪はテレビや映画だけの話ではありません!
毎日のお手入れをちょっと変えるだけで、あなたも女優なみの艶髪を目指せるのです!
シャンプーの成分に注目!
ツヤのある、潤った髪…
コシのある、太い髪…
憧れの髪の毛を実現するために、最も基本的な対策はやはり“シャンプー”です。
今使っているシャンプーは、どんな洗浄成分か分かりますか?
もし分からなければ、シャンプーそのものを見直すのがベストです。
これらの記事を参考にしてください。
艶髪の決め手は「植物油」?!
艶髪がキラキラしてるのは皮脂分のおかげ。適度な油分を与えると、髪は艶髪になるのです。
ヘアケアコーナーで椿油やあんず油が売っているのは、植物油を髪に伸ばすとつやつやになるから。
スーパーで売っている植物油も、髪に使えるものがあります。
髪に使える油の中で、不動の人気を誇るのが大島椿。
使い勝手や品質、仕上がりの良さがバツグンなのです。@cosmeで史上最高の賞「特別総合大賞」を受賞しました。
大島椿 40mL
椿の種子から作られた100%天然の椿オイルです。髪を乾かした後、適量をかみに塗ることで潤いを保ち、艶髪へと仕上げてくれます。頭皮のマッサージやスキンケアにも使える最高品質の椿オイルです。
詳しくみるつげ櫛の専門店でも、高品質の椿油を販売しています。
続日本紀には「西暦777年、外国の人に椿油欲しいなと言われたから、プレゼントしました」という内容の記述があります。
1000年以上の歴史を持つ、超ロングセラーのヘアケア用品なのです。
パサパサ髪は水分量が足りない
一方、パサパサ髪の原因は乾燥。要するに水分不足です。
手を洗いすぎると乾燥してカサカサします。髪も洗いすぎると乾燥でパサパサになるのです。湿度が低い季節には、空気の乾燥の影響を受けることもあります。
パサパサ髪の乾燥は、椿油などの油分が解決してくれます。
超ロングヘアで有名な平安美人は、椿油で髪のお手入れをして、洗髪の回数を減らしていました。
髪に油分が欠かせないこと。シャンプーをやりすぎると髪にダメージを与えること。
この2つが知られているというより、すっかり定着していたのです。
平成の現代でも、椿油などで油分を補い、シャンプーを丁寧に行うだけで、平安美人を超える艶髪になれます。
シャンプーはブラッシング・タイムでスタート!
艶髪への近道は、毎日のシャンプーを丁寧に行うこと。
ではさっそくシャンプーを。
と、シャンプーボトルを手に取りたくなりますが、シャンプーする前に、ブラッシングする時間を取りましょう。
ほどいただけ、もつれたままの髪をシャンプーすると、髪に負担をかけてしまいます。
ブラッシングで頭皮マッサージ
ヘアブラシの毛先を頭皮にしっかり届けながらブラッシングすると、心地良い頭皮マッサージになります。
ブラッシングの回数は好みですが、50回から100回、人によっては200回行う人もいます。
強くゴシゴシこするのは、髪や頭皮によくありません。
あくまでも優しく、大切な誰かの髪をブラッシングしてあげる気持ちで行うと、うまくいきます。
ヘアブラシによる頭皮マッサージって、心地良いというほど、心地良いの?
そう思われる方は、ヘアブラシの種類をチェックしてください。
老舗のヘアブラシメーカーや、ヘアサロンが提案するスペシャルなヘアブラシは、想像以上に使い心地が違います。
品質の良いヘアブラシを使うと、それだけで艶髪に近づくのです。
さらに、設計の優れたヘアブラシは、誰が持っても髪や頭皮に加わる力がちょうど良くなるようにできています。
何も考えずにブラッシングするだけで、頭部の血行が良くなり、ほんわか温まってきます。
上手な洗髪は、シャンプーひかえめ
ブラッシングが終わったらシャンプーです。
-
最初に「予洗い」。37度前後のお湯だけで、頭皮と髪をすすぎます。
このとき、まだシャンプーはつけません。
髪と頭が温まるまで、しっかりお湯を通しましょう。 -
シャンプーを少量だけ泡立てて、一回目のシャンプーをします。
ほんっとの少量です。500円玉くらいが目安と言われています。
そんな少量では泡立たないし、髪がキレイにならないのでは?と思われるかもしれませんが、もし泡立てがうまくいかなかったら、洗顔用の泡立てネットを試してみてください。
泡立てネットでシャンプーを泡立てると、たくさん泡ができます。髪に均一になめらかに泡が伸びていきますし、髪への負担も最低限。汚れ落ちが良くなって、髪はふんわり。シャンプー後の仕上がりが一味違うのです。
-
一回目のシャンプーをすすぎ、二回目のシャンプーも同じくらいの使用量で行います。
可能であれば、一回目のシャンプーより少なめの量、半分くらいにしてください。
予洗いでほとんどの汚れが落ちているので、どっさりシャンプーを使う必要はありません。
トリートメントは、艶髪を左右する?!
トリートメントの段取りは、艶髪になるかどうかを左右する大切な場面。
さっとつけて、さっと流してもなんとかなりますが、ひと手間かければ、艶髪への大きな前進です。
-
手で髪をまとめて軽くしぼり、シャンプー後の水分を取ります。
濡れた髪はいたみやすいので、力を入れすぎないように。
タオルドライするとより丁寧です。 -
トリートメントは、髪を包み込むくらいの充分な量をつけていきます。
毛先を中心に、髪だけにつけます。頭皮につかないように気をつけましょう。
-
ホットタオルで髪を覆い、5分放置してから、よくすすぎます。
しっかりすすいでも充分にうるおいが残るようになっていますから、きちんとすすぎましょう。
トリートメントが髪や頭皮に残っていると、皮膚トラブルの原因となります。
タオルドライは必須。それからドライヤー
シャンプーが終わったら、ドライヤーです。
濡れた髪にいきなりドライヤーを当てるのではなく、タオルドライをします。
髪(頭部)を乾いたタオルで包んで、8秒待つ。
これだけです。
8秒が10秒でも良いのですが、ともかく髪を包むだけ。
タオルを動かさず、髪をこすらず、タオルに水分が吸収されるのを待つのです。
タオルドライ一回で足りない時は、いったんタオルを外します。
タオルの向きを変えるか、二枚目のタオルを使って、もう一度「髪を包んで8秒」を行います。
これで髪へのダメージは最低限。
タオルで直接、髪や頭皮をこするのは、どうしても気になる場所だけにします。
ドライヤーの時もトリートメントをつける
ドライヤーは、洗い流さないタイプのトリートメントをつけてから。
ドライヤーを髪に近づけすぎないこと、髪の一ヶ所に長時間当て続けないのがコツです。
髪が完全に乾くまで温風を当て続けたり、温風だけでドライヤーをするのは、パサパサ髪の原因となります。
髪全体がだいたい乾いたら、冷風で仕上げましょう。
艶髪に見えるヘアカラーがある!
毎日のヘアケアを丁寧に行うだけで、誰でも艶髪が手に入ります。
もっと確実に艶髪を獲得する方法が、艶髪タイプのヘアカラーをすることです。
ただし、ヘアカラーの中でも、艶髪に見える色、見えない色があります。
艶髪なのに、艶髪じゃない?!
艶髪なのに、見た人から「艶髪じゃない」とカン違いされやすい色があります。
ライトなハイトーンカラーです。
日本人は黒髪を見慣れているので、明るい髪色を見かけると、とっさに「いたんで色あせた髪?」と思いそうになるのです。
美容院などでは「ハイトーン&ツヤツヤ」のヘアカラーを選びましょう。
「ハイトーン&つや無し」だと、「髪がいたんでいる」「艶髪じゃない」の印象だけが残ってしまいます。
艶髪に見えやすい色は?
艶髪に見えやすい髪色は、ブラウン系だと言われています。
ピンクブラウン、ショコラブラウンなど暗めの落ち着いた色、トーンでいえば7〜8くらいです。
人によって似合う色が違いますし、その時々の流行色もあります。
美容院で、艶髪に見えるカラーをたずねてみましょう。
髪は丈夫に見えますが、一本一本は細くて繊細、表面もデリケートです。
毎日の優しいお手入れと、キラキラのヘアカラーで、艶髪をめざしましょう!
みんなは妊娠中のヘアカラー・パーマはどうしてる?胎児への影響は?
「お腹の中の赤ちゃんは、ママが見ているものを何かの力で感じ取っている」という説があります。
ママが「私って美人だなー」と思って鏡を見ている時、赤ちゃんも「ママって美人だなー」と感じている可能性が高いのです。
それを思うと、妊娠中でもステキな自分でいたいもの。
美肌はもちろん、ヘアケアもきちんとしたいものですが、心配なのは胎児への影響です。
ヘアカラーやパーマをするには、専用の薬剤を使わなければなりません。
髪の見かけだけキレイにできても、赤ちゃんに悪影響があったらたいへんです。
妊娠中のヘアケアでは、どんなことに気をつければ良いのでしょうか。
1. 妊婦がヘアカラーをすると、心配されちゃう?
化粧水をちょっとだけ、手のひらにすりこんでみてください。化粧水は皮膚に浸透して、手がしっとりします。
その化粧水は、見かけだけ眺めていると、手のひらの表面だけにしみこんだように思えます。
しかし「化粧水を手のひらにつけると、身体のどこまで浸透するか」は、誰かが研究して測定する方法を考え出さないと、見かけだけではわかりません。
見かけどおり手のひらの表面だけに浸透したのかもしれませんし、ゆっくりと時間をかけて全身に広がっていくかもしれないのです。
ヘアカラーやパーマの時に使われる薬剤も、これと同じです。
頭皮を通してどこまで身体に拡がっていくのか、明確に研究した事例はありません。
頭皮の表面に付着するだけで、全く拡がらないかもしれませんし、誰かが思い立って研究してみたら、「薬剤は全身に広がり、予想外のところまで届いていることが判りました」となるかもしれません。
正解がなんであるのか、とても判りにくい問題なのです。
一般的には「妊娠中にヘアカラーやパーマをしても胎児に影響しない」とされています。
しかし、胎児が絶対に安全であると証明した研究もないので、「ヘアカラーをした妊婦さんを見ると心配になる」という人が多いのです。
2. 妊婦はヘアカラーやパーマをしないほうがいいの?
「胎児にとってヘアカラーやパーマが絶対に安全である」と証明した研究は今のところありません。
だから妊婦は胎児の安全を優先して、ヘアカラーやパーマをしないほうがいいと考える人も多いのですが、実際には難しいもの。
妊娠期間は10ヵ月近くあり、妊娠したと判ったら、ヘアカットもヘアカラーもパーマもしないというのは、現実的ではないからです。
美容院に行くタイミングによっては、ヘアカラーの色が抜けてしまったり、パーマが取れかけてしまったり。髪が伸びすぎてしまうこともあるでしょう。
つわりがおさまったり、体調が安定している日を選んで美容院に出かけるという妊婦さんがほとんどのようです。
妊娠中のシャンプーはたいへんですから、妊娠が判ったら早めに美容院に行き、ショートカットにするという女性もいます。
「赤ちゃんになにかあったらいけないから、ヘアカラーは厳禁だわ」と、ウツウツふさいだ気分で過ごすより、美容院と相談して、最適な方法でキレイな髪にしてもらいましょう。
美容院に妊娠中であることを伝えておけば、腰に枕を当ててくれたり、ヘアカラーの待ち時間が短くなるように工夫してくれたりと、いろいろな配慮をしてもらえます。
「胎児にとってヘアカラーやパーマが絶対に安全である」と証明した研究がないのと同じで、「ヘアカラーやパーマが絶対に危険である」と証明した研究もないのですから、心配しすぎてストレスをためる方が良くありません。
3. ヘアカラーやパーマより心配な「ニオイ」?!
一般的には、妊娠中でもヘアカラーやパーマをして良いとされています。もちろんヘアカットも大丈夫です。
ですから心配しすぎないで美容院にお出かけいただきたいのですが、ヘアカラーやパーマより気をつけないといけないのが「美容院のニオイ」です。
妊娠中はホルモンバランスの影響でニオイに敏感
妊娠中はホルモンバランスが変化するので、思わぬ体調の変化があります。
いつもは気にならない、キレイになれる期待でワクワクする美容院のニオイが「いつもと違う」「きつく感じて気分が悪い」ということになりやすいのです。
美容院で長時間同じ姿勢をとり続けることも、普段なら楽しい時間ですが、妊娠中は負担になってしまうことがあります。
これを防ぐためには、あらかじめ美容院を予約して待ち時間を減らす、天候や体調の良い日を選んで出かけるなど、無理をしないことが大切です。
4. 市販のヘアカラーなら出かけずにすむ?!
美容院まで出かけなくてすむように、市販のヘアカラーを使うことを思いつくことがあります。
しかし市販のヘアカラーを使って自分で染毛することは、妊娠中はおすすめできません。
妊娠中は身体も皮膚もデリケートになっています。
使ったことのあるヘアカラーだとしても、普段と体調が違っていて、ニオイで気分が悪くなってしまうかもしれません。
市販のヘアカラー薬剤は刺激が強いので注意
それにヘアカラーには刺激の強い成分や、かぶれやすい成分が配合されていることがあります。
さらに、美容院で使われている薬剤より、市販のヘアカラーの方が刺激が強いのです。
とくに「ジアミン」という成分が含まれている市販のヘアカラーは、かぶれやすいと言われます。
妊娠中ではない、ヘアカラーが初めての人でも、その日の体調によってかぶれてしまうことがあるのです。
ヘアカラーやパーマは、専門知識のあるスタッフに相談しながらヘアケアできる美容院に行きましょう。
5. 天然成分のヘナなら、妊娠中でも大丈夫?!
天然成分100%のヘナは、不動の人気を誇る染毛剤です。
トリートメント効果が高いうえ、髪を脱色せずに染めるので髪がいたみません。
天然成分100%であってもパッチテストをしたほうが良い
「妊娠中こそ、赤ちゃんのためにヘナを使わなければ」と思いたつ女性が多いのですが、天然成分だからといって身体への負担が無いわけではありません。
まず、毎回のパッチテストは必須です。
天然成分でも、そうでないものでも、ヘアカラーによるアレルギー症状はいつ起こるかわかりません。
妊娠中は普段と体調が変わります。
いつもヘナを使っている女性でも「妊娠したら、なぜかヘナを使いたいと思わなくなった」と染毛をお休みしたり、ヘナのニオイが急にイヤになったというケースもあります。
ヘナを使うと体が冷えやすくなるので要注意
しかもヘナで髪を染めると、身体が冷えやすいと言われています。
妊娠中は身体を冷やすのがもっとも良くありませんから、注意が必要です。
自宅で使いやすいのもヘナの人気の理由ですが、体調がデリケートな妊娠中は、美容院と相談しながら使うのがおすすめ。
天然成分であっても、使う時に気をつけることは他のヘアカラーと同じなのです。
6. ヘアカラーやパーマに迷った時は、こうする?!
胎児にとってヘアカラーやパーマが危険なのか安全なのかは、迷うところです。
「妊娠中のヘアカラーやパーマは胎児に影響しない」とされていますが、決定的な証明をした実験は今のところありません。
出産すると羊水からシャンプーのニオイがすることが知られているため、「頭皮から吸収したものは子宮まで届いて、赤ちゃんに影響してしまう」というイメージも強くあります。
こうなるとますます迷ってしまい、どうすればよいか困ってしまいますが・・・。
妊娠中は赤ちゃんを護るための直観に従ってみる
一つのヒントにすぎませんが、「妊娠中は赤ちゃんを護るための直感が強くなるので、それに従った方が良い」という説があります。
たとえばヘナの場合。
「ヘナのニオイがイヤだわ」と感じる時は、ヘナが体調に合っていないとき。
ヘナのニオイが特に気にならないときは、ヘナを使っても問題ない体調だと思われるのです。
ヘアカラーやパーマのこと、他のことでも。
妊娠中、なにかの選択に迷った時は、自分の直感に聞いてみるのはいかがでしょうか?