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妊娠中は脱毛はしていいの?胎児に与える影響が心配・・・
女性であれば妊娠中でもキレイでいたいと思うもの。赤ちゃんの健康のためにも、妊娠中のスキンケアは胎児への影響が出ないようオーガニックのクリームを使用したりと、デリケートなケアが必要です。
妊娠中のムダ毛処理には、痛みや無理な刺激を与えないように気を配りたいものです。そこで妊娠中の脱毛についてすこし考えてみたいと思います。
妊娠中の脱毛は胎児に影響はないと言われているが・・・
まず脱毛というのは大きく分けて2タイプあります。カミソリなどで体毛を剃る(もしくは抜く)脱毛と、フラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器などの脱毛器を使った脱毛です。
カミソリなどで体毛を剃る脱毛は、いわゆる”除毛”に分類されてくるものですので、妊娠中に行なっても問題ありません。
フラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器の胎児への影響は?
心配になるのがフラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器などの脱毛器を使った脱毛ですが、こちらも胎児にはさほど影響は無いと言われています。
刺激の弱いフラッシュ脱毛器はもちろん刺激が強いレーザー脱毛器の場合であっても、脱毛器の光は胎児までは届かず、もし副作用などが出てもあくまでも母親の肌だけに留まる話となるため、胎児にまでは影響しないと言われています。
このため表向きは脱毛器を使った脱毛でも、妊娠中に行なって問題は無いと言われています。
とは言っても、脱毛による胎児への影響ははっきりと解明されていない
前述の通り、妊娠中の脱毛は直接胎児には悪影響はないと言われています。
にも関わらず、一方で脱毛雑誌などでは「妊娠中は脱毛はしない方が良い」と注意深く述べられています。実際の脱毛クリニックなどでも妊娠中の方には脱毛サービスを禁止している店舗も多いです。
何故こういった食い違いが起きているかといいますと、胎児への影響がはっきりと解明されていないという事が関係していると思われます。
フラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器を使った脱毛法はまだ歴史が浅く、本格的に普及してから20年程度しかたっていません。このため、妊娠中の胎児への影響はもちろん、妊娠していない方の身体への影響というのも未だはっきりと解明されていないのです。
この辺はもう少し歳月が流れ統計データなどが出てくれば、はっきりしてくるかと思われます。
多くの脱毛クリニックは妊娠中の脱毛を勧めていない
なんにせよ今現在は、本当に脱毛が胎児へ影響がないかははっきりとしていません。
脱毛雑誌や脱毛クリニックは、「妊娠中は”脱毛効果が得られないから”脱毛はしない方が良い」といった理由付けて脱毛を勧めていませんが、これはあくまで建前で、実際は胎児への影響がはっきりしていない事が根本的な理由と考えられます。
脱毛によるストレスが胎児に影響を与える事も
脱毛による胎児への影響ははっきりと解明されていないものの、実際は本当にフラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器の光は胎児には何の影響もないかもしれません。ですが脱毛器を使用すると痛みを伴いますし、場合によっては皮膚が変色したりヤケドしたりも出てきます。
そういった症状を実際目のあたりにすると、「これ胎児にも影響あるのでは?」とどうしても疑惑を持ってしまうものです。そして、巷で言われている「妊娠中は脱毛はしない方が良い」という噂が拍車をかけ、疑惑がより大きくなり、大きな不安・ストレスに変わってしまう恐れも十分考えられます。
母親がストレスでホルモンバランスを崩し、胎児に影響が与えてしまう可能性
そういったストレスが母親の身体に影響を及ぼし、脱毛自体は胎児に悪影響は出していなくても、ストレスにより間接的に悪影響を与えてしまう事があります。
ストレスとうのは身体のリズムやホルモンバランスを狂わせますので、強いストレスを感じたり長期間ストレスを溜めていると、やはり胎児には悪影響を及ぼしてきます。
結局、妊娠中は脱毛しちゃダメなの?
「脱毛による胎児への影響がはっきりと解明されていない」、「余計な不安がストレスになり胎児に悪影響を及ぼす可能性がある」、この2点から、確実に胎児へ悪影響を出さないためには妊娠中の脱毛はしない方が良いでしょう。
妊娠期間は一生涯続くものでもないため、1年程度の妊娠が終れば胎児への影響を全く心配せずに思う存分脱毛できます。実際は悪影響はないかもしれませんが、下手に余計なリスクを追わない方が良いかと思います。
またそもそもの話となりますが、妊娠中というのはホルモンバランスなどが通常時と異なるため、脱毛効果というのが十分に得られません。
場合によっては全く脱毛効果が得られず費用も時間も無駄にしてしまう形になってしまう事もありますので、そういった意味でも妊娠中は脱毛はしない方が良いでしょう。